JPH062599Y2 - アイライナー - Google Patents

アイライナー

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JPH062599Y2
JPH062599Y2 JP1989034829U JP3482989U JPH062599Y2 JP H062599 Y2 JPH062599 Y2 JP H062599Y2 JP 1989034829 U JP1989034829 U JP 1989034829U JP 3482989 U JP3482989 U JP 3482989U JP H062599 Y2 JPH062599 Y2 JP H062599Y2
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JP
Japan
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cap
holder
pen tip
eyeliner
pen
Prior art date
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Application number
JP1989034829U
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English (en)
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JPH02126512U (ja
Inventor
弘人 根橋
Original Assignee
池田産業株式会社
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Publication date
Application filed by 池田産業株式会社 filed Critical 池田産業株式会社
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Priority to EP19890118888 priority patent/EP0375856A3/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、化粧用具に係り、特に眼の周囲に化粧を施す
アイライナーに関する。
(従来の技術) 一般に、アイシャドウ、アイライナー等の化粧用具は種
々の型式のものが提案されている。
以下、添付図面に従って、従来のアイライナーの一例に
ついて説明する。第5図は、キャップを取り外した状態
を示す横断面図である。同図において、アイライナー
は、多孔質のフェルト等から成るペン先1と中央部に空
室を有したホルダ2と該ホルダ2の後端を閉塞する尾栓
3とホルダーの先端に嵌合され前記ペン先1を覆うキャ
ップ4等から構成されている。ここで、ペン先1は、水
分の漏出可能な多孔質な素材、例えばフェルト、スポン
ジ等で紡錘型に形成されている。また、ホルダ2の先端
は、絞り部5で内径が細くなっており、この絞り部5に
穂先5が嵌合されている。ホルダ2の中空部には、内容
物を含浸するために中綿6が詰め込まれており、該中綿
6には、水分、ブチレングリコール、オレイン酸、ナフ
テン酸、ナフテン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウム、オレイン酸ナトリウム、メチルパラ
ベン、クオータニアム−15、プロピルパラベン、エチ
レンジアミン、4酢酸2ナトリウム、酸化鉄、及び複数
の顔料、例えば、ベントナイト、ウルトラマリンブル
ー、二酸化チタン、雲母等が含浸されている。また、ホ
ルダ2の先端には、空気導入孔7が穿設されている。ホ
ルダ2の後端開口部には、尾栓3が嵌合されている。ま
た、キャップ4は、ホルダ2の先端絞り部5及び尾栓3
の一部に装着可能に設けられている。
以上のように構成されたアイライナーは、キャップ4を
外してペン先1の目の周囲に付けることにより、中綿に
含浸された顔料を順次塗布することができる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来のアイライナーにあっては、中
綿に含浸された顔料、水分等が多孔質の穂先から浸出し
て塗布されるものである。したがって、穂先にほこりが
付着して毛細管が詰ると顔料の浸出が悪くなるという欠
点がある。
また、アイラインは、瞼や眼の周囲に塗布されるため、
雑菌が繁殖するのを防止する必要があるが強力な防腐剤
を使用することはできない。このため、メチルパラベ
ン、プロピルパラベン等のパラベン系の弱い防腐剤しか
使用できず、カビ等の雑菌が繁殖してペン先がつまり顔
料の出が悪くなるという欠点が存在した。一方、薬事法
によっても、強力な防腐剤の使用は制限されている。更
に、顔料と他の含有物との比重が異なるため分離が生じ
易く、アイラインとして所期の色彩を得ることができな
いという欠点が存在した。特に、複数の顔料を混合して
アイラインの色彩を作っている場合には、各顔料が分離
することにより色が変化してしまう。
また、水性のアイライナーは、顔料の浸出を容易にする
ため、空気導入孔7をペン先の近傍に設けてあるるこの
ため、ペン先からペン尾に至るまで空気路を確保しなけ
ればならず中綿をホルダ2の内径いっぱいに充填するこ
とはできなかった。
更に、化粧原液の充填部に中綿を使用しているため、原
液中に顔料がひっかかり、均一に書くことができないと
いう欠点を有していた。
本考案の目的は、上述した欠点に鑑みなされたもので、
化粧原液が空気に触れて酸化することなく、原液保存の
ための中綿に顔料がひっかかることのないアイライナー
を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るアイライナーは、浸透性材料よりなるペン
先と、該ペン先を保持するペン先ホルダと、該ペン先ホ
ルダの後端に嵌合されるホルダと内部に化粧原液の充填
されたキャップと該キャップ内の化粧原液が空気に触れ
るのを防止する栓部材とから構成され、該該栓部材に形
成された切り割は、無負荷状態では機密性を有するとと
もに、前記キャップを閉じた際にペン先が栓部材の切り
割から侵入し、化粧原液が直接含浸侵されることを特徴
とする。
(作用) このように、本考案に係るアイライナーは、キャップの
内部に化粧原液及び防腐剤を充填したので、防腐剤がペ
ン先に直接触れ弱い防腐剤で雑菌の繁殖を有効に防止で
きるとともに、キャップ内の栓部材により空気を遮断
し、原液の酸化を未然に防止するという作用を有する。
(実施例) 以下、添付図面に従って本考案の一実施例を説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示すアイライナーの断面
図、第2図は、キャップを外した状態を示す平面図であ
る。同図において、アイライナー10は浸透性材料より
なるフェルト等で先端が紡錘型に形成されたペン先11
とこのペン先11が保持されたペン先ホルダ12とこの
ペン先ホルダ12の後端に嵌合されるホルダ13と内部
にアイライン液の充填されたキャップ14と、該キャッ
プ内の化粧原液が空気に触れるのを防止する栓部材15
等から構成されている。ここで、ペン先11は、例えば
芯材にナイロン繊維を用い、これをポリウレタン樹脂等
で係着したものを好適に用いることができる。ペン先ホ
ルダ12は先細りのグリップ部12aでペン先を保持す
るとともに、後端の係止部12bにホルダ13が係着可
能に設けられている。また、ホルダ13のグリップ部1
2aと係止部12bとの間に鍔部12cが設けられ、ホ
ルダ13の所定以上の侵入を阻止している。ホルダ13
は、一端の閉じた中空円筒で、手で持ち易い径を有して
いる。一方、キャップ14の内部には、キャップ内の化
粧原液が空気に触れるのを防止する栓部材15が嵌合さ
れている。第3図は、栓部材15を示す拡大正面図、第
4図は、その拡大縦断面図である。同図において、栓部
材15は、略円筒状の外筒内15aに円錐状の膜部材1
5bが一体的に形成されている。膜部材15bの頂部
は、第3図に示す如く、十文字に切り割16が設けられ
ている。ここで、栓部材15は、軟質の合成樹脂、例え
ば、シリコンゴム等で形成されており、キャップの内部
に嵌合されている。したがって、キャップ内部に充填さ
れた化粧原液は、栓部材によりより完全に空気と遮断さ
れる。
次に、以上のように構成されたアイライナーの使用手順
についてのべると、まず、使用しない時は、第1図に示
す様に、キャップ14を閉じておく。キャップ14を閉
じておくと、ペン先11は、化粧原液の充填されたキャ
ップ14内に栓部材15を介して侵入しており、前記化
粧原液がペン先11に塗布される。使用する場合には、
キャップ14を外し、顔料の塗布されたペン先11を露
出させる(第2図参照)。ペン先11が栓部材15から
抜き出されると膜部材15bは、弾性で閉じて、空気を
遮断する。ペン先にて、眼の周囲に顔料を塗布した後、
再度、キャップ14を閉じると、ペン先11は、栓部材
15の切り割16を押し開いてキャップ14内部の化粧
原液内に没入する。
(考案の効果) 以上詳細に説明したように、本考案に係るアイライナー
によれば、化粧原液の充填されたキャップの内部に栓部
材を設けたので、化粧原液が空気に触れるのを防止し、
酸化による劣化を未然に阻止することができる。また、
切り割から侵入したペン先は、化粧原液に直接含浸され
るので、毛細管等を介して含浸する場合に比べて化粧原
液が分離する事もない。更に、化粧原液の充填されたキ
ャップ内に中綿を使用しないので、中綿に原液中の顔料
がひっかかることなく、均一に書くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図
は、本考案のキャップを外した状態を示す正面図、第3
図は、本考案の栓部材を示す拡大正面図、第4図は、本
考案の栓部材を示す拡大縦断面図、第5図は、従来のア
イライナーの一例を示す断面図である。 10…アイライナー、11…ペン先、 12…ペン先ホルダ、13…ホルダ、 14…キャップ、15…栓部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浸透性材料よりなるペン先と、該ペン先を
    保持するペン先ホルダと、該ペン先ホルダの後端に嵌合
    されるホルダと内部に化粧原液の充填されたキャップと
    該キャップ内の化粧原液が空気に触れるのを防止する栓
    部材とから構成され、該栓部材に形成された切り割は、
    無負荷状態では気密性を有するとともに、前記キャップ
    を閉じた際にペン先が栓部材の切り割から侵入し、化粧
    原液が直接含浸侵されることを特徴とするアイライナ
    ー。
JP1989034829U 1988-10-21 1989-03-29 アイライナー Expired - Lifetime JPH062599Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989034829U JPH062599Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 アイライナー
EP19890118888 EP0375856A3 (en) 1988-10-21 1989-10-11 Improvement in or relating to an eyeliner applicator
US07/548,427 US5097853A (en) 1988-10-21 1990-07-05 Eyeliner applicator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989034829U JPH062599Y2 (ja) 1989-03-29 1989-03-29 アイライナー

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Publication Number Publication Date
JPH02126512U JPH02126512U (ja) 1990-10-18
JPH062599Y2 true JPH062599Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31539646

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JP5264117B2 (ja) * 2007-07-31 2013-08-14 株式会社矢板製作所 ブラシ式塗布具
CN113520023B (zh) * 2021-07-14 2023-12-01 安徽半语品牌管理有限公司 一种眼线笔及其加工方法

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DE7540155U (de) * 1975-12-17 1976-05-06 Linz Friedrich Auftragsgeraet fuer insbesondere pigmentierte Fluessigkeiten

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