JPH06260206A - 燃料電池積層体 - Google Patents

燃料電池積層体

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Publication number
JPH06260206A
JPH06260206A JP5040237A JP4023793A JPH06260206A JP H06260206 A JPH06260206 A JP H06260206A JP 5040237 A JP5040237 A JP 5040237A JP 4023793 A JP4023793 A JP 4023793A JP H06260206 A JPH06260206 A JP H06260206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
fuel cell
unit fuel
cells
temperature
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5040237A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Horioka
竜治 堀岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP5040237A priority Critical patent/JPH06260206A/ja
Publication of JPH06260206A publication Critical patent/JPH06260206A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】単位燃料電池を所要の温度分布幅内に冷却でき
るのはもちろん、冷却水の流量を極めて少量に抑えるこ
とができ、もって冷却水循環用ポンプ動力源が小さくて
すみ、冷却システムも含めた発電システムの効率を高め
ることが可能な燃料電池積層体を提供すること。 【構成】複数の単位燃料電池10a〜10gを積層して
なり、かつ単位燃料電池10a〜10gを冷却水で冷却
する冷却水流路11を備えた燃料電池積層体において、
冷却水流路11は、冷却水が各単位燃料電池10a〜1
0gを順次直列的に冷却して通流するように配設されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池積層体に関
し、特に積層体中に設けられる冷却水流路の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料電池積層体は単位燃料電池を複数積
層したものであり、各単位燃料電池は、電解質電極接合
体と反応ガス等との反応によって発電するものである。
この発電反応に伴い、単位燃料電池は発熱する。ところ
で、燃料電池積層体の許容作動温度は、基準作動温度を
中心に十数℃の範囲にあるものの、単位燃料電池内部に
十数℃の温度分布が存在すると、電池反応に偏りが生
じ、発電性能が不安定になる。このため、冷却手段によ
り単位燃料電池内部の温度分布が数℃の範囲内に収まる
ように冷却する必要がある。この冷却手段として、単位
燃料電池の近傍に冷却水流路を設け、この冷却水流路を
循環通流する冷却水によって冷却する手段が多用されて
いる。
【0003】図2はこのような従来の冷却手段を備えた
燃料電池積層体の模式図である。すなわち、1は複数の
単位燃料電池、2は冷却水を通流循環させるための冷却
水流路を示している。図2に示す如く冷却水流路2は各
単位燃料電池1の近傍で複数に分岐されており、各分岐
流路が各単位燃料電池1の側傍に並列的に配設されてい
る。
【0004】このような構成であると冷却水は各単位燃
料電池1に対して個別に供給され、各単位燃料電池が独
立に冷却される。したがって、全ての単位燃料電池内部
の温度差を所定の温度範囲内に抑えるためには、各分岐
流路毎に所定量の冷却水を均等に配分する必要が生じ、
結局燃料電池積層体内部に設けられた単位燃料電池の数
に対応する多量の冷却水が必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
燃料電池積層体では、N個の単位燃料電池1の内部の温
度分布を、すべて数℃の範囲内に抑えるためには、1個
の単位燃料電池をその温度範囲に制御するために必要な
冷却水の水量のN倍の水量が必要となる。
【0006】このため、従来のものでは大量の冷却水を
必要とし、冷却水循環用ポンプ動力源も大きなものとな
り、結局冷却システムも含めた発電システム全体の効率
が低下するという問題があった。
【0007】そこで本発明は、単位燃料電池を所要の温
度分布幅内に冷却できるのはもちろん、冷却水の流量を
極めて少量に抑えることができ、もって冷却水循環用ポ
ンプ動力源が小さくてすみ、冷却システムも含めた発電
システムの効率を高めることが可能な燃料電池積層体を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は、複数の単位燃料電池を積層
してなり、かつこれらの単位燃料電池を冷却水で冷却す
る冷却水流路を備えた燃料電池積層体において、前記冷
却水流路は、冷却水が前記各単位燃料電池を順次直列的
に冷却して通流するように配設した。
【0009】
【作用】上記手段を講じた結果、次のような作用が生じ
る。冷却水流路に通流する所定流量の冷却水により、積
層された各単位燃料電池は上流側から順次直列的に冷却
されるので、各単位燃料電池内の温度分布は数℃の範囲
内に制御される。このとき、冷却水は隣接する単位燃料
電池を次々と冷却して下流へ流れていくので冷却水流路
の冷却水流路の最下流では、水温が上昇し、燃料電池積
層体の出入口温度差は十数℃となる。しかし、上記温度
差が燃料電池積層体の作動温度の許容範囲内となるよう
に水量を制御すればよく、問題はない。
【0010】かくして、冷却水の流量を必要最小限に抑
制し得る上、冷却水循環用ポンプ動力源は小さなもので
よく、冷却システムも含めた発電システムの効率を高め
ることが可能となる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る燃料電池積層
体の模式図である。図中10a〜10gは単位燃料電池
を示している。また、各単位燃料電池10a〜10gの
側傍を経由して単一の冷却水流路11が蛇行状態に配設
されている。この冷却水流路11は図中右上側の入口1
2から単位燃料電池10aの一方の側面近傍を通り、次
に単位燃料電池10aの他方の側面と単位燃料電池10
bの一方の側面との間を通り、さらに単位燃料電池10
bの他方の側面と単位燃料電池10cの一方の側面との
間を通り、最終的には出口13に達するように形成され
ている。すなわち、冷却水流路11は冷却水が各単位燃
料電池を順次直列的に冷却して通流するように配設され
ている。
【0012】このような構成であると、図中矢印のよう
に流れる冷却水によって、単位燃料電池10a〜10g
は上流側から順次冷却される。なお、単位燃料電池10
aを冷却し終った冷却水によって隣接する単位燃料電池
10bは冷却される。また、単位燃料電池10bを冷却
し終った冷却水により隣接する単位燃料電池10cは冷
却される。このようにして、次々と隣接する単位燃料電
池が順次冷却されていく。この結果、冷却水流路の最下
流では、水温がかなり上昇する。但し、このときの水温
上昇が燃料電池積層体の作動温度の許容範囲内となるよ
うに冷却水の水量は制御される為、実質的に支障は生じ
ない。これにより、各単位燃料電池10a〜10gは数
℃の温度分布幅で温度制御され、かつ燃料電池積層体全
体としては許容された作動範囲内で温度制御される。
【0013】例えば、単位燃料電池を10個用いて80
℃〜120℃の作動温度範囲で作動する特性を有する燃
料電池積層体を構成し、個々の単位燃料電池については
温度分布を4℃以内に制御する場合を考える。この場
合、前述したところから明らかなように10個の単位燃
料電池は同じ温度にはならない。すなわち、第1の単位
燃料電池は80℃〜84℃,第2の単位燃料電池は84
℃〜88℃,第3の単位燃料電池は88℃〜92℃,
…,第10の単位燃料電池は116℃〜120℃となる
が、各単位燃料電池の温度分布幅は4℃以内に制御され
る。また、このとき冷却水の燃料電池積層体の出入口温
度差は40℃となるが、作動温度の許容範囲内である為
問題が生じない。かくして極めて少量の冷却水を用いて
大量の発生熱量を吸収し排除することができる。
【0014】このように本実施例によれば、冷却水流路
11を上流から順次に通流する所定量の冷却水により、
単位燃料電池は直列的に順次冷却されるので、各単位燃
料電池10a〜10gの内部の温度分布幅は数℃以内に
制御される。なお、各単位燃料電池10a〜10g同士
間には所定の温度差が生じ、冷却水流路11の下流側の
単位燃料電池ほど温度が高くなる。その結果、冷却水流
路11の燃料電池積層体の出入口温度差は十数℃とな
る。しかし、この温度差が前述の作動温度の許容範囲内
であれば各単位燃料電池10a〜10gは正常に作動す
る。結局、冷却水は効率よく使用されるものとなる。こ
のように本実施例によれば、電池排熱を燃料電池積層体
外部に持ち去る冷却水の流量を少量に抑えることがで
き、冷却水循環用ポンプ動力を小さなものとなし得、冷
却システムも含めた発電システムの効率を高めることが
できる。なお、本発明は上述した実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、冷却水流路に通流する
冷却水により、各単位燃料電池が上流側から順次直列的
に冷却される如く構成されているので、単位燃料電池を
所要の温度分布幅内に冷却できるのはもちろん、冷却水
の流量を必要最小限に抑制することができ、冷却水循環
ポンプ動力源が小さくてすみ、冷却システムも含めた発
電システムの効率を高めることの可能な燃料電池積層体
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る冷却手段を備えた燃料
電池積層体の模式図。
【図2】従来の冷却手段を備えた燃料電池積層体の模式
図。
【符号の説明】
10a〜10g…単位燃料電池 11…冷却水流
路 12…入口 13…出口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の単位燃料電池を積層してなり、かつ
    これらの単位燃料電池を冷却水で冷却する冷却水流路を
    備えた燃料電池積層体において、 前記冷却水流路は、冷却水が前記各単位燃料電池を順次
    直列的に冷却して通流するように配設されていることを
    特徴とする燃料電池積層体。
JP5040237A 1993-03-01 1993-03-01 燃料電池積層体 Withdrawn JPH06260206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5040237A JPH06260206A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 燃料電池積層体

Applications Claiming Priority (1)

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JP5040237A JPH06260206A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 燃料電池積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06260206A true JPH06260206A (ja) 1994-09-16

Family

ID=12575118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5040237A Withdrawn JPH06260206A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 燃料電池積層体

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JP (1) JPH06260206A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6926985B2 (en) 2002-03-26 2005-08-09 Honda Giken Kabushiki Kaisha Fuel cell stack
US8877398B2 (en) 2010-09-29 2014-11-04 Hyundai Motor Company Fuel cell stack with coolant flow guide members in coolant inlet and outlet manifold

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6926985B2 (en) 2002-03-26 2005-08-09 Honda Giken Kabushiki Kaisha Fuel cell stack
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