JPH06285829A - ハニカム構造、その製造方法および装置 - Google Patents

ハニカム構造、その製造方法および装置

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JPH06285829A
JPH06285829A JP6025491A JP2549194A JPH06285829A JP H06285829 A JPH06285829 A JP H06285829A JP 6025491 A JP6025491 A JP 6025491A JP 2549194 A JP2549194 A JP 2549194A JP H06285829 A JPH06285829 A JP H06285829A
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    • B28B3/00Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor
    • B28B3/20Producing shaped articles from the material by using presses; Presses specially adapted therefor wherein the material is extruded
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート状あるいはリング状のハニカム構造体
を形成する方法および装置を提供する。 【構成】 押出しダイを円筒状とし、そのダイの近傍に
カッターを配し、ダイとカッターを相対的に回転させる
ことによってダイの外面から押し出されるハニカム構造
をシート状に切りとる。円筒状のダイの周囲にカバーを
かぶせ、ハニカム構造の押出し体をペレット状にするこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミックのハニカム構
造の押出しに関するものである。
【0002】
【従来の技術】セラミックのハニカム構造体は内燃機関
の排気ガスを浄化する触媒の支持体としてまた微粒子を
除去するフィルターとして有効である。このハニカム構
造体はキン青石、アルミナ、シリコンカーバイドで一般
に形成され、またその形状の面から押出しによって形成
されるのが普通である。
【0003】ハニカム構造体がカタリチックコンバータ
ーとして効率良く機能するためには、そのセルが排気ガ
スと反応する触媒材料のための相当に大きな表面積をも
たらす必要がある。またセル壁の断面が薄くて大きな開
口面積を有し、排気系内の背圧を低下させる必要があ
る。しかもその壁の薄いハニカム構造体は機械的熱的に
一体性があって通常自動者で生ずる衝撃や熱的要求に耐
えるものでなければならない。
【0004】従来はそのような壁の薄いハニカム構造体
を形成するための押出しダイは中実のダイブランクの射
出面に射出通路を鋸で切り、かなり長い供給孔を流入面
からその射出通路と連通するように穿孔することによっ
て形成していた。例えば米国特許No.3,790,6
54参照。また該米国特許に開示されているように、供
給孔はスロット(射出通路)一本一本と連通するように
設けてもよいし、一本おきに連通するように設けてもよ
いが、いずれにしても供給孔は一体的なダイ内を相当長
い距離延びることになる。
【0005】押し出される材料がスロット内で合体して
ハニカム構造体として押し出されるためには、押し出さ
れる材料が射出面から押し出される前にスロット内で横
方向に展開して一体的な格子状に組合わさるための時間
が与えられるように供給孔が充分長い必要がある。ある
いは供給孔の数を増やして、各供給孔から横方向に展開
すべき材料の量を減らしてやる必要がある。
【0006】従来はハニカム構造体を形成するための押
出しダイとして平らなダイが使用されていた。例えば、
米国特許No.3,836,302、No.4,11
8,456、No.4,687,433、No.4,8
77,766を参照されたい。これらの特許に開示され
ている装置は比較的断面積の小さいワンピースの構造を
押し出すのには適していた。しかしながら、ハニカム構
造体の断面積は使用されるダイのサイズで制限されてし
まう。これは断面積の大きいハニカム構造体を製造する
必要があるときには問題となる。平らな押出しダイで大
きなワンピースのハニカム構造体を形成するのは単にコ
スト高になると言うだけではなかった。したがって従来
は平らなダイで押し出した小さなハニカム構造体を組み
合せてフリットでシールして大きなハニカム構造体とし
ていた。これは時間と労力を必要とする作業であり、満
足の行くものではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、大きなセ
ラミックのハニカム構造体を効率よくかつコスト効率良
く製造する方法がなお求められている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、長さと
幅と、相対向する平らな2面間に厚みを有するシート状
のハニカム構造体が提供される。このシートは前記2面
間に延びる複数の隔壁を有し、その隔壁によってこのシ
ートの厚み方向に延びる両端の開口したセルが形成され
ている。隔壁はシートの長さ方向幅方向の両方に多数並
べられ、シートに縦横にセルが形成されている。
【0009】細長いハニカムシートは射出通路を備えた
連続した外面(望ましくは円筒面)を有する長手方向に
延びる部材とされた押出しダイを使用して形成される。
ダイの周方向に延びる一組の射出通路がダイの軸方向
(長手方向)に間隔をおいて設けられ、ダイの軸方向に
延びるもう一組の射出通路がダイの周方向に間隔をおい
て設けられる。この周方向射出通路と軸方向射出通路は
ダイの外面全体で互いに交差する。内側の中心通路がダ
イの軸方向に延び、複数の供給孔がその中心通路から半
径方向外報に延び、材料を射出通路を通って外面からハ
ニカム押出し体として押し出されるように導く。このよ
うなダイを製造する方法については後述する。
【0010】シート状のハニカム構造体を形成する装置
には成形可能な材料をダイに供給し、射出通路を通して
外面から押し出すための搬送装置が必要である。さらに
前記外面の近くに配されその外面から押し出される材料
を切断することができるカッターが必要である。この切
断を行うためには、ダイとカッターを相対的に回転させ
て、押し出されたハニカムシートをカッターで切断させ
る機構が必要である。
【0011】押出しの際には、成形可能な材料をダイの
内部通路から供給孔を通して射出通路に送りこむ。射出
通路が材料で満たされると、材料はハニカム押出し体と
してダイの外面から押し出される。ダイとカッターが相
対的に回転させられると、そのハニカム押出し体は細長
いシート状にダイから切り離される。このダイで環状の
ハニカム構造体を形成することもできる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の押出し装置の斜視図である。
本装置は外面4を備えたロータリーダイ2を備えてい
る。その外面4に近接してカッター6が配されている。
ロータリーダイ2の一端はドライブハウジング8に接続
され、他端には端壁10が設けられている。後に詳述す
るように、外面4にはロータリーダイ2の軸方向に間隔
をおいて配された周方向に延びる複数の射出通路18が
設けられている。さらに外面4にはロータリーダイ2の
軸方向に延びる複数の射出通路50が外面4の周方向に
間隔をおいて設けられている。
【0013】図2は図1の押出し装置の一部の側断面図
である。図2に示すようにハウジンズ8内にはピストン
12を軸方向に駆動するロッド14が配されている。押
出しの際にはピストン12とロッド14は矢印Aの方向
に動いて材料を通路21からチャンバ20、供給孔16
を通って射出通路18に押し込む。射出通路18を流れ
る材料は射出通路50をも満たし、ハニカム構造体が外
面4から押し出される。図3は図2の3−3線断面図で
ある。
【0014】図4は本発明の一実施例の押出し装置の一
部断面側面図である。図4において図1〜3と同様な要
素には同じ番号を付し、説明は省略する。通路21をバ
レル22が取り巻いており、そのバレル22内でピスト
ン12とロッド14が往復する。ロータリーダイ2とバ
レル22は一緒に固定されたハウジング30に対して回
転するようになっている。この回転を助けるためにバレ
ル22とハウジング30の間に軸受24が配されてい
る。ハウジング30にはさらに供給室28に通ずる開口
26が設けられている。ハウジング30のダイ2と反対
側の端部から油圧ラム9が延びている。押出しの際には
ピスト12がラム9の近くに後退した状態で、押出し材
料が通路21に開口26、供給室28を通って充填され
る。ここでラム9がピストン12とロッド14を押し込
むと、通路21内の材料がダイ2を通って外面4から押
し出される。図4の右側に示すような材料供給装置をダ
イ2の左側にも設けて両側から材料を供給するようにし
てもよい。このようにすれば一方のピストンが後退して
いる間に他方のピストンがダイ2に材料を供給するよう
にすることができるため、ダイ2にほぼ連続的に材料を
供給することができる。またこの構成はダイ2が極めて
長いときにも有用である。またピストン12を使用した
押し出し装置の替わりにスクリュータイプ等の連続押し
出し装置を使用してもよい。
【0015】図5は本発明の他の実施例の押出し装置の
一部断面側面図である。図5において図4と同様な要素
には同じ番号を付し、説明は省略する。図4に示す実施
例と図5に示す実施例の実質的な差は後者においては、
装置全体が、模式的に示す軸受33に回転自在に支持さ
れていて、その長さ方向の軸を中心として回転すること
である。ラム9に油圧を供給するための油圧ライン34
がロタリーシール32を介してラム9に接続されてい
る。この実施例の作用は図4の実施例とほぼ同じであ
る。
【0016】図6は本発明の一実施例の押出し装置の軸
に直角な面で切った断面図である。図6において図1と
同様な要素には同じ番号を付し、説明は省略する。チャ
ンバー20内の材料はピストン12(図1)で圧縮され
ると、供給孔16を通って射出通路18、50に押し込
まれ、さらに外面4から押し出され、外面4上にハニカ
ム構造押出し体Eを形成する。本実施例においてはダイ
2は公知の気孔によって矢印C方向に回転せしめられ
る。押出し体Eの形成はカッター6から時計方向に進ん
だ位置から始まる。ダイ2が回転するにつれて押出し体
Eの厚みが増して来ると、ダイ2の外面4に近接してあ
るいは摺設するように固定されているカッター6によっ
て押出し体Eが外面4からはがされ、矢印Bの方向に引
っ張られる。ダイ2からはがされる押出し体Eの厚み
は、ダイ2を通される材料の容積流量やダイ2の回転速
度を変えることによって変えられる。ダイ2を回転させ
る替わりにダイ2を固定してカッター6を回転させても
よいし、両者を回転させてもよい。
【0017】ダイ2からはがされたままの押出し体Eは
材料がセラミックの場合未焼成の状態であり、誘電ドラ
イヤー等で乾燥した後、焼成される。セラミック以外に
も、プラスチック、ゴム、ガラス先駆物質、ガラスーセ
ラミック先駆物質等を押し出すこともできる。
【0018】図7は本発明で押し出されるハニカムシー
トEの斜視図である。図7に示すようにハニカムシート
Eは互いに交差する隔壁W1、W2で仕切られた多数の
セルPを備えている。またこのシートEは、ダイ2の外
面4に長さ方向に間隔をおいて配された、環状のテーパ
ーした部分を有するダイ2の縁部(米国特許No.3,
836,302参照)によって形成された滑らかな側面
eを有している。
【0019】図8は一対のハニカムシートを押し出すよ
うにした本発明の他の実施例の押出し装置の軸に直角な
面で切った断面図である。図8の装置は第2のカッター
6’が追加され、第1のカッター6と第2のカッター
6’の間で外面4から押し出された材料が第2の押出し
体E’として第2のカッター6’ではがされる以外は図
6の装置とほぼ同じである。この方法は押出し体の厚み
を減らしたいときには有効である。ダイを通される材料
の容積流量やダイやカッターの回転速度を変えたりして
もそう良好には押出し体の厚みを減らすことができな
い。図8に示す状態では、第1の押出し体Eは無駄にな
るが、両カッター6、6’の位置を押出し体E、E’の
両方が使えるような位置にすることは可能である。
【0020】図9は4枚のハニカムシートを押し出すよ
うにした本発明の他の実施例の押出し装置の軸に直角な
面で切った断面図である。図9の装置は第2、第3、第
4のカッター6’、6’’、6’’’が追加され、第
2、第3、第4のの押出し体E’、E’’、E’’’が
それぞれカッター6’、6’’、6’’’ではがされる
以外は図6の装置とほぼ同じである。この構成によれば
位置度に複数のハニカムシートをダイ2から取り出すこ
とができる。この場合には材料の容量流量を大きくした
り、またダイとカッターの相対回転速度を下げて押し出
すのが望ましい。
【0021】図10は外側マスクを設けた本発明の他の
実施例の押出し装置の軸に直角な面で切った断面図であ
る。図10の装置は外側マスク36を設けた以外は図6
の装置とほぼ同じである。外側マスク36はダイ2の長
さ方向にダイ2の長さいっぱいに延びる押出しゾーン3
8以外の部分においてはダイ2の外面4を覆っており、
材料はこの押出しゾーン38の部分においてのみ押し出
される。押出しゾーン38以外の部分に位置する外面部
分に通じる供給孔16と射出通路は外側マスク36で塞
がれる。この構成は、材料の容積流量を所望の厚みのシ
ートが得られるレベルまで落とせない場合や、ダイ2と
カッター6の相対回転速度が充分に上げられないときに
特に有用である。
【0022】図11は内側マスクを設けた本発明の他の
実施例の押出し装置の軸に直角な面で切った断面図であ
る。図11の装置は内側マスク40を設けた以外は図6
の装置とほぼ同じである。内側マスク40はチャンバー
40内をサブチャンバー42のみを残して塞いでおり、
ダイ2の内面44のその内側マスク40と接触していな
い部分のみが押し出しを許すようになっている。ダイ2
の内面44の内側マスク40でカバーされていない部分
はサブチャンバー42から材料を受け取ってその材料を
押出しゾーン38’において外面4から押し出す。内側
マスク40は押出しゾーン38’以外の部分における押
出しを禁止する。この押出しゾーン38’もダイ2の長
さ方向にダイ2の長さいっぱいに延びている。図10の
装置と同様に、この装置は材料の容積流量を充分に落と
せない場合でも所望の厚みのシートが得られ、またダイ
2とカッター6の相対回転速度が充分に上げられないと
きに特に有用である。
【0023】図12は本発明の押出しダイとともに使用
するのに適したカッターの他の例を示す断面図である。
図12に示すように、供給孔16、射出通路18、50
を通って外面40から押し出された押出し体Eはフレー
ム107にわたされたワイヤー106によって切断され
る。図6のカッター6と同様に、このワイヤー106も
カッターとダイ2の外面4の相対的回転によって押出し
体Eを切断する。
【0024】図13は本発明の押出しダイとともに使用
するのに適したカッターのさらに他の例を示す断面図で
ある。本例のカッターは中空円筒状のカッターハウジン
グ207を備えている。このハウジング207の一端に
は鋭い刃206が設けられており、ハウジング207が
矢印Hの方向に進むとその刃206がダイ2の外面4上
の押出し体を外面4から切りとるようになっている。す
なわち、ダイ2はハウジング207内にピッタリ入るよ
うになっており、ダイ2がハウジング207内に入って
行くにしたがって刃206がダイ2の外面4上の押出し
体を外面4から切りとるようになっている。この際、ハ
ウジング207が矢印Gの方向に回転することによって
切断が助けられる。押出し体がプラスチックである場合
には加熱によって切断を助ける。上述の各実施例とは異
なり、本例ではハニカム押出し体Eはリング状になる。
この形状は押出し体の厚みが所望の厚みになるまで押し
出すことによって得られる。
【0025】図14は内側そらせ板を設けた本発明の他
の実施例の押出し装置の軸に直角な面で切った断面図で
ある。上述のようにダイ2は外面4に通じる供給孔16
と射出通路18、50を備えている。本実施例ではコア
46から半径方向外報に延びる複数のそらせ板48がダ
イ2内に設けられている。ダイ2内の材料の流れは通常
プラグ形であるため、これらのそらせ板48によって軟
らかい押出し材料の半径方向以外のあらゆる方向の断面
が小さくなり、これによってダイ2の周方向への押出し
速度のばらつきを招く材料の固さのばらつきが小さくな
る。このようなそらせ板48の替わりに回転自在のスパ
イダー(図14と似た構成であるがそらせ板48の先端
が内面44に接していない)を通路20内に配しても同
様な効果を得ることができる。
【0026】図15は図1の楕円15−15内の部分の
拡大図である。図15に示すように外面4には周方向に
延びる射出通路18とその周方向射出通路18と交差す
る軸方向射出通路50が設けられている。これらの射出
通路によって複数の隆起部51が形成されており、この
隆起部51によって押出し体内にセルが形成される。ま
た図15に示すように供給孔16が周方向射出通路18
と軸方向射出通路50の交点の一部(全部とではない)
と整列している。射出通路の供給孔16と整列していな
い部分には狭い射出通路内の横方向の流れによって材料
が充填される。図15に示す供給孔16の配列は多くの
使用可能な配列の内の単なる一例である。例えばもっと
多くの交点に対して供給孔16を設けてもよいし、全て
の交点に対して供給孔16を設けてもよい。また供給孔
16が交点以外の部分で射出通路に連通するようにして
もよい。
【0027】図16はダイの外面の構成の変形例を示す
拡大図である。この例では軸方向射出通路50はほぼ直
線であるが、周方向射出通路18’がジグザグになって
いる。
【0028】図17は図16のダイを使用して押し出す
状態を示す斜視図である。図示のように供給孔16およ
び射出通路18’、50を通った材料は外面4から押し
出され押出し体Eを形成する。押出し体Eは隔壁e1、
e2、e3を備えている。これらの隔壁e1、e2、e
3は外面4から遠去かるにつれて互いの間の距離が大き
くなるような面内にそれぞれ位置している。これは外面
4が円形の断面を有し、周方向射出通路が半径方向に延
びていることに由来するものであり、本発明のほぼ全て
の実施態様について言えることである。射出通路が直線
的に延びている場合には、そのような押出し体は、伸張
性のある材料で形成されるとき以外は、ダイからある程
度の距離押し出されると、裂けやすくなる。したがって
射出通路が直線的に延びている場合には、断裂のおそれ
なく、形成できるのは薄いハニカムシートに限られてし
まう。図17は隔壁e2は外面4に近いところではジグ
ザグになっているが外面4から離れるにしたがってほぼ
平らになっていくことを示している。この用に射出通路
18’をジジグザグにすることによって、押出し体が伸
張されて断裂するおそれなく押出しをすることができ
る。径の大きなダイを使用することによっても断裂する
おそれなく押出しをすることができるが、これはコスト
的に問題となる。
【0029】図18はダイの外面の構成の他の変形例を
示す拡大図である。この変形例においては射出通路1
8”がサインカーブ状をしている。この例でも図16の
変形例とほぼ同様な効果を得ることができる。
【0030】図19は本発明の第1の実施例のダイを形
成するワッシャー部材の斜視図、図20はその平面図で
ある。本実施例のダイ2は複数のワッシャー部材58を
重ね合わせて形成される。ワッシャー部材58は一体的
に形成された内側環状部66と外側環状部62とからな
っている。内側環状部66は供給孔16を形成する複数
の半径方向に延びる通路を備えている。外側環状部62
も射出通路50を形成する複数の半径方向に延びる通路
を備えている。射出通路50は供給孔16と整列してい
る。図19に示すようにワッシャー部材58は内側環状
部66に複数の隆起部64を備えており、外側環状部6
2との間に段を形成している。複数のワッシャー部材5
8が図21、22に示すように重ねられてダイ2を形成
する。図21、22に示すように重ねられれた状態で、
各ワッシャー部材58の外側環状部62一方の面60と
隣接するワッシャー部材58の他方の面68の間に射出
通路18が形成される。複数のワッシャー部材58を図
21、22に示すように重ねてろう付けするか、軸方向
に圧力をかけることによってダイ2とすることげでき
る。また図21に示すように複数のワッシャー部材58
によって形成されたチャンバー20内を軸方向に延びる
整列ロッド47等の内部支持構造によってワッシャー部
材58を互いに位置決めしてもよい。これは図23に示
すロッド147にやや似ている。
【0031】材料は矢印A(図22)で示すように供給
孔16を通って流れ、そこから射出通路18、50内に
流れ込む。
【0032】図23は複数のワッシャー部材で形成され
る本発明の第2の実施例のダイの斜視図である。本実施
例では複数のワッシャー部材158が軸方向に延びる複
数のロッド147に装着される。各ワッシャー部材15
8は射出通路150によって分けられた複数の外面部分
104を備えている。隣接するワッシャー部材158の
間に射出通路118が形成される。この構成については
図24により詳細に示されている。各ワッシャー部材1
58は中央に開口144を有し、複数のワッシャー部材
158の中央開口144によってチャンバー120が形
成される。またこの中央開口144は隣接するワッシャ
ー部材158間の間隔とともに広い供給孔116を形成
する。各供給孔116は隣接するワッシャー部材158
の外方に傾斜したリム149間に形成される外側にいく
にしたがって狭くなるようにテーパーした射出通路11
8に通じている。このテーパーによってバッチ材料が射
出通路118ないを外側に向かって流れるにしたがって
抵抗が大きくなり、材料が横方向に射出通路150に流
れこむのが促進される。これは射出通路118、150
を流れる材料が互いに繋がって連続した壁を形成するの
に有利である。押し出される材料は矢印A(図23)で
示すようにチャンバー120、供給孔116から射出通
路118、150内に流れ込む。図25は1個のワッシ
ャー部材158の図24の25−25線から見た端面図
である。
【0033】図26は複数のワッシャー部材で形成され
る本発明の第3の実施例のダイの一部の側面図であり、
図27は図26の27−27線断面図である。本実施例
においては、周方向に間隔をおいて設けられた複数の半
径方向に延びる供給孔216を有するパイプ247上に
複数のワッシャー部材258が取り付けられる。各ワッ
シャー部材258は射出通路250で分けられた複数の
外面部分204を備えている。隣接するワッシャー部材
258の間には射出通路218が形成される。本実施例
においては材料はパイプ247内部のチャンバー220
から供給孔216を通って外方に流れ射出通路218に
流れ込む。この材料が半径方向外方に流れるにしたがっ
て射出通路250内に入り、時間が経つにつれて押出し
体がハニカムの形状をとる。
【0034】周方向に配された複数のスペーサ部材25
1がワッシャー部材258を位置決めする。各スペーサ
部材251は複数の歯253を有し、その歯253の間
にワッシャー部材258の三角形のリムと相補する形状
のギャップが形成されており、そのギャップとリムの係
合によってワッシャー部材258が所定の位置に保持さ
れる。チャンバー220がパイプ247の内面244に
よって形成され、供給孔216がそのチャンバー220
から半径方向外方に延びている。各供給孔216ハパイ
プ247の外面の形成された凹部245に連通してお
り、その凹部245によって押出し材料が複数の射出通
路218、250に展開される。これらの射出通路21
8、250は上述の他の実施例と同様にほぼ外面204
内に設けられている。凹部245は図26に示す丸い断
面形状の替わりに直線的な断面形状を備えていてもよ
い。さらにワッシャー部材258は図23から25に示
す実施例におけるようにテーパーしていてもよい。
【0035】図28は図26のロータリーダイの変形例
の側面図であり、図29は図28の29−29線断面図
である。本例では、周方向に間隔をおいて設けられた複
数の半径方向に延びる供給孔316を有するパイプ34
7上に複数のワッシャー部材358が取り付けられる。
各ワッシャー部材358は射出通路350で分けられた
複数の外面部分304を備えている。隣接するワッシャ
ー部材358の間には射出通路318が形成される。本
例においては材料はパイプ347内部のチャンバー32
0から供給孔316を通って外方に流れ射出通路318
に流れ込む。この材料が半径方向外方に流れるにしたが
って射出通路350内に入り、時間が経つにつれて押出
し体がハニカムの形状をとる。
【0036】図19から図29に示すワッシャー部材か
らなる実施例は図16から図18に示すように周方向射
出通路がジグザグ形状やサインカーブ状をしている時に
特に有効である。このような周方向射出通路は各ワッシ
ャー部材の縁部を所望の形状とすることによって得られ
る。
【0037】図30は本発明の他の実施態様のロータリ
ーダイのベースパイプを示す一部破断側面図、図31は
そのベースパイプ上に外側パイプを設けた状態を示す一
部破断側面図であり、両図は本発明の一実施例のロータ
リーダイの製造手順を示している。まず、内面44で形
成されるチャンバー20を有するベースパイプ70を用
意し、そのベースパイプ70の外側から穿孔して供給孔
16を設ける。次に、公知の方法によって外側パイプ7
2をベースパイプ70上にかぶせて図31のようにす
る。その後、その外側パイプ72の外面4から外側パイ
プ72を貫通して射出通路18、50(図示せず)を切
る。この場合には外側パイプ72をベースパイプ70に
ろう付けなどによって一体化する必要がある。しかしな
がら、外側パイプ72をベースパイプ70に焼き嵌めや
滑り嵌めによって固定する場合には射出通路18は外側
パイプ72を貫通するように設けられるが、射出通路5
0は外側パイプ72の一体性を失わせないように外側パ
イプ72を貫通しないように設けられる。次に、カッタ
ー6をハニカムシートを上述のようにダイから切り離す
ように外面4に近接して配する。
【0038】図32は図30、31の実施例の変形例を
示す一部破断側面図である。本例ではその内面が形成す
るチャンバー20を有する内側パイプ74を用意し、そ
の内側パイプ74の外側からチャンバー20に達するよ
うに穿孔して供給通路76を設ける。次に、公知の方法
によってベースパイプ70を内側パイプ74上にかぶせ
た後、ベースパイプ70の外側から供給孔16を穿孔す
る。図31に関連して上述したように、次に外側パイプ
72の外面4から外側パイプ72を貫通して射出通路1
8、50(図示せず)を切る。供給通路76、供給孔1
6および射出通路18、50(図示せず)は材料がチャ
ンバー20から外面4に流れることができるように連通
していなければならない。これらの通路および孔の配置
が図33に示されている。
【0039】図34から36は供給孔穿孔の種々の態様
を示す断面図である。図34に示す態様では供給孔16
はダイ2の外部から穿孔したほぼ円筒形の孔であり、そ
の孔の外面4に隣接した部分は短いピン19で埋められ
る。ピン19の上面は外面4と面一にされる。つぎにそ
のピン19を埋めた外面に射出通路18、50がその少
なくとも一部が供給孔16に達するような深さに切られ
る。図35に示す態様は供給孔16がテーパーしている
以外は図34に示す態様とほぼ同じである。図36に示
す態様では供給孔16にねじが切られスタッド19がね
じ込まれるようになっている。スタッド19をねじ込ん
だ後、図34、35の態様と同様にして射出通路がスタ
ッド19に切られる。
【0040】図37は供給孔穿孔の他の態様を示す断面
図である。本態様では精度を要求される供給孔16を直
接穿孔する替わりに供給孔16より径の大きな孔をまず
穿孔し、所望の大きさに精度よく穿孔された一端の閉鎖
された孔を有するピンをその孔に閉鎖端が外側になるよ
うにして埋める。次に、そのピンの孔(供給孔16)に
達するように、射出通路18、50を外面にピンの閉鎖
端を通って切る。その結果、射出通路18、50は供給
孔16と連通する。図37において、肩部54に接続さ
れた円筒部56を有する真っ直ぐなピン52がダイ2に
穿孔された孔に挿入される。肩部54がそのピンをその
位置に保持し、ピン52内の孔が供給孔16を形成して
いる。図38は図37の38−38線方向に見た平面図
である。
【0041】図39は供給孔穿孔のさらに他の態様を示
す断面図である。この態様ではテーパーしたピン152
をダイ2に穿孔された同様な形状の孔に押し込む。その
テーパーしたピン152テーパーした壁部156を有
し、供給孔16を形成する孔を内部に備えている。図3
7、39に示すピンははんだ付けやろう付けでダイ2に
固定される。
【0042】図40は外部加圧気孔を備えた本発明の一
実施例のロータリーダイの一部破断側面図である。本実
施例の構成はスプリング80によって外面4に向かって
付勢された複数の加圧プレート78を備えている以外は
図3、6、8、9、10、11に示す各実施例とほぼ同
じである。各加圧プレート78は最初は外面4に極めて
接近して位置せしめられており、押出し体が外面4から
出て来るにつれて外方に移動される。このプレートは押
出し体が外面から出て来る前に、射出通路18、50が
材料でほぼ満たされるのを簡単な方法で保証するもので
ある。
【0043】図41は本発明のダイの周囲に配されてハ
ニカムペレットを形成するカバー(通常金属で作られ
る)の一部の斜視図である。カバー82はダイ2の上に
外面4と接するように装着される。カバー82は複数の
開口84を備えており、この開口84を通って押し出さ
れる押出し体は円筒状のハニカムとなり、それを切断し
てず42に示すようなペレットPとする。図41では説
明の都合上ダイ2の外面の一部はカバー82で覆われて
いないが実際にはカバー82はダイ2全体を覆う。
【0044】上述した本発明の全ての態様において、押
出し体は押出し中、切断中あるいはその後変形する可能
性がある。したがって押出し体を強化して、変形や断裂
に対する抵抗を増大しておくのが望ましい。押し出され
る材料に応じて公知の種々の方法をこの目的のために用
いることができる。
【0045】実験例 10インチラム押出機に取り着けるためのロータリーダ
イアセンブリを製造した。そのロータリーダイアセンブ
リはそのラム押出機に取り着けられたスパイダーに支持
されたセントラルシャフトの周囲に回転するように設計
されていた。そのラム押出機は固定され、ダイアセンブ
リはラム押出機から独立して回転された。またダイアセ
ンブリはバッチ材料が高い押出し圧力で漏れないように
シールされた。そのダイアセンブリは床置きの変速モー
ターとスプロケット付きの減速装置で駆動された。その
スプロケットにはダイアセンブリの後端に取りつけられ
たスプロケットを駆動するチェーンがかけられた。スプ
ロケットとチェーンには安全のためにカバーをかけた。
【0046】ダイは外径28.575cm、内径22.
225cmのスチールパイプから加工された。幅0.0
31cm、深さ0.726cmの外側通路をそのパイプ
の外面に溝のこで切った。その外側通路は周方向に1.
5°間隔で切り、軸方向には0.363cm間隔で切っ
た。径0.254cm、深さ2680cmの孔が1個お
きのスロットの交点と交差するように設けられた。
【0047】米国特許No.3,385,997の実施
例3Eに従って調製された粘土、タルク、アルミナを含
む押出しバッチはラム押出機で本例のダイを通して通常
の方法で押し出すことができる。一つの実験では、この
ようなバッチの乾燥成分をリツルフォードブレンダー
(Littleford blender)で混合し、
マラーミキサーに移して、水を加え可塑化した。そのバ
ッチを0.318cmの孔を備えたダイで2度押し出し
た。
【0048】次に、バッチをラム押出機で、ダイを6r
pmで回転させながら1700psiで押した。約20
°間隔でダイの表面に配した2個のカッターで押出し体
を2枚のシートにして切離し、2個のカッターの間で約
1cm厚のシートを得た。残りの押出し体は廃棄もしく
はリサイクルのために回収した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押出し装置の斜視図
【図2】図1の押出し装置の一部の側断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】本発明の一実施例の押出し装置の一部断面側面
【図5】本発明の他の実施例の押出し装置の一部断面側
面図
【図6】本発明の一実施例の押出し装置の軸に直角な面
で切った断面図
【図7】本発明で押し出されるハニカムシートEの斜視
【図8】一対のハニカムシートを押し出すようにした本
発明の他の実施例の押出し装置の軸に直角な面で切った
断面図
【図9】4枚のハニカムシートを押し出すようにした本
発明の他の実施例の押出し装置の軸に直角な面で切った
断面図
【図10】外側マスクを設けた本発明の他の実施例の押
出し装置の軸に直角な面で切った断面図
【図11】内側マスクを設けた本発明の他の実施例の押
出し装置の軸に直角な面で切った断面図
【図12】本発明の押出しダイとともに使用するのに適
したカッターの他の例を示す断面図
【図13】本発明の押出しダイとともに使用するのに適
したカッターの他の例を示す断面図
【図14】内側そらせ板を設けた本発明の他の実施例の
押出し装置の軸に直角な面で切った断面図
【図15】図1の楕円15−15内の部分の拡大図
【図16】ダイの外面の構成の変形例を示す拡大図
【図17】図16のダイを使用して押し出す状態を示す
斜視図
【図18】ダイの外面の構成の他の変形例を示す拡大図
【図19】本発明のロータリーダイワッシャー部材の第
1の実施例の斜視図
【図20】図19のロータリーダイワッシャー部材の平
面図
【図21】複数の図19に示すワッシャー部材をダイを
形成するように組み合せた状態を示す側面図
【図22】図21の22−22線断面図
【図23】複数のワッシャー部材で形成される本発明の
第2の実施例のダイの斜視図
【図24】図23の24−24線断面図
【図25】1個のワッシャー部材の図24の25−25
線から見た端面図
【図26】複数のワッシャー部材で形成される本発明の
第3の実施例のダイの一部の側面図
【図27】図26の27−27線断面図
【図28】図26のロータリーダイの変形例の側面図
【図29】図28の29−29線断面図
【図30】本発明の他の実施態様のロータリーダイの内
側パイプを示す一部破断側面図
【図31】図30のベースパイプ上に外側パイプを設け
た状態を示す一部破断側面図
【図32】図30、31の実施例の変形例を示す一部破
断側面図
【図33】図32の33−33線断面図
【図34】供給孔穿孔の一態様を示す断面図
【図35】供給孔穿孔の他の態様を示す断面図
【図36】供給孔穿孔のさらに他の態様を示す断面図
【図37】供給孔穿孔の他の態様を示す断面図
【図38】図37の38−38線方向に見た平面図
【図39】供給孔穿孔のさらに他の態様を示す断面図
【図40】外部加圧気孔を備えた本発明の一実施例のロ
ータリーダイの一部破断側面図
【図41】本発明のダイの周囲に配されてハニカムペレ
ットを形成するカバーの一部の斜視図
【図42】図41の構成で製造されるハニカムペレット
の斜視図
【符号の説明】
2 ロータリーダイ 4 外面 6 カッター 12 ピストン 14 ロッド 16 供給孔16 18、50 射出通路 20 チャンバー
フロントページの続き (72)発明者 ロドニー デラノ バグリー アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14814 ビッグ フラッツ ウィンウッド ロー ド 3031 (72)発明者 ロドニー アーヴィング フロスト アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14830 コーニング パウダーハウス ロード 538 (72)発明者 ジョン ガスティン ラニング アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02740 ニュー ベッドフォード アーノ ルド プレイス 16 (72)発明者 ハロルド ゴードン シェイファー ジュ ニア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14878 ロックストリーム ボックス 189(番 地なし)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状のハニカム構造体を形成する方
    法であって、 少なくとも2次元に連続した外面と、その外面からハニ
    カム状の押出し体を押し出すことができるように形成さ
    れた互いに交差する複数の押出し通路とを備えたダイと
    そのダイの前記外面近傍に配されその外面から押し出さ
    れた押出し体を切断する切断手段とからなる押出し装置
    を設け、 成形可能な材料を前記ダイの押出し通路を通して前記外
    面から外方に押し出してハニカム状押出し体を形成し、 前記切断手段を前記ダイに対して相対的に回転させてそ
    の切断手段によりそのハニカム状押出し体を細長いシー
    ト状に前記外面から切り離すことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記連続した外面が長手方向に延びる円
    筒面であり、前記切断手段がその円筒面の伸びる方向に
    ほぼ平行に延び、前記押出し通路が前記外面の長手方向
    に間隔をおいて設けられその周方向に延びる複数の周方
    向射出通路と前記外面の周方向に間隔をおいて設けられ
    その長手方向に延びる軸方向射出通路とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記成形可能な材料が焼結されてセラミ
    ックを形成し得る材料であることを特徴とする請求項2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記切断手段の前記ダイに対する相対的
    な回転が、どちらか一方を固定し、他方を回転させるこ
    とによって得られることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか一項記載の方法。
  5. 【請求項5】 シート状のハニカム構造体を形成する装
    置であって、 少なくとも2次元に連続した外面と、互いに交差する複
    数の押出し通路とを備えたダイ、 成形可能な材料を前記ダイに供給し、前記射出通路を通
    して外面から半径方向外方に押し出しハニカム押出し体
    を形成する搬送手段、 前記ダイの前記外面近傍に配されその外面から押し出さ
    れた押出し体をその外面の位置で切断することのできる
    切断手段、および前記切断手段を前記ダイに対して相対
    的に回転させる駆動手段からなり、 前記切断手段を前記外面近傍に位置させてその切断手段
    を前記ダイに対して相対的に回転させることにより前記
    ハニカム状押出し体を細長いシート状に前記外面から切
    り離すようになっていることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 前記連続した外面が長手方向に延びる円
    筒面であり、前記切断手段がその円筒面の伸びる方向に
    ほぼ平行に延び、前記押出し通路が前記外面の長手方向
    に間隔をおいて設けられその周方向に延びる複数の周方
    向射出通路と前記外面の周方向に間隔をおいて設けられ
    その長手方向に延びる軸方向射出通路とを備えているこ
    とを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 複数の開口を備え前記ダイの外面に被せ
    られるカバーを備え、前記搬送手段が前記ダイの外面か
    ら外方に移動する前期整形可能な材料をそのカバーの前
    記開口を通すようになっており、前記駆動手段が前記切
    断手段にその開口を通って出てくる押出し体を切断させ
    るようになっており、それによってペレット状のハニカ
    ム構造体を得ることを特徴とする請求項5または6記載
    の装置。
  8. 【請求項8】 長さと、幅と、第1、第2の相対向する
    平らな表面によって形成される厚さを有し、その第1、
    第2の平らな表面間をほぼ連続して延び、前記厚さ方向
    に流体を流通させる多数のセルを前記長さと幅全体にわ
    たって形成する複数の壁を備えることを特徴とする細長
    いハニカムシート。
  9. 【請求項9】 焼結されてセラミックを形成し得る成形
    可能な材料で形成されていることを特徴とする請求項8
    記載のハニカムシート。
  10. 【請求項10】 リング状のハニカム構造体を形成する
    方法であって、 長手方向に延びる円筒面状の外面と、その外面からハニ
    カム状の押出し体を押し出すことができるように形成さ
    れた互いに交差する複数の押出し通路とを備えたダイ
    と、そのダイと同軸の円筒状をなし、前記ダイが中に入
    る大きさの中央開口を有するとともにその開口の一端を
    形成する縁部にその周全体にわたって延びる環状の刃を
    有する切断手段とからなる押出し装置を設け、 成形可能な材料を前記ダイの押出し通路を通して前記外
    面から外方に押し出してハニカム状押出し体を形成し、 前記切断手段を前記ダイに対して前記外面全体にわたっ
    て軸方向に相対的に移動させて前記環状の刃によりその
    ハニカム状押出し体をリング状に前記外面から切り離す
    ことを特徴とする方法。
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