JPH06277284A - 保護カテーテル装置 - Google Patents

保護カテーテル装置

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JPH06277284A
JPH06277284A JP4119598A JP11959892A JPH06277284A JP H06277284 A JPH06277284 A JP H06277284A JP 4119598 A JP4119598 A JP 4119598A JP 11959892 A JP11959892 A JP 11959892A JP H06277284 A JPH06277284 A JP H06277284A
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JP
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needle
barrel
locking
catheter device
positionable
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Application number
JP4119598A
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English (en)
Inventor
Jerry M Kaufman
ジェリイ・エム・カウフマン
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Original Assignee
Fluidics International Inc
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M25/00Catheters; Hollow probes
    • A61M25/01Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
    • A61M25/06Body-piercing guide needles or the like
    • A61M25/0612Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders
    • A61M25/0631Devices for protecting the needle; Devices to help insertion of the needle, e.g. wings or holders having means for fully covering the needle after its withdrawal, e.g. needle being withdrawn inside the handle or a cover being advanced over the needle

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作および取扱いの際に、医療従事者が針と
接触するのを防止して、伝染病の感染などの危険性をな
くするものとする。 【構成】 保護カテ−テル装置は、針(3,103)を
有するカテ−テル本体(7、107)を収容するバレル
(5,105)を備えている。カテ−テル本体は、完全
に引っ込んだ位置と完全に伸長した位置との間でバレル
内に保持される。該装置は更に、バレル内の針の位置を
制御するロック機構(9、109)を備えている。ロッ
ク機構は、少なくとも2つの位置、即ち、針がバレル内
で自由に摺動することができる第1の位置と、針がバレ
ル内の引っ込み位置においてロックされ、ロック機構を
再配置せずには引っ込み位置から変位することができな
い第2の位置とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、保護カテーテル装置、
より詳細には、針の挿入とカテーテル装置の使用者の保
護とを行なうカテーテル装置に関する。更に詳細に述べ
ると、本発明は、プラスチック製カニューレの挿入に有
用な血管カテーテル(angiocath) タイプの保護カテーテ
ル装置に関する。更に詳細には、本発明はまた、種々の
タイプのIVカテーテル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】種々のカテーテルに関して使用するため
に開発され、かつ、針を除去するときに事故が起きない
ように特に意図されている装置の数が急激に増えてい
る。これは、主として、針、カテーテル、カニューレな
どを取り扱う際に生ずるエイズの問題をはじめとする伝
染病の感染に対して看護婦その他の医療従事者の間での
関心の高まりによるものである。エイズその他の伝染病
の感染は、かかる医療従事者が針を患者から外した後に
針が不意に刺さったときに生ずることが知られている。
【0003】本明細書全体を通じて使用されているカテ
ーテルなる語は、かかるタイプの針を含む数多くの種々
の装置を示すのに使用されている。カテーテルには、流
体を患者の流体移送導管または血管に対して通す素子の
組合わせを備える静脈カテーテルだけでなく、鋼その他
の金属製の使用済の針を取り出した後においても、患者
内に留まることができるプラスチック製カニューレなど
を挿入するための針を使用する血管カテーテルタイプの
装置がある。
【0004】かくして、種々の静脈タイプのカテーテル
の場合には、管状導管が一般に使用され、この管状導管
は患者給送用の腸内流体源または患者からの流体をうけ
る溜めに接続するように一端にコネクタを有するととも
に、第1のコネクタとは反対側の端部には針に固定した
または取り外し自在に接続可能な第2のコネクタを備え
ている。
【0005】これに対して、血管カテーテルタイプの装
置の場合には、装置が適正な作業順序にあるかおよびプ
ラスチックカニューレが適正に挿入されたかを主として
みるために、挿入したときに少量の体液または血液を取
り出すための室を備えているが、カニューレは、流体の
取出しまたは注入などのためのその後の使用をはじめと
する種々の目的に使用することができるように針ととも
に取り外される。
【0006】いずれの場合においても、カテーテルがプ
ラスチックカニューレの挿入のためにのみ使用される
か、あるいはそれ自体を静脈内で使用するかどうかに拘
らず、針に触れてしまうという問題はかなりのものとな
る。
【0007】本技術分野における最近の有意の進歩が、
上記した目的のために使用する複合カテーテルアセンブ
リを開示する米国特許第4,966,589号において
見られる。このアセンブリの実施例として、針を取り外
した後は、医療従事者が針に触れることはなく、しかも
医療従事者に危険を及ぼさないように針を密閉室に容易
に引っ込めることができる実施例がある。上記米国特許
に記載の装置においては、汚染された針は筒に引っ込め
られるが、これは手動ボタンを押してラチエット36を
解放することによりばね28を伸ばし、キャリヤ26を
室19内の引っ込み位置へ移動させることにより行なわ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この装置は、本技術分
野においてむしろ有意の改良を提供しているが、更に改
良を求める研究、特に、これらの装置の内外での針自体
の種々の位置を制御するため所定の位置を有する伸長お
よび引っ込み機構を備えた保護カテーテル装置に対する
研究が続けられている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、針手段
と、該針手段を収容するバレル手段とを備え、前記針手
段は前記バレル手段内全体の保護位置から前記針手段が
前記バレル手段から延びる伸長位置まで摺動することが
できるように前記バレル手段内に摺動自在に保持され、
前記針手段を患者に挿入することができるようになって
いる保護カテーテル装置が提供されている。このカテー
テル装置は、前記バレル手段内の前記針手段の前記位置
を制御する位置決め自在のロック手段を備え、該位置決
め自在のロック手段は前記針手段が前記バレル手段の中
で自由に摺動することができる第1の位置と前記針手段
が前記バレル手段内の前記保護位置においてロックされ
る第2の位置とを含む少なくとも2つの位置を有し、前
記針手段は前記位置決め自在のロック手段を再配置せず
には前記保護位置から変位することができないことを特
徴とする構成を備えている。
【0010】本発明によればまた、針手段と、該針手段
を収容するバレル手段とを備え、前記針手段は前記バレ
ル手段内全体の保護位置から前記針手段が前記バレル手
段から延びる伸長位置まで摺動することができるように
前記バレル手段内に摺動自在に保持され、前記針手段を
患者に挿入することができるようになっている保護カテ
ーテル装置が提供されている。このカテーテル装置は、
前記バレル手段内の前記針手段の前記位置を制御する位
置決め自在のロック手段を備え、該位置決め自在のロッ
ク手段は前記針手段が前記バレル手段の中で自由に摺動
することができる第1の位置と、前記針手段が前記バレ
ル手段に対して所定の位置にロックされ前記位置決め自
在のロック手段を再配置せずには前記所定の位置から変
位することができない第2の位置と、前記針手段が前記
保護位置から前記伸長位置へ向けて摺動することができ
るが、前記伸長位置から前記保護位置へ向けて摺動する
のを阻止する第3の位置とを含む少なくとも3つの位置
を有し、更に前記針手段を前記バレル手段内の前記保護
位置へ向けて付勢する付勢手段を備えることを特徴とす
る構成に係る。
【0011】
【作用】上記のように、本発明の保護カテーテル装置
は、針手段と、該針手段を収容するバレル手段とを備
え、前記針手段は前記バレル手段内全体の保護位置から
前記針手段が前記バレル手段から延びる伸長位置まで摺
動することができるように前記バレル手段内に摺動自在
に保持され、前記針手段を患者に挿入することができる
ようになっている保護カテーテル装置に向けられてい
る。このカテーテル装置は、前記バレル手段内の前記針
手段の前記位置を制御する位置決め自在のロック手段を
備えている。この位置決め自在のロック手段は、前記針
手段が前記バレル手段の中で自由に摺動することができ
る第1の位置と前記針手段が前記バレル手段内の前記保
護位置においてロックされる第2の位置とを含む少なく
とも2つの位置を有することにより、前記針手段が前記
位置決め自在のロック手段を再配置せずには前記保護位
置から変位することができないようにしている。
【0012】位置決め自在のロック手段は、針手段が伸
長位置においてロックされる第3の位置を有することが
でき、これにより、針手段は位置決め自在のロック手段
を再配置せずには伸長位置から変位することができない
ようにしている。
【0013】位置決め自在のロック手段が第2の位置に
あるときには、針手段は保護位置または伸長位置にロッ
クすることができる。
【0014】あるいは、位置決め自在のロック手段は、
針手段が保護位置から伸長位置へ向けて摺動するが、伸
長位置から保護位置へ向けて摺動しないようにする第3
の位置を有することができる。
【0015】更に、挿入自在のカニューレ手段をバレル
手段に配設することにより、針手段が伸長位置にあると
きに針手段が挿入自在のカニューレ手段を介して突出す
ることができ、かつ、針手段が患者に挿入されたときに
挿入自在のカニューレ手段が患者に挿入することができ
るようにしている。挿入自在のカニューレ手段はプラス
チック材料から形成することができる。
【0016】位置決め自在のロック手段は、固定された
第1および第2の位置とすることができる。
【0017】
【実施例】本発明は、図面に関する以下の説明から容易
に理解することができるが、図面において、同じ参照番
号は、原則として同一の部材を示している。
【0018】先づ、図1について説明すると、患者の血
管その他の患者の流体移送導管に針3を挿入することに
より使用される静脈カテーテル装置1が示されている。
本明細書において使用されている「カテーテル」("cath
erter") なる語は、針3と、針3が装着されるカテーテ
ル本体7の双方を含む。かくして、保護カテーテル装置
は、針とカテーテル本体とが図1に示すような引っ込み
位置と図2に示すような伸長位置との間で摺動自在であ
るように、カテーテルを摺動自在に保持する保護バレル
部材5を有している。針自体は、静脈に対し、あるいは
その他のこのような目的に使用される通常の中空金属針
である。カテーテルが図1に示す引っ込み位置にあると
きには、針3の先端は、保護バレル部材5内に完全に引
っ込められ、針が医療作業者などに不意に接触すること
ができないようにしている。
【0019】本発明の保護カテーテル装置の主たる目的
は、図に示す引っ込み位置から伸長位置までの種々の位
置の間でバレル部材5に対するカテーテルの位置を制御
することにある。保護バレル部材5自体は、長手方向に
延びる細長い円筒状部材であり、針から遠隔している基
端部に円形の開口6を有するとともに、先端部には略円
錐形をなしかつ針3を伸長自在に容易に挿通することが
できる開口4を中央に有している。
【0020】図1および図2に示す本発明の実施例にお
いては、カテーテルの位置の制御はハンドル9により行
なわれる。ハンドル9は、第4図に詳細に示すように、
把持部材11と、2本の吊下するアーム12aおよび1
2bと、2つの内方へ突出するエルボ13aおよび13
bとを備えている。かくして、ハンドル9は、これらの
内方へ突出するエルボ部13aおよび13bを中心に回
動することができ、エルボ部13aおよび13bは、バ
レル部材5を介して、特に、内方へ突出するエルボ13
aおよび13bに対応する一対の開口15aおよび15
bをそれぞれ介して突出している。このようにして、ハ
ンドル9は、双方の内方へ突出するエルボ13aおよび
13bの中心を貫通する軸線を中心に回動することがで
きる。これらの内方へ突出するエルボ13aおよび13
bはいずれも、バレル部材5の内壁を越えて内部へ突出
している。
【0021】しかしながら、カテーテル本体7の外面に
は、図2に明瞭に示すように、長手方向に延びる溝18
aおよび18bが形成され、これらの内方へ突出するエ
ルボ13aおよび13bに対応するようになっている。
これらの長手方向に延びる溝18aおよび18bは、カ
テーテル本体7の対向する側壁に沿って、一方は端部壁
19aと20aとの間を、他方は端部壁19bと20b
との間を、所定の距離延びている。かくして、これらの
長手方向へ延びる溝18aと18bの長さ、即ち、一方
は端部壁19aと20aとの間の距離、他方は端部壁1
9bと20bとの間の距離は、バレル部材5内でのカテ
ーテル本体7の可能な走行の程度、即ち、内方へ突出す
るエルボ13aと13bが端部壁20aおよび20bと
接触する図1に示す完全に引っ込められた位置と、内方
へ突出するエルボ13aと13bとが対向する端部壁1
9aおよび19bとそれぞれ接触する図2に示す完全に
伸長した位置とから定めることができる。従って、長手
方向へ延びる溝18aと18bの深さは、バレル部材5
の内壁面を越えてバレル部材5内に突出する内方突出エ
ルボ13aおよび13bの内端の長さと対応するように
十分なものでなければならない。
【0022】図1および図2に示す実施例においては、
長手方向へ延びる溝18aと18bの少なくとも一方、
この場合には、長手方向へ延びる溝18aには、ラチエ
ット面22が含まれており、これは図1および図3に明
瞭に示されている。ラチエット面22自体は、複数の歯
24を有しており、これらの各歯は、略垂直な面24a
と、角度をなして配設された面24bとを有している。
ラチエット22は、内方へ突出するエルボ13aの内面
29と協働するようになっているが、これは図7および
図8から最も容易に理解することができる。
【0023】ハンドル9の動作に関する詳細は、図1乃
至図14に基づき容易に理解することができる。ハンド
ル9が図1に示す3つの基本的な位置間相互で動かされ
ると、内方を向く突出エルボ13aの面は、該エルボ1
3aの中心軸線により示され、ハンドル9が回転するピ
ボット点を中心に回転する。
【0024】かくして、ハンドル9がバレル部材5に対
して後方へ延びる位置にあり、従って、図1において
「解放」位置として示されている位置にあるときには、
ハンドル9の吊下アーム12aは、バレル部材5の外面
から突出する立上がり部材30と接触する。これによ
り、内方へ突出するエルボ13aはバレル部材5に対し
て外方へ付勢され、即ち、カテーテル本体7と長手方向
へ延びる溝18a内でラチエット部22から遠ざかる方
向へ付勢される。このようにして、内方へ突出するエル
ボ13aの内面29は、バレル部材5内を開口15aへ
向けてかつ長手方向へ延びる溝18a内でラチエット部
材22の表面から離れる方向へ移動する。かくして、解
放位置においては、内方へ突出するエルボ13aと13
bとの間、少なくとも、溝18aと18bとの間での干
渉接触はなく、カテーテル自体は、図1の完全に引っ込
んだ位置から図2の完全に伸長した位置まで、摺動自在
に自由に動くことができる。
【0025】上記した解放位置から図1に示す中央の
「ラチエット」位置まで反時計廻り方向へハンドル部材
9を回転させると、ハンドル9のアーム部12aは、立
上がり部材30と接触する前に変位され、内方へ突出す
るエルボ13aの内端はラチエット22へ向けて動くこ
とができる。更に、内方へ突出したエルボ13aの内面
29はハンドル9の回転軸線を中心に4分の1回転す
る。
【0026】図7および図8には、内方へ突出するエル
ボ13aの内面29が詳細に図示されている。即ち、内
面29は、角度のある面29aと水平面29bとを有
し、角度のある面29aは、該面から延びる突出部29
cを有している。かくして、ハンドル部材9が図1に示
すラチエット位置即ち中央位置にあると、延長部29c
は図12に示すようにしてラチエット22自体と略平行
に延び、アーム部12aは立上がり部30に対して自由
となり、従って、内方へ突出するエルボ13aの内面2
9が、図9および図12に示すようにラチエット22の
歯に入ることができる。即ち、水平面24bは各歯の間
の部分に入って歯24の垂直部24aに当接することが
でき、一方、角度のある面29aはラチエット22の歯
24のランプ(ramp)部24bと対応することができる。
このようにして、内方へ突出するエルボ13aは、図1
および図12において矢印32により示される方向、即
ち、バレル部材5の中へ即ちバレル部材内の引っ込み位
置へ復帰することができる方向へカテーテル本体7が動
くのを阻止することができる。
【0027】一方、カテーテルは、ハンドル部材9がこ
の中央即ちラチエット位置にある場合にも、ラチエット
22の歯24のランプ部24bを単に摺動する内方へ突
出するエルボ13aの内面29により、図1に示す引っ
込み位置から図3に示す伸長位置へ向かう方向へ動くこ
とができる。
【0028】図1においてハンドルを時計廻り方向へ更
に回転させると、バレル部材5に対するカテーテル本体
7の配置および針3の対応する配置を、所定の位置にロ
ックすることができる。これを行なうことができるの
は、内方へ突出するエルボ13aの内面をハンドル9の
回転軸線を中心に更に4分の1回転させると、突出部2
9cをラチエット22の歯24の方向と略直交する位置
へ、即ち、図1および図14に示す位置へ回転させるこ
とができるからである。この位置においては、突出部2
9cは、各歯24間の垂直部24aとランプ24bの底
部に対して当接することにより、矢印32の方向とは反
対の方向を含むいずれかの方向へのラチエット22の動
きを阻止する。
【0029】図1および図4について更に説明すると、
ハンドル9の把持部材11の内面は、内方へ突出する突
出部35を有するとともに、垂れ下がりリップ35aを
有している。この垂れ下がりリップ35aは、バレル部
材5の外面に配置されているロック部材37と協働する
ことができる。このロック部材37は、かくして、角度
をなして配設された突出リップ37aを有し、該リップ
は弾性を有するのが好ましく、これにより、ハンドル9
を図1に示す時計廻り方向へロック位置まで回転させる
ことにより、ハンドル9は、ロック部材37の突出リッ
プ37aにスナップ嵌めされた垂れ下がりリップ35a
により完全なロック位置に固定することができる。これ
により、ハンドル9は、逆作用により、即ち、垂れ下が
りリップ35aを突出リップ37aに嵌め、ハンドル9
を図1に示すように反時計廻り方向へ付勢することによ
り強制的に動かされるまで、ロック位置に保持される。
【0030】更に、カテーテル7の後部には、カテーテ
ル本体7の内部中空部を、血液をカテーテル本体7から
運ぶためにあるいは静脈注入などを行なうために延ばす
ことができる通常のチューブ40と接続可能なルエール
クリップ(Luer clip) 38のような通常の手段を備えて
いる。
【0031】バレル部材5の鼻部5a内において、バレ
ル部材5の内面は、中央開口4を包囲する環状の前端壁
40を有している。バレル部材5の内側室には、弾性ば
ね部材42が、針3を包囲するカテーテル本体7の前部
壁7aと前部壁部材40との間に保持することができ
る。かくして、このばね部材42は、カテーテル本体7
を図1に示す完全に引っ込められた位置へ向けてかつ図
2に示す伸長位置から弾性付勢することができるように
なる。
【0032】このようにして、カテーテルが図2に示す
完全に伸長した状態にあるときには、ハンドル部材9が
ロックされた位置から解放位置へ反時計廻り方向へ回転
されると、内方へ突出するエルボ13aの内面29が、
吊下アーム12aの内面と係合しかつ該アームをバレル
部材5の表面から遠ざかる方向へ付勢する立上がり部3
0により、カテーテル本体7のラチエット部材22から
離脱される。かくして、ばね部材42は、好ましくはカ
テーテル本体7に対する「スナップ作用」により、図1
に示す完全に引っ込められた位置へカテーテル本体7を
自由に付勢することにより、針3を引っ込め、例えば医
療従事者が針3に不意に接触する可能性をなくすことが
できる。実際に、この機構は、患者の腕その他の体液移
送導管から針3を引っ込めることにより、引っ込めた直
後であっても露出して不意に接触することをなくすこと
ができる。
【0033】図1に示すカテーテル装置の実施例の変更
例が図15に示されているが、この装置は、バレル部材
5を囲む円形のカラー47によりバレル部材5の前方部
に固着されている翼部材45を備えている点を除き、図
1と対応する部材を備えている。翼部材45は、一対の
翼46aおよび46bを備えている。翼は、カテーテル
を皮膚に固着することによりカテーテル自体を患者に固
定するのに使用することができる通常のバタフライタイ
プの翼である。バタフライ部材45はまた、カテーテル
装置自体の操作および取扱いを容易にすることができ
る。このバタフライ部材は、ポリエチレンのような熱可
塑性組成物または熱可塑性エラストマから形成するのが
好ましい。
【0034】次に、本発明の別の実施例を示す図16お
よび図17について説明すると、図示の実施例は、長期
間に亘って患者の中に留まるようになっているプラスチ
ックカニューレを挿入する場合に主として使用する血管
カテーテル(angiocath) に関する。
【0035】図16、図17および図20に示すよう
に、この装置においては、中空の針103がカテーテル
本体107に連結されている。カテーテル本体107
は、バレル部材105の中に摺動自在に配置されてい
る。かくして、カテーテル本体107は、針103とと
もに、図20に示す伸長した位置から図21に示す完全
に引っ込められた位置まで摺動自在に動くことができ
る。
【0036】この血管カテーテル装置の場合には、対応
するロック機構は次のように作動する。ハンドル部材1
09は、図19に明瞭に示すように、把持部111と、
内方へ突出するエルボ113aおよび113bで終端す
る一対の吊下アーム112aおよび112bとを備えて
いる。これらの内方へ突出する各エルボ113aおよび
113bは、バレル部材107の側壁を貫通する対応の
開口107aおよび107bを介して延びている。かく
して、ハンドル部材109は、これらの内方へ突出する
エルボ113aおよび113bの中心軸線を中心に図1
7に示す態様で回動することができる。この実施例にお
けるハンドル部材109は、基本的には、2つの異なる
状態、即ち、解放状態とロック状態とを有している。こ
のモードでは、ロック状態には2種類、即ち、前方を向
いた状態と後方を向いた状態がある。
【0037】ハンドル109が図17に示すように中央
位置にあるときには、ハンドル109は図19にも示す
ように解放位置にある。この状態では、ハンドル部材1
09の吊下アーム112aおよび112bは、バレル部
材105の側壁から突出する対応の立上がり面130a
および130bを押圧することにより、吊下アーム11
2aおよび112bをそれぞれ外方へ付勢するので、内
方へ突出するエルボ113aと113bは開口107a
および107bに引き込まれ、かくして、エルボはバレ
ル部材5の内壁を越えて内部へ突出することはない。こ
の状態では、内方へ突出するエルボ107は、カテーテ
ル本体107が摺動自在に配置されている領域に突出す
ることはなく、バレル部材105の内部領域の全体に亘
るカテーテル本体107の摺動自在の移動を妨害するも
のがなくなる。
【0038】一方、ハンドル109が図17において仮
想線で示す位置まで前方に(時計廻り方向に)、あるい
は図17に示す中央位置から後方へ(反時計廻り方向
へ)変位すると、吊下アーム112aおよび112bが
立上がり部130aおよび130bに衝突することはな
く、従って、内方へ突出するエルボ113aおよび11
3bはバレル部材105の内部へ内方へ延びることがで
き、図18に示す状態となる。しかしながら、これは、
カテーテル本体107が開口107aおよび107bを
ブロックする位置にないときにだけ可能となる。かくし
て、ハンドル109は、カテーテル本体107が図20
に示す位置または図21に示す位置にあるとき、即ち、
図20に示すような完全に伸長した位置または図21に
示すような完全に引っ込められた位置にあるときにだ
け、ロック位置に配置することができる。
【0039】図20の完全に伸長した位置においては、
ハンドル109の内方へ突出するエルボ113aおよび
113bは、バレル部材105の内部へ内方へ延び、か
くして、カテーテル本体107の後壁108に当接して
カテーテル本体107の後方への動きを阻止することに
より、図20に示す完全に伸長した位置から図21に示
す引っ込んだ位置へ摺動するのを防止する。
【0040】同様に、カテーテル本体107が図21に
示す完全に引っ込んだ位置にあり、かつ、ハンドル部材
109が図21に示す位置におけるようにロックされて
いるときには、内方へ突出するエルボ113aおよび1
13bは、バレル部材105の内部へ内方へ再び延びる
ことができ、この状態においては、カテーテル本体10
7の前部壁106に当接してカテーテル本体107の前
方への動きを防止することにより、図21に示す完全に
引っ込んだ位置から図20に示す完全に伸長した位置へ
カテーテル本体107が前方に摺動するのを阻止するこ
とができる。
【0041】バレル部材105は、図21に明瞭に示す
クロージャ部材104により後方へ閉止される。クロー
ジャ部材104は、外側寸法がバレル部材の内側寸法と
整合するように形成され、バレル部材とスナップ嵌めさ
れる2つの突出したリップ104aと104bとを備え
ている。クロージャ部材104は所定の位置に永続的に
接着することができ、あるいは取り外し自在とすること
により、必要な場合に、カテーテル本体107をバレル
部材から後方へ取り外すことができる。
【0042】バレル部材105はまた、ハンドル109
の下方の面にロック部材137を備えている。このロッ
ク部材は、2つの角度をなして配置された突出リップ1
09aと109bを備え、該突出リップは、ハンドル部
材109の突出部135の突出リップ部135aと協働
して作用することにより、ハンドル部材109は図20
および図21にそれぞれ示すように、前方または後方の
2つのロック位置のいずれかにロックすることができ
る。かくして、ハンドル部材109を図20に示す位置
から反時計廻り方向へ、あるいは図21に示す位置から
時計廻り方向へ回転させることにより、ハンドル部材1
09をこれらのロック状態から解放して、図17および
図19に示す解放位置へ回転させることができる。
【0043】カテーテル本体107の後面は、後壁部1
08を有する。この後壁部は、図22に明瞭に示される
ように、カテーテル本体107の壁に固着することがで
き、あるいはカテーテル本体107の溝99に挿着する
ことができる2つの突出するリップ部材108aと10
8bとを備えている。壁部108の中心には開口108
cが形成され、該開口は該開口を横切って延びる膜10
8dによりシールされている。この膜108dにより、
カテーテル本体107の内部室内の空気が内部室から出
ることができると同時に、内部室内の液体が膜を通過す
るのを防止することができる。この膜108dは、中空
の針103の先端が入る中央開口117を封止する。か
くして、針103に入る血液その他の流体はカテーテル
本体107内のキャビティ117に流れ込んで、開口を
満たすことができる。これが達成されるのは、膜108
dを配設したことにより、空気が膜108dを介して出
ることができるので、液体がキャビティ117に入るこ
とができるからである。
【0044】図16および図20に示すかかるカテーテ
ル装置の構成においては、針103は、一部がプラスチ
ックカニューレにより囲まれている。図示の実施例にお
いては、このプラスチックカニューレ119は、テフロ
ンのような可撓性のあるプラスチックまたはシリコーン
ゴムなどから形成され、針103の実質的な部分を覆う
細長い円筒部を備えているが、その円筒端部は針103
の先端から短い距離のところで終端している。かくし
て、針103は、カニューレ119を針103と同時に
患者に挿入するのに使用することができる。しかしなが
ら、図示の実施例においては、細長い円筒部が取着され
るプラスチックカニューレ119の先端は、該先端から
延びるカバー部121を有している。カバー部121は
実質上円錐形をなし、内側端部121aはバレル部材1
05の内部へ通じる開口を囲んでいる。カバー部121
の前端には、患者に挿入されるように構成されたカニュ
ーレ119の細長い円筒部に通じるカラー部122が配
設されている。かくして、針103は、プラスチックカ
ニューレ119とともに挿入することができる。針をそ
の後取り外すと、カバー部121を有するプラスチック
カニューレ119は、患者内に留まる。これは、図25
により詳細に示されており、一層詳細に後述する。
【0045】カテーテル本体107内の溜め117の前
方には、カテーテル本体107の縮径部107aが形成
されている。このようにして、室117を形成するカテ
ーテル本体107の後部拡大部の壁部107aとバレル
部材105の前壁部105aの内面との間には、弾性の
ある細長いコイルばね部材142が配置されている。こ
のばね部材142は図20に示すように圧縮状態にあ
り、これら2つの壁部105aと117aとの間で圧縮
されることにより、カテーテル本体107を後方へ付勢
するかなりの力を発生させる。しかしながら、ハンドル
109は図20に示すロック位置に配置され、内方へ突
出するエルボ113aと113bは、バレル部材105
の内面へ内方へ突出して後壁108をブロックしている
ので、カテーテル107は完全に伸長した状態に保持さ
れる。
【0046】内側ガイドバー143がコイルばね142
内に配置され、かつ、好ましくは接着剤などにより、カ
テーテル本体107の壁部材117aに固着される。ガ
イドバー143は、コイルばね142をガイドバー14
3の周囲に略円筒状に保持することにより、ハンドルが
ロック状態から解放されたときにばねが適宜の力を発揮
することができるようにしている。かくして、ハンドル
109がロック状態から解放され、かつ、カテーテル本
体107が図21に示すように引っ込み位置へ動かされ
ると、ガイドバー143は、カテーテル本体107の壁
部117aへ固着された状態に保持され、該壁部から突
出する。しかしながら、この実施例においては、ばね部
材142は完全に伸長した状態にあるので、コイルばね
が円筒形を保持するのようにその全長に亘ってガイドバ
ーを配設する必要はない。
【0047】図16その他に示す血管カテーテル装置
は、使用前に医療従事者を保護するため、使用前は図1
6および図20に示すように完全に伸長した状態にある
ので、図17に示すようなキャップ部材145が使用さ
れる。このキャップ部材145は、針103とプラスチ
ックカニューレ119の全長を覆うとともに、バレル手
段105の前部でリム147をクランプして針103と
プラスチックカニューレ119とを再び完全に覆う前方
延長部146を備えている。カバー145を取り外す
と、装置は図16および図20に示す状態で使用に供す
ることができる。
【0048】図16その他に示されている血管カテーテ
ル装置は、図24乃至図26に示すようにして使用する
ことができる。即ち、図16および図20に示す装置
は、まづ、患者の腕52の静脈150に挿入されるが、
止血帯154などを使用して静脈をより十分に見えるよ
うにする。針103を静脈150に挿入すると、プラス
チックカニューレ119もまた針103とともに静脈内
に延びる。これにより、血液が中空の針103に入って
カテーテル本体107内のキャビティを満たす。次に、
図20に示す前方ロック位置にまだある針103とカテ
ーテル本体107が、バレル部材105とともに取り出
される。これにより、カバー部121を含むプラスチッ
クカニューレ119が、図25に示すように静脈150
内に残される。これはプラスチックカニューレであるの
で、余分の血液がカニューレ119を介して出るのを防
止するように、静脈内で変形する(collapse)ことができ
る。このようにして、装置は、その後、図26に示すよ
うに皮下注射器160による注射を行なうのに使用する
ことができる。皮下注射器160の前端部の針は、特定
の医学処置により必要とされる場合には、プラスチック
カニューレ119内で容易に摺動し、薬その他の薬剤を
注射するために静脈に挿入することができる。カニュー
レ119はまた、通常の静脈装置またはこのような種類
の公知の装置の組立て(hook-up) に使用することができ
る。かくして、これは、かかる処置の際に新たな入口開
口を連続して形成することを必要とすることなく行なう
ことができる。
【0049】本発明を特定の実施例に関して説明した
が、これらの実施例は、本発明を単に例示するものであ
る。従って、例示した実施例に対して種々の修正を行な
うことができるとともに、特許請求の範囲に記載されて
いる本発明の精神と範囲とから逸脱することなく他の構
成を想到することができるものである。
【0050】
【発明の効果】本発明のカテーテル装置は、以上のよう
に構成されているので、患者に対する針の挿入および取
出しなどの装置の操作および取扱いの際に医療従事者が
針に触れる機会をなくして、医療従事者に危険を及ぼさ
ないようにすることができる。更に、本発明の装置は、
装置の内外での針自体の種々の位置を制御することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る静脈カテーテル装置を
示す一部切断側面図である。
【図2】針がバレル部材から延びた状態にある図1に示
すカテーテル装置の一部切断側面図である。
【図3】図1に示すカテーテルの一部を示す部分平面図
である。
【図4】図1に示すカテーテル装置の一部切断正面図で
ある。
【図5】図4に示すカテーテル装置のハンドル手段の一
部を示す部分正面図である。
【図6】図4に示すカテーテル装置のハンドル手段の別
の部分を示す部分正面図である。
【図7】図5に示すハンドル手段の一部を示す部分図で
ある。
【図8】図7の8−8線に沿ってみたハンドル手段の部
分を示す平面図である。
【図9】解放位置にある図1に示すカテーテル装置の一
部切断部分正面図である。
【図10】ロック位置にある図1に示すカテーテル装置
の一部切断部分正面図である。
【図11】解放、ラチエットおよびロック位置にある図
1に示すカテーテル装置のロック機構を示す線図であ
る。
【図12】ロック位置にある図1に示すカテーテルのロ
ック機構の作動を示す概略部分図である。
【図13】解放位置にある図12に示すカテーテルのロ
ック機構の概略部分図である。
【図14】ラチエット位置にある図12に示すカテーテ
ルのロック機構の概略部分図である。
【図15】図1に示すカテーテル装置の変形例を示す平
面図である。
【図16】本発明の別の実施例に係る血管カテーテル装
置の平面図である。
【図17】別体をなすカバーが載置された図16に示す
血管カテーテル装置の側面図である。
【図18】図17に示す血管カテーテル装置の18−1
8線断面図である。
【図19】図17に示す血管カテーテル装置の19−1
9線断面図である。
【図20】図16に示す血管カテーテルの一部切断側面
図である。
【図21】カニューレが取り外されている図20に示す
血管カテーテル装置の一部の部分側面断面図である。
【図22】図20に示す血管カテーテル装置の一部を示
す部分側面断面図である。
【図23】図20に示す血管カテーテルの23−23線
断面正面図である。
【図24】本発明に従って使用されている図16に示す
ような血管カテーテル装置の平面図である。
【図25】カテーテルが取り外されている、図16に示
す血管カテーテルにより挿入されたカニューレの上方か
らみた斜視図である。
【図26】図25に示す挿入カニューレの注射器に関す
るその後の使用の態様を示す、上方からみた斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 カテーテル装置 3 針 4 中央開口 5 バレル部材 6 円形開口 7 カテーテル本体 9 ハンドル 11 把持部材 12a 吊下アーム 12b 吊下アーム 13a 内方突出エルボ 13b 内方突出エルボ 15a 開口 15b 開口 18a 溝 18b 溝 19a 端部壁 19b 端部壁 20a 端部壁 20b 端部壁 22 ラチエット 29 内面 30 立上がり部 35 突出部 35a 垂れ下がりリップ 37 ロック部材 41 端部壁 42 ばね部材 45 翼部材 47 カラー 99 溝 103 針 104 クロージャ部材 105 バレル部材 106 前部壁 107 カテーテル本体 109 ハンドル部材 111 把持部 117 内部室 119 カニューレ 113a 内方突出エルボ 113b 内方突出エルボ 121 カバー部 122 カラー部 137 ロック部材 142 コイルばね 143 ガイドバー 145 キャップ部材

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針手段と、該針手段を収容するバレル手
    段とを備え、前記針手段は前記バレル手段内全体の保護
    位置から前記針手段が前記バレル手段から延びる伸長位
    置まで摺動することができるように前記バレル手段内に
    摺動自在に保持され、前記針手段を患者に挿入すること
    ができるようになっている保護カテーテル装置におい
    て、前記バレル手段内の前記針手段の前記位置を制御す
    る位置決め自在のロック手段を備え、該位置決め自在の
    ロック手段は前記針手段が前記バレル手段の中で自由に
    摺動することができる第1の位置と前記針手段が前記バ
    レル手段内の前記保護位置においてロックされる第2の
    位置とを含む少なくとも2つの位置を有し、前記針手段
    は前記位置決め自在のロック手段を再配置せずには前記
    保護位置から変位することができないことを特徴とする
    保護カテーテル装置。
  2. 【請求項2】 前記針手段は前記バレル部材内に摺動自
    在に配置された針ハウジングと、該針ハウジングから突
    出するように前記針ハウジングに取着された針とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の保護カテーテル装
    置。
  3. 【請求項3】 前記針ハウジングは前記針ハウジングに
    対して流体を移送する管状導管へ前記針ハウジングを接
    続する接続手段を備えることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の保護カテーテル装置。
  4. 【請求項4】 前記針手段を前記バレル手段内の前記保
    護位置へ向けて付勢する付勢手段を備えることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の保護カテーテル
    装置。
  5. 【請求項5】 前記針手段は前記位置決め自在のロック
    手段と協働する協働ロック手段を備え、前記位置決め自
    在のロック手段が前記第1の位置にあるときには前記位
    置決め自在のロック手段は前記協働ロック手段と協働せ
    ず、前記位置決め自在のロック手段が前記第2の位置に
    あるときには前記位置決め自在のロック手段は前記協働
    ロック手段と協働して前記針手段を前記保護位置にロッ
    クすることを特徴とする請求項4に記載の保護カテーテ
    ル装置。
  6. 【請求項6】 前記位置決め自在のロック手段は前記針
    手段が前記伸長位置にある第3の位置を有し、前記針手
    段は前記位置決め自在のロック手段を再配置せずには前
    記伸長位置から変位することができないことを特徴とす
    る請求項1乃至5のいずれかに記載の保護カテーテル装
    置。
  7. 【請求項7】 前記位置決め自在のロック手段は前記針
    手段が前記保護位置から前記伸長位置へ向けて摺動する
    ことができるが、前記伸長位置から前記保護位置へ向け
    て摺動するのを阻止する第3の位置を有することを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかに記載の保護カテーテ
    ル装置。
  8. 【請求項8】 前記位置決め自在のロック手段は回動自
    在のハンドル手段からなることを特徴とする請求項1乃
    至7のいずれかに記載の保護カテーテル装置。
  9. 【請求項9】 前記回動自在のハンドル手段は突出ロッ
    クアーム手段を備え、前記バレル手段は前記突出ロック
    アーム手段に対して少なくとも1つの開口を有してお
    り、前記突出ロックアーム手段は前記少なくとも1つの
    開口を介して前記バレル手段の中へ突出するとともに、
    前記位置決め自在のロック手段が前記第1の位置にある
    ときには前記突出ロックアーム手段が前記針手段と係合
    せず、前記位置決め自在のロック手段が前記第2の位置
    にあるときには前記突出ロックアーム手段が前記針手段
    と係合することを特徴とする請求項8に記載の保護カテ
    ーテル装置。
  10. 【請求項10】 前記針手段はラチエット手段を備え、
    前記突出ロックアーム手段は前記位置決め自在のロック
    手段が前記第2の位置にあるときに前記ラチエット手段
    と係合する爪手段を備えることを特徴とする請求項9に
    記載の保護カテーテル装置。
  11. 【請求項11】 前記位置決め自在のロック手段は前記
    針手段が前記保護位置から前記伸長位置へ向けて摺動す
    ることができるが、前記伸長位置から前記保護位置へ向
    けて摺動するのを阻止する第3の位置を有することを特
    徴とする請求項10に記載の保護カテーテル装置。
  12. 【請求項12】 前記ラチエット手段は複数の歯を備
    え、該複数の歯はそれぞれ第1の面と第2の面とを有
    し、前記複数の歯の前記第1の面は前記針手段と実質上
    直交し、前記複数の歯の前記第2の面は前記針手段に対
    して角度をなして配設されており、前記突出ロックアー
    ム手段は第1の面と第2の面とを有し、前記突出ロック
    アーム手段は前記位置決め自在のロック手段が前記第2
    の位置と第3の位置との間で回転するときに回転自在と
    なっており、前記位置決め自在のロック手段が前記第2
    の位置にあるときには前記突出ロックアーム手段の前記
    第1の面が前記ラチエット手段の前記第1および第2の
    面の双方と係合し、前記位置決め自在のロック手段が前
    記第3の位置にあるときには前記突出ロックアーム手段
    の前記第2の面は前記複数の歯の前記第1の面とだけ係
    合することを特徴とする請求項11に記載の保護カテー
    テル装置。
  13. 【請求項13】 前記バレル手段は、前記位置決め自在
    のロック手段が前記突出ロックアーム手段が前記針手段
    と係合するのを防止するように前記第1の位置にあると
    きに前記位置決め自在のロック手段を前記少なくとも1
    つの開口から遠ざけるように付勢することを特徴とする
    請求項9乃至11のいずれかに記載の保護カテーテル装
    置。
  14. 【請求項14】 前記バレル手段に取着された挿入自在
    のカニューレ手段を備え、前記針手段は前記伸長位置に
    あるときに前記挿入自在のカニューレ手段を介して突出
    し、前記針手段が前記患者に挿入されたときに前記挿入
    自在のカニューレ手段が前記患者に挿入されることを特
    徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の保護カテ
    ーテル装置。
  15. 【請求項15】 前記位置決め自在のロック手段は固定
    されている第1および第2の位置からなることを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の保護カテーテル
    装置。
  16. 【請求項16】 針手段と、該針手段を収容するバレル
    手段とを備え、前記針手段は前記バレル手段内全体の保
    護位置から前記針手段が前記バレル手段から延びる伸長
    位置まで摺動することができるように前記バレル手段内
    に摺動自在に保持され、前記針手段を患者に挿入するこ
    とができるようになっている保護カテーテル装置におい
    て、前記バレル手段内の前記針手段の前記位置を制御す
    る位置決め自在のロック手段を備え、該位置決め自在の
    ロック手段は前記針手段が前記バレル手段の中で自由に
    摺動することができる第1の位置と、前記針手段が前記
    バレル手段に対して所定の位置にロックされ前記位置決
    め自在のロック手段を再配置せずには前記所定の位置か
    ら変位することができない第2の位置と、前記針手段が
    前記保護位置から前記伸長位置へ向けて摺動することが
    できるが、前記伸長位置から前記保護位置へ向けて摺動
    するのを阻止する第3の位置とを含む少なくとも3つの
    位置を有し、更に前記針手段を前記バレル手段内の前記
    保護位置へ向けて付勢する付勢手段を備えることを特徴
    とする保護カテーテル装置。
  17. 【請求項17】 前記位置決め自在のロック手段は回動
    自在のハンドル手段からなることを特徴とする請求項1
    6に記載の保護カテーテル装置。
  18. 【請求項18】 前記回動自在のハンドル手段は突出す
    るロックアーム手段を備え、前記バレル手段は前記突出
    するロックアーム手段に対して少なくとも1つの開口を
    有し、前記突出するロックアーム手段は前記少なくとも
    1つの開口を介して前記バレル手段の中へ突出するとと
    もに、前記位置決め自在のロック手段が前記第1の位置
    にあるときには前記突出するロックアーム手段は前記針
    手段と係合せず、前記位置決め自在のロック手段が前記
    第2の位置および前記第3の位置にあるときには前記突
    出するロックアーム手段は前記針手段と係合することを
    特徴とする請求項17に記載の保護カテーテル装置。
  19. 【請求項19】 前記針手段はラチエット手段を備え、
    前記突出ロックアーム手段は前記位置決め自在のロック
    手段が前記第2の位置にあるときに前記ラチエット手段
    と係合する爪手段を備えることを特徴とする請求項18
    に記載の保護カテーテル装置。
  20. 【請求項20】 前記ラチエット手段は複数の歯を備
    え、該複数の歯はそれぞれ第1の面と第2の面とを有
    し、前記複数の歯の前記第1の面は前記針手段と実質上
    直交し、前記複数の歯の前記第2の面は前記針手段に対
    して角度をなして配設されており、前記突出ロックアー
    ム手段は第1の面と第2の面とを有し、前記突出ロック
    アーム手段は前記位置決め自在のロック手段が前記第2
    の位置と第3の位置との間で回転するときに回転自在と
    なっており、前記位置決め自在のロック手段は前記第2
    の位置にあるときには前記突出ロックアーム手段の前記
    第1の面が前記ラチエット手段の前記第1および第2の
    面の双方と係合し、前記位置決め自在のロック手段が前
    記第3の位置にあるときには前記突出ロックアーム手段
    の前記第2の面は前記複数の歯の前記第1の面とだけ係
    合することを特徴とする請求項19に記載の保護カテー
    テル装置。
  21. 【請求項21】 前記針手段は前記バレル部材内に摺動
    自在に配置された針ハウジングと、該針ハウジングから
    突出するように前記針ハウジングに取着された針とを備
    えることを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに
    記載の保護カテーテル装置。
  22. 【請求項22】 前記バレル手段は、前記突出するロッ
    クアーム手段が前記針手段と係合するのを前記位置決め
    自在のロック手段が防止するように前記第1の位置にあ
    るときに前記位置決め自在のロック手段を前記少なくと
    も1つの開口から遠ざけるように付勢することを特徴と
    する請求項18に記載の保護カテーテル装置。
  23. 【請求項23】 前記突出ロックアーム手段は一対の突
    出アームからなり、前記バレル手段は対応する一対の開
    口を有することを特徴とする請求項22に記載の保護カ
    テーテル装置。
  24. 【請求項24】 前記ハウジング手段は前記バレル手段
    内に前記針手段と接触して配設されたばね手段を備える
    ことを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載
    の保護カテーテル装置。
JP4119598A 1991-04-15 1992-04-14 保護カテーテル装置 Pending JPH06277284A (ja)

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US07/685,817 US5135505A (en) 1991-04-15 1991-04-15 Protective catheter device
US07/685,817 1991-04-15

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EP (1) EP0509975A1 (ja)
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CA (1) CA2063066C (ja)
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NZ (1) NZ241977A (ja)
ZA (1) ZA922099B (ja)

Cited By (2)

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