JPH06254724A - 黒皮基準のワンチャック加工方法 - Google Patents
黒皮基準のワンチャック加工方法Info
- Publication number
- JPH06254724A JPH06254724A JP6766193A JP6766193A JPH06254724A JP H06254724 A JPH06254724 A JP H06254724A JP 6766193 A JP6766193 A JP 6766193A JP 6766193 A JP6766193 A JP 6766193A JP H06254724 A JPH06254724 A JP H06254724A
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- JP
- Japan
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- work
- jig
- black scale
- scale reference
- black
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークの黒皮基準でワークを治具にチャツキ
ングし、すべての加工をこのワンチャッキングで終了さ
せる加工方法を提供する。 【構成】 ワークWの黒皮基準面を治具Gの締め付け座
面G1,G2,G3に密着チャッキングし、フライス加
工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブッシュ圧入等を一
括して行なう黒皮基準のワンチャック加工方法である。
ングし、すべての加工をこのワンチャッキングで終了さ
せる加工方法を提供する。 【構成】 ワークWの黒皮基準面を治具Gの締め付け座
面G1,G2,G3に密着チャッキングし、フライス加
工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブッシュ圧入等を一
括して行なう黒皮基準のワンチャック加工方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの黒皮基準でワ
ークを治具にチャツキングし、すべての加工をワンチャ
ッキングで終了させるものである。
ークを治具にチャツキングし、すべての加工をワンチャ
ッキングで終了させるものである。
【0002】
【従来技術と問題点】従来、ワークを治具へのチャッキ
ングは、基準面を加工後に再びこの基準面で正しくチャ
ッキングしていた。これは、常に治具の正しい位置およ
び締め付け状態にて取付けられていることを保証したい
からである。即ち、より高い加工精度を維持するために
は、加工された基準面を治具の締め付け座面に位置決め
密着させることである。
ングは、基準面を加工後に再びこの基準面で正しくチャ
ッキングしていた。これは、常に治具の正しい位置およ
び締め付け状態にて取付けられていることを保証したい
からである。即ち、より高い加工精度を維持するために
は、加工された基準面を治具の締め付け座面に位置決め
密着させることである。
【0003】しかし、このような従来方法では、治具へ
のワークの締め付け作業が二重手間となり、ワークの加
工能率の低下を免れ得ないという問題点が有る。 この
ことは、FMSによる無人化加工ラインにおける生産性
を著しく低下させることを意味する。
のワークの締め付け作業が二重手間となり、ワークの加
工能率の低下を免れ得ないという問題点が有る。 この
ことは、FMSによる無人化加工ラインにおける生産性
を著しく低下させることを意味する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題,目的】本発明は、前記
従来の問題点に鑑み、これを解消することを課題とし、
ワークの黒皮基準でワークを治具にチャツキングし、す
べての加工をこのワンチャッキングで終了させる加工方
法を提供するものである。
従来の問題点に鑑み、これを解消することを課題とし、
ワークの黒皮基準でワークを治具にチャツキングし、す
べての加工をこのワンチャッキングで終了させる加工方
法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワークの黒皮
基準面を治具の締め付け座面に密着チャッキングし、フ
ライス加工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブッシュ圧
入等を一括して行なうことを特徴とする黒皮基準のワン
チャック加工方法である。
基準面を治具の締め付け座面に密着チャッキングし、フ
ライス加工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブッシュ圧
入等を一括して行なうことを特徴とする黒皮基準のワン
チャック加工方法である。
【0006】
【作用】本発明によると、ワークの黒皮基準面を治具の
締め付け座面に一回の密着チャッキングを行なえば、ワ
ークのフライス加工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブ
ッシュ圧入等を一括して行なえ、基準面加工を施さなく
ても済む。
締め付け座面に一回の密着チャッキングを行なえば、ワ
ークのフライス加工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブ
ッシュ圧入等を一括して行なえ、基準面加工を施さなく
ても済む。
【0007】
【実施例】以下、図面に示す実施例にて説明する。図1
は本発明黒皮基準のワンチャック加工方法を実施したワ
ーク治具の側面図、図2は本発明を実施するためのフロ
ーチヤート図である。
は本発明黒皮基準のワンチャック加工方法を実施したワ
ーク治具の側面図、図2は本発明を実施するためのフロ
ーチヤート図である。
【0008】図1において、ワークWは複数の角部W
1,W2と一つの軸受部W3とを具備し、この3か箇所
W1,W2,W3の黒皮基準面を治具Gの締め付け座面
G1,G2,G3に密着チャッキングさせている。しか
して、まず、ワークWの軸受部W3の端面F(1)のフ
ライス加工と、この穴2の加工,スピンドルSの圧入,
角部W1,W2へのゴムブッシュBの圧入等を一括して
行なう。
1,W2と一つの軸受部W3とを具備し、この3か箇所
W1,W2,W3の黒皮基準面を治具Gの締め付け座面
G1,G2,G3に密着チャッキングさせている。しか
して、まず、ワークWの軸受部W3の端面F(1)のフ
ライス加工と、この穴2の加工,スピンドルSの圧入,
角部W1,W2へのゴムブッシュBの圧入等を一括して
行なう。
【0009】続いて、図2において、加工工程を説明す
る。先ず、「スタート」(イ)において、「黒皮基準の
チャッキング」(ロ)をした後、ワークWの軸受部W3
の端面F(1)の「フライス加工」(ハ)と、この穴2
の「穴加工」(ニ),「スピンドル圧入」(ホ),そし
て角部W1,W2への「ゴムブッシュ圧入」(ヘ)等を
一括して行ない、「加工終了」(ト)となる。
る。先ず、「スタート」(イ)において、「黒皮基準の
チャッキング」(ロ)をした後、ワークWの軸受部W3
の端面F(1)の「フライス加工」(ハ)と、この穴2
の「穴加工」(ニ),「スピンドル圧入」(ホ),そし
て角部W1,W2への「ゴムブッシュ圧入」(ヘ)等を
一括して行ない、「加工終了」(ト)となる。
【0010】本発明は、上記各実施例に限定されること
なく、発明の要旨内での設計変更が更に可能であること
勿論である。
なく、発明の要旨内での設計変更が更に可能であること
勿論である。
【0011】
【効果】本発明によれば、ワークの黒皮基準面を治具の
締め付け座面に一回の密着チャッキングを行なえば、ワ
ークのフライス加工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブ
ッシュ圧入等を一括して行なえ、基準面加工を施さなく
ても済み、すべての加工をこのワンチャッキングで終了
させ迅速に行なえる。
締め付け座面に一回の密着チャッキングを行なえば、ワ
ークのフライス加工や穴加工,スピンドル圧入,ゴムブ
ッシュ圧入等を一括して行なえ、基準面加工を施さなく
ても済み、すべての加工をこのワンチャッキングで終了
させ迅速に行なえる。
【図1】本発明黒皮基準のワンチャック加工方法を実施
したワーク治具の側面図である。
したワーク治具の側面図である。
【図2】本発明を実施するためのフローチヤート図であ
る。
る。
W ワーク G 治具 G1,G2,G3 締め付け座面 F 端面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 夏目 正海 静岡県浜松市高塚町4888番地 エンシュウ 株式会社内 (72)発明者 大場 久嘉 静岡県浜松市高塚町4888番地 エンシュウ 株式会社内 (72)発明者 竹村 茂樹 静岡県浜松市高塚町4888番地 エンシュウ 株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ワークの黒皮基準面を治具の締め付け座
面に密着チャッキングし、フライス加工や穴加工,スピ
ンドル圧入,ゴムブッシュ圧入等を一括して行なうこと
を特徴とする黒皮基準のワンチャック加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6766193A JPH06254724A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 黒皮基準のワンチャック加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6766193A JPH06254724A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 黒皮基準のワンチャック加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06254724A true JPH06254724A (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=13351419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6766193A Pending JPH06254724A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 黒皮基準のワンチャック加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06254724A (ja) |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP6766193A patent/JPH06254724A/ja active Pending
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