JPH0626129Y2 - コンバインの籾タンクにおける排出オ−ガ - Google Patents

コンバインの籾タンクにおける排出オ−ガ

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JPH0626129Y2
JPH0626129Y2 JP1987092353U JP9235387U JPH0626129Y2 JP H0626129 Y2 JPH0626129 Y2 JP H0626129Y2 JP 1987092353 U JP1987092353 U JP 1987092353U JP 9235387 U JP9235387 U JP 9235387U JP H0626129 Y2 JPH0626129 Y2 JP H0626129Y2
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JP
Japan
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auger
paddy
combine
discharge auger
spiral
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JP1987092353U
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JPS63201427U (ja
Inventor
啓太 上窪
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本案は、コンバインの籾タンクにおける排出オーガに関
するものである。
（従来の技術） 従来、籾タンクから籾を所定の位置に向かって排出せし
める排出オーガを具えたコンバインの、その排出オーガ
における基部オーガと先端横オーガとは、２つ折りで折
畳み自在となっている。
（考案が解決しようとする問題点） 以上のような排出オーガは、基部オーガに対して、先端
横オーガを一直線上に戻して結合している。そして、排
出オーガを更に延長する場合には、別に用意された延長
オーガを継ぎたしていた。
かく延長することにより、コンバイン本機から離れた能
動とのトラックや、高い場所への排出を行っている。
かかる延長オーガは、別売の延長オーガを購入しなけれ
ばならず、又、延長オーガ装着時ではシートがかけられ
ず収納にも場所をとった。
したがって本案の技術的課題は、伸縮自在なコンバイン
の排出オーガをうることを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段） 本案は、以上のような技術的課題を解決するために、籾
タンクから籾を所定の位置に向かって排出せしめる排出
オーガを具えたコンバインにおいて、排出オーガにおけ
るその基部横オーガと、先端横オーガとを、その籾を移
送するスパイラ部同志とスパイラ部外周のパイプ部同志
を互いに重合して伸縮可能に連結したことを特徴とする
コンバインの籾タンクにおける排出オーガを創案した。
（考案の効果） 本案の技術的手段によれば、排出オーガの籾を移送する
スパイラ部とスパイラ部外周のパイプとがそれぞれ伸縮
可能であって、全体として排出オーガが伸縮自在である
から、オーガ長さを縮めることでシートがかけられ、納
屋などの収納スペースをとらないし、好みに合わせた長
さで排出できる。
又、縮めることにより先端部の振動が少なくなる。
その他、延長用の他のオーガを準備しなくて済むという
特徴がある。
（実施例） 以下、図面に示す実施例について説明する。
第３図はコンバイン全体を示す正面図であって、刈取枠
（１）に引起装置（２）や刈取装置及び搬送装置（３）
等が支持されて、前処理部を構成しており、ここで引起
されながら刈取られて搬送中に横倒し状態となった穀稈
は脱穀装置（４）に送られて脱穀されるようになってい
る。
脱穀装置（４）はクローラ（５）上に搭載されており、
脱穀された籾は一番樋から揚穀筒（６）を経て籾タンク
（７）に投入される。
籾タンク（７）はコンバイン進行方向右側のクローラ上
に搭載されているが、この前方に運転席（８）と操向コ
ラム（９）があり、之等は補助ステップ(10)上に配設さ
れている。
籾タンク（７）内の籾は、タンク底に配設されたスクリ
ューコンベアで縦排出オーガ(11)まで送られ、これから
横オーガ(12)に送られて、所定の位置に向かって排出せ
しめられるようになっている。
従来の排出オーガにおける横オーガ(12)は、基部横オー
ガ(12a)と先端横オーガ(12b)とからなっており、先端横
オーガの継ぎ足しは次のような構造となっている。
すなわち、第２図でリブ(13)付リング(14)の中央ボス部
(15)にスパイラー軸(16a)(16b)が結合されて軸受(17)さ
れていて、リング(14)に各オーガの鍔(18)(19)が結合さ
れ、ボルトナット(20)で結合されている。
したがって、ボルトナット(20)を外せば、基部排出オー
ガ(12a)から先端排出オーガ(12b)の継ぎ足し分を取り外
すことができる。
以上のようなものによると、延長用の他のオーガを準備
しなくてはならない。
本案はこれを改良したもので、基部横オーガと先端横オ
ーガとを伸縮自在に連結したものである。
すなわち、第１図において、基部横オーガ(12a)のスパ
イラ外周のパイプと先端横オーガ(12b)のスパイラ外周
のパイプとは互いに重合してスプライン結合(21)で、外
側のパイプすなわち先端横オーガのパイプが、基部横オ
ーガ(12a)に対してスライド自在となっている。
籾を移送するスパイラー軸(16a)(16b)は、端部同志がス
パイラピッチに合わせたネジ山で螺合している。
(22)はその螺合部を示す。
スパイラ(23a)(23b)は同ピッチで、端部の結合部分は２
枚重ねとなっており、スパイラと軸とを溶接していない
分だけ伸縮が可能である。
スパイラ軸(16b)は先端に取付けたモーター(24)でゆっ
くり回転して、螺旋部(22)でねじ込まれる。
ただし、オーガ回転中にスパイラー軸(16a)(16b)が伸縮
して穀粒搬送できなくなったり、排出オーガが破損する
おそれがあるので、両横オーガ(12a)(12b)を固定、及び
解除手段を設けることは勿論である。
第１図の(25)(26)(27)(28)はその手段を示す。
実施例のものは自脱型コンバインであるが、汎用コンバ
インにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本案排出オーガの断面図、 第２図は従来の排出オーガの結合部における断面図と部
分図、 第３図はコンバイン全体図である。 (12)………横排出オーガ (12a)(12b)……基部排出オーガと先端排出オーガ (16a)(16b)……スパイラ軸 (21)……スプライン部 (22)……螺合部 (23a)(23b)……スパイラ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】籾タンクから籾を所定の位置に向かって排
    出せしめる排出オーガを具えたコンバインにおいて、排
    出オーガにおけるその基部横オーガと、先端横オーガと
    を、その籾を移送するスパイラ部同志とスパイラ部外周
    のパイプ部同志を互いに重合させて伸縮可能に連結した
    ことを特徴とするコンバインの籾タンクにおける排出オ
    ーガ。
JP1987092353U 1987-06-16 1987-06-16 コンバインの籾タンクにおける排出オ−ガ Expired - Lifetime JPH0626129Y2 (ja)

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JPS63201427U JPS63201427U (ja) 1988-12-26
JPH0626129Y2 true JPH0626129Y2 (ja) 1994-07-20

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JP2814509B2 (ja) * 1989-01-20 1998-10-22 井関農機株式会社 穀粒移送装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61122215U (ja) * 1985-01-16 1986-08-01

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