JPH06280836A - 板体の組立構造 - Google Patents

板体の組立構造

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JPH06280836A
JPH06280836A JP7263293A JP7263293A JPH06280836A JP H06280836 A JPH06280836 A JP H06280836A JP 7263293 A JP7263293 A JP 7263293A JP 7263293 A JP7263293 A JP 7263293A JP H06280836 A JPH06280836 A JP H06280836A
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JP
Japan
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connecting member
hole
tubular connecting
plate
holes
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Pending
Application number
JP7263293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Sawada
裕 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOA SANGYO KK
Original Assignee
KOOA SANGYO KK
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Publication date
Application filed by KOOA SANGYO KK filed Critical KOOA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】板体同志の着脱を極めて簡単に行なえるように
して、作業能率の向上を図る。 【構成】左右の側板1,1の孔5および6に天板2の左
右の端面に形成された孔4および底板3の左右の端面に
形成された孔6を合致させた状態で孔5側および孔7側
より孔5,4および孔7,6に合成樹脂製の筒状連結部
材8を差し込み、この差し込まれた筒状連結部材8に固
定軸9を押し込むことによって筒状連結部材8を外方に
押し拡げて、左右の側板1,1に対し天板2および底板
3を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立家具などにおいて
板体同志を連結する板体の組立構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、組立家具などにおいて板体同志を
連結する場合、ビス止めにより連結しているのが一般的
である。
【0003】しかしながら、上記従来の構成では板体同
志を連結するのに、ビス止め箇所が多く、ドライバーを
持って全ての箇所にビスを締め付けるのに時間がかかる
という問題があった。また、修理などのために板体同志
を外すのにビスを締め付け方向とは逆方向に回さなけれ
ばならず、手間がかかるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、従来のビス止めに比べて板体同志
の着脱を容易に行なえ、作業能率の向上を図ることを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、互いに連結される板体の一方の板体の孔か
ら他方の板体の孔に筒状連結部材を差し込み、この差し
込まれた筒状連結部材に固定軸を押し込むことによって
前記一方の板体と他方の板体を固定する板体の組立構造
であって、前記筒状連結部材には少なくとも先端部にス
リットが周方向適当間隔置きに形成され、さらに筒状連
結部材の前記スリットが形成されている先端近傍部の外
面には環状の突部を備えるとともに先端近傍部の内面に
は前記環状の突部の内側で環状の突部を備え、前記固定
軸には前記筒状連結部材の先端近傍部の内面の環状の突
部の内径よりやや大径の部分とこの部分につながり筒状
連結部材の先端近傍部の内面の環状の突部の内径よりや
や小径の部分を備えてなるものである。
【0006】
【作用】この構成により、板体同志の着脱を従来のよう
にビスを締め付けたり緩めたりする必要なく、筒状連結
部材に対する固定軸の押し込みにより極めて簡単に行な
うことができ、作業能率の向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面に基
づいて説明する。図1〜図3において、1,1は組立家
具を構成する左右の側板、2はこの左右の側板1,1の
上端間に設けられる天板、3は左右の側板1,1の下端
間に設けられる底板であり、これらは木製である。前記
左右の側板1,1の上端には前記天板2の左右の端面に
形成された孔4に合致する孔5が形成されており、また
左右の側板1,1の下端には前記底板3の左右の端面に
形成された孔6に合致する孔7が形成されている。8は
前記孔4と孔5を合致させ、孔6と孔7を合致させた状
態で孔5側および孔7側より孔5,4および孔7,6に
差し込まれる合成樹脂製の筒状連結部材で、孔5,4お
よび孔7,6に差し込まれた筒状連結部材8に合成樹脂
製の固定軸9を押し込むことによって左右の側板1,1
に対し天板2および底板3を固定するようになってい
る。
【0008】さらに詳しくは、前記筒状連結部材8の外
径は前記側板1の孔5,7、天板2の孔4および底板3
の孔6の内径よりも僅かに小さく形成され、また筒状連
結部材8の軸芯方向一端には前記側板1の孔5,7より
も大径の鍔部10が形成され、筒状連結部材8には軸芯方
向他端部に軸芯方向適当長さ範囲に亘ってスリット11が
周方向適当間隔置きに形成されて弾性を有せしめてい
る。さらに筒状連結部材8の軸芯方向他端近傍外面には
環状の突部12が形成され、筒状連結部材8の軸芯方向他
端近傍内面には環状の突部12の内側で環状の突部13が形
成されている。前記筒状連結部材8に挿入される固定軸
9は軸芯方向の一端部9aが前記筒状連結部材8の内径
と同径で、他端部すなわち先端部9bが筒状連結部材8
に挿入しやすいように筒状連結部材8の内径よりやや小
径で前記環状の突部13の内径よりやや大径となってお
り、さらに前記先端部9bより一端部9a寄りの部分は
前記環状の突部13の内径よりやや小径となっている。9
cはその小径部である。
【0009】従って、側板1の上端の孔5を天板2の孔
4に合致させ、側板1の下端の孔7を底板3の孔6に合
致させ、孔5,4および孔7,6にそれぞれ筒状連結部
材8を鍔部10が側板1に当接するまで差し込み、この筒
状連結部材8に固定軸9を挿入することによって、固定
軸9の先端部9bが筒状連結部材8の内面の環状の突部
13に圧接して筒状連結部材8を外方に押し拡げ、筒状連
結部材8の外面の環状の突部12が天板2の孔4および底
板3の孔6に食い込んで側板1と天板2、側板1と底板
3がそれぞれ連結される(図2参照)。側板1に対し天
板2や底板3を取り外すときは前記固定軸9を筒状連結
部材8にさらに押し込むと先端部9bが環状の突部13を
乗り越えて小径部9cが環状の突部13に対向し(図3参
照)、筒状連結部材8の外方への押し拡げ力は解除さ
れ、筒状連結部材8を天板2の孔4や底板3の孔6から
引き抜いて連結部を取り外すことができる。
【0010】ところで、前記実施例では筒状連結部材8
および固定軸9は合成樹脂製であるが、金属製であって
も良い。また、筒状連結部材8の外面および内面の環状
の突部12および突部13を一段づつ設けてあるが、複数段
設けることも可能で、その場合前記固定軸9の小径部9
cも複数段設けておく必要があり、これにより一層強固
に連結できる。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、板体同志
の着脱を従来のようにビスを締め付けたり緩めたりする
必要なく、筒状連結部材に対する固定軸の押し込みによ
り極めて簡単に行なうことができ、作業能率の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における組立家具の分解斜視
図である。
【図2】同組立家具の連結状態を示す拡大断面図であ
る。
【図3】同組立家具を分解するために筒状連結部材に固
定軸を押し込んだ状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 側板 2 天板 3 底板 4 孔 5 孔 6 孔 7 孔 8 筒状連結部材 9 固定軸 9a 一端部 9b 先端部 9c 小径部 10 鍔部 11 スリット 12 環状の突部 13 環状の突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結される板体の一方の板体の孔
    から他方の板体の孔に筒状連結部材を差し込み、この差
    し込まれた筒状連結部材に固定軸を押し込むことによっ
    て前記一方の板体と他方の板体を固定する板体の組立構
    造であって、前記筒状連結部材には少なくとも先端部に
    スリットが周方向適当間隔置きに形成され、さらに筒状
    連結部材の前記スリットが形成されている先端近傍部の
    外面には環状の突部を備えるとともに先端近傍部の内面
    には前記環状の突部の内側で環状の突部を備え、前記固
    定軸には前記筒状連結部材の先端近傍部の内面の環状の
    突部の内径よりやや大径の部分とこの部分につながり筒
    状連結部材の先端近傍部の内面の環状の突部の内径より
    やや小径の部分を備えてなることを特徴とする板体の組
    立構造。
JP7263293A 1993-03-31 1993-03-31 板体の組立構造 Pending JPH06280836A (ja)

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