JPH06266289A - 耐久性表示体の製造方法 - Google Patents
耐久性表示体の製造方法Info
- Publication number
- JPH06266289A JPH06266289A JP4926193A JP4926193A JPH06266289A JP H06266289 A JPH06266289 A JP H06266289A JP 4926193 A JP4926193 A JP 4926193A JP 4926193 A JP4926193 A JP 4926193A JP H06266289 A JPH06266289 A JP H06266289A
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- JP
- Japan
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- durability
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- resin
- coating
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 金属材料又はプラスチック材料からなる被着
体にマーキング加工又は印刷加工した表示体に室温硬化
型フッ素系又はアクリル系又はウレタン系又はアクリル
−ウレタン系樹脂を塗装する耐久性表示体の製造方法。 【効果】 本発明によれば、従来の表示体に比べ、耐久
特性（耐候、耐熱、耐水）、耐汚染性に優れた表示体が
容易にしかも安価で得られる。
体にマーキング加工又は印刷加工した表示体に室温硬化
型フッ素系又はアクリル系又はウレタン系又はアクリル
−ウレタン系樹脂を塗装する耐久性表示体の製造方法。 【効果】 本発明によれば、従来の表示体に比べ、耐久
特性（耐候、耐熱、耐水）、耐汚染性に優れた表示体が
容易にしかも安価で得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属材料又はプラスチ
ック材料からなる被着体にマーキング加工又は印刷加工
した看板等の表示体に於いて、耐久劣化（耐候、耐水、
耐熱）、耐汚染性を防ぐことを目的とした耐久性表示体
の製造方法に関する。
ック材料からなる被着体にマーキング加工又は印刷加工
した看板等の表示体に於いて、耐久劣化（耐候、耐水、
耐熱）、耐汚染性を防ぐことを目的とした耐久性表示体
の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の表示体は、金属材料又はプラスチ
ック材料からなる被着体にマーキング加工又は印刷加工
のみを施したものであった。また、最近では、フッ素系
マーキングフィルム等が開発されてマーキングフィルム
表面のみ耐久性及び耐汚染性が向上させた表示体も使用
されている。
ック材料からなる被着体にマーキング加工又は印刷加工
のみを施したものであった。また、最近では、フッ素系
マーキングフィルム等が開発されてマーキングフィルム
表面のみ耐久性及び耐汚染性が向上させた表示体も使用
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法の表示体であれば耐久性、耐汚染性が大きな社会問
題になってきた。又耐久性、耐汚染性を考慮したフッ素
系マーキングフィルムでも、マーキングの部分のみ耐久
性が向上しマーキングされていない部分及びマーキング
フイルムの端面の汚れについては解決されていない。
方法の表示体であれば耐久性、耐汚染性が大きな社会問
題になってきた。又耐久性、耐汚染性を考慮したフッ素
系マーキングフィルムでも、マーキングの部分のみ耐久
性が向上しマーキングされていない部分及びマーキング
フイルムの端面の汚れについては解決されていない。
【０００４】本公安は、全面に耐久性及び耐汚染性を高
めた表示体を提供することにある。さらに本発明は、安
価な作業設備及び優れた作業効率で表示体を提供するこ
とにある。
めた表示体を提供することにある。さらに本発明は、安
価な作業設備及び優れた作業効率で表示体を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属材料又は
プラスチック材料からなる被着体にマーキング加工又は
印刷加工した表示体の全面に室温硬化型フッ素系又はア
クリル系又はウレタン系又はアクリル−ウレタン系樹脂
を塗装することを特徴とする耐久性表示体の製造方法に
関するものである。
プラスチック材料からなる被着体にマーキング加工又は
印刷加工した表示体の全面に室温硬化型フッ素系又はア
クリル系又はウレタン系又はアクリル−ウレタン系樹脂
を塗装することを特徴とする耐久性表示体の製造方法に
関するものである。
【０００６】本発明に使用する耐久性オーバーコーティ
ング用樹脂はフッ素系又はアクリル系又はウレタン系又
はアクリル−ウレンタン系からなり、被着体との密着性
を考慮すると何れも反応硬化タイプが好ましい。又、硬
化方法としては、作業効率を考慮すると、室温２４ｈｒ
ｓ以内で硬化できる樹脂配合のものが好ましい。
ング用樹脂はフッ素系又はアクリル系又はウレタン系又
はアクリル−ウレンタン系からなり、被着体との密着性
を考慮すると何れも反応硬化タイプが好ましい。又、硬
化方法としては、作業効率を考慮すると、室温２４ｈｒ
ｓ以内で硬化できる樹脂配合のものが好ましい。
【０００７】塗布厚としては、厚い方が耐久性があり、
最低でも５μ以上、理想的には２０μ以上が好ましい。
最低でも５μ以上、理想的には２０μ以上が好ましい。
【０００８】オーバーコーティングの方法としては大き
く分けて刷毛によるコーティング、バーによるコーティ
ング、スプレーによるコーティングがある。しかし作業
性を考慮するとスプレーによるコーティングが好まし
い。
く分けて刷毛によるコーティング、バーによるコーティ
ング、スプレーによるコーティングがある。しかし作業
性を考慮するとスプレーによるコーティングが好まし
い。
【０００９】市販品されているオーバーコーティング用
樹脂としては、フッ素系では、フルオネートシリーズ
（大日本インキ化学工業（株）社製）、ルミフロンシリ
ーズ（旭硝子（株）社製）がある。又、アクリル系で
は、セリコールＳＰ６２ＡＵ（帝国インキ（株）社
製）、ウレタン系では、Ｓ−６１２−８（セイコーアド
バンス（株）社製）、セリコールＳＰ２６ＡＵ（帝国イ
ンキ（株）社製）、セリコールＳＰ２１００ＡＵ（帝国
インキ（株）社製）、アクリル−ウレタン系では、ＳＧ
４２５（セイコーアドバンス（株）社製）、ＳＧ４２９
Ｄ（セイコーアドバンス（株）社製）等がある。
樹脂としては、フッ素系では、フルオネートシリーズ
（大日本インキ化学工業（株）社製）、ルミフロンシリ
ーズ（旭硝子（株）社製）がある。又、アクリル系で
は、セリコールＳＰ６２ＡＵ（帝国インキ（株）社
製）、ウレタン系では、Ｓ−６１２−８（セイコーアド
バンス（株）社製）、セリコールＳＰ２６ＡＵ（帝国イ
ンキ（株）社製）、セリコールＳＰ２１００ＡＵ（帝国
インキ（株）社製）、アクリル−ウレタン系では、ＳＧ
４２５（セイコーアドバンス（株）社製）、ＳＧ４２９
Ｄ（セイコーアドバンス（株）社製）等がある。
【００１０】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。
【００１１】実施例１ 被着体としてアクリル塗装板（日本テストパネル（株）
社製）を用い、その全面に対し半分の面積だけマーキン
グフィルム（ダイタックＭＣ−１４５８ 大日本インキ
化学工業（株）社製）をスキージにて圧着貼付した。さ
らにその上被着体全面にオーバーコーティング樹脂とし
てフルオネートＫ−７０５（大日本インキ化学工業
（株）社製）をウェット厚４０μになるように２液型ス
プレーで塗布し、室温にて２４ｈｒｓ自然硬化させドラ
イ厚２０μの耐久性表示体を得た。
社製）を用い、その全面に対し半分の面積だけマーキン
グフィルム（ダイタックＭＣ−１４５８ 大日本インキ
化学工業（株）社製）をスキージにて圧着貼付した。さ
らにその上被着体全面にオーバーコーティング樹脂とし
てフルオネートＫ−７０５（大日本インキ化学工業
（株）社製）をウェット厚４０μになるように２液型ス
プレーで塗布し、室温にて２４ｈｒｓ自然硬化させドラ
イ厚２０μの耐久性表示体を得た。
【００１２】実施例２ 被着体としてフレキシブル繊維シート（プリオＦ−３０
０ 大日本インキ化学工業（株）社製）を用いた以外は
実施例１と同法により耐久性表示体を得た。
０ 大日本インキ化学工業（株）社製）を用いた以外は
実施例１と同法により耐久性表示体を得た。
【００１３】実施例３ オーバーコーティング樹脂としてセリコールＳＰ６２Ａ
Ｕ（帝国インキ（株）社製）を用いた以外は実施例１と
同法により耐久性表示体を得た。
Ｕ（帝国インキ（株）社製）を用いた以外は実施例１と
同法により耐久性表示体を得た。
【００１４】実施例４ オーバーコーティング樹脂としてＳ−６１２−８（セイ
コーアドバンス（株）社製）を用いた以外は実施例１と
同法により耐久性表示体を得た。
コーアドバンス（株）社製）を用いた以外は実施例１と
同法により耐久性表示体を得た。
【００１５】実施例５ オーバーコーティング樹脂としてＳＧ４２５（セイコー
アドバンス（株）社製）を用いた以外は実施例１と同法
により耐久性表示体を得た。
アドバンス（株）社製）を用いた以外は実施例１と同法
により耐久性表示体を得た。
【００１６】比較例１ 被着体としてアクリル塗装板（日本テストパネル（株）
社製）を用い、その全面に対し半分の面積だけマーキン
グフィルム（ダイタックＭＣ−１４５８ 大日本インキ
化学工業（株）社製）をスキージにて圧着貼付し表示体
を得た。
社製）を用い、その全面に対し半分の面積だけマーキン
グフィルム（ダイタックＭＣ−１４５８ 大日本インキ
化学工業（株）社製）をスキージにて圧着貼付し表示体
を得た。
【００１７】比較例２ マーキングフィルムとしてフッ素系マーキングフィルム
であるダイタックＤＦＴ−１４５８（大日本インキ化学
工業（株）社製）を用いた以外は比較例１と同法により
表示体を得た。
であるダイタックＤＦＴ−１４５８（大日本インキ化学
工業（株）社製）を用いた以外は比較例１と同法により
表示体を得た。
【００１８】比較例３ 被着体としてアクリル塗装板（日本テストパネル（株）
社製）を用い、その全面に対し半分の面積だけマーキン
グフィルム（ダイタックＭＣ−１４５８ 大日本インキ
化学工業（株）社製）をスキージにて圧着貼付した。さ
らにその上被着体全面にオーバーラミネートフィルムと
してフッ素系透明フィルムダイタックＤＦ−１３００
（大日本インキ化学工業（株）社製）をスキージで貼付
ラミネートし表示体を得た。
社製）を用い、その全面に対し半分の面積だけマーキン
グフィルム（ダイタックＭＣ−１４５８ 大日本インキ
化学工業（株）社製）をスキージにて圧着貼付した。さ
らにその上被着体全面にオーバーラミネートフィルムと
してフッ素系透明フィルムダイタックＤＦ−１３００
（大日本インキ化学工業（株）社製）をスキージで貼付
ラミネートし表示体を得た。
【００１９】結果を以下の表１に示す。
【００２０】
【表１】
【００２１】注１：フッ素系マーキングフィルム上のみ
◎。 密着性*1：セロテープ（ニチバン（株）社製）剥離試験 耐久性*2：Ｓｕｎ Ｓｈｉｎｅ ２０００ｈｒｓ後の外
観変化。
◎。 密着性*1：セロテープ（ニチバン（株）社製）剥離試験 耐久性*2：Ｓｕｎ Ｓｈｉｎｅ ２０００ｈｒｓ後の外
観変化。
【００２２】防汚性*3：大日本インキ化学工業（株）蕨
工場内曝露試験場にて曝露試験１年後の汚染度合を外観
にて評価。
工場内曝露試験場にて曝露試験１年後の汚染度合を外観
にて評価。
【００２３】
【発明の効果 】本発明によれば、従来の表示体に比
べ、耐久特性（耐候、耐熱、耐水）、耐汚染性に優れた
表示体が容易にしかも安価で得られる。
べ、耐久特性（耐候、耐熱、耐水）、耐汚染性に優れた
表示体が容易にしかも安価で得られる。
Claims (1)
- 【請求項１】 金属材料又はプラスチック材料からなる
被着体にマーキング加工又は印刷加工した表示体の全面
に室温硬化型フッ素系又はアクリル系又はウレタン系又
はアクリル−ウレタン系樹脂を塗装することを特徴とす
る耐久性表示体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4926193A JPH06266289A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 耐久性表示体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4926193A JPH06266289A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 耐久性表示体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06266289A true JPH06266289A (ja) | 1994-09-22 |
Family
ID=12825891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4926193A Pending JPH06266289A (ja) | 1993-03-10 | 1993-03-10 | 耐久性表示体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06266289A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09230810A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-09-05 | Toto Ltd | 屋外表示板、及びその清浄化方法 |
| JP2017160307A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | リンテック株式会社 | マーキングフィルム及びマーキングフィルムの施工方法 |
-
1993
- 1993-03-10 JP JP4926193A patent/JPH06266289A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09230810A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-09-05 | Toto Ltd | 屋外表示板、及びその清浄化方法 |
| JP2017160307A (ja) * | 2016-03-08 | 2017-09-14 | リンテック株式会社 | マーキングフィルム及びマーキングフィルムの施工方法 |
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