JPH06274428A - 通信方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送路を通じて情報を交換できる複数のノー
ドが接続されたネットワークにおいて、資源情報ファイ
ルを更新する際、ネットワーク上の通信量を少なくする
と共に、各ノードでの処理量も少なくすること。 【構成】 複数のノード１〜６の内少なくとも１台を管
理ノード１として、各ノード１〜６が他のノードに提供
できる資源についての情報を集中的に管理する。該管理
ノード１は、いずれかのノードの資源情報に変更が生じ
た場合には、変更が生じたノードから変更情報を受け取
って資源情報ファイル１Ａを更新する。また、新規のノ
ードがネットワークに接続された場合には、上記管理ノ
ード１は、該新規ノードからの資源情報を含むブロード
キャストを受信して資源情報ファイル１Ａを更新すると
共に、新規ノードに対して自分のアドレスを通知する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、複数の電子計算機を伝
送路で接続したネットワークにおける通信方法に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】図９は、従来の一般的なネットワークシ
ステムの概要を示すブロック図である。図９において、
７は伝送路、１１〜１６はノード、１１Ａ〜１６Ａは資
源情報ファイルである。各ノード１１〜１６は、伝送路
７に接続されており、資源情報ファイル１１Ａ〜１６Ａ
は、各ノードが有しているプリンタ，通信回線，大容量
磁気ディスク等の資源に関する情報を保持しているファ
イルである。

【０００３】図１０は、資源情報ファイルの内容の一例
を示す図である。資源情報ファイル１１Ａ〜１６Ａに
は、このように、各ノード毎にそれが有している資源の
種類及びその属性を保持している。各ノード１１〜１６
は、他のノードが有している資源を利用しようとすると
き、自分の資源情報ファイルの情報に基づいて利用しよ
うとしている資源をアクセスする。

【０００４】このようなネットワークシステムにおい
て、資源に何らかの変化が生じたとき、資源情報ファイ
ル１１Ａ〜１６Ａの内容を更新する必要があるが、従来
は、次のように処理していた。一例として、ノード１１
において、資源構成の変更が発生した場合の処理を説明
する。

【０００５】図１１は、図９のネットワークシステムに
おいて、資源情報を更新する場合の処理を示すフローチ
ャートである。図１１（イ）は、構成変更が発生したノ
ード１１の処理を示し、図１１（ロ）は、それ以外のノ
ードの処理を示している。 ステップＡ１…ノード１１の資源情報ファイル１１Ａを
構成の変更に従って修正する。 ステップＡ２…資源情報ファイル１１Ａの修正箇所だけ
を取り出して修正情報ファイルを作成する。 ステップＡ３…作成した修正情報ファイルを伝送路７に
ブロードキャストする。

【０００６】ステップＮ１…ノード１１からのブロード
キャストを受信した各ノードは、受信したブロードキャ
ストより修正情報ファイルを取得する。 ステップＮ２…各ノードの資源情報ファイル１２Ａ〜１
６Ａの内容を、修正情報ファイルに基づいて修正する。

【０００７】従来の一般的なネットワークシステムにお
ける資源情報ファイルの更新処理は、上述した通りであ
るが、それ以外にも、管理ノードを設けて資源情報の更
新処理を行うようにしたものがある。それには、次の２
つの方式がある。すなわち、（１）資源情報ファイル
は、全てのノードが持つが、構成が変更された部分の情
報は、当該ノードから一旦管理ノードに送り、その他の
各ノードへは管理ノードから送るようにした方式、
（２）資源情報ファイルは各ノードが持たず、複数の管
理ノードだけが持ち、あるノードの資源構成に変更があ
った場合には、当該ノードが複数の管理ノードに対し
て、変更された部分の情報を通知するようにした方式、
とがある。

【０００８】各ノードは、他のノードが有している資源
を利用しようとするとき、上記（１）の従来技術におい
ては、自分の資源情報ファイルの情報に基づいて利用し
ようとしている資源をアクセスする。また、上記（２）
の従来技術においては、管理ノードに問い合わせて、管
理ノードの資源情報ファイルに基づいて利用しようとし
ている資源をアクセスする。

【０００９】上記（１）の従来技術，（２）の従来技術
共、管理ノードは、定期的に自分のネットアドレスをネ
ットワーク上の全てのノードに通知して、自分の存在を
知らせる。そして、新規なノードがネットワークに接続
されたとき、該新規ノードは、管理ノードから送られて
くるネットアドレスを取得してから、管理ノードに対し
て自分の資源情報を通知して、資源情報ファイルに登録
する。

【００１０】なお、このようなネットワークにおける通
信方法に関連する従来の文献としては、例えば、特開平
３−２５７５７０号公報，特開平２−２３０３６３号公
報，特開平４−１１９４４３号公報，特開平４−２６２
４５号公報，特開平２−２３１６９９号公報等がある。

【００１１】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の各技術には、共有資源情報の更新時に、全ノー
ドの動作または多数の管理ノードの動作が必要となり、
ネットワーク上の通信量が膨大になってしまうという問
題点があった。また、管理ノードを有する上記（１），
（２）の従来技術においては、管理ノードが自分のネッ
トアドレスを全ノードに対して定期的に通知しなければ
ならず、その分ネットワーク上の通信量が増加するとい
う問題点があった。本発明は、そのような問題点を解決
することを課題とするものである。

【００１２】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本第１発明の通信方法では、伝送路を通じて情報を
交換できる複数のノードが接続されたネットワークにお
ける通信方法において、上記複数のノードの内少なくと
も１台が、管理ノードとして各ノードが他のノードに提
供できる資源についての情報を集中的に管理しており、
該管理ノードは、いずれかのノードの資源情報に変更が
生じた場合には、変更が生じたノードから変更情報を受
け取って資源情報ファイルを更新し、新規のノードがネ
ットワークに接続された場合には、該新規ノードからの
資源情報を含むブロードキャストを受信して資源情報フ
ァイルを更新すると共に、新規ノードに対して自分のア
ドレスを通知することとした。

【００１３】また、本第２発明の通信方法では、伝送路
を通じて情報を交換できる複数のノードが接続されたネ
ットワークにおける通信方法において、上記各ノード
は、各ノードが他のノードに提供できる資源についての
情報及びその更新状態を示す情報を保持しており、上記
複数のノードの内の少なくとも１台は、管理ノードとし
て他のいずれかのノードの資源情報に変更が生じた場合
には、変更が生じたノードから資源変更情報を受け取っ
て資源情報ファイル及び該資源情報ファイルの更新状態
を示す情報を更新し、その他のノードは、ネットワーク
上の他のノードの資源を利用する場合、自分の保持して
いる資源情報ファイルが最新のものであるか否かを上記
管理ノードに問い合わせ、最新であるときは、自分が保
持する資源情報ファイルに基づいてアクセスを行い、最
新でないときは、上記管理ノードより最新の資源情報及
びその更新情報を受け取ってそれらを保持すると共に、
その資源情報ファイルに基づいてアクセスを行うことと
した。

【００１４】

【作 用】ネットワーク上のいずれかのノードが有す
る資源に変化があった場合、該ノードから管理ノードの
みに資源変更情報が送られ、管理情報が有している資源
情報ファイルのみが更新される。そのため、ネットワー
ク上の通信量は少なくなり、各ノードでの処理量も少な
くなる。

【００１５】さらに、第１発明では、新規ノードがネッ
トワークに接続された場合、管理ノードは、該新規ノー
ドからの資源情報を含むブロードキャストを受信して資
源情報ファイルを更新すると共に、新規ノードに対して
自分のアドレスを通知する。そのため、管理ノードは、
新規ノードからブロードキャストを受信したときだけ自
分のネットアドレスを通知すればよく、従来のように定
期的にネットワーク全体に通知する必要はなくなるの
で、その分ネットワーク上の通信量を少なくすることが
できる。

【００１６】さらにまた、第２発明では、管理ノード
は、他のいずれかのノードの資源情報に変更が生じた場
合には、変更が生じたノードから資源変更情報を受け取
って資源情報ファイル及び該資源情報ファイルの更新状
態を示す情報を更新する。その他のノードは、ネットワ
ーク上の他のノードの資源を利用する場合、自分の保持
している資源情報ファイルが最新のものであるか否かを
上記管理ノードに問い合わせ、最新であるときは、自分
が保持する資源情報ファイルに基づいてアクセスを行
う。そのため、各ノードは、自分の手元に資源情報ファ
イルを有しているため、該資源情報が最新のものである
ときは、管理ノードの負荷状態の影響をあまり受けず
に、短時間で必要な資源をアクセスすることができる。

【００１７】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。 （第１発明）図１は、第１発明を適用するネットワーク
システムの概要を示すブロック図である。図１におい
て、１は管理ノード、１Ａは資源情報ファイル、２〜６
はノード、７は伝送路である。管理ノード１及び各ノー
ド２〜６は、それぞれプリンタ，磁気ディスク装置等の
資源を有しており、管理ノード１は、それぞれどのノー
ドにどのような資源が有るかを資源情報ファイル１Ａと
して保持している。

【００１８】ここで、一例としてノードＡからノードＮ
の資源をアクセスする場合の処理を説明する。図２は、
図１のネットワークシステムにおいて、ノードＡからノ
ードＮの資源をアクセスする場合の処理を示すフローチ
ャートである。図２（イ）は、ノードＡにおける処理を
示し、図２（ロ）は管理ノード１における処理を示して
いる。ステップＡ１…ノードＡでは、まず、ノードＮの
資源情報を問い合わせるためのファイルを作成する。ス
テップＡ２…問い合わせファイルを管理ノード１に送信
する。

【００１９】ステップＳ１…管理ノード１は、ノードＡ
からの問い合わせファイルを受信すると、資源情報ファ
イル１ＡよりノードＮについての情報を全て取り出す。 ステップＳ２…取り出した情報に基づいて、返答ファイ
ルを作成する。 ステップＳ３…ノードＡに対して返答ファイルを送信す
る。

【００２０】ステップＡ３…ノードＡでは、管理ノード
１からの返答があったか否かを判別しながら待つ。 ステップＡ４…管理ノード１から返答があったら、返答
ファイルの情報に基づいてノードＮをアクセスする。

【００２１】次に、ノードＡが特定の条件を満たす資源
をアクセスする場合の処理を説明する。図３は、図１の
ネットワークシステムにおいて、ノードＡから特定の条
件を満たす資源をアクセスする場合の処理を示すフロー
チャートである。図３（イ）は、ノードＡにおける処理
を示し、図３（ロ）は管理ノード１における処理を示し
ている。 ステップＡ１…ノードＡは、アクセスしたい特定の資源
を有しているノードを問い合わせるためのファイルを作
成する。 ステップＡ２…問い合わせファイルを管理ノード１に送
信する。

【００２２】ステップＳ１…管理ノード１は、ノードＡ
からの問い合わせファイルを受信すると、資源情報ファ
イル１Ａより、問い合わせ条件を満たす資源を有するノ
ードの情報を取り出す。 ステップＳ２…取り出した情報に基づいて、返答ファイ
ルを作成する。 ステップＳ３…ノードＡに対して返答ファイルを送信す
る。

【００２３】ステップＡ３…ノードＡでは、管理ノード
１からの返答があったか否かを判別しながら待つ。 ステップＡ４…管理ノード１から返答があったら、返答
ファイルの情報に基づいて特定の資源を有するノードを
アクセスする。

【００２４】次に、いずれかのノードにおいて資源構成
の変更が発生した場合の処理を説明する。図４は、図１
のネットワークシステムにおいて、資源情報を更新する
場合の処理を示すフローチャートである。図４（イ）
は、ノードＢにおける処理を示し、図４（ロ）は管理ノ
ード１における処理を示している。 ステップＢ１…ノードＢにおいて資源構成の変更が発生
した場合、資源構成の変更に応じて、その内容を示す修
正情報ファイルを作成する。 ステップＢ２…修正情報ファイルを管理ノード１に送信
する。 ステップＳ１…管理ノード１は、ノードＢからの修正情
報ファイルを受信すると、該ファイルに基づいて資源情
報ファイルを修正する。

【００２５】次に、新規ノードを登録する場合の処理を
説明する。図５は、図１のネットワークシステムにおい
て、新規ノードを登録する場合の処理を示すフローチャ
ートである。図５（イ）は、新規にネットワークに接続
されたノードＣにおける処理を示し、図５（ロ）は管理
ノード１における処理を示している。 ステップＣ１…ノードＣが有する資源に関する全ての情
報をネットワークにブロードキャストする。

【００２６】ステップＳ１…管理ノード１は、ノードＣ
からのブロードキャストを受信すると、受信したノード
Ｃの資源情報を資源情報ファイルに登録する。なお、そ
の他のノードは、ノードＣからのブロードキャストを受
信せずに無視する。 ステップＳ２…ノードＣに対して管理ノード１のネット
アドレスを送信する。 ステップＣ２…ノードＣでは、管理ノード１からの返信
があったか否かを判別しながら待つ。 ステップＣ３…返信があったら、それから管理ノード１
のネットアドレスを取り出して保存する。

【００２７】（第２発明）図６は、第２発明を適用する
ネットワークシステムの概要を示すブロック図である。
符号は、図１のものに対応し、２Ａ〜６Ａは資源情報フ
ァイル、１Ｂ〜６Ｂは更新情報保持部である。資源情報
ファイルは、該ネットワーク上の全てのノードが有して
いる。それと共に、各資源情報ファイルの新旧を判断す
るための更新情報を各ノードが有している。この更新情
報としては、シーケンシャルに割り付けられた英数字や
日時情報が用いられる。

【００２８】図７は、図６のネットワークシステムにお
いて、ノードＡからノードＮの資源をアクセスする場合
の処理を示すフローチャートである。 ステップＡ１…ノードＡが保持する資源情報ファイルの
更新情報を管理ノード１に送信する。

【００２９】ステップＳ１…管理ノード１では、ノード
Ａから更新情報を受信したら、自分の資源情報ファイル
の更新情報を取り出す。 ステップＳ２…自分の更新情報とノードＡの更新情報と
を比較して、両者が一致しているか否かを判別する。 ステップＳ３…一致していなければ、管理ノード１が有
する資源情報ファイルの全ての情報とその更新情報とを
ノードＡに送信する。 ステップＳ４…ステップＳ２で一致したら、一致したこ
とをノードＡに通知する。

【００３０】ステップＡ２…ノードＡでは、管理ノード
１からの返信があったか否かを判別しながら待つ。 ステップＡ３…返信があったら、更新情報が管理ノード
１のものと一致したか否かを判別する。 ステップＡ４…一致しなかったら、ノードＡの資源情報
ファイルを管理ノード１から受け取ったものと入れ換え
る。 ステップＡ５…更新情報を管理ノード１から受け取った
ものと入れ換える。 ステップＡ６…資源情報ファイルより必要な情報を取り
出して、ノードＮの資源にアクセスする。

【００３１】図８は、図６のネットワークシステムにお
いて、資源情報を更新する場合の処理を示すフローチャ
ートである。 ステップＢ１…資源構成の変更に応じてその変更内容を
示す修正情報ファイルを作成する。 ステップＢ２…作成した修正情報ファイルを管理ノード
１に送信する。

【００３２】ステップＳ１…管理ノード１では、ノード
Ｂからの修正情報ファイルを受信したら、その修正情報
ファイルに基づいて資源情報ファイルを修正する。 ステップＳ２…資源情報ファイルの更新情報を更新す
る。

【００３３】

【発明の効果】以上述べた如く、本発明の通信方法によ
れば、次のような効果を奏する。 （１）ネットワーク上のいずれかのノードが有する資源
に変化があった場合、該ノードから管理ノードのみに資
源変更情報が送られ、管理情報が有している資源情報フ
ァイルのみが更新される。そのため、ネットワーク上の
通信量は少なくなり、各ノードでの処理量も少なくな
る。

【００３４】（２）さらに、第１発明では、新規ノード
がネットワークに接続された場合、管理ノードは、該新
規ノードからの資源情報を含むブロードキャストを受信
して資源情報ファイルを更新すると共に、新規ノードに
対して自分のアドレスを通知する。そのため、管理ノー
ドは、新規ノードからブロードキャストを受信したとき
だけ自分のネットアドレスを通知すればよく、従来のよ
うに定期的にネットワーク全体に通知する必要はなくな
るので、その分ネットワーク上の通信量を少なくするこ
とができる。

【００３５】（３）さらにまた、第２発明では、管理ノ
ードは、他のいずれかのノードの資源情報に変更が生じ
た場合には、変更が生じたノードから資源変更情報を受
け取って資源情報ファイル及び該資源情報ファイルの更
新状態を示す情報を更新する。その他のノードは、ネッ
トワーク上の他のノードの資源を利用する場合、自分の
保持している資源情報ファイルが最新のものであるか否
かを上記管理ノードに問い合わせ、最新であるときは、
自分が保持する資源情報ファイルに基づいてアクセスを
行う。そのように、各ノードは、自分の手元に資源情報
ファイルを有しているため、該資源情報が最新のもので
あるときは、管理ノードの負荷状態の影響をあまり受け
ずに、短時間で必要な資源をアクセスすることができ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 第１発明を適用するネットワークシステムの
概要を示すブロック図

【図２】 図１のネットワークシステムにおいて、ノー
ドＡからノードＮの資源をアクセスする場合の処理を示
すフローチャート

【図３】 図１のネットワークシステムにおいて、ノー
ドＡから特定の条件を満たす資源をアクセスする場合の
処理を示すフローチャート

【図４】 図１のネットワークシステムにおいて、資源
情報を更新する場合の処理を示すフローチャート

【図５】 図１のネットワークシステムにおいて、新規
ノードを登録する場合の処理を示すフローチャート

【図６】 第２発明を適用するネットワークシステムの
概要を示すブロック図

【図７】 図６のネットワークシステムにおいて、ノー
ドＡからノードＮの資源をアクセスする場合の処理を示
すフローチャート

【図８】 図６のネットワークシステムにおいて、資源
情報を更新する場合の処理を示すフローチャート

【図９】 従来の一般的なネットワークシステムの概要
を示すブロック図

【図１０】 資源情報ファイルの内容の一例を示す図

【図１１】 図９のネットワークシステムにおいて、資
源情報を更新する場合の処理を示すフローチャート

【符号の説明】

１…管理ノード、２〜６，１１〜１６…ノード、１Ａ〜
１６Ａ…資源情報ファイル、１Ｂ〜６Ｂ…更新情報保持
部、７…伝送路

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 伝送路を通じて情報を交換できる複数の
   ノードが接続されたネットワークにおける通信方法にお
   いて、上記複数のノードの内少なくとも１台が、管理ノ
   ードとして各ノードが他のノードに提供できる資源につ
   いての情報を集中的に管理しており、該管理ノードは、
   いずれかのノードの資源情報に変更が生じた場合には、
   変更が生じたノードから変更情報を受け取って資源情報
   ファイルを更新し、新規のノードがネットワークに接続
   された場合には、該新規ノードからの資源情報を含むブ
   ロードキャストを受信して資源情報ファイルを更新する
   と共に、新規ノードに対して自分のアドレスを通知する
   ことを特徴とする通信方法。
2. 【請求項２】 伝送路を通じて情報を交換できる複数の
   ノードが接続されたネットワークにおける通信方法にお
   いて、上記各ノードは、各ノードが他のノードに提供で
   きる資源についての情報及びその更新状態を示す情報を
   保持しており、上記複数のノードの内の少なくとも１台
   は、管理ノードとして他のいずれかのノードの資源情報
   に変更が生じた場合には、変更が生じたノードから資源
   変更情報を受け取って資源情報ファイル及び該資源情報
   ファイルの更新状態を示す情報を更新し、その他のノー
   ドは、ネットワーク上の他のノードの資源を利用する場
   合、自分の保持している資源情報ファイルが最新のもの
   であるか否かを上記管理ノードに問い合わせ、最新であ
   るときは、自分が保持する資源情報ファイルに基づいて
   アクセスを行い、最新でないときは、上記管理ノードよ
   り最新の資源情報及びその更新情報を受け取ってそれら
   を保持すると共に、その資源情報ファイルに基づいてア
   クセスを行うことを特徴とする通信方法。