JPH06272119A - カードに対する落綿の蒐集搬出方法及びその装置 - Google Patents
カードに対する落綿の蒐集搬出方法及びその装置Info
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- JPH06272119A JPH06272119A JP8144793A JP8144793A JPH06272119A JP H06272119 A JPH06272119 A JP H06272119A JP 8144793 A JP8144793 A JP 8144793A JP 8144793 A JP8144793 A JP 8144793A JP H06272119 A JPH06272119 A JP H06272119A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多数のカードに対し効率良く落綿の蒐集と吸
引除去を行う。 【構成】 カードＣにそれぞれ落綿吹き寄せ手段１０、
落綿の吸引搬出手段４０とよりなる落綿蒐集搬出装置Ａ
を備える。そして多数のカードを複数のカード群ＣＡ、
ＣＢ....に区分する。さらに各カード群毎に落綿吹き払
い用分岐圧縮空気供給管１ａ、１ｂ....と、集塵装置Ｄ
Ｆに連なる分岐吸引ダクト２ａ、２ｂ....とを配置す
る。また分岐圧縮空気供給管にはソレノイドバルブ３
を、また分岐吸引ダクトにはスリーブバルブ４を配す
る。これにより各カード群毎に順次スリーブバルブ及び
ソレノイドバルブを所定時間作動し、各カード群毎に落
綿の吹き寄せ及び蒐集を行う。 【効果】 集塵装置に連なる吸引ダクトとには常に過不
足を生じることなく落綿の移送が行われるので、集塵装
置に対し過負荷を生ずることを防止出来る。
引除去を行う。 【構成】 カードＣにそれぞれ落綿吹き寄せ手段１０、
落綿の吸引搬出手段４０とよりなる落綿蒐集搬出装置Ａ
を備える。そして多数のカードを複数のカード群ＣＡ、
ＣＢ....に区分する。さらに各カード群毎に落綿吹き払
い用分岐圧縮空気供給管１ａ、１ｂ....と、集塵装置Ｄ
Ｆに連なる分岐吸引ダクト２ａ、２ｂ....とを配置す
る。また分岐圧縮空気供給管にはソレノイドバルブ３
を、また分岐吸引ダクトにはスリーブバルブ４を配す
る。これにより各カード群毎に順次スリーブバルブ及び
ソレノイドバルブを所定時間作動し、各カード群毎に落
綿の吹き寄せ及び蒐集を行う。 【効果】 集塵装置に連なる吸引ダクトとには常に過不
足を生じることなく落綿の移送が行われるので、集塵装
置に対し過負荷を生ずることを防止出来る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カード若しくは混綿機
における機台下に蓄積するネツプ、夾雑物、短繊維等の
繊維屑（以下落綿という）を圧縮空気を利用して機台１
側に吹き寄せ、これを蒐集排出するカードに対する落綿
の蒐集搬出方法及びその装置に関する。
における機台下に蓄積するネツプ、夾雑物、短繊維等の
繊維屑（以下落綿という）を圧縮空気を利用して機台１
側に吹き寄せ、これを蒐集排出するカードに対する落綿
の蒐集搬出方法及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】上記カードの機台下に蓄積する落綿の除
去装置としては、例えば機台幅のコンベアを敷設し、こ
れを定期的に回転して機台１側に送り出し、これを吸引
除去する方法がある。しかしこれは故障が発生し易く、
維持管理に極めて手数を要する等の問題がある。このた
め近時、機台１側には圧縮空気を噴出する噴出ノズル
を、また他側にはこれに対応して長溝を有する吸引ダク
トを配置し、所定時間間隔で噴出ノズルから圧縮空気を
噴出し、落綿を吸引ダクト側に吹き寄せ、これを吸引除
去する手段が採られており、上記噴出ノズルは通常首振
り手段により首振りを行い、機台全幅の吹き払いを行
い、該首振り機構としては、通常ロータリアクチュエー
タが使用されている（例えば実公平４−１４４５９
号）。
去装置としては、例えば機台幅のコンベアを敷設し、こ
れを定期的に回転して機台１側に送り出し、これを吸引
除去する方法がある。しかしこれは故障が発生し易く、
維持管理に極めて手数を要する等の問題がある。このた
め近時、機台１側には圧縮空気を噴出する噴出ノズル
を、また他側にはこれに対応して長溝を有する吸引ダク
トを配置し、所定時間間隔で噴出ノズルから圧縮空気を
噴出し、落綿を吸引ダクト側に吹き寄せ、これを吸引除
去する手段が採られており、上記噴出ノズルは通常首振
り手段により首振りを行い、機台全幅の吹き払いを行
い、該首振り機構としては、通常ロータリアクチュエー
タが使用されている（例えば実公平４−１４４５９
号）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記カードは通常数１
０台を以て構成されている。従って各カード毎に上記噴
出ノズルの首振り操作及び吸引ダクトの開閉を行うこと
は、その制御に手数を要する。特に吸引ダクトを介して
排出される落綿は、通常共通の集塵装置に送り込まれ
る。従って各カードからランダムに落綿が送り込まれる
ことは、負荷に過不足を生ずる等の問題がある。本発明
は、多数のカードに対し効率良く落綿の蒐集と吸引除去
を行うことを目的とする。
０台を以て構成されている。従って各カード毎に上記噴
出ノズルの首振り操作及び吸引ダクトの開閉を行うこと
は、その制御に手数を要する。特に吸引ダクトを介して
排出される落綿は、通常共通の集塵装置に送り込まれ
る。従って各カードからランダムに落綿が送り込まれる
ことは、負荷に過不足を生ずる等の問題がある。本発明
は、多数のカードに対し効率良く落綿の蒐集と吸引除去
を行うことを目的とする。
【０００４】また上記落綿の吹き払いには低速の緩徐な
首振りが好ましいが、ロータリアクチュエータは、高速
の運転には適するが、低速運転時の円滑な運転を行うに
は不適当である。また噴出ノズルの首振り運動を行うア
クチュエータに供給する圧縮空気の切り換えを行う切換
弁は、一定時間毎に作動されるもので、従ってノズルは
両死点における無駄な停止時間を必要とし中央部の吹き
払い時間は短かく、吹き払いの効率が悪い等の問題があ
る。このため両死点に達したとき電気的に検出する手段
も試みられているが、落綿による故障を発生し易く、し
かも時としてスパーク等の発生は発火原因となる等の問
題がある。第２の発明は、電気回路を使用せず低速でし
かも円滑な首振り運動を行うことを目的とする。
首振りが好ましいが、ロータリアクチュエータは、高速
の運転には適するが、低速運転時の円滑な運転を行うに
は不適当である。また噴出ノズルの首振り運動を行うア
クチュエータに供給する圧縮空気の切り換えを行う切換
弁は、一定時間毎に作動されるもので、従ってノズルは
両死点における無駄な停止時間を必要とし中央部の吹き
払い時間は短かく、吹き払いの効率が悪い等の問題があ
る。このため両死点に達したとき電気的に検出する手段
も試みられているが、落綿による故障を発生し易く、し
かも時としてスパーク等の発生は発火原因となる等の問
題がある。第２の発明は、電気回路を使用せず低速でし
かも円滑な首振り運動を行うことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第１の発明は、カードにはぞれぞれ圧縮空気による落
綿吹き寄せ手段と、吹き寄せられた落綿の吸引搬出手段
とよりなる落綿蒐集搬出装置を備え、多数のカードを複
数のカード群に区分し、各カード群毎に吹き寄せ手段に
連なる落綿吹き払い用分岐圧縮空気供給管と、集塵装置
を備える主吸引ダクトに前記落綿吸引搬出手段に連なる
分岐吸引ダクトとを配置し、各カード群に対する分岐圧
縮空気供給管にはソレノイドバルブを、また分岐吸引ダ
クトにはスリーブバルブを配し、制御機構よりの信号に
より各カード群に対し順次上記スリーブバルブ及びソレ
ノイドバルブを所定時間作動し、各カード群毎に落綿の
吹き寄せ及び蒐集を行うようにしたものである。
の第１の発明は、カードにはぞれぞれ圧縮空気による落
綿吹き寄せ手段と、吹き寄せられた落綿の吸引搬出手段
とよりなる落綿蒐集搬出装置を備え、多数のカードを複
数のカード群に区分し、各カード群毎に吹き寄せ手段に
連なる落綿吹き払い用分岐圧縮空気供給管と、集塵装置
を備える主吸引ダクトに前記落綿吸引搬出手段に連なる
分岐吸引ダクトとを配置し、各カード群に対する分岐圧
縮空気供給管にはソレノイドバルブを、また分岐吸引ダ
クトにはスリーブバルブを配し、制御機構よりの信号に
より各カード群に対し順次上記スリーブバルブ及びソレ
ノイドバルブを所定時間作動し、各カード群毎に落綿の
吹き寄せ及び蒐集を行うようにしたものである。
【０００６】また第２の発明は、カードのドツフア下方
に配備され圧縮空気供給管より供給される圧縮空気によ
る落綿吹き寄せ手段と、テーカイン下方に配備され吹き
寄せられた落綿を吸引し集塵装置に移送する吸引搬出手
段とをを備え、上記落綿吹き寄せ手段は圧縮空気噴出ノ
ズルと、このノズルの首振り運動を行う揺動機構とより
なり、揺動機構はエアシリンダと、このエアシリンダに
対する対をなす圧縮空気供給排出用パイプに取付けられ
る圧力検出用センサと、エアシリンダに対する給排空気
切り換え弁とを備え、該切り換え弁は空気作動式とし、
圧力検出用センサは切換弁作動回路に設けられ、かつ非
電気式作動空気発生構造とし、エアシリンダのピストン
が両死点に到達したときこれを検出し、切換弁を発生空
気圧により作動するようにしたものである。
に配備され圧縮空気供給管より供給される圧縮空気によ
る落綿吹き寄せ手段と、テーカイン下方に配備され吹き
寄せられた落綿を吸引し集塵装置に移送する吸引搬出手
段とをを備え、上記落綿吹き寄せ手段は圧縮空気噴出ノ
ズルと、このノズルの首振り運動を行う揺動機構とより
なり、揺動機構はエアシリンダと、このエアシリンダに
対する対をなす圧縮空気供給排出用パイプに取付けられ
る圧力検出用センサと、エアシリンダに対する給排空気
切り換え弁とを備え、該切り換え弁は空気作動式とし、
圧力検出用センサは切換弁作動回路に設けられ、かつ非
電気式作動空気発生構造とし、エアシリンダのピストン
が両死点に到達したときこれを検出し、切換弁を発生空
気圧により作動するようにしたものである。
【０００７】
【作 用】各カード群に対する吸引ダクトのスリーブ
バルブ及び圧縮空気供給管のソレノイドバルブを順次開
き、各カード群毎に落綿の吹き寄せと蒐集及び搬送を行
う。これにより集塵装置への落綿の移送は平均化して行
われる。この際、各カードの落綿蒐集搬出装置として落
綿吹き寄せのための噴出ノズルの首振りをエアシリンダ
により行うと共に、このエアシリンダに対する圧縮空気
切換弁を空気作動式とし、エアシリンダのピストンが両
端の死点に到達ししたとき、これを非電気式作動空気発
生構造の圧力検出センサにより検出し、切換弁の切り換
えを行う。
バルブ及び圧縮空気供給管のソレノイドバルブを順次開
き、各カード群毎に落綿の吹き寄せと蒐集及び搬送を行
う。これにより集塵装置への落綿の移送は平均化して行
われる。この際、各カードの落綿蒐集搬出装置として落
綿吹き寄せのための噴出ノズルの首振りをエアシリンダ
により行うと共に、このエアシリンダに対する圧縮空気
切換弁を空気作動式とし、エアシリンダのピストンが両
端の死点に到達ししたとき、これを非電気式作動空気発
生構造の圧力検出センサにより検出し、切換弁の切り換
えを行う。
【０００８】
【実 施 例】図は本発明の実施例を示す。本発明のカ
ードに対する落綿の蒐集搬出方法としては、図１におい
てカードＣ１、Ｃ２....にはそれぞれ圧縮空気による落
綿吹き寄せ手段１０と、吹き寄せられた落綿の吸引搬出
手段４０とよりなる落綿蒐集搬出装置Ａを備える。そし
て多数のカードを複数例えば４台のカードＣ１〜Ｃ４、
Ｃ５〜Ｃ８....を単位としたカード群ＣＡ、ＣＢ....
（以下総称するときは、単にＣＡと言う）に区分し、各
カード群毎に圧縮空気主供給管１に接続され、かつ落綿
吹き寄せ手段１０に接続される分岐圧縮空気供給管１
ａ、１ｂ......と、集塵装置ＤＦに備える主吸引ダクト
２に連なり、かつ前記吸引搬出手段４０に接続される分
岐吸引ダクト２ａ、２ｂ..... を配備する。上記分岐圧
縮空気供給管１ａ、１ｂ....にはそれぞれ圧縮空気を選
択供給するソレノイドバルブ３ａ、３ｂ....（以下総称
するときは単に３という）を、また分岐吸引ダクト２
ａ、２ｂ....にはそれぞれスリーブバルブ４ａ、４
ｂ....（以下総称するときは単に４という）を備える。
これら各スリーブバルブ４及びソレノイドバルブ３を、
制御機構ＣＰＵにより予め設定した時間間隔を以て順次
作動するようにしたものである。
ードに対する落綿の蒐集搬出方法としては、図１におい
てカードＣ１、Ｃ２....にはそれぞれ圧縮空気による落
綿吹き寄せ手段１０と、吹き寄せられた落綿の吸引搬出
手段４０とよりなる落綿蒐集搬出装置Ａを備える。そし
て多数のカードを複数例えば４台のカードＣ１〜Ｃ４、
Ｃ５〜Ｃ８....を単位としたカード群ＣＡ、ＣＢ....
（以下総称するときは、単にＣＡと言う）に区分し、各
カード群毎に圧縮空気主供給管１に接続され、かつ落綿
吹き寄せ手段１０に接続される分岐圧縮空気供給管１
ａ、１ｂ......と、集塵装置ＤＦに備える主吸引ダクト
２に連なり、かつ前記吸引搬出手段４０に接続される分
岐吸引ダクト２ａ、２ｂ..... を配備する。上記分岐圧
縮空気供給管１ａ、１ｂ....にはそれぞれ圧縮空気を選
択供給するソレノイドバルブ３ａ、３ｂ....（以下総称
するときは単に３という）を、また分岐吸引ダクト２
ａ、２ｂ....にはそれぞれスリーブバルブ４ａ、４
ｂ....（以下総称するときは単に４という）を備える。
これら各スリーブバルブ４及びソレノイドバルブ３を、
制御機構ＣＰＵにより予め設定した時間間隔を以て順次
作動するようにしたものである。
【０００９】上記、各カードＣ１、Ｃ２....（以下総称
するときは単にＣと言う）に対して設けられる落綿の蒐
集搬出装置Ａを図２以下にこれを示す。この落綿蒐集搬
出装置Ａは、ドツフアＤの下方に設けられる落綿吹き寄
せ手段１０と、テーカインローラＴＲの下方に設けられ
吹き寄せられた落綿を吸引する吸引搬出手段４０を備え
る。
するときは単にＣと言う）に対して設けられる落綿の蒐
集搬出装置Ａを図２以下にこれを示す。この落綿蒐集搬
出装置Ａは、ドツフアＤの下方に設けられる落綿吹き寄
せ手段１０と、テーカインローラＴＲの下方に設けられ
吹き寄せられた落綿を吸引する吸引搬出手段４０を備え
る。
【００１０】落綿吹き寄せ手段１０は圧縮空気噴出ノズ
ル１１と、このノズルの首振り運動を行う揺動機構２０
とからなる。その詳細を図３乃至図５に示す。即ち噴出
ノズル１１は長尺の主ノズル１１ａとその両側に間隔を
存して配備される短尺の副ノズル１１ｂ、１１ｃとから
なり、これらは回動可能に支持される回動管１２に取付
けられ、該回動管１２は分岐圧縮空気供給管１ａに接続
されるマニホールド１３と連結管１４により連結されて
いる。
ル１１と、このノズルの首振り運動を行う揺動機構２０
とからなる。その詳細を図３乃至図５に示す。即ち噴出
ノズル１１は長尺の主ノズル１１ａとその両側に間隔を
存して配備される短尺の副ノズル１１ｂ、１１ｃとから
なり、これらは回動可能に支持される回動管１２に取付
けられ、該回動管１２は分岐圧縮空気供給管１ａに接続
されるマニホールド１３と連結管１４により連結されて
いる。
【００１１】揺動機構２０はエアシリンダ２１と、この
エアシリンダ２１に対する圧縮空気の給排気切換弁２２
とからなり、エアシリンダ２１は連結杆２３を介して前
記回動管１２に連結され、図３乃至図５に示す如くピス
トン２４の往復動により回動管１２を中心として噴出ノ
ズル１１は所定角度の首振り運動を行う。
エアシリンダ２１に対する圧縮空気の給排気切換弁２２
とからなり、エアシリンダ２１は連結杆２３を介して前
記回動管１２に連結され、図３乃至図５に示す如くピス
トン２４の往復動により回動管１２を中心として噴出ノ
ズル１１は所定角度の首振り運動を行う。
【００１２】切換弁２２は空気作動構造としたもので、
該切換弁２２はエアシリンダ２１の両端に取付けられる
切換弁２２との連結パイプ２５、２６に設けられる圧力
センサ３０、３１により作動される。即ち図３乃至図５
においてピストン２４が例えば右方に移行し死点に到達
し、右側の連結パイプ２６からの排気圧が略々０に降下
したとき、切換弁２２を空気圧により作動し切換えるよ
うにしたもので、この圧力センサ３０の一例を図６に示
す。
該切換弁２２はエアシリンダ２１の両端に取付けられる
切換弁２２との連結パイプ２５、２６に設けられる圧力
センサ３０、３１により作動される。即ち図３乃至図５
においてピストン２４が例えば右方に移行し死点に到達
し、右側の連結パイプ２６からの排気圧が略々０に降下
したとき、切換弁２２を空気圧により作動し切換えるよ
うにしたもので、この圧力センサ３０の一例を図６に示
す。
【００１３】この圧力センサ３０は、エアシリンダ２１
と連結パイプ２５との間に取付けられ、作動用空気供給
回路３２と排出回路３３との間に開閉弁３４を介入し、
この開閉弁３４の他側は連結パイプ２５に連結孔３５に
より連結されている。そして連結パイプ２５内の圧力が
高い時つまり切換弁２２を介して圧力空気が流入されて
いる間は、開閉弁３４を押圧し、供給回路３２と排出回
路３３とを遮断しておりピストン２４が図５において右
側に移動するも、右側連結パイプ２６内の排出空気圧は
高圧で圧力センサ３１内の開閉弁３４を押圧し、供給回
路３２と排出回路３３とは遮断されている。そしてさら
にピストン２４が右側に移行し右側死点に近づいたとき
排出圧つまりパイプ２６内の圧力が略々０に近づいたと
き、供給回路３２の押圧力により開閉弁３４を押し開き
供給回路３２と排出回路３３とを連通し、切換弁２２を
作動し切換えを行う。
と連結パイプ２５との間に取付けられ、作動用空気供給
回路３２と排出回路３３との間に開閉弁３４を介入し、
この開閉弁３４の他側は連結パイプ２５に連結孔３５に
より連結されている。そして連結パイプ２５内の圧力が
高い時つまり切換弁２２を介して圧力空気が流入されて
いる間は、開閉弁３４を押圧し、供給回路３２と排出回
路３３とを遮断しておりピストン２４が図５において右
側に移動するも、右側連結パイプ２６内の排出空気圧は
高圧で圧力センサ３１内の開閉弁３４を押圧し、供給回
路３２と排出回路３３とは遮断されている。そしてさら
にピストン２４が右側に移行し右側死点に近づいたとき
排出圧つまりパイプ２６内の圧力が略々０に近づいたと
き、供給回路３２の押圧力により開閉弁３４を押し開き
供給回路３２と排出回路３３とを連通し、切換弁２２を
作動し切換えを行う。
【００１４】切換えが終了し連結パイプ２６側に圧力空
気が供給されると、ピストン２４は復行すると共に、開
閉弁３４には空気圧が加わり、供給回路３２と排出回路
３３とは遮断される。他方の連結パイプ２５にはエアシ
リンダ２１よりの排気圧が加わり、該連結パイプ２５に
接続した圧力センサ３０は排気圧力が０に近づいたとき
前記要領で切換弁２２を切り換える。なお、上記エアシ
リンダ２１及び圧力センサ３０、３１への圧力空気は前
記マニホールド１３を介して供給される。
気が供給されると、ピストン２４は復行すると共に、開
閉弁３４には空気圧が加わり、供給回路３２と排出回路
３３とは遮断される。他方の連結パイプ２５にはエアシ
リンダ２１よりの排気圧が加わり、該連結パイプ２５に
接続した圧力センサ３０は排気圧力が０に近づいたとき
前記要領で切換弁２２を切り換える。なお、上記エアシ
リンダ２１及び圧力センサ３０、３１への圧力空気は前
記マニホールド１３を介して供給される。
【００１５】前記搬出手段４０は、図７に示す如く略々
カード機台幅を有する吸引ノズル４１とこの吸引ノズル
と分岐吸引ダクト３ａとを連結する連結ダクト４２とよ
りなり、吸引ノズル４１には前記噴出ノズル１１に対向
して長孔の吸引孔４３を穿孔する。
カード機台幅を有する吸引ノズル４１とこの吸引ノズル
と分岐吸引ダクト３ａとを連結する連結ダクト４２とよ
りなり、吸引ノズル４１には前記噴出ノズル１１に対向
して長孔の吸引孔４３を穿孔する。
【００１６】上記構成において、カードの落綿の蒐集に
際しては、制御機構ＣＰＵにおいて各スリーブバルブ４
ａ、４ｂ....並びにソレノイドバルブ３ａ、３ｂ....を
所定時間間隔を以て順次作動する。これにより先ず第１
のカード群ＣＡにおいてスリ−ブバルブ４ａ並びにソレ
ノイドバルブ３ａの作動により圧力空気が噴出ノズル１
１に供給され、同時に揺動機構２０が作動し、噴出ノズ
ル１１の首振り運動を行う。この場合、エアシリンダ２
１におけるピストン２４の移行位置を圧力検出センサに
より検出することにより切換弁は死点位置において直ち
に反転させることができる。 吹き払われた落綿は、搬
出手段４０の吸引ノズル４１により吸引され、主吸引ダ
クト２を介して集塵装置ＤＦに搬送される。
際しては、制御機構ＣＰＵにおいて各スリーブバルブ４
ａ、４ｂ....並びにソレノイドバルブ３ａ、３ｂ....を
所定時間間隔を以て順次作動する。これにより先ず第１
のカード群ＣＡにおいてスリ−ブバルブ４ａ並びにソレ
ノイドバルブ３ａの作動により圧力空気が噴出ノズル１
１に供給され、同時に揺動機構２０が作動し、噴出ノズ
ル１１の首振り運動を行う。この場合、エアシリンダ２
１におけるピストン２４の移行位置を圧力検出センサに
より検出することにより切換弁は死点位置において直ち
に反転させることができる。 吹き払われた落綿は、搬
出手段４０の吸引ノズル４１により吸引され、主吸引ダ
クト２を介して集塵装置ＤＦに搬送される。
【００１７】第１のカード群ＣＡに対し所定時間上記落
綿の蒐集、搬送が行われた後、制御装置ＣＰＵは第２の
カード群ＣＢに対し、上記要領で落綿の蒐集と搬送とを
行う。以下順次各カード群に対し上記要領で落綿の蒐集
と搬送とを行う。
綿の蒐集、搬送が行われた後、制御装置ＣＰＵは第２の
カード群ＣＢに対し、上記要領で落綿の蒐集と搬送とを
行う。以下順次各カード群に対し上記要領で落綿の蒐集
と搬送とを行う。
【００１８】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、多数の
カードを複数のカード群に区分し、各カード群毎に落綿
吹き払いと、吹き寄せられた落綿を吸引ダクトを介して
共通の集塵装置に移送するようにしたから、集塵装置に
連なる吸引ダクトとには常に過不足を生じることなく落
綿の移送が行われる故、集塵装置に対し過負荷を生ずる
ことを防止することが出来る。また、第２の発明による
ときは、落綿吹き寄せ手段として圧縮空気噴出ノズルを
備え、この噴出ノズルの首振り手段としてエアシリンダ
を用いたから、遅速度での首振り運動を円滑に行うこと
ができる。またこのエアシリンダのピストンの往復動を
切り換える切換弁の駆動手段として、エアシリンダに対
する対をなす圧縮空気供給排出用パイプそれぞれに圧力
検出用センサを取付け、エアシリンダのピストンが死点
に近づいたときこれを検出し、発生空気圧により切換弁
を作動するようにしたから、ピストンが死点からの切り
換えは迅速に行うことができる。またこの圧力検出用セ
ンサは非電気式作動空気発生構造としたから、電気火花
を発生する事がなく発火の恐れがない等の効果がある。
カードを複数のカード群に区分し、各カード群毎に落綿
吹き払いと、吹き寄せられた落綿を吸引ダクトを介して
共通の集塵装置に移送するようにしたから、集塵装置に
連なる吸引ダクトとには常に過不足を生じることなく落
綿の移送が行われる故、集塵装置に対し過負荷を生ずる
ことを防止することが出来る。また、第２の発明による
ときは、落綿吹き寄せ手段として圧縮空気噴出ノズルを
備え、この噴出ノズルの首振り手段としてエアシリンダ
を用いたから、遅速度での首振り運動を円滑に行うこと
ができる。またこのエアシリンダのピストンの往復動を
切り換える切換弁の駆動手段として、エアシリンダに対
する対をなす圧縮空気供給排出用パイプそれぞれに圧力
検出用センサを取付け、エアシリンダのピストンが死点
に近づいたときこれを検出し、発生空気圧により切換弁
を作動するようにしたから、ピストンが死点からの切り
換えは迅速に行うことができる。またこの圧力検出用セ
ンサは非電気式作動空気発生構造としたから、電気火花
を発生する事がなく発火の恐れがない等の効果がある。
【図１】本発明の多数のカードに対する作動回路図であ
る。
る。
【図２】カードに対する落綿蒐集搬出装置の配置要領説
明図である。
明図である。
【図３】落綿吹き寄せ手段の全体平面図である。
【図４】図３における正面図である。
【図５】落綿吹き寄せ手段の作動回路説明図である。
【図６】圧力検出用センサの縦断面図である。
【図７】落綿搬出手段の吸引ノズルの平面図である。
Ａ 落綿蒐集戦争装置 １ａ 分岐圧縮空気供給管 １ｂ 分岐圧縮空気供給管 ２ａ 分岐吸引ダクト ２ｂ 分岐吸引ダクト ３ ソレノイドバルブ ４ スリーブバルブ １０ 落綿吹き寄せ手段 １１ 噴出ノズル ２０ 揺動機構 ２１ エアシリンダ ２２ 切換弁 ３０ 圧力センサ ３１ 圧力センサ ４０ 落綿蒐集搬出装置
Claims (2)
- 【請求項１】 カードにはそれぞれ圧縮空気による落綿
吹き寄せ手段と、吹き寄せられた落綿の吸引搬出手段と
よりなる落綿蒐集搬出装置を備え、多数のカードを複数
のカード群に区分し、各カード群毎に吹き寄せ手段に連
なる落綿吹き払い用分岐圧縮空気供給管と、集塵装置を
備える主吸引ダクトに前記落綿吸引搬出手段に連なる分
岐吸引ダクトとを配置し、各カード群に対する分岐圧縮
空気供給管にはソレノイドバルブを、また分岐吸引ダク
トにはスリーブバルブを配し、制御機構よりの信号によ
り各カード群に対し順次上記スリーブバルブ及びソレノ
イドバルブを所定時間作動し、各カード群毎に落綿の吹
き寄せ及び蒐集を行うことを特徴とするカードに対する
落綿の蒐集搬出方法。 - 【請求項２】 カードのドツフア下方に配備され圧縮空
気供給管より供給される圧縮空気による落綿吹き寄せ手
段と、テーカイン下方に配備され吹き寄せられた落綿を
吸引し集塵装置に移送する吸引搬出手段とを備え、上記
落綿吹き寄せ手段は圧縮空気噴出ノズルと、このノズル
の首振り運動を行う揺動機構とよりなり、揺動機構はエ
アシリンダと、このエアシリンダに対する対をなす圧縮
空気供給排出用パイプに取付けられる圧力検出用センサ
と、エアシリンダに対する給排空気切り換え弁とを備
え、該切り換え弁は空気作動式とし、圧力検出用センサ
は切換弁作動回路に設けられ、かつ非電気式作動空気発
生構造とし、エアシリンダのピストンが両死点に到達し
たときこれを検出し、切換弁を発生空気圧により作動す
ることを特徴とするカードに対する落綿の蒐集搬出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144793A JP2859076B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | カードに対する落綿の蒐集搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8144793A JP2859076B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | カードに対する落綿の蒐集搬出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06272119A true JPH06272119A (ja) | 1994-09-27 |
| JP2859076B2 JP2859076B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13746660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8144793A Expired - Fee Related JP2859076B2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-03-16 | カードに対する落綿の蒐集搬出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2859076B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-03-16 JP JP8144793A patent/JP2859076B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN110616476B (zh) * | 2019-10-18 | 2024-01-26 | 盐城金大纺织机械制造有限公司 | 一种双层双压式自动供棉机 |
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| JP2859076B2 (ja) | 1999-02-17 |
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