JPH0625922U - 光学式マウスのパッド - Google Patents

光学式マウスのパッド

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JPH0625922U
JPH0625922U JP033029U JP3302992U JPH0625922U JP H0625922 U JPH0625922 U JP H0625922U JP 033029 U JP033029 U JP 033029U JP 3302992 U JP3302992 U JP 3302992U JP H0625922 U JPH0625922 U JP H0625922U
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JP
Japan
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grid
optical mouse
plate
pad
mouse pad
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Pending
Application number
JP033029U
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English (en)
Inventor
清彦 熊沢
峰和 宮崎
Original Assignee
エスエムケイ株式会社
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Publication date
Application filed by エスエムケイ株式会社 filed Critical エスエムケイ株式会社
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Publication of JPH0625922U publication Critical patent/JPH0625922U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 格子状の縞模様の寸法精度を良くし、且つマ
ウスで擦っても摩耗せず、耐摩耗性及び耐光性に優れ、
長期に使用できる光学式マウスのパッドを提供するもの
である。 【構成】 板状基材の表面に形成される格子状の縞模様
をエッチングなどの手段による溝部で形成し、該溝部以
外の部分を高硬度加工面にし、その高硬度加工面をアル
マイト処理した層で形成した光学式マウスのパッドであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば光学式マウスを用いて作図を行うCAD等において、画面に 表示した座標に対応してマウスの位置及び移動量を検出するための検出板、即ち パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種のパッドとしては、例えば図4に示した構成のものが従来例とし て周知である。この従来例においては、アルミニウム板1の表面にスクリーン印 刷などの手段を用いて格子状の縞模様2を黒色印刷し、その縞模様2の保護及び 表面を平坦にするために樹脂によるハードコーティング層3を形成した構成にな っている。そして、光学式マウスをそのパッドの上に乗せ表面を擦るようにして 移動させることにより、アルミニウム素地面の反射、黒色印刷の格子状部の光の 吸収にて移動量及びその位置を光学的に検出するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来例においては、印刷手段によって格子状の縞模様を形成しているので 寸法精度において劣り、しかもハードコーティング層を形成していても長期使用 によってすり減ったり傷が付いたりし、特に印刷インキの耐光性の問題並びに経 時劣化も生じる等があって、縞模様も徐々に変化して長期に使用できないと言う 問題点を有している。 従って、従来例においては寸法精度並びに耐光性及び経時劣化等による長期使 用に解決しなければならない課題を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本考案は、板状基材の表面に格 子状の縞模様の溝部を整列させて形成し、該溝部を除く板状基材の表面に高硬度 加工面を施したことを特徴とする光学式マウスのパッドを提供するものであり、 前記高硬度加工面がアルマイト層で形成したものである。
【0005】
【作用】
板状基材の表面に形成される格子状の縞模様が溝部で形成されているので、ほ とんど摩耗することがなく、また、経時劣化しないばかりでなく耐光性に優れ長 期に使用できるのである。
【0006】
【実施例】
次に本考案を図示の実施例により更に詳しく説明すると、11はパッド全体を 示すものであり、該パッドはアルミニウム板等からなる板状基材12の表面に、 例えばアルマイト処理等して高硬度加工面13を形成し、表面の硬度を高めると 共に光沢度を高めたものが使用される。
【0007】 このように形成された板状基材12の表面に写真製版用の薬品を塗布した後に 、格子状の縞模様のパターンを焼き付け、現像して格子状の縞模様部分を除去し 、エッチング液に接触させて所定のエッチング工程を行うことにより、格子状の 縞模様に対応するエッチングされた溝部14が形成される。そして、その後に写 真製版用の薬品を板状基材12の表面から除去する。
【0008】 このようにして形成されたパッド11は、その表面に格子状の縞模様のエッチ ングされた非光沢状の溝部14が形成され、且つその溝で囲まれた部分が光沢面 15として残ることになる。尚、パッド11の裏面側には、必要に応じて滑り止 め用のクッション材16を、例えば両面接着テープ等の接着層17を介して複数 箇所に取り付けるようにすればよい。
【0009】 また、前記溝部14はエッチング手段によって形成したが、切削又は刻設手段 等によって形成することもできる。要するに、板状基材12の表面に格子状の縞 模様の溝が均等に形成できればよいのである。そして、必要があればその溝部1 4内に黒色系の塗料又はインキ等を塗布して光沢面とのコントラストを高めるよ うにしたり、溝部を塗料等で埋めて板状基材12の表面を面一にすることもでき る。
【0010】 このように構成した本考案のパッド11は、一般的に使用されている光学式マ ウスを乗せ、その座標位置及び移動量を検出するために用いられるものであり、 パッド11の表面を光学式マウスが移動するときに、溝部14においては光が乱 反射し、光沢面15においては光が全反射するようになり、光の反射率の相違に より格子状の座標上における位置及び移動量の検出できるのである。
【0011】 パッド11の使用時に、仮に塵埃等が溝部14に落ち込んだとしても、その塵 埃が却って光を吸収し、溝部14と光沢面15との反射率の相違が更に大きくな って、検出には好都合になる。要するに、溝部14が汚れても光沢面15が汚れ なければ光学式マウスでの検出は可能である。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る光学式マウスのパッドは、板状基材の表面に 格子状の縞模様の溝部を整列させて形成し、該溝部を除く板状基材表面に高硬度 加工面を施した構成とすることにより、格子状の溝部を寸法精度良く形成できる ばかりでなく、パッドの表面を光学式マウスを移動させることで繰り返し擦った にしても、パッド面が摩耗せず長期に使用できると言う優れた効果を奏する。
【0013】 また、印刷インキ等を使用していないので、耐光性に優れるばかりでなく経時 変化も生じなくなり、それによっても長期使用が可能になり、同時にパッド面が 汚れても、簡単に水洗いできるので保守管理も容易になると言う種々の優れた効 果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパッドの略示的平面図である。
【図2】本考案に係るパッドの一部を拡大して示した平
面図である。
【図3】本考案に係るパッドの一部を拡大して示した断
面図である。
【図4】従来例に係るパっどの一部を拡大して示した図
3と同様の断面図である。
【符号の説明】
11 パッド 12 板状基材 13 高硬度加工面 14 格子状の溝部 15 光沢面 16 クッション材 17 接着層

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状基材の表面に格子状の縞模様の溝部
    を整列させて形成し、該溝部を除く板状基材の表面に高
    硬度加工面を施したことを特徴とする光学式マウスのパ
    ッド。
  2. 【請求項2】 高硬度加工面がアルマイト層である請求
    項1に記載の光学式マウスのパッド。
JP033029U 1992-04-21 1992-04-21 光学式マウスのパッド Pending JPH0625922U (ja)

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JPH0625922U true JPH0625922U (ja) 1994-04-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007128223A (ja) * 2005-11-02 2007-05-24 Nippon Light Metal Co Ltd 光学式マウス用板材

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03214222A (ja) * 1990-01-18 1991-09-19 Mitsubishi Electric Corp ポインテイングデバイス

Patent Citations (1)

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