JPH06257807A - ソーラー式換気システム - Google Patents

ソーラー式換気システム

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Publication number
JPH06257807A
JPH06257807A JP5040295A JP4029593A JPH06257807A JP H06257807 A JPH06257807 A JP H06257807A JP 5040295 A JP5040295 A JP 5040295A JP 4029593 A JP4029593 A JP 4029593A JP H06257807 A JPH06257807 A JP H06257807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
ventilation
sunshine
sunset
solar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5040295A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiji Noda
寿二 野田
Kazuhiko Kise
和彦 木瀬
Takeshi Suzuki
健 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fukuvi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Fukuvi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP5040295A priority Critical patent/JPH06257807A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池による換気ファンへの電力供給シス
テムにおいて、夜間時の電力供給手段を工夫して太陽電
池の容量増大を防ぐ。 【構成】 日照・日没検出手段5により太陽電池2の発
生電力を検出し、換気ファン4を、日照時には太陽電池
2により、また夜間時には通常電源3により作動するよ
う電力供給源を切り換える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はソーラー式換気システム
に係り、特に曇天の日や日没後においても換気手段の作
動を停止させることなく確実に換気がなされるようにす
る場合に好適なソーラー式換気システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より太陽光線を電気エネルギーに変
換するいわゆる太陽電池を電源として換気ファンを作動
させるソーラー式換気システムが開発されている。この
システムの一例としては、日照中に太陽電池で得られる
電力を蓄電池を介して換気ファンに供給するように構成
し、日没後の夜間においては電力を蓄電池から取って換
気ファンの夜間運転を可能とするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムで
は、次のような問題がある。 日照中はもちろんのこと夜間に使用する電力も太陽電
池で賄うため、太陽電池モジュールを大容量化せねばな
らず、コストの上昇を招く。 蓄電池の充放電に伴うバッテリ保護回路を設けること
によって電力消費量が増大し、また、蓄電池への充電時
に充電損失が生じる。 夜間の電力消費量が比較的大きいため、1日平均の有
効日射量と電力消費量とのバランスを考慮すると、日射
量等の異なる地域・環境ごとに太陽電池の容量の設定を
変えねばならず、システムの単一化を図りにくい。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、上記従来の蓄電池併用式が抱える問題を解消し
得るソーラー式換気システムを提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、太陽光線エネルギー
を変換した電気エネルギーに基づいて建屋内の換気を行
うよう構成したソーラー式換気システムにおいて、太陽
光線エネルギーに基づいて発電を行う太陽電池と、前記
建屋に供給される通常電源と、前記建屋内の換気を行う
電動式換気手段と、前記太陽電池の発電量に基づいて日
中か日没後かを検出する日照・日没検出手段と、この日
照・日没検出手段によって、日中であることを検出した
場合は前記太陽電池の発電に伴う出力電流を前記換気手
段に供給し、一方、日没後であることを検出した場合は
前記通常電源の出力電流を前記換気手段に供給する制御
手段とを具備することを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明によれば、電動式換気手段を、日照時に
は太陽電池により、また夜間時には通常電源により作動
させる構成であり、太陽電池は日中時のみ電力を供給し
て夜間時は必要ないので、太陽電池の太陽電池モジュー
ルの容量を低減させることができるとともに、従来の蓄
電池併用式に比べると電力消費量の増大や、蓄電池への
充電時の充電損失が生じるといった不具合が一切ない。
また、電力消費量が比較的大きい夜間時には太陽電池に
よる電力供給を行わなわないことから、日中に要する電
力消費量は、たとえ日射量等が異なる地域・環境であっ
てもそれほど差はなく、したがってそれら地域・環境ご
とに太陽電池の容量の設定を変える必要がなく、その結
果システムの単一化を図ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
【0008】図1は、一実施例のソーラー換気システム
が適用された住宅(建屋)1の概要を示しており、図2
はそのシステムのブロック図である。このシステムは、
太陽光線エネルギーによって発電を行う太陽電池2と、
住宅1に供給されるの通常電源(交流式)3と、住宅1
内の換気を行う複数の換気ファン(電動式換気手段)4
と、太陽電池2の発電量に基づいて日中か日没後かを検
出する日照・日没検出回路(手段)5とを備えている。
【0009】太陽電池2は、住宅1の南向きに面する屋
根1aに設置されており、各換気ファン4は、居室やト
イレ等の部屋内の換気を行うべく設置されている。太陽
電池2で発電される電流は直流で、したがってこの太陽
電池2によって作動する換気ファン4は直流式であり、
各換気ファン4は、日照時には太陽電池2により、また
夜間時あるいは曇天時には通常電源3により作動するよ
うになっている。
【0010】このシステムの構成を、その動作に基づい
て説明すると、まず日照時には、太陽電池2に接続され
た第1のスイッチ6を自動運転モードとし、この状態
で、太陽電池2からの電圧が日照・日没検出回路5によ
って日照時と検出され、リレー(制御手段)8が太陽電
池入力モードに切り換わる。これによって、太陽電池2
の電流は、リレー8、自動運転モードとされた第2のス
イッチ9を経て換気ファン4に至り、換気ファン4が作
動する。
【0011】また、夜間時は、太陽電池2からの電流が
止り、それを日照・日没検出回路5が夜間時と検出する
と、タイマー回路7を経た電流は、リレー8を夜間時側
に作動させる。これによって、太陽電池2からの電流経
路がリレー8で遮断されるとともに、通常電源3からA
C/DCスイッチングレギュレータ10を経て直流に変
換された電流がリレー8、第2のスイッチ9を経て換気
ファン4に至り、換気ファン4が作動する。この際、タ
イマー回路7により連続運転が可能であり、しかもタイ
マー回路7により夜間運転の時間を任意に設定できる。
【0012】また、日中ではあるものの曇天時であって
太陽電池2の電圧が十分に換気ファン4を作動できない
場合には、第1のスイッチ6を手動で曇天時モードに切
り換えることにより、夜間時と同様にして換気ファン4
が作動する。さらに、第2のスイッチ9は、上記自動運
転を行うか否かのスイッチ機能を有するもので、この第
2のスイッチ9を手動モードにすれば、通常電源3によ
る連続運転となる。
【0013】なお、上記日照・日没検出回路5およびタ
イマー回路7は、AC/DCスイッチングレギュレータ
10を経て電気が供給される回路電源11によって作動
させられるようになっている。
【0014】上記システムによれば、換気ファン4を、
日照時には太陽電池2により、また夜間時あるいは曇天
時には通常電源3により作動させる構成であり、太陽電
池2は日中時のみ電力を供給して夜間時は必要ないの
で、太陽電池2の太陽電池モジュールの容量を低減で
き、コストを抑えることができる。
【0015】また、従来のように夜間時の電力供給のた
めの蓄電池を備えないので、充放電に伴うバッテリ保護
回路を設けることによる電力消費量の増大や、蓄電池へ
の充電時の充電損失が生じるといった不具合が一切な
い。また、電力消費量が比較的大きい夜間時には太陽電
池2による電力供給を行わなわないことから、日中に要
する電力消費量は、たとえ日射量等が異なる地域・環境
であってもそれほど差はなく、したがってそれら地域・
環境ごとに太陽電池の容量の設定を変える必要がなく、
その結果システムの単一化を図ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のソーラー
式換気システムによれば、電動式換気手段を、日照時に
は太陽電池により、また夜間時には通常電源により作動
させる構成であり、太陽電池は日中時のみ電力を供給し
て夜間時は必要ないので、太陽電池の太陽電池モジュー
ルの容量を低減させることができるとともに、従来の蓄
電池併用式に比べると電力消費量の増大や、蓄電池への
充電時の充電損失が生じるといった不具合が一切ない。
また、電力消費量が比較的大きい夜間時には太陽電池に
よる電力供給を行わなわないことから、日中に要する電
力消費量は、たとえ日射量等が異なる地域・環境であっ
てもそれほど差はなく、したがってそれら地域・環境ご
とに太陽電池の容量の設定を変える必要がなく、その結
果システムの単一化を図ることができる。といった効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が適用された住宅の概要を示
す斜視図である。
【図2】同実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 住宅(建屋) 2 太陽電池 3 通常電源 4 排気ファン(電動式換気手段) 5 日照・日没検出手段 8 リレー(制御手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光線エネルギーを変換した電気エネ
    ルギーに基づいて建屋内の換気を行うよう構成したソー
    ラー式換気システムにおいて、 太陽光線エネルギーに基づいて発電を行う太陽電池と、 前記建屋に供給される通常電源と、 前記建屋内の換気を行う電動式換気手段と、 前記太陽電池の発電量に基づいて日中か日没後かを検出
    する日照・日没検出手段と、 この日照・日没検出手段によって、 日中であることを検出した場合は前記太陽電池の発電に
    伴う出力電流を前記換気手段に供給し、一方、日没後で
    あることを検出した場合は前記通常電源の出力電流を前
    記換気手段に供給する制御手段とを具備することを特徴
    とするソーラー式換気システム。
JP5040295A 1993-03-01 1993-03-01 ソーラー式換気システム Pending JPH06257807A (ja)

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JP5040295A JPH06257807A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 ソーラー式換気システム

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JPH06257807A true JPH06257807A (ja) 1994-09-16

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JP5040295A Pending JPH06257807A (ja) 1993-03-01 1993-03-01 ソーラー式換気システム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057116A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Sharp Corp 屋内換気システムとその方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007057116A (ja) * 2005-08-22 2007-03-08 Sharp Corp 屋内換気システムとその方法
JP2011058799A (ja) * 2005-08-22 2011-03-24 Sharp Corp 屋内換気システムとその方法
JP4723952B2 (ja) * 2005-08-22 2011-07-13 シャープ株式会社 屋内換気システム

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961029