JPH06265246A - 冷媒漏れ検出装置 - Google Patents

冷媒漏れ検出装置

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JPH06265246A
JPH06265246A JP5353893A JP5353893A JPH06265246A JP H06265246 A JPH06265246 A JP H06265246A JP 5353893 A JP5353893 A JP 5353893A JP 5353893 A JP5353893 A JP 5353893A JP H06265246 A JPH06265246 A JP H06265246A
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JP
Japan
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current
refrigerant
operating current
detecting
detection device
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Pending
Application number
JP5353893A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Yamashita
哲司 山下
Tetsuo Sano
哲夫 佐野
Yasuhiro Arai
康弘 新井
Takayoshi Iwanaga
隆喜 岩永
Koichi Goto
功一 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、格別な装置を必要とせずに、安価
で確実に冷媒漏れを検出することを目的とする。 【構成】 空気調和装置の運転電流を検出する電流検出
手段9と、圧縮機3から吐出される冷媒の温度を検出す
る吐出温度検出手段21と、各検出手段9,21で検出
された運転電流値と吐出温度の組合わせにより冷媒の漏
れを判定する判定手段11又は18とを有することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和装置における
冷凍サイクルの冷媒漏れを検出する冷媒漏れ検出装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクル内に封入されている冷媒の
漏れ検出は、装置自体や周囲の環境の保護のため必要で
あり、冷媒として、例えば非共沸混合冷媒等を用いた場
合には、その混合成分に可燃性の冷媒が含まれることが
考えられる。このため、冷媒漏れが起こったときは、こ
れをいち早く確実に検出して適切な処置を行う必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の冷媒漏れ
検出装置は、空間内の酸素量検出方式が多く、漏れてか
ら相当の時間を経ないと検出できなかったり、装置自体
が大がかりであるなどの問題があった。また、比較的小
型の冷凍サイクルには冷媒漏れ検出装置が装備されてい
ないものもある。
【0004】そこで、本発明は、格別な装置を必要とせ
ずに、安価で確実に冷媒漏れを検出することのできる冷
媒漏れ検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、第1に、空気調和装置の運転電流を検出
する電流検出手段と、圧縮機から吐出される冷媒の温度
を検出する吐出温度検出手段と、上記各検出手段で検出
された運転電流値と吐出温度の組合わせにより冷媒の漏
れを判定する判定手段とを有することを要旨とする。
【0006】第2に、上記第1の構成において、前記電
流検出手段は、室内機に設けられた空気調和装置の総合
運転電流を検出する電流検出装置であることを要旨とす
る。
【0007】第3に、上記第1の構成において、前記電
流検出手段は、室外機の運転電流を検出する電流検出装
置であることを要旨とする。
【0008】第4に、上記第1の構成において、前記電
流検出手段は、前記圧縮機の運転電流を検出する電流検
出装置であることを要旨とする。
【0009】
【作用】上記構成において、第1に、冷媒漏れが起って
冷凍サイクル中の冷媒量が不足すると、冷媒循環量が少
なくなるため正常運転状態と比べて運転電流が少なくな
り、また圧縮機からの冷媒吐出温度が上昇する。このた
め、運転電流値と吐出温度のある組合わせ領域を冷媒漏
れ領域と定めることが可能となる。したがって、運転電
流値と吐出温度を監視することで、冷媒漏れが生じた場
合は、これを早期かつ確実に検知することが可能とな
る。
【0010】第2に、上記の運転電流としては、一般的
には空気調和装置の総合運転電流が用いられる。
【0011】第3に、空気調和装置で使用される電流の
殆んどが室外機側で消費されることから、総合運転電流
に代えて室外機のみの運転電流によっても冷媒漏れの確
実な検知が可能となる。
【0012】第4に、空気調和装置で最も使用電流の多
い装置が圧縮機であることから、総合運転電流に代えて
圧縮機のみの運転電流によっても冷媒漏れの確実な検知
が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。
【0014】図1及び図2は、本発明の第1実施例を示
す図である。図1において、1は室内機、2は室外機、
3は圧縮機、4は4方弁、5は室内熱交換器、6は膨張
弁、7は室外熱交換器、8は室内機制御装置、9は電流
検出手段としての電流検出装置、10は室内機用電源、
11は室内機用マイコン、12は室内送風機モータ、1
3は室内送風機、14は電源プラグ、15は室外機用電
源線、16は室外機制御装置、17は室外機用電源、1
8は室外機用マイコン、19はインバータ、20は室外
送風機、21は吐出温度検出手段としての吐出温度検出
器、22は室内外データ通信線である。本実施例の装置
構成では、室内機1の電源プラグ14から給電が行わ
れ、室内機1と室外機2で使用される総合運転電流が室
内機1内に設けられた電流検出装置9で検出される。一
方、室外機2側では圧縮機3からの冷媒吐出温度が吐出
温度検出器21で検出され、室外機用マイコン18で温
度判断が行われるようになっている。
【0015】次に、図2を用いて冷媒漏れ検知作用を説
明する。通常、空調負荷がある程度重い場合は、運転電
流が多くなると共に圧縮機3からの冷媒吐出温度も高く
なるのが一般的である。しかし冷媒が漏れて冷凍サイク
ル中の冷媒量が不足してくると、吐出温度は上昇する
が、冷媒循環量が少ないために運転電流は少なくなる。
従って、図2に示すように、この吐出温度は上昇するが
運転電流の少ない領域を冷媒漏れ領域と定めることがで
き、前述のように検出された運転電流値と冷媒吐出温度
がこの領域に入ったときに冷媒漏れと判断できる。そし
て、本実施例の場合、運転電流検出は室内機1側で行わ
れ、吐出温度検出は室外機2側で行われるため、室内機
用又は室外機用の何れかのマイコン11又は18が上述
の冷媒漏れを判定するための判定手段として機能し、室
内外データ通信線22を介して必要なデータが判定手段
となるマイコン11又は18側に送信される。
【0016】次いで、図3には、本発明の第2実施例を
示す。本実施例では、室内機1側の電源プラグ14から
給電されるが、運転電流は室外機2で使用される電流が
電流検出装置9で検出される。これは空気調和装置で使
用される電流の殆んどが室外機2側で消費されるため、
運転電流としては室外機2のみの電流を検出しておけば
良いという考えに基づいている。一方、吐出温度検出は
第1実施例と同様に室外機2側の吐出温度検出器21で
検出され、室外機用マイコン18で温度判断が行われ
る。冷媒漏れの判断条件は第1実施例と同様に図2の関
係を用いて行われる。本実施例が第1実施例の場合と異
なる点は、運転電流検出と吐出温度検出の両方が室外機
用マイコン18で行えるため、通信線を用いて室内外の
間でデータの授受を行う必要がなく、室外機2側だけで
冷媒漏れの判断が行えることである。
【0017】図4には、本発明の第3実施例を示す。本
実施例では、運転電流として圧縮機3で使用される電流
が電流検出装置9で検出される。これは空気調和装置で
最も使用電流の多い装置が圧縮機3であるため、運転電
流としては圧縮機3のみの電流を検出しておけば良いと
いう考えに基づいている。本実施例での冷媒漏れ判断の
条件は第2実施例と同様である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1に、空気調和装置の運転電流を電流検出手段で検出
し、圧縮機から吐出される冷媒の温度を吐出温度検出手
段で検出し、これら両検出値の組合わせにより判定手段
で冷媒の漏れを判定するようにしたため、上記の両検出
手段及び判定手段は従来から空気調和装置に取り付けら
れている各検出器及び室内機用又は室外機用のマイコン
等を利用することができて格別な装置を必要とせずに、
安価で確実に冷媒漏れを検出することができる。
【0019】第2に、電流検出手段は、室内機に設けら
れている空気調和装置の総合運転電流を検出する電流検
出装置を用いることができる。
【0020】第3に、空気調和装置で使用される電流の
殆んどが室外機側で消費されることから、電流検出手段
として室外機の運転電流を検出する電流検出装置を用い
ることもできる。また、このように運転電流検出を室外
機側で行い、判定手段として室外機用マイコンを用いる
と、室外機側だけで冷媒漏れの判断が可能となる。
【0021】第4に、空気調和装置で最も使用電流の多
い装置が圧縮機であることから、電流検出手段として圧
縮機の運転電流を検出する電流検出装置を用いることも
できる。また、この場合においても、前記と同様に室外
機側だけで冷媒漏れの判断が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る冷媒漏れ検出装置の第1実施例を
示す構成図である。
【図2】上記第1実施例における冷媒漏れ判断方法を説
明するための図である。
【図3】本発明の第2実施例の構成図である。
【図4】本発明の第3実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 室内機 2 室外機 3 圧縮機 9 電流検出装置(電流検出手段) 11 室内機用マイコン(判定手段) 18 室外機用マイコン(判定手段) 21 吐出温度検出器(吐出温度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩永 隆喜 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内 (72)発明者 後藤 功一 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝住空間システム技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和装置の運転電流を検出する電流
    検出手段と、圧縮機から吐出される冷媒の温度を検出す
    る吐出温度検出手段と、上記各検出手段で検出された運
    転電流値と吐出温度の組合わせにより冷媒の漏れを判定
    する判定手段とを有することを特徴とする冷媒漏れ検出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記電流検出手段は、室内機に設けられ
    た空気調和装置の総合運転電流を検出する電流検出装置
    であることを特徴とする請求項1記載の冷媒漏れ検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電流検出手段は、室外機の運転電流
    を検出する電流検出装置であることを特徴とする請求項
    1記載の冷媒漏れ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出手段は、前記圧縮機の運転
    電流を検出する電流検出装置であることを特徴とする請
    求項1記載の冷媒漏れ検出装置。
JP5353893A 1993-03-15 1993-03-15 冷媒漏れ検出装置 Pending JPH06265246A (ja)

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Cited By (3)

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