JPH06253175A - リニアリティ制御回路 - Google Patents

リニアリティ制御回路

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JPH06253175A
JPH06253175A JP4094193A JP4094193A JPH06253175A JP H06253175 A JPH06253175 A JP H06253175A JP 4094193 A JP4094193 A JP 4094193A JP 4094193 A JP4094193 A JP 4094193A JP H06253175 A JPH06253175 A JP H06253175A
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JP
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output
input
video signal
signal
amplifier
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JP4094193A
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English (en)
Inventor
Koji Kamogawa
浩二 鴨川
Satoshi Takahashi
聰 高橋
Chiharu Ishino
千春 石野
Masataka Otsuka
昌孝 大塚
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 差動増幅器15、16、10は、ダイナミッ
クレンジがD1、D2、D3(D1=D3、D2=D1/2)
で、入出力利得がすべてAである。加算器11、17は
差動増幅器15、16の出力信号を加算する。利得可変
増幅器18はK倍の利得を持つ増幅器と1−K倍の利得
を持つ増幅器(だたし、0≦K≦1)とから成り、外部
からの制御信号により同時に制御される。加算器19は
利得可変増幅器18の出力信号を加算する。加算器20
は加算器19の出力信号gと差動増幅器10の出力信号
dを加算し、信号hとして出力する。 【効果】 ガンマ特性から、逆ガンマ特性まで、自由に
入出力リニアリティを制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン受信機等
の映像信号処理に係わり、とくに、映像信号の階調補正
のために、リニアリティを意図的に歪ませて所望のガン
マ特性または逆ガンマ特性を作り出すリニアリティ制御
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアリティ制御回路としては、
特開昭60−257674号公報に記載のものが知られ
ている。
【0003】上記公報に記載されている回路はガンマ補
正回路と呼ばれ、撮像素子の明るさに対する電気信号へ
の変換特性と、表示装置の入力電気信号に対する変換特
性とを総合的に直線処理となるよう合致させ、出力画像
の階調を忠実に再現するためのものである。
【0004】図13はこの従来のガンマ補正回路を示す
ブロック図であり、図14、および図15は図13にお
ける各部の入出力特性を示す特性図である。
【0005】図13において、1は入力端子、2、3、
4はカレントスイッチ、5は加算器、6は出力端子であ
る。また、A1、A2、A3、yは入力信号に対する各
部の出力信号である。
【0006】図14において、グラフA1、A2、A3
は、入力信号に対する出力信号A1、A2、A3につい
ての入出力特性を示し、言い替えれば、カレントスイッ
チ2、3、4の入出力特性を示す。また、図15におい
て、グラフyは、入力信号に対する出力信号yについて
の入出力特性を示す。
【0007】入力端子1より入力された入力信号は、そ
れぞれ所望のリミッタ特性を持った、カレントスイッチ
2、3、4に入り、それぞれ出力される。
【0008】また、図14に示す様に、カレントスイッ
チ2、3、4のダイナミックレンジは、それぞれ、
1、X2、X3で、入出力利得は、それぞれ、a1
2、a3である。これらの出力信号A1、A2、A3
は、加算器5で加算され、出力端子6に出力される。入
力信号に対するこの最終出力信号yについての入出力特
性は、前述したように図15の如くになる。
【0009】すなわち、図15に示す様に、入出力特性
は、カレントスイッチ2、3、4のダイナミックレンジ
に相当する電圧X1、X2、X3で折点となり、その時の
出力電圧がY1、Y2、Y3となる折点近似による逆ガン
マ特性となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本来、ガンマ補正回路
は、被写体の階調を正しく再現するため、撮像素子と最
終表示を行うブラウン管等とのガンマ特性の差を補正す
るためのものであるが、特に、一般のカラーテレビジョ
ン等では、ブラウン管の限られたダイナミックレンジの
中で、いかにコントラスト感を出すかが、ひとつの課題
であり、必ずしも、被写体の階調を忠実に再現すること
のみが重要ではなくなってきている。
【0011】しかし、図13に示した従来のガンマ補正
回路では、特定の逆ガンマ特性は比較的容易に実現でき
るが、外部制御によって、任意のガンマ特性、逆ガンマ
特性を自由に作り出すことは、不可能であった。
【0012】従って、本発明の目的は、映像信号処理に
て、階調補正のための、任意のガンマ特性や逆ガンマ特
性(任意のリニアリティ)を実現するリニアリティ制御
回路を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、入出力ダイナミックレンジが異な
り、入出力利得が同一である2つの差動増幅器の出力信
号の差成分を、別の増幅器の出力信号に任意の比率にて
加算または減算することにより、折点近似にて入力信号
のリニアリティを制御するようにした。
【0014】また、入出力ダイナミックレンジが異な
り、入出力利得が同一である2つの差動増幅器の各々の
一方の入力に電圧オフセットを持たせることにより、リ
ニアリティの変化点を任意に設定できるようにするもの
である。
【0015】
【作用】本発明では、入出力ダイナミックレンジが異な
り、入出力利得が同一である2つの差動増幅器の出力信
号の差成分を、別の増幅器の出力信号に任意の比率で加
減算することにより、折点近似にてリニアリティを制御
している。このため、ガンマ特性から逆ガンマ特性まで
広範囲にわたって、直線的に特性制御が可能である。
【0016】また、差動増幅器の一方の入力に電圧オフ
セットを持たせることにより、上記の折点を任意に設定
できるため、出力信号リニアリティの細かな設定が可能
である。
【0017】このことは、ブラウン管や液晶ディスプレ
イなど、表示装置のガンマ特性の異なるものについても
同じ回路にて、対応できることを示している。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図12によ
り説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図であり、図2、図3、および図4は図1における各
部の入出力特性を示す特性図である。
【0020】図1において、6は出力端子、7は入力信
号源、8、9、10は差動増幅器、11は加算器、12
は利得可変増幅器、13は加算器である。また、入力信
号源7からの入力信号に対する各部の出力信号をa,
b,c,d,eとする。また、差動増幅器8、9、10
については、ダイナミックレンジは、それぞれ、D1
2、D3(D1=D3、D2=D1/2)とし、入出力利得
は、すべて、Aで同じであるとする。
【0021】また、図2において、グラフaは、入力信
号源7からの入力信号に対する出力信号aについての入
出力特性を示し、言い替えれば、差動増幅器8の入出力
特性を示す。また、グラフbは、入力信号源7からの入
力信号に対する出力信号bについての入出力特性を示
し、言い替えれば、差動増幅器9の入出力特性を示す。
【0022】また、図3において、グラフcは、入力信
号源7からの入力信号に対する出力信号cについての入
出力特性を示す。また、グラフdは、入力信号源7から
の入力信号に対する出力信号dについての入出力特性を
示し、言い替えれば、差動増幅器10の入出力特性を示
す。
【0023】また、図4において、グラフeは、入力信
号源7からの入力信号に対する出力信号eについての入
出力特性を示す。
【0024】図1で、入力信号源7より入力信号が入力
されると、差動増幅器8、9の入出力特性は図2のグラ
フa、bの如くであるので、その出力信号a、bはそれ
ぞれ、ダイナミックレンジがD1、D2で制限される。入
出力位相については、差動増幅器8は同相、差動増幅器
9は逆相となる。この信号a、bは加算器11で加算さ
れ、利得可変増幅器12で増幅されて、出力信号cが得
られる。この時、入力信号源7からの入力信号に対する
出力信号cについての入出力特性は、図3のグラフcの
如くになる。
【0025】一方、もうひとつの差動増幅器10の入出
力特性は図3のグラフdの如くであるので、その出力信
号dと利得可変増幅器12からの出力信号cが加算器1
3で加算されると、その出力信号eとなり、入力信号源
7からの入力信号に対する出力信号eについての入出力
特性は、図4のグラフeの如くになる。
【0026】つまり、可変利得増幅器12の利得を調整
することにより、図4の電圧P1を折点とした振幅特性
制御が可能な、ガンマ特性を得ることができる。
【0027】図5は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図であり、図6、および図7は図5における各部の入
出力特性を示す特性図である。
【0028】図5において、6は出力端子、7は入力信
号源、8、9、10は差動増幅器、11は加算器、12
は利得可変増幅器、14は減算器である。また、入力信
号源7からの入力信号に対する各部の出力信号をa,
b,c,d,fとする。また、差動増幅器8、9、10
については、ダイナミックレンジは、それぞれ、D1
2、D3(D1=D3、D2=D1/2)とし、入出力利得
は、すべて、Aで同じであるとする。
【0029】また、図6において、グラフcは、入力信
号源7からの入力信号に対する出力信号cについての入
出力特性を示す。また、グラフdは、入力信号源7から
の入力信号に対する出力信号dについての入出力特性を
示し、言い替えれば、差動増幅器10の入出力特性を示
す。
【0030】また、図7において、グラフfは、入力信
号源7からの入力信号に対する出力信号fについての入
出力特性を示す。
【0031】図5で、入力信号源7より入力信号が入力
されると、差動増幅器8、9の入出力特性は、第1の実
施例の場合と同様、図2のグラフa、bの如くである
の、その出力信号a、bはそれぞれ、ダイナミックレン
ジがD1、D2で制限される。入出力位相については、差
動増幅器8は同相、差動増幅器9は逆相となる。この信
号a、bは加算器11で加算され、利得可変増幅器12
で増幅されて、出力信号cが得られる。この時、入力信
号源7からの入力信号に対する出力信号cについての入
出力特性は、図6のグラフcの如くになる。
【0032】一方、もうひとつの差動増幅器10の入出
力特性は図6のグラフdの如くであるので、その出力信
号dと利得可変増幅器12からの出力信号cが減算器1
4で減算されると、その出力信号fとなり、入力信号源
7からの入力信号に対する出力信号fについての入出力
特性は、図7のグラフfの如くになる。
【0033】つまり、可変利得増幅器12の利得を調整
することにより、図7の電圧P1を折点とした振幅特性
制御が可能な、逆ガンマ特性を得ることができる。
【0034】また、上記の第1、および第2の実施例に
おいては一次折線により、リニアリティを制御したが、
ダイナミックレンジ、入出力利得、共に別のパラメータ
をもった差動増幅器の差信号を加算することにより、二
次折線による特性制御も可能である。
【0035】図8は本発明の第3の実施例を示すブロッ
ク図であり、図9、および図10は図8における各部の
入出力特性を示す特性図である。
【0036】図8において、6は出力端子、7は入力信
号源、10は差動増幅器、11は加算器、15、16は
正相逆相出力を持つ差動増幅器、17は加算器、18は
利得可変増幅器、19、20は加算器である。また、入
力信号源7からの入力信号に対する各部の出力信号を
d,g,hとする。また、差動増幅器15、16、10
については、ダイナミックレンジは、それぞれ、D1
2、D3(ただし、D1=D3、D2=D1/2)とし、入
出力利得は、すべて、Aで同じであるとする。
【0037】また、図9において、グラフdは、入力信
号源7からの入力信号に対する出力信号dについての入
出力特性を示し、言い替えれば、差動増幅器10の入出
力特性を示す。また、グラフgは、入力信号源7からの
入力信号に対する出力信号gについての入出力特性を示
す。
【0038】また、図10において、グラフhは、入力
信号源7からの入力信号に対する出力信号hについての
入出力特性を示す。
【0039】図8で、入力信号源7より入力信号が入力
された場合、その入力信号に対して、正相逆相出力を持
つ差動増幅器15、16の出力信号についての入出力特
性は次のようになる。すなわち、差動増幅器15の正相
出力については、図2のグラフaの如くに、差動増幅器
16の逆相出力については、図2のグラフbの如くにな
り、差動増幅器15の逆相出力、および差動増幅器16
の正相出力については、図2のグラフa、bを出力軸
(Y軸)を基点にミラー反転して得られるグラフの如く
になる。
【0040】差動増幅器15、16の出力信号は、それ
ぞれ、加算器11、17にて加算される。加算器11、
17の出力信号は、それぞれ、K倍の利得を持つ増幅器
と1−K倍の利得を持つ増幅器(だたし、0≦K≦1)
とが外部からの制御信号により同時に制御される利得可
変増幅器18に入力される。この利得可変増幅器18の
出力信号は加算器19で加算されて、出力信号gが得ら
れる。この時、入力信号源7からの入力信号に対する出
力信号gについての入出力特性は、図9のグラフgの如
くになる。グラフgの軌跡は、利得可変増幅器18のK
を制御することにより得られる。
【0041】一方、もうひとつの差動増幅器10の入出
力特性は図9のグラフdの如くであるので、その出力信
号dと加算器19からの出力信号gが加算器20で加算
されると、その出力信号hとなり、入力信号源7からの
入力信号に対する出力信号hについての入出力特性は、
図9のグラフgとグラフdとの加算で図10のグラフf
の如くになる。
【0042】つまり、利得可変増幅器18のKを制御す
ることにより、P1の電圧を折線近似として得られる、
ガンマ特性、および、逆ガンマ特性を任意に制御できる
リニアリティ制御回路を実現することができる。
【0043】図11は本発明の第4の実施例を示す回路
図であり、図12は図11の回路における入出力特性を
示す特性図である。
【0044】図11において、6は出力端子、7は入力
電圧源、21、22、23、24、25、26、27、
28、29、30はNPNトランジスタ、31、32、
33、34、35は抵抗器、36、37、38、39、
40、41は定電流源、42は基準電圧源(ペデスタル
電位等)、43は折れ点制御電圧源、44はリニアリテ
ィ制御電圧源、45は電圧源、46は電源電圧源であ
る。
【0045】また、これらの抵抗器31、32、33は
同一抵抗値(ただし、トランジスタの内部抵抗reを無
視した場合)とし、定電流源36、37、38、39、
40、41の電流値の関係は、定電流源36、37、4
0、41をI0とした場合、定電流源38、39がI0
2となるものとする。
【0046】この場合、負荷抵抗35に対して、NPN
トランジスタ21、22によって構成された差動増幅器
の利得、NPNトランジスタ23、24のよって構成さ
れた差動増幅器の利得、NPNトランジスタ25、26
のよって構成された差動増幅器の利得がそれぞれ同一
で、NPNトランジスタ21、22によって構成された
差動増幅器のダイナミックレンジ、NPNトランジスタ
25、26のよって構成された差動増幅器のダイナミッ
クレンジは、NPNトランジスタ23、24のよって構
成された差動増幅器のダイナミックレンジの2倍とな
る。
【0047】以上によって、利得が同一で、ダイナミッ
クレンジの異なる差動増幅器の差信号成分を合成し、他
の増幅器の出力信号と加算(減算)する構成としてい
る。
【0048】図11において、入力電圧源7より入力さ
れる入力信号は、NPNトランジスタ21、22による
差動増幅器で差動増幅され、負荷抵抗34については逆
相出力、負荷抵抗35については同相出力となる。一
方、同様に、入力電圧源7より入力される入力信号は、
NPNトランジスタ23、24による差動増幅器とNP
Nトランジスタ25、26による差動増幅器の、それぞ
れの同相出力、および逆相出力が、互いに逆接続されて
いるため、リニアリティ制御電圧源44が0Vであると
きは、NPNトランジスタ27、28による差動増幅器
の分配電流とNPNトランジスタ29、30による差動
増幅器の分配電流との和電流は、負荷抵抗34、および
35に対して、定電流源として動作する。そのため、交
流的な出力信号としては、NPNトランジスタ21、2
2による差動増幅器の出力信号のみが出力され、リニア
特性を示すものとなる。
【0049】また、リニアリティ制御電圧源44がマイ
ナス電圧であるとすると、NPNトランジスタ27、2
8による差動増幅器とNPNトランジスタ29、30に
よる差動増幅器とのバランスが崩れるため、負荷抵抗3
5に対して、電圧P1を超える領域では、NPNトラン
ジスタ25の同相コレクタ電流が、NPNトランジスタ
23の逆相コレクタ電流より支配的となり、NPNトラ
ンジスタ21、22の差動増幅器の出力信号と加算した
結果として、電圧P1を折れ点とした、ガンマ特性を示
すものとなる。
【0050】逆に、リニアリティ制御電圧源44がプラ
ス電圧であるとすると、NPNトランジスタ27、28
による差動増幅器とNPNトランジスタ29、30によ
る差動増幅器とのバランスが、上記とは逆方向に崩れる
ため、負荷抵抗35に対して、電圧P1を超える領域で
は、NPNトランジスタ23の逆相コレクタ電流が、N
PNトランジスタ25の同相コレクタ電流より支配的と
なり、NPNトランジスタ21、22の差度増幅器の出
力信号と加算した結果として、電圧P1を折れ点とし
た、逆ガンマ特性を示すものとなる。
【0051】一方、折れ点制御電圧源43によって、0
Vから所定の電圧分を印加すると、NPNトランジスタ
23、24による差動増幅器とNPNトランジスタ2
5、26による差動増幅器の動作点が、折れ点制御電圧
源43の印加電圧分だけシフトする。このため、リニア
リティ制御電圧源44がプラス電圧であっても、マイナ
ス電圧であっても、折れ点電圧となる電圧P1がシフト
でき、ガンマ特性、および逆ガンマ特性の折れ点電圧
を、任意に設定することが可能である。
【0052】したがって、この図11の回路におけるリ
ニアリティ制御電圧源44、および折れ点制御電圧源4
3をそれぞれ変化させた時の入出力特性は、図12のグ
ラフのグラフの如くになる。また、この回路構成では、
入力信号(映像信号)のペデスタルレベルをNPNトラ
ンジスタ21、22による差動増幅器、NPNトランジ
スタ23、24による差動増幅器、NPNトランジスタ
25、26による差動増幅器のバランス状態とすること
により、リニアリティ制御電圧源44、および折れ点制
御電圧源43をそれぞれ変化させた時でも、ペデスタル
レベルの変動しないリニアリティ制御回路が実現でき
る。
【0053】また、この場合においても、NPNトラン
ジスタ23、24による差動増幅器、NPNトランジス
タ25、26による差動増幅器、NPNトランジスタ2
7、28による差動増幅器、NPNトランジスタ29、
30による差動増幅器等に相当する回路を別に付加する
ことにより、折れ点を複数化し、より複雑なガンマ特
性、および逆ガンマ特性を実現することが可能である。
【0054】
【発明の効果】前述したように、従来のガンマ補正回路
では、ある特定の入出力特性は比較的容易に得られた
が、ガンマ特性から逆ガンマ特性まで、直線的に制御す
ることは不可能であった。
【0055】これに対し、本発明によれば、リニア特性
を含めた、ガンマ特性から逆ガンマ特性まで、直線的に
制御することが可能であり、加えて、それらの特性を実
現する折れ点の制御も可能である。
【0056】また、差動増幅器を用いて本発明のリニア
リティ制御回路を構成した場合、入力映像信号等の基準
レベルと差動増幅器の基準電圧とを一致させることによ
り、出力信号のペデスタルレベルの変動しないリニアリ
ティ制御回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1における各部の入出力特性を示す特性図で
ある。
【図3】図1における各部の入出力特性を示す特性図で
ある。
【図4】図1の回路における入出力特性を示す特性図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5における各部の入出力特性を示す特性図で
ある。
【図7】図5の回路における入出力特性を示す特性図で
ある。
【図8】本発明の第3の実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】図8における各部の入出力特性を示す特性図で
ある。
【図10】図8の回路における入出力特性を示す特性図
である。
【図11】本発明の第4の実施例を示す回路図である。
【図12】図11の回路における入出力特性を示す特性
図である。
【図13】従来のガンマ補正回路を示すブロック図であ
る。
【図14】図13における各部の入出力特性を示す特性
図である。
【図15】図13の回路における入出力特性を示す特性
図である。
【符号の説明】
1…入力端子、2…カレントスイッチ、3…カレントス
イッチ、4…カレントスイッチ、5…加算器、6…出力
端子、7…入力信号源、8…差動増幅器、9…差動増幅
器、10…差動増幅器、11…加算器、12…利得可変
増幅器、13…加算器、14…減算器、15…正相逆相
出力を持つ差動増幅器、16…正相逆相出力を持つ差動
増幅器、17…加算器、18…利得可変増幅器、19…
加算器、20…加算器、21…NPNトランジスタ、2
2…NPNトランジスタ、23…NPNトランジスタ、
24…NPNトランジスタ、25…NPNトランジス
タ、26…NPNトランジスタ、27…NPNトランジ
スタ、28…NPNトランジスタ、29…NPNトラン
ジスタ、30…NPNトランジスタ、31…抵抗器、3
2…抵抗器、33…抵抗器、34…抵抗器、35…抵抗
器、36…定電流源、37…定電流源、38…定電流
源、39…定電流源、40…定電流源、41…定電流
源、42…基準電圧源、43…折れ点制御電圧源、44
…リニアリティ制御電圧源、45…電圧源、46…電源
電圧源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石野 千春 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所情報映像メディア事業部 内 (72)発明者 大塚 昌孝 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所AV機器事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力し、該映像信号に入出力
    特性に従った変換を施して出力すると共に、前記入出力
    特性を所望の特性に変化させ得るリニアリティ制御回路
    において、 相互に、ダイナミックレンジが異なるが、利得が同一で
    あり、各々、前記映像信号を入力し、該映像信号を増幅
    して出力する2個の差動増幅器を、n組(nは1以上の
    整数)備えると共に、前記映像信号を入力し、該映像信
    号を増幅して出力する増幅器と、各組における、2個の
    前記差動増幅器からの出力信号の差成分を、前記増幅器
    からの出力信号に加算または減算する演算手段と、を備
    えることを特徴とするリニアリティ制御回路。
  2. 【請求項2】 映像信号を入力し、該映像信号に入出力
    特性に従った変換を施して出力すると共に、前記入出力
    特性を所望の特性に変化させ得るリニアリティ制御回路
    において、 相互に、ダイナミックレンジが異なるが、利得が同一で
    あり、各々、前記映像信号を入力し、該映像信号を増幅
    して、正相出力及び逆相出力として出力する2個の差動
    増幅器を、n組(nは1以上の整数)備えると共に、前
    記映像信号を入力し、該映像信号を増幅して出力する増
    幅器と、各組における、2個の前記差動増幅器からの出
    力信号の、互いに極性の異なる2つの差成分を、任意の
    比率で混合して出力する混合手段と、該混合手段からの
    出力信号を前記増幅器からの出力信号に加算または減算
    する演算手段と、を備えることを特徴とするリニアリテ
    ィ制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のリニアリティ
    制御回路において、或る組における、2個の前記差動増
    幅器の各々の一方の入力に電圧オフセットを持たせ、該
    電圧オフセットを変化させることにより、前記入出力特
    性の変化点を任意に設定し得るようにしたことを特徴と
    するリニアリティ制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6346857B1 (en) 1999-04-23 2002-02-12 Nec Corporation Gamma conversion circuit changeable gain rate and amplifing capable range thereof

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US6346857B1 (en) 1999-04-23 2002-02-12 Nec Corporation Gamma conversion circuit changeable gain rate and amplifing capable range thereof

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