JPH06280475A - 推進工法用推進体巻取ドラム - Google Patents

推進工法用推進体巻取ドラム

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JPH06280475A
JPH06280475A JP6769593A JP6769593A JPH06280475A JP H06280475 A JPH06280475 A JP H06280475A JP 6769593 A JP6769593 A JP 6769593A JP 6769593 A JP6769593 A JP 6769593A JP H06280475 A JPH06280475 A JP H06280475A
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JP
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winding
propulsion
hook
propulsion unit
propelling
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JP6769593A
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Inventor
Teruo Kabeuchi
輝夫 壁内
Katsuhiko Mukono
勝彦 向野
Michihiko Kamata
充彦 鎌田
Kazunori Tsujimoto
和則 辻本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 多数の推進管を連結してなる推進工法用推進
体5を巻き取る巻取部3を、その回転軸25が鉛直又は
ほぼ鉛直になるように配置し、巻取られた推進体5を受
けて支持する推進体掛止用フック10を巻取部3の上下
方向に互いに間隔を空けて並設したフック取付け部材1
2を、巻取部3の周方向に複数並べて、着脱自在に巻取
部3に取付けてある。巻取部3の軸芯に対する推進体掛
止用フック10の傾き角を変更する傾き角変更機構を設
け、推進体掛止用フック10を所定の角度で固定する角
度固定機構34を設けてある。 【効果】 巻取部の回転抵抗が大きくなるのを抑制して
推進体を円滑に巻き取ることができながらも、径が異な
る複数の推進体の夫々の巻取りや、長さが異なる複数の
推進体の夫々の巻き取りや、推進体を右巻きに巻取るこ
とと左巻きに巻取ることとの両方の巻取り方に、一つの
推進工法用推進体巻取ドラムで対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の推進管を屈曲自
在に連結してなる推進工法用推進体を巻き取るための巻
き取り部を設けてある推進工法用推進体巻取ドラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の推進工法用推進体巻取ドラ
ム(以下、巻取ドラムと略称する)においては、巻き取
り部を、その回転軸が水平又はほぼ水平になるように配
置してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、巻取部を、その回転軸が水平又はほぼ水平
になるように配置してあったことから、巻き取り状態の
推進体が自重で径方向外方に垂れ下がって巻き取り中に
基台や地面をこすりやすく、そのために、巻取部の回転
抵抗が大きくなってその回転が円滑に行われなくなると
いう欠点があった。この欠点を解消するために、巻取部
を、その回転軸が鉛直又はほぼ鉛直になるように配置
し、巻き取り状態の推進体を受けて支持する鍔部を巻き
取り部に設けることも考えられる。この構成によれば、
巻き取り状態の推進体が巻き取り中に基台や地面をこす
るのを防止して上記従来の欠点を解消できるものの、鍔
部が、そのピッチを推進体の径に合わせて一定値に設定
された状態で巻取部に固定されているために、径が異な
る複数の推進体の夫々の巻取りには、鍔部のピッチが推
進体の径に合ように製作された巻取ドラムで夫々対応し
なければならず、複数の巻取ドラムが必要になるという
問題がある。また、同様の理由から、長さが異なる複数
の推進体の夫々の巻取りには、鍔部のピッチを推進体の
径に近い値に設定した巻取ドラムや、推進体の径よりも
かなり大きい値に設定した巻取ドラムで夫々対応しなけ
ればならず、この場合も、複数の巻取ドラムが必要にな
るという問題がある。ところで巻取部を、その回転軸が
鉛直又はほぼ鉛直になるように配置した縦型の巻取ドラ
ムにした場合、施工現場によっては、特定の箇所に移動
不可能な障害物があることに起因して、推進体を左巻き
に巻き取るように構成された巻取ドラム(以下、左巻用
巻取ドラムと略称する)しか設置できないことがあった
り、その逆に、推進体を右巻きに巻き取るように構成さ
れた巻取ドラム(以下、右巻用巻取ドラムと略称する)
しか設置できないことがあったりする。このような場
合、上記の構成では、前述のように鍔部がそのピッチを
推進体の径に合わせて一定値に設定された状態で巻取部
に固定されているために、推進体の右巻きの巻取りと左
巻きの巻取りとには、右巻き用の巻取ドラムと左巻き用
の巻取ドラムとで、各別に対応しなければず、この場合
も複数の巻取ドラムが必要となるという問題がある。
【0004】本発明は、以上に述べたような点に鑑みて
なされたもので、巻取部の回転抵抗が大きくなるのを抑
制して推進体を円滑に巻き取ることができながらも、径
が異なる複数の推進体の夫々の巻取りや、長さが異なる
複数の推進体の夫々の巻き取り、それに、推進体を右巻
きに巻取ることと左巻きに巻取ることとの両方の巻取り
方に、一つの推進工法用推進体巻取ドラムで対応するこ
とができる推進工法用推進体巻取ドラムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかる推進工法用推進体巻取ドラムの特
徴構成は、巻取部を、その回転軸が鉛直又はほぼ鉛直に
なるように配置し、巻取られた推進体を受けて支持する
推進体掛止用フックを前記巻取部の上下方向に互いに間
隔を空けて並設したフック取付け部材を、前記巻取部の
周方向に複数並べると共に、着脱自在に前記巻取部に取
付け、前記巻取部の軸芯に対する前記推進体掛止用フッ
クの傾き角を変更する傾き角変更機構を前記フック取付
け部材に設け、前記傾き角変更機構により所定の角度に
変更させた前記推進体掛止用フックを前記所定の角度で
固定する角度固定機構を設けてあることにあり、その作
用効果は次の通りである。
【0006】
【作用】つまり、巻取部を、その回転軸が鉛直又はほぼ
鉛直になるように配置してあるから、推進体の径方向外
方への垂れ下がりを防止できる。なお、巻取部をこのよ
うに配置したことで、巻き取り状態の推進体は巻取部の
軸芯方向に垂れ下がろうとするが、巻取部に設けた推進
体掛止用フックで受け止められて支持され、推進体掛止
用フックよりも上方では前記軸芯方向に垂れ下がらなく
なる。その結果、巻き取り中における推進体の基台や地
面に対する摺接を防止できて、推進体を円滑に巻き取る
ことができる。そして、巻取られた推進体を受けて支持
する推進体掛止用フックを巻取部の上下方向に互いに間
隔を空けて並設したフック取付け部材を、巻取部の周方
向に複数並べると共に、着脱自在に巻取部に取付けてあ
るから、例えば、ある推進体の径に合わせて前記推進体
掛止用フックのピッチを設定したフック取付け部材を、
一つの巻取部に必要な数だけ製作すると共に、大きさの
異なる別の推進体の径に合わせて前記ピッチを設定した
フック取付け部材を、一つの巻取部に必要な数だけ製作
するというように、推進体掛止用フックのピッチが異な
る数組のフック取付け部材を製作しておけば、推進体を
巻き取る前に、推進体掛止用フックのピッチが推進体の
径に合う一組のフック取付け部材を選択してその一組み
の中の夫々のフック取付け部材を巻取部に取付けること
ができ、その結果、一組のフック取付け部材を他の組の
フック取付け部材と取り替える度ごとに径が異なる推進
体を巻き取ることができ、径が異なる複数の推進体の夫
々の巻取りに、一つの巻取ドラムで対応できる。また、
前記推進体掛止用フックのピッチを、推進体の径に近い
値に設定したフック取付け部材を、一つの巻取部に必要
な数だけ製作すると共に、推進体の径よりも大きめに設
定したフック取付け部材を、一つの巻取部に必要な数だ
け製作するというように、推進体掛止用フックのピッチ
が異なる数組のフック取付け部材を製作しておけば、推
進体を巻き取る前に、例えば推進体の長さが長い場合は
前記ピッチが小さい方の一組のフック取付け部材を選択
し、推進体の長さが短い場合は前記ピッチが大きい方の
一組のフック取付け部材を選択してその一組みの中の夫
々のフック取付け部材を巻取部に取付けるようにするこ
とで、長さが異なる複数の推進体の夫々の巻き取りに、
一つの巻取ドラムで対応できる。さらに、巻取部の軸芯
に対する推進体掛止用フックの傾き角を変更する傾き角
変更機構をフック取付け部材に設け、傾き角変更機構に
より所定の角度に変更させた推進体掛止用フックを所定
の角度で固定する角度固定機構を設けてあるから、傾き
角変更機構を操作して各フック取付け部材の推進体掛止
用フックの傾き角を、例えば左巻き用の所定の角度(螺
旋角)に設定すると共に、その所定の角度で推進体掛止
用フックを角度固定機構により固定することができる。
そして、推進体掛止用フックを取り付けたフック取付け
部材を巻取部に着脱自在にしてあるから、全ての推進体
掛止用フックとその延長線が滑らかに連続した螺旋を描
くように、各フック取付け部材を巻取部に取付けること
で、この巻取ドラムを左巻き用のドラムとして用いるこ
とができる。また、推進体掛止用フックの傾き角を右巻
き用の所定の角度に設定すると、上記と同様の方法で、
巻取ドラムを右巻き用のドラムとして用いることができ
る。なお、上記のように、巻取ドラムを右巻き用にした
状態から左巻き用にしたり、その逆に、左巻き用にした
状態から右巻き用にしたりする場合、ただ単に、傾き角
変更機構を操作して各フック取付け部材の推進体掛止用
フックの傾き角を左巻き用あるいは右巻き用の所定の角
度に変更しただけでは、巻取方向で隣接する推進体掛止
用フック同士、及びそれらの延長線同士が平行に位置す
るようになって、全ての推進体掛止用フックを滑らかに
連続した螺旋を描くようにすることができず、左巻き用
あるいは右巻き用として実際に用いることはできない
が、上記のように、推進体掛止用フックを取り付けたフ
ック取付け部材を巻取部に着脱自在にしてあるから、各
フック取付け部材を並べ替えることで(具体的には、例
えば第1、第2、第3、第4のフック取付け部材が巻取
部の回転軸芯方向視で、この順に右周りに配置してあっ
た場合、第1、第2、第3、第4のフック取付け部材を
この順で左周りに配置する)、全ての推進体掛止用フッ
クとその延長線が滑らかに連続した螺旋を描くようにす
ることができる。このように、上記のような傾き角変更
機構と角度固定機構とを設けた場合は、フック取付け部
材を一つの巻取部に必要な数の一組みだけ製作しておく
だけで、推進体を右巻きに巻取ることと、左巻きに巻取
ることとの両方の巻取り方に、一つの巻取ドラムで対応
できる。
【0007】
【発明の効果】従って、巻取部の回転抵抗が大きくなる
のを抑制して推進体を円滑に巻き取ることができながら
も、径が異なる複数の推進体の夫々の巻取りや、長さが
異なる複数の推進体の夫々の巻き取りや、推進体を右巻
きに巻取ることと左巻きに巻取ることとの両方の巻取り
方に、一つの推進工法用推進体巻取ドラムで対応するこ
とができ、汎用性が高い推進工法用推進体巻取ドラムを
提供することができた。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図7に示すように、多数の推進管Tを屈曲自在に
連結してなる推進ユニット5(推進工法用推進体の一
例)を設け、推進ユニット5を第1、第2施工ピット
A、B間の地中に送りだすための推進ユニット送り出し
機構7と、推進ユニット巻装用ドラム6(推進工法用推
進体巻取ドラムの一例)とを、第1施工ピットAの地上
外方で、クローラを備えた第1自走装置30A上と第2
自走装置30B上とに各別に設け、第2施工ピットBの
地上外方にフレキシブルパイプ保持装置2をそれぞれ設
置して推進工法用フレキシブルパイプ埋設装置を構成し
てある。
【0009】前記推進工法用フレキシブルパイプ埋設装
置によるフレキシブルパイプ埋設方法について説明する
と、まず、推進ユニット5に、第1、第2施工ピット
A、B間の地中を推進させてそこに地中穴を形成し、そ
の地中穴内に挿通させた推進ユニット5の先端部に、フ
レキシブルパイプ保持装置2の巻き取りコルゲート管1
1(フレキシブルパイプの一例)の一端部を連結し、そ
の後、推進ユニット巻装用ドラム6で推進ユニット5を
巻き取り、それに伴って、コルゲート管11を地中に引
きずり込んで埋設する。図7は、コルゲート管11を地
中に埋設している状態を示している。
【0010】本発明は前記推進ユニット巻装用ドラム6
にかかるもので、以下にその推進ユニット巻装用ドラム
6の構成について説明する。
【0011】図1、図2、図3に示すように、前記推進
ユニット巻装用ドラム6を構成するに、巻取部としての
推進ユニット巻き取り用リール3を、回転軸芯方向視で
4角形に形成して、その回転軸25が鉛直になるように
基台1上に配置し、リール3の下端縁部にリール支持用
車輪21をその周方向に複数設け、他方、この車輪21
を受ける環状のレール20を基台1に設け、リール3を
回転駆動させる回転駆動装置4をリール3の内方に設け
てある。
【0012】前記基台1は、角パイプ部材製の正方形状
枠体28に、リール3の高さのほぼ2分の1の高さの回
転軸支持台18を設けて構成してある。この回転軸支持
台18の上面部には、その側方に回転駆動装置支持板1
7を延設してある。
【0013】前記リール3は、角パイプ部材で1対の4
角形状の枠体8を形成して、それらを回転軸25周りに
同芯状に上下に離間配置し、両枠体8同士及び両枠体8
と前記回転軸25とを、角パイプ部材等で一体に連結し
て構成してある。そして、このリール3には、巻き取ら
れた推進ユニット5を受け止めて支持する推進体掛止用
フック10を備えたフック取付け部材12をリール3の
周方向に複数並べて着脱自在に取付けてある。前記フッ
ク取付け部材12は、図2に示すようにチャンネル部材
の幅方向の両端部を外側に折曲させて構成してあり、図
3に示すようにその折曲させた縁部に第1ボルト挿通孔
12Aを複数形成してある。リール3の前記上下一対の
枠体8には夫々、複数の板材13を、リール3の周方向
に互いに間隔を空けた状態で固着してある。そして、こ
の板材13と、リール3の上下方向中央部のチャンネル
部材60とに第2ボルト挿通孔13Aを夫々形成して、
前記フック取付け部材12を板材13とチャンネル部材
60とに夫々ボルトナット14、15で取付けてある。
【0014】図1、図3に示すように、前記推進体掛止
用フック10は、フック取付け部材12をリール3に取
付けた状態で、リール3の上下方向に互いに間隔を空け
てそのフック取付け部材12に並設してある。この推進
体掛止用フック10は、一辺が推進ユニット5の径より
もやや大きめの正方形の板金製で、リール3の側面に沿
う方向の両端部側で推進ユニット5を支持するように前
記方向の中央部に凹部56を設けてある(図2参照)。
また、リール3に巻き取られた推進ユニット5を一巻き
毎に支持できるように、その上下方向のピッチを推進ユ
ニット5の径よりもわずかに大きく設定し、さらに、推
進ユニット5を確実に支持できるように、外周側の端部
ほど高くなるように傾斜させてフック取付け部材12に
取り付けてある。
【0015】図3(イ)、(ロ)、図4に示すように、
前記フック取付け部材12には、リール3の軸芯に対す
る推進体掛止用フック10の傾き角を変更する傾き角変
更機構33を設け、この傾き角変更機構33により所定
の角度に変更させた推進体掛止用フック10をその所定
の角度で固定する角度固定機構34を設けてある。前記
傾き角変更機構33を構成するに、フック取付け部材1
2に推進体掛止用フック10を、夫々ピンPを介して上
下方向に揺動自在に連結し、推進体掛止用フック10の
夫々の一端部に、フック取付け部材12の長手方向に沿
って同芯状に切欠33Aを形成して、これらの切欠33
Aに1本の操作棒33Bを挿通させ、各推進体掛止用フ
ック10を互いに平行に位置させて、操作棒33Bと各
推進体掛止用フック10とを固着し、リール3にフック
取付け部材12を取り付けた状態でフック取付け部材1
2の上端部側に位置する操作棒33Bの端部に、操作棒
33Bを押し引き操作して各推進体掛止用フック10を
ピンP周りに揺動させるための操作部33Cを形成して
ある。この操作部33Cを操作して操作棒33Bを一定
長さだけ引き操作すると、図3(イ)に示すように推進
体掛止用フック10を左巻き用の所定の角度(螺旋角)
に設定でき、押し操作すると、図3(ロ)に示すよう
に、推進体掛止用フック10を右巻き用の所定の角度
(螺旋角)に設定できる。
【0016】前記角度固定機構34を構成するに、フッ
ク取付け部材12の上端部に、操作棒固定部材34Aを
固着し、この操作棒固定部材34Aに、前記推進体掛止
用フック10側の切欠33Aと同芯状に貫通孔を形成
し、この貫通孔に操作棒33Bの前記端部を挿通させ、
図3(イ)に示すように、推進体掛止用フック10を左
巻き用の所定の角度(螺旋角)になるように操作棒33
Bを引き操作した第1の状態で、操作棒固定部材34A
から操作棒33Bにわたって同芯状に第1の孔34Cを
形成すると共に、図3(ロ)に示すように、右巻き用の
所定の角度(螺旋角)になるように操作棒33Bを押し
操作した第2の状態で、操作棒固定部材34Aから操作
棒33Bにわたって同芯状に第2の孔34Dを形成し、
これら第1、第2の孔34C、34Dに挿通して前記第
1、第2の状態を維持する固定ピン34Eを設けてあ
る。なお、推進ユニット5を左巻きに巻いた状態を図5
に、推進ユニット5を右巻きに巻いた状態を図6に夫々
示してある。
【0017】前記回転軸25は筒状のもので、リール3
の高さのほぼ2分の1の長さでリール3の上部側よりに
設けてあり、前記回転軸支持台18に鉛直に載置固定し
た回転軸支持用円筒55にベアリングを介して回転自在
に外嵌してある。
【0018】前記回転駆動装置4を構成するに、回転駆
動装置支持板17に取り付けたモーターMに駆動ギヤS
1を、また、リール3の回転軸25の下端部に従動ギヤ
S2をそれぞれ外嵌固着し、それらを互いに噛み合わせ
てある。
【0019】なお、図1において、回転軸支持用円筒の
軸芯上の48は、推進ユニット5から延出している電気
ケーブルを螺旋状に癖づけしたものである。この電気ケ
ーブル48をこのように癖づけすることで、推進ユニッ
ト5をリール3に巻き取る際に、基台1側とこの基台1
に対して相対回転するリール3側との間で電気ケーブル
48が捻じれないようにすることができる。
【0020】上記の構成の推進ユニット巻装用ドラム6
においては、推進体掛止用フック10のピッチが異なる
数組のフック取付け部材12を製作しておけば、一組の
フック取付け部材12を他の組のフック取付け部材12
と取り替える度ごとに径が異なる推進ユニット5を巻き
取ることができ、径が異なる複数の推進ユニット5の夫
々の巻取りに、一つの推進ユニット巻装用ドラム6で対
応できる。
【0021】また、推進体掛止用フック10のピッチ
を、推進ユニット5の径に近い値に設定したり、推進ユ
ニット5の径よりもかなり大きめに設定したりして、推
進体掛止用フック10のピッチが異なる数組のフック取
付け部材12を製作しておけば、推進ユニット5を巻き
取る前に、例えば推進ユニット5の長さが長い場合は前
記ピッチが小さい方の一組のフック取付け部材12を選
択し、推進ユニット5の長さが短い場合は前記ピッチが
大きい方の一組のフック取付け部材12を選択してリー
ル3に取付けるようにすることで、長さの異なる複数の
推進ユニット5の夫々の巻き取りに、一つの推進ユニッ
ト巻装用ドラム6で対応できる。
【0022】そして、傾き角変更機構34を操作して各
フック取付け部材12の推進体掛止用フック10の傾き
角を、例えば左巻き用の所定の角度(螺旋角)に設定す
ると共に、その所定の角度で推進体掛止用フック10を
角度固定機構34により固定し、全ての推進体掛止用フ
ック10とその延長線が滑らかに連続した螺旋を描くよ
うに、各フック取付け部材12の位置をリール3に取付
けることで、この推進ユニット巻装用ドラム6を左巻き
用のドラムとして用いることができる(図5参照)。ま
た、推進体掛止用フック10の傾き角を右巻き用の所定
の角度に設定すると、上記と同様の方法で、この推進ユ
ニット巻装用ドラム6を右巻き用のドラムとして用いる
ことができる(図6参照)。
【0023】〔別実施例〕前記リ−ル3は、回転軸芯方
向視で円形に形成してあってもよい。前記推進体掛止用
フック10は棒状のものであってもよい。
【0024】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】推進ユニット巻装用ドラムの一部切欠き正面図
【図2】推進ユニット巻装用ドラムの平面図
【図3】(イ)左巻きに推進ユニットを巻取る場合の要
部の断面図 (ロ)右巻きに推進ユニットを巻取る場合の要部の断面
【図4】推進ユニット巻装用ドラムの要部の断面図
【図5】推進ユニットの巻取り状態を示す図
【図6】推進ユニットの巻取り状態を示す図
【図7】フレキシブルパイプ埋設装置の全体図
【符号の説明】
3 巻取部 5 推進工法用推進体 10 推進体掛止用フック 12 フック取付け部材 25 回転軸 33 傾き角変更機構 34 角度固定機構 T 推進管
フロントページの続き (72)発明者 辻本 和則 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の推進管(T)を屈曲自在に連結し
    てなる推進工法用推進体(5)を巻き取るための巻取部
    (3)を設けてある推進工法用推進体巻取ドラムであっ
    て、 前記巻取部(3)を、その回転軸(25)が鉛直又はほ
    ぼ鉛直になるように配置し、巻取られた前記推進体
    (5)を受けて支持する推進体掛止用フック(10)を
    前記巻取部(3)の上下方向に互いに間隔を空けて並設
    したフック取付け部材(12)を、前記巻取部(3)の
    周方向に複数並べると共に、着脱自在に前記巻取部
    (3)に取付け、前記巻取部(3)の軸芯に対する前記
    推進体掛止用フック(10)の傾き角を変更する傾き角
    変更機構(33)を前記フック取付け部材(12)に設
    け、前記傾き角変更機構(33)により所定の角度に変
    更させた前記推進体掛止用フック(10)を前記所定の
    角度で固定する角度固定機構(34)を設けてある推進
    工法用推進体巻き取りドラム。
JP6769593A 1993-03-26 1993-03-26 推進工法用推進体巻取ドラム Pending JPH06280475A (ja)

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