JPH06272346A - デッキプレート及び合成スラブ - Google Patents

デッキプレート及び合成スラブ

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JPH06272346A
JPH06272346A JP6529193A JP6529193A JPH06272346A JP H06272346 A JPH06272346 A JP H06272346A JP 6529193 A JP6529193 A JP 6529193A JP 6529193 A JP6529193 A JP 6529193A JP H06272346 A JPH06272346 A JP H06272346A
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JP
Japan
Prior art keywords
deck plate
void
void form
mounting piece
slab
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6529193A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Hamada
伸一 濱田
Keiichi Takada
啓一 高田
Shinya Tatsugi
伸也 田次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Sumikin Kozai Kogyo KK
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Sumikin Kozai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd, Sumikin Kozai Kogyo KK filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP6529193A priority Critical patent/JPH06272346A/ja
Publication of JPH06272346A publication Critical patent/JPH06272346A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B5/00Floors; Floor construction with regard to insulation; Connections specially adapted therefor
    • E04B5/16Load-carrying floor structures wholly or partly cast or similarly formed in situ
    • E04B5/32Floor structures wholly cast in situ with or without form units or reinforcements
    • E04B5/326Floor structures wholly cast in situ with or without form units or reinforcements with hollow filling elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 従来のデッキプレートに比べて、はるかに少
ない製品種類で広範囲な合成スラブの設計に対応できる
ようにする。 【構成】 上面に取付片3を複数状立ち上げたベース部
1を、1枚の鋼板の折曲加工により製作する。ボイド型
枠2は、下端及び上端にそれぞれフランジ状の垂下片及
び取付片を形成した2つの半円筒状部材2aからなり、
ベース部1と別個に製作し、設計条件に応じて材質、断
面等を選択する。ベース部1の取付片3を、2つの半円
筒状部材2aの垂下片で挟み込んで接合する。さらに、
ボイド型枠2の上端の取付片に対し、他のボイド型枠2
の垂下片を接合し、ボイド型枠2を複数段重ねることが
できる。補強材7を配筋して、このデッキプレート上に
コンクリート6を打設することで、合成スラブを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物の床スラブ
を構築するために用いられるデッキプレートとこれを用
いた合成スラブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の床スラブ構造として、デッキプレ
ートを使用した合成スラブがある。合成スラブ構造の一
例としては、エンボス加工を施す等した所定幅のデッキ
プレートを幅方向に複数並べ、その上に溶接金網を配置
してコンクリートを打設したもの等があり、コンクリー
ト打設時に型枠が不要で、施工性に優れる等の利点があ
る。
【0003】また、出願人は先に、施工性が良く、鋼材
部分とコンクリート部分の一体性や断面性能に優れた合
成スラブ構造を実現するものとして、図9及び図10に
示すように、表面から所定の高さにボイド型枠12を支
持したデッキプレート11及び該デッキプレート11を
用いたスラブ床構造を開発している(特開平4−206
35号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】建築物用床スラブは、
建物の用途、目的に応じてスパン、設計荷重は種々のケ
ースがある。限られたスパン、設計荷重の範囲で経済的
な断面を提供している従来のデッキプレートは、広範囲
な床スラブの設計条件に対応させるために、板厚、断面
形状を変化させており、類似形状の数十種類もの製品を
用意せざるを得なかった。
【0005】本発明は、デッキプレートの断面を機能ご
とに分割して形成し、これを組み合わせて使用すること
により、従来のデッキプレートに比べて、はるかに少な
い製品種類で広範囲な合成スラブの設計に対応できるよ
うにすることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデッキプレート
は、板状のベース部と、スラブに中空部を形成するため
の筒状のボイド型枠を有し、ベース部とボイド型枠に分
割して製作したものを、ベース部から立ち上がる取付片
に対し、ボイド型枠の下部に形成した接合部を接合する
ことで、ベース部の上方にボイド型枠を設けたものであ
る。
【0007】数種のベース部に対し、異なる板厚、断面
形状の数種のボイド型枠を用意することで、その組み合
わせにより、多数の種類のデッキプレートを得ることが
でき、広範囲の合成スラブの設計に対応させることがで
きる。
【0008】ベース部の取付片は、通常、突条の形で1
枚のデッキプレートに対して平行に複数条設けられる
が、突条の形でなく、分断されたもの、ラチス状のもの
等でもよい。
【0009】ベース部の取付片に対するボイド型枠の接
合部の接合は、合成スラブ形成時のコンクリートの打設
圧に耐えるものであればよく、溶接、ボルト接合、機械
的な係合による接合、ボイド型枠の弾性を利用してバネ
的に接合する方法等、特に限定されない。また、接合方
法によっては、現場接合が可能である。
【0010】また、ボイド型枠にその上部から立ち上が
る取付片を形成することで、ベース部にボイド型枠を取
り付けるのと同様に、ボイド型枠を上下方向に複数段接
合することができ、デッキプレート及びこのデッキプレ
ートを用いた合成スラブの設計の幅をさらに広げること
ができる。
【0011】ボイド型枠は、ベース部と分割して製作さ
れるため、必ずしもベース部と同じ材料を用いる必要は
ない。また、合成スラブの耐火性を考慮した場合、鋼板
からなるベース部に対し、ベース部の鋼板より高温強度
特性に優れた鋼材を用いたり、鋼以外の耐火性に優れた
材料を用いることもできる。
【0012】ボイド型枠は、単一の部材として製作する
こともできるが、半筒状部材として製作することで、製
作が容易となり、その場合、接合部及び取付片は半筒状
部材の下部及び上部にフランジ状の垂下片、取付片とし
て形成することで容易に製作できる。
【0013】また、本発明の合成スラブは、以上述べた
本発明のデッキプレートを幅方向に複数並べ、上面にボ
イド型枠が埋没するように所定厚のコンクリートを打設
したものであり、軽量で断面剛性が高いという中空スラ
ブの利点が得られる。
【0014】
【実施例】次に、図示した実施例について説明する。
【0015】図1及び図2は、それぞれ本発明のデッキ
プレート及びそのデッキプレートを用いた合成スラブの
一実施例を示したものである。
【0016】デッキプレートは、別々に製作されたベー
ス部1と、複数のボイド型枠2を組み合わせて形成した
ものである。
【0017】本実施例では、ベース部1を1枚の鋼板で
形成しており、その上面に取付片3を折曲加工により複
数条立ち上げている。
【0018】ボイド型枠2は、下端及び上端にそれぞれ
フランジ状の垂下片4及び取付片5を形成した2つの半
円筒状部材2aからなり、ベース部1の取付片3を両半
円筒状部材2aの垂下片4で挟み込んで接合している。
【0019】図2は、図1のデッキプレートを用いた合
成スラブを示したもので、デッキプレートをその幅方向
に複数並べ(図では1枚のデッキプレートのみ示してい
る)、溶接金物等の補強材7を配筋してコンクリート6
を打設したものである。
【0020】図3及び図4は、それぞれ本発明のデッキ
プレート及び合成スラブの他の実施例を示したもので、
ボイド型枠2を2段重ねた場合である。
【0021】ボイド型枠2の上端の取付片5を利用し
て、ボイド型枠2を上下方向に複数段重ねることがで
き、このようにして、デッキプレート自体の断面剛性及
び合成スラブの断面剛性、耐力を高め、床スラブの広範
囲な設計条件に対応させることができる。
【0022】図5及び図6は、それぞれ本発明のデッキ
プレート及び合成スラブのさらに他の実施例を示したも
のである。ボイド型枠2の形状は、図1〜図4に示した
円筒状に限定されるものではなく、角筒状でもよい。本
実施例では、2つの半角筒状部材2bを組み合わせて角
筒状のボイド型枠2を形成している。
【0023】図5及び図6の実施例が1段の場合である
のに対し、図7及び図8は角筒状のボイド型枠2を2段
重ねとした場合の実施例を示したものである。このボイ
ド型枠2を鉛直方向に重ねる個数は3個以上でもよい。
【0024】
【発明の効果】 数種のベース部に対し、異なる板厚、断面形状の数
種のボイド型枠を用意することで、その組み合わせによ
り、多数の種類のデッキプレートを得ることができ、広
範囲の合成スラブの設計に対応させることができ、経済
的である。
【0025】 ボイド型枠にその上部から立ち上がる
取付片を形成することで、ベース部にボイド型枠を取り
付けるのと同様に、ボイド型枠を上下方向に複数段接合
することができ、デッキプレート及びこのデッキプレー
トを用いた合成スラブの設計の幅をさらに広げることが
できる。
【0026】 ボイド型枠は、ベース部と分割して製
作されるため、必ずしもベース部と同じ材料を用いる必
要はなく、合成スラブの耐火性、その他種々の条件にお
いて、多様な設計が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデッキプレートの一実施例を示す正面
図である。
【図2】図1のデッキプレートを用いた合成スラブの鉛
直断面図である。
【図3】本発明のデッキプレートの他の実施例を示す正
面図である。
【図4】図3のデッキプレートを用いた合成スラブの鉛
直断面図である。
【図5】本発明のデッキプレートの他の実施例を示す正
面図である。
【図6】図5のデッキプレートを用いた合成スラブの鉛
直断面図である。
【図7】本発明のデッキプレートの他の実施例を示す正
面図である。
【図8】図7のデッキプレートを用いた合成スラブの鉛
直断面図である。
【図9】従来のデッキプレートの一例を示す正面図であ
る。
【図10】図9のデッキプレートを用いた従来の合成ス
ラブの一例を示す鉛直断面図である。
【符号の説明】
1…ベース部、2…ボイド型枠、2a…半円筒状部材、
2b…半角筒状部材、3…取付片、4…垂下片、5…取
付片、6…コンクリート、7…補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田次 伸也 兵庫県尼崎市扶桑町1番21号 住金鋼材工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割して製作された板状のベース部と、
    前記ベース部の上方に中空部を形成する筒状のボイド型
    枠とからなり、前記ベース部より立ち上がる取付片に対
    し、前記ボイド型枠の下部に形成した接合部を接合して
    なることを特徴とするデッキプレート。
  2. 【請求項2】 前記ボイド型枠には、該ボイド型枠の上
    部より立ち上がる取付片が形成されており、前記取付片
    に他のボイド型枠の前記接合部を接合することにより、
    ボイド型枠を上下方向に複数段接合してなる請求項1記
    載のデッキプレート。
  3. 【請求項3】 前記ボイド型枠は、下部及び上部にそれ
    ぞれフランジ状の接合部及び取付片を形成した2つの半
    筒状部材からなる請求項1または2記載のデッキプレー
    ト。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のデッキプレ
    ートを幅方向に複数並べ、デッキプレートの上面に所定
    厚のコンクリートを打設してなることを特徴とする合成
    スラブ。
JP6529193A 1993-03-24 1993-03-24 デッキプレート及び合成スラブ Pending JPH06272346A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988003780A1 (en) * 1986-11-28 1988-06-02 Yokogawa Medical Systems, Ltd. Nmr imaging method
WO1989011822A1 (en) * 1988-05-31 1989-12-14 Yokogawa Medical Systems, Ltd. Separative imaging method for water and fat by mri
GB2551573A (en) * 2016-06-24 2017-12-27 Varnava Varnavas An apparatus and method for void forming within a casting
CN108756039A (zh) * 2018-07-11 2018-11-06 上海宝冶集团有限公司 楼板施工方法
JP2024055497A (ja) * 2022-10-07 2024-04-18 株式会社原口工業 ボイドスラブ及びボイド形成用竹

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WO1988003780A1 (en) * 1986-11-28 1988-06-02 Yokogawa Medical Systems, Ltd. Nmr imaging method
WO1989011822A1 (en) * 1988-05-31 1989-12-14 Yokogawa Medical Systems, Ltd. Separative imaging method for water and fat by mri
GB2551573A (en) * 2016-06-24 2017-12-27 Varnava Varnavas An apparatus and method for void forming within a casting
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