JPH0626027B2 - 光学式デイスクプレ−ヤにおけるレンズホルダの製造方法 - Google Patents

光学式デイスクプレ−ヤにおけるレンズホルダの製造方法

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JPH0626027B2
JPH0626027B2 JP28819885A JP28819885A JPH0626027B2 JP H0626027 B2 JPH0626027 B2 JP H0626027B2 JP 28819885 A JP28819885 A JP 28819885A JP 28819885 A JP28819885 A JP 28819885A JP H0626027 B2 JPH0626027 B2 JP H0626027B2
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JP
Japan
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lens holder
coil
cavity
mold
optical disk
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JPS62146445A (ja
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幸彦 土居
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NTN Corp
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NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コンパクトデイスクプレーヤ等の光学式デ
イスクプレーヤにおけるレンズホルダの製造方法に関す
るものである。
〔従来の技術〕 一般に、光学式デイスクプレーヤにおいては、対物レン
ズを通した光ビームをデイスク面上に集光して情報を検
出するため、光ビームに焦点ずれが生じると対物レンズ
をフオーカシング調整して焦点ずれを補償し、また、対
物レンズの光軸とデイスク面上の情報トラツクとにずれ
が生じるとトラツキング調整して光軸のずれを補償する
ようにしてある。その調整方法によつて、45゜/45
゜タイプと水平/垂直タイプとに大別される。
水平/垂直タイプでは、焦点ずれおよび光軸のずれの調
整のため、例えば特開昭57−120240号公報に示
されるように、対物レンズを有するレンズホルダに、フ
オーカスコイルおよびトラツキングコイルの二種のコイ
ルが設けられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、従来は、予め形成されたレンズホルダに対し
て、フオーカスコイルおよびトラツキングコイルのそれ
ぞれを接着剤等の手段を介して組付ける構成であるた
め、組付け精度を上げるために組付け位置の加工精度を
上げなければならず、しかも組付け位置に個々の部品を
取付ける際の作業精度も確保しなければならないなど、
その作業が非常に困難であり、製品の均一化に欠けると
いう不都合があつた。その結果として製品のコストが高
くなつていた。
このような不都合を解消する手段として、レンズホルダ
の成形時に、フオーカスコイルおよびトラツキングコイ
ルを一体に成形支持することが考えられる。しかし、こ
の場合、各コイルに対する通電のため、コイルのリード
線は、成形物の表面から外側に導き出しておく必要があ
るため、成形金型の型締め時に、上記リード線を切断す
るおそれがあり、通常の成形では製作することができな
い。
そこで、この発明は、上記従来の不都合を解消し、フオ
ーカスコイルおよびトラツキングコイルのそれぞれをレ
ンズホルダの成形時に一体に支持し得るようにした製造
方法を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明は、レンズホル
ダ成形用金型に形成されたキヤビテイの内部にフオーカ
スコイルおよびトラツキングコイルを定置し、各コイル
のリード線をキヤビテイ内面に形成した収納凹部に収納
し、その収納凹部の開口を着脱自在の保持部材で密閉し
た状態で上記キヤビテイ内部に溶融樹脂を注入してレン
ズホルダを成形するように構成したのである。
以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
〔実施例〕
第1図および第2図には、この発明に係るレンズホルダ
が示されている。このレンズホルダは、ホルダ本体1の
中心部にスリーブ2を設け、そのスリーブ2の偏心位置
にレンズ装着孔3を形成してある。また、ホルダ本体1
の外周部には、スリーブ2の軸芯を中心として巻かれた
フオーカスコイル4が支持され、さらに、上記スリーブ
2のまわりに一対のトラツキングコイル5、5が対向配
置に設けられている。
フオーカスコイル4のリード線4′およびトラツキング
コイル5のリード線5′は、ホルダ本体1の下面に付着
した保持部材6の外周に沿つてホルダ本体1の下方に引
き出されている。
フオーカスコイル4およびトラツキングコイル5を支持
するホルダ本体1は、図示のような円筒形のほか、角柱
形等の任意の形状を採ることができる。このホルダ本体
1は、合成樹脂によつて成形され、その成形によつて、
フオーカスコイル4およびトラツキングコイル5が一体
に支持される。この場合、スリーブ2も同様に支持され
る。
第3図は、上記の構成から成るレンズホルダの成形用金
型を示す。上記金型は、固定金型10と可動金型11と
を備え、両型10、11を型締めすると、固定金型10
に設けたスリーブ支持ピン12の上部が可動金型11に
形成したピン挿入孔13に挿入し、また、可動金型11
に設けたレンズ装着孔形成用のピン14の下部が固定金
型10に形成したピン挿入孔15に挿入する。さらに、
両型10、11の型締めによつて、両型10、11間に
ホルダ本体の成形用キヤビテイ16が形成される。この
キヤビテイ16の上下面隅部にはフオーカスコイル4支
持用の複数の突出部17が設けられ、また、底面の外周
部には、フオーカスコイル4のリード線4′を挿入する
収納凹部18が形成され、その収納凹部18に対して保
持部材6が着脱自在になつている。同様に、トラツキン
グコイル5の支持用突出部およびリード線挿入用収納凹
部も設けられるが、図示では省略してある。
いま、キヤビテイ16の内部にフオーカスコイル4を挿
入して突出部17で支持し、そのリード線4′を収納凹
部18に挿入して保持部材6で収納凹部18の開口を閉
鎖し、トラツキングコイル5についても同様の作業を行
ない、スリーブ支持ピン12にスリーブ2を挿入したの
ち、可動金型11を型締めし、その可動金型11に形成
されたスプール19からキヤビテイ16内に溶融樹脂を
注入することにより、第1図および第2図に示すレンズ
ホルダを成形することができる。その成形物は、溶融樹
脂の固化後において、可動金型11を型開きして取出す
ようにする。このとき、保持部材6もホルダ本体1の下
面に付着した状態で金型から取り出される。
ここで、保持部材6は、樹脂の成形温度に耐えうる耐熱
性と、収納凹部18の開口を完全に密閉し得るシール性
とを有し、収納凹部18に対して容易に圧入し得るもの
を用いる。これらの条件を満足するものとしてフツ素ゴ
ム、シリコーンゴム等が挙げられる。
なお、保持部材6の樹脂接触面に予め非粘着性を付与し
ておくことにより、製品成形後、ホルダ本体1から保持
部材6を容易に分離することができる。非粘着性の付与
に際しては、フツ素樹脂をコーテイングし、あるいは樹
脂成形時に使用する離型剤を塗布する方法等を採用する
ことができる。
〔効果〕
以上のように、この発明は、キヤビテイ内部にフオーカ
スコイルおよびトラツキングコイルを定置した状態にお
いて、上記キヤビテイに溶融樹脂を注入してホルダ本体
を成形するようにしたので、ホルダ本体の成形と同時
に、フオーカスコイルおよびトラツキングコイルを支持
することができる。このため、各コイルの組付け部の加
工ならびに組付け作業を省略することができ、これらの
加工および作業を煩雑さと精度上のバラツキをなくし、
量産性に優れ、高品質の均一化した製品を得ることがで
きる。
また、キヤビテイ内部に定置したフオーカスコイルおよ
びトラツキングコイルのリード線を収納凹部に挿入し、
その収納凹部の開口を保持部材で密閉した状態でホルダ
本体を成形するようにしたので、トラツキングコイルお
よびフオーカスコイルのリード線の線切れや成形物への
リード線の混入を防止することができると共に、金型か
ら成形品を取り出した状態では、リード線が成形物の表
面に対して遊離して外方に導き出されているため、ピツ
クアツプに対する組込みがきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の方法によつて製造されたレンズホ
ルダの平面図、第2図は第1図のII−II線に沿つた断面
図、第3図は同上レンズホルダの成形用金型を示す断面
図である。 1……ホルダ本体、4……フオーカスコイル、4′……
リード線、5……トラツキングコイル、5′……リード
線、6……保持部材、10……固定金型、11……可動
金型、16……キヤビテイ、18……収納凹部、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズホルダ成形用金型に形成されたキヤ
    ビテイの内部にフオーカスコイルおよびトラツキングコ
    イルを定置し、各コイルのリード線をキヤビテイ内面に
    形成した収納凹部に収納し、その収納凹部の開口を着脱
    自在の保持部材で密閉した状態において、上記キヤビテ
    イ内部に溶融樹脂を注入してレンズホルダを成形する光
    学式デイスクプレーヤにおけるレンズホルダの製造方
    法。
JP28819885A 1985-12-20 1985-12-20 光学式デイスクプレ−ヤにおけるレンズホルダの製造方法 Expired - Lifetime JPH0626027B2 (ja)

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JPS62146445A JPS62146445A (ja) 1987-06-30
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