JPH06274452A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH06274452A
JPH06274452A JP5825993A JP5825993A JPH06274452A JP H06274452 A JPH06274452 A JP H06274452A JP 5825993 A JP5825993 A JP 5825993A JP 5825993 A JP5825993 A JP 5825993A JP H06274452 A JPH06274452 A JP H06274452A
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JP
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bus
master
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circuit
bus access
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JP5825993A
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Toshiyuki Muta
俊之 牟田
Masami Sato
正美 佐藤
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Fujitsu Ltd
PFU Ltd
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Fujitsu Ltd
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バス調停回路を有するデータ処理装置におい
て、ラウンドロビン方式でバス調停を行う場合、例えば
アクセス実行までに時間制限のある入出力装置が接続さ
れるDMA制御部7に対しては、他のマスタよりバス使
用頻度を高めるようにしたことを目的とする。 【構成】 バス6に接続されそれぞれバスアクセス要求
を出力する複数のバスアクセス要求手段と、これらのバ
スアクセス要求手段から出力されたバスアクセス要求が
競合したとき、予め定められた優先順位でバス調停を行
うバス調停手段2を有するデータ処理装置において、特
定のバスアクセス要求手段から複数本のバスアクセス要
求信号線を設け、このバスアクセス要求手段がバスアク
セス要求を行うとき、これら複数本のバスアクセス要求
信号線より同時にバスアクセス要求を行うように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のマスタから同時に
バス要求が出力されたとき、その1つに使用許可を与え
るバス調停制御装置を有するデータ処理装置に係り、特
に調停アルゴリズムにラウンドロビンを用いた場合に特
定のマスタの優先度を他のものよりも高くするようにし
たものに関する。
【0002】
【従来の技術】ワークステーションのような小型コンピ
ュータ分野の技術はここ数年来大きな進歩をとげてい
る。特にマイクロプロセッサはRISCアーキテクチャ
が流行しており、その性能向上の伸びは非常に目覚まし
く、高性能のワークステーションの開発競争を激しくし
ている。
【0003】ところでプロセッサの性能の向上につれて
プロセッサの使用割合が大となり、これにともなってバ
ス使用率の向上が大となり、その結果、逆にプロセッサ
がバスビジーにもとづく待ち時間が大となり、プロセッ
サの高速処理ができなくなってCPU性能向上のネック
となっている。
【0004】また、小型化の流れからI/O(入出力)
制御には高度な制御機構を持たず、この制御を高性能化
したCPUに行わせるというCPU性能と高いバス性能
に依存する傾向がでてきている。このとき入出力装置の
データ転送にDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)
を使用したにしても、そのバス性能から入出力装置に対
し割り振られた使用時間を特別に長時間とすることがで
きず、転送量には限りがでてくる。
【0005】またI/O制御には、I/O特有のデバイ
スの許容待ち時間が存在するために、その待ち時間の内
にアクセスを完了させることが重要である。例えばLA
N(Local Area Network)にI/O
が接続されている場合、その許容時間内にパケットに対
するデータの入出力を行うことが必要となる。
【0006】従って待ち時間内にアクセスを完了させる
ことが必要なため、従来では、(1)IOP(入出力の
制御を専門に行うプロセッサ)と十分な大きさのバッフ
ァを持つ手法、(2)入出力装置にCPUより高いバス
優先順位を割り当てる手法、(3)調停アルゴリズムに
ラウンドロビンを用いる手法の三つの手法が考えられて
いる。以下その特徴について簡単に説明する。
【0007】(1)図9に示す如く、第1CPU32、
第2CPU33、DMA制御部35等の間にバス30の
使用要求が競合した場合、バス調停回路31が予め定め
られた優先順位にしたがって特定の1つにバス使用権を
与える。この図9においては、IOデバイス39に対す
るデータの入出力制御をIO制御部38により直接行う
とともに、このIOデバイス39に対する入出力用のデ
ータをデータ・バッファ37に保持しておく。そしてこ
のデータ・バッファ37に保持されたデータを主記憶3
4に対して書き込むとき、DMA制御部35がDMA制
御を行って書き込むものである。そしてデータ・バッフ
ァ37に対するアクセス制御やIOデバイス39に対す
るアクセス制御IOP36が行うものである。
【0008】図9では、IOP36により入出力制御を
専門に行うので、第1CPU32又は第2CPU33を
この入出力制御のために使用する必要がなく、IOP3
6によりIO制御のきめ細かい操作まで行わせるので、
メインCPU(第1CPU32もしくは第2CPU33
のいずれか一方)の負荷を下げる効果がある。
【0009】また、データ・バッファ37を持ち、デー
タ転送をIOデバイス39−データ・バッファ37間で
行い、データ・バッファ37−主記憶34間でまとまっ
たデータを、大きな転送サイズで一挙にDMAする。こ
れによりIOデバイス39側からみた見かけ上の転送時
間を短くすることができると同時にバスの使用率を抑え
ることができる。
【0010】しかしこの手法は、従来比較的大型機で用
いられる手法であり、机上に置くような小型機には向か
ない。特にIOP36とデータ・バッファ37によるコ
スト高であり、その物理量も大きくなり、短小軽薄の流
れにはそぐわない技術である。
【0011】(2)図10に示す如く、バス調停回路4
1において、DMA制御部45からのバス使用要求を第
1CPU42、第2CPU43からのバス40に対する
使用要求よりも高いバス優先順位を割り当てるとき、D
MA制御部45からのバス使用要求が優先的に受け付け
られるため、IOデバイス47が例えばLANとか光伝
送方式用のLANのように、バスアクセス完了までの時
間に制限のあるデバイスに対して有効である。なお、図
10において44は主記憶、46はIO制御部であり、
例えば第1CPU42がDMA許可等の制御を行うもの
である。
【0012】しかしDMA要求が頻発して発生すると、
第1CPU42、第2CPU43がDMA制御部45か
らの要求がなくなるまでの時間ストップすることにな
る。従って、バス使用率が向上してバスビジーでCPU
の性能が抑えられている現状において、常にDMA制御
部45を優先させ、CPUの性能を犠牲にすることは現
実的でない。
【0013】また、接続するIOデバイスがオプション
提供される場合に、アクセス完了までの時間に時間制限
のあるLANにおけるIOデバイスと、このような時間
制限のないハードディスクのようなIOデバイスがオプ
ションで用意されているとき、バス上で固定的にIOデ
バイスがCPUよりも高位に優先順位が決められている
ため、時間制限のないIOデバイスを接続した場合で
も、このIOデバイスが最高優先で処理されるという無
駄が発生する。
【0014】(3)近年、バスの優先順位決定のアルゴ
リズムとして、ラウンドロビンが用いられている。この
アルゴリズムは、各マスタに均等にアクセスのチャンス
を与えるために、アクセスを行ったマスタの優先順位を
最下位にするようにアクセス毎に優先順位を切替えるも
のである。従って同時に要求が上がっていればバス使用
権は各マスタを順番に移動することになる。従って前記
(1)のようにIOPやデータ・バッファを不要とし、
また前記(2)のようにIOデバイスが常に最優先順位
を与えられることによりCPUの性能が犠牲になるとい
う欠点もない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のラウンド
ロビン方式では、アクセスを行ったマスタの優先順位が
常に最下位になるため、アクセス完了までの時間に制限
があるIOデバイスに対しては少し優先的にバス使用権
を与えることが必要となる。従って本発明の目的は、ラ
ウンドロビン調停を行いながらも、均等な順位をマスタ
によって変えられるようにしたバス調停制御装置を有す
るデータ処理装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、図1に示す如く、バス6にCPU0、
CPU1、バス調停回路2、IOオプション制御部3、
主記憶4等を接続し、バス調停回路2によりCPU0、
CPU1、IOオプション制御部3のDMA制御部7等
からのバス要求をラウンドロビンにより調停を行うと
き、DMA制御部7にIO制御部8を介して接続される
IOデバイス5がバス要求からアクセス終了までの時間
規定が存在する場合、DMA制御部7から複数のバス要
求線(図1の例ではBR−A、BR−Bの2本)をアク
ティブにしてバス要求を行う。
【0017】
【作用】従ってDMA制御部7からバス要求が行われる
とき、2本のバス要求線BR−A、BR−Bに同時にバ
ス要求信号が出力されるので、バス調停回路2における
調停は、1本よりも2本の方が使用権を得る確率が大と
なる。従ってDMA制御部7が使用権を得る確率が従来
の場合より大となり、従来よりも少ない時間でバス要求
からアクセス終了することができる。
【0018】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して図2〜図
7にもとづき説明する。図1は本発明の概略構成図、図
2はそのバス調停回路における調停状態遷移図、図3は
バス調停回路におけるBG−A用の許可信号発生回路、
図4はバス調停回路におけるBG−1用の許可信号発生
回路、図5はバス調停回路におけるBG−0用の許可信
号発生回路、図6はバス調停回路におけるBG−B用の
許可信号発生回路、図7は本発明におけるアクセス要求
が競合した場合のタイムチャートである。
【0019】まず本発明のバス調停回路2における調整
状態を図2にもとづき説明する。図2(A)に示す如
く、バス調停回路2には、BG−A用の許可信号発生回
路11、BG−1用の許可信号発生回路12、BG−0
用の許可信号発生回路13、BG−B用の許可信号発生
回路14が設けられている。ここにA、Bは、図1に示
す如く、DMA制御部7から複数のバス要求線(実施例
では2本)BR−A、BR−Bに対応するものである。
【0020】従ってバス調停回路2には、0、1、A、
Bの4個のマスタからのバス要求線BR−0、BR−
1、BR−A、BR−Bからのバス要求が入力されるこ
とになり、4つの優先順位付けのパターンを持って制御
するが、ラウンドロビン方式であるため、4個のマスタ
には各々平等に機会が与えられる。そして、図2(B)
に示す如く、直前にバスを使用したマスタに応じて優先
順位が定められる。例えばマスタ0によりバスが使用さ
れたあとは、B>1>A>0の優先順位でバス要求が調
停され、マスタAが使用されたあとは、0>B>1>A
の優先順位でバス要求が調停される。
【0021】次に図2(A)に示す状態遷移図について
説明する。状態がBG−NWとBG−NXにあるとき、
マスタNにバス使用権が与えられる。(N=0、1、A
あるいはBである。)電源投入等の装置の初期状態にお
いて、まずリセット信号が入力されると、許可信号発生
回路11において、BG−AW状態になる。このBG−
AWは、一旦マスタAに対してバスの使用許可が与えら
れたのち、次のリクエストがあればいつでも優先順位に
応じて使用許可を渡せる状態である。
【0022】このBG−AWのとき、次の優先順位は、
図2(B)に示す如く、0>B>1>Aであるのでマス
タ0からのリクエストBR−0が上がれば、これに対し
て許可信号BG−0が与えられて許可信号発生回路13
はBG−0Xの状態となる。またBR−0が存在せずに
マスタBからのリクエストBR−Bが上がれば許可信号
発生回路14はBG−BXの状態となる。そしてバスが
使用可能になったときバスビジーBBを出力してバスを
使用し、バスの使用が終わればBBネガティブとしてB
G−BWの状態になる。BR−0も上がらずBR−Bも
上がらない状態でマスタ1からのリクエストBR−1が
上がれば許可信号発生回路12はBG−1Xの状態にな
る。そしてBR−0も上がらず、BR−Bも上がらずB
R−1も上がらない状態でマスタAつまり自己からのリ
クエストBR−Aが上がれば許可信号発生回路11はB
G−AXの状態になる。
【0023】いずれのマスタからのリクエストの上がら
ない状態つまりBR−0も上がらず、BR−Bも上がら
ず、BR−1も上がらず、BR−Aも上がらない状態
(BR−ORネガティブ)であれば、許可信号発生回路
11はそのままのBG−AWの状態を保持する。
【0024】これは許可信号発生回路12がBG−1W
の状態にあるとき、許可信号発生回路13がBG−0W
の状態にあるとき、許可信号発生回路14がBG−BW
の状態にあるときも同様である。
【0025】ところで、図2(A)における、BG−A
用の許可信号発生回路11は図3に示す如く構成され、
BG−1用の許可信号発生回路12は図4に示す如く構
成され、BG−0用の許可信号発生回路13は図5に示
す如く構成され、BG−B用の許可信号発生回路14は
図6に示す如く構成される。
【0026】許可信号発生回路11は、図3に示す如
く、アンド回路A3−1〜A3−7、オア回路OR3−
1、OR3−2、フリップフロップFF3−1、FF3
−2、ノア回路NOR3等を具備している。アンド回路
A3−1はマスタ0、B、1からのリクエスト信号BR
−0、BR−B、BR−1が出力されず、マスタAから
のリクエスト信号BR−Aが出力され、かつ許可信号発
生回路11がBG−AWの状態にあるとき「1」を出力
する。
【0027】アンド回路A3−2はマスタB、1からの
リクエスト信号BR−B、BR−1が出力されず、マス
タAからのリクエスト信号BR−Aが出力され、かつ許
可信号発生回路13がBG−0Wの状態にあるとき
「1」を出力する。
【0028】アンド回路A3−3はマスタ1からのリク
エスト信号BR−1が出力されず、マスタAからのリク
エスト信号BR−Aが出力され、かつ許可信号発生回路
14がBG−BWの状態にあるとき「1」を出力する。
アンド回路A3−4はマスタAからのリクエスト信号B
R−Aが出力され、かつ許可信号発生回路12がBG−
1Wの状態にあるとき「1」を出力する。そしてアンド
回路A3−5はバスビジーでかつ許可信号発生回路11
がBG−AXの状態にあるとき、つまりマスタAがバス
使用中のとき「1」を出力する。
【0029】またアンド回路A3−6はマスタ0からの
リクエスト信号BR−0が出力されず、マスタBからの
リクエスト信号BR−Bが出力されず、マスタ1からの
リクエスト信号BR−1が出力されず、マスタAからの
リクエスト信号BR−Aが出力されず(即ち各マスタか
らのリクエストのない前記BR−ORネガティブの状
態)かつ許可信号発生回路11がBG−AWの状態にあ
るとき「1」を出力する。
【0030】そしてアンド回路A3−7は、バスビジー
ではなくかつ許可信号発生回路11がBG−AXの状態
にあるとき、つまりマスタAがバス使用許可をもらって
バスを専有していたがそのバスの使用が終わったとき
「1」を出力する。
【0031】オア回路OR3−1は前記アンド回路A3
−1、A3−2、A3−3、A3−4、A3−5のいず
れかが「1」を出力したとき「1」を出力し、フリップ
フロップFF3−1をセットし、正出力端子よりBG−
AXを出力し負出力端子よりBG−AXネガティブを出
力する。そしてノア回路NOR3よりBG−Aネガティ
ブを出力する。
【0032】またオア回路OR3−2は前記アンド回路
A3−6、A3−7のいずれかが「1」を出力したとき
「1」を出力し、フリップフロップFF3−2をセット
し、正出力端子よりBG−AWを出力し、負出力端子よ
りBG−AWネガティブを出力する。そしてノア回路N
OR3よりBG−Aネガティブを出力する。
【0033】また電源投入等の起動状態におけるリセッ
ト(ネガティブ)信号が入力されたとき、フリップフロ
ップFF3−2がBG−AWを出力し、初期状態とな
る。図2(A)におけるBG−1用の許可信号発生回路
12は、図4に示す如く、アンド回路A4−1〜A4−
7、オア回路OR4−1、OR4−2、フリップフロッ
プFF4−1、FF4−2、ノア回路NOR4等を具備
している。
【0034】アンド回路A4−1はマスタA、マスタ
0、マスタBからのリクエスト信号BR−A、BR−
0、BR−Bが出力されず、マスタ1からのリクエスト
信号BR−1が出力され、かつ許可信号発生回路12が
BG−1Wの状態にあるとき「1」を出力する。
【0035】アンド回路A4−2はマスタ0、Bからの
リクエスト信号BR−0、BR−Bが出力されず、マス
タ1からのリクエスト信号BR−1が出力され、かつ許
可信号発生回路11がBG−AWの状態にあるとき
「1」を出力する。
【0036】アンド回路A4−3はマスタBからのリク
エスト信号BR−0が出力されず、マスタ1からのリク
エスト信号BR−1が出力され、かつ許可信号発生回路
13がBG−0Wの状態にあるとき「1」を出力する。
アンド回路A4−4はマスタ1からのリクエスト信号B
R−1が出力され、かつ許可信号発生回路14がBG−
BWの状態にあるとき「1」を出力する。そしてアンド
回路A4−5はバスビジーでかつ許可信号発生回路12
がBG−1Xの状態にあるとき、つまりマスタ1がバス
使用中のとき「1」を出力する。
【0037】またアンド回路A4−6は、マスタAから
のリクエスト信号BR−Aが出力されず、マスタ0から
のリクエスト信号BR−0が出力されず、マスタBから
のリクエスト信号BR−Bが出力されず、マスタ1から
のリクエスト信号BR−1が出力されず(即ち各マスタ
からのリクエストのない前記BR−ORネガティブの状
態)かつ許可信号発生回路12がBG−1Wの状態にあ
るとき「1」を出力する。
【0038】そしてアンド回路4−7は、バスビジーで
はなくかつ許可信号発生回路12がBG−1Xの状態に
あるとき、つまりマスタ1がバス使用許可をもらってバ
スを専有していたがそのバスの使用が終わったとき
「1」を出力する。
【0039】オア回路OR4−1は、前記アンド回路4
−1、4−2、4−3、4−4、4−5のいずれかが
「1」を出力したとき「1」を出力し、フリップフロッ
プFF4−1をセットし、正出力端子よりBG−1Xを
出力し、負出力端子よりBG−AXネガティブを出力す
る。そしてノア回路NOR4よりBG−1ネガティブを
出力する。
【0040】またオア回路OR4−2は、前記アンド回
路A4−6、A4−7のいずれかが「1」を出力したと
き「1」を出力し、フリップフロップFF4−2をセッ
トし、正出力端子よりBG−1Wを出力し、負出力端子
よりBG−1Wネガティブを出力する。そしてノア回路
NOR4よりBG−1ネガティブを出力する。
【0041】図2(A)におけるBG−0用の許可信号
発生回路13は、図5に示す如く、アンド回路A5−1
〜A5−7、オア回路OR5−1、OR5−2、フリッ
プフロップFF5−1、FF5−2、ノア回路NOR5
等を具備している。
【0042】アンド回路A5−1は、マスタB、マスタ
1、マスタAからのリクエスト信号BR−B、BR−
1、BR−Aが出力されず、マスタ0からのリクエスト
信号BR−0が出力され、かつ許可信号発生回路13が
BG−0Wの状態にあるとき「1」を出力する。
【0043】アンド回路A5−2は、マスタ1、マスタ
Aからのリクエスト信号BR−1、BR−Aが出力され
ず、マスタ0からのリクエスト信号BR−0が出力さ
れ、かつ許可信号発生回路13がBG−0Wの状態にあ
るとき「1」を出力する。
【0044】アンド回路A5−3は、マスタAからのリ
クエスト信号BR−Aが出力されず、マスタ0からのリ
クエスト信号BR−0が出力され、かつ許可信号発生回
路12がBG−1Wの状態にあるとき「1」を出力す
る。そしてアンド回路A5−4は、マスタ0からのリク
エスト信号BR−0が出力され、かつ許可信号発生回路
11がBG−AWの状態にあるとき「1」を出力する。
そしてアンド回路A5−5は、バスビジーで且つ許可信
号発生回路13がBG−0Xの状態にあるとき、つまり
マスタ0がバス使用中のとき「1」を出力する。
【0045】またアンド回路A5−6は、マスタB、マ
スタ1、マスタA、マスタ0からの各リクエスト信号B
R−B、BR−1、BR−A、BR−0がそれぞれ出力
されず(即ち各マスタからのリクエストのない前記BR
−ORネガティブの状態)かつ許可信号発生回路13が
BG−0Wの状態にあるとき「1」を出力する。
【0046】そしてアンド回路5−7は、バスビジーで
はなくかつ許可信号発生回路13がBG−0Xの状態に
あるとき、つまりマスタ0がバス使用許可をもらってバ
スを専有していたが、そのバスの使用が終ったとき
「1」を出力する。
【0047】オア回路OR5−1は、前記アンド回路5
−1、5−2、5−3、5−4、5−5のいずれかが
「1」を出力したとき「1」を出力し、フリップフロッ
プFF5−1をセットし、正出力端子よりBG−0Xを
出力し、負出力端子よりBG−0Xネガティブを出力す
る。そしてノア回路NOR5よりBG−0ネガティブを
出力する。
【0048】またオア回路OR5−2は、前記アンド回
路A5−6、A5−7のいずれかが「1」を出力したと
き「1」を出力し、フリップフロップFF5−2をセッ
トし、正出力端子よりBG−0Wを出力し、負出力端子
よりBG−0Wを出力する。そしてノア回路NOR5よ
りBG−0ネガティブを出力する。
【0049】また図2(A)におけるBG−14は、図
6に示す如く、アンド回路A6−1〜A6−7、オア回
路OR6−1、OR6−2、フリップフロップFF6−
1、FF6−2、ノア回路NOR6等を具備している。
【0050】アンド回路6−1は、マスタ1、マスタ
A、マスタ0からのリクエスト信号BR−1、BR−
A、BR−0が出力されず、マスタBからのリクエスト
信号BR−Bが出力され、かつ許可信号発生回路14が
BG−BWの状態にあるとき「1」を出力する。
【0051】アンド回路A6−2は、マスタA、マスタ
0からのリクエスト信号BR−A、BR−0が出力され
ず、マスタBからのリクエスト信号BR−Bが出力さ
れ、かつ許可信号発生回路12がBG−1Wの状態にあ
るとき「1」を出力する。
【0052】アンド回路A6−3は、マスタ0からのリ
クエスト信号BR−0が出力されず、マスタBからのリ
クエスト信号BR−Bが出力され、かつ許可信号発生回
路11がBG−AWの状態にあるとき「1」を出力す
る。そしてアンド回路A6−4は、マスタBからのリク
エスト信号BR−Bが出力され、かつ許可信号発生回路
13がBG−0Wの状態にあるとき「1」を出力する。
そしてアンド回路A6−5は、バスビジーでかつ許可信
号発生回路14がBG−BXの状態にあるとき、つまり
マスタBがバス使用中のとき「1」を出力する。
【0053】またアンド回路A6−6は、マスタ1、マ
スタA、マスタ0、マスタBからの各リクエスト信号B
R−1、BR−A、BR−0、BR−Bがそれぞれ出力
されず(即ち各マスタからのリクエスト信号のない前記
BR−ORネガティブの状態)かつ許可信号発生回路1
4がBG−BXの状態にあるとき「1」を出力する。
【0054】そしてアンド回路A6−7は、バスビジー
ではなくかつ許可信号発生回路14がBG−BXの状態
にあるとき、つまりマスタBがバス使用許可をもらって
バスを専有していたが、そのバスの使用が終わったとき
「1」を出力する。
【0055】オア回路OR6−1は、前記アンド回路A
6−1、A6−2、A6−3、A6−4、A6−5のい
ずれかが「1」を出力したとき「1」を出力し、フリッ
プフロップFF6−1をセットし、正出力端子よりBG
−BXを出力し、負出力端子よりBG−BXネガティブ
を出力する。そしてノア回路NOR6よりBG−Bネガ
ティブを出力する。
【0056】またオア回路OR6−2は、前記アンド回
路A6−6、A6−7のいずれかが「1」を出力したと
き「1」を出力し、フリップフロップFF6−2をセッ
トし、正出力端子よりBG−BWを出力し、負出力端子
よりBG−BWネガティブを出力する。
【0057】次に図7にもとづき本発明の動作状態をタ
イムチャートにもとづき説明する。本発明の実施例で
は、図1に示す如く、DMA制御部7に対してマスタ
A、マスタBの2つのマスタ分のリクエストを出力でき
るように構成されているので、バス調停回路2はDMA
制御部7に対して1本の信号線でBG−ABという使用
許可信号を与えればDMA制御部7に使用許可を与える
ことになる。図7は時刻t 0 にすべてのマスタから同時
にバスリクエストBRが出力され、初期セットの優先順
位にしたがって0>B>1>Aの順で優先権が与えられ
ているときの動作説明図である。なおDMA制御部7か
らのバスリクエストは*BR−Aと*BR−Bが同時に
出力されることになる。
【0058】なお、以下の説明では、CPU0をマスタ
0、CPU1をマスタ1、DMA制御部7のリクエスト
線BR−A出力部分をマスタA、同じくBR−B出力部
分をマスタBという。
【0059】図7の時刻t1 において各マスタからバ
ス調停回路2に対して同時にバス要求*BR−0、*B
R−B、*BR−1、*BR−Aが出力される。これに
対しバス調停回路2は、時刻t2 にバス要求*BR−0
に対しバス使用信号である*BG−0ローレベルを与え
他に対しては不許可信号である*BG−1ハイレベル、
*BG−ABハイレベルを与える。
【0060】マスタ0は、バス使用許可をもらったこ
とにより時刻t3 においてバス使用開始し、バスビジー
信号*BBはローレベルになり、ビジー状態を示す。 時刻t4 において、バス調停回路2は先にローレベル
にしてマスタ0に使用許可を与えた*BG−0をハイレ
ベルに戻し、次にマスタBに使用許可を与えるため*B
G−ABをローレベルにする。これによりマスタBは使
用許可をもらったので、時刻t5 でリクエスト信号*B
R−A、*BR−Bをハイレベルに戻す。
【0061】マスタ0は時刻t7 においてバスの使用
を終了するので、バスビジー信号*BBをハイレベルに
戻す。そして時刻t8 において次にバス使用許可をもら
っているマスタA、Bがバスを使用することになる。そ
してバスビジー信号*BBをローレベルにしてバスビジ
ー状態を示す。そしてバス調停回路2は、今度は時刻t
9 においてマスタ1に対しバス使用許可を与えるため*
BG−1をローレベルに出力し、すでにバス使用開示し
たマスタA、BつまりDMA制御部7に対して*BG−
ABをハイレベルに戻す。またマスタ1はバス使用許可
をもらったので、時刻t0 でリクエスト信号BR−1を
ハイレベルに戻す。そして時刻t13でバス使用を開始
し、バスビジー信号*BBをローレベルにして使用状態
を示す。
【0062】時刻t14におけるマスタ1のバス使用に
もとづきバス調停回路2は*BG−1をハイレベルに戻
し、時刻t12にマスタAよりリクエスト信号*BR−A
を出力していたDMA制御部7に対し*BG−ABロー
レベルを出力して使用許可を与える。これに応じて時刻
15にマスタA、Bからのリクエスト信号*BR−A、
*BR−Bはハイレベルに戻る。そしてマスタ1のバス
使用終了により時刻t 17においてバスビジー信号*BB
がハイレベルになると、時刻t18においてDMA制御部
7はバスを使用してバスビジー信号*BBをローレベル
にし、使用終了後の時刻t22にこの*BBをハイレベル
にする。なお、バス調停回路2は時刻t 19において、D
MA制御部7のバス使用開始により*BG−ABがハイ
レベルに戻し、先の時刻t7 よりリクエスト信号*BR
−0を出力していたマスタ0に対して*BG−0ローレ
ベルを出力して使用許可を与えることになる。
【0063】このようにしてDMA制御部7ではマスタ
A、Bの2つが存在する状態でバス調停を行うことがで
きる。従って例えば時刻t12にリクエスト要求したとき
時刻t21でアクセス終了となるので、従ってリクエスト
開始からアクセス終了まで10クロックで終了すること
ができる。
【0064】これに対して、DMA制御部が1個のリク
エスト線しか持たない図9、図10で示す如き従来例で
は、図8に示す如く、リクエスト要求してもリクエスト
開始からアクセス終了まで15クロックもかかる。即
ち、従来例ではリクエスト開始からアクセス開始まで9
クロック必要であるのに対し本発明では4クロックでよ
く、待ち時間を約1/2に短くすることができることが
わかる。
【0065】なお上記説明ではDMA制御部においてリ
クエスト線を2本用意した例について説明したが、本発
明はDMA制御部に限定されるものではなく、リクエス
トの優先度を上げたいという要求のある装置について
は、同様にしてラウンドロビン方式においてバス使用許
可を得る確率を上げることができる。
【0066】またリクエスト線の数も2本に限定される
ものではなく優先の度合いに応じて適宜選択できるもの
である。なおリクエスト信号線を複数本用意しておき、
用途に応じて、従来通り1本のみ使用してもよく、複数
本使用してもよい。
【0067】
【発明の効果】本発明によればラウンドロビン方式にお
いて、優先度を制御することができる。従ってオプショ
ンプリント板に、リクエスト線を複数本設けたDMA制
御部の如きマスタを用意しておき、そのオプションプリ
ント板を、バス要求からアクセス終了までの時間規定が
存在するマスタ(例えばLANのマスタ)に使用すると
きは複数本のリクエスト信号線を使用すればよい。また
オプションプリント板をディスクコントロール用に使用
する場合には、このような制限時間がないので、複数本
のうち従来通りリクエスト信号線を1本のみ使用すれば
よい。
【0068】このようにI/Oの転送量、時間制限に応
じて、アクティブによるバス要求信号線の本数を設計時
に決めておき、その使用先に応じてその使用本数を適宜
選択すればよい。このようにして、バス調停の優先順位
決定をバス調停回路にすべて任せるのではなく、オプシ
ョンプリント板側にも要求優先順位の重みを決めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概略図である。
【図2】本発明におけるバス調停回路における調停状態
遷移図及びラウンドロビン方式の優先順位の1例を示
す。
【図3】本発明におけるBG−A用の許可信号発生回路
の1例を示す。
【図4】BG−1用の許可信号発生回路の1例を示す。
【図5】BG−0用の許可信号発生回路の1例を示す。
【図6】BG−B用の許可信号発生回路の1例を示す。
【図7】本発明の動作状態説明図である。
【図8】従来の動作状態説明図である。
【図9】IOPを持つ従来例説明図である。
【図10】IOに高いバス優先順位を割り当てる従来例
説明図である。
【符号の説明】
2 バス調停回路 3 IOオプション制御部 4 主記憶 5 IOデバイス 6 バス 7 DMA制御部 8 IO制御部 11 BG−A用の許可信号発生回路 12 BG−1用の許可信号発生回路 13 BG−0用の許可信号発生回路 14 BG−B用の許可信号発生回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス(6)に接続されそれぞれバスアク
    セス要求を出力する複数のバスアクセス要求手段と、こ
    れらのバスアクセス要求手段から出力されたバスアクセ
    ス要求が競合したとき、予め定められた優先順位でバス
    調停を行うバス調停手段(2)を有するデータ処理装置
    において、 特定のバスアクセス要求手段から複数本のバスアクセス
    要求信号線を設け、 このバスアクセス要求手段がバスアクセス要求を行うと
    き、これら複数本のバスアクセス要求信号線より同時に
    バスアクセス要求を行うようにしたことを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記予め定められた優先順位がラウンド
    ロビン方式であることを特徴とする請求項1記載のデー
    タ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記特定のバスアクセス要求手段は、ア
    クセス完了までに時間制限のある入出力装置が接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記特定のバスアクセス要求手段がDM
    A制御手段であることを特徴とする請求項1記載のデー
    タ処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011093495A1 (ja) 2010-02-01 2011-08-04 旭化成イーマテリアルズ株式会社 塗料及び積層体

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