JPH06278577A - 洗車装置 - Google Patents
洗車装置Info
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- JPH06278577A JPH06278577A JP17105993A JP17105993A JPH06278577A JP H06278577 A JPH06278577 A JP H06278577A JP 17105993 A JP17105993 A JP 17105993A JP 17105993 A JP17105993 A JP 17105993A JP H06278577 A JPH06278577 A JP H06278577A
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Abstract
ルフ操作タイプの門型洗車装置において、洗車を受ける
位置においてセルフ操作ができるようにして、従来の手
間やトラブルを解消しまた余計な敷地を必要としない装
置を提供する。 【構成】 装置本体1に対する所定の洗車位置に停車し
た自動車Aの運転席から操作可能な洗車受付位置と、自
動車Aから離れた退避位置とをとり得る洗車受付用の操
作ボックス9を備え、通常は前記操作ボックス9を洗車
受付位置に置いて洗車を受け付け、洗車時には操作ボッ
クス9を退避位置に置くようにする。
Description
往復走行して車体を自動洗浄する門型の洗車装置に関
し、特に自動車の運転者が自ら操作して動作させるセル
フ操作タイプの装置に関する。
示すものが知られている。1は公知の門型洗車装置で、
前方から進入した自動車を洗浄後に後方へ通り抜け退場
させるドライブスルー式にレイアウトされ、通り抜けス
ペースに敷設されたレール2・2上を往復走行して、レ
ール2・2間に停車された自動車をブラシ洗浄し乾燥す
るよう動作する。洗車装置1は図示するように通常はレ
ール2・2の後端に位置し、この位置から洗車を開始し
所定回数だけ往復走行し同位置へ戻って洗車を終了す
る。9はレール2・2の敷設部より手前に設置された操
作ボックスで、料金投入と洗車内容の選択入力等の操作
を受け付ける。
9に横付けして料金投入等の操作を行う。この洗車受付
後に所定の遅延時間をはさんで洗車が開始されるので、
この間にレール2・2間の図示するような所定位置まで
乗り入れて停車させ洗車を受ける。洗車が終われば自動
車を洗車装置1内を通り抜けて退場させれば良い。
来の装置では、洗車操作する位置と洗車を受ける位置と
の2ヵ所で停車しなければならず、洗車までに手間がか
かる不便がある。また、慣れない運転者が前の自動車が
退場しないうちに操作ボックス9で洗車操作をしてしま
い、前の運転者に迷惑をかけたり洗車が受けられないと
いったトラブルを生じる可能性があった。更に、操作ボ
ックス9は洗車装置本体1の走行の邪魔になるので、レ
ール2・2で与える装置本体1の走行範囲より手前に設
置しなければならず、操作ボックス9を設置する分だけ
広い敷地が必要となる不都合があった。
は、洗車を受ける位置においてセルフ操作ができるよう
にして、従来の手間やトラブルを解消しまた余計な敷地
を必要としない洗車装置が得られないか、という点にあ
る。
された装置本体を自動車を跨ぐように往復走行させて前
記自動車の車体を自動洗浄するタイプの洗車装置におい
て、所定の洗車位置に停車した自動車の運転席から操作
可能な洗車受付位置と、自動車から離れた退避位置とを
とり得る洗車受付用の操作ボックスと、該操作ボックス
を前記洗車受付位置と退避位置との間で変位させる駆動
手段と、通常は前記操作ボックスを洗車受付位置に置い
て洗車を受け付け、洗車時には操作ボックスを退避位置
に置くよう前記駆動手段を制御する手段とを備えて、上
記課題の解決をはかったものである。
置にあって、所定の洗車位置に停車した自動車から洗車
操作できるので、運転者は直接洗車位置に乗り入れて洗
車操作すれば良い。また、洗車時には操作ボックスが退
避位置へ退避するので、洗車装置による洗車動作に支障
を及ぼしたり周囲の建築物等へ接触したりすることがな
い。
図2は実施例の正面説明図である。1は洗車装置本体
で、門型に形成されレール2・2上を自動車Aを跨ぐよ
うに往復走行する。装置本体1には、各種ブラシ3・4
・4,ブロワノズル5・6・6をはじめ散水ノズル,液
剤タンク等が備えられ、走行に伴って水,洗剤,ワック
ス等を散布してブラッシングする洗浄作業やブロワノズ
ルより空気を吹き付ける乾燥作業を行う。
で、8は本体1後方で洗車位置にある自動車の運転席か
ら視認可能な位置に設けられる退場誘導灯である。11
は本体1の洗車開始位置を検知する検出スイッチで、洗
車装置設置面の所定位置に設けられる凸片10を検出す
るもので、洗車開始位置は図2に示すようにレール2・
2で与える走行範囲の後端部に設定されている。12a
・bおよび13a・bは本体1の前後にそれぞれ備えら
れる車体検出器で、透過型の光電スイッチよりなり、洗
車スペースを挾むように発光器12a・13aと受光器
12b・13bとをそれぞれに対向させ、両者間で授受
されるビーム信号が自動車によって遮断されたのを検知
して車体検出を行う。
た溝部Cに取り付けられ、設置面より突出しないように
して自動車がレール上を自由に通過できるように設けら
れている。この溝部Cは、レール2・2間中央に配設さ
れる排水ピットPと連通し、図3の地面の傾斜からも分
かるように、主にレール2・2の外側へ飛散した洗浄水
を集水して排水口Dへ導くよう形成され、排水溝として
も機能している。15は自動車が入場するのを案内する
進入ガイドである。
の洗車位置に対応した位置に設けられ、料金投入と洗車
内容の選択入力等の操作を受け付ける。操作ボックス9
は、装置本体1の走行を邪魔しない洗車スペース側方に
設置されたベース16にアーム17を介して支持されて
いる。アーム17はベース16に対して回動可能に支持
され、図2に見られるように約90°回転して、図2で
実線で表すように洗車位置にある自動車Aに接近した洗
車受付位置Xと、図2で点線で表すように自動車Aから
離れ走行したときの装置本体1と操作ボックス9とを接
触させることのない退避位置Yとをとることができる。
操作ボックス9は通常、洗車受付位置Xに置かれている
ので、自動車Aを横付けして運転席の窓を開ければ車内
からボックス9に対する洗車操作が可能である。ここで
は、自動車を操作ボックス9に横付けした位置が即ち自
動車の洗車位置となる。
成を説明する要部平面図である。アーム17はベース1
6の軸受部18において回動自在に支持され、アーム1
7と一体に設けられた突片19においてベース16内の
エアシリンダー20と連結して回転駆動される。すなわ
ち、エアシリンダー20を伸長させると操作ボックス9
は洗車受付位置Xに置かれ、収縮させると退避位置Yに
置かれる。21・21’はエアシリンダー20に取り付
けられた近接スイッチで、シリンダー20のピストンに
内蔵されるマグネットに応動するリードスイッチからな
り、スイッチ21では操作ボックス9が洗車受付位置X
にあることを、またスイッチ21’では退避位置Yにあ
ることをそれぞれに検出する。
退避位置Yとの間で変位させる構造は、上記に限らず種
々考えられる。例えば図5に略図を示すように、操作ボ
ックス9を立上支持するアーム17を図示のようなリン
クとし、エアシリンダー20の作動により、自動車Aに
対し直線的に接離動作するように構成することができ
る。更に図6に要部平面を示すように、アーム17を装
置本体1に回動支持し、操作ボックス9が装置本体1側
に支持されるようにしても良い。また、ここに上げた実
施例はいずれもエアシリンダーを駆動手段として操作ボ
ックス9を変位させているが、図4および図6のような
回動構造であればモータを用いて容易に同様な変位をさ
せることができる。
で、22はマイクロコンピュータを備えた制御部、23
は各部の駆動回路である。制御部22は、操作ボックス
9において洗車を受け付け、検出スイッチ11,車体検
出器12・13等からの信号に基づき予めプログラムさ
れたシーケンスに従って、洗車装置本体1の走行,ブラ
シ3・4・4およびブロワノズル5・6・6の作動,散
水ノズルからの放水,およびエアシリンダー20の作動
等を駆動回路23を介して制御する。
車料金をカードで受け付けるカード投入口25、希望す
る洗車コース(イ)〜(ニ)を選択入力するコース選択キー
26、選択した内容の洗車を開始するスタートキー27
が備えられている。従って、カードを投入して洗車コー
スを選択した後にスタートキーを押せば洗車を開始する
ことができる。28は操作ボックス9の前面に備えられ
る物体検知センサーで、公知の赤外線スイッチからな
り、自動車が入場して所定範囲内に近付くと照射した赤
外線の反射波をキャッチして検出信号を出力する。
チャートで、ここではワックスがけを含む洗車動作を例
示している。なお、本発明に係る方法および装置におい
て実行可能な洗車動作は本例に限らず、公知の洗車装置
に準じて種々の動作が可能である。以下、この図を基に
実施例の動作を説明する。
11で与える洗車開始位置に停止しており、また操作ボ
ックス9は前記洗車受付位置に置かれている。洗車利用
者は、進入誘導灯7が点灯した入場可能状態であること
を確認すると、進入ガイド15に沿って自動車を入場さ
せ車内から操作ボックス9に対する操作が可能な位置で
停車させる。これに伴い物体検知センサー28で車体を
を検知すると進入誘導灯7が消灯され、以後洗車終了ま
で消灯保持される。
作パネル24において料金投入等の前記必要操作をす
る。操作パネル24においてスタートキー27が押され
ると、エアシリンダー20が作動して操作ボックス9が
退避位置へ後退し、これが近接スイッチ21’で確認さ
れると、以後洗車が開始される。運転者は操作後に窓を
閉めてそのまま車内で待機していれば良い。なお、エア
シリンダー20が作動されてから一定時間経過しても近
接スイッチ21’が検出状態にならなければ、異常と判
断して受け付けた洗車をキャンセルする。
体1はまずレール2・2の後端位置から前方へ往行し、
水および洗剤を散布しつつブラシ3・4・4を動作させ
る第1洗浄工程を行う。ブラシ3・4・4が自動車後端
に至って車体との接触が解かれると、これを図示しない
センサで検出して一旦動作を停止する。
へ復行し、水および洗剤を散布しつつブラシ3・4・4
を動作させる第2洗浄工程を行う。ブラシ3・4・4が
自動車前端に至って車体との接触が解かれるとブラシの
動作を停止し、本体1が検出スイッチ11で与える開始
位置に戻ると走行を停止する。
往行し、水およびワックスを散布しつつブラシ3・4・
4を動作させるワックス工程を行う。工程Aと同様に自
動車後端へ至ると動作を停止する。
へ復行し、ブロワノズル5・6・6より空気を噴射させ
る乾燥工程を行う。本体1は、復行に伴い洗車開始位置
に達すると、乾燥動作を継続したまま引き続いて前方へ
往行する。この往行に伴い前側の車体検出器12が自動
車後端に至って非検出に転じてから走行および乾燥動作
を停止して洗車動作を終了する。
灯8が点灯して退場を促すので自動車を前進させて退場
すれば良い。このとき自動車Aと洗車装置本体1とは図
9のような位置関係にあり、矢印で示すように自動車A
はレール2・2上を通って退場することができる。
3がいずれも非検出になれば、洗車装置本体1を後方へ
復行させ、開始位置へ復帰させてからエアシリンダー2
0を作動させて操作ボックス9を洗車受付位置へ戻し、
これが近接スイッチ21で確認されれば進入誘導灯7を
点灯した状態に戻し、次の洗車を受付可能にする。
に示すのと基本的に同じ支持構造で操作ボックス9を支
持し、操作ボックス9を自動車に対し直線的に進退させ
るよう構成したものである。エアシリンダー20は、2
本のシリンダー20a・20bを連設した二段シリンダ
ーからなり、操作ボックス9を洗車受付位置X,退避位
置Yおよび両位置間の中間位置Zに置くことができる。
30は操作ボックス9の下方に備えられる車体検出器3
0で、反射型の光電スイッチからなり、発光素子より放
射したビーム信号が入場した自動車で反射されて受光素
子に受信されたのを検知して車体検出を行う。
ーのうちシリンダー20aのみを伸長させて操作ボック
ス9を中間位置Zに置き、自動車Aが入場して車体検出
器12・30の双方が車体検出すると、シリンダー20
bも伸長させて操作ボックス9を洗車受付位置Xに移動
させるよう制御される。この後、操作ボックス9におい
て洗車を受け付けて洗車が開始されると、シリンダー2
0a・20bはともに収縮して操作ボックス9が退避位
置Yに移され、装置本体1が走行して洗車が行われる。
装置本体1における洗車位置に対応した位置に操作ボッ
クス9を備え、洗車位置へ直接入場してから洗車操作が
行える。また、操作ボックス9は、洗車が始まる前に退
避位置へ後退し洗車の邪魔になる不都合もない。更に、
装置本体1が前方へ往行した状態で退場が可能になり、
狭い装置本体1内を通り抜ける手間がなく、また、図9
において明らかなように、装置本体1後方に必要となる
通り抜けスペースを図1の従来装置に比べて大幅に短縮
できる。
操作ボックスが洗車受付位置にあって、所定の洗車位置
に停車した自動車から洗車操作できるので、運転者は直
接洗車位置に乗り入れて洗車操作すれば良く、従来のよ
うに複数の場所で停車するといった手間がない。また、
洗車操作する位置と洗車を受ける位置とが同じなので、
前の自動車の洗車が終わらぬうちに洗車操作してしまう
といったトラブルの発生がなく、更に従来のように装置
本体の走行範囲外に操作ボックスを設置する必要もなく
なり、装置全体の占める敷地面積を小さくできる。な
お、洗車時には操作ボックスが退避位置へ退避するの
で、洗車装置による洗車動作に支障を及ぼしたり周囲の
建築物等へ接触したりする心配がない。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 門型に形成された装置本体を自動車を跨
ぐように往復走行させて前記自動車の車体を自動洗浄す
るタイプの洗車装置において、 所定の洗車位置に停車した自動車の運転席から操作可能
な洗車受付位置と、自動車から離れた退避位置とを、少
なくともとり得る洗車受付用の操作ボックスと、 該操作ボックスを前記洗車受付位置と退避位置との間で
変位させる駆動手段と、 前記操作ボックスを洗車受付位置に置いて洗車を受け付
け、洗車時には操作ボックスを退避位置に置くよう前記
駆動手段を制御する手段と、 を備えたことを特徴とする洗車装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の洗車装置において、前記
操作ボックスは前記装置本体と別体に設けられ、装置本
体の走行範囲外に支持されることを特徴とする洗車装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の洗車装置において、前記
操作ボックスは前記装置本体に支持されていることを特
徴とする洗車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17105993A JP3152805B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-06-16 | 洗車装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3434293 | 1993-01-28 | ||
JP5-34342 | 1993-01-28 | ||
JP17105993A JP3152805B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-06-16 | 洗車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06278577A true JPH06278577A (ja) | 1994-10-04 |
JP3152805B2 JP3152805B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=26373133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17105993A Expired - Fee Related JP3152805B2 (ja) | 1993-01-28 | 1993-06-16 | 洗車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3152805B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4887101A (en) * | 1988-04-14 | 1989-12-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2014184864A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Daifuku Co Ltd | 洗車機 |
JP2017144862A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 株式会社ダイフク | 洗車機及び洗車方法 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP17105993A patent/JP3152805B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4887101A (en) * | 1988-04-14 | 1989-12-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2014184864A (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Daifuku Co Ltd | 洗車機 |
JP2017144862A (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | 株式会社ダイフク | 洗車機及び洗車方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3152805B2 (ja) | 2001-04-03 |
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