JPH0626337U - バースト波発生装置 - Google Patents
バースト波発生装置Info
- Publication number
- JPH0626337U JPH0626337U JP6073092U JP6073092U JPH0626337U JP H0626337 U JPH0626337 U JP H0626337U JP 6073092 U JP6073092 U JP 6073092U JP 6073092 U JP6073092 U JP 6073092U JP H0626337 U JPH0626337 U JP H0626337U
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- Japan
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力データに完全に同期したバースト波を発
生させる。 【構成】 シリアル/パラレル変換部11は入力データ
aK を第1ビットAK と第2ビットBK に分ける。I/
Qマッピッグコード化部12は第1,第2ビットAK ,
BK とバースト情報を入力し、3ビットのベースバンド
信号IK ,QK を出力する。シフトレジスタ131 ,1
32 はベースバンド信号IK ,QK を順次入力し、20
ビットのパラレルデータIP ,QP とする。ROM14
1 ,142はパラレルデータIP 10ビットとサンプル
データをアドレス入力とし、加算器151 はROM14
1 と142 の出力を加算し、D/A変換器161 と出力
する。ROM143 ,144 はパラレルデータIQ 10
ビットとサンプルデータをアドレス入力とし、加算器1
52 はROM143 ,144 を加算し、D/A変換器1
62 に出力する。
生させる。 【構成】 シリアル/パラレル変換部11は入力データ
aK を第1ビットAK と第2ビットBK に分ける。I/
Qマッピッグコード化部12は第1,第2ビットAK ,
BK とバースト情報を入力し、3ビットのベースバンド
信号IK ,QK を出力する。シフトレジスタ131 ,1
32 はベースバンド信号IK ,QK を順次入力し、20
ビットのパラレルデータIP ,QP とする。ROM14
1 ,142はパラレルデータIP 10ビットとサンプル
データをアドレス入力とし、加算器151 はROM14
1 と142 の出力を加算し、D/A変換器161 と出力
する。ROM143 ,144 はパラレルデータIQ 10
ビットとサンプルデータをアドレス入力とし、加算器1
52 はROM143 ,144 を加算し、D/A変換器1
62 に出力する。
Description
【0001】
本考案は移動体通信におけるバースト波発生装置に関する。
【0002】
図5はバースト波発生装置の従来例のブロック図、図6はそのタイミング図で ある。
【0003】 このバースト波発生装置は、入力データをベースバンド信号発生・余弦フィル ター部31を通してベースバンド信号I,Qとし、ベースバンド信号I,Qと、 それぞれミキサー281 ,282 で搬送波fC ,90°移相器27により移相を 90°シフトした搬送波fC と乗算し、両者を加算器29で加算して、バースト 信号fO をアンテナ30に出力する。このとき、バースト情報によりスイッチ3 2がオフされ、出力が切られる。
【0004】
上述した従来のバースト波発生装置では、図6に示すように、入力データがベ ースバンド信号I,Qに変換され、出力されるまでの遅延によりバースト情報と 信号fの間に時間的なずれが生じ、正常なバースト信号fO が得られないという 欠点があった。
【0005】 本考案の目的は、入力データに完全に同期したバースト波を出力するバースト 波発生装置を提供することである。
【0006】
本考案のバースト波発生装置は、 入力データを第1ビットAK と第2ビットBK とに分けるシリアル/パラレル 変換部と、 前記シリアル/パラレル変換部から出力された第1ビットAK 、第2ビットB K の各々に1ビットのバースト情報を加え、変調モードに応じたビット数のベー スバンド信号IK ,QK を出力するI/Qマッピングコード化部と、 前記I/Qマッピングコード化部から順次出力されたベースバンド信号IK を FIRフィルター型余弦フィルターのタップ数だけシフトし、データ圧縮を行な い、パラレルデータとする第1のデータ圧縮回路付シフトレジスタと、 前記I/Qマッピングコード化部から順次、出力されたベースバンド信号QK をFIRフィルター型余弦フィルターのタップ数だけシフトし、データ圧縮を行 ない、パラレルデータとする第2のデータ圧縮回路付シフトレジスタと、 サンプリングレートと、第1のデータ圧縮回路付シフトレジスタから出力され たパラレルデータをアドレス入力とし、ベースバンド信号I(t) を出力する、前 記FIRフィルター型余弦フィルターを実現する第1のROMと、 サンプリングレートと、第2のデータ圧縮回路付シフトレジスタから出力され たパラレルデータをアドレス入力とし、ベースバンド信号Q(t) を出力する、前 記FIRフィルター型余弦フィルターを実現する第2のROMと、 第1,第2のROMの出力をそれぞれディジタル/アナログ変換する第1,第 2の変換器と、 第1のROMの出力と搬送波を乗算する第1の乗算器と、 第2のROMの出力と、前記搬送波を90°移相した搬送波を乗算する第2の 乗算器と、 第1の乗算器の乗算結果と、第2の乗算器の乗算結果を加算し、出力する加算 器とを有する。
【0007】
入力データとバースト情報から、デジタル処理によりベースバンド信号を生成 するので、バースト信号は入力データに完全に同期したものとなる。
【0008】
次に、本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0009】 図1は本考案の第1の実施例のバースト波発生装置のブロック図、図2はベー スバンド信号IK ,QK の組合せとベクトルの関係を示す図、図3は信号のタイ ミング図である。
【0010】 本実施例は変調モードがπ/4DQPSKの場合である。シリアル/パラレル 変換部11は入力データaK を第1ビットAK と第2ビットBK とに分ける。I /Qマッピングコード化部12は第1ビットAK 、第2ビットBK 、バースト情 報そして前回のベースバンド信号IK-1 ,QK-1 を入力し、ベースバンド信号I K ,QK を出力する。π/4DQPSKの場合、図2に示すように、9個所のベ クトルが必要となるため、ベースバンド信号IK ,QK は5値必要であり、ベー スバンド信号IK ,QK は3ビットとなる。ベースバンド信号IK ,QK 3ビッ トを8タップのFIRフィルターに使用する場合、3×8ビット=24ビットの パラレルデータとするが、ベースバンド信号IK ,QK は5値必要であるため、 データの圧縮が可能となる。5値,8タップでは58 =390625<219=5 24288となり、19ビットに圧縮可能である。しかし、アドレス19ビット のメモりは8Mビットとなり、実現性がない。そのため、8タップを前後4タッ プずつに分ける。5値4タップでは、54 =625<210=1624となり、1 0ビットに圧縮可能となる。よって、データ圧縮回路付シフトレジスタ131 , 132 はそれぞれ24ビットのベースバンド信号IK ,QK を20ビットに圧縮 する。ROM141 ,142 と、ROM143 ,144 と加算器151 ,152 は8タップ16サンプリングFIRフィルター型余弦フィルターを実現している 。 FIRフィルターの公式
【0011】
【数1】 は下記のように分割される。
【0012】
【数2】 (1)式をROM化する場合、IP 20ビット+サンプリングレート4ビット= 24ビットのアドレスを持つメモリが必要となり、実現性がない。そこで、(3 )式を用い、IP の上位10ビット(I4 ,I5 ,I6 ,I7 )と下位10ビッ ト(I0 ,I1 ,I2 ,I3 )に分け、10ビットのアドレスを持つメモり空間 (256Kビット)で可能となる。すなわち、ROM141 は
【0013】
【数3】 を実現し、ROM142 は
【0014】
【数4】 を実現している。同様に、ROM143 は
【0015】
【数5】 を実現し、ROM144 は
【0016】
【数6】 を実現している。
【0017】 加算器151 はROM141 と142 の出力を加算し、ベースバンド信号I(t ) を出力する。加算器152 はROM143 と144 の出力を加算し、ベースバ ンド信号Q(t) を出力する。ベースバンド信号I(t) ,Q(t) はそれぞれD/A 変換器161 ,162 でアナログ信号に変換された後、従来と同様に、乗算器1 81 ,182 で搬送波と乗算され、加算器19で加算され、バースト波としてア ンテナ20から出力される。
【0018】 本実施例は下記のような利点がある。 (1)ベースバンド信号I(t) ,Q(t) をデジタル処理により生成するので、入 力データに完全に同期したバースト信号が得られる。 (2)ベースバンド信号IK ,QK の3ビット情報を、FIRフィルターのタッ プ数に依存しシフトレジスタによりパラレルデータに変換する時、3ビット値の うち5値を使用し、データ圧縮するので、ROM化した余弦フィルターのメモり 容量を削減することができる。8タップ16サンプリングの余弦フィルターを実 現する場合、データを圧縮しないときメモり量は1Mビット×4個となるが、デ ータを圧縮すると、メモり量256Kビット×4個となり、メモり量は1/4と なる。 (3)従来装置におけるスイッチが不要となる。
【0019】 図4は本考案の第2の実施例のバースト波発生装置のブロック図である。
【0020】 本実施例は第1の実施例と、I/Oマッピングコード化部21とROM221 〜224 のみが異なっている。I/Oマッピングコード化部21は、2ビットの 変調モード切換ビットを入力し、π/4DQPSK,DQPSK,QPSK,O QPSKの各変調モードに切換可能になっている。8タップ16サンプリングF IRフィルター型余弦フィルターを実現するROM221 〜224 はアドレス1 6ビット、データ16ビットの1MビットのROMで、フィルターの形を決める ロールオフ率を4段階に可変できるようになっている。
【0021】
以上説明したように本考案は、ベースバンド信号を入力データとバースト情報 からデジタル処理により生成することにより、入力データに完全に同期したバー スト信号が得られるという効果がある。
【図1】本考案の第1の実施例のバースト波発生装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】ベースバンド信号IK ,QK の組合せとベクト
ルの関係を示す図である。
ルの関係を示す図である。
【図3】図1の実施例における信号のタイミング図であ
る。
る。
【図4】本考案の第2の実施例のバースト波発生装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】バースト波発生装置の従来例のブロック図であ
る。
る。
【図6】図6の従来例における信号のタイミング図であ
る。
る。
11 シリアル/パラレル変換部 12,21 I/Qマッピングコード化部 131 ,132 データ圧縮回路付シフトレジスタ 141 〜144 ,221 〜224 ROM 151 ,152 加算器 161 ,162 D/A変換器 17 90°移相器 181 ,182 乗算器 19 加算器 20 アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 入力データを第1ビットAK と第2ビッ
トBK とに分けるシリアル/パラレル変換部と、 前記シリアル/パラレル変換部から出力された第1ビッ
トAK 、第2ビットB K の各々に1ビットのバースト情
報を加え、変調モードに応じたビット数のベースバンド
信号IK ,QK を出力するI/Qマッピングコード化部
と、 前記I/Qマッピングコード化部から順次出力されたベ
ースバンド信号IK をFIRフィルター型余弦フィルタ
ーのタップ数だけシフトし、データ圧縮を行ない、パラ
レルデータとする第1のデータ圧縮回路付シフトレジス
タと、 前記I/Qマッピングコード化部から順次、出力された
ベースバンド信号QKをFIRフィルター型余弦フィル
ターのタップ数だけシフトし、データ圧縮を行ない、パ
ラレルデータとする第2のデータ圧縮回路付シフトレジ
スタと、 サンプリングレートと、第1のデータ圧縮回路付シフト
レジスタから出力されたパラレルデータをアドレス入力
とし、ベースバンド信号I(t) を出力する、前記FIR
フィルター型余弦フィルターを実現する第1のROM
と、 サンプリングレートと、第2のデータ圧縮回路付シフト
レジスタから出力されたパラレルデータをアドレス入力
とし、ベースバンド信号Q(t) を出力する、前記FIR
フィルター型余弦フィルターを実現する第2のROM
と、 第1,第2のROMの出力をそれぞれデジタル/アナロ
グ変換する第1,第2の変換器と、 第1のROMの出力と搬送波を乗算する第1の乗算器
と、 第2のROMの出力と、前記搬送波を90°移相した搬
送波を乗算する第2の乗算器と、 第1の乗算器の乗算結果と、第2の乗算器の乗算結果を
加算し、出力する加算器とを有するバースト波発生装
置。 - 【請求項2】 前記I/Qマッピングコード化部は変調
モードをさらに入力し、前記第1および第2のROMは
ロールオフ率を可変できるようになっている請求項1記
載のバースト波発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073092U JPH0626337U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | バースト波発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073092U JPH0626337U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | バースト波発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0626337U true JPH0626337U (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=13150695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073092U Withdrawn JPH0626337U (ja) | 1992-08-28 | 1992-08-28 | バースト波発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626337U (ja) |
-
1992
- 1992-08-28 JP JP6073092U patent/JPH0626337U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961107 |