JPH0625807B2 - 光フアイバの終端構造 - Google Patents

光フアイバの終端構造

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JPH0625807B2
JPH0625807B2 JP61198461A JP19846186A JPH0625807B2 JP H0625807 B2 JPH0625807 B2 JP H0625807B2 JP 61198461 A JP61198461 A JP 61198461A JP 19846186 A JP19846186 A JP 19846186A JP H0625807 B2 JPH0625807 B2 JP H0625807B2
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輝美 近間
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 液溜に連通するフェルール挿入口を備えたアダプタとア
ダプタに固着したキャツプとで、マッチング液を収容す
る液溜を設け、さらに液溜内にフェルール挿入口を閉鎖
する弁本体を装着してなる無反射デバイスを用い、無反
射デバイスを光コネクタを介して光フアイバの端末に装
着することにより、フェルール挿入口が開放されて、マ
ッチング液が光フアイバの端面に付着して、フアイバ端
面での反射戻り光を無くすることにより、無反射終端を
構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光フアイバ中を伝播した光が、終端で反射戻
り光とならない光フアイバの終端構造に関する。
光フアイバを伝送路とした光装置には、終端が開放状態
の光フアイバを有するものがある。
このような光フアイバ中を伝播する光は、そのフアイバ
端面において空気と境界面をもつことになり、コアの屈
折率と空気の屈折率とが異なることに起因して、フアイ
バ端面で反射して、光フアイバを逆行する。
この逆行する反射光が、例えば半導体レーザー等の光源
に戻ると雑音の原因となる。また、伝送路中に挿入され
た光部部、例えば光カプラを介して他の伝送路へ、不要
な光が伝わることになり、光装置の特性を低下させる。
よって、終端で反射戻り光がない、所謂無反射終端の光
フアイバ終端構造が要求されている。
〔従来の技術〕
第4図は従来例の構成図であって、開放された終端を有
する光フアイバ1は、終端部に光コネクタ25を装着して
ある。したがって、この光フアイバ1は必要に応じて、
光機器にコネクタ接続することが容易である。
容器4は例えばビーカーであって、容器4内に光フアイ
バ1のコアの屈折率(例えば1.46の屈折率)に等しい
か、またはコアの屈折率に近似の屈折率を有するマッチ
ング液3(例えばシリコン油等よりなるマッチングオイ
ル)を入れてある。
この容器4に、光コネクタ25を投入し、光コネクタ25を
容器4内に沈めることにより、光フアイバ1のフアイバ
端面を、マッチング液3に浸している。
上述のように光フアイバ1の終端を処理してあるので、
光フアイバ1を伝播してきた光は、フアイバ端面で反射
することなく、マッチング液3内に発散する。したがっ
て、光フアイバ1の終端は無反射終端となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来の光フアイバの終端を、マッチン
グ液3内漬けた終端処理手段は、端末に大きい構造物で
ある容器4を備えており、終端構造が大きくなるという
問題点がある。
また、光フアイバ1に人や物が不用意に引掛かると、光
フアイバ1の端末が容器4から抜け出し、マッチング液
3がフアイバ端面部分に存在しなくなって、無反射終端
の機能が喪失するという問題点があり、さらにまた、光
コネクタ25がマッチング液3により汚損されるという問
題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記従来の問題点を解決するため本発明は、第1図の如
くに、光フアイバの終端に装着する無反射デバイス10
を、軸心にフェルール挿入口16を有し、一方の面に、光
コネクタ25が連結するアダプタ15と、マッチング液3を
収容する液溜18を構成すべく、アダプタ15の他方の面に
固着されたキャツプ11と、例えば円錐面に形成された弁
先端面13がばね部材14の弾力により、フェルール挿入口
16の開口部を閉鎖する如くに、液溜18内に装着された弁
本体12とを備えた構成とする。
そして、光フアイバの端末に装着した光コネクタ25に、
この無反射デバイス10を装着すると、フェルール挿入口
16に挿入されたフェルール2の先端面が、弁先端面13に
当接し、ばね部材14の弾力に抗して弁本体12をキャツプ
11側に押す。このことによりフェルール挿入口16の開口
部が開放さるようにしたものである。
またさらに、弁本体12を光フアイバ1のコアの屈折率と
同じ屈折率を有するガラス体により構成し、且つ弁先端
面13を凸面に形成することにより、無反射性能の向上を
図ったものである。
〔作用〕
このような無反射デバイス10は、光コネクタ25を装着す
る前は、弁本体12がばね部材14の弾力によりフェルール
挿入口16側に押されて、弁先端面13がフェルール挿入口
16の開口部を塞いでいる。
よって、液溜18に収容したマッチング液3がフェルール
挿入口16を経て、無反射デバイス10の外に漏洩する恐れ
がない。
光コネクタ25は、光フアイバ1の端末の被覆を剥離して
光フアイバ素線1Aを裸出させ、この光フアイバ素線1Aを
フェルール2の軸心孔に挿着して構成したものであっ
て、光結合する相手のフェルールの端面と、フェルール
2の端面を当接させることにより、一対の光フアイバを
光結合するものである。
いま、上述の無反射デバイス10のフェルール挿入口16
に、フェルール2を挿入し、アダプタ15と光コネクタ25
とを連結すると、フェルール2の端面が、弁先端面13に
あたる。そしてさらにフェルール2を押し込むと、弁本
体12はばね部材14の弾力に抗して、キャツプ11側に押し
戻される。
よって、弁先端面13がフェルール2の開口部から離れ、
マッチング液3がフェルール2の端面、即ち光フアイバ
1の端面に付着する。
したがって、マッチング液3の屈折率は、光フアイバ1
のコアの屈折率に等しいので、光フアイバ1を伝播して
きた光は、光フアイバ1の端面で反射することなく、液
溜18内に発散され、光フアイバ1の終端は無反射終端と
なる。
〔実施例〕
以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第1図は本発明の一実施例の断面図で、(a)は光フアイ
バに装着前の断面図、(b)は光フアイバに装着後の断面
図、第2図は本発明の他の実施例の要部断面図、第3図
は本発明の一実施例の構成図である。
第3図において、光フアイバ21と光フアイバ22とは、そ
れぞれの中間の所望の個所の被覆が剥離され、外接した
状態で融着されて、光カプラ30を構成してある。また、
光フアイバ21の両端末,及び光フアイバ22の両端末を、
それぞれフェルール2の軸心孔に挿着してある。
そしてさらに、このフェルール2の端面を、光機器側に
設けた光コネクタのフェルールの端面に当接させ光機器
に光結合させるため、フェルール2が構成部品の一部品
となるような、光コネクタ25を装着してある。
光フアイバ22の選択した一方の端末の光コネクタ25を、
出射面となる光機器27A に挿着し、他方の端末の光コネ
クタ25を受光側となる光機器27B に挿着する。
また、光機器27A の出射光を分岐して、他の光機器27C
に投入するため、光フアイバ21の光機器27B 側の端末の
光コネクタ25を、光機器27C に挿着してある。
したがって、光フアイバ21の光機器27C とは反対側の端
末は、開放された終端である。
この終端を無反射終端とするため、無反射デバイス10を
装着するものとする。
第1図のように無反射デバイス10は、アダプタ15と、マ
ッチング液3を収容する液溜18を構成するように、アダ
プタ15の所望の端面側に密接して固着されるキャツプ11
と、液溜18内に装着される弁本体12,ばね部材14とより
構成されている。
アダプタ15は例えばステンレス鋼等の金属よりなり、軸
心にフェルール2が密接に挿抜可能なフェルール挿入口
16を備えた円板状で、一方の端面の軸部にボスを設け、
このボスの外周面に、光コネクタ25のふくろナット26が
螺着するねじ部17を螺刻してある。
キャツプ11は例えばステンレス鋼等の金属よりなる帽子
形で、中央に一方の面が開口した液溜18となる凹部を有
し、開口面をアダプタ15のねじ部17とは反対側の端面に
密接させ、小ねじによりアダプタ15に固着させてある。
また、キャツプ11の所望の個所に、マッチング液3を液
溜18に投入する補給口19を設けてある。
補給口19は、マッチング液3を液溜18に投入後、ねじに
より塞ぐものとする。
弁本体12は例えば金属よりなり、外径がフェルール2の
孔径よりも大きい円柱状で、弁先端面13が、フェルール
挿入口16の開口部の周縁に密接するように、弁先端面13
を円錐形に形成してある。
また、弁先端面13の先端部が、光フアイバ1の端面に当
接しないように、先端部に凹みを設けてある。
ばね部材14は側面視が台形の板ばねで、頭部の座に、弁
本体12の端面が接着等されて直立に固着されている。こ
のばね部材14は裾部がキャツプ11の底面に接触して、液
溜18内に装着されている。
したがって、弁本体12はばね部材14の弾力によりアダプ
タ15側に押され、弁先端面13がフェルール挿入口16の開
口部に弾接し、フェルール挿入口16を塞いでいる。よっ
て、液溜18に収容したマッチング液3がフェルール挿入
口16を経て、無反射デバイス10の外に漏洩する恐れがな
い。
いま、第1図(b)のように、無反射デバイス10のフェル
ール挿入口16にフェルール2を挿入し、アダプタ15を光
コネクタ25に連結する。
そして、ふくろナット26をアダプタ15のねじ部17に螺着
すると、ふくろナット26がフェルール2のフランジ端面
を押して、フェルール2がフェルール挿入口16内に押し
込まれ、フェルール2の端面が、弁先端面13にあたる。
さらにふくろナット26を螺回すると、フェルール2の端
面が弁先端面13を押し、弁本体12はばね部材14の弾力に
抗して、キャツプ11側に押し戻される。
よって、弁先端面13がフェルール2の開口部から離れ、
マッチング液3がフェルール2の端面、即ち光フアイバ
1の端面に付着する。
このことにより、光フアイバ1を伝播してきた光は、光
フアイバ1の端面で反射することなく、液溜18内に発散
され、光フアイバ1の終端が無反射終端となる。
第2図に示す弁本体12は、光フアイバ1のコア屈折率
(例えば1.46の屈折率)と同じ屈折率を有するガラス棒
であって、弁先端面13を凸面、例えば半球面に形成して
ある。
このような弁本体12にフェルール2の端面が当接する
と、光フアイバ1の端面と弁先端面13との当接面にマッ
チング液3が浸蕗して膜状に光フアイバ1の端面に付着
する。したがって、光フアイバ1を伝播してきた光は、
マッチング液3を透過して弁本体12内に入射し発散す
る。即ち、光フアイバ1の終端が無反射終端となる。
第2図のように構成したものは、弁本体12の加工が容易
であるばかりでなく、光フアイバ端面での反射光が全く
ないという利点がある。
上述のように、無反射デバイス10は、小形にすることが
容易であるので、光フアイバ1の終端構造が小形とな
り、光フアイバ1の取り扱いが容易となる。
また、無反射デバイス10が光フアイバ1の端末に装着さ
れているので、光フアイバ1に人や物が不用意に引掛っ
て、端末が動くことがあっても、常に無反射状態を保持
する。
さらにまた、マッチング液3はフェルール2の端面に付
着するだけであって、光コネクタ25の他の部分に付着す
る恐れがなく、また、光コネクタ25の着脱によるマッチ
ング液3の損耗が少ない。
なお図示例のアダプタ15は円板状であるが、これを筒形
にし、キャツプ11を平板として液溜18を構成してもよ
く、またばね部材14は、板ばねでなく、皿ばねでも、ま
たコイルばねでもよいことは勿論のことである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、マッチング液を満たした
液溜を有する無反射デバイスを、光フアイバの終端に装
着するようにしたもので、終端構造が簡単で小形で、終
端処理が容易であり、さらに光コネクタが汚損する恐れ
がなく、常時無反射終端機能が保持される等、実用上で
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図で、 (a)は光フアイバに装着前の断面図、 (b)は光フアイバに装着後の断面図、 第2図は本発明の他の実施例の要部断面図、 第3図は本発明の一実施例の構成図、 第4図は従来例の構成図である。 図において、 1,21,22は光フアイバ、 2はフェルール、 3はマッチング液、 10は無反射デバイス、 11はキャツプ、 12は弁本体、 13は弁先端面、 14はばね部材、 15はアダプタ、 16はフェルール挿入口、 18は液溜、 25は光コネクタ、 26はふくろナット、 30は光カプラをそれぞれ示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸心にフェルール挿入口(16)を有し、一方
    の面に、光コネクタ(25)が連結するアダプタ(15)と、 該アダプタ(15)とで、マッチング液(3) を収容する液溜
    (18)を構成すべく、該アダプタ(15)の他方の面に固着さ
    れたキャツプ(11)と、 ばね部材(14)の弾力により、弁先端面(13)が該フェルー
    ル挿入口(16)の開口部を閉鎖する如くに、該液溜(18)内
    に装着された弁本体(12)とを備え、 該アダプタ(15)を該光コネクタ(25)に装着することによ
    り、軸心孔に光ファイバの端末を挿着したフェルール
    (2) の先端面が、該弁本体(12)を該キャツプ(11)側に押
    し、該フェルール挿入口(16)の開口部が開放されるよう
    構成されたことを特徴とする光フアイバの終端構造。
  2. 【請求項2】前記弁本体(12)が、前記光フアイバ(1) の
    コアの屈折率と同じ屈折率を有するガラス体よりなり、
    且つ前記弁先端面(13)が凸面に形成されたことを特徴と
    する、特許請求の範囲第1項に記載の光フアイバの終端
    構造。
JP61198461A 1986-08-25 1986-08-25 光フアイバの終端構造 Expired - Lifetime JPH0625807B2 (ja)

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KR970004472B1 (ko) * 1991-11-18 1997-03-28 스미도모덴기고오교오 가부시기가이샤 광코넥터결합장치 및 광코넥터결합방법
DE69724078T2 (de) * 1996-11-21 2004-06-03 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Optischer Schalter und Schaltverfahren
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CN115291336B (zh) * 2022-07-06 2023-06-02 福建省邮电规划设计院有限公司 一种网络通信光缆接头连接器

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