JPH062758Y2 - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH062758Y2
JPH062758Y2 JP8739988U JP8739988U JPH062758Y2 JP H062758 Y2 JPH062758 Y2 JP H062758Y2 JP 8739988 U JP8739988 U JP 8739988U JP 8739988 U JP8739988 U JP 8739988U JP H062758 Y2 JPH062758 Y2 JP H062758Y2
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雅裕 長田
純 梅津
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概 要〕 電気集塵機と安全スイッチとをそなえた空気清浄機に関
し、 電気集塵機の集塵電極を取り外す場合に、簡単でしかも
故障の起きないスイッチ機構を提供することを目的と
し、 電気集塵機をそなえた空気清浄機において、当該電気集
塵機における集塵電極の導体部を高電圧直流電源の出力
のアース側に対して分離可能に摺動接触するようにする
と共にアースに対しても分離可能に接触するよう構成
し、高圧直流電源のアース端は、コンタクト電源端子、
集塵電極およびコンタクトアース端子を介してアースに
接続された構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電気集塵機と安全スイッチとをそなえた空気
清浄機に関する。
空気清浄機における電気集塵機には、高圧直流電源が使
用されているため、電気集塵機の電極あるいはプレフィ
ルタの交換時または空気清浄機内の清掃時の電源切り忘
れは、非常に危険である。
したがって、空気清浄機には工夫された安全スイッチが
必ずそなえられている。
〔従来技術〕
第4図(イ)および第4図(ロ)は従来例における空気
清浄機の概略説明図である。
第4図(イ)において、1は高圧直流電源、2は集塵電
極、3は電離電極、4はプレフィルタ、7および11は
マイクロ・スイッチ、8は電源、9は放電抵抗、10は
アース、12はマイクロ・スイッチの作動子を示す。
第4図(イ)には図示されていないが、集塵電極2は、
電離電極3を挟むように配置され、アース10に接続さ
れる。電離電極3は、図示されていない絶縁支持体によ
り支持されるとともに、高圧直流電源1の高圧側に接続
されている。
高圧直流電源1は、直流電源8からの直流電圧を用いて
DC・AC変換を行ない、高い周波数の高電圧を得た上
で整流する構成を採用し、高圧直流電源1全体の機械的
構成を小さくできるようにしている。
そして、図示されていない制御装置により、アーク放電
にならない適度の高圧の直流電圧に保つように制御され
ている。
このような構成の電気集塵機部において、集塵電極2の
間を塵を含んだガスあるいは空気が第4図(イ)図示の
左から右に向って通過すると、ガスあるいは空気中の塵
である浮遊粒子は、一部プレフィルタ4で除去される。
残りの浮遊粒子は、電離電極3と集塵電極2との間の直
流電界によるコロナ放電により電荷が与えられ、その
後、当該浮遊粒子は、アース電位の集塵電極2に吸引さ
れる。
その後、プレフィルタ4と集塵電極2には、塵が徐々に
堆積されるので、プレフィルタ4の交換あるいはこれら
の清掃を行なはなくてはならない。
電気集塵機部は、高圧がかかっているため電源の切り忘
れがあると危険である。そこで、プレフィルタ4および
集塵電極2のいずれを取り外しても高圧直流電源1の電
源8が自動的に切れるような構成にしてある。すなわ
ち、プレフィルタ4および集塵電極2の下端がマイクロ
・スイッチ7および11の作動子12を兼ねるように構
成すると、プレフィルタ4あるいは集塵電極2のいずれ
か一方あるいは両方を空気清浄機から取りはずした場
合、マイクロ・スイッチ7あるいは11はOFFとな
る。
したがって、高圧直流電源1は電源8から切り離され
る。
また、第4図(ロ)において、16はマイクロ・スイッ
チで、接触子13、接触子14および接点15を有し、
接触子13および接触子14は内部でリンク機構を有
し、接点15は接触子13と接触子14とが共にONと
なった時にのみONとなるような構成をしている。その
他は第4図(イ)の構成と同じである。
第4図(ロ)に図示された空気清浄機において、マイク
ロ・スイッチ16の接触子13と接触子14とはリンク
機構を構成しているから、プレフィルタ4あるいは集塵
電極2のいずれか一方あるいは両方が空気清浄機から取
り外されると、マイクロ・スイッチ16の接点15はO
FFとなり、高圧直流電源1は電源8から切り離され
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、空気清浄機の清掃は、しばしば行なうものでは
なく、不慣れのため電源の切り忘れあるいはスイッチの
故障に気付かないということがあるので、非常に危険を
伴なう。
このようなことが起らないようにプレフィルタ等を外す
ことにより自動的にスイッチが切れるようになっている
が、マイクロ・スイッチの故障には気付かずに作業を始
めてしまうという危険がある。また、従来例における空
気清浄機の安全スイッチは、信頼性を保つためにマイク
ロ・スイッチを必ず2個使用しなくてはならないという
問題があった。
さらに、従来例における空気清浄機のスイッチは、2個
の接触子と機械的リンクとをもつものが必要であるとい
う問題があった。
本考案は、電気集塵機の集塵電極を取り外す場合に、簡
単でしかも故障の起きないスイッチ機構を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の空気清浄機は、集塵電極が導体であることに着
目し、集塵電極自体を従来の場合のスイッチのスライド
部材として使用する。すなわち、 電気集塵機をそなえた空気清浄機において、当該電気集
塵機における集塵電極(2)の導体部を高電圧直流電源の
出力のアース側に対して分離可能に摺動接触するように
すると共にアースに対しても分離可能に接触するよう構
成し、高圧直流電源(1)のアース端は、コンタクト電源
端子(6)、集塵電極(2)およびコンタクトアース端子(5)
を介してアース(10)に接続された構成とする。
〔作 用〕
本考案によれば、集塵電極をたとえば上方に上げた場合
に、コンタクト電源端子と集塵電極とは機械的に離れて
高圧直流電源が切られるので、集塵電極を上げたにもか
かわらず、スイッチの故障のために高圧直流電源が入っ
ているということがなく安全である。また部品点数も少
なくて足りる。
〔実施例〕
第1図ないし第3図にしたがって、本考案の一実施例を
具体的に説明する。
第1図は本考案の一実施例説明図、第2図は本考案の一
実施例における電気集塵機一部拡大説明図、第3図は本
考案の高圧直流電源の説明図を示す。
第1図および第2図において、1は高圧直流電源、2は
集塵電極、3は電離電極、4はプレフィルタ、5はコン
タクトアース端子、6はコンタクト電源端子、7はマイ
クロ・スイッチ、8は電源、9は放電抵抗、10はアー
ス、12は作動子、17は塵を示す。
高圧直流電源1は、アース10をコンタクト電源端子
6、集塵電極2およびコンタクトアース端子5を介して
アースされる。また、第2図図示の如く、集塵電極2
は、電離電極3を挟むように配置され、アース10に接
続され、高圧直流電源1の高圧側は、電離電極3に接続
されている。
プレフィルタ4には従来例と同じようにその下部に作動
子12が設けられており、プレフィルタ4の着脱により
マイクロ・スイッチ7がON、OFFする。
また、第2図図示の如く、コンタクトアース端子5およ
びコンタクト電源端子6の取り付け位置は、集塵電極2
と電離電極3とが対抗していない両外側に配置する。
一方、高圧直流電源1について第3図を参照しつつ説明
する。
図中、Dはダイオード、TRはトランジスタ、T1、T
2、T3はトランス巻線で同じコアに巻かれている。R
0、R1、R2は抵抗、C0はコンデンサ、Vは直流電
圧を示す。
そして、第1図および第2図に示すコンタクトアース端
子5、集塵電極2およびコタクト電源端子6は、トラン
ジスタTRとアース10との間に設けられている。
高圧直流電源1の動作を第3図を参照しつつ説明する。
先ず、電源8(第1図)が入ると抵抗R1を通してトラ
ンジスタTRのベース電流Ibが流れ、トランジスタT
RがONする。トランジスタTRがONすると、トラン
ス巻線のインダクタンスの作用で、トランス巻線T3に
電圧が発生し、抵抗R2を通してトランジスタTRのベ
ース電流Ibを増大させる。ベース電流Ibの増加にし
たがってトランジスタTRのコレクタ電流Icは、直線
的に増加した後飽和する。コレクタ電流Icが飽和する
と、トランス巻線T3は電圧を維持できなくなり、ベー
ス電流Ibは減少する。その結果、コレクタ電流Icは
減少し、トランス巻線T3には逆方向の電圧が発生し
て、トランジスタTRはOFFする。トラス巻線T1に
溜ったエネルギーは、二次側のトランス巻線T2に放出
され、このエネルギーの放出が終るとトランス巻線T3
の電圧は0となり最初に戻る。
以上のような高圧直流電源1において、トランジスタT
Rのエミッタとアースとの間にスイッチを挿入すれば、
高圧直流電源1の電源のON、OFFすることができ
る。
次に、第1図および第2図を参照しつつ本考案の空気清
浄機を清掃する場合のスイッチの動作について説明す
る。
空気清浄機の清掃には、フィルタの交換、フィルタおよ
び集塵電極の清掃があるが、いずれの作業も電源がON
のまま行なうと高圧直流電源1の高電圧が人体に触れて
危険である。
したがって、先ずプレフィルタ4を第1図図示の矢印方
向に向って取り外した場合に、プレフィルタ4の下端と
連動したマイクロ・スイッチ7の作動子12が高圧直流
電源1の電源8を自動的にOFFにする。
しかし、マイクロ・スイッチ7の作動子12がスイッチ
から離れていても、マイクロ・スイッチ7の内部で機械
的に故障して短絡している場合もある。このような場合
が起こっても、集塵電極2を第1図および第2図図示の
矢印の如く、上方に上げると最初集塵電極2とコンタク
ト電源端子6とが離れて、高圧直流電源1の電源8を自
動的にOFFにする。
この場合には、集塵電極2を上方に上げて機械的にコン
タクト電源端子6と切り離すため、電源がONになるこ
とは有り得ない。
このように構造の異なったスイッチを電源8と高圧直流
電源1との間に二つ直列に挿入したのでより信頼性の高
い安全な空気清浄機を得ることができた。
〔考案の効果〕
本考案によれば、集塵電極が導体であることに着目し
て、コンタクトアース端子、集塵電極およびコンタクト
電源端子でスライドスイッチを構成したので、集塵電極
を取り外せば必ず機械的にスイッチをOFFとすること
ができる。
本考案によれば、集塵電極を上方に上げると、コンタク
ト電源端子が集塵電極から直ちに離れるので、高圧直流
電源のアース回路が遮断され、高電圧の発生は停止す
る。
本考案によれば、集塵電極はコンタクトアース端子を介
してアースに接続されているので、集塵電極に触れても
電撃を受けることはない。
本考案によれば、異なった構造のスイッチを直列に接続
してAND回路としているため、信頼性があり、安全で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例説明図、第2図は本考案は一
実施例における電気集塵機一部拡大説明図、第3図は本
考案の高圧直流電源の説明図、第4図(イ)および第4
図(ロ)は従来例における空気清浄機の概略説明図であ
る。 図中、 1……高圧直流電源、2……集塵電極 3……電離電極、4……プレフィルタ 5……コンタクトアース端子、6……コンタクト電源端
子 7……マイクロ・スイッチ、8……電源 9……放電抵抗、10……アース 11……マイクロ・スイッチ、12……作動子 13ないし14……接触子、15……接点 16……マイクロ・スイッチ、17……塵
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−7548(JP,U) 実開 昭54−21884(JP,U) 実開 昭54−100175(JP,U) 実公 昭42−18880(JP,Y1) 実公 昭42−8719(JP,Y1) 実公 昭45−4469(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集塵電極(2)が電離電極(3)を挟むよ
    うに配置されると共に、 高電圧直流電源(1)をそなえ、 当該高電圧直流電源(1)の出力の高圧側が上記電離電
    極(3)に接続され、かつ上記集塵電極(2)が上記高
    電圧直流電源(1)の出力のアース側と共通にアースに
    対して接地されてなる電気集塵機を有する空気清浄機に
    おいて、 上記集塵電極(2)の導体部上に、上記高電圧直流電源
    (1)の出力の上記アース側と分離可能に摺動接触する
    コンタクト電源端子(6)と、上記アースに対して分離
    可能に接触するコンタクトアース端子(5)とをもうけ
    てなり、 上記高電圧直流電源(1)の出力の上記アース側が、上
    記コンタクト電源端子(6)と上記集塵電極(2)と上
    記コンタクトアース端子(5)とを直列に介して、上記
    アースに対して接地されることを特徴とする空気清浄
    機。
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