JPH0628663Y2 - 圧力検知装置 - Google Patents

圧力検知装置

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JPH0628663Y2
JPH0628663Y2 JP1986001033U JP103386U JPH0628663Y2 JP H0628663 Y2 JPH0628663 Y2 JP H0628663Y2 JP 1986001033 U JP1986001033 U JP 1986001033U JP 103386 U JP103386 U JP 103386U JP H0628663 Y2 JPH0628663 Y2 JP H0628663Y2
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JP
Japan
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pressure
sensor
case
diaphragm
output
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JP1986001033U
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勝広 南
仁 岩田
賢一 木下
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車のターボの過給圧等の圧力を検知して電
気的な信号に変換する圧力検知装置に関する。
〔従来技術〕
例えばエンジンにターボを装着した自動車ではターボの
過給圧を認識するために過給圧が印加される位置に半導
体圧力センサを設け、この半導体圧力センサからの信号
を処理して過給圧に応じた信号を車内に設置した圧力計
に出力するようにしていた。また、ターボがエンジンに
対して過給状態であることや、故障等で過給圧が異常上
昇した時に運転者にこのことを警告するために、半導体
圧力センサと同様に過給圧が印加される位置に圧力スイ
ッチを設け車内に設置したターボ表示灯や警告灯を点灯
していた。
しかしながら上記構成によればターボの過給圧が印加さ
れる所定の位置に半導体圧力センサと圧力スイッチの2
個を設け、夫々に信号を処理して出力する処理回路を接
続しなければならず構成が複雑であるという欠点があっ
た。
この場合、半導体圧力センサに圧力スイッチの機能を一
体化することが考えられるが、そのような構成では、電
子部品全体の重量が増大してしまって、自動車のように
振動が極めて大きな環境で使用するには不適である。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、ケース内に圧力検知センサを有するダイヤフラムを
配設するとともに該ケース内に圧力源からの圧力に応じ
たリニア信号を出力する機能と圧力が設定値になった時
にコンパレート信号を出力する機能とを有する電子回路
が搭載されたプリント基板を配設することにより構成を
簡単化し得、さらには耐振動特性を向上することができ
る圧力検知装置を提供するにある。
〔考案の要約〕
本考案は圧力源からの圧力がホース等を介して伝達され
ると圧力に応動して変位する薄肉な圧力応動部を有する
ダイヤフラムをケース内に設け、このダイヤフラムに付
設されたピエゾレジスティブな厚膜または薄膜からなる
圧力検知センサからの検知出力を処理して圧力源の圧力
に応じて変化される信号を発生するリニア出力回路及び
圧力が設定値になった時に信号を発生するコンパレート
回路を有する電子回路が搭載されたプリント基板をケー
ス内に配設すると共に、前記ケースに形成された隔壁の
上端に前記プリント基板を当接したことを特徴とするも
のである。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。1は上面が開口したケースで、このケース1の底面
に孔2が穿設されている。また、ケース1には隔壁1a
が一体に形成され、その隔壁1aによりセンサ室1b及
びコネクタ室1cが形成されている。3は段付円筒状の
センサボディでこれの略中央部に一体に形成されたフラ
ンジ4をケース1の内面に当接させ、このフランジ4の
隣接させて形成されたネジ部5にナット6を締付けるこ
とによって該センサボディ3がケース1の底面に固定さ
れている。このセンサボディ3のネジ部5より下方はネ
ジ部5より細径になっていて、ここに圧力源例えばター
ボ付エンジンのインテークマニホールド等に一端が接続
された図示しないホースの他端が接続されている。7は
センサボディ3の上端面に一体に形成されたフランジで
あり、また8はセンサボディ3内の中央を上下方向に貫
通している貫通孔である。9はフランジ7上に固着され
ることによりセンサ室1bに位置する例えばセラミクス
で成形された扁平容器状の検出部たるダイヤフラムで、
これは周囲部を除く中央部に薄肉な圧力応動部10が形
成されるとともに該圧力応動部10の下面側に前記貫通
孔8と連通する空間部11が形成されている。12,1
3,14,15は圧力応動部10の上面に印刷及び焼成
されたピエゾレジスティブは厚膜抵抗体で、夫々圧力応
動部10の上面に印刷配線によりブリッジ接続されて圧
力検知センサ16を構成している。ここで厚膜抵抗体1
2,13,14,15は引張応力に対して抵抗値が増大
し圧縮応力に対して抵抗値が減少する。17はケース1
内の上部に配されたプリント基板またはセラミクス回路
基板で、これに形成された電子回路18はIC化されて
いて第2図に示す電源回路19,リニア出力回路20,
コンパレート出力回路21から構成され、夫々の回路は
第2図に示すA,B,C,D部でピン22を介して夫々
の厚膜抵抗体12,13,14,15と電気的に接続さ
れている。ここでリニア出力回路20は厚膜抵抗体1
2,13,14,15から発生する信号を処理して過給
圧に応じたリニア出力を外部及びコンパレート出力回路
21に出力し、コンパレート出力回路21はリニア出力
回路20から入力されたリニア出力をコンパレート値と
比較して外部にコンパレート出力1及び2を出力するも
のである。23はケース1内で基板17に接続されたケ
ーブルで、リニア出力回路20から出力されるリニア出
力と車内に設置される圧力計24とを接続するととも
に、コンパレート出力回路21から出力されるコンパレ
ート出力1及び2を夫々ターボ表示灯25と警告灯26
に接続するものである。尚、基板17はその下面を隔壁
1aの上端に当接させた状態で上部をエポキシ等の封止
材27で封止はされケース1内に固定されている。
次に上記構成の作用について説明する。図示しないエン
ジンを始動するとインテークマニホールドが負圧にな
り、自動車が走行してエンジンの回転数が上昇するとタ
ーボが作動してエンジンに過給を始め、インテークマニ
ホールドの圧力が正圧になり、インテークマニホールド
の圧力が図示しないホースを介してセンサボディ3内の
貫通孔8から空間部11へ伝達される。すると圧力応動
部10は薄肉に形成されているので、インテークマニホ
ールド(圧力源)の圧力に応じて凹凸状に変位し圧力検
知センサ16を構成している厚膜抵抗体12,13,1
4,15が延び縮みする。そして、インテークマニホー
ルドの圧力が負圧で圧力応動部10が凹状に変位した時
は厚膜抵抗体12,14は収縮(抵抗値減少)し、厚膜
抵抗体13,15は引張られ(抵抗値増大)て第2図に
おいてC部(OUT(−))を基準とすれば、B部(O
UT(+))はC部よりも負圧に応じた低電位となり、
また、正圧で応力応動部10が凸状に変位した時は厚膜
抵抗体12,14は引張られ(抵抗値増大),厚膜抵抗
体13,15は収縮(抵抗値減少)してB部はC部より
も正圧に応じた高電位となる。従って、夫々の厚膜抵抗
体12,13,14,15の抵抗値がインテークマニホ
ールドの圧力に応動しながら変化して基板17上のリニ
ア出力回路20に伝達され処理されるので、該リニア出
力回路20からは圧力源の圧力に応じて変化するリニア
出力が出力され、圧力源の圧力に応じた圧力値が圧力計
24によって指針される。またコンパレート出力回路2
1から出力されるコンパレート出力1のコンパレート値
は圧力源の圧力が正圧になった時に信号が出力されるよ
うに設定されており、コンパレート出力2のコンパレー
ト値はこれ以上エンジンに過給すると危険であることを
示す許容値になると信号が出力されるように設定されて
いる。従って、エンジンの回転が上昇してターボが作用
し、これに基いてインテークマニホールドの圧力が正圧
になると、ターボ表示灯25が点灯され、また何らかの
故障でインテークマニホールドの過給圧がコンパレート
出力21のコンパレート値を超えると、警告灯26が点
灯され運転者に警告する。
上記構成によれば、センサボディ3に圧力源からの圧力
を印加すれば圧力に応じたリニア出力と圧力が設定値に
なった時に発生するコンパレート出力を得ることができ
るとともにセンサボディ3,ダイヤフラム9,電子回路
18が実装された基板17を一つのケース1内に配設し
たので、構成が簡単化され、さらにセラミクス製のダイ
ヤフラム9の一面に厚膜抵抗体12,13,14,15
を印刷し他面に圧力が印加されるようにしたので、圧力
源に含まれるガソリン等に厚膜抵抗体12,13,1
4,15が接触することもなく耐腐食性が向上する。
また、上記実施例によれば、プリント基板17の下面は
隔壁1aの上端に当接した状態でケース1内に配設され
ているので、プリント基板17に搭載された電子部品の
重量は隔壁1aにより支持されている。従って、上記構
成の圧力検知装置が自動車のように振動が大きい環境で
使用された場合であっても、プリント基板17が振動に
より下方に変形してしまうことはないので、耐振動特性
を向上することができる。
尚、上記実施例ではダイヤフラムをセラミクスで成形し
圧力検知センサを厚膜抵抗体としたが、セラミクス以外
の例えば金属ダイヤフラムを用いてもよく、また薄膜抵
抗で圧力検知センサを形成したもよく要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できるのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は上記説明から明らかなように同一のケース内に
圧力源の圧力を検知するピエゾレジスティブな厚膜また
は薄膜からなる圧力検知センサを有するダイヤフラム
と、この圧力検知センサからの検知出力を処理して圧力
に応じて変化される信号を発生するリニア出力回路及び
圧力が設定値になった時に信号を発生するコンパレート
出力回路を有する電子回路が搭載されたプリント基板を
設けると共に、そのプリント基板をケースに形成された
隔壁の上端に当接させたので、構成が簡単化され、さら
には耐振動特性を向上できるという効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断面図、第
2図は電気的構成図である。 図中、1はケース、1aは隔壁、1bはセンサ室、3は
センサボディ、9はダイヤフラム(検出部)、10は圧
力応動部、12,13,14,15は厚膜抵抗体、16
は圧力検知センサ、17は基板、18は電子回路、20
はリニア出力回路、21はコンパレート出力回路であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−10607(JP,A) 特開 昭59−57135(JP,A) 実開 昭57−54035(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隔壁により仕切られたセンサ室が形成され
    たケースと、このケースの前記センサ室に検出部が位置
    するように設けられ圧力源からの圧力がホース等を介し
    て伝達されるセンサボディと、このセンサボディの前記
    検出部に設けられ前記圧力源からの圧力に応動して変位
    する薄肉な圧力応動部を有するダイヤフラムと、このダ
    イヤフラムの圧力応動部に付設されたピエゾレジスティ
    ブな厚膜または薄膜からなる圧力検知センサと、前記ケ
    ース内に前記隔壁の上端に当接するように配設され前記
    圧力検知センサからの検知圧力を処理して前記圧力源の
    圧力に応じて変化される信号を発生するリニア出力回路
    及び前記圧力源の圧力が設定値になった時に信号を発生
    するコンパレート出力回路を有する電子回路が搭載され
    たプリント基板とを具備してなる圧力検知装置。
JP1986001033U 1986-01-08 1986-01-08 圧力検知装置 Expired - Lifetime JPH0628663Y2 (ja)

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JPS62114332U JPS62114332U (ja) 1987-07-21
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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754035U (ja) * 1980-09-12 1982-03-29
JPS5810607A (ja) * 1981-07-11 1983-01-21 Nissan Shatai Co Ltd 自動車用センサ
US4460355A (en) * 1982-06-11 1984-07-17 Ivac Corporation Fluid pressure monitoring system
JPS597234A (ja) * 1982-07-05 1984-01-14 Aisin Seiki Co Ltd 圧力センサ

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