JPH06267115A - 光ディスク及び光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク及び光ディスク装置

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Publication number
JPH06267115A
JPH06267115A JP5012085A JP1208593A JPH06267115A JP H06267115 A JPH06267115 A JP H06267115A JP 5012085 A JP5012085 A JP 5012085A JP 1208593 A JP1208593 A JP 1208593A JP H06267115 A JPH06267115 A JP H06267115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
recording
recording power
disc
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5012085A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Yamanaka
義浩 山中
Jun Saito
旬 斎藤
Makoto Kurita
信 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5012085A priority Critical patent/JPH06267115A/ja
Publication of JPH06267115A publication Critical patent/JPH06267115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】記録パワーを精度よく適正値にする。 【構成】ディスクの制御情報トラックに書き込み温度を
あらかじめ書き込んでおく。ディスク温度と記録パワー
の関係は測定結果から1次関数的であることがわかって
いるので、このディスク温度と記録パワーの関係とディ
スクに書き込んだ情報により、ディスクの周囲温度の変
化に対してその時のディスク温度に対応した適正な記録
パワーを求めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを用いた光
ディスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクにおいて記録を行う場合に、
周囲温度が変化した時は、光ディスク自体の温度も変化
するため、その時の記録パワーはその状況に合った適正
な値に補正しなければならない。そこで従来では、周囲
温度情報のみによって適正な記録パワーに補正してい
た。
【0003】例えば、ディスクの周囲温度の変化におけ
るおおまかな温度幅をいくつか設けておき、ディスクの
周囲温度の変化が設定した、ある同じ温度幅内にある場
合には記録パワーの補正を行わず、その温度幅をこえる
ような周囲温度の変化があった時に、その温度幅に対応
する記録パワーに補正するという方法をとっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記方法で
は、ディスクの周囲温度の変化における温度幅がおおま
かに設定されていたため、ある温度幅とこれに隣接する
温度幅との境界付近でのディスクの周囲温度の変化は、
わずかな温度変化で大きな記録パワーの変化になってし
まう。
【0005】また、ディスクの周囲温度がある同じ温度
幅内で変化した場合には、ディスク自体の温度は変化し
ているにもかかわらず、この時の記録パワーは補正され
ていないという事になる。よって、この様な場合には記
録パワーを精度よく適正値にする事ができないので、高
密度記録には適さないという問題点があった。本発明
は、記録パワーを精度よく適正値にする事ができる光デ
ィスク及び光ディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点の解決のため
に本発明では、ディスクの制御情報トラックに書き込み
温度をあらかじめ書き込でおく。ディスク温度と記録パ
ワーの関係は測定結果から1次関数的であることがわか
っているので、このディスク温度と記録パワーの関係と
ディスクに書き込んだ情報により、ディスクの周囲温度
の変化に対してその時のディスク温度に対応した適正な
記録パワーを求めることができる。よって正確な記録を
行うことができ高密度記録に適するものとした。
【0007】
【作用】本発明では、ディスクの制御情報トラックにあ
らかじめ書き込んだ書き込み温度情報と、ディスク温度
と記録パワーが1次関数的な関係にあるという情報によ
り、従来生じていた問題、すなわちディスクの周囲温度
が変化した時に、周囲温度のみによって補正した記録パ
ワーは精度よく適正値にする事ができないため高密度記
録に適さないという問題は解決される。
【0008】
【実施例】図1は本発明の実施例による記録パワーと周
囲温度の関係を示す図であって、直径130mmの光デ
ィスクを用いて、回転数1800rpm、全面初期化の
後、半径R=45mmにおいて、N.A.=0.55、波長=83
0nmである記録再生用レーザービームを用いて、レー
ザーパルスの立ち上がりから立ち下がりまでの時間と、
立ち下がりから立ち上がりまでの時間が等しい波形を記
録した。ここで、クロック周波数の周期の半分の時間を
検出ウィンドウTWとし、TW=22ns、ディスクの周
囲温度20℃とし、この時の適正記録パワー5.5mW
でのジッターσを測定ところ7.84nsであった。従
来ジッターσはTWの50%以下とされていて、7.8
4nsはTWの35.6%である。
【0009】次に比較例としてディスクの周囲温度を変
化させた時に、記録パワーの補正の方法以外は同じ条件
として測定してみると、従来例で設定した温度幅の境界
付近でのディスクの周囲温度の変化は、同じ周囲温度で
記録パワーが違っている場合とみなせる。ディスクの周
囲温度を20℃、記録パワーを20℃以下では5mW、
20℃以上では6mWと設定すると(図2参照)、この
時のジッターσはそれぞれ14.1nsであった。これ
は、TWの64%になってしまい50%を大きくこえて
いる。
【0010】なお、再生波形の立ち上がりから立ち下が
りまでの時間と、立ち下がりから立ち上がりまでの時間
が等しくなるような記録パワーを適正記録パワーとい
う。ディスクにあらかじめ書き込んでおく情報として、
書込パワ−(あるいは書込パワ−)の他に以下のものが
考えられる。 (1)カ−回転角 光磁気ディスクの記録膜の磁化が膜面垂直に上向きにな
っているとき、偏光面が右回り+θ回転したとすると、
磁化が下向きのときは左回りに−θだけ逆回転する。こ
のときのθをカ−回転角という。 (2)トラックピッチ誤差 ディスク上の記録トラックと記録トラックの間隔をトラ
ックピッチといい、トラックピッチ誤差とは、ディスク
ごとのその誤差である。これをディスクにあらかじめ書
き込んでおき、コ−スシ−ク時にこの情報を利用するこ
とにより、速度制御が正確にできる。 (3)偏心量 偏心量とは、ディスク成形時の熱によるひずみによって
できたうねりの量である。記録トラックを円とみなした
ときの平均円の中心とディスクの位置決めをする穴の中
心との距離で表される。これをディスクにあらかじめ書
き込んでおき、記録再生時に利用することにより、トラ
ッキング制御が正確にできる。 (4)面ぶれ量 面ぶれ量とは、ディスク成形時の熱によるひずみによっ
てできたディスクの記録面の反りである。基準面に対し
て直交する方向における1回転中の記録面の最大振幅量
で表される。これをディスクにあらかじめ書き込んでお
き、記録再生時に利用することにより、フォ−カシング
制御が正確にできる。 (5)チルト 回転軸とディスク表面に直交する軸の傾き、つまり、基
準面に対するディスクの傾きである。 (6)溝深さ 記録トラックの案内溝の深さ(グル−プ部の深さ)であ
る。 (7)記録磁界強度 光磁気ディスクにおいて、記録時に印加する磁界の強度
である。これをディスクにあらかじめ書き込んでおき、
ディスクへの記録時に利用することにより、正確な記録
パワ−を設定できる。 (8)消去磁界強度 光磁気ディスクにおいて、消去時に印加する磁界の強度
である。これをディスクにあらかじめ書き込んでおき、
ディスクへの消去時に利用することにより、正確な記録
パワ−を設定できる。 (9)インデックス反射率 レ−ザビ−ムスポットの中心をディスクのインデックス
部分に照射したときの反射率である。 (10)記録部反射率 レ−ザビ−ムスポットの中心をディスクの記録部分に照
射したときの反射率である。 (11)溝反射率 レ−ザビ−ムスポットの中心をディスクの溝部分に照射
したときの反射率である。 (12)基板反射率 レ−ザビ−ムスポットの中心をディスクの基板部分に照
射したときの反射率である。 (13)ディスク重量 それぞれのディスクの重量である。これをディスクにあ
らかじめ書き込んでおき、ディスクドライブ稼動時に利
用することにより、スピンドルモ−タの立ち上げ時間や
回転制御が正確にできる。
【0011】
【発明の効果】以上のように、本発明によればディスク
の制御情報トラックに書き込み温度をあらかじめ書き込
み、またディスク温度と記録パワーの関係は測定結果か
ら1次関数的であることがわかっているので、このディ
スク温度と記録パワーの関係とディスクに書き込んだ情
報により、ディスクの周囲温度の変化に対してその時の
ディスク温度に対応した適正な記録パワーを求めること
ができる。すなわち、より正確に補正された記録パワー
により記録を行う事ができるため高密度記録に適すると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 記録パワーと周囲温度の関係を示す図。
【図2】 従来方式の記録パワーとディスクの周囲温度
の関係を示す図。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクの制御情報トラックに、該光デ
    ィスクの書き込み温度をあらかじめ書き込んだ事を特徴
    とする光ディスク。
  2. 【請求項2】光ディスクの周囲温度を測るための温度計
    を備えた事を特徴とする光ディスク記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1における書き込み温度をあらかじ
    め書き込んだ光ディスクを記録再生する光ディスク記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】ディスク温度を変化させた時の記録パワー
    の変化により書き込み温度を決定するための測定方法。
JP5012085A 1993-01-28 1993-01-28 光ディスク及び光ディスク装置 Pending JPH06267115A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012085A JPH06267115A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 光ディスク及び光ディスク装置

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JP5012085A JPH06267115A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 光ディスク及び光ディスク装置

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Publication Number Publication Date
JPH06267115A true JPH06267115A (ja) 1994-09-22

Family

ID=11795752

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JP5012085A Pending JPH06267115A (ja) 1993-01-28 1993-01-28 光ディスク及び光ディスク装置

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JP (1) JPH06267115A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002099795A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-12 Sony Corporation Appareil d'enregistrement et/ou lecture de disques optiques et procede associe d'enregistrement et/ou lecture

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002099795A1 (fr) * 2001-05-30 2002-12-12 Sony Corporation Appareil d'enregistrement et/ou lecture de disques optiques et procede associe d'enregistrement et/ou lecture

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