JPH0627656Y2 - プリント基板の電着用治具 - Google Patents
プリント基板の電着用治具Info
- Publication number
- JPH0627656Y2 JPH0627656Y2 JP7474989U JP7474989U JPH0627656Y2 JP H0627656 Y2 JPH0627656 Y2 JP H0627656Y2 JP 7474989 U JP7474989 U JP 7474989U JP 7474989 U JP7474989 U JP 7474989U JP H0627656 Y2 JPH0627656 Y2 JP H0627656Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed circuit
- circuit board
- power supply
- jig
- holding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電着用治具に関し、特にプリント基板の電着用
治具に関する。
治具に関する。
従来、この種のプリント基板の電着用治具は第3図(a)
に示すように、給電保持部1と給電バネ部2と、治具棒
3と、治具フレーム4とを備えた構造である。
に示すように、給電保持部1と給電バネ部2と、治具棒
3と、治具フレーム4とを備えた構造である。
従来の電着用治具では第3図(c)に示すように、プリン
ト基板5の上端を給電バネ部2の上側V溝部6にはめ込
みながら、給電バネ部2を上方へ押し上げ、その後第3
図(d)に示すようにプリント基板5の下端を給電保持部
1の下側V溝部7にはめ込むことでプリント基板5を電
着用治具に単数又は複数枚を取付けていた(第3図
(b))。この状態の電着用治具を電着処理槽へ投入し、
電着処理を行っていた。
ト基板5の上端を給電バネ部2の上側V溝部6にはめ込
みながら、給電バネ部2を上方へ押し上げ、その後第3
図(d)に示すようにプリント基板5の下端を給電保持部
1の下側V溝部7にはめ込むことでプリント基板5を電
着用治具に単数又は複数枚を取付けていた(第3図
(b))。この状態の電着用治具を電着処理槽へ投入し、
電着処理を行っていた。
上述した従来の電着用治具は、プリント基板をバネ圧で
保持する機構となっているので、プリント基板の面に垂
直な方向への治具揺動を行ったり、液組成均一化のため
の空気撹拌を行った際に、液圧力によってプリント基板
が電着用治具から脱落するというトラブルを起こし易い
という欠点があった。
保持する機構となっているので、プリント基板の面に垂
直な方向への治具揺動を行ったり、液組成均一化のため
の空気撹拌を行った際に、液圧力によってプリント基板
が電着用治具から脱落するというトラブルを起こし易い
という欠点があった。
本考案の目的は前記課題を解決したプリント基板の電着
用治具を提供することにある。
用治具を提供することにある。
上述した従来のプリント基板の電着用治具では、プリン
ト基板を保持する機構がバネ圧で挾む構造であるのに対
し、本考案ではプリント基板を保持した後、保持部をそ
の位置で固定するという相違点を有する。
ト基板を保持する機構がバネ圧で挾む構造であるのに対
し、本考案ではプリント基板を保持した後、保持部をそ
の位置で固定するという相違点を有する。
前記目的を達成するため、本考案のプリント基板の電着
用治具はV字形の溝を有した複数の給電保持部により、
プリント基板の相対する2辺の外側より前記給電保持部
の溝部分を当てて前記プリント基板を両側から挾むこと
により保持及び給電を行うプリント基板の電着用治具に
おいて、プリント基板の相対する2辺の端縁を受け入れ
る溝を設けた給電保持部の対を有し、一方の給電保持部
を治具本体に固定保持し、他方の給電保持部を一方の給
電保持部に対し相対変位可能に保持し、かつ、他方の給
電保持部を定位置に固定ネジでネジ止めしたものであ
る。
用治具はV字形の溝を有した複数の給電保持部により、
プリント基板の相対する2辺の外側より前記給電保持部
の溝部分を当てて前記プリント基板を両側から挾むこと
により保持及び給電を行うプリント基板の電着用治具に
おいて、プリント基板の相対する2辺の端縁を受け入れ
る溝を設けた給電保持部の対を有し、一方の給電保持部
を治具本体に固定保持し、他方の給電保持部を一方の給
電保持部に対し相対変位可能に保持し、かつ、他方の給
電保持部を定位置に固定ネジでネジ止めしたものであ
る。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
(実施例1) 第1図(a)は本考案の実施例1を示す正面図、第1図(b)
は第1図(a)のA-A′線断面図である。
は第1図(a)のA-A′線断面図である。
図において、V字形の溝を有した下側給電保持部8と上
側給電保持部9をそれぞれのV溝部分でプリント基板5
の相対する2辺から挾む位置に配し、下側給電保持部8
を治具フレーム4の治具棒3に固着する。治具棒3に固
着した給電金具10に上側給電保持部9に固定ネジ11によ
りネジ止めし、固定ネジ11をゆるめることで上側給電保
持部9を給電金具10のスライド溝10aによりプリント基
板5から離れる方向にスライド可能にしている。
側給電保持部9をそれぞれのV溝部分でプリント基板5
の相対する2辺から挾む位置に配し、下側給電保持部8
を治具フレーム4の治具棒3に固着する。治具棒3に固
着した給電金具10に上側給電保持部9に固定ネジ11によ
りネジ止めし、固定ネジ11をゆるめることで上側給電保
持部9を給電金具10のスライド溝10aによりプリント基
板5から離れる方向にスライド可能にしている。
次にプリント基板を取付ける場合について説明する。
第1図(c)に示すようにプリント基板5の上端を上側給
電保持部9の上側V溝部6にはめ込みながら、上側給電
保持部9を上方へ押し上げ、その後、第1図(d)に示す
ようにプリント基板5の下端を下側給電保持部8の下側
V溝部7にはめ込む。そして、第1図(e)に示すように
上側給電保持部9を押し下げてプリント基板5の上端に
当てた状態で固定ネジ11を締める。
電保持部9の上側V溝部6にはめ込みながら、上側給電
保持部9を上方へ押し上げ、その後、第1図(d)に示す
ようにプリント基板5の下端を下側給電保持部8の下側
V溝部7にはめ込む。そして、第1図(e)に示すように
上側給電保持部9を押し下げてプリント基板5の上端に
当てた状態で固定ネジ11を締める。
(実施例2) 第2図(a)は本考案の実施例1を示す正面図、第2図(b)
は第2図(a)のB-B′線断面図である。
は第2図(a)のB-B′線断面図である。
図において、V字形の溝を有した下側給電保持部8と上
側給電保持部9をそれぞれのV溝部分でプリント基板5
の相対する2辺から挾む位置に配し、下側給電保持部8
を治具棒3に固着する。上側給電保持部9は固定ネジ11
により治具棒3にネジ止めしており、固定ネジ11をゆる
めることでネジ11の軸を中心にして上側給電保持部9を
回転できる。
側給電保持部9をそれぞれのV溝部分でプリント基板5
の相対する2辺から挾む位置に配し、下側給電保持部8
を治具棒3に固着する。上側給電保持部9は固定ネジ11
により治具棒3にネジ止めしており、固定ネジ11をゆる
めることでネジ11の軸を中心にして上側給電保持部9を
回転できる。
次にプリント基板を取付ける場合について説明する。
第2図(c)に示すようにプリント基板5の上端を上側給
電保持部9の上側V溝部6にはめ込みながら、上側給電
保持部9を上方へ押し上げ、その後、第2図(d)に示す
ようにプリント基板5の下端を下側給電保持部8の下側
V溝部7にはめ込む。そして、第1図(e)に示すように
上側給電保持部9を下げてプリント基板5の上端に当て
た状態で固定ネジ11を締める。
電保持部9の上側V溝部6にはめ込みながら、上側給電
保持部9を上方へ押し上げ、その後、第2図(d)に示す
ようにプリント基板5の下端を下側給電保持部8の下側
V溝部7にはめ込む。そして、第1図(e)に示すように
上側給電保持部9を下げてプリント基板5の上端に当て
た状態で固定ネジ11を締める。
以上説明したように本考案は、プリント基板を保持した
状態で保持部の位置を固定することにより、プリント基
板を確実に保持できるため、電着用治具からプリント基
板が脱落することがないという効果がある。
状態で保持部の位置を固定することにより、プリント基
板を確実に保持できるため、電着用治具からプリント基
板が脱落することがないという効果がある。
第1図(a)は本考案の実施例1を示す正面図、第1図(b)
は第1図(a)のA-A′線断面図、第1図(c),(d),(e)は
本考案のプリント基板の電着用治具にプリント基板を取
付ける手順を示した縦断面図、第2図(a)は本考案の実
施例2を示す正面図、第2図(b)は第2図(a)のB-B′線
断面図、第2図(c),(d),(e)は本考案の実施例2にプ
リント基板を取付ける手順を示した縦断面図、第3図
(a)は従来のプリント基板の電着用治具を示す正面図、
第3図(b)は第3図(a)のC-C′線断面図、第3図(c),
(d)は従来のプリント基板の電着用治具にプリント基板
を取付ける手順を示した縦断面図である。 1……給電保持部、2……給電バネ部 3……治具棒、4……治具フレーム 5……プリント基板、6……上側V溝部 7……下側V溝部、8……下側給電保持部 9……上側給電保持部、10……給電金具 11……固定ネジ
は第1図(a)のA-A′線断面図、第1図(c),(d),(e)は
本考案のプリント基板の電着用治具にプリント基板を取
付ける手順を示した縦断面図、第2図(a)は本考案の実
施例2を示す正面図、第2図(b)は第2図(a)のB-B′線
断面図、第2図(c),(d),(e)は本考案の実施例2にプ
リント基板を取付ける手順を示した縦断面図、第3図
(a)は従来のプリント基板の電着用治具を示す正面図、
第3図(b)は第3図(a)のC-C′線断面図、第3図(c),
(d)は従来のプリント基板の電着用治具にプリント基板
を取付ける手順を示した縦断面図である。 1……給電保持部、2……給電バネ部 3……治具棒、4……治具フレーム 5……プリント基板、6……上側V溝部 7……下側V溝部、8……下側給電保持部 9……上側給電保持部、10……給電金具 11……固定ネジ
Claims (1)
- 【請求項1】V字形の溝を有した複数の給電保持部によ
り、プリント基板の相対する2辺の外側より前記給電保
持部の溝部分を当てて前記プリント基板を両側から挾む
ことにより保持及び給電を行うプリント基板の電着用治
具において、プリント基板の相対する2辺の端縁を受け
入れる溝を設けた給電保持部の対を有し、一方の給電保
持部を治具本体に固定保持し、他方の給電保持部を一方
の給電保持部に対し相対変位可能に保持し、かつ、他方
の給電保持部を定位置に固定ネジでネジ止めしたことを
特徴とするプリント基板の電着用治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7474989U JPH0627656Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | プリント基板の電着用治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7474989U JPH0627656Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | プリント基板の電着用治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0314164U JPH0314164U (ja) | 1991-02-13 |
JPH0627656Y2 true JPH0627656Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31614715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7474989U Expired - Lifetime JPH0627656Y2 (ja) | 1989-06-26 | 1989-06-26 | プリント基板の電着用治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627656Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-26 JP JP7474989U patent/JPH0627656Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0314164U (ja) | 1991-02-13 |
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