JPH06264078A - 連続式木炭製造装置 - Google Patents
連続式木炭製造装置Info
- Publication number
- JPH06264078A JPH06264078A JP5090380A JP9038093A JPH06264078A JP H06264078 A JPH06264078 A JP H06264078A JP 5090380 A JP5090380 A JP 5090380A JP 9038093 A JP9038093 A JP 9038093A JP H06264078 A JPH06264078 A JP H06264078A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charcoal
- chamber
- furnace
- raw material
- wood
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/10—Biofuels, e.g. bio-diesel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は木炭及び木酢液を連続的に効率良く
製造する方法に関するものである。 【構成】固定したトンネル状の炉の内に反応工程毎の室
を設けておき、搬入口より原材料を充填したケースをい
れ、加熱ガスの流れと逆方向に断続的に移動さて予熱、
乾燥、炭化、冷却の工程を経て搬出口より製品木炭とし
てとりだす連続式木炭製造装置で乾燥工程、炭化工程か
らは木酢液を抽出出来る構造となっている。
製造する方法に関するものである。 【構成】固定したトンネル状の炉の内に反応工程毎の室
を設けておき、搬入口より原材料を充填したケースをい
れ、加熱ガスの流れと逆方向に断続的に移動さて予熱、
乾燥、炭化、冷却の工程を経て搬出口より製品木炭とし
てとりだす連続式木炭製造装置で乾燥工程、炭化工程か
らは木酢液を抽出出来る構造となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は燃料用、土壌改造用、水
質浄化用、環境浄化用、農薬原料等、有用な木炭及び木
酢液の製造装置で、建築廃材処理にも応用できる。
質浄化用、環境浄化用、農薬原料等、有用な木炭及び木
酢液の製造装置で、建築廃材処理にも応用できる。
【０００２】
【従来の技術】従来の黒炭焼窯では、固定した窯の中に
原材料を搬入、充填した後搬入口を防ぎ火入口より薪等
を燃やして炉内の原材料を加熱乾燥させて，流入空気量
を制限して蒸し焼きにして炭化、さらに流入空気を遮断
状態にして消火し、搬出口を開いて窯内より木炭を搬出
する。
原材料を搬入、充填した後搬入口を防ぎ火入口より薪等
を燃やして炉内の原材料を加熱乾燥させて，流入空気量
を制限して蒸し焼きにして炭化、さらに流入空気を遮断
状態にして消火し、搬出口を開いて窯内より木炭を搬出
する。
【０００３】流動層式木炭製造装置では、原料を小さく
破砕し連続して乾燥装置に送り、コンベヤー等で炭化炉
に送り炭化させて粒状及び粉状木炭として搬出する。
破砕し連続して乾燥装置に送り、コンベヤー等で炭化炉
に送り炭化させて粒状及び粉状木炭として搬出する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】固定した窯でバッチ式
にて木炭を製造をする場合原材料の搬入から、木炭とし
て取り出すまでに窯内での積木、搬入口の閉鎖、原料の
乾燥、炭化、消火冷却、搬出口の開放、搬出、と長時間
を要し生産量に対する労働力の割合が大きく生産性が悪
い。又エネルギーのむだが多い。
にて木炭を製造をする場合原材料の搬入から、木炭とし
て取り出すまでに窯内での積木、搬入口の閉鎖、原料の
乾燥、炭化、消火冷却、搬出口の開放、搬出、と長時間
を要し生産量に対する労働力の割合が大きく生産性が悪
い。又エネルギーのむだが多い。
【０００５】バッチ式にて木炭を製造する場合、原材料
の搬入、積木、搬出等、高温で粉塵が多い窯の中での作
業等があり作業環境が悪い。
の搬入、積木、搬出等、高温で粉塵が多い窯の中での作
業等があり作業環境が悪い。
【０００６】流動層式木炭製造方式においては原材料の
破砕等前処理設備が必要で、製品木炭も粉状又は粉状の
為、用途がある程度限られる。
破砕等前処理設備が必要で、製品木炭も粉状又は粉状の
為、用途がある程度限られる。
【０００７】流動層式木炭製造方式においては搬送設備
や回転機械等装置が複雑で、維持管理が困難。
や回転機械等装置が複雑で、維持管理が困難。
【０００８】
【課題を解決しようとする手順】本発明はこの欠点を除
いて、炉の中で移動ケースが一定時間毎に移動しその度
毎に原材料が予熱、乾燥、炭化、冷却の工程を連続的に
経て、製品となって断続的に搬出出来るようにした。
いて、炉の中で移動ケースが一定時間毎に移動しその度
毎に原材料が予熱、乾燥、炭化、冷却の工程を連続的に
経て、製品となって断続的に搬出出来るようにした。
【０００９】
【作用】本発明では原料搬入口より炉内に移動してきた
ケース内部の原材料は移動の毎に加熱用燃焼ガスと熱交
換を行い徐々に予熱、乾燥され更に蒸し焼き状態にして
加熱され炭化する。炭化して木炭となった後は炉後部で
冷却して最後部より搬出する。
ケース内部の原材料は移動の毎に加熱用燃焼ガスと熱交
換を行い徐々に予熱、乾燥され更に蒸し焼き状態にして
加熱され炭化する。炭化して木炭となった後は炉後部で
冷却して最後部より搬出する。
【００１０】
【実施例】本発明の実施方法と関連実験結果を例にあげ
て説明する。
て説明する。
【００１１】第１実験例 原材料として雑木の生木を使って密閉小形缶で炭化工程
での生成物の発生状況を実験した、その結果生木を９０
分間蒸し焼き状態にして、生成した物体は木炭が原材料
の約２０％と木酢原液が原材料の約６０％と一酸化炭素
を含む気体を生成した、木酢原液の分析結果、メタノー
ル、アセトール、酢酸が主成分で他に種々の化学成分を
微小に含んでいる。また、枯木や建築廃材を原料にして
も生成物の割合は異なるが同様な結果を得た。
での生成物の発生状況を実験した、その結果生木を９０
分間蒸し焼き状態にして、生成した物体は木炭が原材料
の約２０％と木酢原液が原材料の約６０％と一酸化炭素
を含む気体を生成した、木酢原液の分析結果、メタノー
ル、アセトール、酢酸が主成分で他に種々の化学成分を
微小に含んでいる。また、枯木や建築廃材を原料にして
も生成物の割合は異なるが同様な結果を得た。
【００１２】第２実験例 原材料に雑木、生木を使って円筒形の鋼製実験炉で予熱
から炭火までの時間と温度との関係を実験した結果、生
木約２０キログラムの原料では予熱から炭化まで約１５
０分間を要し原材料の温度約４５０℃で無着火の状態で
炭化を終了した。
から炭火までの時間と温度との関係を実験した結果、生
木約２０キログラムの原料では予熱から炭化まで約１５
０分間を要し原材料の温度約４５０℃で無着火の状態で
炭化を終了した。
【００１３】第１実施例 鋼板製円筒炉内で、移動式ケースに原料の生木を充填し
て加熱用ガスと連続的に熱交換させ、予熱、乾燥、炭化
を一定時間行って移動式ケースを移動させる工程を繰り
返して断続的に製品木炭と木酢液を取り出す。又原材料
に雑木生木、杉、松等の生木、枯木、建築廃材、モミガ
ラ、雑草、おが屑等を利用して木炭を製造している。
て加熱用ガスと連続的に熱交換させ、予熱、乾燥、炭化
を一定時間行って移動式ケースを移動させる工程を繰り
返して断続的に製品木炭と木酢液を取り出す。又原材料
に雑木生木、杉、松等の生木、枯木、建築廃材、モミガ
ラ、雑草、おが屑等を利用して木炭を製造している。
【００１４】実施例を図面にて説明 図１に示す様に原料搬入口より搬入室、余熱室、
乾燥室、炭化室、冷却室、搬出室と木炭搬
出口までトンネル状の炉をなしており、▲１７▼移動式
原料ケースがある一定時間毎に隣の室に移動する。一方
▲１８▼補助燃料は▲１０▼加熱燃焼室で燃焼して燃焼
ガスとなり、炭化室の外部から間接的に原料を加熱
する。余熱をもつ燃焼ガスは乾燥室から次の乾燥室
へと流れ原料を乾燥させ、更に余熱室へと流れて原料
の予熱を行って、熱放出を行い、更に▲１３▼クーラー
で冷却、木酢液を分離して、▲１４▼排風機により、▲
１５▼煙突から排出される。密閉状態の炭化室で発生す
る木炭ガスは▲１１▼ガスクーラーで冷却し木酢液を分
離、▲１２▼木酢液取出口より木酢液を採取する。分離
された木炭ガスは加熱燃焼室に送りこまれ加熱用燃料と
して利用される。更に乾燥室等で抽出された水分及び木
酢液は▲１６▼木酢液取出口より採取する。又炭化
室で炭化した原料は冷却室で冷却され製品木炭とな
り搬出室から一定時間毎に搬出される。トンネル状の炉
内では原料は一定時間毎に断続的に、又燃焼ガスは連続
的に互いに逆方向に流れ常に熱交換を行う構造となって
いる。なお、▲１７▼移動式原料ケースの前面及び後面
は炉内各室の仕切り壁の役目をはたしている。
乾燥室、炭化室、冷却室、搬出室と木炭搬
出口までトンネル状の炉をなしており、▲１７▼移動式
原料ケースがある一定時間毎に隣の室に移動する。一方
▲１８▼補助燃料は▲１０▼加熱燃焼室で燃焼して燃焼
ガスとなり、炭化室の外部から間接的に原料を加熱
する。余熱をもつ燃焼ガスは乾燥室から次の乾燥室
へと流れ原料を乾燥させ、更に余熱室へと流れて原料
の予熱を行って、熱放出を行い、更に▲１３▼クーラー
で冷却、木酢液を分離して、▲１４▼排風機により、▲
１５▼煙突から排出される。密閉状態の炭化室で発生す
る木炭ガスは▲１１▼ガスクーラーで冷却し木酢液を分
離、▲１２▼木酢液取出口より木酢液を採取する。分離
された木炭ガスは加熱燃焼室に送りこまれ加熱用燃料と
して利用される。更に乾燥室等で抽出された水分及び木
酢液は▲１６▼木酢液取出口より採取する。又炭化
室で炭化した原料は冷却室で冷却され製品木炭とな
り搬出室から一定時間毎に搬出される。トンネル状の炉
内では原料は一定時間毎に断続的に、又燃焼ガスは連続
的に互いに逆方向に流れ常に熱交換を行う構造となって
いる。なお、▲１７▼移動式原料ケースの前面及び後面
は炉内各室の仕切り壁の役目をはたしている。
【００１５】
【発明の効果】この方法によれば連続的な作業となり木
炭製造に必要な労働が改善され生産性が大きく改良さ
れ。
炭製造に必要な労働が改善され生産性が大きく改良さ
れ。
【００１６】各工程で有効に熱交換が行われる為、熱の
損失が少なくなる。
損失が少なくなる。
【００１７】この方法では炉内での高温、塵埃中での作
業がなくなり、作業環境が改善される。
業がなくなり、作業環境が改善される。
【００１８】この方法では木酢液が原料乾燥部と炭化部
より別々に採取出来る。
より別々に採取出来る。
【００１９】
【図１】は発明の機構及び構造の主要部を示す平面図で
ある。
ある。
【図２】は移動式ケースの斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項１】 炉の内部を予熱室、乾燥室、炭化室、冷
却室に連続して配置し、原材料を内部に充填したケース
を一定時間毎に移動させる構造の連続式木炭製造装置。 - 【請求項２】 「請求項１」の炭化室において発生した
木炭ガスを回収して炉の補助燃料として利用する装置。 - 【請求項３】 「請求項１」の炉に設けた木酢液回収装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5090380A JPH06264078A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 連続式木炭製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5090380A JPH06264078A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 連続式木炭製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06264078A true JPH06264078A (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=13996970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5090380A Pending JPH06264078A (ja) | 1993-03-12 | 1993-03-12 | 連続式木炭製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06264078A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104514929A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-04-15 | 天津阿尔佰生物科技有限公司 | 环保型生物质弃物无氧碳化生产木醋液木炭的密封设备 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02255796A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 木炭の製造装置及びその方法 |
| JPH03207792A (ja) * | 1990-01-10 | 1991-09-11 | Hokuriku Electric Power Co Inc:The | 電気炉を利用した連続式木材炭化装置 |
-
1993
- 1993-03-12 JP JP5090380A patent/JPH06264078A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02255796A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 木炭の製造装置及びその方法 |
| JPH03207792A (ja) * | 1990-01-10 | 1991-09-11 | Hokuriku Electric Power Co Inc:The | 電気炉を利用した連続式木材炭化装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104514929A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-04-15 | 天津阿尔佰生物科技有限公司 | 环保型生物质弃物无氧碳化生产木醋液木炭的密封设备 |
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