JPH0627219U - エアチャンバの配管継手装置 - Google Patents

エアチャンバの配管継手装置

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JPH0627219U
JPH0627219U JP7150392U JP7150392U JPH0627219U JP H0627219 U JPH0627219 U JP H0627219U JP 7150392 U JP7150392 U JP 7150392U JP 7150392 U JP7150392 U JP 7150392U JP H0627219 U JPH0627219 U JP H0627219U
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JP
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groove
slide
air chamber
joint
pipe seat
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JP7150392U
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Inventor
健児 彦坂
Original Assignee
トキコ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソレノイドバルブの取外し時にソレノイドバ
ルブが飛び出すのを防止して、安全性を向上する。 【構成】 ソレノイドバルブ22の各スライド用貫通溝
22Hとバルブホルダ21のスライド溝21Dとに亘っ
てスライド可能にスライド規制部材24を係合させ、各
係合用貫通溝22Gと係合溝21Cとに亘って固定部材
25を係合させると共に、該固定部材25の脱離防止部
25Dでスライド規制部材24の脱離を規制する構成と
した。従って、ソレノイドバルブ22をバルブホルダ2
1に取付ける場合、前記スライド規制部材24を係合さ
せた後に、前記固定部材25を係合させて取付ける。ま
た、ソレノイドバルブ22をバルブホルダ21から取外
す場合には、スライド規制部材24は脱離防止部25D
によって脱離が規制されているから、まず、固定部材2
5を取外し、エア室内の圧縮空気を大気中に放出させた
後、スライド規制部材24を取外してソレノイドバルブ
22を取外す。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内部に圧縮空気が供給されるエアチャンバを有する機器に用いて好 適なエアチャンバの配管継手装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7および図8に従来技術によるエアチャンバの配管継手装置として自動車等 の懸架装置として用いられるエアサスペンション装置を例に挙げて示す。
【0003】 図において、1は下端側が車軸(図示せず)に取付けられる油圧緩衝器本体( 以下、緩衝器本体1という)、2は該緩衝器本体1の上端側から軸方向上向きに 突出したピストンロッドを示し、該ピストンロッド2の下端側は、前記緩衝器本 体1内に侵入してピストン(図示せず)に取付けられている。また、該ピストン ロッド2の上端側は、バンプラバー3等を介して後述するシェル5外に突出し、 車体(図示せず)に取付けられている。
【0004】 4は緩衝器本体1の上端側に位置して内部にエア室Aを画成するエアチャンバ を示し、該エアチャンバ4は、シェル5や後述する筒状部材6,ラバー7等から 構成されている。
【0005】 5はピストンロッド2の上端側外周に取付けられたシェルを示し、該シェル5 は大径な有蓋筒状に形成され、その下端側は、ラバー7の外周端側が固着される 筒部5Aとなり、上端側には、該筒部5Aの外周側近傍に位置して後述するバル ブホルダ10の小径筒部10Bが固着される取付穴5Bが下向きに開口するよう に形成されている。
【0006】 6は緩衝器本体1の上端側外周に設けられた筒状部材を示し、該筒状部材6の の下端側は、前記緩衝器本体1の軸方向中間部に固着され、上端側は、該緩衝器 本体1を囲むように上向きに伸長し、ラバー7の内周端側が固着される筒部6A となっている。
【0007】 7はゴム等の弾性材料によって筒状に形成されたラバーを示し、該ラバー7の 外周端側はシェル5の筒部5Aにリング8を介して気密に固着され、その内周端 側は筒状部材6の筒部6Aにリング9を介して気密に固着されている。また、該 ラバー7の中間部は、断面略U字状の折返し部7Aとなり、該折返し部7Aは、 エアチャンバ4内にエア室Aを画成しつつシェル5と筒状部材6とが接近または 離間するのを許すものである。
【0008】 このように構成されたエアチャンバ4は、後述するソレノイドバルブ11等を 介して外部から圧縮空気が給,排されると、その圧力によって膨張または縮小し 、車高の調整をするようになっている。
【0009】 10はシェル5の取付穴5Bに挿嵌され、溶接等の固着手段によって固着され た管座としてのバルブホルダを示し、該バルブホルダ10は、上端側にエア室A と連通する連通穴10Aが穿設された小径な有蓋筒状の小径筒部10Bと、該小 径筒部10Bの下端側から径方向外向きに伸長した後に下向きに同軸に伸長した 大径筒部10Cとから段付筒状に一体形成されている。また、該大径筒部10C には、図8にも示す如く、下端側が開口部10Dとなって上向きに切込まれた階 段状の係合溝10E(片方のみ図示)が径方向に対向して形成され、該各係合溝 10Eは、後述するソレノイドバルブ11の係合突起11Gと係合することによ り該ソレノイドバルブ11を保持すると共に、階段状とすることにより、ソレノ イドバルブ11を取外すときに、エア室A内の圧縮空気によって該ソレノイドバ ルブ11が勢いよく飛び出すのを防止するようになっている。
【0010】 11はその上端側がバルブホルダ10内に挿入された継手としてのソレノイド バルブを示し、該ソレノイドバルブ11は、その内部に電磁アクチュエータ等か らなる弁機構(いずれも図示せず)が内蔵された大径な円柱状のバルブ本体11 Aと、該バルブ本体11Aの上端側に位置して同軸に突設され、上端部にエア室 Aに圧縮空気を給,排する連通路としての給排口11Bが形成された小径な円柱 状の挿嵌部11Cとから段付円柱状に形成されている。また、該挿嵌部11Cの 外周側には、該挿嵌部11Cをバルブホルダ10の小径筒部10B内に挿入した ときに、該挿嵌部11Cと小径筒部10Bとの間からエア室A内の圧縮空気が漏 れないように気密に保持する2つのOリング11D,11Dが設けられている。 さらに、前記バルブ本体11Aの外周側には、外部から電磁アクチュエータに給 電するためのコネクタ11Eが径方向外向きに突出して設けられ、該コネクタ1 1Eの下側近傍には、前記給排口11Bと前記弁機構を介して連通する連通路と しての給排口11Fが設けられ、該給排口11Fは、エア配管等を介して圧気源 としてのコンプレッサ(いずれも図示せず)に接続されるようになっている。ま た、該バルブ本体11Aの上端側には、径方向に突出する2つの係合突起11G (片方のみ図示)が対称位置に設けられ、該各係合突起11Gは、前記バルブホ ルダ10の係合溝10Eに係合することによって該ソレノイドバルブ11を該バ ルブホルダ10に固定するものである。
【0011】 12はバルブホルダ10の大径筒部10C外周側に取付けられたストッパを示 し、該ストッパ12は、前記大径筒部10Cの外形に沿って半円弧状に形成され たバンド部12Aと、該バンド部12Aの両端側に設けられ、前記バルブホルダ 10の各係合溝10Eの途中に組付けられる一対のストッパ部12B,12Bと から弾性材料によって一体的に形成されている。そして、該ストッパ12は、バ ルブホルダ10にソレノイドバルブ11を取付けた後、該バルブホルダ10の各 係合溝10Eに各ストッパ部12Bをバンド部12Aによって径方向内向きに押 圧しつつ組付けることによって、該ソレノイドバルブ11が振動等により回転し てバルブホルダ10から外れるのを防止するようになっている。
【0012】 次に、上述したソレノイドバルブ11の取付け方法および取外し方法について 説明する。
【0013】 まず、ソレノイドバルブ11をエアチャンバ4に取付ける場合には、各係合突 起11Gをバルブホルダ10の各係合溝10Eにその開口部10Dから進入させ て矢示B方向に順次移動させる。これによって、該ソレノイドバルブ11は、そ の挿嵌部11Cが前記バルブホルダ10の小径筒部10B内に気密に挿嵌されて エアチャンバ4に取付けられる。そして、この状態で前記各係合溝10Eの途中 にストッパ12の各ストッパ部12Bを組付けることにより、該ソレノイドバル ブ11の脱落等が防止される。
【0014】 また、ソレノイドバルブ11をエアチャンバ4から取外す場合には、ストッパ 12をバルブホルダ10から取外し、ソレノイドバルブ11を矢示C方向に回転 させる。これにより、該ソレノイドバルブ11は、エア室A内の圧縮空気によっ て下方に移動され(エア室A内に圧縮空気が充填されていない場合には人手によ って下方に引抜いて移動させる)、各Oリング11Dが小径筒部10Bから離間 して該エア室A内の圧縮空気が大気中に放出させる。そして、該エア室A内の圧 縮空気が放出されたら、再度、ソレノイドバルブ11を矢示C方向に回転させて 引抜くことによって取外される。
【0015】 従来技術によるエアサスペンション装置は上述の如き構成を有するもので、車 高を高くする場合には、ソレノイドバルブ11の弁機構を開弁してコンプレッサ から供給された圧縮空気を各給排口11F,11B等を介してエア室A内に流入 させる。これにより、エア室A内は昇圧され、前記ピストンロッド2がエアチャ ンバ4と共に伸長される。そして、該ピストンロッド2が所定量伸長したら、前 記弁機構を閉弁することによってこの状態で保持される。
【0016】 また、車高を低くする場合には、再度、ソレノイドバルブ11の弁機構を開弁 してエア室A内の圧縮空気を各給排口11B,11F等を介してエア配管内に吐 出させ、停止状態にあるコンプレッサから大気中に放出する。これにより、エア 室A内は減圧され、ピストンロッド2がエアチャンバ4と共に縮小される。そし て、該ピストンロッド2が所定量縮小したら、前記弁機構を閉弁することによっ てこの状態で保持される。
【0017】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術によるものでは、バルブホルダ10の各係合溝1 0Eを階段状に形成し、該各係合溝10Eにソレノイドバルブ11の各係合突起 11Gを係合させて該ソレノイドバルブ11をバルブホルダ10に取付けるよう にしたから、該ソレノイドバルブ11をバルブホルダ10から取外す場合に、ソ レノイドバルブ11を段階的に回転させることにより、エア室A内の圧縮空気を 放出させた後にソレノイドバルブ11を取外すことができる。しかし、上述の取 外し方法では、ソレノイドバルブ11を取外すときに該ソレノイドバルブ11を 回し過ぎてしまったり、エア室A内の圧縮空気の放出による振動等によってソレ ノイドバルブ11が回転してしまったりすることがあり、これによって該ソレノ イドバルブ11がエア室A内の圧力で勢いよく飛び出してしまい、メンテナンス 作業時の安全性が大幅に低下するという問題がある。
【0018】 また、ソレノイドバルブ11は、シェル5の筒部5A近傍等のように狭い場所 に取付けられることが多く、その取付け位置によってはソレノイドバルブ11を 回転させて取付けるときに、そのバルブ本体11Aから径方向に突出したコネク タ11Eが筒部5A等に干渉してしまうことがある。このため、バルブホルダ1 0の各係合溝10Eを前述した矢示B方向に形成されたものと、その逆方向のも のとを製作し、取付け時の回転方向のバリエーションを増やして対応するように しているため、コストが嵩むばかりか、取付け時,取外し時に回転方向を把握し ておかないとソレノイドバルブ11を容易に着,脱することができないという問 題がある。
【0019】 本考案は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、エアチャンバから継 手を取外す時に継手が飛び出すのを防止して、安全性を向上できるようにしたエ アチャンバの配管継手装置を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、第1の考案が採用する構成は、内部に圧縮空 気が供給されるエアチャンバと、基端側が該エアチャンバに固着され、先端側が 該エアチャンバ外に突出して伸長する筒状に形成され、内部に該エアチャンバ内 と連通する連通路が設けられると共に、外周側に位置して係合溝と該係合溝より も軸方向に広幅に形成されたスライド溝とが設けられた管座と、該管座の外周側 に着,脱される接続部を有し、該接続部に該管座の係合溝,スライド溝とそれぞ れ対応する係合用貫通溝,スライド用貫通溝が設けられると共に、前記エアチャ ンバ内に連通する連通路が形成された継手と、前記管座のスライド溝と継手のス ライド用貫通溝とに亘って着,脱可能に設けられ、該スライド溝の幅寸法に応じ て該継手の移動量を規制しつつ、エアチャンバ内が大気に開放されるのを許すス ライド規制部材と、該スライド規制部材の離脱を規制した状態で前記管座の係合 溝と該継手の係合用貫通溝とに亘って着,脱可能に設けられ、該継手を管座に固 定する固定部材とからなる。
【0021】 また、第2の考案が採用する構成は、内部に圧縮空気が供給されるエアチャン バと、基端側が該エアチャンバに固着され、先端側が該エアチャンバ外に突出し て伸長する筒状に形成され、内部に該エアチャンバ内と連通する連通路が設けら れると共に、外周側に位置して係合用貫通溝とスライド用貫通溝とが設けられた 管座と、該管座内に着,脱される接続部を有し、該接続部の外周側に該管座の係 合用貫通溝に対応する係合溝とスライド用貫通溝に対応して該係合溝よりも軸方 向に広幅に形成されたスライド溝とが設けられると共に、前記エアチャンバ内に 連通する連通路が形成された継手と、前記管座のスライド用貫通溝と該継手のス ライド溝とに亘って着,脱可能に設けられ、該スライド溝の幅寸法に応じて該継 手の移動量を規制しつつ、エアチャンバ内が大気に開放されるのを許すスライド 規制部材と、該スライド規制部材の離脱を規制した状態で前記管座の係合用貫通 溝と継手の係合溝とに亘って着,脱可能に設けられ、該継手を管座に固定する固 定部材とからなる。
【0022】
【作用】
第1の考案の構成により、継手を管座に取付けるときは、管座の外周側に継手 の接続部を外嵌した状態で、スライド溝とスライド用貫通溝とに亘ってスライド 規制部材を装着した後、係合溝と係合用貫通溝とに亘って固定部材を装着するこ とによって継手を管座に取付けることができる。一方、管座から継手を取外すと きには、スライド規制部材は固定部材によって脱離が規制されているから、まず 、係合溝と係合用貫通溝とに亘って装着された固定部材を離脱させ、継手をスラ イド溝の幅寸法分だけ管座から離間する方向に移動させてエアチャンバ内を大気 中に開放した後、スライド溝とスライド用貫通溝とに亘って装着されたスライド 規制部材を離脱させることにより、継手を安全に取外すことができる。
【0023】 第2の考案の構成により、継手を管座に取付けるときは、管座内に継手の接続 部を挿入した状態で、スライド溝とスライド用貫通溝とに亘ってスライド規制部 材を装着した後、係合溝と係合用貫通溝とに亘って固定部材を装着することによ って継手を管座に取付けることができる。一方、管座から継手を取外すときには 、スライド規制部材は固定部材によって脱離が規制されているから、まず、係合 溝と係合用貫通溝とに亘って装着された固定部材を離脱させ、継手をスライド溝 の幅寸法分だけ管座から離間する方向に移動させてエアチャンバ内を大気中に開 放した後、スライド溝とスライド用貫通溝とに亘って装着されたスライド規制部 材を離脱させることにより、継手を安全に取外すことができる。
【0024】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。
【0025】 まず、本考案の第1の実施例を図1ないし図4に示す。なお、実施例では前述 した図7および図8に示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その 説明を省略するものとする。
【0026】 図において、21はシェル5の外周側に設けられた本実施例による管座として のバルブホルダを示し、該バルブホルダ21は、図2,図3に示す如く、基端側 がシェル5の取付穴5Bに固着され、先端側が下向きに伸長したホルダ本体21 Aと、該ホルダ本体21Aの軸方向に貫通して設けられ、エア室Aと連通した連 通路21Bと、前記ホルダ本体21Aの先端側外周に位置して環状に形成され、 後述する固定部材25の各脚部25Aが係合される係合溝21Cと、前記ホルダ 本体21Aの外周に位置して該係合溝21Cよりも基端側に設けられ、後述する スライド規制部材24の各脚部24Aがスライド可能に係合される環状のスライ ド溝21D等とから段付円筒状に形成され、前記ホルダ本体21Aの先端側は、 下向きに漸次縮径する円錐面21Eとなり、該円錐面21Eは、後述するソレノ イドバルブ22のOリング22Dに気密に当接するものである。
【0027】 また、前記スライド溝21Dは、軸方向に所定の幅寸法をもって広幅に形成さ れ、これにより、該スライド溝21Dに前記スライド規制部材24の各脚部24 Aを介して係合されたソレノイドバルブ22の接続部22Cがバルブホルダ21 から離間する方向に移動するのを許し、これによって、円錐面21EをOリング 22Dから離間させてエア室Aを連通路21Bを介して大気に開放するようにな っている。
【0028】 22はバルブホルダ21を介してシェル5に取付けられた本実施例による継手 としてのソレノイドバルブを示し、該ソレノイドバルブ22は、その内部に電磁 アクチュエータ等からなる弁機構(いずれも図示せず)が内蔵された円柱状のバ ルブ本体22Aと、基端側が該バルブ本体22Aの外周側中間部に一体的に固着 され、先端側が径方向外向きに突出し、内部にエア室Aに圧縮空気を給,排する 連通路としての給排口22Bが形成された円筒状の接続部22Cとから略T字状 の外観をなすように形成されている。また、該接続部22Cの内周基端側には、 該接続部22Cをバルブホルダ21のホルダ本体21Aに外嵌したときに、該接 続部22Cと円錐面21Eとの間からエア室A内の圧縮空気が漏れないように気 密に保持するOリング22Dが設けられている。さらに、前記バルブ本体22A の外周側には、外部から電磁アクチュエータに給電するためのコネクタ22Eが 前記接続部22Cから周方向に約90度ずらした位置に径方向外向きに突出する ように設けられ、該コネクタ22Eの近傍には、前記給排口22Bと前記弁機構 を介して連通する連通路としての給排口22Fが設けられ、該給排口22Fは、 エア配管等を介してコンプレッサ(いずれも図示せず)に接続されるようになっ ている。
【0029】 また、前記接続部22Cには、基端側に位置してバルブホルダ21の係合溝2 1Cに対応する係合用貫通溝22G,22Gが、先端側に位置してスライド溝2 1Dに対応するスライド用貫通溝22H,22Hが一対ずつそれぞれ180度対 向した対称位置に貫通して形成されている。
【0030】 23はバルブホルダ21,ソレノイドバルブ22の接続部22Cの外周側に設 けられた係合クリップを示し、該係合クリップ23は、後述するスライド規制部 材24,固定部材25から構成されている。
【0031】 まず、24はバルブホルダ21のスライド溝21Dとソレノイドバルブ22の 各スライド用貫通溝22Hとに亘って着,脱可能に設けられた板状のスライド規 制部材を示し、該スライド規制部材24は、一側から他側に向けて平行に伸長し た一対の脚部24A,24Aと、該各脚部24Aの一端側を連結した連結部24 Bとから略U字状に一体形成され、該各脚部24A間には、スライド溝21Dが スライド可能に係合されるようになっている。また、該各脚部24Aの他端側に は、各脚部24Aから互いに対向するように突出した係合突起24C,24Cが 設けられ、該各係合突起24Cは、該スライド規制部材24をスライド溝21D ,各スライド用貫通溝22Hに亘って取付けたときに接続部22Cの外周側に係 合して該スライド規制部材24が振動等によって離脱するのを防止するものであ る。
【0032】 そして、該スライド規制部材24は、各脚部24Aを各スライド用貫通溝22 Hとスライド溝21Dとに亘って係合させることにより、ソレノイドバルブ22 の接続部22Cを該スライド溝21Dの幅寸法内で軸方向に移動可能に支持する ものである。
【0033】 25はバルブホルダ21の係合溝21Cとソレノイドバルブ22の各係合用貫 通溝22Gとに亘って着,脱可能に設けられた板状の固定部材を示し、該固定部 材25は、一側から他側に向けて平行に伸長した一対の脚部25A,25Aと、 該各脚部25Aの一端側を連結した連結部25Bとから略U字状をなすように一 体形成され、該各脚部25A間には、係合溝21Cと係合用貫通溝22Gとが軸 方向に固定した状態で係合されるようになっている。また、該各脚部25Aの他 端側には、各脚部25Aから互いに対向するように突出した係合突起25C,2 5Cが設けられ、該各係合突起25Cは、該固定部材25を係合溝21C,各係 合用貫通溝22Gに亘って取付けたときに接続部22Cの外周側に係合して該固 定部材25が脱離するのを防止するものである。さらに、該固定部材25には、 その一端からL字状を成すように直角に伸長した脱離防止部25Dが一体的に設 けられ、該脱離防止部25Dは、該固定部材25をバルブホルダ21,ソレノイ ドバルブ22に亘って取付けたときに、先に取付けられているスライド規制部材 24の引抜き方向に配置され、これによって該スライド規制部材24が該固定部 材25よりも先に取外されるのを防止するようになっている。
【0034】 そして、該固定部材25は、バルブホルダ21の円錐面21EにOリング22 Dを押付けた状態で、各脚部25Aを各係合用貫通溝22Gと係合溝21Cとに 亘って係合させることにより、ソレノイドバルブ22をバルブホルダ21に固定 すると共に、該ソレノイドバルブ22の給排口22Bとバルブホルダ21の連通 路21Bとの間を流通する圧縮空気が大気中に漏れるのを防止している。
【0035】 本実施例のエアサスペンション装置は上述のように構成されるが、まず、ソレ ノイドバルブ22の取付け方法および取外し方法について説明する。
【0036】 ソレノイドバルブ22をバルブホルダ21に取付ける場合には、該ソレノイド バルブ22の接続部22Cをバルブホルダ21に外嵌し、この状態で、各スライ ド用貫通溝22Hとスライド溝21Dとに亘ってスライド規制部材24の各脚部 24Aを弾性変形させつつ押入れて係合させる。次に、ソレノイドバルブ22を バルブホルダ21側に押圧して該バルブホルダ21の円錐面21EにOリング2 2Dを押付けた状態で、各係合用貫通溝22Gと係合溝21Cとに亘って固定部 材25の各脚部25Aを押入れて係合させ、ソレノイドバルブ22をバルブホル ダ21に固定する。
【0037】 一方、ソレノイドバルブ22をバルブホルダ21から取外す場合には、スライ ド規制部材24は固定部材25の脱離防止部25Dによって脱離が規制されてい るから、最初に各係合用貫通溝22Gと係合溝21Cとに亘って係合されている 固定部材25を引抜いて取外す。これにより、ソレノイドバルブ22は、図4に 示す如く、エア室A内の圧力によってバルブホルダ21から離間する方向に移動 し、スライド溝21Dの端部にスライド規制部材24の各脚部24Aが当接して 停止し、この状態で前記エア室A内の圧縮空気を大気に放出させる。次に、エア 室A内の圧縮空気の放出が完了したら、各スライド用貫通溝22Hとスライド溝 21Dとに亘って係合されているスライド規制部材24を引抜いて取外し、バル ブホルダ21からソレノイドバルブ22を取外すようになっている。また、この ときに、スライド規制部材24を引抜く方向には、固定部材25の脱離防止部2 5Dが配設されているから、該固定部材25を取外してからでないと該スライド 規制部材24を取外せないようになっており、これによって、取外し順序を誤っ てソレノイドバルブ22をエア室A内の圧縮空気によって勢いよく飛び出させて しまうのを防止することができる。
【0038】 次に、本実施例によるエアサスペンション装置の作動についてであるが、その 基本的作動については従来技術によるものと格別差異はないので、その説明を省 略する。
【0039】 然るに、本実施例によるエアサスペンション装置では、ソレノイドバルブ22 をバルブホルダ21に取付ける場合、該バルブホルダ21の外周側に該ソレノイ ドバルブ22の接続部22Cを外嵌させ、この状態で、各スライド用貫通溝22 Hとスライド溝21Dとに亘ってスライド規制部材24を係合させた後に、各係 合用貫通溝22Gと係合溝21Cとに亘って固定部材25を係合させることによ り、バルブホルダ21にソレノイドバルブ22を取付けることができる。一方、 ソレノイドバルブ22をバルブホルダ21から取外す場合には、スライド規制部 材24は脱離防止部25Dによって脱離が規制されているから、まず、該各係合 用貫通溝22Gと係合溝21Cとに亘って取付けられた固定部材25を取外し、 エア室A内の圧縮空気を大気中に放出させた後、各スライド用貫通溝22Hとス ライド溝21Dとに亘って取付けられたスライド規制部材24を取外すことによ り、バルブホルダ21からソレノイドバルブ22を取外すことができる。
【0040】 かくして、本実施例によれば、ソレノイドバルブ22をバルブホルダ21から 取外すときに、誤った順序で取外してしまうのを確実に防止でき、ソレノイドバ ルブ22の飛び出しによる事故を未然に防止して安全性を大幅に向上することが できる。
【0041】 また、ソレノイドバルブ22を着,脱すときに該ソレノイドバルブ22を回転 させることなく着,脱できるから、該ソレノイドバルブ22の取付け位置の周囲 状況に関係することなく、ソレノイドバルブ22を着,脱することができ、着, 脱作業を容易にして作業性を向上できる上に、バルブホルダ21を単一化してコ ストを大幅に削減することができる。
【0042】 次に、図5は本考案の第2の実施例を示す。なお、実施例では前述した図1な いし図4に示す第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を 省略するものとする。
【0043】 図において、31はシェル5の外周側に設けられた本実施例による管座として のバルブホルダを示し、該バルブホルダ31は、外周側がシェル5の取付穴5B に固着された蓋部31Aと、該蓋部31Aの外周端から下向きに伸長した筒部3 1Bとから有蓋筒状に形成され、該蓋部31Aの中央には、エア室Aと連通する 連通路31Cが穿設されている。また、前記筒部31B内には、前記蓋部31A の下面側に位置して後述するソレノイドバルブ32の円錐面32Dとの間を気密 に保持するOリング31Dが設けられている。さらに、前記筒部31Bには、上 端側に位置して後述するソレノイドバルブ32の係合溝32Eに対応する係合用 貫通溝31E,31Eが、下端側に位置してスライド溝32Fに対応するスライ ド用貫通溝31F,31Fが一対ずつそれぞれ180度対向した対称位置に貫通 して形成されている。
【0044】 32はバルブホルダ31を介してシェル5に取付けられた本実施例による継手 としてのソレノイドバルブを示し、該ソレノイドバルブ32は、その内部に電磁 アクチュエータ等からなる弁機構(いずれも図示せず)が内蔵された円柱状のバ ルブ本体32Aと、基端側が該バルブ本体32Aの外周側中間部に一体的に固着 され、先端側が径方向外向きに突出し、軸方向にエア室Aに圧縮空気を給,排す る連通路としての給排口32Bが形成された小径な円筒状の接続部32Cとから 略T字状の外観をなすように形成され、該接続部32Cの先端側は、上向きに漸 次縮径することにより、バルブホルダ31のOリング31Dに気密に当接する円 錐面32Dとなっている。
【0045】 また、前記接続部32Cの外周側には、先端側に位置して環状に形成され、固 定部材25の各脚部25Aが係合される係合溝32Eと、該係合溝32Eよりも 基端側に位置して環状に形成され、スライド規制部材24の各脚部24Aがスラ イド可能に係合されるスライド溝32Fとが形成され、該スライド溝32Fは、 軸方向に所定の幅寸法をもって広幅に形成され、これにより、該スライド溝32 Fに前記スライド規制部材24の各脚部24Aを介して係合されたバルブホルダ 31に対し、該ソレノイドバルブ32の接続部32Cが離間する方向に移動する のを許して円錐面32DをOリング31Dから離間させ、エア室Aを連通路31 Cを介して大気に開放するようになっている。
【0046】 さらに、前記バルブ本体32Aの外周側には、外部から電磁アクチュエータに 給電するためのコネクタ32Gが前記接続部32Cから周方向に約90度ずらし た位置に径方向外向きに突出して設けられ、該コネクタ32Gの近傍には、前記 給排口32Bと前記弁機構を介して連通する連通路としての給排口32Hが設け られ、該給排口32Hは、エア配管等を介してコンプレッサ(いずれも図示せず )に接続されるようになっている。
【0047】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 の作用効果を得ることができる。
【0048】 次に、図6は本考案の第3の実施例を示し、本実施例の特徴は、ソレノイドバ ルブをバルブホルダと同軸に配設したことにある。なお、実施例では前述した図 1ないし図4に示す第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説 明を省略するものとする。
【0049】 図において、41はバルブホルダ21の下端側に同軸に取付けられた本実施例 による継手としてのソレノイドバルブを示し、該ソレノイドバルブ41は、その 内部に電磁アクチュエータ等からなる弁機構(いずれも図示せず)が内蔵され、 上,下方向に伸長する円柱状に形成されたバルブ本体41Aと、該バルブ本体4 1Aの上端側からバルブホルダ21のホルダ本体21Aを外嵌するように上向き に伸長し、内部にエア室Aに圧縮空気を給,排する連通路としての給排口41B が形成された円筒状の接続部41Cとから大略構成されている。また、該接続部 41Cの内周下端側には、該接続部41Cをバルブホルダ21のホルダ本体21 Aに外嵌したときに、該接続部41Cと円錐面21Eとの間からエア室A内の圧 縮空気が漏れないように気密に保持するOリング41Dが設けられている。さら に、前記バルブ本体41Aの外周側には、外部から電磁アクチュエータに給電す るためのコネクタ41Eが径方向外向きに突出して設けられ、該コネクタ41E の下側近傍には、前記給排口41Bと前記弁機構を介して連通する連通路として の給排口41Fが設けられ、該給排口41Fは、エア配管等を介してコンプレッ サ(いずれも図示せず)に接続されるようになっている。
【0050】 また、前記接続部41Cには、下端側に位置してバルブホルダ21の係合溝2 1Cに対応する係合用貫通溝41G,41Gが、上端側に位置してスライド溝2 1Dに対応するスライド用貫通溝41H,41Hが一対ずつそれぞれ180度対 向した対称位置に貫通して形成されている。
【0051】 かくして、このように構成される本実施例でも、前記第1の実施例とほぼ同様 の作用効果を得ることができる。
【0052】 なお、前記各実施例では、エアチャンバの配管継手装置として自動車等の懸架 装置として用いられるエアサスペンション装置を例に挙げて説明したが、本考案 はこれに限らず、例えばエアチャンバを具備する機器として空気圧縮機やエアア クチュエータ等に用いてもよい。
【0053】
【考案の効果】
以上詳述した通り、第1の考案によれば、管座の外周側には、係合溝と該係合 溝よりも軸方向に広幅に形成されたスライド溝とを設け、継手には、該管座の外 周側に着,脱される接続部に位置して該管座の係合溝,スライド溝とそれぞれ対 応する係合用貫通溝,スライド用貫通溝とを設け、前記管座のスライド溝と該継 手のスライド用貫通溝との間には、該スライド溝の幅寸法に応じて該継手の移動 量を規制しつつ、エアチャンバ内が大気に開放されるのを許すスライド規制部材 を着,脱可能に係合させ、管座の係合溝と継手の係合用貫通溝との間には、該ス ライド規制部材の離脱を規制した状態で、該継手を管座に固定する固定部材を着 ,脱可能に係合させる構成としているから、継手を管座に取付けるときは、管座 の外周側に継手の接続部を外嵌した状態で、スライド溝とスライド用貫通溝とに 亘ってスライド規制部材を装着した後、係合溝と係合用貫通溝とに亘って固定部 材を装着することによって継手を管座に取付けることができ、一方、管座から継 手を取外すときには、スライド規制部材は固定部材によって脱離が規制されてい るから、まず、係合溝と係合用貫通溝とに亘って装着された固定部材を離脱させ 、継手をスライド溝の幅寸法分だけ管座から離間する方向に移動させてエアチャ ンバ内を大気中に開放した後、スライド溝とスライド用貫通溝とに亘って装着さ れたスライド規制部材を離脱させることにより、継手を安全に取外すことができ 、継手の取外し作業時に誤手順による継手の飛び出し事故が生じるのを確実に防 止して安全性を向上することができる。
【0054】 また、第2の考案によれば、管座の外周側には、係合用貫通溝とスライド用貫 通溝とを設け、継手には、該管座の内周側に着,脱される接続部外周側に位置し て該管座の係合用貫通溝に対応する係合溝とスライド用貫通溝に対応して該係合 溝よりも軸方向に広幅に形成されたスライド溝とを設け、該継手のスライド溝と 前記管座のスライド用貫通溝との間には、該スライド溝の幅寸法に応じて該継手 の移動量を規制しつつ、エアチャンバ内が大気に開放されるのを許すスライド規 制部材を着,脱可能に係合させ、継手の係合溝と管座の係合用貫通溝との間には 、該スライド規制部材の離脱を規制した状態で、該継手を管座に固定する固定部 材を着,脱可能に係合させる構成としているから、継手を管座に取付けるときは 、管座の内周側に継手の接続部を挿入した状態で、スライド溝とスライド用貫通 溝とに亘ってスライド規制部材を装着した後、係合溝と係合用貫通溝とに亘って 固定部材を装着することによって継手を管座に取付けることができ、一方、管座 から継手を取外すときには、スライド規制部材は、固定部材によって脱離が規制 されているから、まず、係合溝と係合用貫通溝とに亘って装着された固定部材を 離脱させ、継手をスライド溝の幅寸法分だけ管座から離間する方向に移動させて エアチャンバ内を大気中に開放した後、スライド溝とスライド用貫通溝とに亘っ て装着されたスライド規制部材を離脱させることにより、継手を安全に取外すこ とができ、継手の取外し作業時に誤手順による継手の飛び出し事故が生じるのを 確実に防止して安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例によるエアサスペンショ
ン装置の要部を示す図7と同様位置の縦断面図である。
【図2】図1中のバルブホルダ,ソレノイドバルブ,係
合クリップを分解した状態で拡大して示す外観斜視図で
ある。
【図3】図1中のバルブホルダに係合クリップを介して
ソレノイドバルブを取付けた状態を示す図1中の矢示 I
II−III 方向断面図である。
【図4】固定部材を取外してエア室内の圧縮空気を大気
に放出している状態を示す図3と同様位置の断面図であ
る。
【図5】本考案の第2の実施例によるバルブホルダ,ソ
レノイドバルブ,係合クリップを示す図3と同様位置の
断面図である。
【図6】本考案の第3の実施例によるバルブホルダ,ソ
レノイドバルブ,係合クリップを示す図3と同様位置の
断面図である。
【図7】従来技術によるエアサスペンション装置の要部
を示す縦断面図である。
【図8】図7中のバルブホルダ,ソレノイドバルブ,ス
トッパを分解した状態で拡大して示す外観斜視図であ
る。
【符号の説明】
4 エアチャンバ 21,31 バルブホルダ(管座) 21B,31C 連通路 21C,32E 係合溝 21D,32F スライド溝 22,32,41 ソレノイドバルブ(継手) 22B,22F,32B,32H,41B,41F 給
排口(連通路) 22C,32C,41C 接続部 22G,31E,41G 係合用貫通溝 22H,31F,41H スライド用貫通溝 24 スライド規制部材 25 固定部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に圧縮空気が供給されるエアチャン
    バと、基端側が該エアチャンバに固着され、先端側が該
    エアチャンバ外に突出して伸長する筒状に形成され、内
    部に該エアチャンバ内と連通する連通路が設けられると
    共に、外周側に位置して係合溝と該係合溝よりも軸方向
    に広幅に形成されたスライド溝とが設けられた管座と、
    該管座の外周側に着,脱される接続部を有し、該接続部
    に該管座の係合溝,スライド溝とそれぞれ対応する係合
    用貫通溝,スライド用貫通溝が設けられると共に、前記
    エアチャンバ内に連通する連通路が形成された継手と、
    前記管座のスライド溝と継手のスライド用貫通溝とに亘
    って着,脱可能に設けられ、該スライド溝の幅寸法に応
    じて該継手の移動量を規制しつつ、エアチャンバ内が大
    気に開放されるのを許すスライド規制部材と、該スライ
    ド規制部材の離脱を規制した状態で前記管座の係合溝と
    該継手の係合用貫通溝とに亘って着,脱可能に設けら
    れ、該継手を管座に固定する固定部材とから構成してな
    るエアチャンバの配管継手装置。
  2. 【請求項2】 内部に圧縮空気が供給されるエアチャン
    バと、基端側が該エアチャンバに固着され、先端側が該
    エアチャンバ外に突出して伸長する筒状に形成され、内
    部に該エアチャンバ内と連通する連通路が設けられると
    共に、外周側に位置して係合用貫通溝とスライド用貫通
    溝とが設けられた管座と、該管座内に着,脱される接続
    部を有し、該接続部の外周側に該管座の係合用貫通溝に
    対応する係合溝とスライド用貫通溝に対応して該係合溝
    よりも軸方向に広幅に形成されたスライド溝とが設けら
    れると共に、前記エアチャンバ内に連通する連通路が形
    成された継手と、前記管座のスライド用貫通溝と該継手
    のスライド溝とに亘って着,脱可能に設けられ、該スラ
    イド溝の幅寸法に応じて該継手の移動量を規制しつつ、
    エアチャンバ内が大気に開放されるのを許すスライド規
    制部材と、該スライド規制部材の離脱を規制した状態で
    前記管座の係合用貫通溝と継手の係合溝とに亘って着,
    脱可能に設けられ、該継手を管座に固定する固定部材と
    から構成してなるエアチャンバの配管継手装置。
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