JPH06266170A - 正帯電性トナー用摩擦帯電付与部材 - Google Patents

正帯電性トナー用摩擦帯電付与部材

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JPH06266170A
JPH06266170A JP5076427A JP7642793A JPH06266170A JP H06266170 A JPH06266170 A JP H06266170A JP 5076427 A JP5076427 A JP 5076427A JP 7642793 A JP7642793 A JP 7642793A JP H06266170 A JPH06266170 A JP H06266170A
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JP
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toner
compound
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chemical
substituent
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JP5076427A
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Osamu Mukushiro
修 椋代
Yuji Matsuura
裕司 松浦
Mitsutoshi Anzai
光利 安西
Kayoko Watanabe
香代子 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hodogaya Chemical Co Ltd
Original Assignee
Hodogaya Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 特定の化合物を用いた摩擦帯電付与部材を提
供する。 【構成】 一般式(1)あるいは(2)の化合物を溶剤
に溶解あるいは分散ないしは樹脂と共に溶解あるいは分
散した塗工液を摩擦帯電付与部材の母材に塗布すること
により又は、前記の化合物を溶解あるいは分散した樹脂
により正帯電性トナー用摩擦帯電付与部材を得る。 一般式(1) 例えば 一般式(2) 例えば

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真、静電記録な
どにおいて静電潜像を現像するために用いられる乾式ト
ナーに摩擦により帯電を付与するためのキャリアや現像
スリーブ、ドクターブレード等の搬送部材やその他の摩
擦帯電付与部材に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成プロセスで
は、セレン、セレン合金、硫化カドミウム、アモルファ
スシリコン等の無機感光体や、電荷発生剤と電荷輸送剤
を用いた有機感光体に静電潜像を形成し、これをトナー
により現像、紙やプラスチックフィルムに転写、定着し
て可視画像を得る。
【0003】感光体には、その構成により正帯電性と負
帯電性が有り、露光により印字部を静電潜像として残す
場合は逆符号帯電性トナーにより現像し、一方、印字部
を除電して反転現像を行なう場合は同符号帯電性トナー
により現像する。つまり、負帯電性感光体を用いて逆符
号帯電性トナーで現像する場合、及び正帯電性感光体を
用いて反転現像する場合には正帯電性トナーが使用され
る。
【0004】トナーはバインダー樹脂と着色剤及びその
他添加剤により構成されるが、望ましい摩擦帯電特性
(帯電速度、帯電レベル、帯電安定性等)や経時安定
性、環境安定性を付与するため、一般に電荷制御剤が使
用されている。正帯電性トナー用に使用される電荷制御
剤としては、ニグロシンに代表されるアジン系染料、ト
リフェニルメタン染料に代表される塩基性染料、塩基性
染料のレーキ化顔料、母骨格に4級アンモニウム残基を
導入した金属錯塩染料、4級アンモニウム塩、4級アン
モニウム塩のレーキ化合物、イミダゾール化合物または
アミノ基を含有するビニル系ポリマーやアミノ基を含有
する縮合系ポリマー等である。
【0005】これらの乾式トナーを用いて現像する場合
には、大別して二成分現像方式と一成分現像方式があ
り、前者はキャリアと混合使用され、後者はトナー単独
で用いられる。二成分現像方式の場合には、トナーとキ
ャリアを攪拌摩擦することにより、各々を互いに反対極
性に帯電させ、このトナーにより静電潜像を可視化す
る。
【0006】キャリアには、微小なガラスビーズ、鉄
粉、フェライト粉、磁性粒子を分散した樹脂粒子のバイ
ンダー型キャリアや、表面をポリエステル系樹脂、フッ
素系樹脂、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等で被覆
した樹脂コートキャリア等が用いられる。現像法には、
カスケード法、磁気ブラシ法、多段磁気ブラシ法等があ
る。一成分現像方式では、トナーはローラやスリーブ、
ドクターブレード等の搬送部材や摩擦帯電付与部材で帯
電され、このトナーにより静電潜像を可視化する。一成
分現像法には、静電誘導現像法、ジャンピング現像法や
FEED法、BMT法等がある。二成分現像方式、一成
分現像方式のいずれにおいても、トナーは摩擦すること
により帯電させられ、所望の帯電量を得る。そのため、
前述のようにトナーに電荷制御剤を用いるのが一般的で
ある。
【0007】しかしながら、これらのトナーに満足のい
く帯電特性を付与できる性能を有した電荷制御剤は少な
く、実用に供されているものはごく一部のみである。
又、実用に耐える性能を有すと考えられる電荷制御剤に
おいても、その性能を充分発揮さすにはトナー粒子の表
面にその電荷制御剤がある程度出ている事が好ましく、
そのため、トナー同志の衝突、キャリアとの摩擦、その
他部材との摩擦等によりトナー表面から電荷制御剤が脱
落し、キャリアの汚染やその他部材の汚染が生じる。
【0008】その結果、帯電性が低下し、複写枚数の増
加に従い、劣化が進み、画像濃度の低下、再現性の低
下、カブリ等の問題が生じて来る。これを改善するため
に、電荷制御剤とトナーの結着樹脂との親和性、分離性
を向上することが行われているが限界があり、抜本的解
決に至っていない。又、画像品質にはトナー粒子間の帯
電の均一性が大きな影響を有するが、電荷制御剤をトナ
ーに分散して用いる場合には、一定の広がりを有した帯
電分布を示すものとなる。更に、カラートナーにおいて
は、色相に濁りを生じさせないために、無色から極めて
淡色の電荷制御剤しか使用することが出来ず、電荷制御
剤の使用が制限される。
【0009】そこで、トナーへの帯電付与を電荷制御剤
やその他の添加剤で行なうのではなく、キャリアや現像
スリーブ、ドクターブレード等の搬送部材やその他の摩
擦帯電付与部材により行なう事が提案されている。この
方法によれば、トナーに電荷制御剤やその他の添加剤を
含有させる必要がないので、前記したキャリアやその他
部材の汚染がなく、そのため帯電性が低下し画像品質が
低下していくことがない。ここでいう摩擦帯電付与部材
とは、トナーと接触してトナーに現像に必要な電荷を付
与する部材のことを指し、他の目的で用いられる部材で
も結果的にトナーに補助的な帯電の付与を行う部材も含
まれる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、キャリアや
現像用スリーブ、ドクターブレード等の搬送部材やその
他の摩擦帯電付与部材に塗工可能で、且つ機械的に充分
な強度を持ち、これら搬送部材や摩擦帯電付与部材に摩
擦帯電付与性を持たせ、長期間連続使用しても性能の劣
化がなく、トナーに優れた正帯電性を付与することがで
きる正帯電性トナー用摩擦帯電付与部材を提供するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
の結果、キャリアや現像用スリーブ、ドクターブレード
等の搬送部材やその他の摩擦帯電付与部材に塗工可能
で、且つ機械的に充分な強度を持ち、これら搬送部材や
摩擦帯電付与部材に摩擦帯電付与性を持たせ、長期間連
続使用しても性能の劣化がなく、トナーに優れた正帯電
性を付与することができる正帯電性トナー用摩擦帯電付
与部材を発明するに到った。
【0012】すなわち、本発明は下記一般式(1)
【化3】 〔式中Aは置換基を有しても良いフェニル基又は、置換
基を有しても良いナフチル基を表し、B及びCは各々独
立に水素原子、アルキル基、置換基を有しても良いフェ
ニル基又は、置換基を有しても良いナフチル基を表し、
更にBとCはお互いに環を形成しても良い。〕あるい
は、下記一般式(2)
【化4】 〔式中D、Eは各々独立にアルキル基、置換基を有して
も良いフェニル基又は、置換基を有しても良いナフチル
基を表し、Xは置換基を有しても良いフェニレン基、置
換基を有しても良いビフェニレン基叉は、置換基を有し
ても良いナフチレン基を表わす。〕で表されるスルホニ
ル尿素化合物の群より選ばれる1種又は、2種以上の化
合物を少なくとも表面に含有する事を特徴とする、正帯
電性トナー用摩擦帯電付与部材である。
【0013】本発明の摩擦帯電付与部材において、少な
くとも表面に含有される前記一般式(1)及び(2)で
表わされる化合物は公知の合成法により製造される。
【0014】該化合物は単独で用いても良いし、2種以
上を併用しても良い。又、他の電荷制御剤やその他の添
加剤と併用することもできる。これらの化合物は、その
まま溶剤に溶解あるいは分散して用いても良く、または
樹脂中に分散して用いても良い。この場合、樹脂として
は、例えばシリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリアクリル
酸エステル、ポリメタクリル酸エステル、ポリスチレ
ン、ポリブタジエン、ポリエステル、ポリウレタン、ポ
リアミド、エポキシ樹脂、塩素化パラフィン、フェノー
ル樹脂、ポリカーボネート等及びこれらの共重合体等で
あり、単独あるいは2種以上混合して使用される。
【0015】前記一般式(1)又は、(2)で表わされ
る化合物を溶解あるいは分散させて得た塗工液は、ディ
ッピング、スプレー、ハケ塗り等により摩擦帯電付与部
材の母材に塗布することができ、乾燥して本発明の正帯
電性トナー用摩擦帯電付与部材が得られる。又、前記一
般式(1)又は、(2)で表わされる化合物を分散させ
た樹脂を用いて成形しドクターブレード等の本発明の正
帯電性トナー用摩擦帯電付与部材が得られる。
【0016】キャリアの母材としては、鉄、アルミニウ
ム等の金属、合金又は金属酸化物を含む金属化合物の粒
子、ガラス、セラミック粒子等が用いられ、公知の全て
のキャリアが使用可能である。スリーブやドクターブレ
ードの母材としては金属、合金、プラスチック又はゴム
等の非金属物質が用いられ、従来用いられている全ての
スリーブやドクターブレードが使用可能である。本発明
の帯電付与部材と組み合わせて使用される正帯電性トナ
ーは従来の電子写真用トナーとして用いられているもの
が使用できる。即ち、バインダー樹脂中にカーボンブラ
ックや染、顔料の着色剤を含有させた微粉末であり、磁
性粉は含有していてもいなくても良く、更に性能を改善
するための添加剤や外添処理剤等を使用していても良
い。又、正帯電性の電荷制御剤を少量含有していても良
い。
【0017】本発明に係る前記一般式(1)又は、
(2)で表わされる化合物としては、例えば以下に示す
ようなものが挙げられる。
【0018】化合物No(1)
【化5】
【0019】化合物No(2)
【化6】
【0020】化合物No(3)
【化7】
【0021】化合物No(4)
【化8】
【0022】化合物No(5)
【化9】
【0023】化合物No(6)
【化10】
【0024】化合物No(7)
【化11】
【0025】化合物No(8)
【化12】
【0026】化合物No(9)
【化13】
【0027】化合物No(10)
【化14】
【0028】化合物No(11)
【化15】
【0029】化合物No(12)
【化16】
【0030】化合物No(13)
【化17】
【0031】化合物No(14)
【化18】
【0032】化合物No(15)
【化19】
【0033】化合物No(16)
【化20】
【0034】化合物No(17)
【化21】
【0035】化合物No(18)
【化22】
【0036】化合物No(19)
【化23】
【0037】化合物No(20)
【化24】
【0038】化合物No(21)
【化25】
【0039】化合物No(22)
【化26】
【0040】化合物No(23)
【化27】
【0041】化合物No(24)
【化28】
【0042】化合物No(25)
【化29】
【0043】化合物No(26)
【化30】
【0044】化合物No(27)
【化31】
【0045】化合物No(28)
【化32】
【0046】化合物No(29)
【化33】
【0047】化合物No(30)
【化34】
【0048】化合物No(31)
【化35】
【0049】化合物No(32)
【化36】
【0050】化合物No(33)
【化37】
【0051】化合物No(34)
【化38】
【0052】化合物No(35)
【化39】
【0053】化合物No(36)
【化40】
【0054】化合物No(37)
【化41】
【0055】化合物No(38)
【化42】
【0056】化合物No(39)
【化43】
【0057】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。実施例中の部は重量部を表わす。
【0058】実施例1 (化合物No(6))25部とシリコーン樹脂50部を
トルエン−アセトン(1:1重量比)1000部に溶解
し、これを球形フェライトキャリア(平均粒径100μ
m)3000部に、流動床型コーティング装置でコート
した。一方、スチレン−2−エチルヘキシルメタクリレ
ート90部にポリプロピレン5部、カーボンブラック5
部を加え、加熱混合装置により混練し、冷却後、粗粉
砕、微粉砕、分級して10〜12μmの黒色トナーを得
た。前記キャリア97部にこのトナー3部を加えボール
ミルで混合して現像剤を得た。トナーの帯電量をブロー
オフ粉体帯電量測定装置で測定したところ21μc/g
であった。次にこの現像剤を改造市販複写機にセットし
画像を出したところ初期及び一万枚コピー後でも鮮明な
画質の像を得る事ができた。
【0059】実施例2 (化合物No(29))25部とスチレン−n−ブチル
メタクリレート50部をトルエン−アセトン(1:1重
量比)1000部に分散し、これを球形フェライトキャ
リア(平均粒径100μm)3000部に、流動床型コ
ーティング装置でコートした。このキャリア97部に、
実施例1で使用したトナー3部を加えボールミルで混合
して現像剤を得た。トナーの帯電量をブローオフ粉体帯
電量測定装置で測定したところ21μc/gであった。
次にこの現像剤を改造市販複写機にセットし画像を出し
たところ初期及び一万枚コピー後でも鮮明な画質の像を
得る事ができた。
【0060】実施例3 実施例1のカーボンブラックの代りに、銅フタロシアニ
ン系油溶性染料であるスピロンブルー2BNH(保土谷
化学工業(株)製品)を用いた他は実施例1と同様に行
なって現像剤を得た。トナーの帯電量をブローオフ粉体
帯電量測定装置で測定したところ23μc/gであっ
た。次にこの現像剤を改造市販複写機にセットし画像を
出したところ初期及び一万枚コピー後でも鮮明な画質の
像を得る事ができた。
【0061】実施例4 (化合物No(36))25部とシリコーン樹脂50部
をトルエン−アセトン(1:1重量比)1000部に分
散し、これを球形フェライトキャリア(平均粒径100
μm)3000部に、流動床型コーティング装置でコー
トした。一方、低酸価型ポリエステル樹脂89部にポリ
プロピレン5部、CIピグメントレッド57を6部加
え、加熱混合装置により混練し、冷却後、粗粉砕、微粉
砕、分級して10〜12μmの赤色トナーを得た。前記
キャリア97部にこのトナー3部を加えボールミルで混
合して現像剤を得た。トナーの帯電量をブローオフ粉体
帯電量測定装置で測定したところ19μc/gであっ
た。次にこの現像剤を改造市販複写機にセットし画像を
出したところ初期及び一万枚コピー後でも鮮明な画質の
像を得る事ができた。
【0062】実施例5〜10 実施例1の(化合物No(6))の代りに表1に示した
化合物を用いた他は、実施例1と同様に行なって表1に
示す結果を得た。
【表1】
【0063】実施例11 (化合物No(2))25部とスチレン−メチルメタク
リレート樹脂75部をトルエン−アセトン(1:1重量
比)1000部に分散した。これを図1に示されている
トナー搬送部材1にハケでコーティングをして現像部に
セットした。一方、スチレン−2−エチルヘキシルメタ
クリレート90部にポリプロピレン5部、カーボンブラ
ック5部を加え、加熱混合装置により混練し、冷却後、
粗粉砕、微粉砕、分級して10〜12μmの黒色トナー
を得た。このトナー100部に対して、疎水性コロイダ
ルシリカ0.2部をヘンシェルミキサーで攪拌混合して
トナーとした。このトナーを図1の現像部に入れ画像を
出したところ初期及び一万枚コピー後でも鮮明な画質の
像を得る事ができた。又トナーの帯電量を測定したとこ
ろ15μc/gであった。
【0064】実施例12 (化合物No(9))25部とシリコーン樹脂50部を
トルエン−アセトン(1:1重量比)1000部に溶解
した。これを図1に示されているトナー搬送部材1にス
プレーでコーティングして現像部にセットした。実施例
11と同様にして調製したトナーを図1の現像部に入れ
画像を出したところ初期及び一万枚コピー後でも鮮明な
画質の像を得る事ができた。又、トナーの帯電量を測定
したところ21μc/gであった。
【0065】実施例13 (化合物No(14))25部とスチレン−メチルメタ
クリレート樹脂75部をトルエン−アセトン(1:1重
量比)1000部に溶解した。これを図1に示されてい
る弾性ブレード2(ステンレス製)にスプレーでコーテ
ィングをして現像部にセットした。一方、低酸価型ポリ
エステル樹脂90部にポリプロピレン5部、銅フタロシ
アニン系油溶性染料であるスピロンブルー2BNH5部
を加え、加熱混合装置により混練し、冷却後、粗粉砕、
微粉砕、分級して10〜12μmの青色トナーを得た。
このトナー100部に対して、疎水性コロイダルシリカ
0.2部をヘンシェルミキサーで攪拌混合してトナーと
した。このトナーを図1の現像部に入れ画像を出したと
ころ初期及び一万枚コピー後でも鮮明な画質の像を得る
事が出来た。又トナーの帯電量を測定したところ17μ
c/gであった。
【0066】実施例14 (化合物No(34))25部とシリコーン樹脂50部
をトルエン−アセトン(1:1重量比)1000部に分
散した。これを図1に示されている弾性ブレード2(ス
テンレス製)にハケでコーティングをして現像部にセッ
トした。実施例13と同様にして調製したトナーを図1
の現像部に入れ画像を出したところ初期及び一万枚コピ
ー後でも鮮明な画質の像を得る事ができた。又、トナー
の帯電量を測定したところ19μc/gであった。
【0067】実施例15 (化合物No(39))30部とシリコーン樹脂70部
を加熱混合装置により混練し、樹脂ブレードに成形し
た。この樹脂ブレードを図1に示されている弾性ブレー
ドに取り付けた。実施例13と同様にして調製したトナ
ーを図1の現像部に入れ画像を出したところ初期及び一
万枚コピー後でも鮮明な画質の像を得る事ができた。又
トナーの帯電量を測定したところ16μc/gであっ
た。
【0068】比較例1 実施例1で使用した化合物No(6)をコートした球形
フェライトキャリアの代わりに、ノンコートの球形フェ
ライトキャキアを用いる他は実施例1と同様に行って、
現像剤を得た。トナーの帯電量をブローオフ粉体帯電量
測定装置で測定したところ、ほとんど帯電していなかっ
た。
【0069】比較例2 実施例3で使用した化合物No(6)をコートした球形
フェライトキャリアの代わりに、ノンコートの球形フェ
ライトキャリアを用いる他は実施例3と同様に行って、
現像剤を得た。トナーの帯電量をブローオフ粉体帯電量
測定装置で測定したところ、−5μc/gであった。又
この帯電量は不安定で変動し易かった。
【0070】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の摩擦帯電付与部材を用いた現像装置の
一例を示す模式断面図である。
【符号の説明】
1 トナー搬送部材 2 弾性ブレード 3 トナー供給ローラー 4 トナーアジテーター 5 トナータンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 香代子 茨城県つくば市御幸が丘45番地 保土谷化 学工業株式会社筑波研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式 (1) 【化1】 〔式中Aは置換基を有しても良いフェニル基又は、置換
    基を有しても良いナフチル基を表し、B及びCは各々独
    立に水素原子、アルキル基、置換基を有しても良いフェ
    ニル基又は、置換基を有しても良いナフチル基を表し、
    更にBとCはお互いに環を形成しても良い。〕あるい
    は、下記一般式(2) 【化2】 〔式中D、Eは各々独立にアルキル基、置換基を有して
    も良いフェニル基又は、置換基を有しても良いナフチル
    基を表し、Xは置換基を有しても良いフェニレン基、置
    換基を有しても良いビフェニレン基又は、置換基を有し
    ても良いナフチレン基を表わす。〕で表されるスルホニ
    ル尿素化合物の群より選ばれる1種又は、2種以上の化
    合物を少なくとも表面に含有する事を特徴とする正帯電
    性トナー用摩擦帯電付与部材。
JP5076427A 1993-03-11 1993-03-11 正帯電性トナー用摩擦帯電付与部材 Pending JPH06266170A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5629124A (en) * 1995-01-31 1997-05-13 Mitsubishi Chemical Corporation Charge controlling agent for electrostatic image development, and toner and charge-imparting material employing it

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5629124A (en) * 1995-01-31 1997-05-13 Mitsubishi Chemical Corporation Charge controlling agent for electrostatic image development, and toner and charge-imparting material employing it

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