JPH062799Y2 - 浄水ストロー - Google Patents
浄水ストローInfo
- Publication number
- JPH062799Y2 JPH062799Y2 JP1987174911U JP17491187U JPH062799Y2 JP H062799 Y2 JPH062799 Y2 JP H062799Y2 JP 1987174911 U JP1987174911 U JP 1987174911U JP 17491187 U JP17491187 U JP 17491187U JP H062799 Y2 JPH062799 Y2 JP H062799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouthpiece
- water
- suction pipe
- pipe
- tubular body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水中の不純成分や細菌を除去して好適な飲料
水を得るのに便利な浄水ストローに関する。
水を得るのに便利な浄水ストローに関する。
〔従来の技術〕 従来の浄水ストローは、例えば第２図に示されるよう
に、細長い円筒形部材１内に、活性炭２と殺菌用イオン
交換樹脂３等からなる浄化剤４を充填し、円筒形部材１
の一端にマウスピース５を形成し、円筒形部材１の下端
を河川水等に着水してマウスピース５から吸いあげ、水
中の不純成分を浄化剤４で吸着して飲料水を得るもので
ある。
に、細長い円筒形部材１内に、活性炭２と殺菌用イオン
交換樹脂３等からなる浄化剤４を充填し、円筒形部材１
の一端にマウスピース５を形成し、円筒形部材１の下端
を河川水等に着水してマウスピース５から吸いあげ、水
中の不純成分を浄化剤４で吸着して飲料水を得るもので
ある。
ところが、上記の浄水ストローでは、浄化材を密に充填
しておかないと不純成分が吸着されない虞れがあるが、
密に充填すると大きな吸引力を必要とし、また、浄化材
の機能が低下してもその交換時期がわからず、不純成分
が吸着されない水を飲んでしまう虞れがあった。
しておかないと不純成分が吸着されない虞れがあるが、
密に充填すると大きな吸引力を必要とし、また、浄化材
の機能が低下してもその交換時期がわからず、不純成分
が吸着されない水を飲んでしまう虞れがあった。
また、吸引を止めたときに、浄化した水が逆流してマウ
スピース５側の浄化剤が汚染されることがあった。
スピース５側の浄化剤が汚染されることがあった。
さらに、不使用時に、マウスピース５からゴミ等が侵入
し、同様にマウスピース５側の浄化剤が汚染されること
があった。
し、同様にマウスピース５側の浄化剤が汚染されること
があった。
そこで本考案は、小さな吸引力で吸え、しかも、吸い口
側からの浄化した水の逆流やゴミ等の侵入を防止し、浄
化材の吸い口側の汚染を防いだ簡便で安全な浄水ストロ
ーを提供することを目的としている。
側からの浄化した水の逆流やゴミ等の侵入を防止し、浄
化材の吸い口側の汚染を防いだ簡便で安全な浄水ストロ
ーを提供することを目的としている。
上記目的達成のため本考案の浄水ストローは、多孔質中
空糸からなるマイクロフィルターを充填すると共に着水
部側に活性炭層を充填した筒状体の反着水部側に、吸い
口パイプを気密に取付けた浄水ストローにおいて、前記
筒状体の反着水部側に吸い口パイプ取付部を有する蓋を
螺着し、該吸い口パイプ取付部に吸い口パイプを挿着し
て吸い口パイプ取付部と吸い口パイプとの間に逆止弁を
挟持し、前記吸い口パイプの吸い口部に被冠するキャッ
プを吸い口パイプに連繋したことを特徴としている。
空糸からなるマイクロフィルターを充填すると共に着水
部側に活性炭層を充填した筒状体の反着水部側に、吸い
口パイプを気密に取付けた浄水ストローにおいて、前記
筒状体の反着水部側に吸い口パイプ取付部を有する蓋を
螺着し、該吸い口パイプ取付部に吸い口パイプを挿着し
て吸い口パイプ取付部と吸い口パイプとの間に逆止弁を
挟持し、前記吸い口パイプの吸い口部に被冠するキャッ
プを吸い口パイプに連繋したことを特徴としている。
以下、本考案の一実施例を第１図に基づいて説明する。
浄水ストロー１０は、筒状体１１と、該筒状体１１に気
密に取付けられる吸い口パイプ１２とで構成されてい
る。
密に取付けられる吸い口パイプ１２とで構成されてい
る。
前記筒状体１１には、吸い口パイプ１２側から着水部側
に亘って順に、マイクロフィルター１３と、小さなゴミ
を除去する繊維状の第１フィルター１４と、脱臭効果を
有する活性炭層１５とが充填され、着水部側端部に活性
炭層１５を保持するとともに大きなゴミを除去する網状
の第２フィルター１６が装着されている。
に亘って順に、マイクロフィルター１３と、小さなゴミ
を除去する繊維状の第１フィルター１４と、脱臭効果を
有する活性炭層１５とが充填され、着水部側端部に活性
炭層１５を保持するとともに大きなゴミを除去する網状
の第２フィルター１６が装着されている。
マイクロフィルター１３は、内径約２００〜３００μ
ｍ，外径約３００〜４００μｍでその周壁に縦約１μ
ｍ，横約０．１μｍのスリット状超微細孔を有する多孔
質中空糸１３ａを、その両端が筒状体１１の上方にくる
ように折り返して束ね、さらに筒状体１１の上部を塞ぐ
アクリル系樹脂１３ｂに端部を埋め込んで、先端をアク
リル系樹脂１３ｂの表面に露出させたもので、アクリル
系樹脂１３ｂは粘度が高いので溶融により埋め込む際
に、多孔質中空糸１３ａ内に侵入しないため、吸い口パ
イプ１２側と筒状体１１の着水部側との通気性及び通水
性を確保でき、スリット状超微細孔にて雑菌、カビ、濁
り、鉄サビ等を完全に除去することができる。
ｍ，外径約３００〜４００μｍでその周壁に縦約１μ
ｍ，横約０．１μｍのスリット状超微細孔を有する多孔
質中空糸１３ａを、その両端が筒状体１１の上方にくる
ように折り返して束ね、さらに筒状体１１の上部を塞ぐ
アクリル系樹脂１３ｂに端部を埋め込んで、先端をアク
リル系樹脂１３ｂの表面に露出させたもので、アクリル
系樹脂１３ｂは粘度が高いので溶融により埋め込む際
に、多孔質中空糸１３ａ内に侵入しないため、吸い口パ
イプ１２側と筒状体１１の着水部側との通気性及び通水
性を確保でき、スリット状超微細孔にて雑菌、カビ、濁
り、鉄サビ等を完全に除去することができる。
また、筒状体１１の反着水部側には、吸い口パイプ取付
部１７を有する蓋１８が螺着され、吸い口パイプ取付部
１７には吸い口パイプ１２が気密に挿着され、吸い口パ
イプ取付部１７と吸い口パイプ１２との間に逆止弁１９
が挟持されている。
部１７を有する蓋１８が螺着され、吸い口パイプ取付部
１７には吸い口パイプ１２が気密に挿着され、吸い口パ
イプ取付部１７と吸い口パイプ１２との間に逆止弁１９
が挟持されている。
さらに、吸い口パイプ１２の吸い口部１２ａに被冠する
キャップ２０が吸い口パイプ１２に連繋されている。
キャップ２０が吸い口パイプ１２に連繋されている。
次に、この浄水ストロー１０の使い方を説明すると、キ
ャップ２０を吸い口パイプ１２の吸い口部１２ａ外し、
筒状体１１の下端着水部を水に着けて吸い口部１２ａか
ら吸うと、逆止弁１９が開いて筒状体１１内が減圧され
て水が吸い上げられる。
ャップ２０を吸い口パイプ１２の吸い口部１２ａ外し、
筒状体１１の下端着水部を水に着けて吸い口部１２ａか
ら吸うと、逆止弁１９が開いて筒状体１１内が減圧され
て水が吸い上げられる。
このときに、水中の大きなゴミが網状の第２フィルター
１６で最初に濾過され、次いで、臭いやいやな味が活性
炭層１５で取り去られ、さらに、小さなゴミ等が第１フ
ィルター１４で濾過され、最後に雑菌、カビ、濁り、鉄
サビ等がマイクロフィルター１３で完全に除去されてお
いしくて安全な飲料水が吸い口部１２ａに達する。
１６で最初に濾過され、次いで、臭いやいやな味が活性
炭層１５で取り去られ、さらに、小さなゴミ等が第１フ
ィルター１４で濾過され、最後に雑菌、カビ、濁り、鉄
サビ等がマイクロフィルター１３で完全に除去されてお
いしくて安全な飲料水が吸い口部１２ａに達する。
この際に、マイクロフィルター１３の空孔率が高いた
め、小さな吸引力で多量の飲料水を吸い込むことができ
る。
め、小さな吸引力で多量の飲料水を吸い込むことができ
る。
マイクロフィルター１３の多孔質中空糸１３ａのスリッ
ト状超微細孔は、雑菌、カビ、濁り、鉄サビ等よりもは
るかに小さいので、繰返しの使用によって徐々に目詰り
はするもののこれらが通過することはない。
ト状超微細孔は、雑菌、カビ、濁り、鉄サビ等よりもは
るかに小さいので、繰返しの使用によって徐々に目詰り
はするもののこれらが通過することはない。
また、逆止弁１９は、吸っている途中に吸い口部１２ａ
から口を放しても、筒状体１１内に空気が逆流するのを
防止し、再度吸う際には、吸い口パイプ１２内の空気の
みを吸えばすぐに飲料水を飲むことができる。
から口を放しても、筒状体１１内に空気が逆流するのを
防止し、再度吸う際には、吸い口パイプ１２内の空気の
みを吸えばすぐに飲料水を飲むことができる。
本考案の浄水ストローは以上のように、多孔質中空糸か
らなるマイクロフィルターを充填すると共に着水部側に
活性炭層を充填した筒状体の反着水部側に吸い口パイプ
取付部を有する蓋を螺着し、該吸い口パイプ取付部に吸
い口パイプを挿着して吸い口パイプ取付部と吸い口パイ
プとの間に逆止弁を挟持し、吸い口パイプの吸い口部に
被冠するキャップを吸い口パイプに連繋したので、逆止
弁の取付が確実で、かつ取付・交換作業が容易で、しか
も、吸っている途中で吸い口部から口を放しても、逆止
弁により筒状体内に空気が逆流するのを防止し、再度吸
う際には、吸い口パイプ内の空気のみを吸えばすぐに飲
料水を飲むことができる。また、吸い口パイプの吸い口
部にキャップを着脱自在に設けたから、不使用時に吸い
口パイプの吸い口部からゴミ等が不用意に侵入すること
がなく、さらに、キャップを吸い口パイプに連繋したか
ら、キャップの紛失を防止できる。
らなるマイクロフィルターを充填すると共に着水部側に
活性炭層を充填した筒状体の反着水部側に吸い口パイプ
取付部を有する蓋を螺着し、該吸い口パイプ取付部に吸
い口パイプを挿着して吸い口パイプ取付部と吸い口パイ
プとの間に逆止弁を挟持し、吸い口パイプの吸い口部に
被冠するキャップを吸い口パイプに連繋したので、逆止
弁の取付が確実で、かつ取付・交換作業が容易で、しか
も、吸っている途中で吸い口部から口を放しても、逆止
弁により筒状体内に空気が逆流するのを防止し、再度吸
う際には、吸い口パイプ内の空気のみを吸えばすぐに飲
料水を飲むことができる。また、吸い口パイプの吸い口
部にキャップを着脱自在に設けたから、不使用時に吸い
口パイプの吸い口部からゴミ等が不用意に侵入すること
がなく、さらに、キャップを吸い口パイプに連繋したか
ら、キャップの紛失を防止できる。
第１図は本考案の浄水ストローの断面正面図、第２図は
従来の浄水ストローの断面正面図である。 １０…浄水ストロー、１１…筒状体、１２…吸い口パイ
プ、１３…マイクロフィルター、１５…活性炭層、１７
…吸い口パイプ取付部、１８…蓋、１９…逆止弁、２０
…キャップ
従来の浄水ストローの断面正面図である。 １０…浄水ストロー、１１…筒状体、１２…吸い口パイ
プ、１３…マイクロフィルター、１５…活性炭層、１７
…吸い口パイプ取付部、１８…蓋、１９…逆止弁、２０
…キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 樋田 章司 東京都港区西新橋１丁目16番７号 日本酸 素株式会社内 (72)考案者 桑名 毅 東京都港区西新橋１丁目16番７号 日本酸 素株式会社内 (56)参考文献 実開 昭55−58294（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−159004（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−79380（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−60934（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−162454（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】多孔質中空糸からなるマイクロフィルター
を充填すると共に着水部側に活性炭層を充填した筒状体
の反着水部側に、吸い口パイプを気密に取付けた浄水ス
トローにおいて、前記筒状体の反着水部側に吸い口パイ
プ取付部を有する蓋を螺着し、該吸い口パイプ取付部に
吸い口パイプを挿着して吸い口パイプ取付部と吸い口パ
イプとの間に逆止弁を挟持し、前記吸い口パイプの吸い
口部に被冠するキャップを吸い口パイプに連繋したこと
を特徴とする浄水ストロー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174911U JPH062799Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 浄水ストロー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987174911U JPH062799Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 浄水ストロー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0183490U JPH0183490U (ja) | 1989-06-02 |
| JPH062799Y2 true JPH062799Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31466741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987174911U Expired - Lifetime JPH062799Y2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 浄水ストロー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062799Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994025399A1 (en) * | 1993-04-27 | 1994-11-10 | Yasuyuki Yamamoto | Portable water purifier |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP1987174911U patent/JPH062799Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0183490U (ja) | 1989-06-02 |
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