JPH06253398A - オーディオ信号処理装置 - Google Patents

オーディオ信号処理装置

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JPH06253398A
JPH06253398A JP6007609A JP760994A JPH06253398A JP H06253398 A JPH06253398 A JP H06253398A JP 6007609 A JP6007609 A JP 6007609A JP 760994 A JP760994 A JP 760994A JP H06253398 A JPH06253398 A JP H06253398A
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Paulus M Boers
マリア ブルス パウルス
Kluijver Hendrikus De
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S5/00Pseudo-stereo systems, e.g. in which additional channel signals are derived from monophonic signals by means of phase shifting, time delay or reverberation 
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04SSTEREOPHONIC SYSTEMS 
    • H04S2400/00Details of stereophonic systems covered by H04S but not provided for in its groups
    • H04S2400/05Generation or adaptation of centre channel in multi-channel audio systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センタチャンネル信号を得るオーディオ信号
処理装置及び、そのような処理装置を具えるオーディオ
ビジュアル再生システム 【構成】 本発明によるオーディオ信号処理装置は、少
なくとも1つの周波数帯域内の信号成分を左チャンネル
信号(L)及び右チャンネル信号(R)からそれぞれ分
離する第1フィルタ(20)及び第2フィルタ(23)
を具える。フィルタ(20及び23)の出力信号を左及
び右チャンネル信号(L及びR)と各々比較する。フィ
ルタ(20及び23)のフィルタパラメータを与えられ
た基準に従って比較した信号間の相関が最大になるよう
な値に調節する。センターチャンネル信号をフィルタパ
ラメータの調節に依存して生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、左及び右チャンネル信
号を含むステレオ信号からセンタチャンネル信号を得る
オーディオ信号処理装置に関するものである。本発明は
さらに、上記した種類のオーディオ信号処理装置と、画
像ディスプレイ装置と、左チャンネル信号を再生する第
1スピーカと、右チャンネル信号を再生する第2スピー
カと、センタチャンネル信号を再生する第3スピーカと
を具えるオーディオビジュアル再生システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 ステレオ再生システムにおけるセンタ
チャンネル信号の使用は、知覚される見掛け上の音源の
位置が、左及び右のスピーカに関して聴者によって受け
取られる位置にあまり依存しないという効果をもつ。こ
れは、ステレオ情報の再生が画像ディスプレイ装置と結
びつく場合、たとえばテレビジョンとステレオ再生シス
テムが結びつく様な場合、特に重要である。というの
は、オーディオビジュアルプログラムが試聴されると
き、見掛け上の音源の位置が画像の位置から離れて知覚
されないことは重要だからである。センタチャンネル信
号を得る回路は、米国特許第4034344号明細書か
ら既知である。この特許に記述されている回路におい
て、センタチャンネル信号は、オーディオ信号スペクト
ルの低周波領域が相関成分を含んでいるかどうかを比較
して決定している。この比較のために、左チャンネル信
号中の低周波成分と右チャンネル信号中の低周波数成分
とを乗算する。この乗算による結果のDC成分を左右の
チャンネル信号を整流したDC成分の和と比較する。比
較の結果に応じて、左及び右チャンネル信号の低周波数
成分の和として取り出されるセンタチャンネル信号の量
を決めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この米
国特許第4034344号明細書による回路の欠点は、
相関が決定される精度が良くないことである。本発明の
目的は、精度良く相関を決定できるようなオーディオ信
号処理装置を与えることである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、本発明によるオーディオ信号処理装置は、左
及び右チャンネル信号を含むステレオ信号からセンタチ
ャンネル信号を得るオーディオ信号処理装置であって、
少なくとも1つの調節出来るフィルタパラメータを有
し、少なくとも1つの周波数帯域内の信号成分を左チャ
ンネル信号から分離する第1フィルタ手段と、この第1
フィルタ手段によって左チャンネル信号から分離した信
号と右チャンネル信号とを比較する第1の比較手段と、
この比較の結果に応答して第1フィルタ手段のフィルタ
パラメータを比較した信号間の差のパワーが与えられた
基準にしたがって最小となるような値にする調節手段
と、少なくとも1つの調節出来るフィルタパラメータを
有し、少なくとも前記周波数帯域内の信号成分を右チャ
ンネル信号から分離する第2フィルタ手段と、この第2
フィルタ手段によって右チャンネル信号から分離した信
号と左チャンネル信号とを比較する第2の比較手段と、
この比較の結果に応答して第2フィルタ手段のフィルタ
パラメータを比較した信号間の差のパワーが与えられた
基準にしたがって最小となるような値にする調節手段
と、第1及び第2フィルタ手段のフィルタパラメータの
調節に依存してセンタチャンネル信号を生成する信号処
理手段とを具えることを特徴とする。
【0005】本発明の実施例では、第1及び第2フィル
タの出力信号の混合からセンタチャンネル信号を得るこ
とを特徴とする。この実施例において、センタチャンネ
ル信号は、フィルタの出力信号から生成する。フィルタ
のフィルタパラメータが比較した信号間の差が最小にな
るような値に設定することから、これらの出力信号は、
左及び右チャンネル信号中の相関成分を形成する。これ
は、左及び右チャンネル信号の相関成分のみがセンタチ
ャンネル信号に使われ、ステレオイメージに大きな寄与
をする非相関成分は、センタチャンネル信号に使われな
いことを意味する。ステレオイメージを作る上での非相
関成分による寄与は、従って本発明によるオーディオ信
号処理装置において妨げられることはない。これは上述
した米国特許第4024344号明細書による装置にお
いて、左及び右チャンネル信号がセンタチャンネル信号
中で等しく、強く現れ、その結果ステレオイメージに顕
著な妨害があるのと対照的である。
【0006】ステレオイメージ中の種々の見掛け上の音
源は、一般に場所及び周波数共に異なる。従って、種々
の異なる周波数帯域毎に相関成分を分離することは有利
である。この方法により、異なる音源毎による相関成分
を独立して分離することが可能となる。
【0007】本発明によるオーディオ信号処理装置の実
施例は、上述したオーディオ信号処理装置において、左
チャンネル信号をそれぞれ異なった周波数帯域をもった
複数の左サブ信号に分割する第1フィルタ列と、右チャ
ンネル信号を分割した左チャンネル信号に対応した周波
数帯域をもつ右サブ信号に分割する第2フィルタ列と、
左及び右サブ信号の各々の周波数帯域から相関信号部分
を分割する分割回路とを具えることを特徴とする。
【0008】周波数帯域は、周波数帯域内の周波数の上
限と下限の比が全ての周波数帯域について等しくなるよ
うに選ぶことが好ましい。これは低周波数帯域が高い周
波数分解能をもつことから有利である。低周波数帯域の
音源は、最も大きなエネルギーをもつことから、これら
の音源は、分離したほうが良い。このような分割は、人
間の聴覚システムによる音源の解析に調和している。
【0009】本発明によるオーディオ信号処理装置の実
施例は、上述したオーディオ信号処理装置において、左
及び右チャンネル信号から、センタチャンネル信号を得
るために分割した成分を除去することを特徴とする。こ
のことにより、トータルの信号出力がセンタチャンネル
信号のための分割により影響されない。以下図面に基き
本発明を詳細に説明する。
【0010】
【実施例】図1は、ステレオ信号の左及び右チャンネル
信号からセンタチャンネル信号を得る本発明のオーディ
オ信号処理装置を示す。装置は、左チャンネル信号Lと
右チャンネル信号Rとを、各々受け取る入力1と入力2
をもつ。チャンネル信号LとRは、LとRの少なくとも
一方の信号から、もう一方のチャンネル信号中の成分と
等しい成分を分割する分割回路3に供給する。左チャン
ネル信号から分割した成分はLcで示し、右チャンネル
信号から分割した成分はRcで示す。分割した信号Lc
とRcを、通常の信号混合回路、たとえば加算回路4に
より混合して、センタチャンネル信号Cとする。再生情
報のトータルな信号の内容を元のチャンネル信号LとR
のトータルな信号の内容と等しく保つため、分割された
等しい成分LcとRcを、通常の減算回路5と6により
元のチャンネル信号LとRからそれぞれ減算する。減算
ののち得られる左及び右チャンネルの信号は、L′及び
R′で示す。
【0011】図2は、分割回路の実施例の詳細を示す。
分割回路は、少なくとも1つの調節可能なフィルタパラ
メータをもつフィルタ20を有する。フィルタ20の入
力は、左チャンネル信号Lを受け取る入力1と結合して
いる。フィルタ20の出力は、比較回路21の第1入力
と結合している。比較回路21の第2入力には、右チャ
ンネル信号を供給する。比較回路21は、2つの入力か
ら供給される信号の差を検出する通常のタイプによるも
のである。検出した差を表す信号をフィルタ20のパラ
メータを調節する調節回路22に供給する。調整回路2
2は、検出した差に応答して、2つの比較される信号の
差の信号出力が、与えられた基準に従って最低値となる
ような値にフィルタのフィルタパラメータを調節するタ
イプのものである。ここで差信号の自乗平均を最小とす
る一般に最小自乗法と呼ばれている基準を採用するのが
好適である。フィルタ20を
【数1】 という伝達関数をもつデジタルフィルタで構成する場
合、最小自乗法の基準を用いるときは、以下に示す関係
式からフィルタパラメータを決定することが出来る。
【数2】 Cn (k+1)=Cn (k)+μe(k)x(k−n) ここでμは、適応率を決定する収束パラメータであり、
e(k)は、サンプル期間k中での残差、x(k−n)
は、x(k)に対してn位置シフトした点のサンプルで
ある。
【0012】フィルタパラメータの調節に使用する基準
は、最小自乗法によるもの以外でもうまくいくのは当業
者にとって明らかである。基準は、比較する信号間の相
関が最大となるようなフィルタパラメータが得られるよ
うに選択されることが常に必要である。
【0013】フィルタパラメータの値は、比較した信号
間の差信号のパワーが最小となる値に調節されることか
ら、フィルタの出力信号は、右チャンネル信号と強い相
関をもった左チャンネル信号の出力成分を形成するよう
になる。この信号成分は、センタチャンネル信号として
使用してもよい。同様に、フィルタ23と調整回路24
と比較回路25とによって、左チャンネル信号と最大の
相関をもった信号成分を右チャンネル信号から分割す
る。フィルタ20及びフィルタ32の出力信号を加算回
路4によって加算する。加算回路4の出力信号は、セン
タチャンネル信号を形成する。フィルタ20と加算回路
の間にアッテネータ26を挿入することができ、フィル
タ20の出力信号を、これを加算回路4と減算回路5に
供給するまえに、固有の倍率だけ減衰する。そのような
場合には、フィルタ23と加算回路4及び減算回路6の
間にも同じ減衰倍率を持つアッテネータ27を挿入する
のが好適である。このようにアッテネータ26及び27
を使用すると、発生するセンタチャンネルの大きさをコ
ントロールできる。その結果、センタ信号に使われる両
ステレオ信号の部分が過度に大きくなったり小さくなっ
たりするのを避けることができる。
【0014】さらに、左チャンネル信号からフィルタ2
0の出力信号を減算する代わりに、右チャンネル信号か
らフィルタ20の出力信号を減算することもでき、その
場合、左チャンネル信号からフィルタ23の出力信号を
減算する。しかしながら、これは左チャンネル出力信号
と右チャンネル出力信号間で逆相のクロストークが生ず
る欠点をもつ恐れがある。
【0015】上述した実施例では、調整可能なパラメー
タを複数持つフィルタを用いたが、本発明ではフィルタ
パラメータを1つしか持たないフィルタの使用もまた可
能である。その場合、一般にニュートン法と呼ばれてい
る方法を用いてフィルタパラメータを得るのが好適であ
る。以下にこの方法を説明する。フィルタ20の伝達関
数がc′に等しく、フィルタ23の伝達関数がc″に等
しいとき、比較回路21の出力信号は、
【数3】el=(L(n)−c′R(n) となり、比較回路25の出力信号は、
【数4】e2=(R(n)−c″L(n)) となる。ここで、L(n)及びR(n)は、左及び右チ
ャンネル信号の順次のサンプルの値である。ニュートン
法によれば、フィルタ値c′及びc″は、次の関係によ
り求められる。
【数5】 そして
【数6】
【0016】ステレオイメージは、急激に変化しないか
ら、例えばローパスフィルタ処理によって、フィルタパ
ラメータc′及びc″の適合性を僅かに減衰するのが好
適である。
【0017】センタチャンネル信号は、伝達関数c′及
びc″をもつフィルタの出力信号から得られる。あるい
はまた、フィルタパラメータの調節から間接的にセンタ
チャンネル信号を得ることもできる。先ず、c′及び
c″からより小さいほうの値を選び、センタチャンネル
信号及び左チャンネル信号をこの小さいほうの値の関数
として以下の式に従って得られる。
【数7】L′=(1−a2 )L
【数8】R′=(1−a2 )R
【数9】C=a2 L+a2 R ここで、aはc′及びc″の小さいほうの値であり、C
はセンタチャンネル信号、L及びRは入力される左及び
右チャンネル信号、L′及びR′は出力される左及び右
チャンネル信号である。
【0018】図5は、本発明によるオーディオ信号処理
装置の他の実施例を示す。センタチャンネル信号をフィ
ルタパラメータの調節から、間接的に取り出すようにし
ている。図5において、図2に示したものと対応する構
成部分は、同じ参照符号で示す。調整回路22及び24
は、上述したニュートン法により、c′及びc″の値を
決めるタイプのものである。
【0019】フィルタ20及びフィルタ23は、c′及
びc″の値により調整する。フィルタは、ただ一つの調
整可能なフィルタパラメータを持つことから、フィルタ
にはゲインが調節可能な増幅器を設ければ十分である。
調整回路22及び24を回路50に結合し、c′及び
c″の値を回路50に供給する。回路50は、受け取っ
たc′及びc″の値から、より小さい値を選択するタイ
プのものである。さらに、回路50は、選択されたより
小さい値の自乗に等しい値a2 を決定する。値a 2 を乗
算回路51の第1入力に供給する。乗算回路51の第2
入力には、左チャンネル信号を供給する。乗算回路51
の出力には、a2 .Lに等しい信号が生ずる。同様に、
乗算回路52は、a2 .Rに等しい信号を生成する。加
算回路53は、信号a2 L及び信号a2 Rからセンタチ
ャンネル信号Cを生成する。信号a2 Lは、減算回路5
4により左チャンネル信号から減算する。このようにし
て、左チャンネル出力信号L′を得る。同様に、減算回
路55によって右チャンネル信号Rと信号a2 Rとか
ら、右チャンネル出力信号R′が得られる。
【0020】図5の実施例において、左及び右チャンネ
ル信号がまったく相関していない場合、センタチャンネ
ル信号は、生成されない。このような場合aの値が0と
なるからである。完全に相関な信号(モノ信号)に関し
ては、左チャンネル出力信号L′及び右チャンネル出力
信号R′は、0となり、センタチャンネル出力信号のみ
が生成される。aの値は、そのとき1となる。
【0021】種々の見掛け上の音源は、一般に、位置及
び周波数共に異なっている。したがって、相関信号成分
を異なった周波数帯域毎に分割するのが有利である。こ
のようにして、種々の音源の相関成分が独立に分割され
る。このような実施例を図3に示す。本実施例は、左チ
ャンネル信号を異なった周波数領域B1,...,Bn
をもつ多数のサブ信号L1,...,Lnに分割するフ
ィルタ列30を具える。図4は、このように分割された
チャンネル信号を示す。BAは、チャンネル信号Lの周
波数スペクトルの幅を示す。全てのサブ信号の周波数帯
域は、その周波数の上限と下限の比が等しいことが望ま
しい。これは、独立にコントロールできる音源からの入
力信号をより一層良好に分離できるという利点をもつ。
左チャンネル信号と同様に、右チャンネル信号をフィル
タ列31により、サブ信号L1,...,Lnに対応す
る周波数スペクトルをもつサブ信号R1,...,Rn
に分割する。それぞれの周波数領域に対し、センタチャ
ンネル信号は、n個の分割回路35(1),...,3
5(n)(図2中に示される分割回路と同様なもの)に
よりC1,...,Cnとして得られる。左チャンネル
信号から分割されたセンタチャンネル信号Cは、分割し
た信号L1c,...,Lncから、例えば一般的なタ
イプのリストアリングフィルタのような、信号混合回路
33により得られる。サブ信号R1,...,Rnから
分割した信号成分R1c,...Rncも同様に、信号
混合回路34により、右チャンネル信号から分離した分
割信号成分Rcを生成する。この実施例でも加算回路4
を用いて、この信号Rcからセンタチャンネル信号Cを
生成する。分離した成分Lc及びRcを減算回路5及び
6により、左及び右チャンネル信号から除去する。
【0022】図6は、本発明によるオーディオビジュア
ル再生システムの実施例を示す。このシステムは、例え
ばカソードレイチューブから構成される画像ディスプレ
イ装置61と、画像信号プロセッサとを具える。さらに
システムは、例えばテレビジョン信号などの信号を受け
取り、画像信号及びステレオ信号を再生する入力ステー
ジ66を有する。画像信号プロセッサ61は、使用する
画像ディスプレイ装置に画像信号を適応させる。画像デ
ィスプレイ装置の左には、スピーカ62を設置する。画
像ディスプレイ装置の右には、スピーカ63を設置す
る。スピーカ62とスピーカ63との間の中央には、ス
ピーカ64を設置する。本オーディオビジュアル再生シ
ステムはさらに、図1から図5で記述されているタイプ
のオーディオ信号処理装置65を有する。オーディオ信
号処理装置65は、入力ステージ66と結合され、左チ
ャンネル信号(L)及び右チャンネル信号(R)を受け
取る。さらに、プロセッサ65は、スピーカ62と63
と64とに結合し、これらのスピーカに左チャンネル出
力信号L′と右チャンネル出力信号R′とセンタチャン
ネル信号Cとを供給する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオーディオ信号処理装置の実施例
を示す線図である。
【図2】本発明によるオーディオ信号処理装置の実施例
を示す線図である。
【図3】本発明によるオーディオ信号処理装置の実施例
を示す線図である。
【図4】多数の周波数帯域に分割された左及び右チャン
ネル信号の周波数スペクトルを示すグラフである。
【図5】本発明によるオーディオ信号処理装置の実施例
を示す線図である。
【図6】本発明によるオーディオビジュアル再生システ
ムの実施例を示す線図である。
【符号の説明】
1 入力 2 入力 3 分割回路 4 加算回路 5 減算回路 6 減算回路 20 フィルタ 21 比較回路 22 調整回路 23 フィルタ 24 比較回路 25 調整回路 26 アッテネータ 26 アッテネータ 30 フィルタ列 31 フィルタ列 33 信号混合回路 34 信号混合回路 35 乗算回路 50 回路 51 乗算回路 52 乗算回路 53 加算回路 54 減算回路 55 減算回路 60 画像ディスプレイ装置 61 画像信号処理装置 62 スピーカ 63 スピーカ 64 スピーカ 65 オーディオ信号処理装置 66 入力ステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パウルス マリア ブルス オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1 (72)発明者 ヘンドリックス デ クルイバー オランダ国 3518 エルテー ユトレヒト スウィーリンクストラート 1

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左及び右チャンネル信号を含むステレオ
    信号からセンタチャンネル信号を得るオーディオ信号処
    理装置であって、少なくとも1つの調節出来るフィルタ
    パラメータを有し、少なくとも1つの周波数帯域内の信
    号成分を左チャンネル信号から分離する第1フィルタ手
    段と、この第1フィルタ手段によって左チャンネル信号
    から分離した信号と右チャンネル信号とを比較する第1
    の比較手段と、この比較の結果に応答して第1フィルタ
    手段のフィルタパラメータを比較した信号間の差のパワ
    ーが与えられた基準にしたがって最小となるような値に
    する調節手段と、少なくとも1つの調節出来るフィルタ
    パラメータを有し、少なくとも前記周波数帯域内の信号
    成分を右チャンネル信号から分離する第2フィルタ手段
    と、この第2フィルタ手段によって右チャンネル信号か
    ら分離した信号と左チャンネル信号とを比較する第2の
    比較手段と、この比較の結果に応答して第2フィルタ手
    段のフィルタパラメータを比較した信号間の差のパワー
    が与えられた基準にしたがって最小となるような値にす
    る調節手段と、第1及び第2フィルタ手段のフィルタパ
    ラメータの調節に依存してセンタチャンネル信号を生成
    する信号処理手段とを具えることを特徴とするオーディ
    オ信号処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオーディオ信号処理装
    置において、前記信号処理手段が第1及び第2フィルタ
    手段の出力信号を混合してセンタ出力信号を生成する信
    号混合手段を具えることを特徴とするオーディオ信号処
    理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のオーディオ信号処理装
    置において、前記信号処理手段が重み係数に応じて左及
    び右チャンネル信号を混合してセンタチャンネル信号を
    生成する信号混合手段を具え、オーディオ信号処理装置
    がさらにフィルタ調節から前記重み係数を生成する手段
    を具えることを特徴とするオーディオ信号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のオーディオ信号
    処理装置において、左チャンネル信号をそれぞれ異なっ
    た周波数帯域をもった複数の左サブ信号に分割する第1
    フィルタ列と、右チャンネル信号を分割した左チャンネ
    ル信号に対応した周波数帯域をもつ右サブ信号に分割す
    る第2フィルタ列と、左及び右サブ信号の各々の周波数
    帯域から相関信号部分を分割する分割回路とを具えるこ
    とを特徴とするオーディオ信号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のオーディオ信号処理装
    置において、相関信号部分を分離するために使う全ての
    サブ信号の周波数帯域の上限と下限の比が等しいことを
    特徴とするオーディオ信号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
    載のオーディオ信号処理装置において、左及び右チャン
    ネル信号から、センタチャンネル信号を得るために分割
    した成分を除去することを特徴とするオーディオ信号処
    理装置。
  7. 【請求項7】 画像ディスプレイ装置と右チャンネル信
    号を再生する第1スピーカと左チャンネル信号を再生す
    る第2スピーカとセンタチャンネル信号を再生する第3
    スピーカとを具えるオーディオビジュアル再生システム
    であって、請求項1から6までのいずれか1項に記載の
    オーディオ信号処理装置を具え、オーディオ信号処理装
    置の第1出力は第1スピーカと連結して左チャンネル信
    号を供給し、オーディオ信号処理装置の第2出力は第2
    スピーカと連結されて右チャンネル信号を供給し、オー
    ディオ信号処理装置の第3出力は第3スピーカと連結さ
    れてセンタチャンネル信号を供給することを特徴とする
    オーディオビジュアル再生システム。
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