JPH0626757U - 液体吸引貯留装置 - Google Patents

液体吸引貯留装置

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JPH0626757U
JPH0626757U JP7225492U JP7225492U JPH0626757U JP H0626757 U JPH0626757 U JP H0626757U JP 7225492 U JP7225492 U JP 7225492U JP 7225492 U JP7225492 U JP 7225492U JP H0626757 U JPH0626757 U JP H0626757U
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行省 大河原
剛 大河原
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ナカヤ実業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の吸水形掃除機等では不可能であった貯
留用タンクからの液体の排出作業の連続処理を可能に
し、作業能率の向上を図ると共に、多量の水を含有する
含水砂からの吸水作業をも自動的に行えるようにして、
使用用途の拡大を図ると同時に、この種の装置の耐久性
の向上を図る。 【構成】 吸引口5aを有する吸引具5と、被対象物(含
水砂)Sの通過経路Aに対して吸引口5aを接近及び離反
させる接離機構6と、この機構6を制御する吸引具制御
手段7と、吸引具5に通じる1次側タンク21と、1次側
タンク21の液面上限及び下限を検出する液面センサー3
1,32 と、1次側タンク21の下方に連通された2次側タ
ンク22と、その連通部2xに配設された制御バルブ3と、
液面センサー31,32 からの信号に基づいて制御バルブ3
を開閉制御するバルブ制御手段4とを設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液体吸引貯留装置に係り、詳しくは、液体を含有してなる砂やゴミ 等の被対象物から効率良く液体を吸引し、また、この吸引した液体を排出せしめ る工程を適切制御するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、各種生産工場等おいては、床面等に水を散布して清掃作業を行 ったり、或いは切削機械等のオイル交換時や作業時に機械周辺に流出した油を回 収したりする必要がある。このような場合に、作業員が手作業で水や油を回収し ていたのでは、時間や手間が掛かるのみならず、衛生面においても好ましいもの ではない。
【0003】 そこで、水や油の回収を自動的に行わせるべく、近年においては、掃除機に改 良を加えたものとして、吸水形掃除機や吸油形掃除機と称せられるものが実用化 されるに至っている。これらの掃除機は、汚水、洗浄液、切削油等の液体を、吸 引具の吸引口から負圧利用により自動的に吸い込み、この吸い込んだ液体をタン ク内に貯留するようにしたものである。また、これらの掃除機には、タンク内に 吸い込んだ液体を強制的に外部に排出させるための機能が付設されているのが通 例である。
【0004】 一方、近年においては、天然に存する山砂利、海砂利、陸砂利、或いは採石場 で採掘した採石等を、砕砂製造装置を用いて適度に破砕又は摩砕して、良質の砂 を生成することが実用化されているが、この種の装置による砕砂製造工程におい ては、水が使用されるのが通例であり、従って最終的に得られた砂には多量の水 が含有されていることになる。
【0005】 そして、このように含水率の大きな砂は、一定の含水率(5%〜6%)になる まで水分を低減させた後、コンクリートの混練に使用する必要があり、この含水 率が大き過ぎれば、コンクリート全体中のトータル水分量が過多になり、高品質 のコンクリートを得る上で大きな妨げとなる。従って、このような場合にも、含 水砂から水分をできるだけ回収しておく必要がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記例示した吸水形や吸油形掃除機は、持ち運びの簡便性等に鑑み て、液体を貯留するタンクは小容量であり、而も、このタンクは単なる一段構造 であって、流通制御等は何も行わないものである。このため、タンク内に液体が 充満状態になれば、その都度液体をタンク外部に排出せねばならず、単位時間当 たりに吸い込まれる液体の量が多い場合には、頻繁に排出作業を行う必要性が生 じ、作業の煩雑化を余儀なくされるという不具合がある。これに関連して、この 種の掃除機は、バッチ処理を良好に行えるものの、連続処理を良好に行うことは 極めて困難であり、このため、作業能率が悪化するという不具合を招くことにな る。
【0007】 一方、上記のように砕砂製造装置から取り出される含水砂が、吸水の被対象物 である場合には、従来の吸水形掃除機を単に使用していたのでは、通常山積み状 態とされる含水砂から自動的に吸水を行うことは実質的に不可能であり、また砕 砂製造装置から連続的に含水砂が取り出される場合には、吸水作業も連続的に行 いたいという要請が生じることになるが、この場合にも、従来の掃除機では上記 と同様に連続処理を行うことが困難であるため、作業能率の悪化等を招くことに なる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る液体吸引貯留装置は、上記の各種問題点を解決するため、以下に 示すように構成したことを特徴とする。 すなわち、請求項1の考案に係る装置は、液体を含有してなる被対象物から吸 引口を介して液体を吸引する吸引具と、この吸引具により吸引された液体を貯留 する1次側タンクと、この1次側タンクに取り付けられ且つ液面上限と液面下限 とを検出する液面センサーと、この1次側タンクの下方に連通された2次側タン クと、前記1次側タンクと2次側タンクとの連通部に配設された制御バルブと、 前記液面センサーからの信号に基づいて前記制御バルブを開閉制御するバルブ制 御手段とを有するものである。
【0009】 また、請求項2の考案に係る装置は、上述の被対象物が周期的に吸引具の吸引 口近傍を通過するように構成すると共に、吸引具の吸引口を被対象物の通過経路 に対して接近動及び離反動させる接離機構と、被対象物の通過タイミングに同期 して前記接離機構を制御する吸引具制御手段とを設けたものである。
【0010】
【作用】
上記請求項1の考案に係る装置によれば、吸引具の吸引口から吸い込まれた液 体は、先ず1次側タンクに流入して貯留されるが、この時の1次側タンク内の液 面が上限になるまでの間、つまり1次側タンク内が充満状態になるまでの間は、 バルブ制御手段が制御バルブを閉弁させていることにより、吸引具から吸い込ま れた液体は引き続いて1次側タンク内に流入して貯留される。 この後、1次側タンク内の液面が上限に達した場合には、液面センサーからの 信号を受けて制御手段が制御バルブを開弁させ、これにより1次側タンクから2 次側タンクに液体が流下する。そして、1次側タンク内の液面が下限に達した時 点、つまり1次側タンク内が空になった時点で、液面センサーからの信号を受け て制御手段が制御バルブを閉弁させ、これにより吸引具から吸い込まれた液体を 再び1次側タンク内に貯留させる。この後は、上記と同様にして1次側タンクと 2次側タンクとの間を連通及び遮断するための制御を行う。
【0011】 一方、上記請求項2の考案に係る装置によれば、被対象物を例えば円運動させ ること等により、被対象物が周期的に吸引具の吸引口近傍を通過するように構成 しておき、このような状態で吸引具制御手段が接離機構を制御することにより、 上記の通過タイミングに同期して吸引具の吸引口が被対象物の通過経路に対して 接近動及び離反動することになる。この接近動時には、吸引具が被対象物から液 体を吸引して上記の1次側タンクに貯留させ且つ2次側タンクとの間で所定の流 通制御を行う一方、離反時には上記通過経路の近傍と吸引具とを無関係な状態に する。従って、上記通過経路を構成する経路構成部材に対して、常時吸引具の吸 引口を当接させていたのでは吸引具と経路構成部材との間に生じる摩擦により吸 引具が損傷するという不具合を招くが、この請求項2の装置によれば、周期的に 現れる被対象物の通過時にのみ吸引口を経路構成部材に当接させるように構成す ることにより、摩擦による不具合を回避できることになる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係る液体吸引貯留装置の実施例を図面に基づいて説明する。 尚、以下の実施例は、水の吸引貯留装置に本考案を適用したものであるが、こ れ以外に、油等の液体の吸引貯留装置についても同様に本考案を適用できるもの である。 図1に示すように、水吸引貯留装置1は、モータ50の回転が巻掛伝動部材51を 介して伝達されることにより駆動されるブロワ52と、このブロワ52からタンク本 体2の上方に通じる接続管53とを有し、ブロワ52の駆動によりタンク本体2の上 部(1次側タンク21) に負圧を発生させる構成である。このブロワ52の排気通路 52a には、消音器54が取り付けられている。
【0013】 前記タンク本体2の内部は、図2に示すように、上方に配置された1次側タン ク21と、下方に配置された2次側タンク22とに分割されており、1次側タンク21 の上端部には、ブロワ52の駆動に伴う負圧発生時にゴミ等のミストを捕集するミ ストキャッチャー55が取り付けられている。
【0014】 1次側タンク21の側部上方には、吸引具5(後述する)に接続される流入口23 が形成されていると共に、この1次側タンク21の上部及び下部の所定位置には、 液面上限を検出する1次側第1液面センサー31と、液面下限を検出する1次側第 2液面センサー32とが取り付けられている。
【0015】 1次側タンク21と2次側タンク22との連通部2xには、電磁弁等でなる制御バル ブ3が配設されており、この制御バルブ3は、前記1次側第1及び第2液面セン サー31,32 からの信号が入力されるバルブ制御手段4により開閉される。詳しく は、1次側第1液面センサー31からの信号が液面上限に達したことを示す場合に は、バルブ制御手段4から送出される制御信号x1により制御バルブ3が開かれる 一方、1次側第2液面センサー32からの信号が液面下限に達したことを示す場合 には、バルブ制御手段4からの制御信号x1により制御バルブ3が閉じられる。
【0016】 2次側タンク22の底部には、貯留水を外部に排出する排出口24が形成されてお り、この排出口24にも電磁弁等でなる開閉バルブ25が配設されている。この開閉 バルブ25は、2次側タンク22の液面上限を検出する2次側第1液面センサー31a と、液面下限を検出する2次側第2液面センサー32a とが取り付けられている。 そして、2次側第1液面センサー31a からの信号が液面上限に達したことを示す 場合には、バルブ制御手段4から送出される制御信号x2により開閉バルブ25が開 かれる一方、2次側第2液面センサー32a からの信号が液面下限に達したことを 示す場合には、バルブ制御手段4からの制御信号x2により開閉バルブ25が閉じら れる。
【0017】 2次側タンク22の側部上方には、傾斜状に延出された延出管27が突設されてお り、この延出管27の先端開放部には、支点27x を介して蓋体27a が開閉自在に取 り付けられている。従って、前記連通部2xの制御バルブ3が開かれて1次側タン ク21から2次側タンク22に貯留水が流下する際には、前記蓋体27a が自然に開放 して、2次側タンク22内の空気が延出管27の先端から逃げることになる。また、 前記排出孔24の開閉バルブ25が開かれて2次側タンク22から貯留水が排出される 際には、前記蓋体27a は自然に閉鎖状態となる。
【0018】 一方、図3に示すように、タンク本体2の1次側タンク21に形成された流入口 23には、可撓性管28を介して吸引具5が接続されており、この吸引具5の吸引口 5aは、接離機構6の作動により、被対象物である含水砂Sの通過経路Aに対して 接近動及び離反動するものであると共に、接離機構6の動作は、吸引具制御手段 7からの制御信号yにより制御されるものである。この実施例における被対象物 の通過経路Aは、筒状ドラム29の周壁29x に合致する。
【0019】 前記接離機構6の具体的構成は、吸引具5を支軸61の回りに回動可能に保持し 、電磁石62が励磁されることによりバネ63の付勢力に抗して吸引具5がW方向に 回動するようにしたものであり、この電磁石62の励磁及び消磁は、前記吸引具制 御手段7からの制御信号yにより切換制御される構成である。
【0020】 この実施例における被対象物は、多量の水分を含有してなる含水砂Sであり、 この含水砂Sは、回転する筒状ドラム29の周壁29x 内面に沿って移動するもので あるが、この含水砂Sを移動させるための構造は、以下に示す通りである。
【0021】 すなわち、図3及び図4に示すように、筒状ドラム29の周壁29x 内面に沿って 螺旋形状の隔壁部材40a が一体的に固定されており、この隔壁部材40a により仕 切られた通路が、含水砂Sを通過させるための誘導通路40とされている。そして 、筒状ドラム29の一端側 (図4の符号29y 側) から投入された含水砂は、誘導通 路40を移動しながら他端側 (図4の符号29z 側) に向かって送られる。この誘導 通路40は、一条の螺旋状通路であってもよく、また二条以上の螺旋状通路であっ てもよい。
【0022】 更に、図4に示すように、筒状ドラム29の周壁29x には、二箇所の回転軌道A ,A上にそれぞれ複数の開口窓41…41が形成されており、この開口窓41…41には 網状体41a …41aが張り渡されている。この実施例においては、一箇所の回転軌 道Aにつき三個の開口窓41が等角度間隔で形成されており、また網状体41a とし ては、多数の円孔を有するパンチングメタルが使用されている。
【0023】 そして、図3に示すように、筒状ドラム29の周壁29x 内面には、開口窓41の反 回転方向側 (回転方向は同図のa方向)の端部に突出体42が固定されている。こ の突出体42は、筒状ドラム29の周壁29x の接線方向に対して60度傾斜した状態 とされている。この筒状ドラム29は、合計4個のローラー43…43上に転動可能に 載置されており、図外の回転駆動機構により、a方向に所定の回転速度で回転す るものである。
【0024】 次に、上記実施例の作用を説明する。 図3のa方向に回転している筒状ドラム29の一端側 (29y 側) から投入された 含水砂は、筒状ドラム29の周壁29x 内面の誘導通路40に沿って移動していくが、 この移動時には突出体42の存在により、含水砂が集約的に所定高さまで持ち上げ られることになり、この持ち上げられる過程の途中で図3に示すように開口窓41 の内縁部に多量の含水砂Sが蓄積される。この蓄積された含水砂Sは、筒状ドラ ム29の更なる回転によって所定高さ位置から落下するが、この落下した含水砂S は次の突出体42 (回転方向aに対して一つ遅角側の突出体42) により受け止めら れる。
【0025】 そして、筒状ドラム29の回転に伴って開口窓41が、吸引具5の吸引口5aの配設 位置に達した時点で(図3に示す状態となった時点で)、吸引具制御手段7が電 磁石62を励磁させて吸引具5をW方向に回転させることにより、吸引口5aが網状 体41a に当接若しくは略当接し、前記蓄積している含水砂Sから水分を一挙に吸 引する。この吸引後に、吸引具制御手段7は、電磁石62を消磁させて吸引具5を 当初の位置に復帰させ、次の開口窓41が吸引口5aの配設位置に達した時点で再び 上記と同様にして水分の吸引を行う。このような動作は、所定のタイミングで周 期的に行われる。尚、吸引具5は常時作動状態にしておいてもよく、また吸引具 5がW方向に回動した場合にのみ作動させるように制御をしてもよい。
【0026】 上記のようにして吸引具5により吸い込まれた水は、可撓性管28を通じてタン ク本体2の流入口23から図2に示す1次側タンク21に流入し、この時点では制御 バルブ3が閉じていることにより、水は1次側タンク21に貯留されていく。
【0027】 そして、吸引具5により吸い込まれた水が継続して流入し、この1次側タンク 21内における貯留水が増加してその液面が上限に達した時点で、1次側第1液面 センサー31からの信号に基づいてバルブ制御手段4から制御信号x1が送出される ことにより、連通部2xの制御バルブ3が開作動し、1次側タンク21内の水が2次 側タンク22内に流下する。
【0028】 このようにして1次側タンク21内から水が流下することにより、1次側タンク 21内の貯留水の液面が下限に達した場合 (空の状態になった場合) には、1次側 第2液面センサー32からの信号に基づいてバルブ制御手段4から制御信号x1が送 出されることにより、制御バルブ3が閉作動し、この結果、吸引具5側から流入 してくる水は、1次側タンク21に再び貯留されていく。
【0029】 そして、上記のような動作が行われている間に、2次側タンク22内に貯留水が 蓄積されてその液面が上限に達した時点で、2次側第1液面センサー31a からの 信号に基づいてバルブ制御手段4から制御信号x2が送出されることにより、排出 孔24の開閉バルブ25が開作動し、2次側タンク22内の水が外部に排出される。
【0030】 このようにして2次側タンク22内から水が外部に排出されることにより、2次 側タンク22内の水の液面が下限に達した場合 (空の状態になった場合) には、2 次側第2液面センサー32a からの信号に基づいてバルブ制御手段4から制御信号 x2が送出されることにより、開閉バルブ25が閉作動し、この結果、2次側タンク 22は再び貯留が可能な状態になる。
【0031】 この場合、二次側タンク22の容量を充分に大きくしておけば、上記流通制御を 行う場合の自由度が大きくなるものであるが、いかなる容量の2次側タンク22で あっても、この2次側タンク22の容量に相当する分だけ貯留水量を増減させなが ら、常に一定量の水を外部に連続して排出させることも可能である。
【0032】
【考案の効果】
本考案に係る液体吸引貯留装置は、上述のように構成されているので、以下に 示す効果を奏する。
【0033】 すなわち、請求項1の考案に係る液体吸引貯留装置によれば、吸引具の吸引口 から吸い込まれた液体は、先ず1次側タンクに流入して貯留され、この時の液面 が上限に達した時点で液面センサーからの信号を受けて制御手段が制御バルブを 開弁させ、1次側タンクから2次側タンクに液体を流下させると共に、1次側タ ンク内の液面が下限に達した時点で液面センサーからの信号を受けて制御手段が 制御バルブを閉弁させることになるので、この種の装置における吸引水のタンク からの排出作業が自動的に且つタイミング良く行われることになり、作業能率の 向上が図られると共に、従来の掃除機のようなバッチ処理に代えて、連続処理が 行えることになる。
【0034】 また、請求項2の考案に係る液体吸引貯留装置によれば、被対象物が周期的に 吸引具の吸引口近傍を通過するような場合、例えば上記実施例で述べたような含 水砂の水分吸引作業を行う場合等においても、本考案に係る装置を使用できるこ とになり、使用用途の拡大が図られる。そして、被対象物の通過経路を構成する 経路構成部材に対して、常時吸引具の吸引口を当接させた場合のように吸引具と 経路構成部材との間に生じる摩擦等による各部の損傷が防止でき、当該装置の耐 久性の向上が図られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の請求項1に係る液体吸引貯留装置の実
施例の外観を示す正面図である。
【図2】本考案の請求項1に係る液体吸引貯留装置の実
施例の構成要素である1次側タンク及び2次側タンクと
その制御システムを示す概略構成図である。
【図3】本考案の請求項2に係る液体吸引貯留装置の実
施例を示す概略正面図である。
【図4】本考案の請求項2に係る液体吸引貯留装置の実
施例の構成要素である筒状ドラムの内部構造を示す概略
側面図である。
【符号の説明】
1 液体吸引貯留装置 3 制御バルブ 4 バルブ制御手段 5 吸引具 5a 吸引口 6 接離機構 7 吸引具制御手段 21 1次側タンク 22 2次側タンク 31 液面センサー 32 液面センサー A 通過経路 S 被対象物(含水砂)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を含有してなる被対象物から吸引口
    を介して液体を吸引する吸引具と、この吸引具により吸
    引された液体を貯留する1次側タンクと、この1次側タ
    ンクに取り付けられ且つ液面上限と液面下限とを検出す
    る液面センサーと、この1次側タンクの下方に連通され
    た2次側タンクと、前記1次側タンクと2次側タンクと
    の連通部に配設された制御バルブと、前記液面センサー
    からの信号に基づいて前記制御バルブを開閉制御するバ
    ルブ制御手段とを有することを特徴とする液体吸引貯留
    装置。
  2. 【請求項2】 被対象物が周期的に吸引具の吸引口近傍
    を通過するように構成すると共に、吸引具の吸引口を被
    対象物の通過経路に対して接近動及び離反動させる接離
    機構と、被対象物の通過タイミングに同期して前記接離
    機構を制御する吸引具制御手段とを設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の液体吸引貯留装置。
JP1992072254U 1992-09-21 1992-09-21 液体吸引貯留装置 Expired - Lifetime JPH0747085Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0415165U (ja) * 1990-05-30 1992-02-06

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