JPH0313725Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0313725Y2 JPH0313725Y2 JP12146784U JP12146784U JPH0313725Y2 JP H0313725 Y2 JPH0313725 Y2 JP H0313725Y2 JP 12146784 U JP12146784 U JP 12146784U JP 12146784 U JP12146784 U JP 12146784U JP H0313725 Y2 JPH0313725 Y2 JP H0313725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buffer tank
- support
- electrophoresis
- upper buffer
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001962 electrophoresis Methods 0.000 claims description 24
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000005012 migration Effects 0.000 description 7
- 238000013508 migration Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、上部バツフア槽と下部バツフア槽と
の間の距離を可変調節できる形式の泳動距離可変
型二連電気泳動装置の改良に関する。
の間の距離を可変調節できる形式の泳動距離可変
型二連電気泳動装置の改良に関する。
従来、泳動距離可変型二連電気泳動装置は、下
部バツフア槽と上部バツフア槽、及びこれらの間
を連結する２組の泳動プレートが主要部である。
これを添付の第４図で具体的に説明する。すなわ
ち、第４図は従来の泳動距離可変型二連電気泳動
装置の１例におけるバツフア槽関連部分の斜視図
である。第４図において、符号１は支柱、７は上
部バツフア槽、８は下部バツフア槽、９は上部バ
ツフア槽固定用ねじを意味する。第４図に示すよ
うに、従来の電気泳動装置においては、２組の泳
動プレートは、同一の上部バツフア槽７及び同一
の下部バツフア槽８に位置固定され、支柱１に対
して２つのねじ９を手で締付け固定することによ
り高さの調節を行つていた。
部バツフア槽と上部バツフア槽、及びこれらの間
を連結する２組の泳動プレートが主要部である。
これを添付の第４図で具体的に説明する。すなわ
ち、第４図は従来の泳動距離可変型二連電気泳動
装置の１例におけるバツフア槽関連部分の斜視図
である。第４図において、符号１は支柱、７は上
部バツフア槽、８は下部バツフア槽、９は上部バ
ツフア槽固定用ねじを意味する。第４図に示すよ
うに、従来の電気泳動装置においては、２組の泳
動プレートは、同一の上部バツフア槽７及び同一
の下部バツフア槽８に位置固定され、支柱１に対
して２つのねじ９を手で締付け固定することによ
り高さの調節を行つていた。
前記従来装置においては、１組の泳動プレート
を泳動する際においても、上部バツフア槽をバツ
フアで満すため、もう１組の泳動プレートを位置
固定しなければならず、常に２組の泳動プレート
を用いて電気泳動をする必要があり、更に同時に
泳動した場合、各々の泳動プレートの泳動時間を
変えることができなかつた。また、上部バツフア
槽及び下部バツフア槽は２組の泳動プレートに対
して共通のものであるため、各々異なる大きさの
泳動プレートを使用したり、各々異なるバツフア
組成のものを同時に電気泳動をすることができな
かつた。
を泳動する際においても、上部バツフア槽をバツ
フアで満すため、もう１組の泳動プレートを位置
固定しなければならず、常に２組の泳動プレート
を用いて電気泳動をする必要があり、更に同時に
泳動した場合、各々の泳動プレートの泳動時間を
変えることができなかつた。また、上部バツフア
槽及び下部バツフア槽は２組の泳動プレートに対
して共通のものであるため、各々異なる大きさの
泳動プレートを使用したり、各々異なるバツフア
組成のものを同時に電気泳動をすることができな
かつた。
本考案は、前記の各問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は完全独立した二連
電気泳動装置を提供することにある。
されたものであり、その目的は完全独立した二連
電気泳動装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案を概説すれば、本考案は泳動距離可変型
完全独立二連電気泳動装置に関する考案であつ
て、上部バツフア槽と下部バツフア槽との距離を
可変にした電気泳動装置において、上下２組の独
立したバツフア槽を設け、該２個の上部バツフア
槽を保持するための支持体を各槽に付設し、該支
持体を２本の支柱のそれぞれに各別に滑り挿通さ
せ、ねじ等により各支持体がそれぞれ独立して支
柱の任意の位置に固定可能としたことを特徴とす
る。
完全独立二連電気泳動装置に関する考案であつ
て、上部バツフア槽と下部バツフア槽との距離を
可変にした電気泳動装置において、上下２組の独
立したバツフア槽を設け、該２個の上部バツフア
槽を保持するための支持体を各槽に付設し、該支
持体を２本の支柱のそれぞれに各別に滑り挿通さ
せ、ねじ等により各支持体がそれぞれ独立して支
柱の任意の位置に固定可能としたことを特徴とす
る。
まず、本考案においては、従来の二連式のもの
と異なり、上下２組の独立したバツフア槽、すな
わち上下各２個ずつのバツフア槽を設ける。そし
て、上部バツフア槽は、直接支柱に取付けるので
はなく、各別に支持体に保持させる。
と異なり、上下２組の独立したバツフア槽、すな
わち上下各２個ずつのバツフア槽を設ける。そし
て、上部バツフア槽は、直接支柱に取付けるので
はなく、各別に支持体に保持させる。
上部バツフア槽は、支持体に対して、例えば接
着剤、ビス止め等で固着してもよいが、バツフア
槽の洗浄、バツフア液の交換等を考慮すると、便
利さよりみて、着脱自在とするのが好適である。
着剤、ビス止め等で固着してもよいが、バツフア
槽の洗浄、バツフア液の交換等を考慮すると、便
利さよりみて、着脱自在とするのが好適である。
着脱自在とするには常套手段で行つて良く、例
えば、支持体にねじ、ピン、棒状体を取付け、他
方上部バツフア槽の外縁部にスロツトを設け、そ
れを上記ねじ等の上に載置させ、着脱自在とすれ
ばよい。
えば、支持体にねじ、ピン、棒状体を取付け、他
方上部バツフア槽の外縁部にスロツトを設け、そ
れを上記ねじ等の上に載置させ、着脱自在とすれ
ばよい。
他方、支持体は、装置の２本ある支柱のそれぞ
れに各別に滑り挿通させ、上下動がよくできるよ
うにする。そして、これら支持体を支柱に固定す
るには、ねじ等の常套手段で行えば良い。
れに各別に滑り挿通させ、上下動がよくできるよ
うにする。そして、これら支持体を支柱に固定す
るには、ねじ等の常套手段で行えば良い。
すなわち、例えばスタツドで行う、支持体と支
柱に穴を開けその共通した穴にピンとか棒を通
す、等の手段がある。
柱に穴を開けその共通した穴にピンとか棒を通
す、等の手段がある。
本考案の装置の他の箇所は通常の装置のとおり
でよく、例えば泳動プレート、電源等は変りな
く、また支柱の中間及び／又は上端には、補強用
に支柱固定板を取付けてもよい。
でよく、例えば泳動プレート、電源等は変りな
く、また支柱の中間及び／又は上端には、補強用
に支柱固定板を取付けてもよい。
本考案の装置によれば、２組の泳動プレートは
完全に独立した状態で電気泳動を行うことができ
る。
完全に独立した状態で電気泳動を行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案を実施例により更に具体的に説明
するが、本考案はこれら実施例に限定されない。
するが、本考案はこれら実施例に限定されない。
本考案装置の１例を図面で具体的に説明する。
すなわち、第１図は本考案装置の１例のバツフ
ア槽関連部分の斜視図、第２図は第１図における
各支持体を支柱に固定した状態を示す斜視図、第
３図は第２図における支持体の１つに、１個の上
部バツフア槽を取付けた状態を示す斜視図であ
る。第１図〜第３図において、符号１は支柱、２
は支持体、３は支持体固定用ねじ、４は上部バツ
フア槽取付用ねじ、５は上部バツフア槽、６は下
部バツフア槽を意味する。
ア槽関連部分の斜視図、第２図は第１図における
各支持体を支柱に固定した状態を示す斜視図、第
３図は第２図における支持体の１つに、１個の上
部バツフア槽を取付けた状態を示す斜視図であ
る。第１図〜第３図において、符号１は支柱、２
は支持体、３は支持体固定用ねじ、４は上部バツ
フア槽取付用ねじ、５は上部バツフア槽、６は下
部バツフア槽を意味する。
第１図及び第２図に示したように、各支持体２
は、支柱１に各別に滑り挿通され、この例ではね
じ３で各別に位置固定される。
は、支柱１に各別に滑り挿通され、この例ではね
じ３で各別に位置固定される。
第１図及び第３図に示したように、２個の上部
バツフア槽は、この例では、支持体２を支柱１に
固定したままで、各支持体２にねじ４によつてス
ロツトで取付けられ、これは簡単に取外すことが
できる。
バツフア槽は、この例では、支持体２を支柱１に
固定したままで、各支持体２にねじ４によつてス
ロツトで取付けられ、これは簡単に取外すことが
できる。
以上説明したように、本考案装置によれば、２
個の上部バツフア槽及び２個の下部バツフア槽は
互いに独立しているので、泳動距離、泳動時間、
バツフア組成の異なる２組の泳動プレートを同時
に電気泳動をすることが可能となり、これは一連
式の装置を２台使用すること、又は従来の二連式
より便利であり経済的である点で顕著な効果が奏
せられた。
個の上部バツフア槽及び２個の下部バツフア槽は
互いに独立しているので、泳動距離、泳動時間、
バツフア組成の異なる２組の泳動プレートを同時
に電気泳動をすることが可能となり、これは一連
式の装置を２台使用すること、又は従来の二連式
より便利であり経済的である点で顕著な効果が奏
せられた。
第１図は本考案装置の１例のバツフア槽関連部
分の斜視図、第２図は第１図における各支持体を
支柱に固定した状態を示す斜視図、第３図は第２
図における支持体の１つに、１個の上部バツフア
槽を取付けた状態を示す斜視図、第４図は従来装
置の１例のバツフア槽関連部分の斜視図である。 １：支柱、２：支持体、３：支持体固定用ね
じ、４：上部バツフア槽取付用ねじ、５：上部バ
ツフア槽、６：下部バツフア槽。
分の斜視図、第２図は第１図における各支持体を
支柱に固定した状態を示す斜視図、第３図は第２
図における支持体の１つに、１個の上部バツフア
槽を取付けた状態を示す斜視図、第４図は従来装
置の１例のバツフア槽関連部分の斜視図である。 １：支柱、２：支持体、３：支持体固定用ね
じ、４：上部バツフア槽取付用ねじ、５：上部バ
ツフア槽、６：下部バツフア槽。
Claims (1)
- 上部バツフア槽と下部バツフア槽との距離を可
変にした電気泳動装置において、上下２組の独立
したバツフア槽を設け、該２個の上部バツフア槽
を保持するための支持体を各槽に付設し、該支持
体を２本の支柱のそれぞれに各別に滑り挿通さ
せ、ねじ等により各支持体がそれぞれ独立して支
柱の任意の位置に固定可能としたことを特徴とす
る泳動距離可変型完全独立二連電気泳動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12146784U JPS6136557U (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 泳動距離可変型完全独立二連電気泳動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12146784U JPS6136557U (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 泳動距離可変型完全独立二連電気泳動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136557U JPS6136557U (ja) | 1986-03-06 |
| JPH0313725Y2 true JPH0313725Y2 (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=30680250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12146784U Granted JPS6136557U (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 泳動距離可変型完全独立二連電気泳動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136557U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10288597A (ja) * | 1997-04-14 | 1998-10-27 | Toyobo Co Ltd | 電気泳動装置 |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP12146784U patent/JPS6136557U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6136557U (ja) | 1986-03-06 |
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