JPH06257899A - フッ素系ガスの回収方法及びその装置 - Google Patents
フッ素系ガスの回収方法及びその装置Info
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- JPH06257899A JPH06257899A JP7089793A JP7089793A JPH06257899A JP H06257899 A JPH06257899 A JP H06257899A JP 7089793 A JP7089793 A JP 7089793A JP 7089793 A JP7089793 A JP 7089793A JP H06257899 A JPH06257899 A JP H06257899A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2345/00—Details for charging or discharging refrigerants; Service stations therefor
- F25B2345/002—Collecting refrigerant from a cycle
Landscapes
- Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フッ素系ガス使用機器からフッ素系ガスを高
純度にかつ、大量に回収することのできる回収方法及び
回収装置を提供する 【構成】 貯蔵容器(1)内に貯蔵されている液化フッ素
系ガスを回収するにあたり、まず、貯蔵容器(1)内の液
体成分をその自圧で回収タンク(2)に送給する。次いで
貯蔵容器(1)から取り出した気体成分を圧縮機(3)で圧
縮したのち、冷却液化槽(4)に導入して冷却液化する。
この液化したフッ素系ガスを回収タンク(2)に送給して
回収する。
純度にかつ、大量に回収することのできる回収方法及び
回収装置を提供する 【構成】 貯蔵容器(1)内に貯蔵されている液化フッ素
系ガスを回収するにあたり、まず、貯蔵容器(1)内の液
体成分をその自圧で回収タンク(2)に送給する。次いで
貯蔵容器(1)から取り出した気体成分を圧縮機(3)で圧
縮したのち、冷却液化槽(4)に導入して冷却液化する。
この液化したフッ素系ガスを回収タンク(2)に送給して
回収する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、消火剤として使用され
るハロンや冷凍機の冷媒として使用されるフロン114
等のフッ素系ガスの回収方法及びその装置に関する。
るハロンや冷凍機の冷媒として使用されるフロン114
等のフッ素系ガスの回収方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、フッ素系ガスはその化学的性質や熱
的性質を利用して、冷凍機の冷媒や消火剤として使用さ
れている。そして、消火器の定期点検時や冷凍機の廃棄
時にはフッ素系ガスは大気に放出していた。
的性質を利用して、冷凍機の冷媒や消火剤として使用さ
れている。そして、消火器の定期点検時や冷凍機の廃棄
時にはフッ素系ガスは大気に放出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがフッ素系ガス
を大気に放出すると地球を取り巻くオゾン層破壊の原因
となることから、ある種のフッ素系ガスの大気放出は規
制の対象となり、対象フッ素系ガスの製造も停止される
ことになった。ところが、特定の分野においては、ハロ
ンガスやフッ素系ガスを使用しなけれならないこともあ
ることから、フッ素系ガスの回収技術が求められている
が、現在フッ素系ガスを高純度に回収する方法はない。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、フ
ッ素系ガスを高純度にかつ、大量に回収することのでき
る回収方法及び回収装置を提供することを目的とする。
を大気に放出すると地球を取り巻くオゾン層破壊の原因
となることから、ある種のフッ素系ガスの大気放出は規
制の対象となり、対象フッ素系ガスの製造も停止される
ことになった。ところが、特定の分野においては、ハロ
ンガスやフッ素系ガスを使用しなけれならないこともあ
ることから、フッ素系ガスの回収技術が求められている
が、現在フッ素系ガスを高純度に回収する方法はない。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、フ
ッ素系ガスを高純度にかつ、大量に回収することのでき
る回収方法及び回収装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、消火器等のフッ素系ガス貯蔵容器内に
液体と気体の混合体として貯蔵されている液化フッ素系
ガスを貯蔵容器から回収するにあたり、まず貯蔵容器内
の液体成分をその自圧で回収タンクに送給し、次いで貯
蔵容器から取り出した気体成分を圧縮したのち冷却液化
槽に導入して冷却液化し、この液化ガスを回収タンクに
送給して回収するようにしたことを特徴としている。
めに、本発明は、消火器等のフッ素系ガス貯蔵容器内に
液体と気体の混合体として貯蔵されている液化フッ素系
ガスを貯蔵容器から回収するにあたり、まず貯蔵容器内
の液体成分をその自圧で回収タンクに送給し、次いで貯
蔵容器から取り出した気体成分を圧縮したのち冷却液化
槽に導入して冷却液化し、この液化ガスを回収タンクに
送給して回収するようにしたことを特徴としている。
【0005】
【作用】本発明では、フッ素系ガス貯蔵容器内に液体と
気体の混合体として貯蔵されている液化フッ素系ガスの
液体成分をその自圧で回収タンクに送給し、次いで貯蔵
容器から取り出した気体成分を圧縮したのち冷却液化槽
に導入して冷却液化し、この液化ガスを回収タンクに送
給して回収するようにしていることから、フッ素系ガス
を液体の状態で確実に回収することができる。
気体の混合体として貯蔵されている液化フッ素系ガスの
液体成分をその自圧で回収タンクに送給し、次いで貯蔵
容器から取り出した気体成分を圧縮したのち冷却液化槽
に導入して冷却液化し、この液化ガスを回収タンクに送
給して回収するようにしていることから、フッ素系ガス
を液体の状態で確実に回収することができる。
【0006】
【実施例】図面は本発明方法を使用してハロン消火器か
らハロンガスを回収をする装置の概略構成図を示す。図
中符号(1)は回収対象となる液化ハロンガス貯蔵してい
るをハロン消火器、(2)は液化ハロンガスの回収タン
ク、(3)は圧縮機、(4)は冷却液化槽である。
らハロンガスを回収をする装置の概略構成図を示す。図
中符号(1)は回収対象となる液化ハロンガス貯蔵してい
るをハロン消火器、(2)は液化ハロンガスの回収タン
ク、(3)は圧縮機、(4)は冷却液化槽である。
【0007】ハロン消火器(1)に接続する回収路(5)は
液体成分回収路(6)と気体成分回収路(7)を並列に配置
して構成してあり、この気体成分回収路(7)に圧縮機
(3)と冷却液化槽(4)が直列に配置してある。また気体
成分回収路(7)の圧縮機(3)と冷却液化槽(4)の間に液
体成分回収路(6)から分岐導出した短絡路(8)が接続し
てある。
液体成分回収路(6)と気体成分回収路(7)を並列に配置
して構成してあり、この気体成分回収路(7)に圧縮機
(3)と冷却液化槽(4)が直列に配置してある。また気体
成分回収路(7)の圧縮機(3)と冷却液化槽(4)の間に液
体成分回収路(6)から分岐導出した短絡路(8)が接続し
てある。
【0008】圧縮機(3)は多段圧縮機で構成してあり、
この圧縮機(3)への流入側には減圧弁(9)と流路開閉弁
(10)が介装してあり、圧縮機(3)の吸入側に所定圧力以
上(例えば、5Kg/cm2以上)の高圧ガスが流入しないよう
に構成してある。
この圧縮機(3)への流入側には減圧弁(9)と流路開閉弁
(10)が介装してあり、圧縮機(3)の吸入側に所定圧力以
上(例えば、5Kg/cm2以上)の高圧ガスが流入しないよう
に構成してある。
【0009】冷却液化槽(4)は冷媒貯蔵槽(11)の内部に
容器(12)(13)を上下に連続する状態で配置し、この両容
器(12)(13)を結ぶ連結路(14)に流路開閉弁(15)が配置し
てある。そして、この流路開閉弁(15)よりも上側容器(1
2)側の連結路(14)に前述の気体成分回収路(7)が接続し
てある。また、冷媒貯蔵槽(11)内には、冷媒としてメタ
クレン液が貯溜してあり、このメタクレン液は冷却装置
で213〜233Kに冷却されている。
容器(12)(13)を上下に連続する状態で配置し、この両容
器(12)(13)を結ぶ連結路(14)に流路開閉弁(15)が配置し
てある。そして、この流路開閉弁(15)よりも上側容器(1
2)側の連結路(14)に前述の気体成分回収路(7)が接続し
てある。また、冷媒貯蔵槽(11)内には、冷媒としてメタ
クレン液が貯溜してあり、このメタクレン液は冷却装置
で213〜233Kに冷却されている。
【0010】そして、冷媒貯蔵槽(11)内で上下容器(12)
(13)に沿って液面計(16)が配置してある。この液面計(1
6)の上端を上側容器(12)の上端に、その下端を下側容器
(13)の下端にそれぞれ連通させて、上下容器(12)(13)内
でのハロン液の液量を検出できるようにしてある。
(13)に沿って液面計(16)が配置してある。この液面計(1
6)の上端を上側容器(12)の上端に、その下端を下側容器
(13)の下端にそれぞれ連通させて、上下容器(12)(13)内
でのハロン液の液量を検出できるようにしてある。
【0011】次に、このシステムを使用してハロン消火
器からのハロンガス回収手順を説明する。まず、ライン
中に配置してある圧縮機(3)を利用して、回収タンク
(2)や配管内部から排気する。このときは、回収路(5)
の対象容器への接続部に配置した弁(17)を閉じるととも
に、液体成分回収路(6)に介装してある各弁を開き、気
体成分回収路(7)の圧縮機(3)の吸入側に配置されてい
る弁を開くとともに、気体成分回収路(7)での圧縮機
(3)の吐出側に配置されている弁を閉じる。
器からのハロンガス回収手順を説明する。まず、ライン
中に配置してある圧縮機(3)を利用して、回収タンク
(2)や配管内部から排気する。このときは、回収路(5)
の対象容器への接続部に配置した弁(17)を閉じるととも
に、液体成分回収路(6)に介装してある各弁を開き、気
体成分回収路(7)の圧縮機(3)の吸入側に配置されてい
る弁を開くとともに、気体成分回収路(7)での圧縮機
(3)の吐出側に配置されている弁を閉じる。
【0012】次いで、回収路(5)に対象容器(ハロン消
火器)(1)を接続し、圧縮機(3)の吸入側に配置した弁
を閉じ、回収路(5)の対象容器への接続部に配置した弁
(17)を開ける。すると、対象容器(1)内の自圧によって
対象容器(1)内のハロン液が回収タンク(2)に圧送され
る。対象容器(1)の内圧と回収容器(2)の内圧が均圧化
されると、ハロンの送給がとまる。
火器)(1)を接続し、圧縮機(3)の吸入側に配置した弁
を閉じ、回収路(5)の対象容器への接続部に配置した弁
(17)を開ける。すると、対象容器(1)内の自圧によって
対象容器(1)内のハロン液が回収タンク(2)に圧送され
る。対象容器(1)の内圧と回収容器(2)の内圧が均圧化
されると、ハロンの送給がとまる。
【0013】次に、液体成分回収路(6)と回収タンク
(2)との連通を遮断するとともに、液体成分回収路(6)
と気体成分回収路(7)との短絡路(8)を連通させて、対
象容器(1)内に残っている液体成分やガス成分を容器自
圧で液化冷却槽(4)に供給して、液化冷却槽(4)内に流
入して来たハロン液を下側容器(13)に貯溜するととも
に、流入して来たガス中のハロンガスは液化冷却槽(4)
内の冷媒で冷却されて液化し、下側容器(13)に滞留す
る。
(2)との連通を遮断するとともに、液体成分回収路(6)
と気体成分回収路(7)との短絡路(8)を連通させて、対
象容器(1)内に残っている液体成分やガス成分を容器自
圧で液化冷却槽(4)に供給して、液化冷却槽(4)内に流
入して来たハロン液を下側容器(13)に貯溜するととも
に、流入して来たガス中のハロンガスは液化冷却槽(4)
内の冷媒で冷却されて液化し、下側容器(13)に滞留す
る。
【0014】そして、対象容器(1)内の内圧が低下する
ことにより、自圧では対象容器(1)内の残ガスが流れな
くなると、液体成分回収路(6)を遮断するとともに、気
体成分回収路(7)を連通させて圧縮機(3)を作動させる
ことにより、対象容器(1)内に残留しているガス成分を
吸引加圧して冷却液化槽(4)に供給し、冷却液化槽(4)
で冷媒と熱交換させて液化する。
ことにより、自圧では対象容器(1)内の残ガスが流れな
くなると、液体成分回収路(6)を遮断するとともに、気
体成分回収路(7)を連通させて圧縮機(3)を作動させる
ことにより、対象容器(1)内に残留しているガス成分を
吸引加圧して冷却液化槽(4)に供給し、冷却液化槽(4)
で冷媒と熱交換させて液化する。
【0015】冷却液化槽(4)内の上下容器(12)(13)に液
体ハロンが所定量貯溜されたことを液面計(16)が検知す
ると、回収タンク(2)のガス排出ライン(18)を気体成分
回収路(6)に連通させるとともに、下側容器(13)を回収
タンク(2)に連通させて上下容器(12)(13)内に貯溜され
ている液体ハロンを回収タンク(2)にヘッド差で送給す
る。このとき、回収タンク(2)内のハロンガスは冷媒槽
(11)を通過する歳に冷却されて液化する。
体ハロンが所定量貯溜されたことを液面計(16)が検知す
ると、回収タンク(2)のガス排出ライン(18)を気体成分
回収路(6)に連通させるとともに、下側容器(13)を回収
タンク(2)に連通させて上下容器(12)(13)内に貯溜され
ている液体ハロンを回収タンク(2)にヘッド差で送給す
る。このとき、回収タンク(2)内のハロンガスは冷媒槽
(11)を通過する歳に冷却されて液化する。
【0016】なお、対象容器(1)内に加圧用の窒素ガス
が封入されている場合には、圧縮機(3)を使用しての回
収時に、窒素ガスは冷媒槽(11)での冷却では液化しない
ことを利用して液化下ハロンとガス状態の窒素とを分離
する。そして、上下容器(12)(13)内に貯溜したハロン液
が所定量になったことを液面計が検出すると、下側容器
(13)を回収タンク(2)に連通させて、分離前の窒素ガス
圧力で液体ハロンを回収タンク(2)に圧送する。このと
き、下側容器(13)内の液位が所定液位まで低下したこと
を液面計(16)で検出すると、下側容器(13)と回収タンク
(2)との連通を遮断して窒素ガスが回収タンク(2)側に
流入することを防止するようにしてある。
が封入されている場合には、圧縮機(3)を使用しての回
収時に、窒素ガスは冷媒槽(11)での冷却では液化しない
ことを利用して液化下ハロンとガス状態の窒素とを分離
する。そして、上下容器(12)(13)内に貯溜したハロン液
が所定量になったことを液面計が検出すると、下側容器
(13)を回収タンク(2)に連通させて、分離前の窒素ガス
圧力で液体ハロンを回収タンク(2)に圧送する。このと
き、下側容器(13)内の液位が所定液位まで低下したこと
を液面計(16)で検出すると、下側容器(13)と回収タンク
(2)との連通を遮断して窒素ガスが回収タンク(2)側に
流入することを防止するようにしてある。
【0017】冷却液化槽(4)内の上側容器(12)内に残留
している窒素ガスは、上側容器(12)から導出したガス放
出ラインから排出する。このとき、ハロンガスが放出さ
れないように下側容器(13)との連結路(14)は遮断してお
く。
している窒素ガスは、上側容器(12)から導出したガス放
出ラインから排出する。このとき、ハロンガスが放出さ
れないように下側容器(13)との連結路(14)は遮断してお
く。
【0018】上記実施例では、ハロン消火器からのハロ
ン回収似ついて説明したが、冷凍機の冷媒として使用さ
れているフロンガスの回収に使用することもできる。こ
の場合、フロンガス中に油や窒素が混入していても、そ
の混入成分とフロンとを分離して回収することができ
る。
ン回収似ついて説明したが、冷凍機の冷媒として使用さ
れているフロンガスの回収に使用することもできる。こ
の場合、フロンガス中に油や窒素が混入していても、そ
の混入成分とフロンとを分離して回収することができ
る。
【0019】
【発明の効果】本発明では、フッ素系ガス貯蔵容器内に
液体と気体の混合体として貯蔵されているハロンやフロ
ン等の液化フッ素系ガスの液体成分をその自圧で回収タ
ンクに送給し、次いで貯蔵容器から取り出した気体成分
を圧縮したのち冷却液化槽に導入して冷却液化し、この
液化ガスを回収タンクに送給して回収するようにしてい
ることから、フッ素系ガスを液体の状態で確実に回収す
ることができる。
液体と気体の混合体として貯蔵されているハロンやフロ
ン等の液化フッ素系ガスの液体成分をその自圧で回収タ
ンクに送給し、次いで貯蔵容器から取り出した気体成分
を圧縮したのち冷却液化槽に導入して冷却液化し、この
液化ガスを回収タンクに送給して回収するようにしてい
ることから、フッ素系ガスを液体の状態で確実に回収す
ることができる。
【図1】本発明装置の一例を示す概略構成図である。
1…貯蔵容器、2…回収タンク、3…圧縮機、4…冷却
液化槽、5…回収路、6…液体成分回収路、7…気体成
分回収路、11…冷媒貯蔵槽、12…上側容器、13…下側容
器。
液化槽、5…回収路、6…液体成分回収路、7…気体成
分回収路、11…冷媒貯蔵槽、12…上側容器、13…下側容
器。
Claims (4)
- 【請求項1】 貯蔵容器(1)内に貯蔵されている液化フ
ッ素系ガスを回収するにあたり、まず、貯蔵容器(1)内
の液体成分をその自圧で回収タンク(2)に送給し、次い
で貯蔵容器(1)から取り出した気体成分を圧縮したのち
冷却液化槽(4)に導入して冷却液化し、この液化ガスを
回収タンク(2)に送給するように構成したフッ素系ガス
の回収方法。 - 【請求項2】 貯蔵容器(1)内に加圧用ガスとともに貯
蔵されている液化フッ素系ガスを回収するにあたり、ま
ず、貯蔵容器(1)内の液体成分をその自圧で回収タンク
(2)に送給し、次いで貯蔵容器(1)から取り出した気体
成分を圧縮したのち冷却液化槽(4)に導入して冷却する
ことにより加圧用ガスと液化フッ素系ガスとに分離し、
この液化した液体フッ素系ガスを回収タンク(2)に送給
するように構成したフッ素系ガスの回収方法。 - 【請求項3】 液化フッ素系ガスを貯蔵している貯蔵容
器(1)に接続する回収路(5)を回収タンク(2)に連結
し、この回収路(5)を並列配置した液体成分回収路(6)
と気体成分回収路(7)とで構成し、気体成分回収路(7)
に圧縮機(3)と液化冷却槽(4)とを装着したフッ素系ガ
スの回収装置。 - 【請求項4】 液化冷却槽(4)を冷媒貯蔵槽(11)の内部
に上下方向で連続する2つの容器(12)(13)を配置し、こ
の2つの容器(12)(13)同士の接続部分に気体成分回収路
(7)を接続した請求項3に記載のフッ素系ガスの回収装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5070897A JP2599086B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | フッ素系ガスの回収方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5070897A JP2599086B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | フッ素系ガスの回収方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06257899A true JPH06257899A (ja) | 1994-09-16 |
JP2599086B2 JP2599086B2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=13444787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5070897A Expired - Fee Related JP2599086B2 (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | フッ素系ガスの回収方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2599086B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11264636A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-09-28 | Hitachi Ltd | 冷媒回収方法及び冷媒回収装置 |
US7343924B2 (en) * | 2003-07-02 | 2008-03-18 | Toyo Tanso Co., Ltd. | System for supplying halogen gas or halogen containing gas and method thereof |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05240536A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-09-17 | Engineering & Sales Assoc Inc | 冷媒圧縮装置 |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP5070897A patent/JP2599086B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05240536A (ja) * | 1991-10-18 | 1993-09-17 | Engineering & Sales Assoc Inc | 冷媒圧縮装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11264636A (ja) * | 1998-03-19 | 1999-09-28 | Hitachi Ltd | 冷媒回収方法及び冷媒回収装置 |
US7343924B2 (en) * | 2003-07-02 | 2008-03-18 | Toyo Tanso Co., Ltd. | System for supplying halogen gas or halogen containing gas and method thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2599086B2 (ja) | 1997-04-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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