JPH06271798A - インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器 - Google Patents

インク、これを用いたインクジェット記録方法及び機器

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JPH06271798A
JPH06271798A JP6211093A JP6211093A JPH06271798A JP H06271798 A JPH06271798 A JP H06271798A JP 6211093 A JP6211093 A JP 6211093A JP 6211093 A JP6211093 A JP 6211093A JP H06271798 A JPH06271798 A JP H06271798A
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JP
Japan
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ink
recording
head
parts
jet recording
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JP6211093A
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English (en)
Inventor
Masahiro Haruta
昌宏 春田
Shoji Koike
祥司 小池
Kinu Shirota
衣 城田
Tomoya Yamamoto
智也 山本
Mariko Suzuki
真理子 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH06271798A publication Critical patent/JPH06271798A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱エネルギーに対する発泡の応答性が良好で
あり、コピー用紙、レポート用紙、ノート、便箋等のオ
フィスで一般に使用されている非塗工紙、いわゆる普通
紙、更には、布に記録した場合のインクの滲み及び記録
物の遅乾性を解決したインク及びインクジェット記録方
法、かかるインクを用いた機器を提供する。 【構成】 記録剤及びこれを溶解又は分散する液媒体を
含むインクにおいて、一般式[1] 【化1】 (上式中、RはH又はCH3を表し、nは1〜3の整
数、mは1〜3の整数であり、n+mは1〜4の範囲に
ある。)で示される化合物、又はビス(2−ヒドロキシ
エチル)スルホンを含有することを特徴とするインク。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク、これを用いた
インクジェット記録方法、かかるインクを用いた機器に
関し、インクジェット用に特別に調整された塗工紙はも
ちろんのこと、それ以外のコピー紙、レポート用紙、ボ
ンド紙、連続伝票用紙等のオフィスや家庭で一般に使用
されている非塗工紙、いわゆる普通紙、更には布類に対
しても、高精細、高画質記録が可能なインク、インクジ
ェット記録方法、記録ユニット、インクジェット記録装
置及びインクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインクジェット用インクについ
ては、実に様々な組成のものが報告されている。中でも
近年は、コピー用紙、レポート用紙、ノート、便箋等の
オフィスで一般に使用されている普通紙、更には、布に
対しても良好な記録を行うために、組成及び物性等の多
用な面から詳細な研究開発がなされている。
【0003】また、インクジェット記録法においても、
様々の方式が提案されており、帯電した液滴を連続的に
発生させ、該液滴の一部を記録に使用する方式、圧電素
子を有する記録ヘッドに信号を与え、該信号に応じて記
録液の液滴を発生させて記録を行う方式、或は記録ヘッ
ドの室内の記録液に記録信号に対応した熱エネルギーを
与え、該エネルギーにより液滴を発生させ記録を行う方
式などがある。
【0004】とりわけ、特開昭54−59936号公報
に記載されているような熱エネルギーによるインクの発
泡現象によってインクを吐出させるタイプはノズルの高
集積化、高密度化が容易であり、最近特に注目を集めて
いる方式である。しかし、発泡という他方式にない現象
を利用するため使用するインクに対して一層厳密な条件
が要求されている。
【0005】この方式に使用するインクの好ましい条件
を下記に列挙してみると、 (1)周波数応答性が良好であり微細な吐出口から液滴
が、常時安定して吐出され、目詰まりを生じない。特
に、熱エネルギーに対する発泡の応答性が良好である。 (2)記録休止中、キャップをしない状態で放置されて
いても、記録再開直後から安定した吐出が得られる。す
なわち、吐出口付近のインクが乾燥しにくく、目詰まり
を生じない。 (3)特に普通紙や布に対して、不定形、又は不規則な
滲みのない高品位な画像が得られる。 (4)普通紙や布に対して、定着性(印字乾燥性)が速
く、印字物をこすっても汚れない。 (5)保存安定性が良好で、長時間にわたり、インク性
能が保持される。特に、熱エネルギーを利用した方式に
よる場合は、発熱ヘッド上での断線や異物の沈着が生じ
ない。 (6)毒性、引火性等の安全性に優れる。 等が挙げられる。
【0006】これらの要求に対し従来のインクの処方と
しては、例えば、一般にインク中には乾燥防止、目詰ま
り防止等の目的でグリコール等の高沸点有機溶剤を含有
しており、このようなインクでサイズ度の高い普通紙に
記録を行った場合には、インクが紙内部へ浸透しにくく
記録部の乾燥性が悪いため、記録物を手で触れるとイン
クが手についたり、文字がこすれて汚れたりする等の問
題があった。また、布に記録を行った場合は、滲みがひ
どく、濃度も低い不鮮明なものとなる等の問題があっ
た。
【0007】そこで、紙内部へのインクの浸透性を高め
るために、特開昭55−29546号公報には、インク
中に多量の界面活性剤を添加する方法が提案されてい
る。この場合には、紙によっては滲みが非常に多く発生
したり、インクジェット用ヘッドに充填した場合に、ヘ
ッドの構造条件によっては、インクがオリフィス面より
後退してしまい吐出が行われなかったり、逆にオリフィ
ス面全体が濡れてしまいインクが吐出しない等のトラブ
ルがみられた。
【0008】また、特開昭56−57862号公報に
は、インクのpHを強アルカリ性にする方法も提案され
ているが、この場合はインクを手で触れた場合に危険で
あり、また、ある種のサイズ剤を用いた紙、例えば、中
性紙等に対しては滲み、乾燥性とも良好でない場合があ
る等の欠点がある。
【0009】上記の他にも、今までに種々の改良が試み
られているものの、前記の滲みと乾燥性更には目詰まり
性の問題をすべて充分に解決するインクは今までのとこ
ろ知られていないのが現状であり、周波数に良好に応答
する性能を更に有するようなインク設計は重要ではある
が、極めて困難な課題である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、周波数応答性、特に周波数による熱エネルギーに対
する発泡の応答性が良好であり、コピー用紙、レポート
用紙、ノート、便箋等のオフィスで一般に使用されてい
る非塗工紙、いわゆる普通紙、更には、布に記録した場
合のインクの滲み及び記録物の遅乾性を解決したインク
及びインクジェット記録方法、かかるインクを用いた機
器を提供することにある。
【0011】また、本発明の別の目的はオフィスや家庭
における使用においても安全性の高いインクを提供する
ことにある。
【0012】更に、本発明の他の目的は、インクジェッ
ト記録ヘッドのノズルにおける目詰まりを起こしにく
く、信頼性の優れたインク、かかるインクを用いた機器
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は以下の本発明
によって達成される。
【0014】即ち、本発明は、記録剤及びこれを溶解又
は分散する液媒体を含むインクにおいて、一般式[1]
で示される化合物又はビス(2−ヒドロキシエチル)ス
ルホンを含有することを特徴とするインクである。
【0015】また、本発明は、インク滴を記録信号に応
じてオリフィスから塗出させて被記録材に記録を行うイ
ンクジェット記録方法において、上記インクを用いるこ
とを特徴とするインクジェット記録方法である。
【0016】本発明は、インクを収容したインク収容
部、該インクをインク滴として吐出させるためのヘッド
部を備えた記録ユニットにおいて、インクとして上記の
インクを用いることを特徴とする記録ユニットである。
【0017】本発明は、インクを収容したインク収容部
に備えたインクカートリッジにおいて、インクとして上
記のインクを用いることを特徴とするインクカートリッ
ジである。
【0018】本発明は、インクを収容したインク収容部
と、該インクをインク滴として吐出させるためのヘッド
部を有する記録ユニットを備えたインクジェット記録装
置において、インクとして上記のインクを用いることを
特徴とするインクジェット記録装置である。
【0019】本発明は、インク滴を吐出するための記録
ヘッド、インクを収容したインク収容部を有するインク
カートリッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッド
にインクを供給するためのインク供給部を備えたインク
ジェット記録装置において、インクとして上記のインク
を用いることを特徴とするインクジェット記録装置であ
る。
【0020】(本発明の好ましい態様)本発明者らは、
ノズルよりインクを吐出させる記録、特に熱エネルギー
によるインクの発泡現象によってインクを吐出させる記
録において好適であり、且つ、紙や布上におけるインク
の滲みと乾燥性、浸透性を改善し、更にインクジェット
記録ヘッドのノズルにおける目詰まりを起こしにくい信
頼性の優れたインク組成について鋭意検討の結果、液媒
体として水と共に一般式[1]で示される化合物又はビ
ス(2−ヒドロキシエチル)スルホンを含むインクが滲
みと浸透性の点でバランスのとれたものであり、更に目
詰まり防止性が特に良好であることを見いだし、本発明
に至ったものである。
【0021】本発明者らの知見によれば、従来の目詰ま
り防止剤としては、ポリエチレングリコール類やグリセ
リン等が用いられており、特にグリセリンは比較的少量
の添加で目詰まりを防止することができ、更に紙面上で
のインクの滲みも起こしにくいことから、特に好ましい
目詰まり防止剤である。ただ、紙中に存在するサイズ剤
に対する濡れ性が悪いので紙によっては、紙面上でのイ
ンクの乾燥性、浸透性が劣るといった欠点があった。
【0022】これに対し、本発明で用いる一般式[1]
で示される化合物又はビス(2−ヒドロキシエチル)ス
ルホンは、グリセリンと同様の目詰まり防止効果をも
ち、しかもインクの滲みと浸透性のバランスが非常に良
好である。その理由としては、該化合物は蒸気圧が低
く、且つ、色素の溶解又は分散性に優れ、その結果目詰
まり防止効果が得られるものと思われる。更に分子内に
イオウ原子又はSO2基を有するために、紙や布のセル
ロース繊維や紙のサイズ剤に対する濡れ性がよく、この
結果、紙面上又は布面上でのインクの浸透性が格段に向
上したものと考えられる。
【0023】一方、周波数に対する応答性は一般式
[1]で示される化合物のインク中の含有率が0.1乃
至30重量%で、且つ水も50乃至95重量%含有され
たとき、或はビス(2−ヒドロキシエチル)スルホンの
インク中の含有率が0.1乃至20重量%で、且つ水も
50乃至95重量%含有されたとき、特に良好となる。
これは、上記割合で混合されたインクの物性やノズル内
部の各部材に対する濡れ性がインクを吐出させる記録方
法に最適であるためと考えられる。
【0024】次に本発明のインクの各成分について説明
する。
【0025】本発明にて使用し、主として本発明を特徴
づける一般式で示される化合物としては、例えば次式の
ものを挙げることができる。
【0026】
【化2】
【0027】
【化3】
【0028】
【化4】 かかる一般式[1]で示される化合物のインク中への添
加は単独及び混合系で用いられ、使用する色素や併用す
る他の液媒体成分等によっても異なるが、0.1乃至3
0重量%程度を、好適には0.1乃至25重量%、より
好適には1乃至20重量%を占める割合である。
【0029】この含有量が、0.1重量%未満のとき
は、目詰まり防止効果が認められない。また、この含有
量が30重量%を超えると、浸透性及び滲みの点で問題
が生じる。
【0030】一方、ビス(2−ヒドロキシエチル)スル
ホンのインク中への添加は、単独及び混合系で用いら
れ、使用する色素や併用する他の液媒体成分等によって
も異なるが、好適には0.1乃至20重量%、より好適
には1乃至15重量%を占める割合である。
【0031】この含有量が、0.1重量%未満のとき
は、目詰まり防止効果が認められない。また、この含有
量が20重量%を超えると、浸透性及び滲みの点で問題
が生じる。
【0032】本発明のインクを構成する色素としては、
直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応染
料、分散染料、建築染料、可溶性建築染料、反応分散染
料、油性染料、各種顔料が挙げられるが、中でも直接染
料、酸性染料、反応性染料等の水溶性の染料はインクの
性能上特に好ましいものである。
【0033】これら色素の含有量は、液媒体成分の種
類、インクに要求される特性等に依存して決定される
が、一般式[1]で示される化合物を使用するときは、
一般的にはインク全量中で重量%で約0.2乃至25
%、好ましくは0.5乃至20%、より好ましくは1乃
至15%を占める割合である。また、ビス(2−ヒドロ
キシエチル)スルホンを使用するときは、一般的にはイ
ンク全量中で重量%で約0.2乃至20%、好ましくは
0.5乃至15%、より好ましくは1乃至10%を占め
る割合である。
【0034】また、本発明のインク中に占める水の割合
は50乃至95重量%、好ましくは55乃至95重量
%、より好ましくは60乃至95重量%を占める割合で
ある。水の量が50重量%未満の場合は、有機溶剤が多
く、紙がカールしたり普通紙や布等への印字品位は著し
く劣化する。水の量が95重量%を超えるときはノズル
のオリフィスからの吐出安定性が著しく劣化する場合が
ある。
【0035】本発明のインクの必須成分は以上である
が、その他従来公知のインクに使用されている一般的な
有機溶剤も併用でき、例えば、有機溶剤としては、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール、イソブチルアルコール、n−ペンタノール等の
炭素数1乃至5のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコー
ル類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン又はオキ
シプロピレン付加重合体;エチレングリコール、プロピ
レングリコール、トリメチレングリコール、ブチレング
リコール、1,2,6−ヘキサントリオール、ヘキシレ
ングリコール等のアルキレン基が2乃至6個の炭素原子
を含むアルキレングリコール類;チオジグリコール;グ
リセリン;エチレングリコールモノメチル(又はエチ
ル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又は
エチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル
(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジア
ルキルエーテル類;スルホラン、n−メチル−2−ピロ
リドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が
挙げられる。
【0036】上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般には
インクの全重量に対して重量%で1乃至49%、好まし
くは2乃至40%の範囲である。
【0037】上記の如き媒体を併用する場合は、単独で
も混合物でも使用できるが、最も好ましい媒体組成は少
なくとも1種の水溶性高沸点有機溶剤、例えばジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、グリセリン、
チオジグリコール等の多価アルコールを含有するもので
ある。
【0038】その他各種の分散剤、界面活性剤、粘度調
整剤、表面張力調整剤、蛍光増白剤等も必要に応じて添
加することができる。
【0039】例えば、ポリビニルアルコール、セルロー
ス類、水溶性樹脂等の粘度調整剤;カチオン、アニオン
或はノニオン系の各種界面活性剤、ジエタノールアミ
ン、トリエタノールアミン等の表面張力調整剤;緩衝液
によるpH調整剤、防カビ剤等を挙げることができる。
【0040】更に、本発明のインクは普通紙や布等に記
録した場合のインクの滲み及び記録物の乾燥性、浸透性
を解決し、インクジェット用ヘッドに対するマッチング
の面から、インク物性として25℃における表面張力が
30乃至68dyn/cm、粘度が15cP以下、好ま
しくは10cP以下、より好ましくは5cP以下に調整
されることが望ましい。
【0041】本発明のインクは、液滴を吐出させて記録
を行うインクジェット記録方法にとりわけ好適に用いら
れるが、一般の筆記具用としても使用できることはいう
までもない。
【0042】本発明のインクを用いて記録を行うのに好
適な方法及び装置としては、例えば記録ヘッドの室内の
インクに記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱
エネルギーにより液滴を発生させる方法及び装置が挙げ
られる。
【0043】その装置の主要部であるヘッド構成例を図
1、図2及び図3に示す。
【0044】ヘッド13はインクを通す溝14を有する
ガラス、セラミックス又はプラスチック板等と、感熱記
録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示され
ているが、これに限定されるものではない)とを接着し
て得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成さ
れる保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−
2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層
19、アルミナ等の放熱性のよい基板20よりなってい
る。
【0045】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まで来ており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
【0046】ここで、電極17−1、17−2に電気信
号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急
激に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が
吐出し、オリフィス22よりインク滴24となり、被記
録材25に向かって飛翔する。
【0047】図3には図1に示すヘッドを多数並べたマ
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1に説明したものと同
様な発熱ヘッド28とを密着して製作されている。
【0048】尚、図1は、インク流路に沿ったヘッド1
3の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断面で
ある。
【0049】図4に、かかるヘッドを組み込んだインク
ジェット記録装置の一例を示す。
【0050】図4において、61はワイピング部材とし
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配設され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。62はキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配設
され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐
出口面と当接し、キャッピングを行う構成を備える。更
に63はブレード61に隣接して設けられる吸収体であ
り、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経路中に突
出した形態で保持される。上記ブレード61、キャップ
62、吸収体63によって吐出回復部64が構成され、
ブレード61及び吸収体63によってインク吐出口面に
水分、塵埃等の除去が行われる。65は吐出エネルギー
発生手段を有し、吐出口を配した吐出口面に対向する被
記録材にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド、66
は記録ヘッド65を搭載して記録ヘッド65の移動を行
う為のキャリッジである。キャリッジ66はガイド軸6
7と慴動可能に係合し、キャリッジ66の一部はモータ
68によって駆動されるベルト69と接続(不図示)し
ている。これによりキャリッジ66はガイド軸67に沿
った移動が可能となり、記録ヘッド65による記録領域
及びその隣接した領域の移動が可能となる。
【0051】51は被記録材を挿入する為の給紙部、5
2は不図示のモータにより駆動される紙送りローラであ
る。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面と対向
する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行するにつれ
て排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙される。
【0052】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接
してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッ
ドの移動経路中に突出する様に移動する。
【0053】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
【0054】上述の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録の為に記録領域を移動する間に所定の間隔で
記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この移
動に伴って上記ワイピングが行われる。
【0055】図5は、ヘッドにインク供給部材、例えば
チューブを介して供給されるインクを収容したインクカ
ートリッジの一例を示す図である。ここで40は供給用
インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋であ
り、その先端にはゴム製の栓42が設けられている。こ
の栓42に針(不図示)を挿入することにより、インク
袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめる。44
は廃インクを受容する吸収体である。インク収容部とし
ては、インクとの接液面がポリオレフィン、特にポリエ
チレンで形成されているものが本発明にとって好まし
い。本発明で使用されるインクジェット記録装置として
は、上記の如きヘッドとインクカートリッジとが別体と
なったものに限らず、図6に示す如きそれらが一体にな
ったものにも好適に用いられる。
【0056】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタンを用いることが
本発明にとって好ましい。72は記録ユニット内部を大
気に連通させる為の大気連通口である。この記録ユニッ
ト70は、図4で示す記録ヘッドに代えて用いられるも
のであって、キャリッジ66に対し着脱自在になってい
る。
【0057】
【実施例】次に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説
明する。尚、文中、「部」又は「%」とあるのは、特に
断わりのない限り重量基準である。
【0058】実施例1〜7 下記の成分を混合して5時間攪拌後、水酸化ナトリウム
の0.1%水溶液にてpHを7.5に調節し、更にポア
サイズが0.22ミクロンのメンブランフィルター(商
品名フロロポアフィルター、住友電工株式会社製)にて
加圧濾過し、本発明のインクA〜E並びにA’及びE’
を得た。
【0059】次に、得られたインクA〜Eを用いて、イ
ンクジェット記録装置として、発熱素子をインクの吐出
エネルギー源として利用したインクジェットプリンター
BJ130(商品名;キャノン株式会社製)を使用し、
市販のコピー用紙及びボンド紙に記録を行い、得られた
記録物の定着性及び滲みの発生率、プリント一次停止後
の再プリント時の目詰まり性、プリント長期停止後の再
プリント時の目詰まり性、周波数応答性を評価した。結
果を表1に示す。評価は25℃、60%RHにて行っ
た。 インクA C.I.ダイレクトイエロー86 2部 例−1の化合物 17部 水 81部 インクA’ C.I.ダイレクトイエロー86 2部 例−1の化合物 32部 水 66部 インクB C.I.アシッドレッド35 2部 例−1の化合物 8部 グリセリン 4部 水 86部 インクC C.I.フードブラック2 3部 トリエチレングリコール 6部 例−2の化合物 6部 エタノール 3部 水 82部 インクD C.I.ダイレクトブルー199 2.5部 ジエチレングリコール 5部 例−1の化合物 9部 n−ブタノール 2部 水 81.5部 インクE C.I.ダイレクトブラック154 2部 例−3の化合物 8部 チオジグリコール 4部 ジエチレングリコール 2部 エタノール 2部 水 83部 インクE’ C.I.ダイレクトブラック154 2部 例−3の化合物 31部 チオジグリコール 4部 ジエチレングリコール 2部 エタノール 2部 水 59部 比較例1〜5 実施例1〜7と同様な方法にて、下記全成分を処理して
比較例1〜5のインクF〜Jを得て、実施例と同様に各
種評価を行った。結果を表1に示す。 インクF C.I.ダイレクトイエロー86 2部 グリセリン 17部 水 81部 インクG C.I.フードブラック2 3部 トリエチレングリコール 12部 エタノール 3部 水 82部 インクH C.I.ダイレクトブルー199 2.5部 ジエチレングリコール 14部 n−ブタノール 2部 水 81.5部 インクI C.I.ダイレクトブラック154 2部 PEG300 14部 ノニオン系界面活性剤(商品名ニッサンノニオンP22
3日本油脂株式会社製) 0.5部 水 83.5部 インクJ C.I.フードブラック2 3部 エチレングリコール 15部 イソプロピルアルコール 2部 水 80部
【0060】
【表1】 (1*)定着性評価 市販のコピー用紙及びボンド紙に印字して10秒後、3
0秒後に印字部濾紙(商品名:No.5C、東洋濾紙株
式会社製)にて擦った。 ◎…10秒でカスレなし ○…10秒でカスレ小 △…30秒でカスレ小 ×…30秒でカスレ大 (2*)ドットの形状 滲みの発生率については、市販のコピー紙及びボンド紙
にプリンタで300ドットを連続しないように印字した
後、1時間以上放置し、その後顕微鏡で滲みを発生した
ドットの数を数え、%で表示した。 ○…10%以下 △…11〜30% ×…31%以上 (3*)プリント一時停止後の再プリント時の目詰まり プリント一時停止後の再プリント時の目詰まりについて
は、プリンタに所定のインクを充填して10分間連続し
て英数文字を印字した後、再び英数文字を印字して文字
のカスレ、欠け等の不良箇所の有無により判定した。 ○…一文字目から不良箇所なし △…一文字目の一部がカスレ又は欠ける ×…一文字目が全く印字できない (4*)プリント長期停止後の再プリント時の目詰まり
回復性 プリンタに所定のインクを充填して10分間連続して英
数文字を印字した後プリントを停止し、キャップ等をし
ない状態で7日間放置した後、ノズル目詰まりの回復操
作を行い、何回の操作回数で文字のカスレ、欠け等のな
い正常な印字が可能であるかを判定した(60℃、10
±5%RHにて放置)。 ○…1〜5回の回復操作で正常な印字が可能 △…6〜10回の回復操作で正常な印字が可能 ×…11回以上の回復操作で正常な印字が可能 (5*)周波数応答性の評価 得られた印字物の印字状態すなわちカスレや白抜け状態
及びスプラッシュやヨレ等の着弾点不良状態を肉眼で観
察し、評価した。 ◎…周波数に対するインクの追従性は良好であり、ベタ
印字及びキャラクタ印字共にカスレや白抜け、着弾点不
良が見られない。 ○…周波数に対するインクの追従性はほぼ良好であり、
キャラクタ印字ではカスレや白抜け、着弾点不良が見ら
れないが、ベタ印字においてわずかにカスレがみられ
る。 △…キャラクタ印字でカスレ、白抜けはみられないが、
1部着弾点不良がみられる。ベタ印字ではカスレ、白抜
けがベタ全体の1/3程度みられる。 ×…ベタ印字においては、カスレ、白抜けが多く、キャ
ラクタ印字部においてもカスレや着弾点不良がたくさん
みられる。
【0061】実施例8 インクK C.I.リアクティブレッド226 6部 ジエチレングリコール 6部 例−1の化合物 14部 水 74部 上記の成分を実施例1と同様に混合、濾過して本発明の
インクKを得た。
【0062】次に、得られたインクKを用いて、実施例
1と同様のインクジェット記録装置を使用し、アルカリ
で前処理された綿100%のジョーゼット生地に図柄を
記録し、次いで、100℃、3分間の蒸熱処理後、水
洗、乾燥を順次おこなった結果、シャープで鮮明な赤色
のプリント物が得られた。
【0063】実施例9〜15 実施例1〜5と同様な方法にて、下記全成分を処理して
実施例7〜11のインクL〜P並びにL’及びP’を得
て、実施例1〜5と同様に各種評価を行った。結果を表
2に示す。 インクL C.I.ダイレクトイエロー86 2部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 9部 水 89部 インクL’ C.I.ダイレクトイエロー86 2部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 24部 水 74部 インクM C.I.アシッドレッド35 2部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 8部 グリセリン 5部 水 85部 インクN C.I.フードブラック2 3部 トリエチレングリコール 6部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 6部 エタノール 3部 水 82部 インクO C.I.ダイレクトブルー199 2.5部 ジエチレングリコール 5部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 9部 n−ブタノール 2部 水 81.5部 インクP C.I.ダイレクトブラック154 2部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 7部 チオジグリコール 3部 ジエチレングリコール 3部 エタノール 2部 水 84部 インクP’ C.I.ダイレクトブラック154 2部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 21部 チオジグリコール 3部 ジエチレングリコール 3部 エタノール 2部 水 69部 比較例6〜10 実施例1〜5と同様な方法にて、下記全成分を処理して
比較例1〜5のインクQ〜Uを得て、実施例と同様に各
種評価を行った。結果を表2に示す。 インクQ C.I.ダイレクトイエロー86 2部 グリセリン 16部 水 82部 インクR C.I.フードブラック2 3部 トリエチレングリコール 12部 エタノール 3部 水 82部 インクS C.I.ダイレクトブルー199 2.5部 ジエチレングリコール 14部 n−ブタノール 2部 水 81.5部 インクT C.I.ダイレクトブラック154 2部 PEG300 14部 ノニオン系界面活性剤(商品名ニッサンノニオンP22
3日本油脂株式会社製) 0.5部 水 83.5部 インクU C.I.フードブラック2 3部 エチレングリコール 15部 イソプロピルアルコール 2部 水 80部
【0064】
【表2】 実施例16 インクV C.I.リアクティブレッド226 6部 ジエチレングリコール 10部 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン 10部 水 74部 上記の成分を実施例1と同様に混合、濾過して本発明の
インクVを得た。
【0065】次に、得られたインクVを用いて、実施例
1と同様のインクジェット記録装置を使用し、アルカリ
で前処理された綿100%のジョーゼット生地に図柄を
記録し、次いで、100℃、3分間の蒸熱処理後、水洗
し、乾燥した結果、シャープで鮮明な赤色のプリント物
が得られた。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
周波数応答性が良好であり、コピー用紙、レポート用
紙、ノート、便箋等のオフィスで一般に使用されている
一般の普通紙や布に対しても滲みがなく品位に優れ、且
つ、浸透性の良好な記録が可能となる。
【0067】また、本発明によれば、オフィスや家庭に
おける使用においても安全性の高いインクを得ることが
できる。
【0068】更に本発明によれば、インクジェット用ヘ
ッドのノズルにおける目詰まりの発生しない信頼性の高
い記録を行うことができる。
【0069】本発明のインクを用いることにより、信頼
性の高い機器を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の1例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
13 ヘッド 15 発熱ヘッド 21 インク 25 被記録材 28 発熱ヘッド 40 インク袋 44 インク吸収体 45 インクカートリッジ 61 ワイピング部材 65 記録ヘッド 66 キャリッジ 70 記録ユニット 71 ヘッド部 72 大気連通孔
フロントページの続き (72)発明者 山本 智也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 真理子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録剤及びこれを溶解又は分散する液媒
    体を含むインクにおいて、一般式[1] 【化1】 (上式中、RはH又はCH3を表し、nは1〜3の整
    数、mは1〜3の整数であり、n+mは1〜4の範囲に
    ある。)で示される化合物、又はビス(2−ヒドロキシ
    エチル)スルホンを含有することを特徴とするインク。
  2. 【請求項2】 一般式[1]で示される化合物の含有量
    が、インク全重量の0.1〜30重量%の範囲にある請
    求項1に記載のインク。
  3. 【請求項3】 ビス(2−ヒドロキシエチル)スルホン
    の含有量が、インク全重量の0.1〜20重量%にある
    請求項1に記載のインク。
  4. 【請求項4】 液媒体として、水を含む請求項1に記載
    のインク。
  5. 【請求項5】 水の含有量がインク全重量の50〜95
    重量%の範囲にある請求項4に記載のインク。
  6. 【請求項6】 液媒体として、水溶性有機溶剤を含む請
    求項1に記載のインク。
  7. 【請求項7】 水溶性有機溶剤の含有量がインク全重量
    の1〜49重量%の範囲にある請求項6に記載のイン
    ク。
  8. 【請求項8】 インク滴を記録信号に応じてオリフィス
    から吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記
    録方法において、請求項1乃至7いずれか一に記載のイ
    ンクを使用することを特徴とするインクジェット記録方
    法。
  9. 【請求項9】 被記録材が塗工紙及び/又は布である請
    求項8に記載のインクジェット記録方法。
  10. 【請求項10】 インクに熱エネルギーを作用させてイ
    ンク滴を吐出させる請求項8に記載のインクジェット記
    録方法。
  11. 【請求項11】 インクを収容したインク収容部、該イ
    ンクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を備え
    た記録ユニットにおいて、前記インクが請求項1乃至7
    いずれか一に記載のインクであることを特徴とする記録
    ユニット。
  12. 【請求項12】 インク収容部が、ポリウレタンで形成
    されている請求項11に記載の記録ユニット。
  13. 【請求項13】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
    作用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む請求項1
    1に記載の記録ユニット。
  14. 【請求項14】 インクを収容したインク収容部を備え
    たインクカートリッジにおいて、前記インクが請求項1
    乃至7いずれか一に記載のインクであることを特徴とす
    るインクカートリッジ。
  15. 【請求項15】 インク収容部が、ポリオレフィンで形
    成された接液面を有する請求項14に記載のインクカー
    トリッジ。
  16. 【請求項16】 インクを収容したインク収容部と、該
    インクをインク滴として吐出させるためのヘッド部を有
    する記録ユニットとを備えたインクジェット記録装置に
    おいて、前記インクが請求項1乃至7いずれか一に記載
    のインクであることを特徴とするインクジェット記録装
    置。
  17. 【請求項17】 インク収容部が、ポリウレタンで形成
    されている請求項16に記載のインクジェット記録装
    置。
  18. 【請求項18】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
    作用させてインク滴を吐出させるヘッドを含む請求項1
    6に記載のインクジェット記録装置。
  19. 【請求項19】 インク滴を吐出するための記録ヘッ
    ド、インクを収容したインク収容部を有するインクカー
    トリッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッドにイ
    ンクを供給するためのインク供給部を備えたインクジェ
    ット記録装置において、前記インクが請求項1乃至7い
    ずれか一に記載のインクであることを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  20. 【請求項20】 インク収容部が、ポリオレフィンで形
    成された接液面を有する請求項19に記載のインクジェ
    ット記録装置。
  21. 【請求項21】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
    を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
    19に記載のインクジェット記録装置。
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