JPH0627694U - エアー吸引式ポッティング機構 - Google Patents
エアー吸引式ポッティング機構Info
- Publication number
- JPH0627694U JPH0627694U JP6183992U JP6183992U JPH0627694U JP H0627694 U JPH0627694 U JP H0627694U JP 6183992 U JP6183992 U JP 6183992U JP 6183992 U JP6183992 U JP 6183992U JP H0627694 U JPH0627694 U JP H0627694U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- potting
- flow path
- air flow
- fluid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Filling Of Jars Or Cans And Processes For Cleaning And Sealing Jars (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型・軽量で可搬性に富み、かつ安価なポッ
ティング機構を提供することにある。 【構成】 ポッティング治具1に、被ポッティング部材
2,3を収容する凹み4と共にエアーガン装着部11を
備えている。エアーガン装着部11とその凹み4の底部
5もしくは周囲6の間が流体流路12で接続されてい
る。更にエアーガン装着部11にエアー流路10と吹き
抜け口11があり、そのエアー流路9の側面にはエアー
流路9に対して角度90°以下で流体流路12が接続さ
れている。
ティング機構を提供することにある。 【構成】 ポッティング治具1に、被ポッティング部材
2,3を収容する凹み4と共にエアーガン装着部11を
備えている。エアーガン装着部11とその凹み4の底部
5もしくは周囲6の間が流体流路12で接続されてい
る。更にエアーガン装着部11にエアー流路10と吹き
抜け口11があり、そのエアー流路9の側面にはエアー
流路9に対して角度90°以下で流体流路12が接続さ
れている。
Description
【0001】
本考案は、光学装置などのポッティングに使用されるエアー吸引式ポッティン グ機構に関する。
【0002】
通常、この種のポッティング機構は、図3に示すように、ポッティング治具2 1に被ポッティング部材2,3を収容する凹み4があり、その底部22もしくは 周囲23に内部を吸引する為の穴17が設けてありその治具を真空排気装置18 に備える装着面20に接続し、内部を吸引できる様にしてある。そして、真空排 気装置18とポッティング治具21を継ぐ間には、真空排気装置18内にポッテ ィング材7が入り込んで障害を起こすことを防止するためにポッティング材除去 機構19が備えられた構成となっている。このことにより被ポッティング部材2 ,3をポッティング治具21に挿入し、被ポッティング部材2,3にポッティン グ材7を注入又は充填したときに、真空排気装置18により、真空排気を行うこ とでポッティング材7までの間の流路に存在する流体又は気体は引き込まれるこ とになる。このことによりポッティング材7が被ポッティング部材2,3内に気 泡なくきれいに所定の位置に導かれる事になり、充填できる。
【0003】
しかしながら、上述したた従来のポッティング機構では、ポッティング治具の 他に真空排気装置及びポッティング材除去機構を備えていることから、作業台上 での作業を必要とする場合などでは、大型で重量大であるから容易に動かせず、 作業台の横等に余分なフロアーを確保し設置する必要があると共に高価であると いう欠点があった。
【0004】 そこで本考案の技術的課題は、上記欠点に鑑み、小型軽量で可搬性に富み、か つ安価なポッティング機構を提供することにある。
【0005】
本考案にによれば、所定の収納空間を規定する内壁部を有するポッティング治 具を用いるものであり、前記収納空間は、ポッティング材によりポッティングさ れる被ポッティング部材を収容するものであるエアー吸引式ポッティング機構に おいて、両端を開口し空気を通すエアー流路と、一端を前記内壁部に開口し、他 端を前記エアー流路に開口して、前記ポッティング材を前記エアー流路に導く流 体流路とを有し、前記流体流路は、前記エアー流路の空気の通過方向に沿って、 前記ポッティング材を前記エアー流路に導くように、前記エアー流路と斜交して 配されてなることを特徴とするエアー吸引式ポッティング機構が得られる。
【0006】 即ち、本考案によれば、かかる欠点を解決する為ポッティング治具(1)に被 ポッティング部材(2,3)を収容できる凹み(4)と、エアーガンを装着でき るエアー流路(9)及び吹き抜け口(10)を有するエアーガン装着部(11) 並びにエアー流路(9)からその凹み(4)との間を接続する流体流路(12) を備え、更にエアーガン装着部(11)のエアー流路(9)の側面(16)には エアー流路(9)に対して角度(14)が90°以下である流体流路(12)が 接続される構成とする。これによりエアー流路には流体(13)が効率よく導か れる。さらに被ポッティング部材(2,3)にポッティング材(7)を注入又は 充填したときエアーガン(8)を装着部(11)に装着し、矢印方向にエアー( 15)を流すことで、ポッティング材(7)から流体流路(12)を含むエアー 流路(9)までの間を負圧化せしめ、その力の作用により流路内に存在する流体 (13)又は気体を引き込み、さらにはポッティング材(7)を被ポッティング 部材(2,3)内に気泡がなくきれいに所定位置に導き充填することができる。
【0007】
次に本考案による一実施例について図面を参照して説明する。
【0008】 図1は本考案の実施例を示すエアー吸引式ポッティング機構の側面におけるあ る位置の断面を示す部分破断面図である。図2は本考案の実施例を示すエアーガ ン装着部付近のエアーの流れを示す部分断面図である。
【0009】 ポッティング治具1には被ポッティング部材2,3を収容又は装着できる凹み 4が備えられている。またエアーガン8を簡単に装着又は脱着できるエアー流路 9が有り、エアー流路9は開口しており吹き抜け口10を有している。
【0010】 ポッティング治具1の凹み4の内壁部すなわち底部5もしくは周囲6からエア ーガン装着部11のエアー流路9との間を流体流路12により接続されており、 かつ流体流路12内の流体13が効率よく導かれるように流体流路12はエアー 流路9に対して角度14が90°以下となっている。
【0011】 これにより、被ポッティング部材2,3にポッティング材7を注入又は充填し た時にエアーガン8を矢印方向に動かし装着部11に装着し、エアー流路9内に エアー15を流すことでポッティング材7から流体流路12を含むエアー流路9 までの間を負圧化させ、その力の作用により流路内12内に存在する流体13又 は気体を引き込む。さらにはポッティング材7を被ポッティング部材2,3の内 に気泡がなくきれいに所定の位置に導かれ充填することができる。
【0012】
本考案は、ポッティング治具に被ポッティング部材を収容できる凹みと供にエ アーガン装着部を備え、エアーガン装着部とその凹みの底面もしくは周囲の間を 流路Aで接続し、更にエアーガンの装着部にはエアーガンを装着できるようにな っているエアー流路Bと吹き抜け口があり、そのエアー流路の側面にエアー流路 に対して角度90°以下で流体流路が接続されて成る構造とすることにより、エ アー流路には流体が効率よく導かれる。さらに、本考案は、被ポッティング部材 にポッティング材を注入又は充填した時に、エアーガン装着部にエアーガンを装 着し、エアーを流すことで、エアーガン装着部からポッティング材までの間の流 路に存在する流体又は気体を引き込ませることができ、このことにより従来必要 であった真空排気装置及びポッティング材除去機構が不要となったにかかわらず 、ポッティング材が被ポッティング部材内に気泡がなくきれいに所定の位置に導 かれ充填する事ができ、小型・軽量が可搬ができ安価なポッティング機構を提供 することができる。
【図1】本考案の実施例を示す側面におけるある位置の
断面を示す部分破断面図である。
断面を示す部分破断面図である。
【図2】本考案の実施例によるエアーガン装着部付近の
エアーの流れを示す部分断面図である
エアーの流れを示す部分断面図である
【図3】従来におけるポッティング機構の側面における
断面図である。
断面図である。
【符号の説明】 1,21 ポッティング治具 2,3 被ポッティング部材 4 凹み 5,22 底部 6,23 周囲 7 ポッティング材 8 エアーガン 9 エアー流路 10 吹き抜け口 11 エアーガン装着部 12 流体流路 13 流体 14 角度 15 エアー 16 側面 17 穴 18 真空排気装置 19 ポッティング材除去機構 20 装着面
Claims (1)
- 【請求項1】 所定の収納空間を規定する内壁部を有す
るポッティング治具を用いるものであり、前記収納空間
はポッティング材によりポッティングされる被ポッティ
ング部材を収容するものであるエアー吸引式ポッティン
グ機構において、両端を開口し空気を通すエアー流路
と、一端を前記内壁部に開口し他端を前記エアー流路に
開口して前記ポッティング材を前記エアー流路に導く流
体流路とを有し、前記流体流路は前記エアー流路の空気
の通過方向に沿って前記ポッティング材を前記エアー流
路に導くように前記エアー流路と斜交して配されてなる
ことを特徴とするエアー吸引式ポッティング機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183992U JPH0627694U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | エアー吸引式ポッティング機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6183992U JPH0627694U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | エアー吸引式ポッティング機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0627694U true JPH0627694U (ja) | 1994-04-12 |
Family
ID=13182667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6183992U Pending JPH0627694U (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | エアー吸引式ポッティング機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627694U (ja) |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP6183992U patent/JPH0627694U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980909 |