JPH06269932A - 電気半田鏝 - Google Patents
電気半田鏝Info
- Publication number
- JPH06269932A JPH06269932A JP5696193A JP5696193A JPH06269932A JP H06269932 A JPH06269932 A JP H06269932A JP 5696193 A JP5696193 A JP 5696193A JP 5696193 A JP5696193 A JP 5696193A JP H06269932 A JPH06269932 A JP H06269932A
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- Japan
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- electric soldering
- iron
- iron core
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 手作業による半田付けにおける作業性および
精度の向上を実現することが可能な電気半田鏝を提供す
る。 【構成】 柄10、ヒータ2c、鏝芯2、ヒータ2cに
給電する給電コード12、鏝芯2の先端部2aに半田線
材1を案内する誘導管3、半田線材1を挟持して鏝芯2
の先端部2aに送り出す駆動ローラ8および被動ローラ
8aと、柄10の内部に当該柄10の軸に直交する方向
に延設された駆動軸9a、平歯車9b、ピニオン9c、
伝達軸9d、平歯車9e、ピニオン9f、伝達軸9g、
冠歯車9hを介して、駆動ローラ8を回転させる直流モ
ータ9kおよびピニオン9jと、直流モータ9kに給電
コード12aを介して給電するトランス11と、柄10
の縮径部10aに配置され、直流モータ9kの動作を制
御するスイッチとからなる電気半田鏝である。
精度の向上を実現することが可能な電気半田鏝を提供す
る。 【構成】 柄10、ヒータ2c、鏝芯2、ヒータ2cに
給電する給電コード12、鏝芯2の先端部2aに半田線
材1を案内する誘導管3、半田線材1を挟持して鏝芯2
の先端部2aに送り出す駆動ローラ8および被動ローラ
8aと、柄10の内部に当該柄10の軸に直交する方向
に延設された駆動軸9a、平歯車9b、ピニオン9c、
伝達軸9d、平歯車9e、ピニオン9f、伝達軸9g、
冠歯車9hを介して、駆動ローラ8を回転させる直流モ
ータ9kおよびピニオン9jと、直流モータ9kに給電
コード12aを介して給電するトランス11と、柄10
の縮径部10aに配置され、直流モータ9kの動作を制
御するスイッチとからなる電気半田鏝である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気半田鏝に関し、特
に、手作業による一般の半田付け作業に適用して有効な
技術に関するものである。
に、手作業による一般の半田付け作業に適用して有効な
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、手作業による電子部品の組み
立てや保守管理作業、さらには、一般の金属製素材の加
工組み立てなどの目的で、電気半田鏝が用いられてい
る。
立てや保守管理作業、さらには、一般の金属製素材の加
工組み立てなどの目的で、電気半田鏝が用いられてい
る。
【0003】従来、手作業に用いられる電気半田鏝とし
ては、たとえば断熱性の柄の一端に電気抵抗体の発熱を
利用した鏝芯を接続した構造のものが知られている。そ
して、作業者は、一方の手で電気半田鏝の柄を把持して
鏝芯の先端部を対象物に当てて加熱するとともに、他方
の手に把持した半田素材を対象物に供給することによ
り、半田付け作業を行うことが一般的であった。
ては、たとえば断熱性の柄の一端に電気抵抗体の発熱を
利用した鏝芯を接続した構造のものが知られている。そ
して、作業者は、一方の手で電気半田鏝の柄を把持して
鏝芯の先端部を対象物に当てて加熱するとともに、他方
の手に把持した半田素材を対象物に供給することによ
り、半田付け作業を行うことが一般的であった。
【0004】なお、半田付け作業の自動化技術に関して
は、たとえば、株式会社総合技術センター昭和61年3
月1日発行「最新精密接合技術集成」P227〜P22
9、などの文献に記載されている。
は、たとえば、株式会社総合技術センター昭和61年3
月1日発行「最新精密接合技術集成」P227〜P22
9、などの文献に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の電気半田鏝では、作業者の両手が、電気半田鏝
および半田素材を把持するために塞がってしまい、対象
物に対して半田付けをする被固定物をも同時に持つ必要
がある場合には、半田付け作業ができないという問題あ
った。このため、予め被固定物を特別な治具等によって
仮固定するなどの余分の作業が必要となり、作業所要時
間の増大や作業性、半田付け精度の劣化の原因となって
いた。
な従来の電気半田鏝では、作業者の両手が、電気半田鏝
および半田素材を把持するために塞がってしまい、対象
物に対して半田付けをする被固定物をも同時に持つ必要
がある場合には、半田付け作業ができないという問題あ
った。このため、予め被固定物を特別な治具等によって
仮固定するなどの余分の作業が必要となり、作業所要時
間の増大や作業性、半田付け精度の劣化の原因となって
いた。
【0006】本発明の目的は、手作業による半田付けの
作業性および精度の向上を実現することが可能な電気半
田鏝を提供することにある。
作業性および精度の向上を実現することが可能な電気半
田鏝を提供することにある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになる
であろう。
特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになる
であろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0009】すなわち、本発明の電気半田鏝は、把持部
と、この把持部の一端に設けられ、外部から供給される
電力によって発熱する鏝芯と、この鏝芯に発熱用の電力
を供給する給電手段と、鏝芯の先端部に半田線材を案内
する誘導手段と、この誘導手段を通じて半田線材を鏝芯
の先端部に送り出す繰り出し機構とからなる構造とした
ものである。
と、この把持部の一端に設けられ、外部から供給される
電力によって発熱する鏝芯と、この鏝芯に発熱用の電力
を供給する給電手段と、鏝芯の先端部に半田線材を案内
する誘導手段と、この誘導手段を通じて半田線材を鏝芯
の先端部に送り出す繰り出し機構とからなる構造とした
ものである。
【0010】また、本発明は、請求項1記載の電気半田
鏝において、繰り出し機構が、把持部の側面に配置さ
れ、半田線材を両側から挟持する駆動ローラおよび被動
ローラと、把持部の内部に当該把持部と同心かつ同軸に
配置され、減速歯車群を介して駆動ローラを駆動する直
流モータと、給電手段から直流電力を取り出して直流モ
ータに供給するトランスと、直流モータによる半田線材
の送り出し動作を制御する制御スイッチとからなる構造
としたものである。
鏝において、繰り出し機構が、把持部の側面に配置さ
れ、半田線材を両側から挟持する駆動ローラおよび被動
ローラと、把持部の内部に当該把持部と同心かつ同軸に
配置され、減速歯車群を介して駆動ローラを駆動する直
流モータと、給電手段から直流電力を取り出して直流モ
ータに供給するトランスと、直流モータによる半田線材
の送り出し動作を制御する制御スイッチとからなる構造
としたものである。
【0011】また、本発明は、請求項1または2記載の
電気半田鏝において、誘導手段を、断熱材を介して鏝芯
に支持された可撓性管で構成し、半田線材の鏝芯の先端
部に対する供給位置および姿勢を随意に設定可能にした
ものである。
電気半田鏝において、誘導手段を、断熱材を介して鏝芯
に支持された可撓性管で構成し、半田線材の鏝芯の先端
部に対する供給位置および姿勢を随意に設定可能にした
ものである。
【0012】また、本発明は、請求項1,2または3記
載の電気半田鏝において、鏝芯の先端部に、半田線材の
溶融端に臨む側に長手方向に案内溝を刻設し、半田線材
の先端部の溶融半田が、案内溝に沿って半田付け対象物
に供給されるようにしたものである。
載の電気半田鏝において、鏝芯の先端部に、半田線材の
溶融端に臨む側に長手方向に案内溝を刻設し、半田線材
の先端部の溶融半田が、案内溝に沿って半田付け対象物
に供給されるようにしたものである。
【0013】
【作用】上記した本発明の電気半田鏝によれば、当該電
気半田鏝に一体に備えられている誘導手段および繰り出
し機構により、鏝芯に半田線材の供給が行われるので、
作業者は、鏝芯の操作および半田線材の供給が片手で可
能となり、空いた側の手によって被固定物を把持して正
確に目的の半田付け位置に位置決めするなどの複雑な作
業等を精度良く行うことができる。すなわち、手作業に
よる半田付けにおける作業性および精度の向上を実現す
ることが可能となる。
気半田鏝に一体に備えられている誘導手段および繰り出
し機構により、鏝芯に半田線材の供給が行われるので、
作業者は、鏝芯の操作および半田線材の供給が片手で可
能となり、空いた側の手によって被固定物を把持して正
確に目的の半田付け位置に位置決めするなどの複雑な作
業等を精度良く行うことができる。すなわち、手作業に
よる半田付けにおける作業性および精度の向上を実現す
ることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の一実施
例である電気半田鏝について詳細に説明する。
例である電気半田鏝について詳細に説明する。
【0015】図1は、本実施例の電気半田鏝の一部を破
断して示す略側面図であり、図2は、その一部を破断し
て示す略平面図である。
断して示す略側面図であり、図2は、その一部を破断し
て示す略平面図である。
【0016】本実施例の電気半田鏝は、略円柱状の柄1
0と、この柄10の一端に同軸に設けられたヒータ2c
と、当該ヒータ2cに基端部がねじ2dによって同軸に
固定され、先細状の先端部2aを有する鏝芯2と、柄1
0の他端部に接続され、商用電源からヒータ2cに給電
する給電コード12とを備えている。
0と、この柄10の一端に同軸に設けられたヒータ2c
と、当該ヒータ2cに基端部がねじ2dによって同軸に
固定され、先細状の先端部2aを有する鏝芯2と、柄1
0の他端部に接続され、商用電源からヒータ2cに給電
する給電コード12とを備えている。
【0017】この場合、ヒータ2cには、先端部3aが
鏝芯2の先端部2aの近傍に位置し、当該鏝芯2および
柄10に沿うように配置された誘導管3が、断熱材5お
よび止め金4を介して固定されている。この誘導管3に
は、柄10にそって外部から供給される半田線材1が挿
通され、先端部3aを通じて当該半田線材1の溶融端1
aが鏝芯2の先端部2aに案内される。
鏝芯2の先端部2aの近傍に位置し、当該鏝芯2および
柄10に沿うように配置された誘導管3が、断熱材5お
よび止め金4を介して固定されている。この誘導管3に
は、柄10にそって外部から供給される半田線材1が挿
通され、先端部3aを通じて当該半田線材1の溶融端1
aが鏝芯2の先端部2aに案内される。
【0018】鏝芯2の先端部2aには、半田線材1の溶
融端1aに臨む位置に軸方向に案内溝2bが刻設されて
おり、半田線材1の溶融端1aから生じる図示しない溶
融半田が図示しない対象物に対して的確に供給されるよ
うに配慮されている。
融端1aに臨む位置に軸方向に案内溝2bが刻設されて
おり、半田線材1の溶融端1aから生じる図示しない溶
融半田が図示しない対象物に対して的確に供給されるよ
うに配慮されている。
【0019】誘導管3は、たとえば可撓性素材の蛇腹管
などで構成されており、外力を加えることによって、容
易に先端部3aの鏝芯2に対する姿勢を変更できるとと
もに、半田線材1が通過する際の抵抗力程度では当該設
定姿勢を不変に保てる程度の剛性を備えている。
などで構成されており、外力を加えることによって、容
易に先端部3aの鏝芯2に対する姿勢を変更できるとと
もに、半田線材1が通過する際の抵抗力程度では当該設
定姿勢を不変に保てる程度の剛性を備えている。
【0020】柄10における半田線材1の通過位置に
は、当該半田線材1を挟む位置に駆動ローラ8および被
動ローラ8aが配置されており、被動ローラ8aは、バ
ネ8bに付勢されることによって半田線材1を駆動ロー
ラ8に常時押し付ける動作を行っている。
は、当該半田線材1を挟む位置に駆動ローラ8および被
動ローラ8aが配置されており、被動ローラ8aは、バ
ネ8bに付勢されることによって半田線材1を駆動ロー
ラ8に常時押し付ける動作を行っている。
【0021】駆動ローラ8は、柄10の内部に当該柄1
0の軸に直交する方向に延設された駆動軸9a、平歯車
9b、ピニオン9c、伝達軸9d、平歯車9e、ピニオ
ン9f、伝達軸9g、冠歯車9h、を介して、当該柄1
0の内部に同軸に設けられた直流モータ9kのピニオン
9jに接続されている。
0の軸に直交する方向に延設された駆動軸9a、平歯車
9b、ピニオン9c、伝達軸9d、平歯車9e、ピニオ
ン9f、伝達軸9g、冠歯車9h、を介して、当該柄1
0の内部に同軸に設けられた直流モータ9kのピニオン
9jに接続されている。
【0022】すなわち、直流モータ9kおよびピニオン
9jの軸は、柄10と同心かつ同軸に設けられており、
ピニオン9jに歯合する冠歯車9hを介して、当該直流
モータ9kの回転力の方向を駆動軸9aに平行な方向へ
と転換し、さらに、ピニオン9j〜平歯車9bを介して
当該直流モータ9kの回転速度を適当な速度に減速して
駆動ローラ8に伝達することにより、当該駆動ローラ8
と被動ローラ8aとの間に挟持された半田線材1を鏝芯
2の先端部2aに送り出す動作を行う。
9jの軸は、柄10と同心かつ同軸に設けられており、
ピニオン9jに歯合する冠歯車9hを介して、当該直流
モータ9kの回転力の方向を駆動軸9aに平行な方向へ
と転換し、さらに、ピニオン9j〜平歯車9bを介して
当該直流モータ9kの回転速度を適当な速度に減速して
駆動ローラ8に伝達することにより、当該駆動ローラ8
と被動ローラ8aとの間に挟持された半田線材1を鏝芯
2の先端部2aに送り出す動作を行う。
【0023】前記給電コード12には、交流の商用電源
から直流モータ9kを動作させるための直流電力を得る
トランス11が設けられており、当該直流電力は、給電
コード12aを介して直流モータ9kに供給される。ま
た、柄10の鏝芯2の側の端部近傍の縮径部10aに
は、スイッチ6が配置されている。そして、当該柄10
を把持する作業者の図示しない指などによって操作する
ことにより、前記給電コード12aを介して直流モータ
9kに供給される直流電力を制御し、当該作業者の意図
に応じた半田線材1の送り出しの有無や速度など実現す
る。
から直流モータ9kを動作させるための直流電力を得る
トランス11が設けられており、当該直流電力は、給電
コード12aを介して直流モータ9kに供給される。ま
た、柄10の鏝芯2の側の端部近傍の縮径部10aに
は、スイッチ6が配置されている。そして、当該柄10
を把持する作業者の図示しない指などによって操作する
ことにより、前記給電コード12aを介して直流モータ
9kに供給される直流電力を制御し、当該作業者の意図
に応じた半田線材1の送り出しの有無や速度など実現す
る。
【0024】駆動ローラ8および被動ローラ8aの上部
はカバー7によって隠蔽されている。同様に、柄10の
内部に設けられた、前述の平歯車9b〜直流モータ9k
は、カバー13によって覆われている。
はカバー7によって隠蔽されている。同様に、柄10の
内部に設けられた、前述の平歯車9b〜直流モータ9k
は、カバー13によって覆われている。
【0025】以下、本実施例の電気半田鏝の作用の一例
について説明する。
について説明する。
【0026】たとえば、図示しない作業者は、一方の手
で柄10を把持するとともに、他方の手には、所望の図
示しない被固定物を把持する。
で柄10を把持するとともに、他方の手には、所望の図
示しない被固定物を把持する。
【0027】そして、図示しない対象物の半田付け部に
他方に手に把持した被固定物を所定の姿勢で正確にセッ
トしつつ、予熱されている鏝芯2の先端部2aを当該半
田付け部に押し当て加熱するとともに、スイッチ6を適
宜指などで操作して駆動ローラ8を回動させ、半田線材
1を鏝芯2の先端部2aに所望量だけ繰り出して溶融さ
せる。溶融した半田は、当該先端部2aの案内溝2bに
そって半田付け部に供給され、半田付けが行われる。
他方に手に把持した被固定物を所定の姿勢で正確にセッ
トしつつ、予熱されている鏝芯2の先端部2aを当該半
田付け部に押し当て加熱するとともに、スイッチ6を適
宜指などで操作して駆動ローラ8を回動させ、半田線材
1を鏝芯2の先端部2aに所望量だけ繰り出して溶融さ
せる。溶融した半田は、当該先端部2aの案内溝2bに
そって半田付け部に供給され、半田付けが行われる。
【0028】このように、本実施例の電気半田鏝によれ
ば、従来では困難であった、作業者による電気半田鏝お
よび被固定物の同時把持による半田付け作業を容易に遂
行することができる。
ば、従来では困難であった、作業者による電気半田鏝お
よび被固定物の同時把持による半田付け作業を容易に遂
行することができる。
【0029】このため、対象物に対する被固定物の位置
を、作業者の手によって随意に、微妙かつ正確に位置決
めしつつ半田付けが可能であり、予め特別な治具を用い
て被固定物を仮付けするなどの煩雑な作業が全く不要と
なり、半田付け作業における精度および作業性が大幅に
向上する。
を、作業者の手によって随意に、微妙かつ正確に位置決
めしつつ半田付けが可能であり、予め特別な治具を用い
て被固定物を仮付けするなどの煩雑な作業が全く不要と
なり、半田付け作業における精度および作業性が大幅に
向上する。
【0030】また、素早い半田付けが可能となるため、
電子部品などの被固定物や基板などの対象物が鏝芯2の
熱によって必要以上に加熱されることがなくなり、過熱
による基板や電子部品などの損傷も未然に防止できる。
電子部品などの被固定物や基板などの対象物が鏝芯2の
熱によって必要以上に加熱されることがなくなり、過熱
による基板や電子部品などの損傷も未然に防止できる。
【0031】また、電気半田鏝の柄10の内部に、駆動
ローラ8わ作動させるための直流モータ9kを同心かつ
同軸に配置したので、当該柄10の径寸法が増大するこ
ともなく、作業者による柄10の握り感覚も従来のもの
と同等とすることができる。
ローラ8わ作動させるための直流モータ9kを同心かつ
同軸に配置したので、当該柄10の径寸法が増大するこ
ともなく、作業者による柄10の握り感覚も従来のもの
と同等とすることができる。
【0032】また、直流モータ9kや、駆動ローラ8〜
平歯車9bなどの機構は単純であり、半田線材1の自動
的な供給を安価に実現できる。
平歯車9bなどの機構は単純であり、半田線材1の自動
的な供給を安価に実現できる。
【0033】以上発明者によってなされた発明を実施例
に基づき説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
である事はいうまでもない。
に基づき説明したが、本発明は前記実施例に限定される
ものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
である事はいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】本願において開示される発明の代表的な
ものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の
通りである。
ものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の
通りである。
【0035】すなわち、本発明の電気半田鏝によれば、
手作業による半田付けにおける作業性および精度の向上
を実現することができる、という効果が得られる。
手作業による半田付けにおける作業性および精度の向上
を実現することができる、という効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例である電気半田鏝の一部を破
断して示す略側面図である。
断して示す略側面図である。
【図2】その一部を破断して示す略平面図である。
1 半田線材 1a 溶融端 2 鏝芯 2a 先端部 2b 案内溝 2c ヒータ 2d ねじ 3 誘導管(誘導手段) 3a 先端部 4 止め金 5 断熱材 6 スイッチ(制御スイッチ) 7 カバー 8 駆動ローラ(繰り出し機構) 8a 被動ローラ(繰り出し機構) 8b バネ 9a 駆動軸 9b 平歯車 9c ピニオン 9d 伝達軸 9e 平歯車 9f ピニオン 9g 伝達軸 9h 冠歯車 9j ピニオン 9k 直流モータ(繰り出し機構) 10 柄(把持部) 10a 縮径部 11 トランス 12 給電コード(給電手段) 12a 給電コード(給電手段) 13 カバー
Claims (4)
- 【請求項1】 把持部と、この把持部の一端に設けら
れ、外部から供給される電力によって発熱する鏝芯と、
この鏝芯に発熱用の電力を供給する給電手段と、前記鏝
芯の先端部に半田線材を案内する誘導手段と、この誘導
手段を通じて前記半田線材を前記鏝芯の先端部に送り出
す繰り出し機構とからなることを特徴とする電気半田
鏝。 - 【請求項2】 前記繰り出し機構は、前記把持部の側面
に配置され、前記半田線材を両側から挟持する駆動ロー
ラおよび被動ローラと、前記把持部の内部に当該把持部
と同心かつ同軸に配置され、減速歯車群を介して前記駆
動ローラを駆動する直流モータと、前記給電手段から直
流電力を取り出して前記直流モータに供給するトランス
と、前記直流モータによる前記半田線材の送り出し動作
を制御する制御スイッチとからなることを特徴とする請
求項1記載の電気半田鏝。 - 【請求項3】 前記誘導手段は、断熱材を介して前記鏝
芯に支持された可撓性管からなり、前記半田線材の前記
鏝芯の先端部に対する供給位置および姿勢を随意に設定
可能にしたことを特徴とする請求項1または2記載の電
気半田鏝。 - 【請求項4】 前記鏝芯の先端部には、前記半田線材の
溶融端に臨む側に長手方向に案内溝が刻設され、前記半
田線材の先端部の溶融半田は、前記案内溝に沿って半田
付け対象物に供給されるようにしたことを特徴とする請
求項1,2または3記載の電気半田鏝。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5696193A JPH06269932A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 電気半田鏝 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5696193A JPH06269932A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 電気半田鏝 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269932A true JPH06269932A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13042137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5696193A Pending JPH06269932A (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | 電気半田鏝 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06269932A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002096589A1 (en) * | 2001-05-26 | 2002-12-05 | Suk-Hyun Jang | Electric soldering iron |
CN101664840A (zh) * | 2009-09-23 | 2010-03-10 | 赖东峰 | 电烙铁 |
CN103406631A (zh) * | 2013-07-25 | 2013-11-27 | 国家电网公司 | 一种电烙铁 |
CN104028872A (zh) * | 2014-06-23 | 2014-09-10 | 胡振强 | 过电式电烙铁 |
JP5679387B1 (ja) * | 2014-03-28 | 2015-03-04 | 佳嗣 大友 | ペン式半田ごて |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP5696193A patent/JPH06269932A/ja active Pending
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