JPH0628272A - 試験機能を備えた入出力装置 - Google Patents

試験機能を備えた入出力装置

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JPH0628272A
JPH0628272A JP4184000A JP18400092A JPH0628272A JP H0628272 A JPH0628272 A JP H0628272A JP 4184000 A JP4184000 A JP 4184000A JP 18400092 A JP18400092 A JP 18400092A JP H0628272 A JPH0628272 A JP H0628272A
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JP4184000A
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Inventor
Shuichi Kawakita
周一 川北
Masaharu Tsuboi
正晴 坪井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】入出力装置のインタフェース部の障害処理機能
も含めた入出力処理装置全体の試験を行なうことが可能
で、かつ、通信用ホストコンピュータを使用することな
く入出力装置の試験を行なうことが可能な入出力装置を
提供する。 【構成】受信装置33が、試験用ホストコンピュ−タ1
0から試験指令を受信した場合、プロセッサ31は、メ
モリ32から試験プログラムをロ−ドし、通信制御処理
装置30のデータ処理機能およびホスト用アダプタ36
および前記ネットワーク用アダプタ35の動作を、正常
時および障害発生時について試験する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データの入出力を行な
う入出力装置、特に、コンピュ−タネットワ−クシステ
ムにおけるデータの送受に関する処理を行なう通信制御
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワークにおいて、ホ
ストコンピュータとネットワークとの間に配置されて、
ホストコンピュータとネットワークとの間のデータの送
受に関する処理を行なう入出力装置としては、例えば、
通信制御装置(CCU)や通信制御処理装置(CCP)
等が知られている。これらの入出力装置が正常に動作し
ているかどうかを試験する方法として、従来、例えば、
特開昭62−293445に記載されている方法が用い
られている。
【0003】特開昭62−293445に記載されてい
る試験方法において、ホストコンピュータは、ホストコ
ンピュータに接続されている記憶装置から、入出力装置
を試験するためのプログラムを読み込み、試験動作を、
入出力装置に実行させる。ホストコンピュータは、ホス
トコンピュータの指示に従って入出力装置が送受した試
験用データを調べることにより、入出力装置の動作が正
常かどうかを判断する。試験用データとしては、正常デ
ータの他に、障害が発生した場合の入出力装置の障害処
理の機能を試験するために、障害の発生したデータを送
受させる。
【0004】また、このような試験方法において、ホス
トコンピュータと入出力装置とを接続するインタフェー
スは、通常動作時に信号の送受を行なうためのインタフ
ェースを兼用して用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の試験方法は、インタフェース部の障害処理機能の試
験の実施方法について配慮されていないために、通常動
作時にホストコンピュータと入出力装置とを接続するイ
ンタフェースを介して、試験時の信号の送受を行なう。
そのため、インタフェース部に擬似的に障害を発生させ
てインタフェース部の障害処理機能を試験しようとする
と、ホストコンピュータと入出力装置の信号の送受が行
なえなくなってしまうという問題が生じる。そのため、
従来インタフェースの試験は正常処理の範囲でしか試験
できなかった。
【0006】さらに、従来の方法は、通常時に通信の制
御に用いているホストコンピュータを用いて試験を行な
うので、顧客に使用される状態に設置された後に、保守
のための試験を行なう場合に、顧客所有のホストコンピ
ュ−タなどの設備を借用する必要が有る。通常、このよ
うなホストコンピュータは、非常に高価なものであり複
数の業務を処理しているので、ホストコンピュータを借
用して入出力装置の試験に用いると、顧客の他の業務に
影響を与えてしまうという問題点があった。
【0007】本発明の目的は、入出力装置のインタフェ
ース部の障害処理機能も含めた入出力処理装置全体の試
験を行なうことが可能で、かつ、通常時の制御に用いて
いるホストコンピュータを使用することなく入出力装置
の試験を行なうことが可能な入出力装置を提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、ホストコンピュータに接続するた
めのホスト用アダプタと、ネットワークに接続するため
のネットワーク用アダプタと、前記ホストコンピュータ
と前記ネットワークとの間のデータの送受に関する処理
を行なうデータ処理手段と有する入出力装置において、
前記データ処理手段、前記ホスト用アダプタおよび前記
ネットワーク用アダプタのうち少なくともいずれかにつ
いて、その機能を試験するよう指示する試験指令を外部
から受け付ける試験指令受信手段と、前記試験指令受信
手段が試験指令を受け付けた場合、指令に応じて試験を
実行する試験手段とを有することを特徴とする試験機能
を備えた入出力装置が提供される。
【0009】
【作用】本発明の試験機能を備えた入出力装置は、ホス
ト用アダプタとネットワーク用アダプタによって、ホス
トコンピュータおよびネットワークに接続される。デー
タ処理手段は、ホストコンピュータとネットワークとの
間のデータの送受に関する処理を行なう。また、試験指
令受信手段は、前記データ処理手段および前記ホスト用
アダプタおよび前記ネットワーク用アダプタのうち少な
くともいずれかの機能を試験するよう指示する試験指令
を外部から受け付ける。この試験指令受信手段は、ホス
ト用アダプタとは別に設けられている。試験手段は、試
験指令受信手段が試験指令を受け付けた場合、指令に応
じて試験を実行する。
【0010】試験指令は、ホスト用アダプタ部とは別の
試験指令受信手段によって、受信されるので、ホスト用
アダプタ部の動作とは無関係に、試験指令を受信するこ
とができる。これにより、ホスト用アダプタ部に異常が
ある場合や、擬似的に障害を発生させる試験を行なった
場合にも、ホスト用アダプタの異常や擬似的な障害によ
って、試験指令の受信が妨げられることはなく、ホスト
用アダプタ部の障害処理試験を含めて入出力装置全体を
試験することができる。
【0011】また、ホスト用アダプタから試験指令を入
力しないので、ホスト用アダプタに接続されている通信
制御用ホストコンピュータを使用しない。従って、保守
管理の際に顧客にホストコンピュータを借用する必要が
ない。また、出荷検査の際に通信制御用ホストコンピュ
ータを用いる必要がない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0013】本発明の一実施例の試験機能を備えた入出
力装置の構成を図1に示す。本実施例の入出力装置は、
回線制御、転送制御、通信処理、網制御等の機能を備え
たプロセッサ内蔵型の通信制御処理装置(CCP)30
である。通信制御処理装置(CCP)30は、ホストコ
ンピュータおよびネットワークに接続されて、これらの
間のデータの送受の処理を行なう。
【0014】本実施例の通信制御処理装置(CCP)3
0は、ホストコンピュータを接続するためのホスト用外
部インタフェースアダプタ36と、ネットワークを接続
するためのネットワーク用外部インタフェースアダプタ
35とを備えている。また、プログラムを記憶するため
のメモリ32と、メモリ32に格納されているプログラ
ムを読み込んで実行するプロセッサ31とが備えられて
いる。ホスト用外部インタフェースアダプタ36と、ネ
ットワーク用外部インタフェースアダプタ35とは、プ
ロセッサ31に接続されている。
【0015】メモリ32には、試験プログラム記憶領域
32aと、ネットワークコントロールプログラム記憶領
域32bとが設けられている。ネットワークコントロー
ルプログラム記憶領域32bには、回線制御、転送制
御、通信処理、網制御等をおこなうためのネットワーク
コントロールプログラムが格納されている。試験プログ
ラム記憶領域32aには、ホスト用外部インタフェース
アダプタ36およびネットワーク用外部インタフェース
アダプタ35の正常時の動作と障害発生時の障害処理動
作を試験するプログラム、ならびに、ネットワークコン
トロールプログラムによるプロセッサ31のデータ処理
の正常時の動作と障害発生時の障害処理動作を試験する
プログラムと、試験した結果それらが正常か異常かを判
断するプログラムが格納されている。
【0016】また、本実施例の通信制御処理装置(CC
P)30は、外部から試験指令を受信するための受信装
置33と、プロセッサ31が試験結果を外部に出力する
ための送信装置34が配置されている。受信装置33お
よび送信装置34は、プロセッサ31に接続されてい
る。
【0017】さらに、ネットワーク用外部インタフェー
スアダプタ35およびホスト用外部インタフェースアダ
プタ36には、それぞれアダプタテスト用コネクタ40
および41がそれぞれ接続されている。ネットワーク用
外部インタフェースアダプタ35およびアダプタテスト
用コネクタ40の構造を図3を用いてさらに詳細に説明
する。ネットワーク用外部インタフェースアダプタ35
は、データを送信する送信部35aとデータを受信する
受信部35bとを有している。また、アダプタテスト用
コネクタ40は、外部から入力される信号と送信部35
aから送信される信号を選択的に受信部35bに入力す
るセレクタ40aを備えている。また、セレクタ40a
には、ラッチ回路40bが接続されている。セレクタ4
0aは、ラッチ回路40bがセットされている場合、送
信部35aから入力される信号を選択して、ラッチ回路
40bがセットされていない場合、外部から入力される
信号を選択して、受信部35bに入力する。ラッチ回路
40bは、試験プログラムに従ってプロセッサ31がセ
ットする。ホスト用外部インタフェースアダプタ36お
よびアダプタテスト用コネクタ41の構造の構造も同様
であるので説明を省略する。
【0018】通信制御処理装置30において、受信装置
33の受信したデ−タが試験指令を示すものならば、プ
ロセッサ31はメモリ32の試験プログラム記憶領域3
2aに格納されている試験プログラムをロ−ドし、試験
プログラムの実行を開始する。プロセッサ31は内部に
ロ−ドされた試験プログラムに従って、ホスト用外部イ
ンタフェースアダプタ36およびネットワーク用外部イ
ンタフェースアダプタ35の動作、ならびに、プロセッ
サ31によるネットワークコントロールプログラムの実
行の動作をそれぞれ試験する。
【0019】外部インタフェースアダプタ35および3
6の試験を行なう場合は、外部インタフェースアダプタ
35および36に、試験デ−タを出力し、アダプタテス
ト用コネクタ40で再度外部インタフェースアダプタ3
5に折り返された試験デ−タが入力される。プロセッサ
31は、試験デ−タが正常かどうか判断する。さらに、
プロセッサ31は、前記決定に基づき試験終了報告を作
成する。前記試験終了報告には、通信制御処理装置30
か正常かまたは何らかの異常があるのかを識別できる試
験結果が含まれている。試験終了報告送信装置34は、
試験用通信ケーブル20を介してホストコンピュ−タ1
0との通信を行い、前記試験終了報告をホストコンピュ
−タ10に送信する。
【0020】つぎに、受信装置33に対して試験指令を
出力する試験用ホストコンピュータ10について説明す
る。試験用ホストコンピュータ10は、試験指令送信装
置12と、試験終了報告受信装置13と、プロセッサ1
1と、表示部14と、入力手段15とを有している。試
験指令送信装置12は、通信制御処理装置30の受信装
置33に対して、試験の実行を指示する出力を行なうも
のであり、内部に格納されたプログラム(図示せず)に
従って試験の開始指令の発行する。試験終了報告受信装
置13は、内部に格納されたプログラム(図示せず)に
従って、通信制御処理装置30との通信を行い、試験の
終了を識別するとともに、試験結果を受け取る。プロセ
ッサ11は、内部に格納されたプログラムに従って、試
験終了報告受信装置13が受け取った試験結果が通信制
御処理装置30が正常であることを示しているのか、何
らかの異常があることを示しているのかの判断を行な
い、表示部14にその判断結果を表示する。また、入力
部15は、ユーザから通信制御処理装置30の試験を行
なう指示を受け付けるキーボードである。プロセッサ1
1は、入力部15がユーザから試験を行なう指示を受け
付けた場合に、試験指令送信装置12に対して、試験指
令の出力を指示する。
【0021】通信制御処理装置30の受信装置33およ
び送信装置34は、試験用ホストコンピュータ10の試
験指令送信装置12および試験終了報告受信装置13
と、試験用通信ケーブル20を介して、信号の受渡しを
行なう。
【0022】図1において、10はホストコンピュータ
であり、試験指令送信装置12は試験の実行を制御する
ものであり、内部に格納されたプログラムに従って試験
の開始指令の発行を制御するとともに、試験用インタフ
ェース20を介して、試験される通信制御処理装置30
との通信を行う。試験終了報告受信装置13は、内部に
格納されたプログラムに従って、試験用インタフェース
20を介して、試験される通信制御処理装置30との通
信を行い、試験の終了を識別するとともに、試験結果を
受け取る。合否判定装置11は、内部に格納されたプロ
グラムに従って、試験終了報告受信装置13が受け取っ
た試験結果が通信制御処理装置30が正常であることを
示しているのか、何らかの異常があることを示している
のかの判断を行ない、表示部14にその判断結果を表示
する。
【0023】次に、本実施例の試験機能を備えた通信制
御処理装置(CCP)30の出荷時の試験手順について
説明する。
【0024】まず、図1のように、通信制御処理装置3
0の受信装置33および送信装置34と、試験用ホスト
10の試験指令送信装置12および試験終了報告受信装
置13とを、通信ケーブル20によって接続する。ホス
ト用外部インタフェースアダプタ36およびネットワー
ク用外部インタフェースには、ホストやネットワークを
接続しない。
【0025】まず、操作者は、試験用ホスト10の入力
部15に試験指令を入力する。プロセッサ11は、入力
部15に試験指令が入力されたことをトリガに、試験指
令送信装置12に試験指令の出力を指示する。試験指令
送信装置12から、試験用通信ケーブル20を介し、試
験開始指令を試験の対象となる通信制御処理装置30に
送信する。前記試験開始指令を受信した通信制御処理装
置の受信装置33は、メモリ32より試験プログラムを
プロセッサ31にロ−ドさせる。
【0026】プロセッサ31は、前記試験プログラムに
従いアダプタテスト用コネクタ40内のラッチ回路40
bをセットし(図4のステップ100)、試験デ−タを
外部インタフェースアダプタ35に出力する(ステップ
101)。外部インタフェースアダプタ35の障害処理
機能を試験する場合には、擬似障害を発生させる試験デ
−タを出力する。
【0027】外部インタフェースアダプタ35の送信部
35aは、試験デ−タを外部に出力する。アダプタテス
ト用コネクタ40のラッチがセットされているので、セ
レクタ40aは、送信部35aから出力される信号を選
択して、外部インタフェースアダプタ35の受信部35
bに入力する。これにより、前記試験デ−タはにより折
り返されて外部インタフェースアダプタ35に入力され
る(ステップ102)。外部インタフェースアダプタ3
5は、前記試験デ−タをプロセッサ31に出力する。プ
ロセッサ31は、送信した試験データと、折り返されて
入力された試験デ−タを比較し(ステップ103)、一
致すれば正常と判断し(ステップ104)、不一致であ
れば異常と判断し(ステップ105)する。つぎに、プ
ロセッサ31は、ラッチ回路40bをリセットする(ス
テップ106)。また、プロセッサ31は、ネットワー
クコントロールプログラムをメモリ32から読み込み、
正常に動作しているかどうかを判断する。また、プロセ
ッサ31は、外部インタフェースアダプタ36について
も、同様に試験する。
【0028】プロセッサ31は、試験結果をもとに、正
常か異常かを表す信号を含む試験結果報告を作成する。
送信装置34は、前記試験結果を試験終了報告として、
試験用通信ケーブル20を介し、試験用ホストコンピュ
−タ10に送信する。前記試験終了報告を受信した試験
終了報告受信装置13は、試験結果をプロセッサ11に
渡す。プロセッサ11は、前記試験結果が通信制御処理
装置30が正常であることを示しているのか、何らかの
異常があることを示しているのかの判断を行なし、それ
をもとに、出荷可能かどうかを判断し、出荷可能の場合
には”合格”、出荷不可能な場合には、”不合格”を表
示部14に表示させる。
【0029】このように、本実施例の通信制御処理装置
30は、外部インタフェースアダプタ35および36を
介さずに試験指令を受け取って、通信制御処理装置30
内のプロセッサ31が試験を実行する。これにより、従
来試験することができなかった外部インタフェースアダ
プタ35および36の障害処理を、試験することが可能
になった。また、アダプタテスト用コネクタ40および
41が、外部インタフェースアダプタ35および36に
取り付けられているので、試験データを折り返すことに
より、外部インタフェースアダプタ35および36の試
験をおこなうことができる。従って、試験時に通信用ホ
ストおよびネットワークを接続する必要がなく、出荷試
験時に、高価な通信用のホストコンピュータを用いず
に、試験できる。これにより、出荷試験のコストを低減
することができ、製造コストを低減することができる。
【0030】また、外部インタフェース35および36
に、通信用ホストコンピュータやネットワークが接続さ
れていても、外部インタフェースアダプタ35はアダプ
タテスト用コネクタにより通信用ホストコンピュ−タや
ネットワークと切り離されているので、外部インタフェ
ースアダプタ35の障害が、通信用ホストコンピュ−タ
やネットワークに波及し他装置を誤動作させるのを防ぐ
ことができる。さらに、外部インタフェースアダプタ3
5はアダプタテスト用コネクタによりホストコンピュ−
タをはじめとする他装置と切り離され、外部インタフェ
ースアダプタ35の障害が他装置に影響を与えることが
ないので、擬似障害を発生させる試験デ−タを用いるこ
とにより外部インタフェースアダプタの障害処理装置を
も試験することができる。
【0031】また、本実施例では、アダプタテスト用コ
ネクタ40および41のラッチ回路を、プロセッサ31
がラッチ信号を出力することにセットしたが、これに限
らず、受信装置33が試験指令を受信した場合に、受信
装置33がラッチ回路をセットするように構成すること
もできる。この場合、通信制御処理装置30を試験する
場合には、常に、アダプタテスト用コネクタ40はデー
タ折り返しの状態にセットされる。また、プロセッサ3
1が外部インタフェースアダプタ35および36に出力
する試験データ内にラッチ回路をセットするデータを含
ませることもできる。ラッチ回路は、試験データ内にラ
ッチ回路をセットするデータが含まれているかどうか識
別し、含まれていた場合のみ、データを折り返す。この
方法を用いることにより、試験データを、折り返して試
験を行なう場合と、折り返さず試験を行なう場合とを混
在させた試験をおこなうことができる。
【0032】また、本実施例の通信制御処理装置30に
備えられた試験機能は、従来から備えられているネット
ワークコントロールプログラムを記憶するメモリ32
と、このプログラムを実行するプロセッサ31とを、兼
用して構成されている。すなわち、本実施例の通信制御
処理装置30において、メモリ32に記憶された試験プ
ログラムを、プロセッサ31が実行することにより試験
を行なうものである。したがって、本実施例の通信制御
処理装置30は、試験機能を構成するためのために、別
途、プロセッサおよび試験プログラム格納装置を持つ必
要はなく、入出力装置を安価にできるという効果があ
る。
【0033】また本実施例では、外部インタフェースア
ダプタ35および36に、それぞれ、試験デ−タを折り
返すアダプタテスト用コネクタ40および41を接続し
ているたが、図3で示した、アダプタテスト用コネクタ
40の回路を外部インタフェースアダプタ35の内部に
作り込むことにより、外部インタフェースとアダプタテ
スト用コネクタを一体化することも可能である。
【0034】また、受信装置33の代わりに試験指令ス
イッチを、また、送信装置34の代わりに試験結果表示
部を、通信制御処理装置30に備えることも可能であ
る。これにより、試験用ホストコンピュ−タ10及び試
験用通信ケーブル20を使用せず通信制御処理装置30
単独で通信制御処理装置30の試験を行なうことができ
る。
【0035】つぎに、上述の実施例の通信制御装置30
を顧客に納入した後、保守管理を行なう実施例について
説明する。
【0036】この場合、図2に示すように、通信制御処
理装置30は、既に顧客に納入され通常使用される状態
で設置されているので、外部インタフェースアダプタ3
5には、ネットワーク91が接続され、外部インタフェ
ースアダプタ36には、通信制御用ホストコンピュータ
92が接続されている。ネットワーク91および通信制
御用ホストコンピュータ92は、接続したままで試験を
行なう。
【0037】試験用ホスト10は、遠方の複数の通信制
御装置30の保守管理を行なうための保守センタに配置
されている。試験用通信ケーブル20として、通信回線
を使用する。試験用ホストコンピュータ10から通信制
御処理装置30に対する試験指令は、試験用通信ケーブ
ル20の通信回線によって送信される。また、試験後
の、通信制御処理装置30から試験用ホストコンピュー
タ10に対する試験結果報告も、試験用通信ケーブル2
0の通信回線によって送信される。保守試験の手順は、
上述の出荷試験の手順と同様であるので、詳細な説明を
省略する。
【0038】上述の実施例で述べたように、通信制御処
理装置30は、試験データを折り返すことにより外部イ
ンタフェースアダプタの試験を行なうので、通信制御用
ホストコンピュータ92やネットワーク91を接続した
ままで、これらに影響を与えることなく試験を行なうこ
とができる。通常、外部インタフェースアダプタ35か
ら通信制御用ホストコンピュータ92を取外した場合、
通信制御用ホストコンピュータ92が制御している顧客
の他の業務へ影響を与えてしまうことがあるが、本実施
例では、接続したままで試験を行なうことができるので
このような影響が発生しない。また、従来のように顧客
の通信制御用ホストコンピュータを借用することなく試
験をおこなうことができる。
【0039】また、複数の通信制御処理装置30を、1
台の試験用ホストコンピュータ10で試験することがで
きる。また、試験用ホストコンピュ−タ10が、通信制
御処理装置30が設置された場所から遠くにあっても、
通信回線を通じ遠隔で通信制御処理装置30を試験でき
るため、例えば保守員が通信制御処理装置30が設置さ
れている場所に出向く必要はなく、保守センタから複数
の通信制御処理装置30を遠隔で保守できる。
【0040】試験用通信ケーブル20として用いる通信
回線は、専用線または公衆網を用いることができる。
【0041】また、本実施例では、試験用ホスト10
を、通信制御処理装置30と遠く離れた保守センタに配
置する例を説明したが、これに限定されるものではな
く、短い通信ケーブル20を用いてすぐ近くの場所に配
置することももちろん可能である。 また、本実施例で
は、通信制御を行なう通信制御処理装置30について説
明したが、本発明は、データの入出力を制御する、例え
ばメモリコントローラ等の入出力装置についても、同様
に適用することができる。
【0042】さらに本実施例では、通信制御処理装置3
0に試験指令を出力する装置として、試験用ホストコン
ピュータ10を配置したが、大型のホストコンピュータ
である必要はなく、試験指令を出力し試験結果を判断す
ることができるものであれば、パーソナルコンピュータ
やデータ処理装置をもちいることができる。
【0043】
【発明の効果】上述のように本発明の試験機能を備えた
入出力装置は、入出力装置のインタフェース部の障害処
理機能も含めた入出力処理装置全体の試験を行なうこと
が可能であり、かつ、通信用のホストコンピュータを使
用することなく入出力装置の試験を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の通信制御装置の出荷試験を行
なう場合の構成を示すシステムブロック図。
【図2】本発明の別の実施例の通信制御装置の保守試験
を行なう場合の構成を示すシステムブロック図。
【図3】外部インタフェースアダプタとアダプタテスト
用コネクタの構成を示すブロック図。
【図4】本発明の実施例の通信制御装置の出荷試験を行
なう場合の手順の一部を示すフローチャート。
【符号の説明】
10……試験用ホストコンピュータ、11……プロセッ
サ、12……試験指令送信装置、13……試験終了報告
受信装置、14……表示部、20……試験用インタフェ
ース、30……通信制御処理装置、31……プロセッ
サ、32……メモリ、33……受信装置、34……送信
装置、35、36……外部インタフェースアダプタ、4
0、41……アダプタテスト用コネクタ、91……ネッ
トワーク、92……通信制御用ホストコンピュータ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホストコンピュータに接続するためのホス
    ト用アダプタと、ネットワークに接続するためのネット
    ワーク用アダプタと、前記ホストコンピュータと前記ネ
    ットワークとの間のデータの送受に関する処理を行なう
    データ処理手段と有する入出力装置において、 前記データ処理手段、前記ホスト用アダプタおよび前記
    ネットワーク用アダプタのうち少なくともいずれかにつ
    いて、その機能を試験するよう指示する試験指令を外部
    から受け付ける試験指令受信手段と、前記試験指令受信
    手段が試験指令を受け付けた場合、指令に応じて試験を
    実行する試験手段とを有することを特徴とする試験機能
    を備えた入出力装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記試験手段は、試験
    対象の機能が正常か異常かを判定する判定手段を備え、 前記判定手段の判定結果を外部に送信する試験結果送信
    手段をさらに有することを特徴とする試験機能を備えた
    入出力装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記ホスト用
    アダプタおよび前記ネットワーク用アダプタは、データ
    の送受に関する処理に障害が発生した場合にその障害を
    処理する障害処理機能を有し、前記試験手段は、前記ア
    ダプタに擬似障害を発生させるデータを前記ホスト用ア
    ダプタおよび前記ネットワーク用アダプタに出力して前
    記障害処理機能を試験する手段を有することを特徴とす
    る試験機能を備えた入出力装置。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記ホスト用アダプタ
    は、データを送信する送信部と、データを受信する受信
    部と、試験状態であることを検知して、前記送信部が送
    信したデータをそのまま折り返して前記受信部に入力す
    る折り返し手段とを有し、 前記試験手段の判定手段は、前記送信部が送信した試験
    用データと、前記折り返し手段が折り返して前記受信部
    が受信した試験用データとを比較することにより、前記
    ホスト用アダプタが正常か異常かを判定することを特徴
    とする試験機能を備えた入出力装置。
  5. 【請求項5】請求項3において、前記ネットワーク用ア
    ダプタは、データを送信する送信部と、データを受信す
    る受信部と、試験状態であることを検知して、前記送信
    部が送信したデータをそのまま折り返して前記受信部に
    入力する折り返し手段とを有し、 前記試験手段の判定手段は、前記送信部が送信した試験
    用データと、前記折り返し手段が折り返して前記受信部
    が受信した試験用データとを比較することにより、前記
    ネットワーク用アダプタが正常か異常かを判定すること
    を特徴とする試験機能を備えた入出力装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5において、前記折り返し
    手段は、前記試験手段からデータ折り返しの指示によっ
    て、試験状態であることを検知することを特徴とする試
    験機能を備えた入出力装置。
  7. 【請求項7】請求項4または5において、前記折り返し
    手段は、前記試験指令受信手段が外部から前記試験指令
    を受け付けたことを検知することによって、試験状態で
    あることを検知することを特徴とする試験機能を備えた
    入出力装置。
  8. 【請求項8】請求項4または5において、前記折り返し
    手段は、前記試験データに折り返しを指示するデータが
    含まれていることを検出することによって、試験状態で
    あることを検知することを特徴とする試験機能を備えた
    入出力装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6056391A (en) * 1994-03-29 2000-05-02 Canon Kabushiki Kaisha Substrate having layered electrode structure for use in ink jet head, ink jet head, ink jet pen, and ink jet apparatus
US6116493A (en) * 1997-12-25 2000-09-12 Kabushiki Kaisha Shinkawa Flip-chip bonding parts, flip-chip bonding confirmation parts and a flip-chip bonding method
US6302313B1 (en) 1998-02-20 2001-10-16 Kabushiki Kaisha Shinkawa Flip-chip bonding method and apparatus
US6381359B1 (en) 1998-02-02 2002-04-30 Kabushiki Kaisha Shinkawa Bonding apparatus
JP2010122762A (ja) * 2008-11-17 2010-06-03 Nec Corp 拡張カード、障害診断処理方法、情報処理装置及び障害診断処理プログラム

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