JPH0626089A - 便 器 - Google Patents

便 器

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JPH0626089A
JPH0626089A JP20437992A JP20437992A JPH0626089A JP H0626089 A JPH0626089 A JP H0626089A JP 20437992 A JP20437992 A JP 20437992A JP 20437992 A JP20437992 A JP 20437992A JP H0626089 A JPH0626089 A JP H0626089A
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JP
Japan
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toilet
tank
toilet seat
cover
seat
Prior art date
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Withdrawn
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JP20437992A
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English (en)
Inventor
Makoto Sueda
誠 末田
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Individual
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Publication of JPH0626089A publication Critical patent/JPH0626089A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 便座、便座カバー及びタンクを小便によって
汚すことを防止する。 【構成】 便器本体24は、内部にその後方から前方に向
かって下方に傾斜した傾斜部50を有している。この便器
本体24の後上部にタンク52が取り付けられ、これには便
器本体24内に吐水する水が貯水されている。さらに、こ
のタンク52の前面下部は、後方に向かって凹入されて凹
入部54とされている。この凹入部54は、便器本体24内の
傾斜部50に連なっている。便器本体24の上部には便座32
が配置され、その側方に設けた軸36の回りに回動可能に
取り付けられている。この便座32に、これを開閉蓋可能
にカバー44が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、便器に関し、特に洋式
便器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洋式便器には、例えば図4に示す
ようなものが知られている。この洋式便器は、便器本体
10を有し、その後上部には、便器本体10内に吐水す
るための水を貯水しているタンク12が取り付けられて
いる。また、この便器本体10の上部のタンク12より
も前側には、便座14が設けられている。この便座14
は、便器本体10の側方に設けた軸16の回りに回転自
在に取り付けられている。17は、軸16用の軸受けで
ある。また、この便座14には、カバー18が設けられ
ており、このカバー18も便座14の側方に設けた軸2
0の回りに回転自在に設けられている。22は、軸20
用の軸受けである。
【0003】このような便器では、女子は、カバー18
を軸20の回りに矢印で示すように回転させて、カバー
18を開いた状態で腰掛けて使用する。また、男子が小
便をする場合、カバー18と便座14の双方をそれぞれ
軸20、16の回りに矢印で示すように回転させて、カ
バー18と便座14の双方をタンク12に支持させて使
用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
便器において男子が小便をする場合、タンク12に小便
がかかることがあり、タンク12や便器本体10の上
部、持ち上げられている便座14やカバー18を汚すこ
とがあった。また、便座14やカバー18をタンク12
側に傾ける必要上、タンク12の前面と便座14の後端
部との間には、或る程度の距離が必要で、そのため、便
器本体10の前後方向の長さが長くなるという問題点も
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、便器本体を有し、この便器本体は、
内部にその後方から前方に向かって下方に傾斜した傾斜
部を有している。この便器本体の後上部にタンクが取り
付けられ、これには上記便器本体内に吐水する水が貯水
されている。さらに、このタンクの前面下部は、後方に
向かって凹入されて凹入部とされている。この凹入部
は、上記便器本体内の傾斜部に連なっている。上記便器
本体の上部には便座が配置され、その側方に設けた軸回
りに回動可能に取り付けられている。この便座に、これ
を開閉蓋可能にカバーが取り付けられている。
【0006】
【作用】本発明による便器では、女子が使用する場合に
は、従来のものと同様にカバーを開いて、便座に腰掛け
る。また、男子が小便をする場合、便座及びカバーを便
座の側方に設けた軸回りに回転させて、便器本体の側方
に便座及びカバーを逃がす。この状態において、タンク
の凹入部に向かって小便をすると、この凹入部から便器
本体内の傾斜部を伝って小便は、便器本体内に入る。
【0007】
【実施例】本実施例の便器は、図1に示すように便器本
体24を有し、この便器本体24は、その下部中央に貯
水用の凹部26を有し、この凹部26は、排水管部28
と連通している。この便器本体24の上縁部の内周面の
ほぼ全域には、後述するタンク52からの水を凹部26
に向かって吐水し、汚物を排水管部28に流すための吐
水路30が形成されている。
【0008】この便器本体24の上縁部上には、その前
方に偏った状態で便座32が配置されている。図2に示
すように、この便座32の側方には、便器本体24の前
後方向に配置され、軸受け34、34によって軸受けさ
れた回転軸36が設けられており、この回転軸36は、
便座32に結合部38を介して結合されている。従っ
て、この便座32は、図3に矢印で示すように側方に回
転可能である。
【0009】なお、図3に示すように軸受け34、34
は、便器本体32の側方に設けた台部40上に設けられ
ている。この台部40の最外方には、便座32のストッ
パー42が設けられている。
【0010】また、この便座32の上部には、この便座
32を覆うようにカバー44が設けられている。このカ
バー44の後端部の両側には、一体に軸46、46が両
外側に突出するように設けられており、これら軸46、
46は、便座32上に設けた軸受け48、48に回転自
在に支持されている。従って、このカバー44は、従来
のものと同様に、図1に矢印で示すように回転して、便
座32を開蓋することができる。なお、このカバー44
は、便座32上に取り付けられているので、図3に矢印
で示すように便座32を回転させた場合、便座32と共
に矢印で示す方向に回転する。
【0011】便器本体24内の後部に、特に便座32の
後端部よりもさらに後ろの位置から斜め下方に向かって
傾斜し、先端部が凹部26内まで伸延した傾斜部50が
形成されている。
【0012】また、便器本体24の後上部には、タンク
52が設けられている。このタンク52は、便器本体2
4とは別個に構成されており、便器本体24内を水洗す
る水を蓄えておくためのものである。このタンク24に
は、実際には給水管や、手洗い用の吐水管が設けられて
いるが、図1乃至図3では、これらを省略している。
【0013】このタンク52は、概略直方体状に構成さ
れており、図1に示すように、その全面の下方には、凹
入部54が形成されている。この凹入部54も、便器本
体24内の傾斜部50と同様に、斜め下方に向かって傾
斜しており、傾斜部50と連なっている。
【0014】タンク52の内部は、図1及び図3に示す
ように、大小2つの部屋56、58に区画されており、
小さい部屋58は、図1に示すように、凹入部54の上
方に位置するように配置されている。
【0015】大きい部屋56では、図3に示すレバー6
0を操作することによって、この部屋56の下部に設け
た弁62が開かれ、便器本体24の吐水路30と連通す
るように構成されている。従って、大きい部屋56内の
水は、レバー60を操作することによって、吐水路30
に流れ、ここから凹部26に流れる。
【0016】また、小さい部屋58は、図3に示すレバ
ー64を操作することによって、その下部に設けた弁6
6が開かれ、凹入部54と連通するように構成されてい
る。従って、小さい部屋58内の水は、レバー64を操
作することによって、凹入部54、傾斜部50を介して
凹部26に流れる。
【0017】なお、これら弁62、64は、公知のもの
と同様に、開いた後、自動的に閉じられるように構成さ
れている。また、部屋56、58を区画している壁68
の上端は、タンク52内に所定量の水が貯水されている
状態において、その水面より所定距離だけ下方に位置し
ている。
【0018】また、小さな部屋58には、フロート72
が配置されている。このフロート72は、小さな部屋5
8の水位が壁68の上端まで低下し、給水管から給水が
行われた際に、水位が所定の高さまで戻ったときに、給
水を停止させるためのものである。タンク52の水位の
低下は、レバー64の操作によって、小さな部屋58内
の水が弁66を介して凹入部54に流れた場合だけでな
く、レバー60を操作することによって、大きな部屋5
6内の水が弁62を介して便器本体24に供給される際
にも生じる。
【0019】この実施例の便器によれば、女子が使用す
る場合には、従来のものと同様に、カバー44を図1に
矢印で示すように回転させて、タンク58に立てかけ、
便座32に腰掛ける。また、男子が小便をする場合に
は、便座32及びカバー44を図3に矢印で示すように
側方に回転させ、ストッパー42に係止させる。そし
て、小便を凹入部54に向かって行うと、小便は、凹入
部54、傾斜部50を伝わって凹部26内に向かう。そ
して、この状態で、レバー64を操作すると、弁66が
開いて、タンク52の小さな部屋58から水が凹入部5
4、傾斜部50を伝わり、これらの部分を洗浄する。ま
た、これらの水は、凹部26から排水管部28を通って
排出され、この際、小便も排出する。
【0020】上記の実施例では、凹入部54は、前方に
向かって斜め下方に傾斜させたが、傾斜部50と連なれ
ば、凹入部54は垂直に形成してもよい。さらに、上記
の実施例では、カバー44は、便座32の後端部に回転
自在に設けたが、便座と同様に側方に軸を設け、この軸
回りに回転自在としてもよい。また、タンク52は、便
器本体24と一体に形成してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、便座及
びカバーを側方へ回転できるように構成し、かつタンク
の前部下方に凹入部を設けているので、男子が小便をす
る場合、便座及びカバーを側方に回転させ、凹入部に向
かって小便をすると、凹入部から傾斜部を伝わって、便
器本体内に小便が入る。従って、便器本体、便座、カバ
ーを汚すことがなく、衛生的である。しかも、便座やカ
バーを側方に回転させるので、タンクと便座との間の距
離を大きくとる必要がなく、便座本体の長さを短くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による便器の1実施例の中央縦断側面図
である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の正面図である。
【図4】従来の便器の側面図である。
【符号の説明】
24 便器本体 32 便座 44 カバー 50 傾斜部 52 タンク 54 凹入部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にその後方から前方に向かって下方
    に傾斜した傾斜部を有する便器本体と、 この便器本体の後上部に設けられ、上記便器本体内に吐
    水する水が貯水され、その前面下部が後方に向かって凹
    入された凹入部を有し、この凹入部は、上記傾斜部に連
    なっているタンクと、 上記便器本体の上部に配置され、その側方に設けた軸回
    りに回動可能に取り付けられた便座と、 この便座に、これを開閉蓋可能に取り付けられたカバー
    と、を具備する便器。
JP20437992A 1992-07-07 1992-07-07 便 器 Withdrawn JPH0626089A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20437992A JPH0626089A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 便 器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20437992A JPH0626089A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 便 器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0626089A true JPH0626089A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16489554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20437992A Withdrawn JPH0626089A (ja) 1992-07-07 1992-07-07 便 器

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JP (1) JPH0626089A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008111545A1 (ja) * 2007-03-13 2008-09-18 Masanobu Ogasawara 男女一体型便器
EP2278580A2 (en) 2008-11-12 2011-01-26 Yamaha Corporation Pitch detection apparatus and method

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Effective date: 19991005