JPH06274559A - 回路図の自動生成方法 - Google Patents

回路図の自動生成方法

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Publication number
JPH06274559A
JPH06274559A JP5063933A JP6393393A JPH06274559A JP H06274559 A JPH06274559 A JP H06274559A JP 5063933 A JP5063933 A JP 5063933A JP 6393393 A JP6393393 A JP 6393393A JP H06274559 A JPH06274559 A JP H06274559A
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JP
Japan
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terminal
wiring
coordinate
area
target
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JP5063933A
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English (en)
Inventor
Minako Kubota
みな子 窪田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06274559A publication Critical patent/JPH06274559A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】CADによる回路図自動生成システムに関し、
端子から配線を引き出す際の占有領域を小さくできる、
回路図の自動作成方法の提供を目的とする。 【構成】回路図自動生成システムにおいて、ネットリス
トの情報から回路図を自動生成する際に、着目素子の占
有領域1に対して、着目素子の着目端子4が接続先素子
の端子5より小さいy座標を有するときは上方向に、着
目素子の配線の占有領域9を設定し、着目素子の着目端
子4が接続先素子の端子6より大きいy座標を有すると
きは下方向に、着目素子の配線の占有領域9を設定し、
着目素子の端子4が接続先素子の端子5より小さいy座
標を有し、かつ、着目素子の端子4が接続先素子の端子
6より大きいy座標を有する場合は上方向と下方向に、
着目素子の配線の占有領域9を設定し、着目素子の占有
領域1と配線の占有領域9外に特殊素子を配置して素子
間の配線7,8を設定することで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD(Computer Aid
ed Design)による回路図自動生成システムに関し、特に
端子から配線(ネット)を引き出す際の占有領域を小さ
くできる、回路図の自動生成方法に関するものである。
【0002】異なる回路図自動生成システム間におい
て、設計データのインタフェースを行う場合には、回路
表現上の相違があるため、ネットリストを基にして行う
のが一般である。
【0003】図12は、異なる回路図自動生成システム
間における設計データのインタフェースを示したもので
あって、11,12はそれぞれC回路図自動生成システ
ムを示し、13は回路図自動生成システム11,12間
に設けられた、設計に必要な情報を収容するネットリス
トである。
【0004】ネットリストに収容される情報は、論理素
子の配置座標,接続情報,部品定義情報であって、図形
情報は含まれない。そこで、異種の回路図自動生成シス
テムからデータを受け取った場合には、その回路図自動
生成システムで、自動的に図面を生成する必要がある。
図面を生成するためには、自動結線機能、およびページ
間結合子,電源シンボル等の特殊素子の自動配置機能等
が必要である。
【0005】特殊素子の自動配置を行う場合には、自動
生成された特殊素子がオーナー素子の近傍に配置される
とともに、未結線をなるべく少なくすることが必要であ
るが、そのためには、オーナー素子の接続端子の図面位
置から接続線(配線)を配置する際の、配線の占有領域
をできるだけ小さくすることが要求される。
【0006】
【従来の技術】図13は、2ページにわたる図面の一例
を示したものである。ページFIG0の格子座標2Aに
端子a,bを有する素子Aが配置され、ページFIG1
の格子座標2Bに端子c,dを有する素子Bが配置され
るとともに、素子Aの端子aと素子Bの端子c、素子A
の端子bと素子Bの端子dが、それぞれ接続されること
が示されている。
【0007】図14は、ネットリストの内容の一例を示
したものであって、図13に示された図面に対応してい
る。通常、図面は1ページごとに作成され、上述の場合
の各ページのネットリストの内容は、図示のようにな
る。図中、LOGは論理素子を示し、FIG02Aはペ
ージFIG0における素子(素子コードA)の配置座標
であって、配置座標は、ページ名(FIG0)と、素子
の格子座標(2A:横方向2,縦方向A)によって示さ
れる。同様に、FIG12BはページFIG1における
素子(素子コードB)の配置座標であって、ページ名
(FIG1)と、素子の格子座標(2B:横方向2,縦
方向B)によって示される。
【0008】また、a,bは素子Aのピン(端子)、
c,dは素子Bのピンを示し、素子Bのcピンは、ペー
ジFIG0における座標2Aにある素子(素子A)のa
ピンと接続され、素子Bのdピンは、ページFIG0に
おける座標2Aにある素子(素子A)のbピンと接続さ
れることが示されている。
【0009】図15は、ネットリストによって生成され
る図面を例示したものであって、図中、図14における
と同じものを同じ符号で示している。,は自動配置
されるページ間結合子であって、それぞれのページ内に
配置され、同番号のページ間結合子を接続することによ
って、ページ間の接続が行われる。
【0010】この場合の回路図自動生成システムの処理
は次の順序で行われる。まずページFIG0について、
以下の順序で処理が行われ、次にページFIG1につい
て、同様に処理が行われる。 (1) 座標2Aの素子(素子A)を図面に配置する。 (2) 出力側の端子数をカウントする。本例では、端子数
は2である。 (3) ライブラリで定義された素子の占有領域に、端子数
分の配線の占有領域を加えた領域を、図面上で占める、
その素子に関する全体の占有領域(以下、その素子の全
占有領域という)として定義する。
【0011】図16は、従来の配線の占有領域の設定方
法を示したものである。15はネットリストを収容した
ライブラリを示し、16は素子の占有領域を示してい
る。17は回路図自動生成システムによって生成された
図面を示し、素子の配置によって、定められた格子座標
に素子の占有領域16が設定されるとともに、素子の占
有領域16に対して、18で示す端子数分の配線の占有
領域がその外側に付加されることが示されている。この
場合の配線の占有領域は、縦方向の大きさが素子の占有
領域のy方向の長さと同じで、横方向の大きさが例えば
端子数(2)×2mmの矩形領域となる。
【0012】(4) 素子が複数個ある場合は、(1) 〜(3)
の処理を素子数回繰り返す。 (5) ページ間結合子等の特殊素子を配置する。配置する
場所は、オーナーとなる素子の近傍であるが、(3) で示
されたその素子の全占有領域外とする。
【0013】図17は、回路図自動生成システムにおけ
る特殊素子の配置の処理を示したものである。,は
ページ間結合子を示し、図16に示された処理で配置さ
れた、素子の占有領域16および端子数分の配線の領域
18からなる素子の全占有領域の外側に配置される。
【0014】(6) 結線作業を行う。すなわち、ページF
IG0の図面上のページ間結合子,と、ページFI
G1の図面上のページ間結合子,とについて、同番
号の端子を配線によって相互に接続することによって、
結線作業が行われる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の図面上における
素子の配置処理においては、素子の占有領域に端子数分
の配線の占有領域を一律に加えて、その素子の全占有領
域を定めるようにしている。従って、図面上における各
素子の全占有領域が大きくなり、特殊素子を、オーナー
となる素子の近傍に配置することができない。そのた
め、遠く離れた位置に配置しなければならないので、配
線が長くなるとともに、特殊素子を結ぶ経路が見にくく
なるという問題があった。
【0016】図18は、従来技術による回路図自動生成
結果を例示したものである。21は格子座標2Bに配置
された素子、22は素子21の全占有領域、23は格子
座標2Dに配置された素子、24は素子23の全占有領
域である。この場合、素子21の出力端子数と、素子2
3の入力端子数が多く、例えば、それぞれ20であった
とすると、それぞれの素子の全占有領域22,24は非
常に大きくなる。
【0017】いま、素子21に対するページ間結合子を
素子の全占有領域22,24の間に、25に示すように
設けようとすると、素子の全占有領域22,24と、ペ
ージ間結合子25の領域とが重なるため、このような配
置を行うことはできない。
【0018】そこで、図18において26で示すよう
に、素子の全占有領域22,24から離れた位置にペー
ジ間結合子を配置しなければならないが、この場合の素
子21からページ間結合子26に至る経路27が非常に
長くなることが示されている。
【0019】このように、従来は素子の占有領域に、端
子数分の配線の占有領域を単純に付加した領域を、図面
上における素子の全占有領域としていたため、素子の全
占有領域が大きくなって、特殊素子の配置が困難になる
という問題があった。
【0020】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、回路図自動生成システム
において、図面生成時に、素子の全占有領域が大きくな
ることを防止でき、従って、自動生成されたページ間結
合子等の特殊素子を、オーナーとなる素子の近傍に配置
できるようにすることを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】回路図自動生成システム
において、論理素子の配置座標,接続情報および部品定
義情報から回路図を自動生成する際に、
【0022】(1) 着目素子の着目端子(4)が接続先素
子の端子(5)より小さいy座標を有するときは上方向
に、着目素子の占有領域(1)に対して、着目素子の配
線の占有領域(9)を設定する。
【0023】(2) 着目素子の着目端子(4)が接続先素
子の端子(6)より大きいy座標を有するときは下方向
に、着目素子の占有領域(1)に対して、着目素子の配
線の占有領域(9)を設定する。
【0024】(3) 着目素子の端子(4)が接続先素子の
端子(5)より小さいy座標を有し、かつ、着目素子の
端子(4)が接続先素子の端子(6)より大きいy座標
を有する場合は上方向と下方向に、着目素子の占有領域
(1)に対して、着目素子の配線の占有領域(9)を設
定する。
【0025】そして、着目素子の占有領域(1)と配線
の占有領域(9)外に特殊素子を配置して、素子間の配
線(7,8)を設定することによって、回路図の自動生
成を行う。
【0026】
【作用】着目素子の着目端子4と、接続先素子の端子
5,6のy座標の大小を比較して、着目端子4のy座標
が小さいときは上方向に、着目端子4のy座標が大きい
ときは下方向に、着目素子の端子4のy座標が小さい場
合と、大きい場合とがある場合は上方向と下方向に、着
目素子の配線の占有領域9を設定するので、配線の占有
領域を小さくすることができ、各素子の全占有領域が大
きくなるのを防止できる。
【0027】従って、自動生成されるページ間結合子等
の特殊素子を、オーナーとなる素子の近傍に配置できる
ので、配線を短くし,未結線を減少させることができる
とともに、回路図が見やすくなり、その修正が容易にな
る。
【0028】
【実施例】
(A)配線の占有領域の決定方法 図1は、本発明の一実施例である配線の占有領域の設定
方法を示したものであって、(1) は着目端子のy座標<
接続先y座標の場合、(2) は着目端子のy座標>接続先
y座標の場合、(3) は着目端子のy座標=接続先y座標
の場合、(4) は着目端子のy座標<接続先y座標,着目
端子のy座標>接続先y座標の場合をそれぞれ示してい
る。
【0029】各図において、着目素子の占有領域1と接
続相手素子(特殊素子を含まない)の占有領域2,3を
矩形で示し、着目素子の着目端子を4、接続相手素子の
端子を5,6とする。着目端子4と端子5,6を配線
7,8で接続する際の、着目端子3における配線の占有
領域9を点線で囲んで示す。いずれの場合も、着目素子
と接続相手素子は同一ページ内にあるものとする。以
下、各場合について説明する。
【0030】(1) 着目端子のy座標(y0 )<接続先y
座標(y1 )の場合 着目端子4と接続相手素子の端子5との接続経路は、着
目端子4を起点として、y方向に対して上方に配線7が
設けられるため、配線の占有領域9は、着目端子3より
上方向のみに設定される。
【0031】(2) 着目端子のy座標(y0 )>接続先y
座標(y2 )の場合 着目端子4と接続相手素子の端子6との接続経路は、着
目端子4を起点として、y方向に対して下方に配線8が
設けられるため、配線の占有領域9は、着目端子3より
下方向のみに設定される。
【0032】(3) 着目端子のy座標(y0 )=接続先y
座標(y1 )の場合 着目端子4と接続相手素子の端子5との接続経路は、着
目端子4を起点として直線となるため、配線7の占有領
域は0である。
【0033】(4) 着目端子のy座標(y0 )<接続先y
座標(y1 ), 着目端子のy座標(y0 )>接続先y座
標(y2 )の場合 着目端子4と接続相手素子の端子5,6との接続経路
は、着目端子4を起点として、y方向に対して上方と下
方の両方に配線7,8が設けられるため、配線の占有領
域9は、着目端子3より上方向と下方向の両方に設定さ
れる。
【0034】本発明においては、(1) 〜(4) のルールに
基づいて、着目素子の入力端子と出力端子の全端子につ
いて配線の占有領域を定める。
【0035】(B)図面上に素子を配置する。そして素
子の占有領域に(A)で求めた配線の占有領域を加え
て、図面上における素子の全占有領域を定める。 (C)ページ間結合子等の特殊素子を配置する。 (D)結線処理を行う。
【0036】図2は、本発明の一実施例の処理フローを
示したものである。最初に配線の占有領域を設定する。
すなわち、出力側の場合は、接続相手に着目して、着目
端子のy座標<接続先y座標の場合は、上方向に占有領
域を設定し、着目端子のy座標>接続先y座標の場合
は、下方向に占有領域を設定し、着目端子のy座標<接
続先y座標かつ着目端子のy座標>接続先y座標の場合
は、上方向と下方向の両方に占有領域を設定する。入力
側の場合も、出力側と同様の処理を行う。以上の処理を
全端子数分行う。
【0037】次に素子を図面上に配置し、素子の占有領
域および配線の占有領域を設定する。これを着目ページ
の全素子数分について行い、設定された領域に重ならな
いように、特殊素子を配置して、結線処理を行う。
【0038】図3は、本発明方法による回路図の自動生
成例を示したものである。図中、FIG0,FIG1は
ページを示し、31〜34はページFIG0のそれぞれ
座標2C,4A,4B,4Dに配置された素子、35は
ページFIG1の座標3Cに配置された素子である。ま
た36〜38は、素子31とそれぞれ素子32〜34間
の配線、39,40は素子31と素子35間のページ間
配線である。ページFIG0の素子31を着目素子と
し、その端子をA,B,C,D,Eとする。また素子3
2,33,34の端子をそれぞれ1、素子35の端子を
1,4とする。以下においては、ページFIG0につい
て説明する。
【0039】(1) ライブラリから素子31の全端子を取
り出し、y方向の降順にソートを行う。ソート結果、
A,B,C,D,Eの順となる。
【0040】(2) 端子Aについて処理を行う。着目素子
31の端子Aと、接続先の素子32の端子1とのy座標
を比較すると、2C.Aのy座標<4A.1のy座標な
ので、A端子から上方向に配線の占有領域を加える。
【0041】(3) 端子Bについて処理を行う。着目素子
31のB端子の接続先は他ページなので、無処理とす
る。
【0042】(4) 端子Cについて処理を行う。着目素子
31の端子Cと、接続先の素子33の端子1とのy座標
を比較すると、2C.Cのy座標<4B.1のy座標な
ので、C端子から上方向に配線の占有領域を加える。
【0043】(5) 端子Dについて処理を行う。着目素子
31の端子Dと、接続先の素子34の端子1とのy座標
を比較すると、2C.Dのy座標>4D.1のy座標な
ので、D端子から下方向に配線の占有領域を加える。
【0044】(6) 端子Eについて処理を行う。着目素子
31のE端子の接続先は他ページなので、無処理とす
る。
【0045】(7) (2) 〜(6) の処理結果から、配線用テ
ーブルを作成する。 (8) (7) で作成された配線テーブルをもとに、各端子に
おける配線の占有領域を求める。
【0046】図4は、配線用テーブルの例を示したもの
である。図4においては、端子A〜Eについて、配線の
領域が上方向または下方向にある場合をそれぞれ1で示
し、上方向または下方向の配線がない場合を0で示して
いる。これに基づいて、各端子の上方向配線領域と下方
向配線領域、および上方向配線領域と下方向配線領域と
を加算した全配線領域を定める。
【0047】 上方向の処理 図4に示された配線テーブルの下位から、すなわちy座
標の増加方向に処理を行う。この場合、E,D端子は0
なので無処理とする。C端子は1なので、Cより上位の
端子に+1して、上方向配線領域に設定する。B端子は
0なので、無処理とする。A端子は1なので、Aより上
位の端子に+1して、上方向配線領域に設定する。
【0048】図5は、配線用テーブルにおける上方向配
線領域の設定を説明するものである。各端子における上
方向配線領域は、上述の説明から図5のように設定され
るが、これは端子Aについては、上方向に配線が2本通
過し、端子B,Cについては、上方向に配線が1本通過
し、端子D,Eについては、上方向に通過する配線がな
いことを示している。
【0049】 下方向の処理 図4に示されたテーブルの上位から、すなわちy座標の
減少方向に処理を行う。この場合、A,B,C端子は0
なので無処理とする。D,E端子は1なので、Dより下
位の端子に+1して、下方向配線領域に設定する。
【0050】図6は、配線用テーブルにおける下方向配
線領域の設定を説明するものである。各端子における下
方向配線領域は、上述の説明から図6のように設定され
るが、これは端子A,B,Cについては、上方向に通過
する配線がなく、端子D,Eについては、下方向に配線
が1本通過することを示している。
【0051】 との処理結果を加える 図7は、配線用テーブルにおける全配線領域の設定を説
明するものである。各端子における配線領域は、の処
理結果との処理結果を加えることによって、図7のよ
うに設定されるが、これは端子Aについては、配線が2
本通過し、端子B,C,D,Eについては、配線が1本
通過することを示している。
【0052】(9) 図面に素子を配置し、素子の占有領域
に配線の占有領域を付加して、その素子の全占有領域を
設定する。
【0053】図8は、図面上における着目素子の全占有
領域を示したものである。着目素子31を含む斜線領域
41は、着目素子31の占有領域を示し、点線で囲んで
示した部分は、配線の占有領域42である。配線の占有
領域42のy方向の大きさは端子部分の長さに等しく、
端子Aの部分において、配線2本分の幅w1 を有し、端
子B〜Eの部分において、配線1本分の幅w2 を有する
ことが示されている。
【0054】(10) 素子32,33,34について、そ
れぞれの端子に関して、同様の処理を行う。
【0055】図9は、図面上における全素子の全占有領
域を示したものである。素子32,33,34を含む斜
線領域43,44,45は、それぞれ素子32,33,
34の占有領域を示し、点線で囲んで示した部分46,
47,48は、それぞれ素子32,33,34について
の配線の占有領域であり、それぞれ配線1本分の幅w 3
を有することが示されている。
【0056】(11) 特殊素子を配置する。この場合、特
殊素子の占有領域と、(10)で配置した各素子の全占有領
域とが重ならないように、特殊素子を配置する。
【0057】図10は、図面上における特殊素子の配置
を示したものである。49,50はそれぞれ特殊素子
(ページ間結合子)を示し、着目素子31の近傍に、そ
れぞれ端子B,Eと同一y座標になるように、かつ素子
31〜34に関するいずれの素子の全占有領域とも重な
らない位置に配置することが示されている。
【0058】(12) 結線処理を行う。すなわち、素子3
1の端子Aと素子32の端子1を接続し、素子31の端
子Bと特殊素子49を接続し、素子31の端子Cと素子
33の端子1を接続し、素子31の端子Dと素子34の
端子1を接続し、素子31の端子Eと特殊素子50を接
続する。
【0059】図11は、本発明方法による回路図自動生
成結果を例示したものである。素子31と、素子32,
33間の配線の占有領域は上方向のみに設定され、素子
31と素子34間の配線の占有領域は下方向のみに設定
された結果、特殊素子49,50が素子31の近傍に配
置されたことが示されている。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路図自動生成システムにおいて、図面生成時に、着目素
子の端子と接続先素子の端子との位置関係に応じて、上
方向または下方向のみに配線の占有領域を設定するよう
にしたので、各素子の全占有領域が大きくなることを防
止できる。
【0061】従って、自動生成されるページ間結合子等
の特殊素子を、オーナーとなる素子の近傍に配置できる
ので、配線を短くし、未結線を減少させることが可能と
なり、図面が見やすくなるとともに、図面の修正が容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である配線の占有領域の設定
方法を示す図であって、(1) は着目端子のy座標<接続
先y座標の場合、(2) は着目端子のy座標>接続先y座
標の場合、(3) は着目端子のy座標=接続先y座標の場
合、(4) は着目端子のy座標<接続先y座標,着目端子
のy座標>接続先y座標の場合をそれぞれ示す。
【図2】本発明の一実施例の処理フローを示す図であ
る。
【図3】本発明方法による回路図の自動生成例を示す図
である。
【図4】配線用テーブルの例を示す図である。
【図5】配線用テーブルにおける上方向配線領域の設定
を説明する図である。
【図6】配線用テーブルにおける下方向配線領域の設定
を説明する図である。
【図7】配線用テーブルにおける全配線領域の設定を説
明する図である。
【図8】図面上における着目素子の全占有領域を示す図
である。
【図9】図面上における全素子の全占有領域を示す図で
ある。
【図10】図面上における特殊素子の配置を示す図であ
る。
【図11】本発明方法による回路図自動生成結果を例示
する図である。
【図12】異なる回路図自動生成システム間における設
計データのインタフェースを示す図である。
【図13】2ページにわたる図面の一例を示す図であ
る。
【図14】ネットリストの内容の一例を示す図である。
【図15】ネットリストによって生成される図面を例示
する図である。
【図16】従来の配線の占有領域の設定方法を示す図で
ある。
【図17】回路図自動生成システムにおける特殊素子の
配置の処理を示す図である。
【図18】従来技術による回路図自動生成結果を例示す
る図である。
【符号の説明】
1 着目素子の占有領域 4 着目素子の着目端子 5 接続先素子の端子 6 接続先素子の端子 7 配線 8 配線 9 配線の占有領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路図自動生成システムにおいて、論理
    素子の配置座標,接続情報および部品定義情報から回路
    図を自動生成する際に、着目素子の占有領域に対して、 着目素子の着目端子が接続先素子の端子より小さいy座
    標を有するときは上方向に、 着目素子の着目端子が接続先素子の端子より大きいy座
    標を有するときは下方向に、 着目素子の端子が接続先素子の端子より小さいy座標を
    有し、かつ、着目素子の端子が接続先素子の端子より大
    きいy座標を有する場合は上方向と下方向に、 着目素子の配線の占有領域を設定し、前記着目素子の占
    有領域と配線の占有領域外に特殊素子を配置して素子間
    の配線を設定することを特徴とする回路図の自動生成方
    法。
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