JPH06258572A - 測距センサ及び測距装置 - Google Patents

測距センサ及び測距装置

Info

Publication number
JPH06258572A
JPH06258572A JP5065928A JP6592893A JPH06258572A JP H06258572 A JPH06258572 A JP H06258572A JP 5065928 A JP5065928 A JP 5065928A JP 6592893 A JP6592893 A JP 6592893A JP H06258572 A JPH06258572 A JP H06258572A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
distance measuring
output
focusing
line sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5065928A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Matsuyama
眞一 松山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5065928A priority Critical patent/JPH06258572A/ja
Publication of JPH06258572A publication Critical patent/JPH06258572A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な回路構成で、多くの測距視野に対応し
た測距情報を出力可能とする。 【構成】 複数の測距視野を形成する複数の測距光学系
と、該複数の測距光学系の投影像を受光する複数の受光
手段8〜13と、該複数の受光手段それぞれにおける信
号蓄積レベルを発生する蓄積レベル発生手段23〜25
と、該蓄積レベル発生手段にて発生する信号蓄積レベル
を時系列に出力する信号出力手段29〜32とを備え、
また、信号出力手段からの信号蓄積レベルと受光手段か
らの像信号を時分割で出力する時分割出力手段34〜3
6,39,42と、該時分割出力手段からの信号を外部
へ送出する単一の出力端子44とを備え、各測距視野毎
の信号蓄積レベルを時系列に出力すると共に、この信号
蓄積レベルと受光手段からの像信号を時分割に、同一の
信号ラインを介して出力するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の測距視野を形成
する測距光学系と、該測距光学系の投影像を受光するラ
インセンサ等の受光手段とを備えた、カメラ等に用いら
れる測距センサ及び測距装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】多点測距装置において、各視野は各々被
写界の異なった部分を観察しており、それぞれの視野の
被写界輝度やコントラストは当然のことながら必ずしも
同一ではなく、実際の撮影に際しては多くの場合、各々
異なった輝度,コントラストになっている。従って、蓄
積型の測距センサの場合、通常各視野毎に独立に蓄積時
間を制御し、各々の視野の像信号が最適、或は、それに
近いコントラストで得られる様にすべく、各視野毎に各
々の視野の信号蓄積レベル(以下、AGC信号と記す)
を持ち、これらと基準レベルを比較し、AGC信号が基
準レベルを上回った時点で蓄積を終了させる比較判断回
路を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、より広
い視野で、つまりより多点で測距を行い、より確実に主
被写体に合焦させ様と構成すると、測距センサの蓄積制
御の為の比較判断回路を多数必要とし、また測距センサ
自体も各視野毎にAGC信号を出力すべく、より多くの
端子を必要とする様になり、装置が大型化すると共に高
価なものとなっていた。
【0004】(発明の目的)本発明の目的は、簡素な回
路構成で、多くの測距視野に対応した測距情報を出力す
ることのできる測距センサ及び測距装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の測距視
野を形成する測距光学系と、該測距光学系の投影像を受
光する受光手段と、該受光手段における信号蓄積レベル
を発生する複数の蓄積レベル発生手段と、該複数の蓄積
レベル発生手段にて発生する信号蓄積レベルを時系列に
出力する信号出力手段とを備え、また、信号出力手段か
らの信号蓄積レベルと受光手段からの像信号を時分割で
出力する時分割出力手段と、該時分割出力手段からの信
号を外部へ送出する単一の信号ラインとを備え、各測距
視野毎の信号蓄積レベルを時系列に出力すると共に、こ
の信号蓄積レベルと受光手段からの像信号を時分割に、
同一の信号ラインを介して出力するようにしている。
【0006】また、本発明は、複数の測距視野を形成す
る測距光学系、及び、該測距光学系の投影像を受光する
受光手段を有する測距センサと、前記受光手段の蓄積制
御を時分割に行う蓄積制御手段とを設け、複数の受光手
段それぞれの蓄積制御を時分割に行うことで、蓄積制御
手段を共用するするようにしている。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例に係る測距装置の
概略構成を示す図である。
【0009】図1において、1は測距センサ、2は測距
の制御演算を行う制御回路、3はフォ−カスレンズ4を
駆動するモータ、5はフィールドレンズ、6は二次結像
レンズであり、被写体7は、フォーカスレンズ4,フィ
ールドレンズ5,二次結像レンズ6を介して測距センサ
1上に結像される。
【0010】図2は測距センサ上に投影される被写体像
とセンサ視野を示す図であり、本実施例の装置において
は3つの測距視野を有する場合を想定している。
【0011】図3は上記測距センサ1及び制御回路2の
詳細を示す回路図であり、図1と同じ部分は同一符号を
付してある。
【0012】測距センサ1内において、8,9,10,
11,12,13は測距センサ1上に配された光電変換
素子列(以下、ラインセンサと記す)で、測距センサ1
上に結像された像を電気信号に変換し、像信号として取
り込む。14,15,16は、それぞれ対を成す左ライ
ンセンサ8,9、中央ラインセンサ10,11、右ライ
ンセンサ12,13に蓄積された信号電荷を転送用CC
D17へ転送する為の転送ゲートで、このゲートを開く
ことにより蓄積された信号電荷は転送用CCD17へと
転送され、このゲートを閉じることでそれは終了され、
信号電荷の蓄積も終了する。18,19,20は前記転
送ゲート14,15,16のゲートを開いたり閉じたり
する為の制御信号を出力する端子である。21は全ライ
ンセンサ8,9,10,11,12,13内の蓄積電荷
を全て排出する為のリセット回路であって、端子22か
らのリセット信号/RSによって全ラインセンサのリセ
ットを行う。
【0013】23,24,25は各々ラインセンサ8,
9、ラインセンサ10,11、ラインセンサ12,13
の蓄積制御の為のAGCセンサであり、各ラインセンサ
の受光量を検知できる位置に配され、各ラインセンサを
構成する各受光センサの受光量の平均値にほぼ比例した
AGC受光信号を出力する。26,27,28は前記A
GCセンサ23,24,25の受光信号を積分する積分
回路であり、AGCセンサの受光信号を積分することで
ラインセンサを構成する受光センサの蓄積電荷量の総和
(平均値)にほぼ比例した出力をAGC信号として得
る。
【0014】29,30,31は、それぞれAGCセン
サ23,24,25から積分回路26,27,28を介
して与えられる、ラインセンサ8,9、ラインセンサ1
0,11、ラインセンサ12,13の蓄積制御の為のA
GC信号を伝達/遮断するスイッチ手段であり、後述の
シフトレジスタ32よりの制御信号により選択的にいず
れかのAGC信号を後述のバッファアンプ33へ与え
る。
【0015】32は、後述の端子38よりの信号をリセ
ット信号(reset)、アンドゲート34の出力をク
ロックパルス信号(clk)とし、リセット後クロック
パルス信号clkを入力する毎に前記スイッチ手段2
9,30,31への制御信号L,C,Rを、図4に示す
様に、順次切換えるシフトレジスタである。33は、ス
イッチ手段29,30,31を介して、左,中央,右の
ラインセンサのいずれかの蓄積制御の為のAGC信号を
入力とし、出力をスイッチ手段39を介してバッファア
ンプ40に与えるバッファアンプである。
【0016】37はクロックパルス信号clkが入力す
る端子であって、アンドゲート34,35を介してシフ
トレジスタ32,転送用CCDドライバ41にシフト
用、或は、転送用クロックパルスを与える。38は出力
切換信号SELが入力する端子であって、この端子38
より入力された出力切換信号は、シフトレジスタ32の
リセット信号,スイッチ手段42の選択信号,端子37
よりのクロックパルス信号clkを転送用CCDドライ
バ41へ与えるアンドゲート35への選択信号として与
えられ、インバータ36にて反転された信号が、スイッ
チ手段39の選択信号,端子37よりのクロックパルス
をシフトレジスタ32へ与えるアンドゲート34への選
択信号として与えられる。
【0017】34,35は端子37よりのクロックパル
ス信号clkをシフトレジスタ32,転送用CCDドラ
イバ41に与えるか否かを制御する前出のアンドゲート
であり、端子38よりの出力切換信号SELの反転信号
と非反転信号によって制御される。36は端子38より
の出力切換信号SELを入力とし、その反転信号をアン
ドゲート34とスイッチ手段39へ与える前出のインバ
ータである。39は前出のスイッチ手段であり、左,中
央,右のいずれかのAGC信号であるバッファアンプ3
3の出力をバッファアンプ40に与えるか否かを、前記
インバータ36の出力である出力切換信号SELの反転
信号によって制御する。
【0018】43は、転送用CCD17の最終段に配さ
れ、転送されてくる信号電荷量を順次電圧信号に変換し
出力するアンプである。42は、アンプ43の出力をバ
ッファアンプ40に与えるか否かを、端子38よりの出
力切換信号SELによって制御する前出のスイッチ手段
である。40は、スイッチ手段39,42のいずれかを
介して与えられるACG信号、或は、ラインセンサから
の読み出し信号を入力とし、出力するバッファアンプで
あり、制御回路2のA/Dコンバータ45へ出力端子4
4を介して出力する。
【0019】制御回路2内において、45は上記出力端
子44より入力される測距センサ1からのアナログ信号
OUTをディジタル信号に変換するA/Dコンバータで
ある。46は、前記A/Dコンバータ45によりディジ
タル化された測距センサ1の出力に基づき、端子18,
19,20,22,37,38に制御信号を与えて測距
センサ1を制御したり、後述のモータドライバ47を介
してフォーカスレンズ4を駆動するモータ3を制御して
オートフォーカスを行うマイクロコンピュータである。
47はフォーカスレンズ4を駆動するモータ3を駆動す
るモータドライバである。
【0020】次に、上記図3のマイクロコンピュータ4
6の動作について、図5〜図9のフローチャートを用い
て説明する。
【0021】先ず、図5により一連のオートフォーカス
動作について説明する。 [ステップ101] 左,中央,右それぞれのラインセ
ンサの像データの取り込み終了を示すフラグL_en
d,D_end,R_endを初期化、つまり取り込み
未完を示す“0”に設定する。 [ステップ102] 測距センサ1の端子38への出力
切換信号SELを“1”に、端子37へのクロックパル
ス信号clkを“0”に、端子22へのリセット信号/
RSを“1”に、端子18,19,20へのゲート制御
信号SHを“1”に、それぞれ初期化する。
【0022】これにより、出力切換信号SELが“1”
であることから、シフトレジスタ32はリセットされ、
アンドゲート34は出力を“0”に、アンドゲート35
はクロックパルス信号clkを出力し、又スイッチ手段
39はオフ状態に、スイッチ手段42はオン状態とな
る。 [ステップ103] 蓄積終了すべき状態を示すフラグ
Int_endを“0”に初期化する。 [ステップ104] 端子22へのリセット信号/RS
を“0”とし、リセット回路21により全ラインセンサ
をリセット状態にする。 [ステップ105] 信号/RSを“1”に戻し、リセ
ットを解除する。これにより各ラインセンサにて各々光
電変換による信号電荷の蓄積が開始される。 [ステップ106] AGC信号の読み込み・確認を行
う。この詳細については図6を用いて後述する。 [ステップ107] 上記ステップ106において蓄積
終了フラグInt_endが“1”にセットされていれ
ばステップ108へ、未だセットされていなければ再び
ステップ6へ戻り、同様の動作を繰り返す。 [ステップ108] 像データの読み込みを行う。この
詳細については図7を用いて後述する。 [ステップ109] 全ラインセンサの像の取り込みが
終了しているか否かを判別し、終了していればステップ
110へ、終了していないラインセンサがあれば再びス
テップ102へ戻り、同様の動作を繰り返す。 [ステップ110] 取り込まれたラインセンサの像デ
ータをもとに、各視野毎にデフォーカス量を演算し、全
視野の演算結果に基づいて合焦すべき位置に対するデフ
ォーカス量を得る。 [ステップ111] 上記ステップ110で得たデフォ
ーカス量が合焦と判断するに十分小さい値となっている
か否かを判別し、合焦と見なせればステップ112へ進
み、未だ見なせなければステップ113へ進む。 [ステップ112] 距離環がモータ3により駆動され
ていれば、モータドライバ47によりモータ3を停止、
つまり距離環を停止させてオートフォーカス動作を終了
する。 [ステップ113] 上記ステップ110で得たデフォ
ーカス量に応じて距離環を駆動すべくモータドライバ4
7をしてモータ3を制御し、再びステップ101よりの
動作を繰り返す。
【0023】次に、上記図5のステップ106における
動作について、図6のフローチャートを用いて詳述す
る。 [ステップ201] 端子38への出力切換信号SEL
を“0”とする。
【0024】これにより、シフトレジスタ32はリセッ
ト解除され、アンドゲート34の出力は端子37よりの
クロックパルス信号clkとなり、シフトレジスタ32
のクロック信号として用いられる。又、スイッチ手段3
9はオン状態に、スイッチ手段42はオフ状態となる。
従って、シフトレジスタ32の出力により選択されたラ
インセンサのAGC信号はバッファアンプ33,スイッ
チ手段39,バッファアンプ40を介して出力端子44
よりアナログ信号OUTとして制御回路2内のA/Dコ
ンバータ45へ与えられる。 [ステップ202] 左ラインセンサの取込み終了フラ
グL_endが“1”すなわち“終了”しているか否か
を調べ、“終了”していればステップ206へ進み、
“0”すなわち“未完”であればステップ203へ進
む。 [ステップ203] シフトレジスタ32の出力とし
て、図4に示した様に、リセット後、左ラインセンサの
AGC信号が選択され、上記ステップ201にてその出
力がバッファアンプ33,スイッチ手段39,バッファ
アンプ40及び出力端子44を介して制御回路2内のA
/Dコンバータ45へ与えられている。ここでは、マイ
クロコンピュータ46はこれをA/D変換してディジタ
ル信号として得、内部のメモリAGC_Lへ記憶する。 [ステップ204] メモリAGC_Lに記憶した左ラ
インセンサのAGC信号値が所定のVagcより大きい
か否かを判別し、大きければステップ205へ進み、小
さければステップ205を実行せず、ステップ206へ
と進む。 [ステップ205] 左ラインセンサのAGC信号値が
所定のVagcより大きいので、ここでは蓄積終了フラ
グInt_endを“1”にセットする。 [ステップ206] 端子37へのクロックパルス信号
を“1”とする。
【0025】これにより、シフトレジスタ32は出力が
1つシフトし、左ラインセンサ選択状態から中央ライン
センサ選択状態になり、出力端子44の出力であるアナ
ログ信号OUTは中央ラインセンサのAGC信号出力と
なる。 [ステップ207] 端子37へのクロックパルス信号
を“0”に戻す。 [ステップ208] 中央ラインセンサの取込み終了フ
ラグC_endが“1”、すなわち“終了”を示してい
ればステップ212へ進み、“0”すなわち“未完”を
示していればステップ209へ進む。 [ステップ209] 端子44を介して入力されている
中央ラインセンサのAGC信号をA/Dコンバータ45
にてA/D変換してディジタル信号として得、内部のメ
モリAGC_Cへ記憶する。 [ステップ210] メモリAGC_Cに記憶した中央
ラインセンサのAGC信号値が所定のVagcより大き
いか否かを判別し、大きければステップ211へ進み、
小さければステップ211を実行せず、ステップ212
へと進む。 [ステップ211] 中央ラインセンサのAGC信号値
が所定のVagcより大きいので、蓄積終了フラグIn
t_endを“1”にセットする。 [ステップ212] 端子37へのクロックパルス信号
を“1”とする。
【0026】これにより、シフトレジスタ32は出力が
1つシフトし、中央ラインセンサ選択状態から右ライン
センサ選択状態になり、出力端子44からの出力である
アナログ信号OUTは右ラインセンサのAGC信号出力
となる。 [ステップ213] 端子37へのクロックパルス信号
を“0”に戻す。 [ステップ214] 右ラインセンサの取込み終了フラ
グR_endが“1”、すなわち“終了”を示している
か否かを判別し、“終了”していればステップ218へ
進み、“0”すなわち“未完”を示していればステップ
215へ進む。 [ステップ215] 出力端子44より入力されている
右ラインセンサのAGC信号をA/Dコンバータ45に
てA/D変換してディジタル信号として得、内部のメモ
リAGC_Rへ記憶する。 [ステップ216] メモリAGC_Rに記憶した右ラ
インセンサのAGC信号値が所定のVagcより大きい
か否かを判別し、大きければステップ217へ進み、小
さければステップ217を実行せず、ステップ218へ
進む。 [ステップ217] 右ラインセンサのAGC信号値が
所定のVagcより大きいので、蓄積終了フラグInt
_endを“1”にセットする。 [ステップ218] 端子38への出力切換信号SEL
を“1”にする。
【0027】これにより、再びシフトレジスタ32はリ
セットされ、アンドゲート35はその出力を端子37よ
りのクロックパルス信号clkとし、又、スイッチ手段
39はオフ状態に、スイッチ手段42はオン状態とな
り、出力端子44からはアンプ43よりのCCD読出し
信号が出力される。
【0028】以上の動作を終了すると、図5のステップ
7へリターンする。
【0029】次に、上記図5のステップ8における動作
について、図7のフローチャートを用いて説明する。 [ステップ301] 端子18,19,21へのゲート
制御信号SHを“0”とする。
【0030】これにより、転送ゲートは開き、各々のラ
インセンサの各画素に蓄積された信号電荷は転送ゲート
14,15,16へ出力される。 [ステップ302] 端子18,19,21へのゲート
制御信号SHを“1”とする。
【0031】これにより、転送ゲートは再び閉じ、各信
号電荷は転送用CCD17に入り、信号電荷の蓄積を終
了する。 [ステップ303] 左ラインセンサの電荷がセンサか
ら与えられた転送用CCD17とアンプ43の間のCC
D分の段数、CCD上を電荷を空転送する。この“空転
送”については、図7を用いて後述する。 [ステップ304] 左ラインセンサのAGC信号が所
定のVminとVmaxの間の値であるか否かを判別
し、この間にあればステップ305へ進み、後述する様
に読み出す。また、この間になければステップ306へ
進み、後述する様に読み飛ばし空転送する。 [ステップ305] 転送用CCD17から出力される
像データを順次A/D変換して読み込む。この“読み出
し”動作については後で図9にて説明する。 [ステップ306] 左ラインセンサの信号電荷が転送
されている段数分、そのままCCD17の転送動作を行
う(空転送)。 [ステップ307] 左ラインセンサ,中央ラインセン
サ間の転送CCD17の段数分、空転送を行う。 [ステップ308] 中央ラインセンサのAGC信号が
所定のVminとVmaxの間の値であるか否かを判別
し、この間にあればステップ309へ進み、後述する様
に読み出す。また、この間になければステップ310へ
進み、後述する様に読み飛ばし空転送する。 [ステップ309] CCD17から出力される像デー
タを順次A/D変換して読み込む。 [ステップ310] 中央ラインセンサの信号電荷が転
送されている段数分、そのままCCDの転送動作を行う
(空転送)。 [ステップ311] 中央ラインセンサ,右ラインセン
サ間の転送CCDの段数分、空転送を行う。 [ステップ312] 左ラインセンサのAGC信号が所
定のVminのVmaxの間の値であればステップ31
3にて読み出し、それをはずれていればステップ314
にて読み飛ばし、空転送する。 [ステップ313] CCDから出力される像データを
順次A/D変換して読み込む。 [ステップ314] 右ラインセンサの信号電荷が転送
されている段数分、そのままCCD17の転送動作を行
う(空転送)。
【0032】以上の動作を終了すると、図5のステップ
9へリターンする。
【0033】次に、上記図7のステップ303,ステッ
プ306,ステップ307,ステップ310,ステップ
311,ステップ314において行われる“空転送”動
作について、図8を用いて説明する。 [ステップ401] 空転送の段数をそれぞれの場合に
応じて設定する。 [ステップ402] 転送段数カウントを“0”とす
る。 [ステップ403] 測距センサ1の端子37へのクロ
ックパルス信号clkを“1”にする。 [ステップ404] ここでは端子37へのクロックパ
ルス信号CILを“0”にする。
【0034】上記ステップ403とステップ404の一
連の動作により、クロックパルス信号をアンドゲート3
5を介して与えられた転送用CCDドライバ41は、転
送用CCD17上の信号電荷を1段転送させる。 [ステップ405] 転送段数カウントをインクリメン
トする。 [ステップ406] 上記ステップ401にて設定され
て転送すべき段数と転送した段数のカウント値である転
送段数カウントを比較し、等しければ、すなわち設定段
数転送終了すれば、この“空転送”を終了し、等しくな
ければ再びステップ403より同様の動作を繰り返す。
【0035】以上の様にして、空転送時は単純かつ高速
にただ転送のみ行う。
【0036】次に、上記図7のステップ305,ステッ
プ309,ステップ313において行われる“読み出
し”動作について、図9を用いて説明する。 [ステップ501] 読み出すべきラインセンサの画素
数及び読み出すべきラインセンサを設定し、読み出し回
数と読み込んだデータの格納すべきメモリを指定する。 [ステップ502] 画素ナンバー(NO.)の初期値
を“0”に設定する。 [ステップ503] 測距センサ1の端子37へのクロ
ックパルス信号clkを“1”とし、アンドゲート35
を介して転送用CCDドライバ41へ転送クロックを与
える。 [ステップ504] 出力端子44へ入力されたアナロ
グ信号をA/Dコンバータ45にてA/D変換し、その
ラインセンサ(視野)のその時の画素ナンバーに対応し
たメモリに格納する。 [ステップ505] 端子37へのクロックパルス信号
clkを“0”とし、アンドゲート35を介して転送用
CCDドライバ41へ転送クロックの残り半周期を与え
る。 [ステップ506] 画素ナンバーをインクリメントす
る。 [ステップ507] 読み出すべき画素数に画素ナンバ
ーが達しているか否かを判別し、達していれば“読み出
し”を終了し、達していなければ再びステップ503よ
り同様の動作を繰り返す。 「ステップ508」 そのラインセンサの読出し終了フ
ラグX_end(X=L,C、又は、R) を“1”とす
る。
【0037】以上図5〜9の様に動作するが、その動作
をあらためてタイミングチャートで示したのが図10及
び図11である。
【0038】図10及び図11のタイミングチャートで
は、一例として、中央ラインセンサ(C)に結像する中
央視野に最も明るい被写体があり、それよりやや暗い被
写体が右ラインセンサ(R)上に結像する右視野に、そ
して暗い被写体が左ラインセンサ(L)上に結像する左
視野にあった場合を想定している。
【0039】図10において、先ず初めに蓄積を開始
し、その後、繰り返し各ラインセンサのAGC信号を読
み出し、確認している(図5のステップ104,105
に相当)。そして、AGC信号の内、中央ラインセンサ
のそれが所定のVagcに達したことにより蓄積を終了
する(図7のステップ301,302に相当)。
【0040】次いで、空転送(ステップ303に相
当)、蓄積終了時に左ラインセンサのAGC信号は所定
のVminに達していないので(ステップ304に相
当)、空転送(ステップ306に相当)、空転送(ステ
ップ307に相当)を行う。その後、中央ラインセンサ
のAGC信号はVagcとなっているので(ステップ3
08に相当),読み出し(ステップ309に相当),空
転送(ステップ311に相当)を行う。そして、蓄積終
了時に右ラインセンサのAGC信号は所定のVminに
達し、Vmaxは越えていないので(ステップ312に
相当),読み出し(ステップ413に相当)を行う。
【0041】次に、図5のステップ109にて左ライン
センサの読み出しを終了していないので、ステップ10
2より繰り返し、再び蓄積を行う(図11参照)。今回
は左ラインセンサのAGC信号が所定のVagcに達す
るまで蓄積を行い、左ラインセンサの読み出しを行う。
【0042】本実施例によれば、信号蓄積レベル(AG
C信号)を時系列に出力し、その出力にて時分割に各視
野の蓄積レベルを確認し、蓄積制御を行うようにしてい
る為、非常に簡潔で小さな回路で多くの視野に対応した
センサの蓄積制御することが可能となった。
【0043】また、AGC信号と像データを同一の信号
線を時系列で使用する構成としているため、蓄積制御の
為の専用回路を、センサ外部にほとんど配置する必要が
なくなる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の測距視野を形成する測距光学系と、該測距光学系
の投影像を受光する受光手段と、該受光手段における信
号蓄積レベルを発生する複数の蓄積レベル発生手段と、
該複数の蓄積レベル発生手段にて発生する信号蓄積レベ
ルを時系列に出力する信号出力手段とを備え、また、信
号出力手段からの信号蓄積レベルと受光手段からの像信
号を時分割で出力する時分割出力手段と、該時分割出力
手段からの信号を外部へ送出する単一の信号ラインとを
備え、各測距視野毎の信号蓄積レベルを時系列に出力す
ると共に、この信号蓄積レベルと受光手段からの像信号
を時分割に、同一の信号ラインを介して出力するように
している。
【0045】また、本発明は、複数の測距視野を形成す
る測距光学系、及び、該測距光学系の投影像を受光する
受光手段を有する測距センサと、前記受光手段の蓄積制
御を時分割に行う蓄積制御手段とを設け、受光手段の蓄
積制御を時分割に行うことで、蓄積制御手段を共用する
するようにしている。
【0046】よって、簡素な回路構成で、多くの測距視
野に対応した測距情報を出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る測距装置の概略構成を
示す図である。
【図2】図1の測距センサ上に投影される被写体像とセ
ンサ視野を示す図である。
【図3】図1の測距センサ及び制御回路の構成を示す回
路図である。
【図4】図3のシフトレジスタの動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】図3のマイクロコンピュータの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5のステップ106での動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】図5のステップ108での動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】図7における“空転送”動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】図7における“読み出し”動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】図1の測距センサ及び制御回路の動作例を示
すタイミングチャートである。
【図11】図10の続きを示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1 測距センサ 2 制御回路 8,9 左視野用ラインセンサ 10,11 中央視野用ラインセンサ 12,13 右視野用ラインセンサ 17 転送用CCD 23,24,25 AGCセンサ 29〜31 スイッチ手段 32 シフトレジスタ 32 シフトレジスタ 34,35 アンドゲート 36 インバータ 39 スイッチ手段 41 転送用CCDドライバ 42 スイッチ手段 46 マイクロコンピュータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の測距視野を形成する測距光学系
    と、該測距光学系の投影像を受光する受光手段と、該受
    光手段における信号蓄積レベルを発生する複数の蓄積レ
    ベル発生手段と、該複数の蓄積レベル発生手段にて発生
    する信号蓄積レベルを時系列に出力する信号出力手段と
    を備えた測距センサ。
  2. 【請求項2】 信号出力手段からの信号蓄積レベルと受
    光手段からの像信号を時分割で出力する時分割出力手段
    と、該時分割出力手段からの信号を外部へ送出する単一
    の信号ラインとを具備した請求項1記載の測距センサ。
  3. 【請求項3】 複数の測距視野を形成する測距光学系、
    及び、該測距光学系の投影像を受光する受光手段を有す
    る測距センサと、前記受光手段の蓄積制御を時分割に行
    う蓄積制御手段とを設けた測距装置。
JP5065928A 1993-03-03 1993-03-03 測距センサ及び測距装置 Pending JPH06258572A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5065928A JPH06258572A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 測距センサ及び測距装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5065928A JPH06258572A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 測距センサ及び測距装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06258572A true JPH06258572A (ja) 1994-09-16

Family

ID=13301120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5065928A Pending JPH06258572A (ja) 1993-03-03 1993-03-03 測距センサ及び測距装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06258572A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196227A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Olympus Optical Co Ltd 測距センサ及び測距装置
JP2006171393A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Nikon Corp 焦点検出装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002196227A (ja) * 2000-12-26 2002-07-12 Olympus Optical Co Ltd 測距センサ及び測距装置
JP2006171393A (ja) * 2004-12-16 2006-06-29 Nikon Corp 焦点検出装置
JP4649974B2 (ja) * 2004-12-16 2011-03-16 株式会社ニコン 焦点検出装置、カメラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4881127A (en) Still video camera with electronic shutter and flash
US6628328B1 (en) Image pickup apparatus having a CPU driving function operable in two modes
KR100247936B1 (ko) 동화상 카메라 시스템에서 리드아웃 방법 및 그 장치
EP2938062B1 (en) Image capturing apparatus and method for controlling image capturing apparatus
CN102984457B (zh) 摄像装置
US4472744A (en) Photoelectric converter apparatus
US6903764B2 (en) Image capturing apparatus, method for capturing image and camera
US5075777A (en) Automatic focusing camera with automatic focusing function for automatically matching focus in response to video signal
CN101668122B (zh) 摄像装置
US8102438B2 (en) Imaging device
US8212907B2 (en) Imaging-device driving unit and imaging apparatus for driving an image pickup device in accordance with remaining battery power
JPH02113215A (ja) 焦点検出装置
US6876391B1 (en) Imaging device and control method thereof
JPH06258572A (ja) 測距センサ及び測距装置
US8111313B2 (en) Image sensor driving unit and imaging apparatus
USRE40628E1 (en) Apparatus for reducing exposing time of an image processing system
US5572280A (en) Photoelectric conversion apparatus and camera using the same in focus detection thereof
JP3881395B2 (ja) 焦点検出用センサ制御装置
JPH05336450A (ja) 光電変換装置
US5473155A (en) Photometric sensor
JP2010098474A (ja) 撮像素子駆動ユニットおよびカメラ
JP4401566B2 (ja) 固体撮像装置およびシステム
JP3444907B2 (ja) 光電変換装置
JP3376034B2 (ja) 撮像装置
JPH0884298A (ja) 固体撮像素子の駆動方法