JPH0626096U - 除振装置 - Google Patents

除振装置

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JPH0626096U
JPH0626096U JP6549092U JP6549092U JPH0626096U JP H0626096 U JPH0626096 U JP H0626096U JP 6549092 U JP6549092 U JP 6549092U JP 6549092 U JP6549092 U JP 6549092U JP H0626096 U JPH0626096 U JP H0626096U
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JP
Japan
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vibration
electromagnet
isolated
acceleration
acceleration sensor
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JP6549092U
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English (en)
Inventor
身 一 敏 竹
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被除振体に設置した加速度センサからの信号
の大きさに応じて電磁石に電圧を加えて振動を減衰させ
るようにした除振装置(例えば、ディスクプレーヤの除
振装置)を得るにある。 【構成】 被除振体をコイルスプリングによりベースに
上下動自在に装着し、被除振体及びベースの一方に永久
磁石を、他方に電磁石を設置し、上記被除振体に加速度
センサを設け、該加速度センサからの加速度信号に応じ
加速度方向とは逆に作用する電圧を電磁石に印加し、上
記電磁石の吸引力及び反発力によって被除振体の振動を
除振するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被除振体に関し、例えばディスクプレーヤに加わる振動を速やかに 減衰させるディスクプレーヤ等の除振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、例えばディスクプレーヤ等の再生時に発生する振動は、音声の質を損 ねるので速やかに除振しなければならず、従来はバネやゴム等を用いて振動を減 衰させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構造では、バネやゴムにより自然減衰をさせていた ので、減衰時間が長く、しかも振動のレベルや周波数に応じた振動の減衰ができ ないという問題があった。
【0004】 本考案の目的は、上記従来の課題を解決するためになされたもので、被除振体 に設置した加速度センサからの信号の大きさに応じて電磁石に電圧を加えて振動 を減衰させるようにした除振装置、例えばディスクプレーヤの除振装置を得るに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、この目的を達成するために、ディスクプレーヤ等の被除振体をコイ ルスプリングによりベースに上下動自在に装着し、被除振体及びベースの一方に 永久磁石を、他方に電磁石を設置し、上記被除振体に加速度センサを設け、該加 速度センサからの加速度信号に応じ加速度方向とは逆に作用する電圧を電磁石に 印加し、上記電磁石の吸引力及び反発力によって被除振体の振動を除振すること を特徴とするものである。
【0006】
【作用】
このような構成に基づいて、本考案の除振装置では、被除振体、例えばディス クプレーヤ等の機器本体に設置した加速度センサからの加速度信号が制御部に入 力され、制御部で算定された電圧が電磁石に入力され、機器本体の振動による加 速度信号の大きさ及びその向きによって、機器本体の振動を打ち消す方向の力が 作用するようにコントロールされ、磁石の吸引力及び反発力によって機器本体の 振動が除振されるものであり、振動の減衰速度が早まり、しかも、振動のレベル 及び周波数に応じた除振をすることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例をディスクプレーヤを例に図面に基づいて説明する。 図1は本考案による除振装置をディスクプレーヤに適用した概略構成図であり 、1はディスクプレーヤ等の機器本体、2は機体ベースである。
【0008】 上記機器本体1の4隅は、コイルスプリング3により機体ベース2に上下動自 在に装着されている。また、上記機器本体1の下面の適所には永久磁石4,4が 固着されており、この永久磁石4,4が対向する機体ベース2には電磁石5,5 が設置されている。
【0009】 一方上記機器本体1の中心線より離れ、機器本体1の振動を最も検出し易い所 定の位置には加速度センサ6が設置されており、この加速度センサ6からの加速 度信号が図示しない制御部に入力され、制御部で算定された電圧が電磁石4,4 に入力されるようになっている。
【0010】 上記電磁石4,4に入力される電圧は、機器本体1の振動による加速度信号の 大きさ及びその向きによって、機器本体1の振動を打ち消す方向の力が作用する ようにコントロールされ、磁石の吸引力及び反発力によって機器本体1の振動が 除振されるようになっている。
【0011】 次いで、上記したように構成されたディスクプレーヤの除振装置による作動を 図2のフローチャートに基づいて説明する。まず、ディスクプレーヤ等の機器本 体1に振動が加わると、ステップS1 で加速度センサ6により一定以上の振動を 検出し、加速度信号を制御部に送る。ステップS2 の制御部では、加速度センサ 6の加速度信号から加速度の大きさに応じて振動を打ち消すために、加速度の向 きと逆向きに機器本体1を動かすための所定の電圧が算定され、その電圧がステ ップS3 で電磁石4,4に印加されて除振されるので、振動の減衰効果が早くな る。そして、ステップS4 により除振された後の振動が、再び加速度センサ6に より検出され、一定以上の振動が検出されると再びステップS2 に戻り、同じ作 動を繰り返して除振するようになっている。
【0012】 従って、前記のように構成したディスクプレーヤによれば、機器本体1の4隅 がコイルスプリング3により機体ベース2に上下動自在に装着され、機器本体1 の下面に永久磁石4が固着されており、この永久磁石4が対向する機体ベース2 に電磁石5が設置されており、上記機器本体1に設置した加速度センサ6からの 加速度信号が制御部に入力され、制御部で算定された電圧が電磁石5に入力され 、機器本体1の振動による加速度信号の大きさ及びその向きによって、機器本体 1の振動を打ち消す方向の力が作用するようにコントロールされ、磁石の吸引力 及び反発力によって機器本体1の振動が除振されるようになっている。したがっ て、機器本1体の振動の減衰速度が早まり、しかも、振動のレベル及び周波数に 応じた除振を行える。
【0013】
【考案の効果】
以上詳細に説明した通り、本考案は、被除振体をコイルスプリングによりベー スに上下動自在に装着し、被除振体及びベースの一方に永久磁石を、他方に電磁 石を設置し、上記被除振体に加速度センサを設け、該加速度センサからの加速度 信号に応じ加速度方向とは逆に作用する電圧を電磁石に印加し、上記電磁石の吸 引力及び反発力によって被除振体の振動を除振するようにしたので、振動の減衰 速度が早まり、しかも、振動のレベル及び周波数に応じた除振をすることができ る、等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるディスクプレーヤの除振装置を示
す概略構成図である。
【図2】本考案による除振装置の作動を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 機器本体(被除振体) 2 機体ベース(ベース) 3 コイルスプリング 4 永久磁石 5 電磁石 6 加速度センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクプレーヤ等の被除振体をコイル
    スプリングによりベースに上下動自在に装着し、被除振
    体及びベースの一方に永久磁石を、他方に電磁石を設置
    し、上記被除振体に加速度センサを設け、該加速度セン
    サからの加速度信号に応じ加速度方向とは逆に作用する
    電圧を電磁石に印加し、上記電磁石の吸引力及び反発力
    によって被除振体の振動を除振することを特徴とする除
    振装置。
JP6549092U 1992-08-26 1992-08-26 除振装置 Pending JPH0626096U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109341421A (zh) * 2018-11-06 2019-02-15 沈阳天眼智云信息科技有限公司 防爆座椅的主动抗振方法、防爆座椅控制系统及防爆座椅

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109341421A (zh) * 2018-11-06 2019-02-15 沈阳天眼智云信息科技有限公司 防爆座椅的主动抗振方法、防爆座椅控制系统及防爆座椅
CN109341421B (zh) * 2018-11-06 2023-06-06 沈阳天眼智云信息科技有限公司 防爆座椅的主动抗振方法、防爆座椅控制系统及防爆座椅

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