JPH0627545Y2 - 高さ可変式梱包容器 - Google Patents

高さ可変式梱包容器

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JPH0627545Y2
JPH0627545Y2 JP1987178620U JP17862087U JPH0627545Y2 JP H0627545 Y2 JPH0627545 Y2 JP H0627545Y2 JP 1987178620 U JP1987178620 U JP 1987178620U JP 17862087 U JP17862087 U JP 17862087U JP H0627545 Y2 JPH0627545 Y2 JP H0627545Y2
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JP
Japan
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plate
reinforcement
holes
support frame
movable
Prior art date
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JP1987178620U
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JPH0182129U (ja
Inventor
祐一 上遠野
富雄 野村
光治 真野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、物品を梱包するための六面体箱形状の梱包容
器、特に高さを可変とした梱包容器に関する。
(従来の技術) 従来、例えばCKD(コンプリートネス・ノックダウン)
用梱包容器として、実開昭56-84922号公報に示された折
りたたみ式のものがある。このものは、第8図に示すよ
うに、床板1に棲板3,3をヒンジ5により折りたたみ可能
に結合すると共に、側板2の一方もヒンジ6により前記棲
板3とは異なる面内で折りたたみ可能に床板1に結合し、
他方の側板2は脱着可能に床板1に結合し、さらにこれら
側板2および棲板3の上に蓋4を被せる構成とされてい
た。かゝる梱包容器によれば、棲板3,3および側板2の一
方を内側に折りたたむことによってコンパクトとなり、
配送先から返送しての繰り返し使用が可能になる利点が
ある。
なお梱包容器としては、上記折りたたみ式としない様式
のものも多数ある(例えば、実開昭54-145538号公報、
実開昭54-145539号公報等)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来の梱包容器によれば、何れも長
さ、幅、高さ共に固定的に設定されており、梱包する物
品の増減変動への対応が困難であるという問題があっ
た。すなわち、梱包する物品が減ずると容器内の空気分
が増大して輸送効率が著しく阻害されることとなり、こ
れを避けようとすると、既存の梱包容器を改造し、ある
いは新規に梱包容器を製作しなければならないこととな
る。そして特に新規に梱包容器を製作した場合は、容器
種類がいたずらに増し、それらの管理が面倒となって管
理工数の増大をもたらし、かつ準備するタイミングを失
する虞れがあった。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、
梱包する物品の増減変動に容易に対応し得る高さ可変式
梱包容器を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するための本考案の構成を実施例図面
である第1図および第2図を参照して説明すると、本考
案は、側板12および棲板13のそれぞれを、床板11に結合
された固定板12a,13aと該固定板に摺動可能に合わされ
た可動板12b,13bとから形成し、各可動板の内面に横方
向へ延ばして支持フレーム16を固定すると共に、該支持
フレームから下方向へ前記可動板の内面との間に前記固
定板の厚さよりわずか大きな間隔を形成する複数の縦長
のレインフォース17を延設し、前記可動板および前記レ
インフォースに軸線を一にする複数の孔18を設けると共
に、前記固定板に前記孔に対応する複数の他の孔19を設
け、前記可動板と前記レインフォースとの間に前記固定
板を位置させた状態で前記両孔18,19に係着させた締結
手段20,21により該固定板、可動板およびレインフォー
スの三者を結合し、かつ前記支持フレームに蓋14を支持
させたことを特徴とする。
(作用) 上記構成の高さ可変式梱包容器において、側板および棲
板を形成する固定板およびレインフォースを含む可動板
に設けた孔を適宜選択することにより、締結手段を用い
て簡単に高さを変更できるようになる。しかも可動板と
レインフォースとで固定板を挟んだ状態で横方向の複数
箇所を結合できるので、結合構成が強固になる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。
第1図および第2図において、11は床板、12は側板、13
は棲板、14は蓋で、これらは相互に結合され、一体の六
面体箱形状の梱包容器を形成する。前記側板12および棲
板13のそれぞれは、床板11に結合された固定板12a,13a
と該固定板12a,13aの外面に摺動可能に合わされた可動
板12b,13bとから形成されている。各可動板12b,13bの内
面にはブラケット15を介して板状の支持フレーム16が固
設されている。各支持フレーム16は、各可動板12b,13b
に沿って水平方向へ延びかつ各可動板12b,13bの上端縁
より内方へ突出するように設けられており、この上に前
記蓋14を載せることができるようになっている(第2
図)。なお、上記固定板12a,13aは一例として厚さ10mm
の合板から形成され、一方可動板12b,13bは一例として
厚さ1mmの鋼板から形成されている。
一方上記支持フレーム16からは、下方へ向けて複数のチ
ャンネル状レインフォース17が垂下されている。レイン
フォース17は、各可動板12b,13bに対し、その中央部と
両側部との三箇所に対面するように3本配設され、しか
も各可動板12b,13bの内面との間に前記固定板12a,13aの
厚さよりわずか大きい間隔を形成している。また各可動
板12b,13bとレインフォース17とには、軸線を一にする
共通の第1の孔18が同一ピッチPで縦列に複数(こゝで
は6個)設けられており(第2図)、一方各固定板12a,
13aには、前記第1の孔18に対応する第2の孔19が同数
設けられている。
しかして各固定板12a,13aは、その上部が各可動板12b,1
3bとレインフォース17との間に位置決めされ、この状態
のもと、前記第1の孔18および第2の孔19から選択され
た適宜数(こゝでは2個)の孔にボルト20を挿入しかつ
これにナット21を螺着することによって、各固定板12a,
13a、各可動板12b,13b、レインフォース17の三者は相互
に締結され(第2図)、それぞれ一体の側板12および棲
板13が形成されるようになる。
こゝで、第2の孔19には予めカラー22aが嵌入されてい
る。また可動板12b,13bとレインフォース17との間で上
記締結に関与しない第1の孔18に対応する部分にもカラ
ー22bが介装されており、このカラー22を介して可動板1
2b,13bとレインフォース17とはボルト20、ナット21で締
結されている。一方各固定板12a,13aに設けた第2の孔1
9のうち、前記締結に関与しない孔には、防水用のプラ
グ(ゴム、樹脂、コルク等)23が埋められている(第2
図)。
なお、側板12を形成する固定板12aの両側端にはアング
ル状のエンド部材25(鋼製)が固設されると共に、棲板
13を形成する固定板13aにはフラット状のエンド部材26
(鋼製)が固設されており、両固定板12a,13aは前記エ
ンド部材25,26を相互に合わせた状態でボルト20a、ナッ
ト21aにより一体化されている。一方、側板12を形成す
る可動板12bおよび棲板13を形成する可動板13bの両側端
には折曲片部27,28がそれぞれ形成されており、両可動
板12b,13bは前記折曲片部27,28を相互に重ね合わせた状
態でボルト20b、ナット21bにより一体化されている。
かゝる構成により、いま梱包容器の高さを変更したい場
合、予め所望ピッチ分下げた第2の孔19の中からプラグ
23を抜き取る。そして先ずボルト20(20a,20b)、ナッ
ト21(21a,21b)を外し(この時、カラー22bも同時に外
れる)、可動板12b,13bとレインフォース17とを下方へ
摺動させて第1の孔18と第2の孔19との位相を決め、次
いで再びボルト20(20a,20b)、ナット21(21a,21b)に
より固定板12a,13a、レインフォース17、可動板12b,13b
の三者を締結すれば良い。第3図は、上記高さ変更後の
一例を示したもので、全ての孔18,19が締結に関与し、
最下段に高さ変更された状態が示される。
上記実施例において、第2の孔19にカラー22aを嵌入
し、該カラー22aを介してボルト20、ナット21で締結す
るようにしたので、該孔19の強度が増す。また可動板12
b,13bとレインフォース17との間にもカラー22bを介装
し、このカラー22を介して可動板12b,13bとレインフォ
ース17とをボルト20、ナット21で締結するようにしたの
で、可動板12b,13bおよびレインフォース17の結合強度
が増し、前記第2の孔19の強化と相まって全体として、
上部からの高荷重に耐えようになる。
なお本考案において、上記レインフォース17を含む可動
板12b,13bに設ける第1の孔18および固定板12a,13aに設
ける第2の孔19の数、ピッチは任意であり、例えば第4
図に示すように、第1の孔18の一部を削減し、これを2
倍のピッチとすることができる。この場合、第5図に示
すように、ボルト20とナット21とによる締結箇所を減少
させることができ、組立てがより容易となる。
上記締結用のボルト20、ナット21の使用に代え、第6図
および第7図に示すように、孔18,19に丁度嵌合し得る
大径の軸部30aと小径のねじ部30bとから成るボルト30を
利用し、一方レインフォース17に前記ボルト30のねじ部
30bに螺合可能なねじ孔31を設けて、該ボルト30単独に
て固定板12a,13a、可動板12b,13b、レインフォース17の
相互を締結するようにしても良い。この場合ナットの省
略が可能になって組立がより容易となるばかりか、コス
ト低減が可能になる。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案にかゝる高さ可変
式梱包容器は、側板および棲板を上下に二分割し、それ
ぞれに設けた孔を利用して締結手段によって両者を一体
化するようにしたので、簡単に高さを変更し得て物品の
増減に容易に対応できる効果がある。また可動板と複数
のレインフォースとで横方向の複数箇所において固定板
を挟持するようにしているので、強度的にも十分となっ
て大きさの異なる容器の多段積みに十分に耐えるように
なり、しかもる蓋を可動板から切り離して別体に設けて
いるので、組立作業性と収納作業性が犠牲になることは
なく、その利用価値は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる高さ可変式梱包容器の構造を示
す斜視図、第2図はその縦断面図、第3図はその高さ変
更後の状態を示す断面図、第4図と第5図は本高さ可変
式梱包容器が有する孔の変形例を示す縦断面図、第6図
と第7図は本高さ可変式梱包容器が有する締結手段の変
形例を示す正面図と断面図、第8図は従来の梱包容器の
構造の一例を示す斜視図である。 11……床板、12……側板 13……棲板、14……蓋 12a,13a……固定板、12b,13b……可動板 17……レインフォース、18,19……孔 20,21……締結手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】六面体箱形状の梱包容器において、側板お
    よび棲板のそれぞれを、床板に結合された固定板と該固
    定板に摺動可能に合わされた可動板とから形成し、各可
    動板の内面に横方向へ延ばして支持フレームを固定する
    と共に、該支持フレームから下方向へ前記可動板の内面
    との間に前記固定板の厚さよりわずか大きな間隔を形成
    する複数の縦長のレインフォースを延設し、前記可動板
    および前記レインフォースに軸線を一にする複数の孔を
    設けると共に、前記固定板に前記孔に対応する複数の他
    の孔を設け、前記可動板と前記レインフォースとの間に
    前記固定板を位置させた状態で前記両孔に係着させた締
    結手段により該固定板、可動板およびレインフォースの
    三者を結合し、かつ前記支持フレームに蓋を支持させた
    ことを特徴とする高さ可変式梱包容器。
JP1987178620U 1987-11-24 1987-11-24 高さ可変式梱包容器 Expired - Lifetime JPH0627545Y2 (ja)

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JPH0182129U JPH0182129U (ja) 1989-06-01
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