JPH0627203A - 半導体集積回路、及びマイクロコンピュータ - Google Patents

半導体集積回路、及びマイクロコンピュータ

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JPH0627203A
JPH0627203A JP4207354A JP20735492A JPH0627203A JP H0627203 A JPH0627203 A JP H0627203A JP 4207354 A JP4207354 A JP 4207354A JP 20735492 A JP20735492 A JP 20735492A JP H0627203 A JPH0627203 A JP H0627203A
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JP
Japan
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module
functional
semiconductor integrated
integrated circuit
functional module
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JP4207354A
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English (en)
Inventor
Masafumi Oshiba
雅史 大柴
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、複数の機能モジュールを備
えた半導体集積回路において、異常検出率の向上、及び
テスト時間の短縮を図るための技術を提供することにあ
る。 【構成】 外部から与えられる信号によって特定される
機能モジュールのみを選択的に動作可能状態とすること
によって機能モジュールの単独動作試験モードを形成す
るためのモジュール動作制御回路40を設け、DMAC
5や、MSCI6を個別的に動作可能とすることによっ
て、各機能モジュールを単体で論理デバッグしたときの
論理シミュレーションパターンをそのまま利用可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に含ま
れる複数の機能モジュールを個別的に動作させるための
技術に関し、例えば、例えば通信プロトコルプロセッサ
に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シングルチップマイクロコンピュータの
ような汎用マイクロコンピュータや通信プロトコルプロ
セッサのような専用マイクロコンピュータは、中央処理
装置(CPUと略記する)のほかに各種周辺回路を搭載
している。
【0003】例えば昭和63年7月に株式会社日立製作
所から発行された「HD64180S NPUユーザー
ズマニュアル」に記載されている通信プロトコルプロセ
ッサは、CPUを中心に、シリアルコミュニケーション
インタフェースやクロック同期式I/Oポートの他に、
DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントロー
ラ)やタイマ、さらにはリフレッシュコントローラなど
を内蔵する。この通信プロトコルプロセッサは、内蔵C
PUを用いて、通信プロトコル処理やシステムに付随す
るアプリケーション処理を行うことができるが、その内
蔵CPUの処理能力が主として通信プロトコル処理に占
有されてしまう場合にはホストとなるその他のCPUが
システムのアプリケーション処理を行うことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】NPUでは、1個の機
能モジュールを単独で動作させるための回路が設けられ
ていない。このため、機能モジュール単体で論理デバッ
グしたときの論理シミュレーションパターンは、NPU
全体のシミュレーションやデバッグには流用することが
できず、それ専用のテストパターンを作成しなければな
らない。また、内部機能モジュール間でやりとりされる
信号は、NPUの外部で観測することができず、しか
も、機能モジュールへの信号入力設定のための手順が複
雑であり、そのことが、異常検出率の向上、テスト時間
の短縮を阻害する主たる要因とされるのが、本発明者に
よって明らかとされた。
【0005】本発明の目的は、複数の機能モジュールを
備えた半導体集積回路において、異常検出率の向上、及
びテスト時間の短縮を図るための技術を提供することに
ある。
【0006】本発明の上記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0008】すなわち、外部から与えられる信号によっ
て特定される機能モジュールのみを選択的に動作可能状
態とすることによって機能モジュールの単独動作試験モ
ードを形成するための機能モジュール動作制御手段を設
けるものである。その場合において、外部から与えられ
る信号によって特定される機能モジュールのみが選択的
に動作可能状態とされるとき、それ以外の機能モジュー
ルをリセット状態とすることができる。また、半導体集
積回路の内部信号の観測を可能とするため、通常動作時
において、機能モジュール間でのみやりとりされる制御
信号を半導体集積回路の外部に出力又は外部から取込む
ための制御論理回路を設けることができる。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、上記モジュール動作制
御手段は、外部から与えられる信号によって特定される
機能モジュールのみを選択的に動作可能状態とすること
によって機能モジュールの単独動作試験モードを形成
し、このことが、半導体集積回路の異常検出率の向上、
及びテスト時間の短縮を達成する。
【0010】
【実施例】第2図には本発明に係るマイクロコンピュー
タの一実施例である通信プロトコルプロセッサのブロッ
ク図が示される。
【0011】この通信プロトコルプロセッサ1は、特に
制限されないが、公知の半導体集積回路製造技術によっ
てシリコンのような1個の半導体基板に形成されてい
る。
【0012】通信プロトコルプロセッサ1は、特に制限
されないが、その全体の制御を司るCPU2を中心に、
メモリマネージメントユニット(以下単に「MMU」と
記す)3、バスコントローラ4、DMAC5、MSCI
(マルチプロトコル・シリアル・コミュニケーション・
インタフェース)6、ASCI(調歩同期式・シリアル
・コミュニケーション・インタフェース)7、タイマ
8、そしてリフレッシュコントローラ9などを含み、そ
れらは内部データバス10、内部アドレスバス11、及
び内部コントロールバス12に共通接続されている。
【0013】上記内部データバス10及び内部アドレス
バス11はそれぞれ双方向型のデータ入出力バッファ1
3,アドレス入出力バッファ14を介して外部とインタ
フェース可能にされている。
【0014】上記MSCI6は、特に制限されないが、
全二重1チャンネルを内蔵し、調歩同期,バイシンクな
どのバイト同期、そしてHDLC(ハイレベルデータリ
ンクコントロール)系のビット同期を選択可能になって
おり、送信データTXDM,受信データRXDM、送信
クロックTXCM,並びに受信クロックRXCMを外部
とやりとりする。上記ASCI7は全二重1チャンネル
を内蔵し、調歩同期又はクロック同期を選択可能になっ
ており、送信データTXDA,受信データRXDA、送
信クロックTXCA,並びに受信クロックRXCAを外
部とやりとりする。上記MSCI6,ASCI7はそれ
ぞれ送受信データの並直変換や送受信のクロック同期制
御、そしてエラー検出などを行い、上位プロトコル処理
は上記CPU2によって行うことができる。このMSC
I6,ASCI7のそれぞれには、送信データを格納す
るトランスミットデータレジスタや、受信データを格納
するレシーブデータレジスタ、そしてステータスレジス
タ並びにコントロールレジスタなどのI/Oレジスタ群
が含まれている。
【0015】上記DMAC5は、特に制限されないが、
2チャンネルを内蔵し、転送要求信号に応じてメモリを
アドレシングすると同時にその転送要求信号に応ずるI
/Oデバイスを選択してデータ転送を行うシングルアド
レシングモードや、リードサイクルを起動してメモリと
メモリとの間でのデータ転送を行うデュアルアドレシン
グモード、さらにはメモリと上記MSCI6との間のチ
ェインブロック転送モードなどをサポートする。このD
MAC5には、DMA転送時のメモリアドレスを指定す
るメモリアドレスレジスタ、転送先又は転送元になる入
出力回路のアドレスを指定するI/Oアドレスレジス
タ、転送語数を指定するバイトカウントレジスタ、モー
ドレジスタなどのI/Oレジスタ群が含まれる。尚、D
MAC5はそれぞれのチャンネルに対応して転送要求信
号DREQ0,DREQ1が入力されると共に、転送終了
信号TEND0,TEND1を出力する。
【0016】上記タイマ8は、特に制限されないが、2
チャンネルを内蔵し、リロード方式カウンタや、外部イ
ベントのカウンタ機能などを有し、外部クロックやトリ
ガ信号TIN0,TIN1が外部から与えられ、これに応
じたタイマ出力TOUT0,TOUT1を得る。このタイ
マ8には、計数初期値などが設定されるタイマデータレ
ジスタやそのタイマデータレジスタにリロードすべきデ
ータが設定されるタイマリロードレジスタ、そしてコン
トロールレジスタなどのI/Oレジスタ群が含まれてい
る。
【0017】上記リフレッシュコントローラ9は、特に
制限されないが、DRAM(ダイナミック・ランダム・
アクセス・メモリ)をリフレッシュするためのDRAM
アクセス制御機能を有し、リフレッシュサイクルの挿入
の有無やリフレッシュサイクル間の間隔、そしてリフレ
ッシュサイクルの長さなどを指定するためのI/Oレジ
スタ群を含む。
【0018】40は、本実施例プロセッサ1に含まれる
各種モジュールの単独動作を制御するためのモジュール
動作制御回路であり、このモジュール動作制御回路40
には、制御信号A、制御信号B、制御信号C、及びリセ
ット信号RSが、当該プロセッサ1の外部から供給さ
れ、それに基づいて各モジュールを単独動作させるため
の各種制御信号が生成されるようになっている。
【0019】図1には、本実施例プロセッサ1における
主要部の詳細な構成が示される。
【0020】尚、説明の便宜上、図1においては、機能
モジュールとしてCPU2,DMAC5,MSCI6が
代表的に示され、DMAC5,MSCI6の単独動作を
可能とする場合の構成例が示される。各機能モジュール
の単独動作を外部から指示するための制御信号のビット
数は、単独動作の対象となるモジュールの数によって決
定され、例えば、図1に示される場合のように、DMA
C5,MSCI6の単独動作を可能とするには、制御信
号A,Bとリセット信号RSを供給するようにする。
【0021】モジュール動作制御回路40は、制御信号
Aとリセット信号RSとのオア論理を得るオアゲート2
0と、制御信号Bとリセット信号RSとのオア論理を得
るオアゲート21と、制御信号A,Bのエクスクルージ
ブオア論理を得るエクスクルージブオアゲート22と、
このゲート22の論理出力とリセット信号RSとのオア
論理を得るオアゲート23とを含む。リセット信号RS
がハイレベルのとき、オアゲート20,21,23の論
理出力がハイレベルとなり、それによって、CPU2,
DMAC5,MSCI6は、同時にリセット状態とされ
る。また、制御信号A,B、及びリセット信号RSがロ
ーレベルの場合に、CPU2,DMAC5,MSCI6
は通常動作状態とされる。
【0022】制御信号A,B、及びリセット信号RSが
ローレベルの場合において、DMAC5,MSCI6が
受信モードに設定され、シリアル形式の受信データRX
DMが入力されると、MSCI6はそれをパラレルデー
タに変換し、それを外部に転送するため、リクエスト信
号REQをアサートする。この転送リクエスト信号RE
Qがアサートされると、DMAC5は、転送処理を行う
ためアクノリッジ信号ACKをアサートする。これを受
けてMSCI6は上記パラレルデータを内部データバス
10に出力する。
【0023】また、CPU2,DMAC5,MSCI6
が送信モードに設定された場合、MSCI6には送信デ
ータが無いので、リクエスト信号REQをアサートす
る。これを受けてDMAC5は、外部からの送信データ
を転送し、アクノリッジ信号ACKをアサートする。そ
れを受けてMSCI6は、DMAC5によって転送され
た送信データをシリアルデータに変換し、それを送信デ
ータTXDMとして外部に出力する。
【0024】ここで、従来技術に従えば、例えばMSC
I6のデバッグを行う場合、当該MSCI6のみなら
ず、それと密接に関係するDMAC5も所定の設定を行
って動作させる必要があるため、先に機能モジュール単
体で行ったデバッグパターンを、そのまま使うことがで
きず、どうしても、それ専用のテストパターンを新たに
作成しなければならない。また、そのようなテストパタ
ーンを作成したとしても、例えばDMAC5が故障して
いた場合には、そのようなテストパターンによるテスト
は不可能となる。
【0025】そに対して、上記モジュール動作制御回路
40を設けた場合には、以下のようにして、各機能モジ
ュールの個別的な動作試験が可能とされる。
【0026】リセット信号RSがローレベルとされた状
態で、制御信号Aがローレベル、制御信号Bがハイレベ
ルとされた場合には、CPU2,MSCI6はリセット
状態とされ、図1においてDMAC5のみが動作可能状
態とされる。このとき、本来MSCI6から伝達される
べきリクエスト信号REQは、マルチプレクサMPX3
によって、受信データRXDM端子が選択されることに
より、当該端子を介して外部から供給可能とされる。す
なわち、上記のようにMSCI6のリセット状態におい
て、少なくとも受信データRXDM端子は不使用であ
り、これを、外部からDMAC5に対するリクエスト信
号入力端子として積極的に利用し、上記モジュール動作
制御回路40のオアゲート21の出力に基づいてマルチ
プレクサMPX3の選択動作を制御することによって、
本来MSCI6から伝達されるべきリクエスト信号RE
Qを擬似的に外部から供給可能とする。マルチプレクサ
MPX3は、2入力を択一的に選択可能とする種々の論
理構成を採用することができるが、本実施例では、2入
力アンドゲート33,34と、この2入力アンドゲート
33,34の後段に配置されることによって、それらの
オア論理を得る2入力オアゲート32とによって構成さ
れたものが適用される。そしてナンドゲート33の一方
の入力端子には、上記オアゲート21の論理出力を反転
するインバータ25が設けられることによって、MSC
I6からのリクエスト信号REQと、受信データRXD
M端子を介して外部から擬似的に入力されるリクエスト
信号REQとの選択が可能とされる。それにより、上記
MSCI6がリセット状態であるにもかかわらず、外部
からDMAC5に対して擬似的にリクエスト信号REQ
を与えることができる。また、DMAC5から出力され
るアクノリッジ信号ACKは、本来MSCI6に供給さ
れ、プロセッサ1の外部に出力されることはないが、本
実施例では、MPX4の選択動作により、送信データT
XDM端子を介してプロセッサ1の外部に出力可能とさ
れる。つまり、MSCI6がリセット状態の場合、送信
データTXDM端子は不使用であるから、これを上記ア
クノリッジ信号ACKの外部出力用として積極的に利用
し、当該アクノリッジ信号ACKの外部モニタを可能と
する。上記マルチプレクサMPX4は、特に制限されな
いが、上記マルチプレクサMPX3と同様に、2入力ア
ンドゲート35,36と、この2入力アンドゲート3
5,36の後段に配置されることによって、それらのオ
ア論理を得る2入力オアゲート37とによって構成され
たものが適用される。ナンドゲート35,36には、上
記モジュール動作制御回路40のオアゲート21の出
力、及びそれがインバータ25で反転されたものがそれ
ぞれ伝達され、オアゲート21の論理出力がハイレベル
となった場合、アンドゲート35が活性化されることに
よって上記アクノリッジ信号ACKの外部出力が可能と
される。
【0027】このように、上記モジュール動作制御回路
40の制御下で、外部からのリクエスト信号REQ取込
み、及びアクノリッジ信号ACKの外部出力が可能とさ
れることによって、DMAC5の単独動作テストが可能
とされるので、DMAC5を単体で論理デバッグしたと
きの論理シミュレーションパターンをそのまま利用する
ことができ、専用のテストパターンを新たに形成する必
要がないので、テスト時間の短縮が可能とされる。
【0028】次に、リセット信号RSがローレベルとさ
れた状態で、制御信号Aがハイレベル、制御信号Bがロ
ーレベルとされた場合について説明する。
【0029】CPU2,DMAC5はリセット状態とさ
れ、図1においてMSCI6のみが動作可能状態とされ
る。MSCI6が動作可能状態とされることによって当
該MSCI6から出力されるリクエスト信号REQは、
マルチプレクサMPX2を介して、送信終了信号TEN
D0端子から当該プロセッサ1の外部に出力可能とされ
る。すなわち、上記のように、DMAC5がリセット状
態の場合、基本的に送信終了信号TEND0端子は不使
用であるから、これをMSCI6からのリクエスト信号
REQの外部出力用として積極的に利用し、当該リクエ
スト信号REQの外部モニタを可能としている。マルチ
プレクサMPX2は、他のマルチプレクサと同様に、2
入力を択一的に選択可能とする種々の論理構成を採用す
ることができるが、本実施例では、2入力アンドゲート
29,30と、この2入力アンドゲート29,30の後
段に配置されることによって、それらのオア論理を得る
2入力オアゲート31とによって構成されたものが適用
される。ナンドゲート30の一方の入力端子には上記オ
アゲート20の論理出力がそのまま入力され、また、ナ
ンドゲート29の一方の入力端子には、上記オアゲート
20の論理出力を反転するインバータ24の論理出力が
入力されることによって、当該アンドゲート29,30
は、上記モジュール動作制御回路40の出力に応じて相
補的に活性化される。そのようなマルチプレクサMPX
2の選択動作により、上記オアゲート20の論理出力が
ハイレベルとなった場合には、MSCI6からのリクエ
スト信号REQが選択的に送信終了信号TEND0端子
に伝達され、当該端子を介して当該信号の外部モニタが
可能とされる。
【0030】また、本来DMAC5からMSCI6に供
給されるアクノリッジ信号ACKは、DMAC5のリセ
ット状態においては、マルチプレクサMPX1の選択動
作により、転送要求信号DREQ0端子を介して当該プ
ロセッサ1の外部より入力可能とされる。つまり、DM
AC5がリセット状態の場合、転送要求信号DREQ0
端子は基本的に不使用であるから、この端子を、上記M
SCI6に対してプロセッサ1の外部から擬似的に供給
するための端子として積極的に利用することによって、
DMAC5がリセット状態であるのもかかわらず、MS
CI6へのアクノリッジ信号ACKの供給を可能として
いる。上記マルチプレクサMPX1は、特に制限されな
いが、他のマルチプレクサと同様に、2入力アンドゲー
ト26,28と、この2入力アンドゲート26,28の
後段に配置されることによって、それらのオア論理を得
る2入力オアゲート27とによって構成されたものが適
用される。ナンドゲート26,28には、上記モジュー
ル動作制御回路40のオアゲート20の出力、及びそれ
がインバータ24で反転されたものがそれぞれ伝達さ
れ、オアゲート20の論理出力がハイレベルとなった場
合、アンドゲート26が活性化されることによって転送
要求信号DREQ0端子が選択され、上記アクノリッジ
信号ACKが外部から擬似的に供給可能とされる。
【0031】このように、上記モジュール動作制御回路
40の制御下で、リクエスト信号REQの外部出力、及
び外部からアクノリッジ信号ACK供給が可能とされる
ことによって、MSCI6の単独動作テストが可能とさ
れるので、MSCI6を単体で論理デバッグしたときの
論理シミュレーションパターンをそのまま利用すること
ができ、専用のテストパターンを新たに形成する必要が
ないので、テスト時間の短縮が可能とされる。
【0032】上記実施例によれば以下の作用効果が得ら
れる。
【0033】(1)上記のように、外部から与えられる
信号によって特定される機能モジュールのみを選択的に
動作可能状態とすることによって機能モジュールの単独
動作試験モードを形成するためのモジュール動作制御回
路40を設けることによって、DMAC5や、MSCI
6を個別的に動作させて、それらの動作試験を行うこと
ができるので、各機能モジュールを単体で論理デバッグ
したときの論理シミュレーションパターンをそのまま利
用することができ、専用のテストパターンを新たに形成
する必要がないから、テストパターン作成の工数が低減
され、設計時間を短縮することができる。
【0034】(2)また、上記モジュール動作制御回路
40によって制御されるマルチプレクサMPX1,MP
X2,MPX3,MPX4などの論理回路を設けること
により、本来機能モジュール間でのみやりとりされる制
御信号の外部入出力が可能とされ、機能モジュールの故
障検出効率を向上させることができる。
【0035】(3)また、動作テストの結果、機能モジ
ュールの故障が発見された場合において、他の機能モジ
ュールが例え一つでも正常動作することが上記単独テス
トで確認された場合には、この正常モジュールのみを搭
載する半導体集積回路として救済可能であり、それによ
り、半導体集積回路の歩留りを向上させることができ
る。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0037】例えば、図1では通信プロトコルプロセッ
サ1における主要機能ブロックが示され、その他の機能
ブロックについては省略されたが、当該他の機能ブロッ
クについても、同様に機能モジュールの単独動作試験モ
ードを形成することができる。その場合において、単独
動作の対象となるモジュールの数に応じて、外部から、
モジュール動作制御回路40に与える制御信号のビット
数を決定すれば良く、また、それに対応してモジュール
動作制御回路40の内部論理構成も適宜に変更可能であ
る。
【0038】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である通信プ
ロトコルプロセッサに適用した場合について説明した
が、本発明はそれに限定されず、シングルチップマイク
ロコンピュータなど各種マイクロコンピュータや、その
他の半導体集積回路に広く適用することができる。
【0039】本発明は、少なくとも複数の機能モジュー
ルを含むことを条件に適用することができる。
【0040】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0041】すなわち、モジュール動作制御手段を設け
ることにより、外部から与えられる信号によって特定さ
れる機能モジュールのみが選択的に動作可能状態とさ
れ、機能モジュールの単独動作試験モードが形成される
ので、半導体集積回路の異常検出率の向上、及びテスト
時間の短縮が可能とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である通信プロトコルプロセ
ッサの主要部の構成ブロック図である。
【図2】上記通信プロトコルプロセッサの全体的な構成
ブロック図である。
【符号の説明】
1 通信プロトコルプロセッサ 2 CPU 3 MMU 4 バスコントローラ 5 DMAC 6 MSCI 7 ASCI 8 タイマ 9 リフレッシュコントローラ 10 内部データバス 11 内部アドレスバス 12 内部データバス 13 データ入出力バッファ 14 アドレス入出力バッファ 40 モジュール動作制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の機能モジュールを含む半導体集積
    回路において、外部から与えられる信号によって特定さ
    れる機能モジュールのみを選択的に動作可能状態とする
    ことによって機能モジュールの単独動作試験モードを形
    成するためのモジュール動作制御手段を含むことを特徴
    とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 外部から与えられる信号によって特定さ
    れる機能モジュールのみが選択的に動作可能状態とされ
    るとき、それ以外の機能モジュールがリセット状態とさ
    れる請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 通常動作時において機能モジュール間で
    のみやりとりされる制御信号を外部に出力又は外部から
    取込むための制御論理回路を含む請求項1又は2記載の
    半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 機能モジュールとしての中央処理装置、
    及びそれの各種周辺回路とが一つの半導体基板に形成さ
    れたマイクロコンピュータにおいて、外部から与えられ
    る信号によって特定される機能モジュールのみを選択的
    に動作可能状態とすることによって機能モジュールの単
    独動作試験モードを形成するためのモジュール動作制御
    手段を含むことを特徴とするマイクロコンピュータ。
  5. 【請求項5】 外部から与えられる信号によって特定さ
    れる機能モジュールのみが選択的に動作可能状態とされ
    るとき、それ以外の機能モジュールがリセット状態とさ
    れる請求項4記載のマイクロコンピュータ。
  6. 【請求項6】 通常動作時において機能モジュール間で
    のみやりとりされる制御信号を外部に出力又は外部から
    取込むための制御論理回路を含む請求項4又は5記載の
    マイクロコンピュータ。
JP4207354A 1992-07-10 1992-07-10 半導体集積回路、及びマイクロコンピュータ Withdrawn JPH0627203A (ja)

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