JPH06273171A - 車輌用距離検出装置 - Google Patents

車輌用距離検出装置

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JPH06273171A
JPH06273171A JP5058974A JP5897493A JPH06273171A JP H06273171 A JPH06273171 A JP H06273171A JP 5058974 A JP5058974 A JP 5058974A JP 5897493 A JP5897493 A JP 5897493A JP H06273171 A JPH06273171 A JP H06273171A
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JP
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image
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shading correction
memory
distance
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JP5058974A
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English (en)
Inventor
Katsuyuki Kise
勝之 喜瀬
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像系のシェーディングの影響を防止し、距
離検出の精度を向上する。 【構成】 各シェーディング補正用データメモリ35
a,35bには、CCDカメラ11a(12a),11
b(12b)で撮像した画像に生じるシェーディングの
影響を補正するため、予め測定してあるシェーディング
補正データ(シェーディング補正比)がストアされてお
り、#1アドレスコントローラ86によって指定される
画素位置のシェーディング補正比と、各LUT33a,
33bからのデータとが、1画素単位で各デジタルマル
チプライヤ34a,34bによって乗算され、乗算され
たデータがシェーディング補正済みの画像データとして
画像メモリ36a,36bに記録される。これにより、
シェーディングの影響のない画像データを用いて正確な
距離検出を行なえる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像系のシェーディン
グの影響を防止し、距離検出の精度を向上する車輌用距
離検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人や物を運ぶ手段の1つである自動車等
の車輌は、その利便性と快適性から現代社会においてな
くてはならない存在となっている。そこで、自動車の持
つ優れた点を犠牲にすることなく、自動的に事故を回避
することのできる技術の開発が従来より進められてい
る。
【0003】自動車の衝突を自動的に回避するために
は、走行の障害となる物体を検出することがまず第一に
重要であり、一方、自動車の走行には、検出した障害物
が道路上の何処に存在しているのかを知る必要がある。
【0004】従って、最近では、電荷結合素子(CC
D)等の固体撮像素子を用いたカメラ等を車輌に搭載し
て車外の対象風景を撮像し、この撮像した画像を画像処
理して車輌から対象物までの距離を求める計測技術が有
力な手段として採用されるようになっており、例えば、
特開昭59−197816号公報には、2台のTVカメ
ラを車輌前方に取り付け、各々のTVカメラの画像につ
いて、2次元的な輝度分布パターンから障害物を検出
し、次に、2つの画像上における障害物の位置のずれを
求め、三角測量の原理によって障害物の3次元位置を算
出する車間距離検出装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
等の撮像系には、レンズの透過ムラ等の影響によって、
画像の周辺部よりも中心部の方が明るい、いわゆるシェ
ーディング現象が発生し、均一な輝度を有する対象物を
撮像しても、撮像画像では輝度が不均一となってしま
う。
【0006】このシェーディングの影響を防止するシェ
ーディング補正に係る技術は、例えば、特開平3−22
757号公報に開示されているが、従来、車輌用距離検
出装置においては、撮像系のシェーディングによる影響
は考慮されておらず、撮像系で撮像した画像を処理して
画像全体に渡る距離分布を求める際に、シェーディング
の影響で現実の撮像対象の輝度分布と画像上の輝度分布
との間に誤差が生じ、距離分布の正確さが失われてしま
うおそれがある。
【0007】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、撮像系のシェーディングの影響を防止し、距離検出
の精度を向上することのできる車輌用距離検出装置を提
供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、車輌に搭
載した撮像系によって車外の対象を撮像して画像メモリ
に記録し、この画像メモリに記録した画像データを処理
して画像全体に渡る距離分布を算出する車輌用距離検出
装置において、前記撮像系のシェーディング補正を行な
うためのシェーディング補正データを記憶したシェーデ
ィング補正用データメモリと、前記撮像系で撮像した画
像から得られるデジタル画像に対し、このデジタル画像
の各画素データ毎に、前記シェーディング補正用データ
メモリの対応するシェーディング補正データを乗算し、
シェーディング補正済みの画像データとして出力するデ
ジタル乗算器とを備えたことを特徴とする。
【0009】第2の発明は、車輌に搭載した撮像系によ
って車外の対象を撮像して画像メモリに記録し、この画
像メモリに記録した画像データを処理して画像全体に渡
る距離分布を算出する車輌用距離検出装置において、前
記撮像系のシェーディング補正を行なうためのシェーデ
ィング補正データを記憶したシェーディング補正用デー
タメモリと、前記撮像系で撮像した画像から得られるデ
ジタル画像に対し、このデジタル画像の各画素データ
を、前記シェーディング補正用データメモリの対応する
シェーディング補正データで乗算した値に変換し、シェ
ーディング補正済みの画像データとして出力する補正テ
ーブルとを備えたことを特徴とする。
【0010】第3の発明は、車輌に搭載した撮像系によ
って車外の対象を撮像して画像メモリに記録し、この画
像メモリに記録した画像データを処理して画像全体に渡
る距離分布を算出する車輌用距離検出装置において、前
記撮像系のシェーディング補正を行なうためのシェーデ
ィング補正データを記憶したシェーディング補正用デー
タメモリと、前記撮像系で撮像したアナログ画像に対
し、このアナログ画像の各画素データ毎に、前記シェー
ディング補正用データメモリの対応するシェーディング
補正データをデジタル/アナログ変換した値を乗算し、
シェーディング補正済みの画像データとして出力するア
ナログ乗算器とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の発明では、撮像系で撮像した画像から得
られるデジタル画像の各画素データ毎に、シェーディン
グ補正用データメモリの対応するシェーディング補正デ
ータをデジタル乗算器によって乗算し、シェーディング
補正を行なう。そして、シェーディング補正済みの画像
データを用いて正確な距離分布を算出する。
【0012】第2の発明では、撮像系で撮像した画像か
ら得られるデジタル画像の各画素データを補正テーブル
を通すことにより、各画素データにシェーディング補正
用データメモリの対応するシェーディング補正データを
乗算した値に変換してシェーディング補正を行なう。そ
して、シェーディング補正済みの画像データを用いて正
確な距離分布を算出する。
【0013】第3の発明では、撮像系で撮像したアナロ
グ画像に、直接、シェーディング補正用データメモリの
対応するシェーディング補正データをデジタル/アナロ
グ変換した値を乗算してシェーディング補正を行なう。
そして、シェーディング補正済みの画像データを用いて
正確な距離分布を算出する。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1〜図16は本発明の第1実施例に係わり、図
1は車輌用距離検出装置の回路構成図、図2は距離検出
装置の全体構成図、図3は車輌の正面図、図4はカメラ
と被写体との関係を示す説明図、図5は入力画像例を示
す説明図、図6は補正データ例を示す説明図、図7は補
正後の画像例を示す説明図、図8はシティブロック距離
計算回路の説明図、図9は最小値検出回路のブロック
図、図10は距離検出装置の動作を示すフローチャー
ト、図11はシフトレジスタ内の保存順序を示す説明
図、図12はシティブロック距離計算回路の動作を示す
タイミングチャート、図13はずれ量決定部の動作を示
すタイミングチャート、図14は全体の動作を示すタイ
ミングチャート、図15は車載のCCDカメラで撮像し
た画像の例を示す説明図、図16は距離画像の例を示す
説明図である。
【0015】図2において、符号1は自動車などの車輌
であり、この車輌1に、車外の設置範囲内の対象を撮像
して距離を検出する距離検出装置2が搭載されている。
この距離検出装置2は、例えば図示しない道路・障害物
認識装置などに接続されて障害物監視装置を構成し、運
転者に対する警告、車体の自動衝突回避等の動作を行な
うようになっている。
【0016】前記距離検出装置2は、車外の対象を撮像
する撮像系としてのステレオ光学系10と、このステレ
オ光学系10によって撮像した画像を処理し、画像全体
に渡る距離分布を算出するステレオ画像処理装置20と
を備えており、このステレオ画像処理装置20で算出し
た3次元の距離情報が、例えば道路・障害物認識装置等
に取り込まれ、道路形状及び車輌1に対する障害物が認
識される。
【0017】前記ステレオ光学系10は、例えば電荷結
合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いたカメラによ
り構成され、図3に示すように、遠距離の左右画像用と
しての2台のCCDカメラ11a,11b(代表してC
CDカメラ11と表記する場合もある)が、それぞれ車
室内の天井前方に一定の間隔をもって取り付けられると
ともに、近距離の左右画像用としての2台のCCDカメ
ラ12a,12b(代表してCCDカメラ12と表記す
る場合もある)が、それぞれ、遠距離用のCCDカメラ
11a,11bの内側に一定の間隔をもって取り付けら
れている。
【0018】前記ステレオ光学系10として、直近から
例えば100m遠方までの距離計測を行なう場合、車室
内のCCDカメラ11,12の取付位置を、例えば、車
輌1のボンネット先端から2mとすると、実際には前方
2mから100mまでの位置を計測できれば良い。
【0019】すなわち、図4に示すように、遠距離用の
2台のCCDカメラ11a、11bの取付間隔をrとし
て、2台のカメラ11a,11bの設置面から距離Dに
ある点Pを撮影する場合、2台のカメラ11a,11b
の焦点距離を共にfとすると、点Pの像は、それぞれの
カメラについて焦点位置からfだけ離れた投影面に写
る。
【0020】このとき、右のCCDカメラ11bにおけ
る像の位置から左のCCDカメラ11aにおける像の位
置までの距離は、r+xとなり、このxをずれ量とする
と、点Pまでの距離Dは、ずれ量xから以下の式で求め
ることができる。
【0021】 D=r・f/x (1) この左右画像のずれ量xを検出するには、左右画像にお
ける同一物体の像を見つけ出す必要があり、次に述べる
ステレオ画像処理装置20では、画像を小領域に分割
し、それぞれの小領域内の輝度あるいは色のパターンを
左右画像で比較して一致する領域を見つけ出し、全画面
に渡って距離分布を求める。すなわち、従来のように、
エッジ、線分、特殊な形等、何らかの特徴を抽出し、そ
れらの特徴が一致する部分を見つけ出すことによる情報
量の低下を避けるのである。
【0022】左右画像の一致度は、右画像、左画像のi
番目画素の輝度(色を用いても良い)を、それぞれ、A
i、Biとすると、例えば、以下の(2)式に示すシテ
ィブロック距離Hによって評価することができ、平均値
の採用による情報量の低下もなく、乗算がないことから
演算速度を向上させることができる。
【0023】 H=Σ|Ai−Bi| (2) また、分割すべき小領域の大きさとしては、大きすぎる
と、その領域内に遠方物体と近くの物体が混在する可能
性が高くなり、検出される距離が曖昧になる。画像の距
離分布を得るためにも領域は小さい方が良いが、小さす
ぎると、一致度を調べるための情報量が不足する。
【0024】このため、例えば、100m先にある幅
1.7mの車輌が、隣の車線の車輌と同じ領域内に含ま
れないように、4つに分割される画素数を領域横幅の最
大値とすると、前記ステレオ光学系10に対して4画素
となる。この値を基準に最適な画素数を実際の画像で試
行した結果、縦横共に4画素となる。
【0025】以下の説明では、画像を4×4の小領域で
分割して左右画像の一致度を調べるものとし、ステレオ
光学系10は、遠距離用のCCDカメラ11で代表する
ものとする。
【0026】図1に示すように、ステレオ画像処理装置
20は、前記ステレオ光学系10で撮像したアナログ画
像をデジタル画像に変換する画像変換部30、この画像
変換部30からの画像データに対し、左右画像のずれ量
xを決定するためのシティブロック距離Hを画素を一つ
ずつずらしながら次々と計算する一致度計算部としての
シティブロック距離計算部40、シティブロック距離H
の最小値HMIN 及び最大値HMAX を検出する最小・最大
値検出部50、この最小・最大値検出部50で得られた
最小値HMIN が左右小領域の一致を示すものであるか否
かをチェックしてずれ量xを決定するずれ量決定部60
を備えている。
【0027】前記画像変換部30には、左右画像用のC
CDカメラ11a,11bに対応してA/Dコンバータ
32a,32bが備えられ、各CCDカメラ11a,1
1bからのビデオ信号が各アナログインターフェース
(アナログI/F)31a,31bによって各A/Dコ
ンバータ32a,32bの入力レンジに量子化され、各
A/Dコンバータ32a,32bでデジタル信号に変換
され、さらに、各A/Dコンバータ32a,32bの出
力がルックアップテーブル(LUT)33a,33bに
入力されるようになっている。
【0028】前記A/Dコンバータ32a,32bは、
例えば8ビットの分解能を有し、CCDカメラ11から
のアナログ画像を、所定の輝度階調を有するデジタル画
像に変換する。すなわち、処理の高速化のため画像の二
値化を行なうと、左右画像の一致度を計算するための情
報が著しく失われるため、例えば256階調のグレース
ケールに変換するのである。
【0029】また、前記LUT33a,33bはROM
上に構成され、前記各A/Dコンバータ32a,32b
でデジタル量に変換されたデジタル画像のデータのビッ
ト数と同じビット数のアドレスをそれぞれ有し、入力デ
ータと等しいアドレスの内容に、輝度補正やCCDアン
プの固有ゲインの補正を施したデータが書き込まれてい
る。従って、例えば8ビットの画像データを、前記LU
T33a,33bのアドレスとして与えると、低輝度部
分のコントラストを上げたり、左右のCCDカメラ11
a,11bの特性の違いを補正した8ビットのデータを
読み出すことができる。
【0030】さらに、前記画像変換部30には、各CC
Dカメラ11a,11bで撮像した各画像のシェーディ
ング補正を行なう機能が備えられており、前記各LUT
33a,33bの出力側と、各シェーディング補正用デ
ータメモリ35a,35bの出力側とが、それぞれ、デ
ジタル乗算器であるデジタルマルチプライヤ34a,3
4bを介して、左右画像用の画像メモリ36a,36b
に接続されている。
【0031】尚、各シェーディング補正用データメモリ
35a,35b、各デジタルマルチプライヤ34a,3
4b、各画像メモリ36a,36bは、それぞれ、シェ
ーディング補正用データメモリ35、デジタルマルチプ
ライヤ34、画像メモリ36と代表して表記する場合も
ある。
【0032】各シェーディング補正用データメモリ35
a,35bには、各CCDカメラ11a,11bで撮像
した画像に生じるシェーディングの影響を補正するた
め、予め測定してあるシェーディング補正データ(シェ
ーディング補正比)がストアされており、後述する#1
アドレスコントローラ86によって指定される画素位置
のシェーディング補正比と、前記LUT33a,33b
からのデータとが、1画素単位で各デジタルマルチプラ
イヤ34a,34bによって乗算され、乗算されたデー
タがシェーディング補正済みの画像データとして各画像
メモリ36a,36bに記録される。
【0033】例えば、一様な輝度を有する壁等の対象物
をCCDカメラ11で撮影すると、カメラの光学系にシ
ェーディング現象が発生して、図5に示すように、光学
中心付近に比べて画面周辺が暗くなる。すなわち、撮影
した対象は一様な輝度を有するものであることから、正
確には画面一面に一定の輝度データが入力されるはずで
あるが、中心部領域RAの輝度データを100とする
と、この中心部領域から外側の各領域RB,RCではシェ
ーディングの影響で輝度が低下し、順に、90,80の
輝度データとなり、画面周辺領域RDでは70にまで輝
度が低下する。
【0034】これに対し、図6に示すように、各領域R
A,RB,RC,RDに対するシェーディング補正比が、例
えば、領域RAが1.0倍、領域RBが1.11倍、領域
RCが1.25倍、領域RDが1.43倍と予め測定して
おき、これらのシェーディング補正比を、シェーディン
グの影響で実際の対象より輝度が低下した撮像画像の1
画素毎に乗算して補正する。
【0035】その結果、図7に示すように、領域RA
は、100×1.0=100の輝度データ、領域RB
は、90×1.11=100の輝度データ、領域RC
は、80×1.25=100の輝度データ、領域RD
は、70×1.43=100の輝度データといったよう
に、すべての領域で輝度が均一な実際の対象を正確に表
現した画像とすることができる。
【0036】従って、前記画像メモリ36には、シェー
ディングの影響のない画像データを記録することがで
き、次に述べるシティブロック距離計算部40において
正確なシティブロック距離Hを算出することができ、正
確な距離検出を行なえる。しかも、シェーディング補正
をハードウエアで行なうため、処理速度が早く、リアル
タイムで処理することができる。
【0037】尚、後述するように、前記画像メモリ36
は、シティブロック距離計算部40で画像の一部を繰り
返し取り出して処理するため、比較的低速のメモリから
構成することができ、コスト低減を図ることができる。
【0038】シティブロック距離計算部40では、前記
画像変換部30の左画像用の画像メモリ36aに、共通
バス80を介して2組の入力バッファメモリ41a,4
1bが接続されるとともに、右画像用の画像メモリ36
bに、共通バス80を介して2組の入力バッファメモリ
42a,42bが接続されている。
【0039】前記各入力バッファメモリ41a,41
b,42a,42bは、シティブロック距離計算の速度
に応じた比較的小容量の入出力が分離した高速タイプで
あり、、これらの入力バッファメモリ41a,41b,
42a,42b、前記デジタルマルチプライヤ34a,
34b、シェーディング補正用データメモリ35a,3
5b、及び、画像メモリ36a,36bに、クロック発
生回路85から供給されるクロックに従って#1アドレ
スコントローラ86から発生されるアドレスが共通に与
えられる。
【0040】前記左画像用の各入力バッファメモリ41
a,41bには、2組の例えば8段構成のシフトレジス
タ43a,43bが接続され、右画像用の各入力バッフ
ァメモリ42a,42bには、同様に、2組の例えば8
段構成のシフトレジスタ44a,44bが接続されてい
る。さらに、これら4組のシフトレジスタ43a,43
b,44a,44bには、シティブロック距離を計算す
るシティブロック距離計算回路45が接続されており、
これら4組のシフトレジスタ43a,43b,44a,
44bと前記各入力バッファメモリ41a,41b,4
2a,42bとの間のデータ転送は、#2アドレスコン
トローラ87によって制御される。
【0041】また、前記右画像用のシフトレジスタ44
a、44bには、後述するずれ量決定部60の2組の1
0段構成のシフトレジスタ64a,64bが接続されて
おり、次の小領域のデータ転送が始まると、シティブロ
ック距離Hの計算の終わった古いデータはこれらのシフ
トレジスタ64a,64bに送られ、ずれ量xの決定の
際に用いられる。
【0042】また、シティブロック距離計算回路45
は、加減算器に入出力ラッチをつなげてワンチップ化し
た高速CMOS型演算器46を組み合わせており、図8
に詳細が示されるように、演算器46を16個ピラミッ
ド状に接続したパイプライン構造で、例えば8画素分を
同時に入力して計算するようになっている。このピラミ
ッド型構造の初段は、絶対値演算器、2段〜4段は、そ
れぞれ、第1加算器、第2加算器、第3加算器を構成
し、最終段は総和加算器となっている。
【0043】尚、図8においては、絶対値計算と1,2
段目の加算器は半分のみ表示している。
【0044】このシティブロック距離Hの計算をコンピ
ュータのソフトウエアで行なう場合、右画像の一つの小
領域に対して左画像の小領域を次々に探索し、これを右
画像の小領域全部について行なう必要があり、この計算
を例えば0.08秒で行なうとすると、一画素当たり例
えば5ステップのプログラムで、500MIPS(Mega
Instruction Per Second )の能力が要求される。これ
は現在の一般的なシスク(CISC)タイプのマイクロ
プロセッサでは実現不可能な数字であり、リスク(RI
SC)プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DS
P)、あるいは、並列プロセッサなどを用いなければな
らなくなる。
【0045】前記最小・最大値検出部50は、シティブ
ロック距離Hの最小値HMIN を検出する最小値検出回路
51とシティブロック距離Hの最大値HMAX を検出する
最大値検出回路52とを備えており、前記シティブロッ
ク距離計算回路45で使用する演算器46を最小値、最
大値検出用として2個使用した構成となっており、シテ
ィブロック距離Hの出力と同期が取られるようになって
いる。
【0046】図9に示すように、最小値検出回路51
は、具体的には、Aレジスタ46a、Bレジスタ46
b、及び、算術論理演算ユニット(ALU)46cから
なる演算器46に、Cラッチ53,ラッチ54,Dラッ
チ55を接続して構成され、シティブロック距離計算回
路45からの出力が、Aレジスタ46aと、Cラッチ5
3を介してBレジスタ46bとに入力され、ALU46
cの出力の最上位ビット(MSB)がラッチ54に出力
される。このラッチ54の出力は、Bレジスタ46b及
びDラッチ55に出力され、演算器46での最小値計算
の途中の値が、Bレジスタ46bに保存されるととも
に、そのときのずれ量xがDラッチ55に保存されるよ
うになっている。
【0047】尚、最大値検出回路52については、論理
が逆になることと、ずれ量xを保存しないこと以外は、
最小値検出回路51と同様の構成である。
【0048】前述したようにシティブロック距離Hは、
一つの右画像小領域に対し、左画像小領域を1画素ずつ
ずらしながら順次計算されていく。そこで、シティブロ
ック距離Hの値が出力される毎に、これまでの値の最大
値HMAX 、最小値HMIN と比較、更新することによっ
て、最後のシティブロック距離Hの出力とほぼ同時に、
その小領域におけるシティブロック距離Hの最大値HMA
X 、最小値HMIN が求まるようになっている。
【0049】前記ずれ量決定部60は、比較的小規模の
RISCプロセッサとして構成され、演算器61を中心
として、2本の16ビット幅データバス62a,62
b、ずれ量xを保持するラッチ63a、第1の規定値と
してのしきい値Ha を保持するラッチ63b、第2の規
定値としてのしきい値Hb を保持するラッチ63c、第
3の規定値としてのしきい値Hc を保持するラッチ63
d、右画像の輝度データを保持する2組のシフトレジス
タ64a,64b、演算器61の出力を受けてずれ量x
または”0”を出力するスイッチ回路65、そして出力
された結果を一時保存する出力バッファメモリ66a,
66b、回路の動作タイミングや演算器61の機能の制
御プログラムが書き込まれた16ビット幅のROM67
が備えられている。
【0050】前記演算器61は、ALU70を中心とし
て、Aレジスタ71、Bレジスタ72、Fレジスタ7
3、及び、セレクタ74からなり、前記データバス62
a(以下、Aバス62aとする)にAレジスタ71が接
続されるとともに、前記データバス62b(以下、Bバ
ス62bとする)にBレジスタ72が接続され、ALU
70の演算結果で前記スイッチ回路65を作動し、ずれ
量xまたは“0”が前記出力バッファメモリ66a,6
6bに格納されるようになっている。
【0051】前記Aバス62aには、各しきい値Ha 、
Hb 、Hc を保持するラッチ63b,63c,63d、
前記最大値検出回路52が接続され、前記Bバス62b
には、前記最小値検出回路51が接続されている。さら
に、前記Aバス62a及びBバス62bには、前記各シ
フトレジスタ64a,64bが接続されている。
【0052】また、前記スイッチ回路65には、前記演
算器61が接続されるとともに、前記ラッチ63aを介
して前記最小値検出回路51が接続され、後述する3つ
のチェック条件が演算器61で判定され、その判定結果
に応じて前記出力バッファメモリ66a,66bへの出
力が切り換えられる。
【0053】このずれ量決定部60では、得られたシテ
ィブロック距離Hの最小値HMIN が本当に左右小領域の
一致を示しているものかどうかチェックを行い、条件を
満たしたもののみ、出力バッファメモリ66a,66b
の対応する画素の位置にずれ量xを出力する。
【0054】すなわち、シティブロック距離Hが最小と
なるずれ量が求めるずれ量xとなる訳であるが、以下の
3つのチェック条件を満足した場合にずれ量xを出力
し、満足しない場合には、データを採用せずに“0”を
出力する。
【0055】(1)HMIN ≦Ha (HMIN >Ha のとき
には距離を検出できず。) (2)HMAX −HMIN ≧Hb (得られた最小値HMIN が
ノイズによる揺らぎより明らかに低くなっていることを
チェックするための条件であり、最小値HMINの近傍の
値との差でなく、最大値HMAX との差をチェック対象と
することにより、曲面などの緩やかに輝度の変わる物体
に対しても距離検出が行なえる。) (3)右画像の小領域内の横方向の隣接画素間の輝度差
>Hc (しきい値Hc を大きくするとエッジ検出となる
が、輝度が緩やかに変化している場合にも対応可能なよ
うに、しきい値Hc は通常のエッジ検出レベルよりはず
っと低くしてある。この条件は、輝度変化のない部分で
は、距離検出が行なえないという基本的な原理に基づい
ており、小領域中の画素毎に行なわれるため、小領域の
中でも実際に距離の検出された画素のみが採用されるこ
とになり、自然な結果が得られる。) 尚、このずれ量決定の処理も、通常のマイクロプロセッ
サでソフト的に行おうとすると、例えば27MIPSの
速さが必要となり、実行不可能である。
【0056】以上のずれ量決定部60から出力される最
終結果である距離分布情報は、道路・障害物認識装置な
どの外部装置へのインターフェースとなるデュアルポー
トメモリ90へ共通バス80を介して書き込まれる。
【0057】次に、図10に示すフローチャートに従っ
て、ステレオ画像処理装置20を中心として本実施例の
動作を説明する。
【0058】まず、ステップS101で左右のCCDカメラ
11a,11bによって撮像した画像を入力すると、ス
テップS102で、A/Dコンバータ32a,32bによ
り、入力したアナログ画像をデジタル量にA/D変換す
る。このA/D変換された画像データは、LUT33
a,33bで、低輝度部分のコントラスト増強、左右の
CCDカメラ11a,11bの特性補償等が行なわれ、
次いで、#1アドレスコントローラ86によって指定さ
れる画素毎に、各デジタルマルチプライヤ34a,34
bによって各シェーディング補正用データメモリ35
a,35bにストアされているシェーディング補正比が
それぞれ乗算され、シェーディングの影響を補正したデ
ータが画像メモリ36a,36bに記憶される。
【0059】これらの画像メモリ36a,36bに記憶
される画像は、CCDカメラ11a,11bのCCD素
子の全ラインのうち、その後の処理に必要なラインのみ
であり、例えば0.1秒に1回の割合(テレビ画像で3
枚に1枚の割合)で書き換えられる。
【0060】次に、ステップS103へ進むと、左右画像用
の画像メモリ36a,36bから入力バッファメモリ4
1a,41b,42a,42bへ、共通バス80を介し
て、例えば4ラインずつ左右画像データが読み込まれ、
読み込んだ左右画像のマッチング、すなわち一致度の評
価が行なわれる。
【0061】その際、左右の画像毎に、前記画像メモリ
36a,36bから前記入力バッファメモリ41a,4
1b,42a,42bへの読み込み動作と、シフトレジ
スタ43a,43b,44a,44bに対する書き込み
動作とが交互に行なわれる。例えば、左画像では、画像
メモリ36aから一方の入力バッファメモリ41aに画
像データが読み込まれている間に、他方の入力バッファ
メモリ41bからシフトレジスタ43bへ読み込んだ画
像データの書き出しが行なわれ、右画像では、画像メモ
リ36bから一方の入力バッファメモリ42aに画像デ
ータが読み込まれている間に、他方の入力バッファメモ
リ42bからシフトレジスタ44bへ読み込んだ画像デ
ータの書き出しが行なわれる。
【0062】そして、図11に示すように、前記シフト
レジスタ43a,43b,44a,44bには、左右の
4×4画素の小領域の画像データ(1,1)…(4,
4)が保存され、一方のシフトレジスタ43a(44
a)には1、2ラインのデータが、もう一方のシフトレ
ジスタ43b(44b)には3、4ラインのデータが、
それぞれ1画素毎に奇数ライン、偶数ラインの順序で入
る。
【0063】前記各シフトレジスタ43a,43b,4
4a,44bは、それぞれが独立した転送ラインを持
ち、4×4画素のデータは例えば8クロックで転送され
る。そして、これらのシフトレジスタ43a,43b,
44a,44bは、8段のうちの偶数段の内容を同時に
シティブロック距離計算回路45に出力し、シティブロ
ック距離Hの計算が始まると、右画像のデータはシフト
レジスタ44a,44b内に保持されて、クロック毎に
奇数ライン、偶数ラインのデータが交互に出力され、一
方、左画像のデータはシフトレジスタ43a,43bに
転送され続け、奇数ライン、偶数ラインのデータが交互
に出力されつつ、2クロック毎に1画素分右のほうにず
れたデータに置き換わっていく。この動作を、例えば1
00画素分ずれるまで(200クロック)繰り返す。
【0064】その後、一つの小領域に対する転送が終了
すると、#2アドレスコントローラ87内の左画像用ア
ドレスカウンタに右画像用アドレスカウンタの内容(次
の4×4画素の小領域の先頭アドレス)がセットされ、
次の小領域の処理が始まる。シティブロック距離計算回
路45では、図12のタイミングチャートに示すよう
に、まず、ピラミッド型構造初段の絶対値演算器に8画
素分のデータを入力し、左右画像の輝度差の絶対値を計
算する。すなわち、右画素の輝度から対応する左画素の
輝度を引き算し、結果が負になった場合、演算命令を変
えることにより、引く方と引かれる方を逆にして再び引
き算を行なうことにより、絶対値の計算を行なう。従っ
て、初段では引き算を2回行なう場合がある。
【0065】次いで、初段を通過すると、2段目から4
段目までの第1ないし第3加算器で二つの同時入力デー
タを加算して出力する。そして、最終段の総和加算器で
二つの連続するデータを加え合わせて総和を計算し、必
要とする16画素分のシティブロック距離Hを2クロッ
ク毎に最小・最大値検出部50へ出力する。
【0066】次に、ステップS104へ進み、前記ステップ
S103で算出したシティブロック距離Hの最大値HMAX 、
最小値HMIN を検出する。前述したように、この最大値
HMAX の検出と最小値HMIN の検出とは、互いに論理が
逆になることと、ずれ量を保存しないこと以外は、全く
同じであるため、以下、代表して最小値HMIN の検出に
ついて説明する。
【0067】まず、最初に出力されてきたシティブロッ
ク距離H(ずれ量x=0)が、図9に示す最小値検出回
路51のCラッチ53を介して、演算器46のBレジス
タ46bに入力される。次のクロックで出力されてきた
シティブロック距離H(ずれ量x=1)は、Cラッチ5
3と演算器46のAレジスタ46aとに入れられ、演算
器46では、同時に、Bレジスタ46bとの比較演算が
始まる。
【0068】前記演算器46での比較演算の結果、Bレ
ジスタ46bの内容よりもAレジスタ46aの内容の方
が小さければ、次のクロックのときに、Cラッチ53の
内容(すなわちAレジスタ46aの内容)がBレジスタ
46bに送られ、このときのずれ量xがDラッチ55に
保存される。このクロックで同時に、次のシティブロッ
ク距離H(ずれ量x=2)がAレジスタ46aとCラッ
チ53に入れられ、再び比較演算が始まる。
【0069】このようにして、計算途中での最小値が常
にBレジスタ46bに、そのときのずれ量xがDラッチ
55に保存されながら、ずれ量xが100になるまで計
算が続けられる。計算が終了すると(最後のシティブロ
ック距離Hが出力されてから1クロック後)、Bレジス
タ46bとDラッチ55の内容はずれ量決定部60に読
み込まれる。
【0070】この間に、前述したシティブロック距離計
算回路45では次の小領域の初期値が読み込まれ、時間
の無駄を生じないようになっており、一つのシティブロ
ック距離Hを計算するのに、例えば4クロックかかる
が、パイプライン構造をとっているため、2クロック毎
に新たな計算結果が得られる。
【0071】ステップS105では、前記ステップ104 でシ
ティブロック距離Hの最小値HMIN、最大値HMAX が確
定すると、ずれ量決定部60にて、前述した3つの条件
がチェックされ、ずれ量xが決定される。
【0072】すなわち、図13のタイミングチャートに
示すように、Bバス62bを介して最小値HMIN が演算
器61のBレジスタ72にラッチされるとともに、この
Bレジスタ72の値と比較されるしきい値Ha がAバス
62aを介してAレジスタ71にラッチされる。そして
ALU70で両者が比較され、しきい値Ha よりも最小
値HMIN の方が大きければ、スイッチ回路65がリセッ
トされ、以後のチェックの如何に係わらず常に0が出力
されるようになる。
【0073】次に、Aレジスタ71に最大値HMAX がラ
ッチされ、このAレジスタ71にラッチされた最大値H
MAX とBレジスタ72に保存されている最小値HMIN と
の差が計算されて、その結果がFレジスタ73に出力さ
れる。次のクロックでAレジスタ71にしきい値Hb が
ラッチされ、Fレジスタ73の値と比較される。Aレジ
スタ71にラッチされたしきい値Hb よりもFレジスタ
73の内容の方が小さければ同様にスイッチ回路65が
リセットされる。
【0074】次のクロックからは、隣接画素間の輝度差
の計算が始まる。輝度データが保存されている2組のシ
フトレジスタ64a,64bは10段構成であり、それ
ぞれ、シティブロック距離計算部40の1,2ライン用
のシフトレジスタ44aと、3,4ライン用のシフトレ
ジスタ44bの後段に接続されている。前記シフトレジ
スタ64a,64bの出力は最後の段とその2つ手前の
段から取り出され、それぞれが、Aバス62aとBバス
62bとに出力される。
【0075】輝度差の計算が始まるとき、前記シフトレ
ジスタ64a,64bの各段には小領域中の各場所の輝
度データが保持されており、初めに前回の小領域の第4
行第1列の輝度データと、今回の小領域の第1行第1列
の輝度データとが、演算器61のAレジスタ71とBレ
ジスタ72とにラッチされる。
【0076】そして、Aレジスタ71の内容とBレジス
タ72の内容の差の絶対値が計算され、結果がFレジス
タ73に保存される。次のクロックでAレジスタ71に
しきい値Hc がラッチされ、Fレジスタ73の値と比較
される。
【0077】前記演算器61での比較結果、Aレジスタ
の内容(しきい値Hc )よりもFレジスタ73の内容
(輝度差の絶対値)のほうが大きければ、前記スイッチ
回路65からずれ量xあるいは”0”が出力され、、A
レジスタの内容よりもFレジスタ73の内容のほうが小
さければ”0”が出力されて、出力バッファメモリ66
a,66bの該当する小領域の第1行第1列に当たる位
置に書き込まれる。
【0078】前記演算器61で隣接画素間の輝度差とし
きい値Hc との比較が行なわれている間に、シフトレジ
スタ64a,64bは1段シフトする。そして今度は、
前回の小領域の第4行第2列と、今回の小領域の第1行
第2列の輝度データに対して計算を始める。このように
して小領域の第1列、第2列に対し交互に計算を行なっ
た後、第3列、第4列に対して同様に計算を進める。
【0079】計算中は、シフトレジスタ64a,64b
の最終段と最初の段がつながってリングレジスタになっ
ており、小領域全体を計算した後にシフトクロックが2
回追加されるとレジスタの内容が計算前の状態に戻り、
次の小領域の輝度データが転送され終わったときに、最
終段とその前の段に今回の小領域の第4行のデータが留
められる。
【0080】このように、ずれ量決定のための計算中に
次のデータをAバス62a,Bバス62bに用意した
り、結果の書き込みを行なうため、計算に必要な2クロ
ックのみで一つのデータが処理される。この結果、初め
に行なう最小値HMIN 、最大値HMAX のチェックを含め
ても、例えば43クロックで全ての計算が終了する。す
なわち、一つの小領域に対して、シティブロック距離H
の最小値HMIN 、最大値HMAX を求めるのに要する時間
は充分に余裕があり、さらに機能を追加することも可能
である。
【0081】そして、ずれ量xが決定されると、ステッ
プS106で、出力バッファメモリ66a,66bからデュ
アルポートメモリ90へ、ずれ量xを距離分布情報とし
て出力し、ステレオ画像処理装置20における処理が終
了する。前記出力バッファメモリ66a,66bは、前
述した入力バッファメモリ41a,41b,42a,4
2bと同様、例えば4ライン分の容量があり、2組の一
方に書き込んでいる間にもう一方から前記デュアルポー
トメモリ90へ距離分布情報を送り出す。
【0082】次に、ステレオ画像処理装置20のシステ
ム全体のタイミングについて、図14に示すタイミング
チャートに従って説明する。
【0083】まず初めに、同期を取っている左右のCC
Dカメラ11a,11bからのフィールド信号を0.1
秒毎(3画面に1画面の割合)に、画像メモリ36a,
36bに書き込む。
【0084】次に、取り込み終了信号を受けて、4ライ
ン毎のブロック転送が始まる。この転送は、右画像、左
画像、結果の距離分布像の順に3ブロック転送する。
【0085】この間に、一方の入出力バッファメモリに
対してずれ量xの計算が行われる。そして、ずれ量xの
計算時間を考慮し、所定時間待機してからもう一方の入
出力バッファメモリに対して転送を始める。
【0086】一つの右画像の4×4画素の小領域に対す
るシティブロック距離Hの計算は、左画像について10
0画素ずらしながら計算するため、100回行われる。
一つの領域のシティブロック距離Hが計算されている間
に、その前の領域のずれ量xが各チェックを経て距離分
布として出力される。
【0087】処理すべきライン数を200とすると4ラ
イン分の処理を50回繰り返すことになり、計算の開始
時に最初のデータを転送するための4ライン分の処理時
間、計算終了後に最後の結果を画像認識部に転送するた
めの4ライン分の処理時間と、計8ライン分の処理時間
がさらに必要となる。
【0088】最初の入力画像ラインの転送を開始してか
ら最後の距離分布を転送し終わるまでの時間は、実際の
回路動作の結果、0.076秒である。
【0089】以上説明したステレオ画像処理装置20か
ら出力される距離分布情報は、画像のような形態をして
おり(距離画像)、左右2台のCCDカメラ11a,1
1bで撮影した画像、例えば図15に示すような画像
(図15は片方のカメラで撮像した画像を示す)を前記
ステレオ画像処理装置20で処理すると、図16のよう
な画像となる。
【0090】図16に示す画像例では、画像サイズは横
400画素×縦200画素であり、距離データを持って
いるのは黒点の部分で、これは図15の画像の各画素の
うち、左右方向に隣合う画素間で明暗変化が大きい部分
である。画像上の座標系は、図16に示すように、左上
隅を原点として横方向をi座標軸,縦方向をj座標軸と
し、単位は画素である。
【0091】この場合、図15に示す画像は、CCDカ
メラ11において発生するシェーディングを補正した画
像であり、このシェーディング補正済みの画像が画像メ
モリ36に記録されるため、この画像メモリ36のデー
タを処理して得られる図16に距離画像は、シェーディ
ングの影響のない正確な距離分布を示している。
【0092】そして、この距離画像からは、CCDカメ
ラ11の取付け位置と焦点距離などのレンズパラメータ
を用いて各画素に対応する物体のXYZ空間における3
次元位置を算出することができ、情報量の低下なく車外
の対象物までの距離を正確に検出することができる。
【0093】尚、前記ずれ量xによる距離分布情報から
XYZ空間における3次元位置への計算は、ステレオ画
像処理装置20内で処理しても良く、ステレオ画像処理
装置20から外部に出力されるデータ形式は、接続する
外部装置との兼ね合いで定めれば良い。
【0094】図17は本発明の第2実施例に係わり、車
輌用距離検出装置の回路構成図である。
【0095】本実施例は、前述の第1実施例に対し、L
UT33a,33b、及び、デジタルマルチプライヤ3
4a,34bの機能を統合し、シェーディング補正をよ
り汎用化したものである。尚、以下の各実施例において
は、前述の第1実施例と同様の部材には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0096】図17に示すように、本実施例の画像変換
部100では、左右画像用のCCDカメラ11a,11
bに対応する各A/Dコンバータ32a,32bの各出
力と、各シェーディング補正用データメモリ102a,
102bの各出力とが、各補正テーブル101a,10
1bにそれぞれ入力されるようになっており、各補正テ
ーブル101a,101bの各出力が各画像メモリ36
a,36bにそれぞれ入力される。他の構成は、前述の
第1実施例と同様である。
【0097】前記各補正テーブル101a,101b
は、前述の第1実施例のLUT33a,33b、及び、
各デジタルマルチプライヤ34a,34bの機能を含む
ものであり、前記各A/Dコンバータ32a,32bで
デジタル量に変換されたデジタル画像のデータを第1の
入力データとして、この第1の入力データのビット数と
同じビット数の第1のアドレス、及び、前記各シェーデ
ィング補正用データメモリ102a,102bからのシ
ェーディング補正比を第2の入力データとして、この第
2の入力データのビット数と同じビット数の第2のアド
レスを有するものとなっている。
【0098】第1の入力データと等しい第1のアドレス
の内容には、前述の各LUT33a,33bと同じ内容
の輝度補正やCCDアンプの固有ゲインの補正を施した
データが書き込まれており、また、第2の入力データと
等しい第2のアドレスの内容には、第1のアドレスの内
容にシェーディング補正比を乗算したデータが書き込ま
れている。
【0099】すなわち、前記各補正テーブル101a,
101bは、前述の第1実施例のLUT33a,33b
に対して、いわば二次元のルックアップテーブルとなっ
ており、例えば、8ビットの各画像データを各補正テー
ブル101a,101bの第1の入力データとして第1
のアドレスに与え、8ビットのシェーディング補正比を
第2の入力データとして第2のアドレスに与えると、低
輝度部分のコントラストを上げたり、左右のCCDカメ
ラ11a,11bの特性の違いを補正した上で、さら
に、シェーディング補正を行なった8ビットのデータを
読み出すことができ、このデータが前記各画像メモリ3
6a,36bに記憶される。
【0100】本実施例では、前述の第1実施例と同様、
シェーディングの影響のない画像データが得られ、正確
なシティブロック距離Hを算出できることはいうまでも
ないが、さらに、前述の第1実施例のデジタルマルチプ
ライヤ34によるシェーディング補正が線形の演算処理
であるのに比較し、補正テーブル101(補正テーブル
101a,101bを代表して表記する)に書き込む内
容次第で、より緻密で自由度の高いシェーディング補正
処理が可能となっている。尚、シェーディング補正用デ
ータメモリ102(シェーディング補正用データメモリ
102a,102bを代表して表記する)は、前述の第
1実施例の各シェーディング補正用データメモリ35と
同じでも良く、また、更に緻密なシェーディング補正比
を書き込んだものでも良い。
【0101】図18〜図24は本発明の第3実施例に係
わり、図18は車輌用距離検出装置の回路構成図、図1
9は入力画像例を示す説明図、図20は補正データ例を
示す説明図、図21は補正後の画像例を示す説明図、図
22は入力画像ラインデータ例を示す説明図、図23は
補正比ラインデータ例を示す説明図、図24は補正後画
像ラインデータ例を示す説明図である。
【0102】本実施例は、前述の第1実施例におけるシ
ェーディング補正が、A/Dコンバータ32a,32b
によってデジタルデータに変換された画像に対して行な
われるものであるのに対し、アナログ画像データに対し
てシェーディング補正を行なうものである。
【0103】すなわち、図18に示すように、本実施例
の画像変換部150では、第1の画像変換部30に対
し、デジタルマルチプライヤ34a,34bに代えてア
ナログ乗算器としてのアナログマルチプライヤ151
a,151bを採用し、これらのアナログマルチプライ
ヤ151a,151bを、各アナログI/F31a,3
1bの出力側と、各A/Dコンバータ32a,32bの
入力側との間にそれぞれ接続している。
【0104】前記各アナログマルチプライヤ151a,
151bには、また、シェーディング補正用データメモ
リ35a,35bの出力側が、D/Aコンバータ152
a,152b、さらに、アナログI/F153a,15
3bを介して接続されており、前記D/Aコンバータ1
52a,152bによってデジタルデータからアナログ
データに変換されたシェーディング補正比が、前記アナ
ログI/F153a,153bを介して入力されるよう
になっている。他の構成は前述の第1実施例と同様であ
る。
【0105】従って、CCDカメラ11で撮像したアナ
ログ画像の1画素毎に、アナログマルチプライヤ151
(アナログマルチプライヤ151a,151bを代表し
て表記する)によってシェーディング補正比が乗算さ
れ、シェーディング補正済みのアナログ画像データとし
て出力される。このシェーディング補正済みのアナログ
画像データは、前記A/Dコンバータ32a,32bで
デジタル画像データに変換された上で、LUT33a,
33bにより、低輝度部分のコントラストを上げたり、
左右のCCDカメラ11a,11bの特性の違いが補正
され、画像メモリ36a,36bに記録される。
【0106】以下、アナログマルチプライヤ151によ
るアナログ乗算について説明する。例えば、図19に示
すように、中心部領域RAの輝度データが100で、シ
ェーディングの影響で、外側の各領域RB,RC,RDの
輝度データが、順に、90,80,70となっている入
力画像では、水平ラインA1−A1’を取ると、輝度デ
ータは図22に示すようになっている。
【0107】これに対し、図20に示すような、各領域
RA,RB,RC,RDに対するシェーディング補正比が、
例えば、領域RAが1.0倍、領域RBが1.11倍、領
域RCが1.25倍、領域RDが1.43倍と予め測定し
てある補正データでは、水平ラインB1−B1’の補正
比が図23に示すように設定されており、この補正比を
乗算すると、図24のC1−C1’となり、図21に示
すようなシェーディングの影響のない一様な入力画像が
得られる。
【0108】従って、前述の各実施例と同様、前記画像
メモリ36には、シェーディングの影響のない画像デー
タを記録することができ、正確なシティブロック距離H
を算出して距離検出の精度を向上することができるので
ある。
【0109】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
像系で撮像した画像から得られるデジタル画像に対し、
デジタル乗算器あるいは補正テーブルによってシェーデ
ィング補正を行ない、あるいは、撮像系で撮像したアナ
ログ画像に対し、アナログ乗算器によってシェーディン
グ補正を行なうため、撮像系のシェーディングの影響を
防止し、距離検出の精度を向上することができるなど優
れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わり、車輌用距離検出
装置の回路構成
【図2】同上、距離検出装置の全体構成図
【図3】同上、車輌の正面図
【図4】同上、カメラと被写体との関係を示す説明図
【図5】同上、入力画像例を示す説明図
【図6】同上、補正データ例を示す説明図
【図7】同上、補正後の画像例を示す説明図
【図8】同上、シティブロック距離計算回路の説明図
【図9】同上、最小値検出回路のブロック図
【図10】同上、距離検出装置の動作を示すフローチャ
ート
【図11】同上、シフトレジスタ内の保存順序を示す説
明図
【図12】同上、シティブロック距離計算回路の動作を
示すタイミングチャート
【図13】同上、ずれ量決定部の動作を示すタイミング
チャート
【図14】同上、全体の動作を示すタイミングチャート
【図15】同上、車載のCCDカメラで撮像した画像の
例を示す説明図
【図16】同上、距離画像の例を示す説明図
【図17】本発明の第2実施例に係わり、車輌用距離検
出装置の回路構成図
【図18】本発明の第3実施例に係わり、車輌用距離検
出装置の回路構成図
【図19】同上、入力画像例を示す説明図
【図20】同上、補正データ例を示す説明図
【図21】同上、補正後の画像例を示す説明図
【図22】同上、入力画像ラインデータ例を示す説明図
【図23】同上、補正比ラインデータ例を示す説明図
【図24】同上、補正後画像ラインデータ例を示す説明
【符号の説明】
10 ステレオ光学系(撮像系) 35,102 シェーディング補正用データメモリ 34 デジタルマルチプライヤ(デジタル乗算
器) 36 画像メモリ 101 補正テーブル 151 アナログマルチプライヤ(アナログ乗算
器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/68 310 9191−5L 15/70 350 J 8837−5L G08G 1/04 C 2105−3H // G05D 1/02 S 9323−3H K 9323−3H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌に搭載した撮像系(10)によって車外
    の対象を撮像して画像メモリ(36)に記録し、この画像メ
    モリ(36)に記録した画像データを処理して画像全体に渡
    る距離分布を算出する車輌用距離検出装置において、 前記撮像系(10)のシェーディング補正を行なうためのシ
    ェーディング補正データを記憶したシェーディング補正
    用データメモリ(35)と、 前記撮像系(10)で撮像した画像から得られるデジタル画
    像に対し、このデジタル画像の各画素データ毎に、前記
    シェーディング補正用データメモリ(35)の対応するシェ
    ーディング補正データを乗算し、シェーディング補正済
    みの画像データとして出力するデジタル乗算器(34)とを
    備えたことを特徴とする車輌用距離検出装置。
  2. 【請求項2】 車輌に搭載した撮像系(10)によって車外
    の対象を撮像して画像メモリ(36)に記録し、この画像メ
    モリ(36)に記録した画像データを処理して画像全体に渡
    る距離分布を算出する車輌用距離検出装置において、 前記撮像系(10)のシェーディング補正を行なうためのシ
    ェーディング補正データを記憶したシェーディング補正
    用データメモリ(102)と、 前記撮像系(10)で撮像した画像から得られるデジタル画
    像に対し、このデジタル画像の各画素データを、前記シ
    ェーディング補正用データメモリ(102)の対応するシェ
    ーディング補正データで乗算した値に変換し、シェーデ
    ィング補正済みの画像データとして出力する補正テーブ
    ル(101)とを備えたことを特徴とする車輌用距離検出装
    置におけるシェーディング補正装置。
  3. 【請求項3】 車輌に搭載した撮像系(10)によって車外
    の対象を撮像して画像メモリ(36)に記録し、この画像メ
    モリ(36)に記録した画像データを処理して画像全体に渡
    る距離分布を算出する車輌用距離検出装置において、 前記撮像系(36)のシェーディング補正を行なうためのシ
    ェーディング補正データを記憶したシェーディング補正
    用データメモリ(35)と、 前記撮像系(10)で撮像したアナログ画像に対し、このア
    ナログ画像の各画素データ毎に、前記シェーディング補
    正用データメモリ(35)の対応するシェーディング補正デ
    ータをデジタル/アナログ変換した値を乗算し、シェー
    ディング補正済みの画像データとして出力するアナログ
    乗算器(151)とを備えたことを特徴とする車輌用距離検
    出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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