JPH06276295A - Atm交換機におけるマルチパーティ制御装置 - Google Patents

Atm交換機におけるマルチパーティ制御装置

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JPH06276295A
JPH06276295A JP6408693A JP6408693A JPH06276295A JP H06276295 A JPH06276295 A JP H06276295A JP 6408693 A JP6408693 A JP 6408693A JP 6408693 A JP6408693 A JP 6408693A JP H06276295 A JPH06276295 A JP H06276295A
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terminal control
leg
party
control component
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JP6408693A
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Mitsuaki Kakemizu
光明 掛水
Michiharu Baba
道治 馬場
Yoshiharu Sato
義治 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチパーティ制御に関し、特にINと関連
するATM交換機の制御ソフトウェアによって実現され
る会議サービスのためのマルチパーティ制御装置を提供
することを目的とする。 【構成】 加入者端末から交換機にいたる回線に対応し
た論理的な回線としてのレグ部品1、前記レグ部品同士
を接続点の属性として指定する接続形態に従う論理的な
接続点としてのCP部品2、そして複数の加入者間のパ
ス接続をするためのマルチパス接続手段8から構成さ
れ、前記レグ部品1及び前記CP部品2の各機能の協調
動作によって前記マルチパス接続手段8における複数の
加入者間の接続制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチパーティ制御に関
し、特にIN(Intelligent Network) と関連するATM
(Asynchronous Transfer Mode)交換機の制御ソフトウェ
アによって実現される会議サービスのためのマルチパー
ティ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】INにおいては、サービス制御ノード
(SCP;Service Control Point)と伝達網(SSP;S
ervice Switching Point)との間に標準的なインタフェ
ースを設定することによって、ATM交換機の構成方法
(ハードウェア及びソフトウェア)に依存しない、いわ
ゆる論理的なインタフェースを用いた付加サービスフィ
ーチャーの開発が可能となる。それによって新規付加サ
ービスの早期導入、交換ノードにおけるマルチベンダー
に対応した保守の容易化等の実現が期待されている。
【0003】そのため、上記INにおいては前記サービ
ス制御ノードからの制御メッセージに従って交換機側が
交換処理動作を実行するための交換処理ソフトウェアが
必要となる。このような呼処理用ソフトウェアとしてレ
グ(Leg) 部品とCP(Connection Point)部品が考えられ
ている(特願平3−171541号参照)。レグは、加
入者端末からATM交換機までの回線に対応し、その間
に中継局を経由する場合にはリンク・バイ・リンクに対
応する。そして、前記レグは発信回線及び着信回線に対
応してそれぞれ発レグ及び着レグと呼ばれる。CPは、
CP属性として指定される接続形態に従って前記各レグ
同士を接続するための論理的な接続点を示しており、物
理的には通話路、会議ブリッジ等の各種リソース(CP
リソース)に対応する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ATM交換機では、マ
ルチパーティ接続サービス(例えば、会議サービス等)
のトラッヒックが現在より増加すると言われており、そ
の効率よい実現方式が望まれているが、前記INによっ
て制御可能な上述のレグ部品及びCP部品を使った会議
サービスは未だ実現されていない。また、従来の交換機
は1対1の接続形態を基本としており、そのため従来形
態のままで会議サービスを実行しようとするとマルチパ
ーティ接続制御が複雑となって交換効率を低下させると
いう問題があった。
【0005】そこで本発明の目的は、上記問題点等に鑑
み、上記INにおいて使用されるレグ部品及びCP部品
を使ったATM交換機のマルチパーティ制御装置を提供
せんとするものである。また本発明の目的は、上記レグ
部品及びCP部品によってマルチパーティ接続制御のた
めの各端子制御部品が独立してそれぞれの制御を実行
し、それによってマルチ接続を行う会議ブリッジの制御
等が機能的で簡素となり、そしてマルチパーティ接続制
御が実時間性を有して実現される効率的なIN会議サー
ビスを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、図1に
示すように加入者端末から交換機にいたる回線に対応し
た論理的な回線としてのレグ部品1、前記レグ部品同士
を接続点の属性として指定する接続形態に従う論理的な
接続点としてのCP部品2、そして複数の加入者間のパ
ス接続をするためのマルチパス接続手段8から構成さ
れ、前記レグ部品1及び前記CP部品2の各機能の協調
動作によって前記マルチパス接続手段8における複数の
加入者間の接続制御を行うATM交換機におけるマルチ
パーティ制御装置が提供される。
【0007】前記レグ部品1は、発信加入者に対応する
発レグ部品3及び複数の着信加入者にそれぞれ対応する
着レグ部品4から成り、前記発レグ部品3及び前記各着
レグ部品4はマルチパーティ接続制御シーケンスに従っ
て生成/削除される。また、前記CP部品2は、前記レ
グ部品1の前記マルチパス接続手段8への接続を制御す
る端子制御部品6、前記端子制御部品6を前記レグ部品
1の数に対応して生成するN者制御部品5、そして前記
端子制御部品6の制御のために使用されマルチパーティ
接続処理の進行状況を記憶する会議状態保持メモリ7か
ら成る。
【0008】また、前記端子制御部品6は、前記発レグ
部品3の前記マルチパス接続手段8への接続を制御する
発信者用端子制御部品9、そして前記複数の着レグ部品
4のそれぞれ対応して前記マルチパス接続手段8への接
続を制御する着信者用端子制御部品10から成り、さら
にまた前記発信者用端子制御部品9は前記着信者用端子
制御部品10と前記発レグ部品3との間の信号の送受を
行い、前記着信者用端子制御部品10は前記発信者用端
子制御部品9と前記着レグ部品4との間の信号の送受を
行う。そして、前記着信者用端子制御部品10は前記発
信者用端子制御部品9へ信号を送出する際に、所定の信
号に関しては前記会議状態保持メモリ7における状態内
容から前記所定の信号の送出の可否を決定し、及び/又
は前記信号を送出した際にはその旨の状態内容に前記会
議状態保持メモリ7の内容を更新し、前記発信者用端子
制御部品(9)及び前記着信者用端子制御部品(10)
はマルチパーティ接続/解放処理終了後、自己削除す
る。
【0009】前記N者制御部品5は、前記発レグ部品3
に対応する前記発信者用端子制御部品9及び前記複数の
着レグ部品4にそれぞれ対応する前記着信者用端子制御
部品10をマルチパーティ接続制御シーケンスに従って
生成/追加を行う。
【0010】
【作用】前記発レグ部品3は発信加入者に対して生成さ
れ、そして前記着レグ部品4は会議に呼び出される着信
加入者の数だけ生成される。前記各レグ部品3,4は、
マルチパーティ接続制御シーケンスに従い、必要に応じ
てその都度生成されその処理の終了によって消滅する。
また、前記N者制御部品5は、前記発レグ部品3及び着
レグ部品4に対応した前記マルチパス接続手段8の各接
続端子に各発着信加入者を個別に接続制御するための発
信者用端子制御部品9及び着信者用端子制御部品10
を、マルチパーティ接続制御シーケンスに従って生成/
追加等を行う。前記N者制御部品5は、すべての呼に関
する接続/解放のための受付処理を一括して実行するた
め、システム立上げ時に生成され、消滅することはな
い。
【0011】また、前記各発信者用端子制御部品9、着
信者用端子制御部品10は、加入者毎の接続解放処理を
行い、その処理の終了によって消滅する。上述したよう
に、各レグ部品及びCP部品は各加入者対応に所定の機
能を実行すべく生成されその処理の終了によって消滅す
る。従って、この場合のマルチパーティ制御は機能的に
簡素化されたものとなり、会議参加者数が増加してもソ
フトウェアのオーバヘッドは従来のようには増加せず効
率的なマルチパーティ制御が可能となる。
【0012】また、前記着信者用端子制御部品10は、
前記発信者用端子制御部品9へ信号を送出する際に、所
定の信号に関しては前記会議状態保持メモリ7における
状態内容から前記所定の信号の送出の可否を判断する。
例えば、ある着信者用端子制御部品10が発信者用端子
制御部品9に対して前記所定の信号を送出しようとする
場合に最初の送出者となるか否かを判断し、最初の場合
には前記所定の信号を送出し、最初とならない場合には
その信号を破棄する。
【0013】前記判断のため、会議状態保持メモリ7の
内容でそのことを確認し、前述したように最初と判断し
た場合にはその旨を前記メモリに書込み、それによって
その後に、他の着信者用端子制御部品10が信号を送出
するのを防止する。このような制御を行うことによって
所定の状態の通知が一回で済むよう、制御信号等を重複
して送出することが防止され、その処理の簡素化はもと
よりその制御の実時間性が向上することになる。
【0014】
【実施例】図2は、本発明によるマルチパーティ制御装
置の一実施例を示したものである。本実施例において
は、前記マルチパーティ制御装置としてモジュール構成
型交換機が使われている。モジュール構成型交換機と
は、異なった複数の機能モジュール(例えば、ATM交
換モジュール、会議ブリッジ収容モジュール等)を組み
合わせることによって所定の機能を実現するタイプの交
換機をいう。
【0015】図2において、電話機20〜22,29
は、それらと対応して設けられた加入者線モジュール
(モジュール1〜4)23〜25,28にそれぞれ接続
される。前記加入者線モジュール23〜25,28は、
いわゆる加入者回路の機能を実現し、前記電話機20〜
22,29に対する発着信制御、及び音声やデータ等の
転送制御を行う。そして前記加入者線モジュール(モジ
ュール1〜4)23〜25,28は次段のモジュール結
合機構26に接続される。前記モジュール結合機構26
も一種の機能モジュールであって、例えばそれに接続さ
れる各種モジュールの交換接続機能等を実現する。会議
ブリッジ収容モジュール27は、複数加入者間のいわゆ
る会議サービスを提供するためのブリッジ接続機能を実
現し、本サービスの利用頻度等に応じて前記モジュール
結合機構26への増設も可能である。
【0016】図3〜図8は、前記モジュール構成型交換
機が実行する本発明によるマルチパーティ制御の制御シ
ーケンスを、会議サービスを例に、会議開始から終了迄
の流れに沿って図式的に描いたものである。また、図9
〜図11は、前記図3〜図8に示した本発明によるマル
チパーティ制御のシーケンス処理例をフロー図としてま
とめたものである。以降の説明では、図3〜図8のシー
ケンス図を中心に説明し、最後に前記シーケンス図(図
3〜図8)と前記フロー図(図9〜図11)との対応関
係を示す。
【0017】図3の(a)において、引用符号20は図
2で示したモジュール構成型交換機の電話機20を示
し、同様に引用符号23,26そして27はそれぞれ加
入者線モジュール23、モジュール結合機構26そして
会議ブリッジ収容モジュール27を示す。以下の図3〜
図8の説明において、図2と同じものに対しては図2と
同じ符号を付す。図3の(a)では初めに電話機20か
ら呼設定要求信号(SETUP)が交換機に対して送出
される。なお、前記呼設定要求信号には加入者Aから加
入者B,Cへの会議サービスを要求する内容が含まれて
いる。前記呼設定要求信号の受信によって、発信電話機
20と加入者線モジュール23との間の回線を示す発レ
グ部品(LEG0)31が加入者線モジュール23内に
生成される(図3の(b))。
【0018】前記発レグ部品31は、モジュール結合機
構26を介して会議ブリッジ収容モジュール27のN者
制御部品(N−CP)32へ前記加入者Aから加入者
B,Cへの会議サービスの要求を、交換機内部の前記S
ETUP信号に相当するIAM(Initial Address Messa
ge) によって通知する(図3の(c))。前記通知をう
けたN者制御部品32は、会議トランクに相当する空き
の会議ブリッジ33を補捉し(図3の(d))、さらに
発信者Aに対応した発信者用端子制御部品(T0)34
及び着信者B,Cに対応した着信者用端子制御部品(T
1,T2)35,36をそれぞれ補足してこの呼に関す
る処理を終了する(図3の(e))。
【0019】なお、図3の右端部に表示されている2段
の小枠は、交換機内部の共有メモリにおける会議状態保
持メモリの内容を示したものであり、その上段は会議の
進行状態をそして下段はその時点での会議への参加者数
を示している。例えば、図3の(d)では会議状態は会
議手順進行前の“空き”の状態であり、その時点では会
議参加者数はゼロである。しかし、図3の(e)では発
信者用端子制御部品34が生成された時点で前記会議参
加者数は発信加入者Aの1となる。なお、前記下段の会
議参加者数の内容は交換機から発信電話機20へ通知さ
れ、そのディスプレイに前記会議参加者数として若しく
はその参加者のダイヤル番号として表示される。
【0020】次に、図3の(f)において、前記各着信
者用端子制御部品35,36は、それぞれの着信側端子
補捉のために各着信者B,Cに対応する加入者線モジュ
ール24,25に対して前述したIAMを送出し(図3
の(f))、その後、前記各加入者線モジュール24,
25の内部に各着信電話機21,22との間の回線を示
す着レグ部品(LEG1、LEG2)37,38が生成
される(図4の(a))。前記着レグ部品37,38
は、各対応する着信者用端子制御部品35,36に対し
て、各電話機21,22との間の回線を補足し応答可能
である旨をACM(Accept Complete Message) によって
通知する(図4の(b))。
【0021】図4の(c)において、前記ACMを受信
した各着信者用端子制御部品35,36は前述した会議
状態保持メモリの会議状態をチェックして前記ACMが
すでに前記発信者用端子制御部品(T0)34へ送出さ
れているか否かをチェックする。図4の(c)では、着
信者用端子制御部品(T1)35が着信者用端子制御部
品(T2)36よりも先に発信者用端子制御部品34へ
ACMを通知した場合が示されており、その場合、前記
着信者用端子制御部品35は、前記チェックから未だA
CM通知が成されていないことを確認して発信者用端子
制御部品34へACMを送出し、そして前記会議状態保
持メモリの会議状態をACM送出済みに更新する。前記
ACMを受信した発信者用端子制御部品34はその旨を
同じACMによって発レグ部品31へ通知する。この場
合、後発の着信者用端子制御部品36は前記会議状態の
チェックによってACM送出済みであることを知り、発
信者用端子制御部品34へのACM送出は行わずそれを
破棄する。従って、上述したACM通知という処理は重
複することなく1回だけ行われる。
【0022】図5の(a)では、着信加入者B,Cを呼
び出し中の状態が示されており、この場合、各着レグ部
品37,38から呼び出し中を知らせるALT(Alert)
メッセージが対応する着信者用端子制御部品35,36
へ送出される。図5の(b)では、前述した図4の
(c)と同様の処理が行われる。すなわち、図4の
(c)では会議状態保持メモリの会議状態をチェックし
ながらACM通知を行う場合が示されていたが、図5の
(b)では会議状態保持メモリの会議状態をチェックし
てALT通知を行う場合を示しており、また着信者用端
子制御部品(T2)36が最初の場合である。
【0023】従って、この場合には前記最初の着信者用
端子制御部品36だけがALT通知を行い、その後、前
記会議状態保持メモリの会議状態をALT送出済みに更
新する。後発の着信者用端子制御部品(T1)35は、
それによって自らのALT通知を破棄する。発信者用端
子制御部品(T0)は前記ALTメッセージを受信する
と同じALTメッセージによって発レグ部品(REG
0)に前記呼び出し中を通知する。従って、ALT通知
も前述したACM通知と同様に1回だけ行われる。
【0024】次に、前記呼び出し中の着信電話機21,
22が応答した場合には、各応答電話機21,22の着
レグ部品37,38から応答を知らせるANM(Answer
Message)が対応する着信者用端子制御部品35,36へ
送出される(図5の(c))。この場合も前述と同様の
手順によって前記ANM通知は1回だけ行われる。図6
の(a)の場合、着信者用端子制御部品(T1)がAN
M通知を行い、会議状態保持メモリの会議状態をANM
送出済みに更新する。発信者用端子制御部品(T0)3
4は前記ANMを受信すると前記応答を同じANMによ
って発レグ部品(REG0)に通知する。
【0025】またこの場合、会議状態保持メモリの会議
参加者数は、各着信者用端子制御部品35,36が対応
する着レグ部品37,38からそれぞれANMを受信し
た時点で+1インクリメントされ、本例において、着信
加入者B,Cの応答により会議参加者数は3となる。な
お、前述したANMが発レグ部品(REG0)へ通知さ
れた後、交換機からのINFO(Information) メッセー
ジによって発信電話機20のディスプレイに前記会議参
加者数若しくはその会議参加者のダイヤル番号が表示さ
れる。
【0026】そして、発信者用端子制御部品(T0)3
4が着信者用端子制御部品35,36からANMを受信
した時点で発信加入者Aと応答着信加入者の間に通話パ
スが設定され、最終的に発信加入者Aと着信加入者B,
Cとの間で三者通話可能状態となる。なお、前記通話中
の状態に入ると前記各発/着レグ部品や発/着信者用端
子制御部品等はその処理を終えて消滅する(図6の
(b))。
【0027】これ以下の説明では、上述した通話中に発
信加入者Aがオンフックして通話が終了し、それによる
前記設定された通話パスの解放までのシーケンスについ
て述べる。図6の(c)において、発信加入者Aがオン
フックすると、それを検出した加入者線モジュール23
の内部に発レグ部品(LEG0)31が新たに生成され
る。前記発レグ部品31はその旨をREL(Release) メ
ッセージによって会議ブリッジ収容モジュール27内の
N者制御部品(N−CP)32へ通知する。前記N者制
御部品32は、前述した発/着信者用端子制御部品(T
0〜T2))34〜36の再生処理をしてこの呼に関す
る処理を終了させる(図7の(a))。
【0028】次に、前記発/着信者用端子制御部品34
〜36は発信者Aのオンフックにより会議ブリッジ33
との接続を解放し、そして前記各着信者用端子制御部品
(T1、T2)35,36はそれぞれ対応する加入者線
モジュール24,25に対してRELメッセージを送出
する。なお、前記会議ブリッジ33との接続開放によっ
て会議状態保持メモリの会議参加者数はゼロにクリアさ
れる(図7の(b))。そして、前記RELメッセージ
を受信した各加入者線モジュール24,25には前述し
た着レグ部品(LEG1,LEG2)37,38が再生
される(図7の(c))。
【0029】前記生成された各着レグ部品37,38
は、回線解放を通知するRLC(Release Complete)メッ
セージを前記各着信者用端子制御部品35,36へ送出
し、その処理を終了して消滅する(図8の(a))。図
8の(b)では前述した図4の(c)等と同様に、最先
に前記RLCメッセージを受信した着信者用端子制御部
品、図8の(b)の例では着信者用端子制御部品(T
1)35がその旨を発信者用端子制御部品(T0)34
に通知し、会議状態保持メモリの会議状態をRLC送出
済みに更新する。従って、前述のようにそれより遅れた
着信者用端子制御部品(T2)36からのRLCメッセ
ージは破棄される。
【0030】最後に、前記RLCメッセージを受信した
発信者用端子制御部品34は、同様にRLCメッセージ
を発レグ部品(LEG0)31へ与える。それによって
全ての部品の処理は終了し初期状態に復旧する。また会
議状態保持メモリの内容は全てクリアされる(図8の
(c))。
【0031】図9〜図11は前述した図3〜図8の内容
をフローチャートで表したものである。ここでは、重複
した説明を避けるためにフローチャートと前述した内容
との対応関係を示すに留める。図9は、会議開始時まで
の発信者用端子制御部品(T0)の制御フローと着信者
用端子制御部品(T1,T2)の制御フローを示したも
のである。発信者用端子制御フローでは、ステップS1
01及びS102が図3の(e)に、ステップS103
〜S108までが図4の(c)、図5の(b)及び図6
の(a)と対応する。また、着信者用端子制御フローで
は、ステップS201及びS202が図3の(e)及び
(f)と対応する。またステップS203〜S207、
ステップS208〜S212そしてステップS213〜
S218が図4の(b)及び(c)、図5の(a)及び
(b)、そして図5の(c)及び図6の(a)とそれぞ
れ対応する。
【0032】図10は、会議中から会議終了までの前記
発信者用端子制御フローと着信者用端子制御フローを示
したものである。発信者用端子制御フローでは、ステッ
プS110及びS111が図7の(a)及び(b)に、
ステップS112〜S116までが図8の(b)及び図
8の(c)と対応する。着信者用端子制御フローでは、
ステップS220〜S222が図7の(a)及び(b)
と対応する。またステップS223〜S230が図8の
(a)〜(c)と対応する。
【0033】図11は、N者制御部品(N−CP)の処
理フローを示したものである。図11のステップS30
1〜S304は図3の(c)〜(e)と対応する。ま
た、ステップS311及びS312は図6の(c)及び
図7の(a)と対応する。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、そ
れぞれの機能を実現する各機能部品が各端子毎に独立し
てそれぞれの処理を実行するため、それらの機能の組み
合わせとしてマルチパーティ制御、特に会議サービスの
ための会議ブリッジの制御等、が簡易にしかも機能的若
しくは論理的に制御することが可能となる。また本発明
によれば、各機能部品が各加入者対応に必要に応じて生
成されそして消滅するため、会議参加者の増加若しくは
会議サービス要求の増加によってその制御が複雑化、大
規模化することが防止され、効率のよい高速な制御が可
能になる。
【0035】さらに本発明によれば、実施例で述べたよ
うに各端子制御部品間でのメッセージの送受信が会議の
参加者数に係わらず最小限(1回)に制御され、そのた
め前記送受信によるオーバーヘッドの抑止により制御の
実時間性が向上する。さらにまた本発明によれば、IN
に適合したレグ部品及びCP部品を使ってマルチパーテ
ィ制御を行うため、外部コンピュータ等と容易に連動及
び整合した高度なマルチパーティ制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマルチパーティ制御装置の基本構
成を示したブロック図である。
【図2】本発明によるマルチパーティ制御を行うモジュ
ール構成型交換機の一例を図式的に示したブロック図で
ある。
【図3】本発明によるマルチパーティ制御の処理シーケ
ンス例(1)を図式的に描いたシーケンス図である。
【図4】本発明によるマルチパーティ制御の処理シーケ
ンス例(2)を図式的に描いたシーケンス図である。
【図5】本発明によるマルチパーティ制御の処理シーケ
ンス例(3)を図式的に描いたシーケンス図である。
【図6】本発明によるマルチパーティ制御の処理シーケ
ンス例(4)を図式的に描いたシーケンス図である。
【図7】本発明によるマルチパーティ制御の処理シーケ
ンス例(5)を図式的に描いたシーケンス図である。
【図8】本発明によるマルチパーティ制御の処理シーケ
ンス例(6)を図式的に描いたシーケンス図である。
【図9】本発明によるマルチパーティ制御の処理フロー
例(1)を示した図である。
【図10】本発明によるマルチパーティ制御の処理フロ
ー例(2)を示した図である。
【図11】本発明によるマルチパーティ制御の処理フロ
ー例(3)を示した図である。
【符号の説明】
1…マルチパーティ制御用レグ部品 2…マルチパーティ制御用CP部品 3…発レグ部品 4…着レグ部品 5…N者制御部品 6…端子制御部品 7…会議状態保持メモリ 8…マルチパス接続手段 9…発信者用端子制御部品 10…着信者用端子制御部品

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者端末から交換機にいたる回線に対
    応した論理的な回線としてのレグ部品(1)、前記レグ
    部品同士を接続点の属性として指定する接続形態に従う
    論理的な接続点としてのCP部品(2)、そして複数の
    加入者間のパス接続をするためのマルチパス接続手段
    (8)から構成され、前記レグ部品(1)及び前記CP
    部品(2)の各機能の協調動作によって前記マルチパス
    接続手段(8)における複数の加入者間の接続制御を行
    うことを特徴とするATM交換機におけるマルチパーテ
    ィ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記レグ部品(1)は、発信加入者に対
    応する発レグ部品(3)及び複数の着信加入者にそれぞ
    れ対応する着レグ部品(4)から成り、前記発レグ部品
    (3)及び前記各着レグ部品(4)はマルチパーティ接
    続制御シーケンスに従って生成/削除される請求項1記
    載のATM交換機におけるマルチパーティ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記CP部品(2)は、前記レグ部品
    (1)の前記マルチパス接続手段(8)への接続を制御
    する端子制御部品(6)、前記端子制御部品(6)を前
    記レグ部品(1)の数に対応して生成するN者制御部品
    (5)、そして前記端子制御部品(6)の制御のために
    使用されマルチパーティ接続処理の進行状況を記憶する
    会議状態保持メモリ(7)から成る請求項1記載のAT
    M交換機におけるマルチパーティ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記端子制御部品(6)は、前記発レグ
    部品(3)の前記マルチパス接続手段(8)への接続を
    制御する発信者用端子制御部品(9)、そして前記複数
    の着レグ部品(4)のそれぞれ対応して前記マルチパス
    接続手段(8)への接続を制御する着信者用端子制御部
    品(10)から成る請求項3記載のATM交換機におけ
    るマルチパーティ制御装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記発信者用端子制御部品
    (9)は前記着信者用端子制御部品(10)と前記発レ
    グ部品(3)との間の信号の送受を行い、前記着信者用
    端子制御部品(10)は前記発信者用端子制御部品
    (9)と前記着レグ部品(4)との間の信号の送受を行
    い、そして前記着信者用端子制御部品(10)は前記発
    信者用端子制御部品(9)へ信号を送出する際に、所定
    の信号に関しては前記会議状態保持メモリ(7)におけ
    る状態内容から前記所定の信号の送出の可否を決定し、
    及び/又は前記信号を送出した際にはその旨の状態内容
    に前記会議状態保持メモリ(7)の内容を更新し、前記
    発信者用端子制御部品(9)及び前記着信者用端子制御
    部品(10)はマルチパーティ接続/解放処理終了後、
    自己削除する、請求項4記載のATM交換機におけるマ
    ルチパーティ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記N者制御部品(5)は、前記発レグ
    部品(3)に対応する前記発信者用端子制御部品(9)
    及び前記複数の着レグ部品(4)にそれぞれ対応する前
    記着信者用端子制御部品(10)をマルチパーティ接続
    制御シーケンスに従って生成/追加を行う請求項3記載
    のATM交換機におけるマルチパーティ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5991276A (en) * 1996-11-19 1999-11-23 Fujitsu Limited Videoconference system
US6229820B1 (en) 1997-09-09 2001-05-08 Fujitsu Limited Network system and switching unit

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