JPH06269569A - 流体浮上式遊戯装置 - Google Patents

流体浮上式遊戯装置

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JPH06269569A
JPH06269569A JP8405593A JP8405593A JPH06269569A JP H06269569 A JPH06269569 A JP H06269569A JP 8405593 A JP8405593 A JP 8405593A JP 8405593 A JP8405593 A JP 8405593A JP H06269569 A JPH06269569 A JP H06269569A
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JP
Japan
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fluid
floor
random
inclination
floor body
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Pending
Application number
JP8405593A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kobayashi
保弘 小林
Tetsuo Shibukawa
哲郎 渋川
Toshihiko Shima
稔彦 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Koki KK
Original Assignee
Toyoda Koki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予測出来ない走行体の動きによる未知の面白
さを実現し、走行体自体をシンプルな構成にするととも
に、遊戯者による走行中の操作を不要にすること。 【構成】 流体として圧縮空気を噴出する噴出口11を
多数穿設し周囲を壁12によって包囲された矩形の床体
1と、床体1の高さを変える2個の回転カム機構21を
間隔を置いて配設し、床体1の傾きが三次元的にランダ
ムに変化するように回転カム機構21を制御する制御機
構22を有する傾斜機構2と、複数個のゴム状袋体で構
成された流体軸受部31を下流に配設し、遊戯者が腰掛
ける椅子32および手摺33を上部に配設した円形部材
30で構成され、床体1のランダムな三次元的傾斜に応
じてランダムな方向に走行し得る走行体3とから成る流
体浮上式遊戯装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体の噴出により浮上
し、床体のランダムな傾斜によりランダムな方向に走行
する流体浮上式遊戯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の遊戯装置は、実開平3−8078
8に記載されているようなものがあり、これは図4に示
すように圧縮空気を吹き出す多孔部Hをもつ固定走行面
Fと、多孔部Hより吹き出される圧縮空気の空気圧を受
ける空気チャンバCを下部に形成し、上部に圧縮空気ボ
ンベBを配設するとともに、遊戯者が圧縮空気ボンベB
の圧縮空気の噴射を制御するための操作盤Sを配設した
絨毯を模擬した浮上敷板Pとから成るものであった。
【0003】上記従来の遊戯装置は、出発地点の走行面
の下り傾斜によって初速を生じ、移動を開始し、道中は
左右傾斜が設けられており左右へ方向転換しながら移動
し、終点においては走行面の昇り傾斜によって走行エネ
ルギが吸収されて停止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の遊戯装置は、上
記コース内において浮上敷板に乗った遊戯者が操作盤S
を操作して圧縮空気ボンベBの圧縮空気の噴射を制御し
て移動するものであるため、走行コースおよび方向が自
ずと規制され、遊戯者にとってある程度予測出来るため
未知の面白さに欠けるという問題が有るとともに、浮上
敷板P上に圧縮空気ボンベB、制御装置、操作盤Sが必
要であり、しかも遊戯者による操作も必要であり、構造
が複雑となるという問題があった。
【0005】そこで本発明者らは、流体を噴出する複数
の噴出口を配設した床体の傾きをランダムに変化させ
て、走行体を予測し得ないランダムな方向に走行させる
という本発明の技術的思想に着眼し、更に研究開発を重
ねた結果、予測出来ない走行体の動きによる未知の面白
さを実現し、走行体自体をシンプルな構成にするととも
に、遊戯者による走行中の操作を不要にするという目的
を達成する本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の流体浮上式遊戯装置は、流体を噴出する
噴出口を多数配設した床体と、床体の傾斜をランダムに
変化させる傾斜機構と、床体の穴より噴出された流体を
受容する流体軸受部を下部に配設し、遊戯者が乗る部分
を上部に形成して、床体のランダムな傾斜に応じてラン
ダムな方向に走行し得る走行体とから成るものである。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の流
体浮上式遊戯装置は、流体を噴出する噴出口を多数配設
し周囲を壁によって包囲された床体と、床体の高さを変
えるカム機構を少なくとも2個配設し、床体の傾きが三
次元的にランダムに変化するようにカム機構を駆動し得
る構成より成る傾斜機構と、床体の噴出口より噴出され
た流体を受容する空気を封入した複数のゴム状袋体で構
成された流体軸受部を下部に配設し、遊戯者が腰掛ける
椅子を上部に配設して、床体のランダムな三次元的傾斜
に応じてランダムな方向に走行し得る走行体とから成る
ものである。
【0008】
【作用】上記構成より成る第1発明の流体浮上式遊戯装
置は、床体に多数配設された噴出口からの流体が走行体
下部の流体軸受部に作用して走行体を浮上させており、
傾斜機構により床体の傾斜をランダムに変化させるの
で、床体のランダムな傾斜に応じた方向に走行体がラン
ダムに走行するものである。
【0009】上記構成より成る第2発明の流体浮上式遊
戯装置は、床体に多数配設された噴射口からの流体が走
行体下部の流体軸受部を構成する複数のゴム状袋体に作
用して走行体を浮上させており、傾斜機構の複数のカム
機構により床体の傾きを三次元的にランダムに変化させ
るので、周囲の壁に規制された範囲内で床体の三次元的
傾きのランダムな変化に応じたランダムな方向に走行体
が走行するものである。
【0010】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の流体浮上式
遊戯装置は、床体に配設された噴出口から噴射される流
体によって走行体が浮上した状態において、予測できな
い方向にランダムに走行するので、遊戯者は未知の面白
さを楽しむことが出来るとともに、走行体上には圧縮空
気ボンベ、制御装置、操作盤が無く、遊戯者の走行中の
操作も不要にするという効果を奏する。
【0011】上記作用を奏する第2発明の流体浮上式遊
戯装置は、床体の噴射口から噴射される流体によって走
行体が浮上した状態において、傾斜機構のカム機構によ
って床体の傾きを三次元的にランダムに変化させるの
で、走行体が予測できない方向にランダムに走行するの
で、遊戯者は未知の面白さを楽しむことが出来るととも
に、走行体上には圧縮ボンベ、制御装置、操作盤が無
く、遊戯者の走行中の操作も不要にするという効果を奏
する。
【0012】
【実施例】本実施例の流体浮上式遊戯装置は、図1ない
し図3に示すように、流体として圧縮空気を噴出する噴
出口11を多数穿設し、周囲を壁12によって包囲され
た矩形の床体1と、床体1の高さを変える2個の回転カ
ム機構21を間隔を置いて配設し、床体1の傾きが三次
元的にランダムに変化するように回転カム機構21を駆
動する駆動機構22を有する傾斜機構2と、3個のゴム
状袋体で構成された流体軸受部31を下部に配設し、遊
戯者が腰掛ける椅子32および手摺33を有する手摺支
持部34を上部に配設した円形部材30で構成され、床
体1のランダムな三次元的傾斜に応じてランダムな方向
に走行し得る走行体3とから成る。
【0013】床体1は、図3に示すように四方を垂直な
壁12に包囲された部屋13を構成し、一部に遊戯者が
出入りする出入口14およびスロープ15が形成されて
いる。
【0014】床体1は、下部において、図1に示すよう
に、各噴出口11に連通する連通管16が圧縮空気源
(図示せず)に連絡した配管17に連通し、各噴出口1
1より圧縮空気が上方に噴出する構成より成る。
【0015】傾斜機構2は、図2に示すように床体1の
一端を球面軸受23Cに支持された高さ一定の支持部2
3と、支持部23に対して三角形の他の2つの頂点に相
当する位置にそれぞれ配設した回転カム機構21とから
成り、床体1を3点支持する構成より成り、2点の高さ
をランダムに変化させるものである。
【0016】回転カム機構21は、中実円筒の頂面を斜
めにカットした傾斜面で構成されるカム21C上に、床
体1の下部に回転可能に支持されたローラ21Rが載置
され、駆動機構22を構成するサーボモータ22Mによ
りギア列22Gを介してカム21Cを回転駆動すると、
ローラ21Rがカム21Cのカム面上を回転しカム面の
傾斜に応じて床体1の高さが徐々に変化するようになっ
ている。
【0017】2つの回転カム機構21は、駆動機構22
を構成するサーボモータ22Mの設定回転数が異なり、
2つのカム21Cの回転角速度が異なるように設定され
ており、床体1の高さおよび傾きをランダムに変化し得
るように構成されている。
【0018】走行体3の流体軸受部31は、3個の空気
を封入したゴムチューブで構成したゴム状の袋体31B
を120度間隔で円形部材30の下面に配設して、床体
1の噴出口11より噴出される圧縮空気を受容して、上
方への浮力を作用し得る構成より成る。
【0019】走行体3の上部においては、椅子32と手
摺33を固着した手摺支持部34とを対向させて配置し
て、遊戯中遊戯者が手摺33を握ることにより、走行体
がランダムな方向に走行したとしても投げ出されること
が無く、安心して楽しむことができる構成より成る。
【0020】上記構成より成る本実施例の流体浮上式遊
戯装置は、床体1に多数配設された噴射口11より圧縮
空気源から配管17および連通管16を介して供給され
た圧縮空気を噴出して、走行体3の流体軸受部31を構
成する3個のゴム状袋体31Bに作用してフワッと浮上
させ、傾斜機構2のサーボモータ22Mにより異なった
回転角速度で回転駆動された2つの回転カム機構21に
より床体1の傾きを三次元的にランダムに変化させるの
で、周囲の壁12により区画された部屋13内において
床体1の三次元的傾きのランダムな変化に応じたランダ
ムな方向に走行体3が自重によって滑走するものであ
る。
【0021】上記作用を奏する本実施例の流体浮上式遊
戯装置は、床体1に多数配設された噴射口11から噴射
される圧縮空気によって走行体3がフワッと浮上した状
態で走行するので、日常的には体験できない殆ど抵抗の
ない滑らかな走行感を体験することが出来るとともに、
傾斜機構2の回転カム機構21により床体1の三次元的
傾きがランダムに変えられ、それに応じて遊戯者の意志
に関係なくランダムな方向に走行するので、新鮮な未知
の面白さを楽しむことが出来るという効果を奏する。
【0022】また本実施例の流体浮上式遊戯装置は、走
行体3が圧縮空気源やファンその他を有していないの
で、走行体3の構成が簡単であるという効果を奏する。
【0023】さらに本実施例の流体浮上式遊戯装置は、
傾斜機構2の回転カム機構21を駆動する駆動機構22
を構成するサーボモータ22Mにより回転角速度を容易
且つ任意に設定できるとともに、遊戯者が走行体3上で
好みに合わせて設定すれば無線又は有線によりサーボモ
ータ22Mの回転角速度を変更できるようにすることが
できるという効果を奏する。
【0024】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0025】上述の実施例においては、傾斜機構2のカ
ム機構として上面を傾斜面としたカムの例について説明
したが、本発明としてはそれらに限定するものではな
く、任意の形状を採用し得るがカムの高さが円周方向で
ランダムに変化するものを採用することも可能である。
【0026】上述の実施例においては、また回転カム機
構をサーボモータおよびギア列で駆動する例について述
べたが、本発明としては、ボールネジや油圧及び空気圧
により床面の高さを変えるようにすることも可能であ
り、また3個以上のカム機構を用いたり、実施例装置に
おいてギア列のギア比を変えることにより回転カム機構
の回転角速度を異ならせることも可能である。
【0027】上述の実施例においては、床体は全体を一
体とした例について述べたが、本発明としては、床体を
複数の部分に分割して、複数の傾斜機構によりそれぞれ
の部分がランダムに異なった傾きになるように制御する
ことも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の流体浮上式遊戯装置を示す断
面図である。
【図2】本実施例の流体浮上式遊戯装置の傾斜機構の配
設態様を示す斜視図である。
【図3】本実施例の流体浮上式遊戯装置の全体を示す斜
視図である。
【図4】従来装置を示す断面図である。
【符号の説明】 1 床体 2 傾斜機構 3 走行体 11 噴出口 12 壁 13 部屋 14 出入口 15 スロープ 16 連通管 17 配管 21 回転カム機構 22 駆動機構 23 支持部 21C カム 22M サーボモータ 22G ギア列 31 流体軸受部 32 椅子 33 手摺 34 手摺支持部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を噴出する噴出口を多数配設した床
    体と、 床体の傾斜をランダムに変化させる傾斜機構と、 床体の穴より噴出された流体を受容する流体軸受部を下
    部に配設し、遊戯者が乗る部分を上部に形成して、床体
    のランダムな傾斜に応じてランダムな方向に走行し得る
    走行体とから成ることを特徴とする流体浮上式遊戯装
    置。
  2. 【請求項2】 流体を噴出する噴出口を多数配設し周囲
    を壁によって包囲された床体と、 床体の高さを変えるカム機構を少なくとも2個配設し、
    床体の傾きが三次元的にランダムに変化するようにカム
    機構を駆動し得る構成より成る傾斜機構と、 床体の噴出口より噴出された流体を受容する空気を封入
    した複数のゴム状袋体で構成された流体軸受部を下部に
    配設し、遊戯者が腰掛ける椅子を上部に配設して、床体
    のランダムな三次元的傾斜に応じてランダムな方向に走
    行し得る走行体とから成ることを特徴とする流体浮上式
    遊戯装置。
JP8405593A 1993-03-17 1993-03-17 流体浮上式遊戯装置 Pending JPH06269569A (ja)

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