JPH11118232A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH11118232A
JPH11118232A JP9286530A JP28653097A JPH11118232A JP H11118232 A JPH11118232 A JP H11118232A JP 9286530 A JP9286530 A JP 9286530A JP 28653097 A JP28653097 A JP 28653097A JP H11118232 A JPH11118232 A JP H11118232A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air conditioner
temperature
blower
electric motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9286530A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Kawaguchi
博己 川口
Yasuhiro Naito
靖浩 内藤
Satoshi Hori
智 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Shimizu Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP9286530A priority Critical patent/JPH11118232A/ja
Publication of JPH11118232A publication Critical patent/JPH11118232A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機の送風装置において、送風機用電動
機と送風機の連結部に摩耗、折損等により発生する送風
装置の異常を検出することを目的とする。 【解決手段】空気調和機の温度調節器として空気吸込口
5と空気吹出口7に設けた温度検出部から得られる値の
差が一定値以下の場合には送風装置の異常と判定する手
段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に関
し、特に空気調和機に設けられた送風機の異状を検出す
るものに好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍サイクルにより構成される空
気調和機において、送風装置の異常検出は電動機に流れ
る電流値が一定値以上になったことを検出する過電流検
出方法、またはこの過電流により異常な発熱を検出する
サーモスタットによる方法が一般的に用いられる。
【0003】また、特開昭62−272047号公報に
記載のように、吹出空気の静圧と、電動機の消費電力を
測定し、静圧の変化がないのにもかかわらず、電動機の
電流値が変化する場合には電動機の異常と判断する方法
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術における
一つの空気調和機では、送風装置の異常検出のために電
動機に流れる電流値を検出するため、送風機が固渋した
場合、または電動機の巻線が絶縁劣化した場合にのみ発
生する過電流により検出可能となる。よって、電動機と
送風機がベルトや歯車等により連結してなる送風装置、
または電動機の軸に送風機が直結してなる送風装置にお
いて、特に長時間の使用により発生しやすい、ベルト、
歯車、または軸部の摩耗、折損に起因した送風装置の異
常は、電動機に送風負荷が加わらず、流れる電流が少な
くなり、異常を検出することができない。よって、送風
機が正常に運転していないのにかかわらず冷凍サイクル
が運転することとなり、空気調和機の冷凍サイクルに異
常が生じる。例えば、冷房時は圧縮機の冷媒吸入圧力異
常低下により、圧縮機へ液冷媒が戻り圧縮機の故障が発
生する。
【0005】また、前記別の従来技術における一つの空
気調和機では、電動機に付設したサーモスタットにより
電動機の異常発熱を検出しているが、この方法も前述の
現象では電動機は異常発熱しないため、前述した課題同
様の結果となる。
【0006】また、前記別の従来技術における一つの空
気調和機では、静圧の変化がある場合には電動機の異常
を判断できないため、前述の現象では同様の結果とな
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の冷凍サイクルからなる空気調和機は、電動
機と送風機の連結部の摩耗、破損により電動機の負荷が
軽減した場合でも、この空気調和機の空気吸込口と空気
吹出口に設けた温度検出部から得られる値の差が一定値
以下の場合には送風装置の異常と判定する手段を設けた
ことを特徴とする。
【0008】また、空気吸込口と空気吹出口に設けた温
度検出部から得られる値の差が一定値以下の状態が一定
時間以上継続した場合には送風装置の異常と判定する手
段としてもよい。
【0009】また、上述の空気調和機に、冷房運転また
は暖房運転開始後一定時間内に異常と判定した場合には
判定結果を無視する手段を付設してもよい。
【0010】また、上述の空気調和機に、冷凍サイクル
内の冷媒圧力または冷媒温度が一定値以上または以下の
状態で異常と判定した場合には判定結果を無視する手段
を付設してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図1と
図2を参照して説明する。
【0012】図1は本発明の実施例である空気調和機1
を示す。また、図2はこの空調機1の送風装置2を示
す。空気調和機1の送風装置2は、電動機3と送風機4
により構成され、電動機3と送風機4はベルト10によ
り連結される。この連結方法はベルト10の他に歯車、
または電動機3の軸に直接送風機4を連結して駆動して
いる場合もある。この送風装置2により空気吸込口5か
ら入った空気は、熱交換器6により冷却または加熱され
空気吹出口7より吹き出される。また、空気調和装置1
は、空気吸込口5に設けられた吸込空気温度検出器8と
空気吹出口7に設けられた吹出空気温度検出器9により
検出される温度と設定温度により室温制御を行ってい
る。ここでは、空気調和機1を構成する冷凍サイクルの
動作は省略する。
【0013】本発明は、冷房運転または暖房運転を行っ
ている状態において、吸込空気温度検出器5により検出
された吸込空気温度と吹出空気温度検出器6により検出
された吹出空気温度との差が一定値以下であれば、熱交
換器6により冷却または加熱された空気が空気吹出口7
まで到達していないことであり、送風装置2の送風機4
が運転していないことになる。これは、ベルト10が摩
耗によるすべり、または切断の異常と判断する制御手段
として用いる。例えば、冷房運転中は、(吸込空気温度
−吹出空気温度)により得られた値が一定値以下になっ
た場合であり、また暖房運転中は、(吹出空気温度−吸
込空気温度)により得られた値が一定値以下になった場
合である。
【0014】また、上述の吸込空気温度と吹出空気温度
との差が一定値以下の状態が一定時間以上継続した場合
に送風装置2の異常と判断してもよい。
【0015】また、上述の空気調和機1に、冷房運転ま
たは暖房運転開始後一定時間内に異常と判定した場合に
は判定結果を無視することで、運転開始後の冷房または
暖房能力の小さい状態に発生しやすい誤動作を防止する
ことが可能な手段を付設してもよい。
【0016】また、上述の空気調和機1に、冷凍サイク
ル内の冷媒圧力または冷媒温度が一定値以上または以下
の状態で異常を判定した場合には判定結果を無視するこ
とで、加湿装置、加熱装置、外気導入などを併用して空
気調和を行っている場合でも、これら外乱により発生し
やすい誤動作を防止することが可能な手段を付設しても
よい。
【0017】本発明の他の実施例として、冷凍サイクル
により構成される空気調和機において、冷房運転または
暖房運転中に、この空気調和機の空気吸込口と空気吹出
口に設けた温度検出部から得られる値の差が一定値以下
の状態が一定時間以上継続した場合には送風装置の異常
と判定する手段を設けたことを特徴とするように構成す
ることができる。
【0018】また、冷房運転または暖房運転開始後一定
時間内に異常と判定した場合には判定結果を無視する手
段を設けるように構成するすることもできる。
【0019】更にまた、冷凍サイクル内の冷媒圧力また
は冷媒温度が一定値以上または以下の状態で異常と判定
した場合には判定結果を無視する手段を設けるように構
成することもできる。
【0020】
【発明の効果】以上より、空気調和機に既設の機器のみ
を使用し、送風装置の電動機と送風機を連結するベル
ト、歯車、または軸部の摩耗、折損に起因した送風装置
の異常を検知することが可能となる。
【0021】また、冷気または暖気の残留や、一時的な
外気の導入等による誤検知を防止することが可能とな
る。
【0022】また、冷房運転または暖房運転開始時に冷
凍サイクルが過渡的な状態となっていることによる誤検
知を防止することが可能となる。
【0023】また、冷房運転または暖房運転開始時やそ
の他の冷凍サイクルが過渡的な状態となっていることに
よる誤検知を防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機を示す。
【図2】本発明の空気調和機の送風装置を示す。
【符号の説明】
1…空気調和機、2…送風装置、3…電動機、4…送風
機、5…空気吸込口、6…熱交換器 7…空気吹出口
8…吸込空気温度検出器 9…吹出空気温度検出器、1
0…ベルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 智 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍サイクルにより構成される空気調和機
    において、その送風装置が送風機と電動機で構成され、
    冷房運転または暖房運転中に、この空気調和機の空気吸
    込口と空気吹出口に設けた温度検出部から得られる値の
    差が一定値以下の場合には送風装置の異常と判定する手
    段を設けたことを特徴とする空気調和機。
JP9286530A 1997-10-20 1997-10-20 空気調和機 Pending JPH11118232A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9286530A JPH11118232A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 空気調和機

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JP9286530A JPH11118232A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 空気調和機

Publications (1)

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JPH11118232A true JPH11118232A (ja) 1999-04-30

Family

ID=17705611

Family Applications (1)

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JP9286530A Pending JPH11118232A (ja) 1997-10-20 1997-10-20 空気調和機

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JP (1) JPH11118232A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008064331A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Daikin Ind Ltd 逆相検知装置、それを備えた空気調和装置、及び、逆相検知方法
JP2010216720A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2013167438A (ja) * 2013-04-30 2013-08-29 Daikin Industries Ltd 空気調和装置
CN113085474A (zh) * 2021-03-24 2021-07-09 青岛海尔空调器有限总公司 车载顶置式空调器及其控制方法、车辆

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