JPH0626316Y2 - 人形頭髪用カール器 - Google Patents
人形頭髪用カール器Info
- Publication number
- JPH0626316Y2 JPH0626316Y2 JP1987177715U JP17771587U JPH0626316Y2 JP H0626316 Y2 JPH0626316 Y2 JP H0626316Y2 JP 1987177715 U JP1987177715 U JP 1987177715U JP 17771587 U JP17771587 U JP 17771587U JP H0626316 Y2 JPH0626316 Y2 JP H0626316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comb
- handle
- shaft portion
- hair
- curl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、人形の頭髪をカールさせるために使用する
器具に関するものである。
器具に関するものである。
産業上の利用分野 従来、人形の頭髪をカールさせるには、柄の先に固定さ
れた櫛歯を有するブラシでブラッシングし、円筒状又は
クリップ状のカール器で頭髪を巻き締め、巻いた頭髪の
締めを緩めてカール器を外していた。
れた櫛歯を有するブラシでブラッシングし、円筒状又は
クリップ状のカール器で頭髪を巻き締め、巻いた頭髪の
締めを緩めてカール器を外していた。
従って、従来は、2種類の器具を必要とし、操作が面倒
で手間がかかるとともに、カール器を外すときに頭髪の
カールした形が崩れたり、カール器を外した後に頭髪の
締め具合が緩くなって、髪形が崩れやすいという欠点が
あった。
で手間がかかるとともに、カール器を外すときに頭髪の
カールした形が崩れたり、カール器を外した後に頭髪の
締め具合が緩くなって、髪形が崩れやすいという欠点が
あった。
解決しようとする技術課題 この考案は、上記の点に鑑み、一つの器具で人形の頭髪
のブラッシングとカーリングの両方ができ、しかも、カ
ールした部分の髪形を崩さずに頭髪から取り外すことが
できるようにした人形頭髪用カール器を提供しようとす
るものである。
のブラッシングとカーリングの両方ができ、しかも、カ
ールした部分の髪形を崩さずに頭髪から取り外すことが
できるようにした人形頭髪用カール器を提供しようとす
るものである。
課題解決手段 この考案によるカール器は、柄の先に軸部を設け、その
軸部に櫛を出没自在に備え、かつ、前記柄にその櫛部を
軸部から出没させる操作部を備えてなることを特徴とす
る。
軸部に櫛を出没自在に備え、かつ、前記柄にその櫛部を
軸部から出没させる操作部を備えてなることを特徴とす
る。
作用 操作部を第一位置に移動すると、櫛が軸部から突出す
る。従って、柄を持ってその櫛で人形の頭髪をブラッシ
ングすることができる。
る。従って、柄を持ってその櫛で人形の頭髪をブラッシ
ングすることができる。
また、その櫛で軸部にブラッシングした人形の頭髪を巻
き着けて、カールすることができる。そして、操作部を
第二位置に移動すると、櫛は軸部から没入するので、そ
の軸部を軸線方向に移動してこのカール器をカールを崩
すことなく頭髪から抜き去ることができる。
き着けて、カールすることができる。そして、操作部を
第二位置に移動すると、櫛は軸部から没入するので、そ
の軸部を軸線方向に移動してこのカール器をカールを崩
すことなく頭髪から抜き去ることができる。
この考案の実施例 次に、この考案の実施例を図面に基いて説明する。
この考案に係るカール器は、手で把持する柄1と、この
柄の先に設けられた軸部2と、この軸部の中に軸部の外
面から突出、没入するように設けた櫛3と、前記柄に移
動自在に設けられ、一方向に移動することにより前記櫛
を軸部の外面から突出させ、他方向に移動することによ
り前記櫛を軸部の中に没入させる操作部4とを有してい
る。
柄の先に設けられた軸部2と、この軸部の中に軸部の外
面から突出、没入するように設けた櫛3と、前記柄に移
動自在に設けられ、一方向に移動することにより前記櫛
を軸部の外面から突出させ、他方向に移動することによ
り前記櫛を軸部の中に没入させる操作部4とを有してい
る。
櫛を出没自在に備える構造、櫛を出没させる手段及び操
作部の操作方向は、種々ありうる。
作部の操作方向は、種々ありうる。
第1図ないし第6図に示す実施例は、操作部4を柄1の
軸線方向に移動することにより櫛3を出没させるように
した例である。すなわち、操作部4は柄1から軸部2の
先端まで連続する溝5内に柄から軸部の先端付近まで延
長する連動部材6を摺動自在に嵌合し、その連動部材の
後端部6aを、溝5の柄1において外部に開口させた部
分5aに臨ませ、その後端部6aに操作部4を固着して
ある。そして、連動部材6は、軸部2に対応する部分6
bが二股状又はU字形に形成され、少なくともその前後
2箇所に、連動部材を貫通する斜めの案内スリット7を
有する。
軸線方向に移動することにより櫛3を出没させるように
した例である。すなわち、操作部4は柄1から軸部2の
先端まで連続する溝5内に柄から軸部の先端付近まで延
長する連動部材6を摺動自在に嵌合し、その連動部材の
後端部6aを、溝5の柄1において外部に開口させた部
分5aに臨ませ、その後端部6aに操作部4を固着して
ある。そして、連動部材6は、軸部2に対応する部分6
bが二股状又はU字形に形成され、少なくともその前後
2箇所に、連動部材を貫通する斜めの案内スリット7を
有する。
連動部材6の二股状部分6bの間には、連結部3aに複
数本の歯3bを突出させてなる櫛3が、連動部材6の長
手方向に移動自在に嵌合され、その櫛の連結部3aに貫
通固着したピン8を前記連動部材6の案内スリット7に
摺動自在に挿通させてある。櫛の各歯は軸部2の溝5か
ら外部に貫通するように形成した小孔2aに挿通させて
ある。
数本の歯3bを突出させてなる櫛3が、連動部材6の長
手方向に移動自在に嵌合され、その櫛の連結部3aに貫
通固着したピン8を前記連動部材6の案内スリット7に
摺動自在に挿通させてある。櫛の各歯は軸部2の溝5か
ら外部に貫通するように形成した小孔2aに挿通させて
ある。
上記の構成により、操作部4を第1図に示すように柄1
の開口部5aの後端部に位置させた場合は、第4図に示
すようにピン8が連動部材6の案内スリット7の下端に
位置するため、櫛3は溝5の下側に存し、櫛の歯3bは
いずれも軸部2の外面から軸部内に没入し、歯先端が各
小孔2a内に保持されている。
の開口部5aの後端部に位置させた場合は、第4図に示
すようにピン8が連動部材6の案内スリット7の下端に
位置するため、櫛3は溝5の下側に存し、櫛の歯3bは
いずれも軸部2の外面から軸部内に没入し、歯先端が各
小孔2a内に保持されている。
これに対して、操作部4を第2図に示すように柄の開口
部5aの前端部に移動させる場合は、第5図に示すよう
にピン8が移動する連動部材6の案内スリット7に案内
されて溝5の上側に移動するため、櫛の各歯は軸部の小
孔2aから外側に突出される。
部5aの前端部に移動させる場合は、第5図に示すよう
にピン8が移動する連動部材6の案内スリット7に案内
されて溝5の上側に移動するため、櫛の各歯は軸部の小
孔2aから外側に突出される。
案内スリット7の上下両端部に操作部4のそれぞれの方
向における移動時にピン8が嵌合する水平部分7a,7
bを設けておけば、櫛を軸部から突出させた状態又は没
入させた状態でそれぞれ櫛が安定して保持される。
向における移動時にピン8が嵌合する水平部分7a,7
bを設けておけば、櫛を軸部から突出させた状態又は没
入させた状態でそれぞれ櫛が安定して保持される。
第7図及び第8図は、操作部4Bを柄1の外周方向に所
定範囲内で回転させることにより、櫛3Bが軸部2の外
面から出没されるようにした例を示す。
定範囲内で回転させることにより、櫛3Bが軸部2の外
面から出没されるようにした例を示す。
すなわち、操作部4Bはほぼ環状に形成されて柄1に回
転自在に嵌合され、操作部4Bに設けた突起4aを柄の
円周方向に離間して設けた停止段部1aに当接させるこ
とにより、回転角度を規制してあり、軸部2は筒状に形
成されて、一端を前記操作部4Bに結合した連動部材6
Bを軸部内に回転自在に備えるとともに、その連動部材
に多少の弾性を有する材料で形成した櫛3Bの連結部3
aを固定してあり、操作部4Bが前記停止段部1aの一
方に停止される位置に存するときは第7図に示すよう
に、櫛3Bの歯の先端が軸部2の内壁面の小孔又は長孔
2b内に存し、操作部4Bを前記停止段部の他方に停止
されるまで回転したときは、第8図に示すように連動部
材6Bの回転を介して櫛3Bの各歯が軸部2の外面から
突出されるようになっている。
転自在に嵌合され、操作部4Bに設けた突起4aを柄の
円周方向に離間して設けた停止段部1aに当接させるこ
とにより、回転角度を規制してあり、軸部2は筒状に形
成されて、一端を前記操作部4Bに結合した連動部材6
Bを軸部内に回転自在に備えるとともに、その連動部材
に多少の弾性を有する材料で形成した櫛3Bの連結部3
aを固定してあり、操作部4Bが前記停止段部1aの一
方に停止される位置に存するときは第7図に示すよう
に、櫛3Bの歯の先端が軸部2の内壁面の小孔又は長孔
2b内に存し、操作部4Bを前記停止段部の他方に停止
されるまで回転したときは、第8図に示すように連動部
材6Bの回転を介して櫛3Bの各歯が軸部2の外面から
突出されるようになっている。
上記のような構成を備えたこの考案に係るカール器は、
操作部4又は4Bを移動して櫛3,又は3Bの歯を軸部
2の外面に突出させることにより、これで第9図に示す
ように人形Dの頭髪9をブラッシングすることができ
る。また、第10図に示すようにブラッシングした頭髪
の所望位置の部分を軸部2に巻き締め、必要ならばその
巻き締めた部分を加熱・冷却したのち、操作部4,4B
を当初の位置に戻して櫛の歯を軸部内に没入させて、軸
2を軸線方向に引いて頭髪から抜き去り、このカール器
を人形の頭髪に形成したカール10の形を崩すことな
く、容易に外すことができる。
操作部4又は4Bを移動して櫛3,又は3Bの歯を軸部
2の外面に突出させることにより、これで第9図に示す
ように人形Dの頭髪9をブラッシングすることができ
る。また、第10図に示すようにブラッシングした頭髪
の所望位置の部分を軸部2に巻き締め、必要ならばその
巻き締めた部分を加熱・冷却したのち、操作部4,4B
を当初の位置に戻して櫛の歯を軸部内に没入させて、軸
2を軸線方向に引いて頭髪から抜き去り、このカール器
を人形の頭髪に形成したカール10の形を崩すことな
く、容易に外すことができる。
この考案の効果 上述のように、この考案によるカール器は、柄の先に軸
部を設け、その軸部に櫛を出没自在に備え、かつ、前記
柄にその櫛を軸部から出没させる操作部を備えてなるも
のであるから、一つの器具で人形の頭髪のブラッシング
とカーリングの両方ができ、しかも、カールした形を崩
さずに頭髪から取り外すことができる。従って、人形の
ヘアスタイルを各種変更させて楽しむカール器として非
常に便利である。
部を設け、その軸部に櫛を出没自在に備え、かつ、前記
柄にその櫛を軸部から出没させる操作部を備えてなるも
のであるから、一つの器具で人形の頭髪のブラッシング
とカーリングの両方ができ、しかも、カールした形を崩
さずに頭髪から取り外すことができる。従って、人形の
ヘアスタイルを各種変更させて楽しむカール器として非
常に便利である。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第6図はこの考案の一実施例を示すもので
あり、第1図は櫛を没入してある状態を示す斜視図、第
2図は櫛を突出させてある状態の斜視図、第3図は第1
図のものの縦断面図、第4図と第5図は操作部の位置と
櫛の出没の関係を示す側面図、第6図は第3図のVI−VI
線断面図である。 第7図及び第8図は他の実施例を示すものであり、第7
図は操作部が第一位置に存する場合の破断斜視図、第8
図は操作部が第二位置に存する場合の破断斜視図であ
る。 第9図ないし第11図はカール器の使用状態を示すもの
であり、第9図はブラッシングしている状態の斜視図、
第10図はカーリングしている状態の斜視図、第11図
はカール器を抜き去った状態の斜視図である。 1……柄、 2……軸部、 2a……小孔又は長孔、 3,3B……櫛、 4,4B……操作部、 5……溝、 6,6B……連動部材、 7……案内スリット、 8……ピン。
あり、第1図は櫛を没入してある状態を示す斜視図、第
2図は櫛を突出させてある状態の斜視図、第3図は第1
図のものの縦断面図、第4図と第5図は操作部の位置と
櫛の出没の関係を示す側面図、第6図は第3図のVI−VI
線断面図である。 第7図及び第8図は他の実施例を示すものであり、第7
図は操作部が第一位置に存する場合の破断斜視図、第8
図は操作部が第二位置に存する場合の破断斜視図であ
る。 第9図ないし第11図はカール器の使用状態を示すもの
であり、第9図はブラッシングしている状態の斜視図、
第10図はカーリングしている状態の斜視図、第11図
はカール器を抜き去った状態の斜視図である。 1……柄、 2……軸部、 2a……小孔又は長孔、 3,3B……櫛、 4,4B……操作部、 5……溝、 6,6B……連動部材、 7……案内スリット、 8……ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】(イ)柄と、 (ロ)前記柄の先端に接続され、その柄の軸線方向に延
長する中空の軸部と、 (ハ)前記軸部に収容され、前記軸部の軸線と平行な直
線上に設けられた小孔から各櫛歯を出没可能に設けられ
た櫛と、 (ニ)前記柄にその外周面に沿って一定範囲で移動可能
に設けられた操作部と、 (ホ)前記柄と前記軸部の内部において前記操作部と前
記櫛とを連結し、前記操作部の移動操作に基いて、前記
櫛歯を前記軸部の外周面から突出又は没入させる連動部
材とを有していること、 を特徴とする人形頭髪用カール器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987177715U JPH0626316Y2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 人形頭髪用カール器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987177715U JPH0626316Y2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 人形頭髪用カール器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0182092U JPH0182092U (ja) | 1989-06-01 |
JPH0626316Y2 true JPH0626316Y2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=31469369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987177715U Expired - Lifetime JPH0626316Y2 (ja) | 1987-11-20 | 1987-11-20 | 人形頭髪用カール器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626316Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54135062A (en) * | 1978-04-12 | 1979-10-19 | Matsushita Electric Works Ltd | Hair curling apparatus |
JPS6229040U (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-21 |
-
1987
- 1987-11-20 JP JP1987177715U patent/JPH0626316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54135062A (en) * | 1978-04-12 | 1979-10-19 | Matsushita Electric Works Ltd | Hair curling apparatus |
JPS6229040U (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-21 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0182092U (ja) | 1989-06-01 |
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