JPH06273318A - 粉体分析装置 - Google Patents
粉体分析装置Info
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- JPH06273318A JPH06273318A JP8270893A JP8270893A JPH06273318A JP H06273318 A JPH06273318 A JP H06273318A JP 8270893 A JP8270893 A JP 8270893A JP 8270893 A JP8270893 A JP 8270893A JP H06273318 A JPH06273318 A JP H06273318A
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- Japan
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- sample
- powder
- sensor
- tray
- pusher
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置の保守を容易化し、サンプリングや分析
値の信頼性を高める。サンプルの保存を可能にし、分析
センサからサンプルまでの測定距離を高精度に設定す
る。 【構成】 パイプラインから試料を抽出するサンプラー
1、ホッパー11等の粉体抽出機構部と、試料に平滑面
を形成するプッシャ28、押圧型33等の試料圧縮機構
部と、位置S2の上方で試料表面レベルを検出する変位
センサ36、試料をセンサ36方向へ移動させるモータ
M4、プッシャ34等の試料表面レベル測定手段と、位
置S3,S4の上方で試料成分等を非接触で分析する近
赤外線成分分析センサ38、色度センサ43と、位置S
2での検出移動距離に基き位置S3,S4で試料がセン
サ38,43の所定測定距離に達するまでに必要な移動
距離を求め、これに基き試料をセンサ38,43方向へ
移動させるモータM4、プッシャ37,39、電磁弁4
2等の分析位置調整手段とを備える。
値の信頼性を高める。サンプルの保存を可能にし、分析
センサからサンプルまでの測定距離を高精度に設定す
る。 【構成】 パイプラインから試料を抽出するサンプラー
1、ホッパー11等の粉体抽出機構部と、試料に平滑面
を形成するプッシャ28、押圧型33等の試料圧縮機構
部と、位置S2の上方で試料表面レベルを検出する変位
センサ36、試料をセンサ36方向へ移動させるモータ
M4、プッシャ34等の試料表面レベル測定手段と、位
置S3,S4の上方で試料成分等を非接触で分析する近
赤外線成分分析センサ38、色度センサ43と、位置S
2での検出移動距離に基き位置S3,S4で試料がセン
サ38,43の所定測定距離に達するまでに必要な移動
距離を求め、これに基き試料をセンサ38,43方向へ
移動させるモータM4、プッシャ37,39、電磁弁4
2等の分析位置調整手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンプリングした粉体
の表面を押圧して平滑面を形成してから、近赤外分光分
析装置等の分析センサを用いて粉体の成分や色度等を非
接触にて分析する粉体分析装置に関する。
の表面を押圧して平滑面を形成してから、近赤外分光分
析装置等の分析センサを用いて粉体の成分や色度等を非
接触にて分析する粉体分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分析装置として公表特許
61−501943号公報に記載されたものがある。こ
の装置では、粉体が連続して送られるパイプライン中に
粉体の圧縮機構を設置し、移送されている粉体を圧縮機
構部に強制的に滞留させてから加圧板によりパイプライ
ン内壁のガラス窓に押し当て、パイプラインの外側に設
置されている光学的な分析センサによりガラス窓越しに
成分を分析している。
61−501943号公報に記載されたものがある。こ
の装置では、粉体が連続して送られるパイプライン中に
粉体の圧縮機構を設置し、移送されている粉体を圧縮機
構部に強制的に滞留させてから加圧板によりパイプライ
ン内壁のガラス窓に押し当て、パイプラインの外側に設
置されている光学的な分析センサによりガラス窓越しに
成分を分析している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置では、圧縮機構がパイプライン中に設置されているた
め、次のような問題点があった。 (1)パイプライン内に設置されている圧縮機構につい
ての保守が容易に行えない。 (2)パイプライン内壁のガラス窓に押し付けられた粉
体が付着して残り、新たにサンプリングされる粉体と混
在するため、サンプリングの信頼性ひいては分析値の信
頼性が低い。 (3)粉体の分析値に異常が検出された場合、その粉体
を再分析用のサンプルとしてパイプラインから取り出す
ことができない。
置では、圧縮機構がパイプライン中に設置されているた
め、次のような問題点があった。 (1)パイプライン内に設置されている圧縮機構につい
ての保守が容易に行えない。 (2)パイプライン内壁のガラス窓に押し付けられた粉
体が付着して残り、新たにサンプリングされる粉体と混
在するため、サンプリングの信頼性ひいては分析値の信
頼性が低い。 (3)粉体の分析値に異常が検出された場合、その粉体
を再分析用のサンプルとしてパイプラインから取り出す
ことができない。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、サンプリング手
段をパイプラインの外部に設けることにより装置の保守
を容易にすると共に、サンプリングや分析値の信頼性が
高く、しかも、異常が検出された粉体を異常サンプルと
して保存可能にし、更には、非接触形の分析センサと測
定対象である粉体との間の測定距離を高精度に設定可能
な粉体分析装置を提供することにある。
れたもので、その目的とするところは、サンプリング手
段をパイプラインの外部に設けることにより装置の保守
を容易にすると共に、サンプリングや分析値の信頼性が
高く、しかも、異常が検出された粉体を異常サンプルと
して保存可能にし、更には、非接触形の分析センサと測
定対象である粉体との間の測定距離を高精度に設定可能
な粉体分析装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、粉体抽出機構部、試料圧縮機構部、試料
表面レベル測定手段、分析センサ及び分析位置調整手段
から構成されている。ここで、粉体抽出機構部は、試料
としての粉体が移送されているパイプラインから試料を
取り出して受け皿内に抽出する機構からなり、試料圧縮
機構部は、受け皿内の試料を型体により圧縮し、その表
面に平滑面を形成する機構からなる。試料表面レベル測
定手段は、試料との間の距離を測定して試料の表面レベ
ルを測定する変位センサ等からなり、分析センサは、近
赤外線成分分析センサやX線を用いた放射線分析セン
サ、更には、色度センサのように、測定対象との間の距
離を所定値に保つ必要がある非接触形の分析センサから
なる。また、分析位置調整手段は、試料表面レベル測定
手段により検出された表面レベルに応じ、分析センサと
試料表面レベルとの間の距離を前記所定値に調整する手
段からなる。
に、本発明は、粉体抽出機構部、試料圧縮機構部、試料
表面レベル測定手段、分析センサ及び分析位置調整手段
から構成されている。ここで、粉体抽出機構部は、試料
としての粉体が移送されているパイプラインから試料を
取り出して受け皿内に抽出する機構からなり、試料圧縮
機構部は、受け皿内の試料を型体により圧縮し、その表
面に平滑面を形成する機構からなる。試料表面レベル測
定手段は、試料との間の距離を測定して試料の表面レベ
ルを測定する変位センサ等からなり、分析センサは、近
赤外線成分分析センサやX線を用いた放射線分析セン
サ、更には、色度センサのように、測定対象との間の距
離を所定値に保つ必要がある非接触形の分析センサから
なる。また、分析位置調整手段は、試料表面レベル測定
手段により検出された表面レベルに応じ、分析センサと
試料表面レベルとの間の距離を前記所定値に調整する手
段からなる。
【0006】
【作用】本発明において、粉体抽出機構部により受け皿
内に抽出された試料は、試料圧縮機構部により型体に圧
縮されてその表面に平滑面が形成される。この平滑面の
位置(レベル)は、試料の組成や粒度等によってサンプ
ルごとに異なる場合があるため、試料表面レベル測定手
段により表面レベルが測定される。次に、分析センサに
よって試料の分析を行うにあたり、分析センサに応じた
所定距離を試料との間に保有させる必要があることか
ら、分析位置調整手段は、試料表面レベル測定手段の測
定結果に応じて試料と分析センサとの間の距離を調節
し、位置決めする。そして、その後、試料の成分等を非
接触状態で分析する。
内に抽出された試料は、試料圧縮機構部により型体に圧
縮されてその表面に平滑面が形成される。この平滑面の
位置(レベル)は、試料の組成や粒度等によってサンプ
ルごとに異なる場合があるため、試料表面レベル測定手
段により表面レベルが測定される。次に、分析センサに
よって試料の分析を行うにあたり、分析センサに応じた
所定距離を試料との間に保有させる必要があることか
ら、分析位置調整手段は、試料表面レベル測定手段の測
定結果に応じて試料と分析センサとの間の距離を調節
し、位置決めする。そして、その後、試料の成分等を非
接触状態で分析する。
【0007】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の実施例の一部を示し、粉体を移送し
ているパイプラインからその外部に試料としての粉体を
抽出する粉体抽出機構部の概略構成を示す説明図であ
る。図において、1はパイプライン2に設置されたサン
プラーであり、筒部1aの先端側であってパイプライン
2の内部に位置する部分に軸方向のスリット1bが形成
されている。通常はこのスリット1bがラインの下流側
に向いている。サンプリングする場合は、モータM1を
回転させて筒部1aを180度回転させ、スリット1b
を上流側に向かせる。この状態でスリット1bから粉体
が筒部1a内に進入してくる。
る。図1は本発明の実施例の一部を示し、粉体を移送し
ているパイプラインからその外部に試料としての粉体を
抽出する粉体抽出機構部の概略構成を示す説明図であ
る。図において、1はパイプライン2に設置されたサン
プラーであり、筒部1aの先端側であってパイプライン
2の内部に位置する部分に軸方向のスリット1bが形成
されている。通常はこのスリット1bがラインの下流側
に向いている。サンプリングする場合は、モータM1を
回転させて筒部1aを180度回転させ、スリット1b
を上流側に向かせる。この状態でスリット1bから粉体
が筒部1a内に進入してくる。
【0008】ここで、筒部1a内のスクリュー1cをモ
ータM2により回転駆動して粉体を右方へ移動させ、出
口1dより排出する。なお、図示しないが、スリット1
bに外側に開いたホッパー状のガイド板を取り付ける
と、粉体の取込み量を増すことができる。出口1dより
排出された粉体は、出口1dに接続されているテフロン
チューブ3内に送られる。テフロンチューブ3の途中に
はエゼクタ4が接続されていて、電磁弁5、コック6を
介して圧縮空気が送られ、粉体を下方へ強制的に送り出
す。
ータM2により回転駆動して粉体を右方へ移動させ、出
口1dより排出する。なお、図示しないが、スリット1
bに外側に開いたホッパー状のガイド板を取り付ける
と、粉体の取込み量を増すことができる。出口1dより
排出された粉体は、出口1dに接続されているテフロン
チューブ3内に送られる。テフロンチューブ3の途中に
はエゼクタ4が接続されていて、電磁弁5、コック6を
介して圧縮空気が送られ、粉体を下方へ強制的に送り出
す。
【0009】テフロンチューブ3の下端はノズルブロッ
ク7を介してピンチバルブ8に接続されている。ノズル
ブロック7には電磁弁9を介して圧縮空気が供給されて
おり、粉体を採取した後にピンチバルブ8を閉状態にし
て電磁弁9を開くことにより、ノズルブロック7に圧縮
空気が送られ、ピンチバルブ8の上部及びテフロンチュ
ーブ3下端に溜まっている粉体を完全にパイプライン2
方向へ逆送する。それにより、ピンチバルブ8の上部に
古い粉体が残って次のサンプリング時に新しい粉体に混
じることが防止される。
ク7を介してピンチバルブ8に接続されている。ノズル
ブロック7には電磁弁9を介して圧縮空気が供給されて
おり、粉体を採取した後にピンチバルブ8を閉状態にし
て電磁弁9を開くことにより、ノズルブロック7に圧縮
空気が送られ、ピンチバルブ8の上部及びテフロンチュ
ーブ3下端に溜まっている粉体を完全にパイプライン2
方向へ逆送する。それにより、ピンチバルブ8の上部に
古い粉体が残って次のサンプリング時に新しい粉体に混
じることが防止される。
【0010】ピンチバルブ8はサンプリング時以外は、
電磁弁10を介して圧縮空気が送られて閉じている。サ
ンプリングが開始されると、電磁弁10が閉じられて圧
縮空気の供給が絶たれピンチバルブ8が開放し、上方か
ら送られてくる粉体の通過が可能になる。ピンチバルブ
8の下端はホッパー11に接続されており、ピンチバル
ブ8の開放中に粉体がホッパー11へ落下する。ホッパ
ー11には、受け皿12が待機しており、落下した粉体
が受け皿12内に積もっていく。粉体が受け皿12内に
充分に積もり、少々盛り上がった状態で受け皿12はホ
ッパー11の外部に搬出される。なお、ホッパー11の
内面には粉体の付着を防止するためテフロンコーティン
グがなされている。
電磁弁10を介して圧縮空気が送られて閉じている。サ
ンプリングが開始されると、電磁弁10が閉じられて圧
縮空気の供給が絶たれピンチバルブ8が開放し、上方か
ら送られてくる粉体の通過が可能になる。ピンチバルブ
8の下端はホッパー11に接続されており、ピンチバル
ブ8の開放中に粉体がホッパー11へ落下する。ホッパ
ー11には、受け皿12が待機しており、落下した粉体
が受け皿12内に積もっていく。粉体が受け皿12内に
充分に積もり、少々盛り上がった状態で受け皿12はホ
ッパー11の外部に搬出される。なお、ホッパー11の
内面には粉体の付着を防止するためテフロンコーティン
グがなされている。
【0011】ホッパー11の下端には更にピンチバルブ
13が接続されており、電磁弁14を介し圧縮空気が送
られて開閉が制御される。このピンチバルブ13の動作
は、上方のピンチバルブ8と同様にサンプリング時にの
み開放される。ピンチバルブ13の下端にはエゼクタ1
5が接続されていて、電磁弁16、コック17を介して
圧縮空気が送られることにより、ホッパー11内で受け
皿12内に積もらずに落下した粉体を吸引して下方のテ
フロンチューブ18へ強制的に送り出す。テフロンチュ
ーブ18の先端はパイプライン2に接続されており、粉
体はパイプライン2に戻される。
13が接続されており、電磁弁14を介し圧縮空気が送
られて開閉が制御される。このピンチバルブ13の動作
は、上方のピンチバルブ8と同様にサンプリング時にの
み開放される。ピンチバルブ13の下端にはエゼクタ1
5が接続されていて、電磁弁16、コック17を介して
圧縮空気が送られることにより、ホッパー11内で受け
皿12内に積もらずに落下した粉体を吸引して下方のテ
フロンチューブ18へ強制的に送り出す。テフロンチュ
ーブ18の先端はパイプライン2に接続されており、粉
体はパイプライン2に戻される。
【0012】テフロンチューブ18の途中にはブリーザ
19が設置されて、テフロンチューブ18内の空気圧が
調整される。また、テフロンチューブ18の途中には、
後述するクラッシャ系の排出ラインであるテフロンチュ
ーブ52が接続されている。
19が設置されて、テフロンチューブ18内の空気圧が
調整される。また、テフロンチューブ18の途中には、
後述するクラッシャ系の排出ラインであるテフロンチュ
ーブ52が接続されている。
【0013】図2は本発明の実施例の一部を示し、図1
のホッパー11において受け皿12に積もった粉体のそ
の後の処理をする部分の概略構成を示す説明図である。
図において、ホッパー11内の受け皿12はアーム21
の先端の凹部に支持されており、アーム21がエアシリ
ンダ22により水平方向に駆動され、受け皿12は前方
のターンテーブル23の上面の載置位置S1とホッパー
11の中心位置との間を移動する。
のホッパー11において受け皿12に積もった粉体のそ
の後の処理をする部分の概略構成を示す説明図である。
図において、ホッパー11内の受け皿12はアーム21
の先端の凹部に支持されており、アーム21がエアシリ
ンダ22により水平方向に駆動され、受け皿12は前方
のターンテーブル23の上面の載置位置S1とホッパー
11の中心位置との間を移動する。
【0014】受け皿12内の底面には、必要に応じて円
板状をした底板40が予め敷かれる。この底板40は、
後述するごとく受け皿12ごと保存された試料を再分析
する際に、試料の受け皿12へのこびり付きを防止する
ためのものである。前記ホッパー11と貫通するアーム
21との間には、ダストシール24が嵌装されており、
粉体Pが外部に飛散するのを防止する。
板状をした底板40が予め敷かれる。この底板40は、
後述するごとく受け皿12ごと保存された試料を再分析
する際に、試料の受け皿12へのこびり付きを防止する
ためのものである。前記ホッパー11と貫通するアーム
21との間には、ダストシール24が嵌装されており、
粉体Pが外部に飛散するのを防止する。
【0015】ホッパー11内で受け皿12に粉体Pが積
もって多少盛り上がったところで、電磁弁25を切り換
えてエアシリンダ22を前進させ、アーム21上の受け
皿12をすり切り板26の下面を摺動させるようにして
前方へ移動させる。すり切り板26は単動のエアシリン
ダ27に支持されているので、常時は上方に後退して待
機しており、粉体Pを入れた受け皿12が前進するとき
だけ下降して、受け皿12上に盛り上がっている粉体P
をすり切り、その表面を平らにする。
もって多少盛り上がったところで、電磁弁25を切り換
えてエアシリンダ22を前進させ、アーム21上の受け
皿12をすり切り板26の下面を摺動させるようにして
前方へ移動させる。すり切り板26は単動のエアシリン
ダ27に支持されているので、常時は上方に後退して待
機しており、粉体Pを入れた受け皿12が前進するとき
だけ下降して、受け皿12上に盛り上がっている粉体P
をすり切り、その表面を平らにする。
【0016】アーム21が前進端であるターンテーブル
23上の載置位置S1に到達すると、S1の下方からプ
ッシャ28が上昇してくる。このプッシャ28はエアシ
リンダ29により上下方向に往復駆動される。エアシリ
ンダ29は電磁弁31により動作が制御されるともに、
供給される圧縮空気をレギュレータ32により調圧して
上昇時の押圧力を調節する。プッシャ28の上面には凹
部が形成されて真空圧源に接続されており、プッシャ2
8の上面がアーム21に支持されている受け皿12の底
面に当接すると受け皿12はプッシャ28に吸着固定さ
れる。
23上の載置位置S1に到達すると、S1の下方からプ
ッシャ28が上昇してくる。このプッシャ28はエアシ
リンダ29により上下方向に往復駆動される。エアシリ
ンダ29は電磁弁31により動作が制御されるともに、
供給される圧縮空気をレギュレータ32により調圧して
上昇時の押圧力を調節する。プッシャ28の上面には凹
部が形成されて真空圧源に接続されており、プッシャ2
8の上面がアーム21に支持されている受け皿12の底
面に当接すると受け皿12はプッシャ28に吸着固定さ
れる。
【0017】プッシャ28は更に上昇し、受け皿12を
上方の押圧型33へ当接する。押圧型33は受け皿12
に嵌合可能な円柱形をしており、その底面は円滑な平面
である。この押圧型33に対して受け皿12内を下方か
ら押圧することにより、粉体Pが圧縮されて表面に平滑
面が形成される。このときの押圧力は、レギュレータ3
2により最適な値(例えば70kg/cm2〜100k
g/cm2)に予め調整されている。
上方の押圧型33へ当接する。押圧型33は受け皿12
に嵌合可能な円柱形をしており、その底面は円滑な平面
である。この押圧型33に対して受け皿12内を下方か
ら押圧することにより、粉体Pが圧縮されて表面に平滑
面が形成される。このときの押圧力は、レギュレータ3
2により最適な値(例えば70kg/cm2〜100k
g/cm2)に予め調整されている。
【0018】次いで、受け皿12内の粉体Pが充分に圧
縮されたところで、押圧型33をモータM3により若干
回動させた後にプッシャ28を下降させ、受け皿12を
押圧型33から離す。すなわち、押圧型33は圧縮した
粉体Pの表面を一旦滑った後に引き離されるため、粉体
Pの表面が押圧型33に付着することがなくなり、表面
に形成された平滑面がそのまま保たれる。なお、プッシ
ャ28、エアシリンダ29、電磁弁31、レギュレータ
32、押圧型33等は本発明における試料圧縮機構部を
構成する。
縮されたところで、押圧型33をモータM3により若干
回動させた後にプッシャ28を下降させ、受け皿12を
押圧型33から離す。すなわち、押圧型33は圧縮した
粉体Pの表面を一旦滑った後に引き離されるため、粉体
Pの表面が押圧型33に付着することがなくなり、表面
に形成された平滑面がそのまま保たれる。なお、プッシ
ャ28、エアシリンダ29、電磁弁31、レギュレータ
32、押圧型33等は本発明における試料圧縮機構部を
構成する。
【0019】また、受け皿12が上昇している間に、先
端の中央部が開口されているアーム21は後退する。プ
ッシャ28が下降して受け皿12がテーブル23上の上
面レベルに達したところで、プッシャ28の真空圧源を
切り、更にプッシャ28のみを下降させて受け皿12を
テーブル23上に載置する。
端の中央部が開口されているアーム21は後退する。プ
ッシャ28が下降して受け皿12がテーブル23上の上
面レベルに達したところで、プッシャ28の真空圧源を
切り、更にプッシャ28のみを下降させて受け皿12を
テーブル23上に載置する。
【0020】次に、ターンテーブル23を回転させ、位
置S2へ受け皿12を移動する。ターンテーブル23
は、受け皿12を保持することで、位置S2及び後述す
る位置S3における試料表面の基準レベルを規定してい
る。位置S2では、パルスモータM4の回転がギヤ20
を介して送りネジ35に伝達されることにより、下方の
原点に待機しているプッシャ34が上昇する。
置S2へ受け皿12を移動する。ターンテーブル23
は、受け皿12を保持することで、位置S2及び後述す
る位置S3における試料表面の基準レベルを規定してい
る。位置S2では、パルスモータM4の回転がギヤ20
を介して送りネジ35に伝達されることにより、下方の
原点に待機しているプッシャ34が上昇する。
【0021】プッシャ34の上面には凹部が形成され真
空圧源に接続されており、プッシャ34の上面が受け皿
12の底面に当接すると受け皿12はプッシャ34に吸
着固定される。プッシャ34は更に上昇し、受け皿12
をその上方に位置する変位センサ36に近づける。変位
センサ36は下方の受け皿12に対して光束を出射し、
粉体Pの表面からの反射光より粉体Pの表面レベルを検
出する。受け皿12が上昇して、表面レベルから変位セ
ンサ36までの距離が予め設定しておいた距離Tとなる
と、モータM4を停止させてプッシャ34の上昇を止め
る。
空圧源に接続されており、プッシャ34の上面が受け皿
12の底面に当接すると受け皿12はプッシャ34に吸
着固定される。プッシャ34は更に上昇し、受け皿12
をその上方に位置する変位センサ36に近づける。変位
センサ36は下方の受け皿12に対して光束を出射し、
粉体Pの表面からの反射光より粉体Pの表面レベルを検
出する。受け皿12が上昇して、表面レベルから変位セ
ンサ36までの距離が予め設定しておいた距離Tとなる
と、モータM4を停止させてプッシャ34の上昇を止め
る。
【0022】ここで、モータM4にその原点から停止す
るまでに送られたパルスの数を、図示しない計数手段に
より計数しておく。計数されるパルス数は、サンプリン
グごとに異なった値となる。これは、同一の受け皿12
であっても粉体Pの組成や粒度等の違いにより、圧縮後
の粉体Pの表面レベルが変化する場合があるので、表面
レベルから変位センサ36までの距離Tを確保するため
に基準レベルから粉体Pを移動させる距離が異なるから
である。言い換えれば、計数手段により計数されたパル
ス数が粉体Pの表面レベルを示すことになる。こうし
て、計数したパルス数を図示しない記憶手段に記憶した
後、モータM4を逆転させてプッシャ34を下降させる
と共に途中で真空源を切り、受け皿12をテーブル23
上に戻す。
るまでに送られたパルスの数を、図示しない計数手段に
より計数しておく。計数されるパルス数は、サンプリン
グごとに異なった値となる。これは、同一の受け皿12
であっても粉体Pの組成や粒度等の違いにより、圧縮後
の粉体Pの表面レベルが変化する場合があるので、表面
レベルから変位センサ36までの距離Tを確保するため
に基準レベルから粉体Pを移動させる距離が異なるから
である。言い換えれば、計数手段により計数されたパル
ス数が粉体Pの表面レベルを示すことになる。こうし
て、計数したパルス数を図示しない記憶手段に記憶した
後、モータM4を逆転させてプッシャ34を下降させる
と共に途中で真空源を切り、受け皿12をテーブル23
上に戻す。
【0023】上記モータM4及びその制御回路、ギヤ2
0、送りネジ35、プッシャ34、変位センサ36、パ
ルス計数手段等は、本発明における試料表面レベル測定
手段を構成している。なお、この実施例では、表面レベ
ルから変位センサ36までの距離が設定値Tになるまで
のモータM4への供給パルス数をもって表面レベルを間
接的に測定するようにしたが、超音波センサ等を用い
て、センサ及び表面レベルを静止させたままの状態で表
面レベルを直接測定しても良い。また、実施例のような
測定方法をとる場合、変位センサ36側を適宜な駆動機
構により移動させても良い。
0、送りネジ35、プッシャ34、変位センサ36、パ
ルス計数手段等は、本発明における試料表面レベル測定
手段を構成している。なお、この実施例では、表面レベ
ルから変位センサ36までの距離が設定値Tになるまで
のモータM4への供給パルス数をもって表面レベルを間
接的に測定するようにしたが、超音波センサ等を用い
て、センサ及び表面レベルを静止させたままの状態で表
面レベルを直接測定しても良い。また、実施例のような
測定方法をとる場合、変位センサ36側を適宜な駆動機
構により移動させても良い。
【0024】次に、テーブル23を回転させ、受け皿1
2を次の位置S3へ移動する。位置S3では、パルスモ
ータM4の回転がギヤ20を介して送りネジ30に伝達
されることにより下方の原点に待機しているプッシャ3
7が上昇する。プッシャ37の上面には凹部が形成され
真空圧源に接続されており、プッシャ37の上面が受け
皿12の底面に当接すると、受け皿12はプッシャ37
に吸着固定される。プッシャ37は更に上昇し、受け皿
12をその上方に位置する非接触形分析センサとしての
近赤外線成分分析センサ38に近づける。
2を次の位置S3へ移動する。位置S3では、パルスモ
ータM4の回転がギヤ20を介して送りネジ30に伝達
されることにより下方の原点に待機しているプッシャ3
7が上昇する。プッシャ37の上面には凹部が形成され
真空圧源に接続されており、プッシャ37の上面が受け
皿12の底面に当接すると、受け皿12はプッシャ37
に吸着固定される。プッシャ37は更に上昇し、受け皿
12をその上方に位置する非接触形分析センサとしての
近赤外線成分分析センサ38に近づける。
【0025】一般に、分析センサと検出対象との間に
は、センサの種類に応じた一定範囲内の測定距離があ
る。本実施例において試料の表面レベルは既に明らかで
あるので、近赤外線成分分析センサ38から表面レベル
までを測定距離Lに等しくするために必要なモータM4
へのパルス数は、コントローラ等の駆動手段側で算出し
ておくことができる。こうして求めた数のパルスをモー
タM4に送って回転させることにより、粉体Pの表面レ
ベルは近赤外線成分分析センサ38から距離Lの位置で
停止する。粉体Pが位置決めされると、近赤外線成分分
析センサ38は下方の受け皿12に対して近赤外線の光
束を出射し、粉体Pの表面からの反射光より粉体Pの蛋
白成分や水分等を分析する。この位置S3における分析
が終了すると、モータM4を逆転させてプッシャ37を
下降させると共に途中で真空源を切り、受け皿12をテ
ーブル23上に戻す。
は、センサの種類に応じた一定範囲内の測定距離があ
る。本実施例において試料の表面レベルは既に明らかで
あるので、近赤外線成分分析センサ38から表面レベル
までを測定距離Lに等しくするために必要なモータM4
へのパルス数は、コントローラ等の駆動手段側で算出し
ておくことができる。こうして求めた数のパルスをモー
タM4に送って回転させることにより、粉体Pの表面レ
ベルは近赤外線成分分析センサ38から距離Lの位置で
停止する。粉体Pが位置決めされると、近赤外線成分分
析センサ38は下方の受け皿12に対して近赤外線の光
束を出射し、粉体Pの表面からの反射光より粉体Pの蛋
白成分や水分等を分析する。この位置S3における分析
が終了すると、モータM4を逆転させてプッシャ37を
下降させると共に途中で真空源を切り、受け皿12をテ
ーブル23上に戻す。
【0026】次に、テーブル23を回転し、受け皿12
を次の位置S4へ移動する。位置S4では、下方からプ
ッシャ39が上昇してくる。プッシャ39はエアシリン
ダ41により上下方向に往復駆動され、エアシリンダ4
1は電磁弁42により動作が制御される。プッシャ39
の上面には凹部が形成されて真空圧源に接続されてお
り、プッシャ39の上面が受け皿12の底面に当接する
と受け皿12はプッシャ39に吸着固定される。そし
て、プッシャ39は更に上昇し、非接触形分析センサと
しての色度センサ43の下方に受け皿12を近接させ、
粉体Pの色度を測定する。
を次の位置S4へ移動する。位置S4では、下方からプ
ッシャ39が上昇してくる。プッシャ39はエアシリン
ダ41により上下方向に往復駆動され、エアシリンダ4
1は電磁弁42により動作が制御される。プッシャ39
の上面には凹部が形成されて真空圧源に接続されてお
り、プッシャ39の上面が受け皿12の底面に当接する
と受け皿12はプッシャ39に吸着固定される。そし
て、プッシャ39は更に上昇し、非接触形分析センサと
しての色度センサ43の下方に受け皿12を近接させ、
粉体Pの色度を測定する。
【0027】このとき、受け皿12の色度センサ43方
向への移動距離は電磁弁42により制御されるが、位置
S2において測定した粉体Pの表面レベル(具体的には
モータM4への供給パルス数)に基づいて電磁弁42を
制御することにより、位置S3での測定時と同様に、色
度センサ43にとっての所定の測定距離に粉体Pの表面
レベルを位置決めすることができる。なお、本発明にお
ける非接触形の分析センサとしては、上述した近赤外線
成分分析センサ38や色度センサ43のほかに、X線等
を用いた放射線分析センサ等であっても良い。
向への移動距離は電磁弁42により制御されるが、位置
S2において測定した粉体Pの表面レベル(具体的には
モータM4への供給パルス数)に基づいて電磁弁42を
制御することにより、位置S3での測定時と同様に、色
度センサ43にとっての所定の測定距離に粉体Pの表面
レベルを位置決めすることができる。なお、本発明にお
ける非接触形の分析センサとしては、上述した近赤外線
成分分析センサ38や色度センサ43のほかに、X線等
を用いた放射線分析センサ等であっても良い。
【0028】色度の測定が終了すると、電磁弁42を切
り換えてエアシリンダ41及びプッシャ39を下降さ
せ、受け皿12をテーブル23上のレベルに達したとこ
ろで、プッシャ39の真空圧源を切り、更にプッシャ3
9のみを下降させ、受け皿12をテーブル23上に戻
す。
り換えてエアシリンダ41及びプッシャ39を下降さ
せ、受け皿12をテーブル23上のレベルに達したとこ
ろで、プッシャ39の真空圧源を切り、更にプッシャ3
9のみを下降させ、受け皿12をテーブル23上に戻
す。
【0029】なお、上記構成において、位置S3におけ
るモータM4及びその制御回路、ギヤ20、送りネジ3
0、プッシャ37等、並びに位置S4における電磁弁4
2及びその制御回路、エアシリンダ41、プッシャ39
等は、本発明における分析位置調整手段を構成してい
る。上記実施例では、分析位置調整手段により試料を近
赤外線成分分析センサ38や色度センサ43方向に移動
させて所定の測定距離をおくようにしたが、各センサ3
8,43を適宜な駆動手段により試料方向へ移動させて
も良い。
るモータM4及びその制御回路、ギヤ20、送りネジ3
0、プッシャ37等、並びに位置S4における電磁弁4
2及びその制御回路、エアシリンダ41、プッシャ39
等は、本発明における分析位置調整手段を構成してい
る。上記実施例では、分析位置調整手段により試料を近
赤外線成分分析センサ38や色度センサ43方向に移動
させて所定の測定距離をおくようにしたが、各センサ3
8,43を適宜な駆動手段により試料方向へ移動させて
も良い。
【0030】また、前記変位センサ36、近赤外線成分
分析センサ38、色度センサ43の種類(測定原理)に
も依存するが、これらを一体的に形成したり、あるいは
各々別個に形成されていても同一の測定対象を異なる位
置から測定可能なものであれば、ターンテーブル23上
の単一位置(例えば位置S2)にある受け皿12内の試
料に対し、まず、表面レベルの測定を行い、次に、その
測定結果に応じて分析位置調整手段により試料または分
析センサを相対的に移動させて所定の測定距離に位置決
めし、その後、近赤外線成分分析センサ38や色度セン
サ43により分析、測定を行っても良い。これにより、
ターンテーブル23の移動が一工程分少なくなって以後
の工程を順次繰り上げて実行できるため、全体的な処理
時間の短縮化、ターンテーブル23やその駆動機構、セ
ンサ等の構造の小形化、簡素化を図ることができる。
分析センサ38、色度センサ43の種類(測定原理)に
も依存するが、これらを一体的に形成したり、あるいは
各々別個に形成されていても同一の測定対象を異なる位
置から測定可能なものであれば、ターンテーブル23上
の単一位置(例えば位置S2)にある受け皿12内の試
料に対し、まず、表面レベルの測定を行い、次に、その
測定結果に応じて分析位置調整手段により試料または分
析センサを相対的に移動させて所定の測定距離に位置決
めし、その後、近赤外線成分分析センサ38や色度セン
サ43により分析、測定を行っても良い。これにより、
ターンテーブル23の移動が一工程分少なくなって以後
の工程を順次繰り上げて実行できるため、全体的な処理
時間の短縮化、ターンテーブル23やその駆動機構、セ
ンサ等の構造の小形化、簡素化を図ることができる。
【0031】分析が終了した粉体Pの処分は、分析値に
異常がないときに受け皿12から排除してパイプライン
2に戻す場合と、異常データが検出されたときのように
受け皿12ごと保存する場合がある。これらの選択はス
イッチ44により切り換えられる。スイッチ44で廃棄
が選択されている場合は、受け皿12が位置S5に移動
してから、下方のプッシャ45が上昇してくる。プッシ
ャ45はエアシリンダ46により上下方向に往復駆動さ
れる。エアシリンダ46は電磁弁47により動作が制御
される。プッシャ45の上面には凹部が形成されて真空
圧源に接続されており、プッシャ45の上面が受け皿1
2の底面に当接すると受け皿12はプッシャ45に吸着
固定される。
異常がないときに受け皿12から排除してパイプライン
2に戻す場合と、異常データが検出されたときのように
受け皿12ごと保存する場合がある。これらの選択はス
イッチ44により切り換えられる。スイッチ44で廃棄
が選択されている場合は、受け皿12が位置S5に移動
してから、下方のプッシャ45が上昇してくる。プッシ
ャ45はエアシリンダ46により上下方向に往復駆動さ
れる。エアシリンダ46は電磁弁47により動作が制御
される。プッシャ45の上面には凹部が形成されて真空
圧源に接続されており、プッシャ45の上面が受け皿1
2の底面に当接すると受け皿12はプッシャ45に吸着
固定される。
【0032】プッシャ45は更に上昇し上方に位置する
クラッシャ48に受け皿12を押圧する。クラッシャ4
8は下面中心寄りに破砕刃49が放射状に設置されてお
り、この破砕刃49が受け皿12内で圧縮・固化されて
いる粉体Pを砕く。更に、砕かれて粉状に戻った粉体P
は、クラッシャ48の上部に接続されているエゼクタ5
1により吸引されてテフロンチューブ52を介してパイ
プライン2に戻っていく。チューブ52の途中には、電
動のボールバルブ53が接続されて、エゼクタ51が作
動している間は開放される。なお、エゼクタ51には電
磁弁54、コック55を介して受け皿12が上昇してい
る間だけ圧縮空気が送られる。
クラッシャ48に受け皿12を押圧する。クラッシャ4
8は下面中心寄りに破砕刃49が放射状に設置されてお
り、この破砕刃49が受け皿12内で圧縮・固化されて
いる粉体Pを砕く。更に、砕かれて粉状に戻った粉体P
は、クラッシャ48の上部に接続されているエゼクタ5
1により吸引されてテフロンチューブ52を介してパイ
プライン2に戻っていく。チューブ52の途中には、電
動のボールバルブ53が接続されて、エゼクタ51が作
動している間は開放される。なお、エゼクタ51には電
磁弁54、コック55を介して受け皿12が上昇してい
る間だけ圧縮空気が送られる。
【0033】粉体Pが除去されると、電磁弁47を切り
換えてエアシリンダ45及びプッシャ46を下降させ
て、受け皿12がテーブル23上のレベルに達したとこ
ろで、プッシャ45の真空圧源を切り、更にプッシャ4
5のみを下降させて、受け皿12をテーブル23上に戻
す。以後、この受け皿12はサンプリングや測定等に繰
返し使用される。
換えてエアシリンダ45及びプッシャ46を下降させ
て、受け皿12がテーブル23上のレベルに達したとこ
ろで、プッシャ45の真空圧源を切り、更にプッシャ4
5のみを下降させて、受け皿12をテーブル23上に戻
す。以後、この受け皿12はサンプリングや測定等に繰
返し使用される。
【0034】スイッチ44で廃棄が選択されていても、
分析データに異常が検出されてその試料を受け皿12ご
と保存しておきたいような場合には、位置S5において
試料をクラッシャ48にかけず、三爪フィンガ63によ
り受け皿12を外側からチャックし、保存ストッカ64
まで移送して保存する。そして、受け皿ストッカ58か
ら新たな受け皿12を吸着パッド56により吸着保持
し、ターンテーブル23の上に載置して以後のサンプリ
ングや測定等に使用する。吸着パッド56の上下移動は
シリンダ59により、水平方向の移動はシリンダ61,
62により駆動される。受け皿ストッカ58は、モータ
M7により受け皿12を昇降させて、最上面のレベルを
常に一定に保っている。
分析データに異常が検出されてその試料を受け皿12ご
と保存しておきたいような場合には、位置S5において
試料をクラッシャ48にかけず、三爪フィンガ63によ
り受け皿12を外側からチャックし、保存ストッカ64
まで移送して保存する。そして、受け皿ストッカ58か
ら新たな受け皿12を吸着パッド56により吸着保持
し、ターンテーブル23の上に載置して以後のサンプリ
ングや測定等に使用する。吸着パッド56の上下移動は
シリンダ59により、水平方向の移動はシリンダ61,
62により駆動される。受け皿ストッカ58は、モータ
M7により受け皿12を昇降させて、最上面のレベルを
常に一定に保っている。
【0035】スイッチ44で保存が選択されている場合
は、底板ストッカ内の底板40が受け皿12内に収容さ
れた状態でサンプリングや測定等が行われる。この場合
には、試料を保存するため位置S5においてクラッシャ
48にかけず、受け皿12が位置S6に移動してから、
上方から三爪フィンガ63が下降して、受け皿12を外
側からチャックする。次いで、チャックしたまま三爪フ
ィンガ63が上昇し更に水平移動して保存ストッカ64
に受け皿12を搬送し、粉体Pを収納したままで受け皿
12を保存する。三爪フィンガ63の上下移動はシリン
ダ65により、水平方向の移動はシリンダ66により駆
動される。保存ストッカ64は、モータM8により受け
皿12を順次下降させて、常に最上面のレベルを一定に
保つ。
は、底板ストッカ内の底板40が受け皿12内に収容さ
れた状態でサンプリングや測定等が行われる。この場合
には、試料を保存するため位置S5においてクラッシャ
48にかけず、受け皿12が位置S6に移動してから、
上方から三爪フィンガ63が下降して、受け皿12を外
側からチャックする。次いで、チャックしたまま三爪フ
ィンガ63が上昇し更に水平移動して保存ストッカ64
に受け皿12を搬送し、粉体Pを収納したままで受け皿
12を保存する。三爪フィンガ63の上下移動はシリン
ダ65により、水平方向の移動はシリンダ66により駆
動される。保存ストッカ64は、モータM8により受け
皿12を順次下降させて、常に最上面のレベルを一定に
保つ。
【0036】また、テーブル23は、その外周に受け皿
12を支持するための孔80が等間隔で形成されてお
り、この孔80に受け皿12の底に形成されている凸部
(図示せず)が嵌合することで、受け皿12はテーブル
23の上面に安定して支持される。この孔80に受け皿
12が嵌合・支持されている状態でテーブル23が回転
して位置S7からS1,S2,……の順に停止してそれ
ぞれの処理が行われる。テーブル23は、その中心に回
転軸71が垂設され、回転軸71は減速機72を介して
モータM5に接続されており、モータM5により一定角
度づつ回転する。回転軸71には回転位相を検出するた
めのドグ73と原点を検出するためのドグ74が、各々
センサ75,76に相対して取り付けられている。
12を支持するための孔80が等間隔で形成されてお
り、この孔80に受け皿12の底に形成されている凸部
(図示せず)が嵌合することで、受け皿12はテーブル
23の上面に安定して支持される。この孔80に受け皿
12が嵌合・支持されている状態でテーブル23が回転
して位置S7からS1,S2,……の順に停止してそれ
ぞれの処理が行われる。テーブル23は、その中心に回
転軸71が垂設され、回転軸71は減速機72を介して
モータM5に接続されており、モータM5により一定角
度づつ回転する。回転軸71には回転位相を検出するた
めのドグ73と原点を検出するためのドグ74が、各々
センサ75,76に相対して取り付けられている。
【0037】図3(a),(b)は図1及び図2に示さ
れたホッパー11及びその前後についての具体的構成を
示した部分断面図である。このうち、図3(b)はアー
ム21の先端部の構造を示しており、21aは受け皿1
2が載置される凹部、21bはプッシャ28を受容する
ためにアーム21の先端に設けられた開口部である。図
3におけるその他の各部については、図1及び図2と同
一の符号を付して説明を省略する。
れたホッパー11及びその前後についての具体的構成を
示した部分断面図である。このうち、図3(b)はアー
ム21の先端部の構造を示しており、21aは受け皿1
2が載置される凹部、21bはプッシャ28を受容する
ためにアーム21の先端に設けられた開口部である。図
3におけるその他の各部については、図1及び図2と同
一の符号を付して説明を省略する。
【0038】この実施例では、分析のための粉体試料を
サンプラー1を用いてパイプライン2から外部へ取り出
す構造としたので、以後の分析のための装置が全てパイ
プライン2とは別個に設置可能となり、メンテナンスが
容易になる。また、取り出した試料をそれぞれ受け皿1
2に入れてから、搬送及び分析をおこなうため、個々の
試料の管理が明確になると共に、必要があればその試料
を保存ストッカ64に搬送して保存することが可能にな
り、パイプライン2に対する試料の管理体制が充実す
る。取り出した試料を受け皿12内で圧縮した場合、そ
の組成や粒度等の違いにより表面レベルが上下に変動す
るが、この表面レベルの変化を試料ごとに変位センサ3
6により検出し、その後、試料表面レベルを近赤外線成
分分析センサ38や色度センサ43に固有の測定距離に
各々合わせることにより、高精度の分析が可能になる。
サンプラー1を用いてパイプライン2から外部へ取り出
す構造としたので、以後の分析のための装置が全てパイ
プライン2とは別個に設置可能となり、メンテナンスが
容易になる。また、取り出した試料をそれぞれ受け皿1
2に入れてから、搬送及び分析をおこなうため、個々の
試料の管理が明確になると共に、必要があればその試料
を保存ストッカ64に搬送して保存することが可能にな
り、パイプライン2に対する試料の管理体制が充実す
る。取り出した試料を受け皿12内で圧縮した場合、そ
の組成や粒度等の違いにより表面レベルが上下に変動す
るが、この表面レベルの変化を試料ごとに変位センサ3
6により検出し、その後、試料表面レベルを近赤外線成
分分析センサ38や色度センサ43に固有の測定距離に
各々合わせることにより、高精度の分析が可能になる。
【0039】分析後の試料を保存するか否かはスイッチ
44の切り換えで容易に選択可能であり、保存しない側
を選択した場合、その試料が再びパイプライン2に自動
的に戻されるため、試料の処理に人手を煩わされること
がない。また、パイプライン2から試料を取り出して、
受け皿12に入れる場合にその処理がホッパー11内で
行われるが、ホッパー11内の圧力をエゼクタ15等に
より大気圧より若干低くなるように調節しておくこと
で、粉体Pがホッパー11の外部へ飛散することが防止
されて、環境がクリーンに保たれる。更には、位置S
2,S3におけるプッシャ34,37の昇降機構の駆動
源をパルスモータM4として共通化したことで、部品点
数が少なくなると共に制御回路部も簡略化することがで
きる。
44の切り換えで容易に選択可能であり、保存しない側
を選択した場合、その試料が再びパイプライン2に自動
的に戻されるため、試料の処理に人手を煩わされること
がない。また、パイプライン2から試料を取り出して、
受け皿12に入れる場合にその処理がホッパー11内で
行われるが、ホッパー11内の圧力をエゼクタ15等に
より大気圧より若干低くなるように調節しておくこと
で、粉体Pがホッパー11の外部へ飛散することが防止
されて、環境がクリーンに保たれる。更には、位置S
2,S3におけるプッシャ34,37の昇降機構の駆動
源をパルスモータM4として共通化したことで、部品点
数が少なくなると共に制御回路部も簡略化することがで
きる。
【0040】なお、位置S2〜S4における受け皿12
の保持機構にも依存するが、位置S2において試料をそ
の基準レベルから下降させて表面レベルを設定値に一致
させ、その際の移動距離に基づき位置S3,S4におい
て試料を下降させて近赤外線成分分析センサ38や色度
センサ43の測定距離に位置決めしても良い。
の保持機構にも依存するが、位置S2において試料をそ
の基準レベルから下降させて表面レベルを設定値に一致
させ、その際の移動距離に基づき位置S3,S4におい
て試料を下降させて近赤外線成分分析センサ38や色度
センサ43の測定距離に位置決めしても良い。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、粉体
からなる試料がパイプラインの外部に抽出されて分析用
の受け皿に入れられるため、必要な場合は容器ごと試料
を保管することが可能になる。また、パイプラインに取
り付けられる粉体抽出機構部以外の装置各部はパイプラ
インの外部に設置されるため、装置の保守作業が容易に
なる。
からなる試料がパイプラインの外部に抽出されて分析用
の受け皿に入れられるため、必要な場合は容器ごと試料
を保管することが可能になる。また、パイプラインに取
り付けられる粉体抽出機構部以外の装置各部はパイプラ
インの外部に設置されるため、装置の保守作業が容易に
なる。
【0042】従来のようにパイプライン内壁のガラス窓
に試料を押し付けて測定する方法に比べ、新旧の試料ど
おしが混合する恐れが少なく、サンプリングの信頼性更
には分析値の信頼性を高めることができる。更に、本発
明では、受け皿で圧縮された後の試料表面レベルを測定
し、これに応じて、非接触形分析センサと表面レベルと
の距離を所定値に調整できるため、測定対象までの距離
を所定値に保つ必要がある分析センサを使用する場合に
分析精度を向上させることができる。
に試料を押し付けて測定する方法に比べ、新旧の試料ど
おしが混合する恐れが少なく、サンプリングの信頼性更
には分析値の信頼性を高めることができる。更に、本発
明では、受け皿で圧縮された後の試料表面レベルを測定
し、これに応じて、非接触形分析センサと表面レベルと
の距離を所定値に調整できるため、測定対象までの距離
を所定値に保つ必要がある分析センサを使用する場合に
分析精度を向上させることができる。
【図1】本発明の実施例の粉体抽出機構部の概略構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】本発明の実施例の粉体抽出機構部以降の概略構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図3】図1及び図2の要部の具体的構成を示した部分
断面図である。
断面図である。
1 サンプラー 2 パイプライン 3,18,52 テフロンチューブ 4,15,51 エゼクタ 5,9,10,14,16,25,31,42,47,
54 電磁弁 6,17,55 コック 7 ノズルブロック 8,13 ピンチバルブ 11 ホッパー 12 受け皿 19 ブリーザ 20 ギヤ 21 アーム 22,27,29,41,46 エアシリンダ 23 ターンテーブル 24 ダストシール 26 すり切り板 28,34,37,39,45 プッシャ 30,35 送りネジ 32 レギュレータ 33 押圧型 36 変位センサ 38 近赤外線成分分析センサ 40 底板 43 色度センサ 44 スイッチ 48 クラッシャ 49 破砕刃 53 ボールバルブ 56 吸着パッド 57 底板ストッカ 58 受け皿ストッカ 59,61,62,65,66 シリンダ 63 三爪フィンガ 64 保存ストッカ 71 回転軸 72 減速機 73,74 ドグ 75,76 センサ 80 孔 L,T 距離 M1〜M8 モータ P 粉体(試料) S1〜S7 位置
54 電磁弁 6,17,55 コック 7 ノズルブロック 8,13 ピンチバルブ 11 ホッパー 12 受け皿 19 ブリーザ 20 ギヤ 21 アーム 22,27,29,41,46 エアシリンダ 23 ターンテーブル 24 ダストシール 26 すり切り板 28,34,37,39,45 プッシャ 30,35 送りネジ 32 レギュレータ 33 押圧型 36 変位センサ 38 近赤外線成分分析センサ 40 底板 43 色度センサ 44 スイッチ 48 クラッシャ 49 破砕刃 53 ボールバルブ 56 吸着パッド 57 底板ストッカ 58 受け皿ストッカ 59,61,62,65,66 シリンダ 63 三爪フィンガ 64 保存ストッカ 71 回転軸 72 減速機 73,74 ドグ 75,76 センサ 80 孔 L,T 距離 M1〜M8 モータ P 粉体(試料) S1〜S7 位置
Claims (1)
- 【請求項1】 試料としての粉体が移送されているパイ
プラインから試料を受け皿内に抽出する粉体抽出機構部
と、 受け皿内に抽出された試料を圧縮して表面に平滑面を形
成する試料圧縮機構部と、 圧縮された試料の表面レベルを測定する試料表面レベル
測定手段と、 試料を非接触状態で分析する分析センサと、 分析センサと試料の表面レベルとの距離を、試料表面レ
ベル測定手段の検出結果に基づいて調整する分析位置調
整手段と、 を備えたことを特徴とする粉体分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8270893A JPH06273318A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 粉体分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8270893A JPH06273318A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 粉体分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06273318A true JPH06273318A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13781910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8270893A Withdrawn JPH06273318A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 粉体分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06273318A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP3385068A1 (de) * | 2017-03-07 | 2018-10-10 | Robert Bosch GmbH | Vorrichtung zum komprimieren eines produkts |
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-
1993
- 1993-03-17 JP JP8270893A patent/JPH06273318A/ja not_active Withdrawn
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