JPH06268597A - 光通信システムおよびその障害監視方法 - Google Patents

光通信システムおよびその障害監視方法

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JPH06268597A
JPH06268597A JP5197893A JP5197893A JPH06268597A JP H06268597 A JPH06268597 A JP H06268597A JP 5197893 A JP5197893 A JP 5197893A JP 5197893 A JP5197893 A JP 5197893A JP H06268597 A JPH06268597 A JP H06268597A
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JP
Japan
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optical
optical fiber
fault
coupler
input
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JP5197893A
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Inventor
Isao Akimoto
庸 秋元
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ファイバの障害監視を行う光通信システム
および障害監視方法に関し,光中継装置が障害箇所を検
出し,センタに転送することを目的とする。 【構成】 光中継装置1は,カップラ1(10)と内部の光
ファイバ13と,カップラ3(14)と,カップラ1(10)で
分岐される光信号を入力して光ファイバ2の障害を検出
する障害検出部16と,障害が検出された時に光ファイ
バ13に逆方向に入力する障害箇所検出用光信号を出力
する障害箇所検出用レーザ19と,光ファイバ2の障害
が検出された時に障害箇所検出用レーザ19を駆動する
障害箇所検出用レーザ駆動部18と,光ファイバ13を
逆方向に通過して直接に入力される障害検出光信号と入
力側の光ファイバ2の障害箇所4で反射されて戻される
障害検出用光信号に基づいて障害情報を作成し,局1’
に転送する光中継装置監視部17とを備えた構成を持
つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバ(ケーブル)
の障害監視を行うことのできる光通信システムおよびそ
の障害監視方法に関する。
【0002】光通信システムは光ケーブルの途中の中継
局を設けて光増幅し,光通信を行うようにしている。こ
のような中継局においては光ファイバの断線,光ファイ
バのコネクタ接続の異常等を検出する障害検出を行い,
光ファイバの断線等を検出すると光信号を増幅する励起
レーザの発振を停止するようにしている。
【0003】
【従来の技術】図8は従来の光通信システムを示す。図
において,100は局A,101は局Bであって,局A
(100)と,局B(101)とで光通信を行うもので
ある。102は光中継装置Aであって,光信号を増幅し
て局A(100)と局B(101)間の光通信の中継を
するものである。103は光中継装置Bであって,光信
号を増幅して局A(100)と局B(101)間の光通
信の中継をするものである。
【0004】110は光ファイバであって,局A(10
0)から光中継装置A(102)へ光信号を伝送するも
のである。111は光ファイバであって,光中継装置A
(102)から光中継装置B(103)へ光信号を伝送
するものである。112は光ファイバであって,光中継
装置B(103)から局B(101)へ光信号を伝送す
るものである。
【0005】113は光ファイバであって,局B(10
1)から光中継装置B(103)へ光信号を伝送するも
のである。114は光ファイバであって,光中継装置B
(103)から光中継装置A(102)へ光信号を伝送
するものである。115は光ファイバであって,光中継
装置A(102)から局A(100)へ光信号を伝送す
るものである。
【0006】光中継装置A(102)において,120
は光増幅部A1であって,光ファイバ110から入力さ
れる光信号を増幅するものである。121は光増幅部A
2であって,光ファイバ114から入力される光信号を
増幅するものである。122は発光制御装置であって,
光増幅部A1の励起レーザの発光制御を行うものであ
る。
【0007】発光制御装置122において,132は励
起レーザ制御部であって,光増幅部A1の励起レーザの
発光制御を行うものである。130は障害検出部Aであ
って,光ファイバ110の断線,コネクタ接続異常等の
障害を検出し,障害検出を励起レーザ制御部132に通
知するものである。131は障害検出部Bであって,光
ファイバ111の断線およびコネクタ異常等の障害を検
出するものである。
【0008】123は発光制御装置であって,光ファイ
バ115および光ファイバ114の側の障害を検出する
ものである(構成は発光制御装置122と同様であるの
で省略されている)。
【0009】光中継装置B(103)において,140
は光増幅部B1であって,光ファイバ111から入力さ
れる光信号を増幅するものである。142は発光制御装
置であって,光ファイバ111および光ファイバ112
の側の障害を検出するものである(構成は発光制御装置
122と同様であるので省略されている)。
【0010】141は光増幅部B2であって,光ファイ
バ113から光信号を入力して増幅するものである。1
43は発光制御装置であって,光ファイバ113および
光ファイバ114の側の障害を検出するものである(構
成は発光制御装置122と同様であるので省略されてい
る)。
【0011】図の構成の動作を説明する。局A(10
0)から局B(101)へ通信する場合は,局A(10
0)から出力される光信号が光ファイバ110を介して
光中継装置A(102)で受信される。光中継装置A
(102)において,光増幅部A1(120)が受信信
号を増幅し,光ファイバ111に出力する。光中継装置
A(102)で増幅された光信号は光ファイバ111を
介して伝送され光中継装置B(103)で受信される。
光中継装置B(103)において,光増幅部B1(14
0)は光信号を増幅し,光ファイバ112に出力する。
局B(101)は光ファイバ112を介して伝送される
信号を受信する。
【0012】局B(101)から局A(100)へ通信
する場合は,局B(101)から出力される光信号が光
ファイバ113を介して光中継装置B(103)に入力
され,光増幅部B2(141)で増幅されて光ファイバ
114に出力される。光増幅部B2(141)で増幅さ
れた光信号は光ファイバ114を介して伝送されて光中
継装置A(102)に入力され,光増幅部A2(12
1)で増幅されて,光ファイバ115に出力される。局
A(100)は光ファイバ115を介して伝送される光
信号を受信する。
【0013】光ファイバ110に障害が発生すると,障
害検出部A(130)は光ファイバ110から入力され
る光信号の異常により光ファイバ110の断線もしくは
光ファイバ110のコネクタ接続異常等を検出し,障害
発生を励起レーザ制御部132に通知する。励起レーザ
制御部132は障害通知を受け取ると励起レーザ(図示
せず)を制御して発光停止等の処理を行う。また,光フ
ァイバ111に障害が発生した場合には,光増幅部A1
(120)から光ファイバ111に出力された光信号は
光ファイバ111の障害箇所で反射されて光中継装置A
(102)に戻され,障害検出部B(131)に入力さ
れる。障害検出部B(131)は光ファイバ111の障
害を検出すると励起レーザ制御部132に通知する。励
起レーザ制御部132は,励起レーザを制御して,レー
ザの動作を停止させる等の処理を行う。
【0014】同様に,発光制御装置123は,光ファイ
バ114および光ファイバ115の障害を検出し,光増
幅部A2(121)の励起レーザの発光停止等の処理を
行う。
【0015】光中継装置B(103)においても,同様
に,発光制御装置142は,光ファイバ111および光
ファイバ112の障害を検出し,光増幅部B1(14
0)の励起レーザの発光停止等の処理を行う。また,発
光制御装置143は光ファイバ113および光ファイバ
114の障害を検出し,光増幅部B2(141)の励起
レーザの発光停止等の処理を行う。
【0016】図9は従来の光中継装置の構成を示す。図
は,図8の光中継装置A(102)の構成を示す(増幅
部A1(120)と発光制御装置122の側の構成のみ
を示し,増幅部A2(121),発光制御装置123の
側の構成は省略されている)。
【0017】図9において,102は光中継装置A,1
05は入力部,106は出力部である。110は光ファ
イバ,111は光ファイバである。120は光増幅部A
1,122は発光制御装置,125はカップラ1であっ
て,光ファイバ110から入力される光信号をカップラ
2(201)に通過させるとともに発光制御装置122
に分岐するものである。126はカップラ3であって,
フィルタ135から出力される光信号を光検出器2(2
03)と出力部106に分岐するものである。さらに,
カップラ3(126)は出力部106から出力された光
信号が光ファイバ111の障害箇所で反射して戻される
反射光を光検出器3(213)に入力させるものであ
る。
【0018】光増幅部A1(120)において,201
はカップラ2であって,カップラ1(125)を通過す
る光信号と励起レーザ200の出力光を入力するもので
ある。202はErドープファイバであって,エルビュ
ーム(Er)をドープしたファイバであり,励起レーザ
200の出力光(1.48μ)により励起されて1.5
5μの光信号を増幅するものである。発光制御装置12
2において,130は障害検出部A,131は障害検出
部B,132は励起レーザ制御部である。133は出力
制御部であって,Erドープファイバ(エルビュームド
ープファイバ)202の出力に基づいて励起レーザ20
0の発光制御を行い,Erドープファイバ202の出力
を制御するものである。
【0019】障害検出部A(130)において,210
は光検出器1であって,入力部105から入力される光
を受光して電気信号に変換するものである。211は比
較器であって,基準電圧(VREF1)と光検出器1
(210)の出力を比較するものである。
【0020】障害検出部B(131)において,213
は光検出器3であって,出力部106から出力されて障
害箇所で反射し,逆方向から入力されてカップラ3(1
26)を介して入力される光信号を入力して電気信号に
変換するものである。212は比較器であって,基準電
圧(VREF3)と光検出器3(213)の出力を比較
するものである。
【0021】励起レーザ制御部132において,220
は温度制御部であって,励起レーザ200の温度制御を
行うものである。222はレーザバイアス回路であっ
て,励起レーザ200のバイアス制御を行い,励起レー
ザ200の出力を制御するものである。223は発光停
止制御部であって,レーザバイアス回路222のバイア
スを制御して,励起レーザ200の発光を停止させるも
のである。
【0022】出力制御部133において,203は光検
出器2であって,カップラ3(126)で分岐されたE
rドープファイバ202の1.55μの出力光を検出
し,電気信号に変換するものである。204は比較器で
あって,演算増幅器により構成され,光検出器2(20
3)の出力を基準電圧(VREF2)と比較し,比較値
に基づいてレーザバイアス回路222を制御するもので
ある。205は演算増幅器(比較器204)の帰還抵抗
であって,演算増幅器204の増幅度を決定するもので
ある。
【0023】135はフィルタであってErドープファ
イバ202の出力光(1.55μと1.48μの合波)
から1.48μの光を除去し,1.55μの光信号のみ
を通過させるものである。
【0024】図9の構成の動作を説明する。 (1) 光ファイバ110,光ファイバ111に障害が無い
場合。カップラ1(125)を通過する光信号はカッ
プラ2(201)に入力される。一方,カップラ1(1
25)で分岐した光信号は障害検出部A(130)に
入力される。障害検出部A(130)において,光検出
器1(210)は光信号を電気信号に変換する。比較器
211は基準電圧(VREF1)と比較し,光信号が正
常な場合の比較値(以後,正常比較値と称する)を出力
する。正常比較値は発光停止制御部223に入力され
る。一方,発光停止制御部223は正常比較値が入力さ
れた場合には,レーザバイアス回路222を正常値に維
持する(励起レーザ200が正常に励起されるバイアス
とする)。一方,カップラ2(201)において,カッ
プラ1(125)を通過した信号(1.55μ)と励
起レーザ200の出力する励起光(1.48μ)が合波
され(信号),Erドープファイバ(202)に入力
される。Erドープファイバ(202)において,1.
48μの励起光により1.55μの光信号が励起されて
増幅される。フィルタ135において1.48μの信号
成分が除去されて,1.55μの光信号がカップラ3
(126)に入力される。カップラ3(126)を通過
した1.55μの光信号は出力部106から光ファイ
バ111に出力される。一方,カップラ3(126)で
分岐した光信号は出力制御部133に入力される。出
力制御部133において,光検出器2(203)は光信
号を入力し,電気信号に変換する。光検出器2(20
3)の出力は比較器204に入力され,基準電圧VRE
F2と比較される。比較器204は演算増幅器で構成さ
れ,光検出器2(203)の出力が小さければ,比較器
204は光検出器2(203)の出力を増幅し,レーザ
バイアス回路222に入力する。レーザバイアス回路2
22は励起レーザ200の出力が増大するようにバイア
ス値を変更する。励起レーザ200は出力を増大し,
1.55μの光信号の増幅度が引き上げられる。光検出
器2(203)の出力が大きすぎれば,比較器204は
レーザバイアス回路222のバイアス値を励起レーザ2
00の出力が小さくなるようなバイアス値を出力する。
その結果,励起レーザ200の出力が小さくなり,1.
55μの光信号の増幅度が引き下げられる。
【0025】また,光ファイバ111の側に障害がない
場合は,光信号の反射に基づく信号(以後反射光信
号と称する)がないので,光検出器3(213)の出力
はない。その時,比較器212は光検出器3(213)
の出力値と基準値VREF3とを比較し正常比較値を出
力する。そのため,発光停止制御部223は動作しない
で,レーザバイアス回路222の出力値は変更されず,
励起レーザ200の出力も変更されない。
【0026】(2) 光ファイバ110の側に障害が発生
した場合。光ファイバ110から入力されてカップラ1
(125)で分岐される光信号の入力が異常となり,
光検出器1(210)の出力が異常となる。そのため,
比較器211の出力値が光ファイバ110が正常な場合
と異なる異常値(以後,異常比較値と称する)となる。
その異常比較値を入力した発光停止制御部223はレー
ザバイアス回路222に作用して,レーザバイアス回路
222の出力を励起レーザ200の出力が停止するよう
にさせる。
【0027】(3) 光ファイバ111の側に障害がある
場合 カップラ3(126)を通過した光信号が,光ファイ
バ111の断線箇所,コネクタの接続異常箇所等で反射
し,反射光信号がカップラ3(126)に入力され
る。カップラ3(126)を介して反射光信号は障害
検出部B(131)に入力される。光検出器3(21
3)において,反射光信号は電気信号に変換され,比
較器212に入力される。比較器212は光検出器3
(213)の出力値と基準値VREF3を比較し,異常
比較値を出力する。そして,発光停止制御部223が動
作し,レーザバイアス回路222に作用して励起レーザ
200の発光が停止される。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】従来の光通信システム
で,光中継装置は光ファイバの障害を検出し,励起レー
ザの発光を停止する等の保護はなされていたが,光中継
装置が自動的に障害箇所を検出しセンタに通知する等の
機能は備えていなかった。そのため,従来の光通信シス
テムは光ファイバに障害が発生した時の故障箇所の発見
が困難で,復旧に長時間を要するものであった。。
【0029】本発明は,光ファイバに断線,コネクタ接
続異常等の障害が発生した場合に,光中継装置が自動的
に障害箇所を検出し,センタで容易に障害箇所が分かる
光通信システムを提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】本発明は,障害箇所検出
光信号を出力する障害箇所検出用レーザを設け,障害箇
所検出光信号を障害を発生したファイバに出力するよう
にした。そして,障害箇所で反射する障害箇所検出光信
号の反射光により障害箇所を判定するようにした。
【0031】図1は本発明の基本構成を示す。図におい
て,1は光中継装置,1’は局である。2は光ファイバ
であって,入力側の光ファイバである。3は光ファイバ
であって,出力側の光ファイバである。4は障害箇所で
あって,入力側の光ファイバ2の断線,コネクタ接続異
常等の障害を表す。5はシステム監視装置であって,局
1’において光通信システムを監視するものである。
【0032】光中継装置1において,10はカップラ1
であって,光ファイバ2から入力される光信号を通過さ
せるとともに一部を分岐するものである。11はカップ
ラ2であって,カップラ1(10)を通過して入力される光
信号と励起用レーザ12の出力光を内部の光ファイバ1
3に入力するものである。13は内部の光ファイバであ
って,カップラ2(11)を通過した光を出力側に伝送する
ものである。光ファイバ13は,例えばErドープファ
イバのようなもので,励起用レーザ12の励起光により
光信号を増幅するものである。14はカップラ3であっ
て,光ファイバ13から出力される光信号を後続処理部
15に通過させるとともに,障害箇所検出用レーザ19
の出力光が光ファイバ13に入力されるようにするもの
である。15は後続処理部であって,カップラ3(14)を
通過する光を処理して,出力側の光ファイバ3に出力す
るようにするものである。16は障害検出部であって,
光ファイバ2(入力側)から入力されてカップラ1(10)
で分岐される光信号を入力して,光ファイバ2の障害の
発生を検出するものである。17は光中継装置監視部で
あって,光ファイバの障害を監視するものである。18
は障害箇所検出用レーザ駆動部であって,障害箇所検出
用レーザ19を駆動するものである。19は障害箇所検
出用レーザであって,障害箇所を検出するためのインパ
ルス光を発生するものである。
【0033】光中継装置監視部17において,20はレ
ーザ制御部であって,光ファイバ2に障害が発生した時
に励起用レーザ12の発光を停止させるとともに,障害
箇所検出用レーザ19を駆動するようにするものであ
る。21は障害情報作成部であって,光中継装置1の装
置番号,障害箇所4から得られる情報を基に障害情報を
作成するものである。
【0034】
【作用】図の構成の動作を説明する。 1) 光ファイバ2(入力側)に障害が無い場合。
【0035】光ファイバ2から入力される光信号(1) は
カップラ1(10),カップラ2(11)を通過して内部の光フ
ァイバ13に入力される。カップラ1(10)に入力される
光の一部(2) は分岐して,障害検出部16に入力され
る。障害検出部16は光信号を電気信号に変換し,光フ
ァイバ2に障害がなければ,正常な場合の出力値(正常
信号)(3) を出力する。レーザ制御部20は障害検出部
16の正常出力値に基づいて励起用レーザ12の駆動を
継続する(4) 。そして,カップラ2(11)により光信号
(1) と励起用レーザ12の出力する励起光(5) が光ファ
イバ13に入力され,光信号(1) が励起光(5) で増幅さ
れる(6) 。光ファイバ13の出力はカップラ3(14)を通
過して後続処理部15に入力される。後続処理部15で
信号処理をされ光ファイバ13から出力される。
【0036】2) 光ファイバ2の断線,コネクタ接続
異常等の障害が発生した場合。障害検出部16はカップ
ラ1(10)で分岐された光信号(7) を入力して電気信号に
変換する。障害検出部16は光ファイバ2に障害が発生
した場合には出力が光ファイバ2に障害があることを表
す値(異常値)を出力する。障害検出部16の出力する
異常値により,レーザ制御部20は,障害を通知される
と励起用レーザ12の駆動を停止させる。一方,障害箇
所検出用レーザ駆動部18を動作させる(9) 。障害箇所
検出用レーザ駆動部18により障害箇所検出用レーザ1
9が励起される。
【0037】障害箇所検出用レーザ19の出力する障害
箇所検出光信号(11)はカップラ3(14)により光ファイバ
13に通常の光信号が通過する方向とは逆の方向から入
力される(12)。光ファイバ13を通過した障害箇所検出
光信号の一部はカップラ1(10)で分岐されて障害検出部
16で電気信号に変換される。また,障害箇所検出光信
号はカップラ1(10)を通過して光ファイバ2に逆方向か
ら入力され(13),障害箇所4で反射する。障害箇所4で
反射した障害箇所検出光信号(14)はカップラ1(10)で分
岐されて障害検出部16に入力され(15),電気信号に変
換されて出力される(16)。障害検出部16の出力は障害
情報作成部21に入力される(17)。障害情報作成部21
には,カップラ1(10)を介して,直接入力される障
害箇所検出光信号と障害箇所4で反射した障害箇所検出
光信号,および光中継装置1の装置番号とにより障害情
報を作成し,局1’に転送する(18)。
【0038】障害情報は局1’に転送され,システム監
視装置5の障害箇所判定部25で,直接入力される障害
箇所検出光信号と障害箇所4で反射した障害箇所検出光
信号との時間差に基づいて,光中継装置1から障害箇所
4までの距離が算出される。
【0039】その結果,局1’では光中継装置1の装置
番号,光中継装置1から障害箇所4までの距離により障
害箇所4を判定する。図2は本発明の障害箇所検出方法
を示す。
【0040】図において, (a)は障害箇所検出用レーザ
出力波形である。t=0とt=1でパルス光が出力され
ることを表す。 (b)は光ファイバ13により光増幅され
た光増幅後の信号を表す。それぞれ, (a)のt=0,t
=1のパルスに対応する。 (c)は反射信号のパルスを表
し,30,30’はそれぞれt=0,t=1の障害箇所
検出光信号が直接入力されたことによるパルスをあらわ
し,31,31’は反射光に基づくパルスを表す。
【0041】図において,光信号の伝送距離(ファイバ
長)をL,光ファイバ1kmに光信号を伝送するのに要
する時間をtcとすると,パルス時間間隔はTs=(2
L)×tc(μs)である( (a)参照)。反射信号の遅
れ時間(直接入力される障害箇所検出光信号に対する反
射光信号の到達遅れ時間)Tiは,Ti=(2L’)×
tcである。L’は光ファイバの断線部までの距離であ
る。
【0042】従って,tc=5μsとすると,L’=T
i/10により,反射光が遅れて入力される時間から断
線箇所を判定できる。具体的な距離の算出は局1’にお
いて行っても,光中継装置1において算出するようにし
ても良い。
【0043】
【実施例】図3は本発明の実施例を示す。図において,
40は光中継装置,40’は局である。41は光ファイ
バ(入力側)であって,光信号を入力するものである。
42は光カップラ1であって,入力される光信号を通過
させるとともに,一部を分岐するものである。43は光
カップラ2であって,光カップラ1(42)を通過した光信
号と励起レーザ49の出力する励起光(1.50μ)を
Erドープファイバ44に入力するものである。45は
光カップラ3であって,Erドープファイバ44におい
て増幅された光を入力して通過させるとともに,障害箇
所検出用レーザ49’の出力する障害箇所検出光信号を
Erドープファイバ44に逆方向から入力するものであ
る。46はフィルタであって,Erドープファイバ44
から出力される1.55μの光信号と1.48μの光信
号から1.48μの光信号成分を除去するものである。
47は光カップラ4であって,フィルタ46から出力さ
れる光信号を通過させて光ファイバ48に出力するとと
もに,一部を光検出器2(65)に入力するように分岐する
ものである。さらに光カップラ4(47)は出力側の光ファ
イバ48に障害がある時,光ファイバ48の障害箇所で
反射して逆方向から光中継装置40に入力する光を光検
出器3(67)に入力するようにするものである。49は励
起レーザであって,1.48μの励起光を出力するもの
である。励起光は光カップラ2(43)を介してErドープ
ファイバ44に入力され,1.55μの光信号を励起し
て増幅するものである。
【0044】50は光中継装置監視部,51は障害検出
部A,52は出力制御部,53は障害検出部B,54は
障害箇所検出用レーザ駆動部であって,光ファイバ4
1,光ファイバ48のの障害発生時に障害箇所検出用レ
ーザ49’を駆動するものである。55はシステム監視
部である。
【0045】光中継装置監視部50において,56はレ
ーザ制御部であって,障害発生時に励起レーザ49の発
振を停止させるとともに,障害箇所検出用レーザ駆動部
54を動作させるようにするものである。レーザ制御部
56において,57は温度制御部,58はレーザバイア
ス回路,59は発光停止制御部,60は障害情報作成部
であって,障害を発生した光中継装置40の装置番号,
障害箇所検出光信号の直接入力光,反射光に基づく障害
情報を作成し,局40’のシステム監視部55に出力す
るものである。
【0046】障害検出部A(51)において,61は光検出
器1,61’はバッファ,62は比較器である。出力制
御部52において,65は光検出器2,66は比較器,
Rは抵抗である。
【0047】障害検出部B(53)において,67は光検出
器3,68は比較器である。障害箇所検出用レーザ駆動
部54において,70はインパルス光発生部であって,
障害箇所検出用レーザ49’を駆動してインパルス光を
発生するようにするものである。71は障害処理部であ
って,光ファイバ(入力側)41に障害が発生した時に
インパルス光発生部70を動作させるようにするもので
ある。
【0048】局40’において,55はシステム監視
部,72は障害箇所判定部である。図の構成の動作を説
明する。光ファイバ(入力側)41に障害がない場合
は,障害箇所検出用レーザ駆動部54は動作せず,障害
箇所検出用レーザ49’は発光しない。そして,障害検
出部A(51),レーザ制御部56,出力制御部52,障害
検出部B(53)の動作は従来の装置構成(図8参照)と同
様である。また,光ファイバ(出力側)48において,
障害が発生した場合の障害検出部B(53),レーザ制御部
56の動作も従来の装置構成(図8参照)と同様である
ので説明は省略する。
【0049】光ファイバ(入力側)41に障害が発生し
た場合の動作を説明する。光ファイバ41からの入力光
信号が異常となり,異常な光信号が光カップラ1(42)で
分岐されて光検出器1(61)に入力される。光検出器1(6
1)は光信号を電気信号に変換し,変換された電気信号は
バッファ61’を介して比較器62に入力される。比較
器62において,VREF1と比較され,比較器62は
異常比較値(障害時の出力値)を出力する。発光停止制
御部59を比較器62からの異常比較値を入力するとレ
ーザバイアス回路58のバイアスを変更して励起レーザ
49の発振を停止させる。一方,障害処理部71は比較
器62の異常比較値が入力されると,発光停止制御部5
9の指示によりインパルス光発生部70に作用して,障
害箇所検出用レーザ49’を励起する。
【0050】障害箇所検出用レーザ49’の出力する障
害箇所検出光信号は光カップラ3(45)を介してErドー
プファイバ44へ逆方向から入力される。障害箇所検出
光信号は光カップラ2(43)を通過して,光カップラ1(4
2)を通過して光ファイバ41に逆方向入力がなされる。
一部は光カップラ1(42)で分岐して直接光検出器1(61)
に入力され,電気信号に変換されてバッファ61’,比
較器62を介して,障害情報作成部60に入力される。
一方,光ファイバ41に逆方向から入力された障害箇
所検出光信号は障害箇所(図示せず)で反射して,再び
光カップラ1(42)に入力される。そして,その反射光は
カップラ1(42)で分岐されて,光検出器1(61)に入力さ
れて電気信号に変換される。変換された電気信号はバッ
ファ61’,比較器62を介して障害情報作成部60に
入力される。障害情報作成部60は,光検出器1(61)に
直接入力される障害箇所検出光信号と障害箇所で反射し
て光検出器1(61)に入力される障害箇所検出光信号とに
基づくパルス信号をシステム監視部55に転送する。シ
ステム監視部55において,障害箇所判定部72は,障
害情報作成部60から転送される直接入力障害箇所検出
光信号と障害箇所で反射された障害箇所検出光信号とに
基づくパルス信号とにより光中継装置40から障害箇所
までの距離を算出し,光中継装置40の装置番号を参照
して,障害箇所を判定する。
【0051】図4は本発明の障害箇所検出用レーザ駆動
部の動作例を示す。図において,(1) は光ファイバ(入
力部)のコネクタが外れた場合の障害箇所検出用レーザ
駆動部54の動作例を示す。(2) は光ファイバ(入力
部)が断線した場合の動作例を示す。
【0052】(a)は障害箇所検出用レーザ49’から出
力されるインパルス光(障害箇所検出光信号)を表し,
t=0で出力されることを表す。(b)は光検出器の入力
インパルス光を表す。t=0で障害箇所検出用レーザ4
9’から出力されるインパルス光が直接に光検出器1(6
1)に入力される。インパルス光の反射はないので反射光
のインパルスは無い。
【0053】(c)は障害箇所検出用レーザ49’から出
力されるインパルス光を表す。t=0で小さいピークの
パルス光が出力され,続いて,t=2で大きいピークの
パルス光が出力される。
【0054】(d)は光検出器の入力インパルス光を表
す。t=0で障害箇所検出用レーザ49’から出力され
る小さいインパルス光の直接入力がなされ,次いでt=
1で断線箇所で反射したインパルス光が入力される。t
=2で障害箇所検出用レーザ49’から出力される大き
いインパルス光の直接入力がなされ,次いで,t=2で
断線箇所で反射した大きいパルス光の入力がt=3でな
されることを表す。
【0055】図の障害箇所検出用レーザ駆動部54の動
作例の説明をする。障害箇所検出用レーザ駆動部54が
発光して,Erドープファイバ44から出力される障害
箇所検出光信号はパワーが大きいので,光ファイバ(入
力部)41のコネクタが外れて動作したような場合には
作業者に対する危険性が高い。
【0056】そのため,本発明は,障害箇所検出用レー
ザ49’から出力されるインパルス光を小さくする(
(a)参照)。そして,光ファイバ(入力部)41のコネ
クタが外れたような場合はそのインパルス光の反射はな
いので,障害箇所検出用レーザ駆動部54は続くインパ
ルス光の発生をないようにする( (b)参照)。光ファイ
バ(入力部)41に断線を生じたよう場合には,t=0
で出力されたインパルス光の反射( (d)t=1のパル
ス)があるので,障害箇所検出用レーザ駆動部54は障
害箇所検出用レーザ49’のt=3以降のインパル光の
出力を大きくし,障害箇所からの反射光が大きくなるよ
うにする。
【0057】そして,障害情報は,コネクタが外れたよ
うな場合は, (b)のインパルス光に基づいて,障害発生
のみを表す信号と光中継装置の装置番号とにより構成す
る。また,光ファイバが断線したような場合には, (d)
の連続的なインパルス光に基づく信号と光中継装置の装
置番号とにより構成する。
【0058】図5は本発明のシステム構成実施例(1) を
示す。80は局A,80’は局Bである。81は光中継
装置A,81’は光中継装置Bである。82はシステム
監視部である。
【0059】光中継装置A(81)において, 83は光増幅
部A1,84は光増幅部A2,85は光中継装置監視部
である。光中継装置B(81') において, 83’は光増幅
部B1,84’は光増幅部B2,85’は光中継装置監
視部である。
【0060】86,87,88は光ファイバであって,
局A(80) から局B(80') に送信する光信号の伝送路で
ある。86’,87’,88’は光ファイバであって,
局B(80') から局A(80) に送信する光信号の伝送路で
ある。89は光ファイバ87の断線箇所を表す。90は
障害情報の流れを表す。
【0061】図において,光ファイバ87に断線箇所8
9を生じた場合,光増幅部B1(83')から障害箇所検出
光信号が出力され,断線箇所89で反射され,光中継装
置B(81' )に入力される。そして,光増幅部B1(83' )
から出力される障害箇所検出光信号は一部が直接光中継
装置監視部85’に入力され,直接入力される障害箇所
検出光信号より遅れて断線箇所89で反射された障害箇
所検出光信号が入力される。両者の光信号と光中継装置
B(81' )の装置番号よりなる障害情報90は光中継装置
監視部85’において光信号に重畳されて光ファイバ8
7’を介して光増幅部A2(84)に入力され, 光増幅され
て光ファイバ86’を介して局A80のシステム監視部
82に送信される。
【0062】システム監視部82において,光中継装置
から伝送されてくる障害情報90に基づいて断線箇所8
9を判定する。例えば,光中継装置から伝送されてくる
障害箇所検出光信号の直接入力に基づくインパルス信号
と反射入力に基づくインパルス信号をブラウン管に表示
して両者の時間間隔を求め,光中継装置からの距離を算
出する。そして,合わせて伝送されてくる,光中継装置
の装置番号により光中継装置を特定し,断線箇所89を
判定する。あるいは,光中継装置から伝送されてくる障
害箇所検出光信号の直接入力に基づくインパルス信号と
反射入力に基づくインパルス信号をコンピュータ処理し
て,両者の時間間隔から光中継装置から断線箇所89ま
での距離を自動的に算出し,光中継装置の装置番号とに
より断線箇所89を自動判定するようにしても良い。
【0063】また,障害箇所検出光信号の直接入力に基
づくインパルス信号と反射入力に基づくインパルス信号
を光中継装置においてコンピュータ処理して断線箇所8
9までの距離を算出し,断線箇所89の距離と光中継装
置の装置番号とにより障害情報90を作成し,局に伝送
するようにしても良い。
【0064】図6は局のシステム監視部へ伝送する光信
号の例を示す。(a)は通常の場合であり,データだけを
伝送する光信号を表す。(b)は障害時の場合であり,デ
ータに障害情報を重畳した光信号を表す。
【0065】図7は本発明のシステム構成実施例(2) を
示す。図は光信号の伝送路とは別に,障害情報を伝送す
る同軸ケーブル,光ファイバ等の伝送路を設ける場合を
示す。
【0066】図において,80は局A,80’は局Bで
ある。81は光中継装置A,81’は光中継装置Bであ
る。82は局A(80) のシステム監視部である。82’
は局B(80') のシステム監視部である。
【0067】光中継装置A(81)において, 83は光増幅
部A1,84は光増幅部A2,85は光中継装置監視部
である。光中継装置B(81') において, 83’は光増幅
部B1,84’は光増幅部B2,85’は光中継装置監
視部である。
【0068】86,87,88は光ファイバであって,
局A(80) から局B(80') に送信する光信号の伝送路で
ある。86’,87’,88’は光ファイバであって,
局B(80') から局A(80) に送信する光信号の伝送路で
ある。89は光ファイバ87の断線箇所を表す。91,
92,93は障害情報の伝送路であって,同軸ケーブ
ル,光ファイバ等である。
【0069】図において,光ファイバ87に断線箇所8
9が生じた場合,光中継装置B(81')の光中継装置監視
部85’で障害情報が作成される。そして,障害情報は
伝送路が同軸ケーブルの場合には電気信号に変換され,
光ファイバの場合には光信号に変換されて,伝送路9
2,光中継装置監視部85,伝送路91を介して局A
(80) に伝送される。同時に,伝送路93を介して局B
(80') にも伝送される。そして,局A(80) のシステム
監視部82,局B(80') のシステム監視部82’におい
て断線箇所89の判定処理がなされる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば,光通信システムにおい
て光ファイバの障害箇所を容易に判定することができる
ので,障害の復旧を速やかに行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の障害箇所検出方法を示す図である。
【図3】本発明の実施例を示す図である。
【図4】本発明の障害箇所検出用レーザ駆動部の動作例
を示す図である。
【図5】本発明のシステム構成実施例(1) を示す図であ
る。
【図6】本発明のシステム監視部へ伝送する光信号の例
を示す図である。
【図7】本発明のシステム構成実施例(2) を示す図であ
る。
【図8】従来の光通信システムを示す図である。
【図9】従来の光中継装置を示す図である。
【符号の説明】
1 :光中継装置 2 :光ファイバ(入力側) 3 :光ファイバ(出力側) 4 :障害箇所 5 :システム監視部 10:カップラ1(10) 11:カップラ2(11) 12:励起用レーザ 13:光ファイバ(Erドープファイバ) 14:カップラ3(14) 15:後続処理部 16:障害検出部 17:光中継装置監視部 18:障害箇所検出用レーザ駆動部 20:レーザ制御部 25:障害箇所判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局と局の間を中継する光中継装置(1) を
    備えた光通信システムにおいて, 光中継装置(1) は,光中継装置(1) に入力される光信号
    を通過させるとともに一部を分岐するカップラ1(10)
    と,カップラ1(10)を通過する光信号を入力する内部の
    光ファイバ(13)と,該光ファイバ(13)のカップラ1(10)
    の側と反対の端部に接続されるカップラ3(14)と,カッ
    プラ1(10)で分岐される光信号を入力して入力側の光フ
    ァイバ(2) の障害を検出する障害検出部(16)と,障害が
    検出された時カップラ3(14)を介して光ファイバ(13)に
    通常の信号が伝送される向きと逆方向に入力される障害
    箇所検出光信号を出力する障害箇所検出用レーザ(19)
    と,障害検出部(16)が入力側の光ファイバ(2) の障害を
    検出した時に障害箇所検出用レーザ(19)を駆動する障害
    箇所検出用レーザ駆動部(18)と,内部の光ファイバ(13)
    を逆方向に通過して直接に入力される障害箇所検出光信
    号と入力側の光ファイバ(2) に逆方向に入力されて障害
    箇所(4) で反射されて戻される障害箇所検出光信号に基
    づいて障害情報を作成し,局(1')に転送する光中継装置
    監視部(17)とを備え, 局(1')は,光中継装置監視部(17)から転送される障害情
    報に基づいて障害箇所(4) を判定するシステム監視装置
    (5) とを備えたことを特徴とする光通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において,光ファイバ(13)はエ
    ルビュームをドープしたエルビュームファイバであり,
    光ファイバ(13)に入力される信号を増幅する励起光を出
    力する励起用レーザ(12)と,カップラ1(10)と光ファイ
    バ(13)の間にあって光信号と励起用レーザ(12)の励起光
    を光ファイバ(13)に入力するカップラ2(11)を備えたも
    のであることを特徴とする光通信システム。
  3. 【請求項3】 局と局の間を中継する光中継装置(1) を
    備えた光通信システムにおいて, 光中継装置(1) は,光中継装置(1) に入力される光信号
    を通過させるとともに一部を分岐するカップラ1(10)
    と,カップラ1(10)を通過する光信号を入力する内部の
    光ファイバ(13)と,該光ファイバ(13)のカップラ1(10)
    の側と反対の端部に接続されるカップラ3(14)と,カッ
    プラ1(10)で分岐される光信号を入力して入力側の光フ
    ァイバ(2) の障害を検出する障害検出部(16)と,障害が
    検出された時カップラ3(14)を介して光ファイバ(13)に
    通常の信号が伝送される向きと逆方向に入力される障害
    箇所検出光信号を出力する障害箇所検出用レーザ(19)
    と,障害検出部(16)が入力側の光ファイバの障害を検出
    した時に障害箇所検出用レーザ(19)を駆動する障害箇所
    検出用レーザ駆動部(18)と,該障害箇所検出光信号に基
    づいて障害情報を作成して局(1')に転送する光中継装置
    監視部(17)とを備え, 内部の光ファイバ(13)を逆方向に通過して直接に入力さ
    れる障害箇所検出光信号と入力側の光ファイバ(2) に逆
    方向に入力されて障害箇所(4) で反射して戻される障害
    箇所検出光信号との時間差に基づいて光中継装置(1) か
    ら障害箇所(4)までの距離を算出し,障害箇所(4) を判
    定することを特徴とする光通信システムの障害監視方
    法。
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